JPH0970249A - 自走型防除器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 栽培ハウス内のうねの間を自動走行しなが
ら、車体フレームの前面に立設された支柱の噴霧ノズル
から、両側の農作物に向けて薬液を散布する自走型防除
器であって、うねの間の走行路を走行中に、うねの傾斜
面により車体フレームが傾斜しても、薬液を散布する支
柱が常に垂直状態を維持して、薬液を左右平均に散布で
きる。 【構成】 両側に複数段にわたって薬液散布用の噴霧ノ
ズル２１を設けた支柱４を、自動走行する車体フレーム
１の前面に立設した自走型の防除器であって、前記支柱
４の下端に重錘１８を設けて、この支柱４を前記車体フ
レーム１の前面の高さを調整できる位置で自在継手１１
により左右方向および後方向に揺動可能なるように取付
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、栽培ハウス内における
うね（畝）の間を自動的に走行しながら両脇の農作物に
対して消毒用薬液等を散布する自走型防除器の改良に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ハウス内で農作物を栽培する
場合に使用される薬液の散布手段として、車輪付フレー
ム上に多数の噴霧ノズルを有する支柱を立設した防除器
を、作業者がフレーム後方に突出したハンドルを操作し
ながら、うねの間を移動することにより、支柱の両側の
多数の噴霧ノズルから両側のうねの農作物に対して薬液
を散布する手押し式の防除器が実開平１−１７３７３
号，実開平１−６５６６８号実開平３−１２６４８２号
等により知られている。

【０００３】

【発明が解決すべき課題】前記の手押し式防除器による
薬液の防除作業は、支柱の両側に多数の噴霧ノズルを設
けた車輪付フレームを、うねの間に沿って移動させるこ
とにより行われるので、うねの間の走行路の状況に応じ
て車輪付フレームがうねの片側に傾斜すると、多数の噴
霧ノズルを有する支柱も傾斜して、両側の農作物に対す
る左右の噴霧ノズルの角度が相違してくるので、この支
柱が傾斜した部分では、薬液が左右両側の農作物に対し
て均等に散布されないという問題が生ずる。

【０００４】このような場合、前記の手押し式防除器で
は、作業者が車輪付フレームの後方のハンドルを操作し
つつ移動するので、うねの間の走行路の状況に応じて車
輪付フレームがうねの片側へ傾斜して支柱が傾斜した場
合でも、作業者が後方ハンドルを操作して車輪付フレー
ムの傾きを修正することで、支柱が左右いずれか一方に
大きく傾斜することを防ぎ、これによって左右の農作物
に対して薬液が不均等に散布されないように操作するこ
とができる。

【０００５】しかしながら、栽培用ハウス内で前記の手
押し式防除器を使用する場合は、作業者が農薬を被曝す
ることによる弊害が指摘されるようになり、最近では、
ハウス内で使用する薬液散布用の防除器として、作業者
の手押しによらずに、うねの間を自動的に走行しながら
支柱の両側から薬液を散布するような無人自走型の防除
器の開発が望まれるようになってきた。

【０００６】一方、ハウス内において防除器を自動的に
走行させること自体は、直線的なうねの間に沿って防除
器自体を直線的に走行させればよいので、さほど難しい
問題ではないが、防除器が自動的に走行するうねの間の
走行路の状況というのは、全長にわたって必ずしも左右
均一に整地されているとは限ららず、また、うねの間の
走行路の幅も狭い場合と広い場合とがあるので、防除器
の機体が走行中にどこかの部分で片側へ傾斜すること
で、噴霧ノズルを設けた支柱も大きく左右へ傾斜し、こ
れによって両側の農作物に対して薬液が均等に散布され
ないという問題が生ずる。

【０００７】また、支柱が左右に傾斜することに伴う問
題点は、前記のように、単に噴霧ノズルから薬液が両側
の農作物に対して均等に散布されないという問題だけで
なく、左右いずれか一方へ傾斜した支柱が、片側の農作
物にぶつかって枝、葉、実等を損傷したり、あるいは植
物の成育を規制するために設けてある支え紐やロープ等
を切断してしまうという問題がある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来における防除器の問題点を解消し、ハウス内で使用
する無人自走型の防除器であっても、走行中に走行路の
状況に応じて機体がうねの片側方向へ指向して傾斜した
場合でも、支柱は機体の傾斜にかかわらず垂直状態を維
持して、左右の農作物に対し薬液を均等に散布すること
ができるような防除器の提供を目的としたものであり、
以下、本発明の概要を実施例に対応する図面の符号を用
いて説明する。

【０００９】本発明における請求項１の自走型防除器
は、自動走行する車体フレーム１の前面に支柱４を立設
し、該支柱４の両側に複数段にわたって前記フレーム１
から給液チューブ１９を介して送られる薬液散布用の噴
霧ノズル２０を設けた防除器において、前記支柱４の下
端に重錘１８を設けて、該支柱４を前記車体フレーム１
の前面の高さを調整できる位置で自在継手１１により左
右および後方向に揺動可能なるように取付けたことを特
徴とする。

【００１０】また、請求項２の自走型防除器は、前記支
柱４を車体フレーム１に支持する前記自在継手が、車体
フレームの前面に立設されたスリーブ内に、止めネジ１
０によって高さ位置を調整できるように挿通支持された
アーム１２の先端に設けられていることを特徴とする。

【００１１】更に請求項３の自走型防除器は、前記アー
ム１２の先端に設けられる自在継手１１が、前記アーム
上端の軸受け１４に車体フレーム１の前後方向に沿って
支持された前記支柱の左右方向回転軸１３と、前記左右
方向回転軸１３の先端に回転可能に取付けられた軸受け
１６に対して前記左右方向回転軸１３と直交する前後方
向回転軸１５を介して軸着された前後方向に回転可能な
軸受け１７を有し、該軸受け１７に前記支柱４が取付け
られていることを特徴とする。

【００１２】

【作用】本発明の自走型防除器では、両側に複数段にわ
たって薬液散布用の噴霧ノズル２０を設けた支柱４の下
端に重錘１８を設けて、この支柱４を車体フレーム１の
前面に対して、高さ位置を調整できる自在継手１１によ
り左右前後方向に自由に揺動可能なるように取付けたの
で、車体フレーム１が走行中にうねの間の走行路から若
干外れることで、うねの傾斜面に乗り上げて左右いずれ
かの一方へ傾斜した場合でも、支柱４は下端の重錘１８
と自在継手１１とによって、左右に傾斜せずに垂直状態
を維持して、両側の農作物に対して左右の噴霧ノズル２
０から薬液を均等に散布する。

【００１３】また、この種の防除器の噴霧ノズル２０を
備えた支柱４は高さが大きいので、実際の薬液散布作業
を行う時はともかく、薬液散布作業の前や後に、車体を
ハウスの幅の狭い入口や通路を通って移動させる際に、
高さのある支柱４が邪魔になるが、このような移動の際
には、予め支柱４を自在継手１１の部分で車体フレーム
１の後方へ折り曲げて倒しておけば、支柱４の高さを低
くすることで、狭いハウス内での車体の移動を容易に行
える。

【００１４】更に、支柱４を車体フレーム１に支持する
自在継手１１が、車体フレーム１の前面の自由に高さを
調整できる位置に設けられているので、うねの間の走行
路の幅が狭い場合には、車体フレーム１に対して支柱４
の自在継手１１による接続位置を低く設定し、また、う
ねの間の走行路の幅が広い場合には、車体フレーム１に
対して支柱４の自在継手１１による接続位置を高く設定
することで、いずれの条件下で車体フレーム１が傾斜し
た場合でも、支柱４をうねの間のセンターライン上に垂
直に保持して移動しながら薬液を左右均等に散布するこ
とができる。

【００１５】

【実施例】次に本発明に係る防除器を図面に示す実施例
により説明すると、この自走型防除器は図１に示すよう
に、箱形の車体フレーム１における左右両側の前方と後
方に設けた四個の車輪２が、前記フレーム１内に設けら
れた図示外の電池、モータ、伝動機構等を介して前後両
方へ自動的に直線走行できるようになっており、前記フ
レーム１の後方には操作ハンドル３、フレーム１の前面
には支柱４が夫々設けられることにより構成されてい
る。

【００１６】前記車体フレーム１の後面下側にはブラケ
ット５に支持されたロール状の踏み台６が設けられてい
て、図示外の薬液ポンプと接続するホース７の一端が前
記踏み台６の下を通して前記フレーム１内に入ったあ
と、フレーム１の後部上方に設けられた分配盤８に接続
されている。

【００１７】車体フレーム１の前面中央部には、上端に
止めネジ１０を持ったスリーブ９の下端が固定立設され
ていて、このスリーブ９内に上端に自在継手１１を備え
たアーム１２の下端が摺動自在に挿通され、前記止めネ
ジ１０を締め付けることでスリーブ９に対するアーム１
２における自在継手１１の高さ位置を自由に調整できる
ようになっている。

【００１８】図２及び図３に示すように、前記自在継手
１１は、前記アーム１２の上端の軸受け１４を介して前
記車体フレーム１の前後方向に沿うように設けられた左
右方向回転軸１３と、この左右方向回転軸１３の先端に
回転自在に取付けられた軸受け１６と、この軸受け１６
に前記左右方向回転軸１３と直交するように設けられた
前後方向回転軸１５を介して、前後方向へ回転自在に取
付けられた軸受け１７とからなっており、この軸受け１
７に前記支柱４が垂直に取付けられている。

【００１９】また、前記支柱４の下端には重錘１８が取
付けられて、この重錘１８の重さにより、支柱４が前記
自在継手１１を中心にして垂直状態に立設されるが、こ
の支柱４は車体フレーム１の前方向へ倒れないようにす
るために、前記軸受け１６の下方前面に、支柱４の裏側
を受け止めるストッパ１９を設けて、支柱４の自在継手
１１より下側の部分が前記ストッパ１９によって支えら
れることで、前方向へは倒れることを防止している。

【００２０】車体フレーム１の後部上方に設けられた分
配盤８からは、多数の給液チューブ２０が一束にまとめ
られた形で前記支柱４の方向へ延出配管され、夫々の給
液チューブ２０の先端に設けられた噴霧ノズル２１が、
支柱４の長さ方向にわたって所定の間隔を置いて設けら
れた可撓性枝材２２の先端に接続支持されるようになっ
ている。

【００２１】前記支柱４には、夫々所定の間隔を置いて
多数の可撓性枝材２２が、支柱４の左右方両側方向へ岐
出するように多段的に設けられている。これらの可撓性
枝材２２は、図４に示すように、外側が樹脂チューブに
より被覆された所要の長さをもつ軟銅線などの杆２３か
らなり、この可撓性枝材２２は中央部にＵ字状の折曲げ
部２４を設けて、左右の長さを等しくすると共に、前記
折曲げ部２４の両側部分２２ａを、支柱４に沿って平行
に延出して長さに余裕をもたせてから、止金具２５によ
り夫々支柱４に固定されている。

【００２２】前記分配盤８から延出する多数の給液チュ
ーブ２０は、前記支柱４に突出させた夫々の可撓性枝材
２２の先端に接続されるような所要の長さを有してお
り、これらの各給液チューブ２０の先端には前記噴霧ノ
ズル２１が取付けられており、該噴霧ノズル２１の後端
部に前記可撓性枝材２２の先端が添設されて、該枝材２
２の先端と給液チューブ２０の先端部とが結束チューブ
２６を介して一体的に接続されている。

【００２３】前記止金具２４は、例えば、支柱４の外周
に嵌合されるＵ字形ボルト２７と、このボルト２７の先
端が貫通する止め板２８と、蝶ナット２９とからなり、
支柱４の前面に添設した前記可撓性枝材２２の両側部分
２２ａの前面に、止め板２８を配置すると共に、Ｕ字形
ボルト２７を支柱４の後方から嵌合することで、前記可
撓性枝材両側部分２２ａが該ボルト２７の内側に挟み込
まれるようにして、該ボルト先端を止め板２８の外方に
貫通し、これらのボルト２７の先端に蝶ナット２９が締
め付けられるような構成になっている。

【００２４】上記の構造からなる防除器は、図５および
図６のように、ハウス内における夫々のうねＡ，Ａの間
に沿って、車体フレーム１を無人の状態で走行移動さ
せ、前記支柱４の噴霧ノズル２１から薬液を両側の農作
物へ噴霧する。なお、農作物の成長に応じて、可撓性枝
材２２を伸ばしたり、あるいは折り曲げて縮めることに
より、噴霧ノズル２１を所望の位置や角度に可変して使
用する。

【００２５】防除器は、ハウス内において、うねＡ，Ａ
間の走行路Ｂ上を、うねＡに沿って自動走行させるの
で、図５および図６のように、防除器が走行路Ｂの中心
から外れて、うねＡの傾斜面Ｃを走行することにより、
車体フレーム１が傾斜状態で走行することがある。この
ように車体フレーム１が傾斜すると、支柱４も傾斜して
薬液の散布が左右均等に行えなくなるが、本発明の防除
器では、車体フレーム１の傾斜によって支柱４も自在継
手１１を中心にして、自動的に垂直状態を維持する。

【００２６】上記のように、防除器を自動走行させる場
合、図５および図６のように、うねＡ，Ａ間の走行路Ｂ
の幅が狭い場合と、広い場合とがある。走行路Ｂの幅が
狭い場合には、車体フレーム１が走行路Ｂの中央線Ｂ１
上にある正常姿勢時の中心線Ｅ−Ｅから、うねＡの傾斜
面Ｃ上の傾斜角度αにある傾斜状中心線Ｆ−Ｆに達する
までの距離Ｄ１が短く、従って、車体フレーム１の正常
姿勢時の中心線Ｅ−Ｅと、うねＡの傾斜面Ｃ上における
傾斜状態の中心線Ｆ−Ｆとの交点Ｇが低い。

【００２７】また、走行路Ｂの幅が広い場合には、車体
フレーム１が走行路Ｂの中央線Ｂ１上にある正常姿勢時
の中心線Ｅ−Ｅから、うねＡの傾斜面Ｃ上の傾斜角度α
にある傾斜状中心線Ｆ−Ｆに達するまでの距離Ｄ２が長
く、車体フレーム１の正常姿勢時の中心線Ｅ−Ｅと、う
ねＡの傾斜面Ｃ上における傾斜状態の中心線Ｆ−Ｆとの
交点Ｇが高い。

【００２８】そのため、走行路Ｂの幅が狭い場合には、
図５のように支柱４の自在継手１１の設定位置を予め低
く設定しておくと、車体フレーム１が正常姿勢時の中心
線Ｅ−Ｅから傾斜状中心線Ｆ−Ｆに変化しても、支柱４
は重錘１８と自在継手１１により正常姿勢時の中心線Ｅ
−Ｅの位置で垂直状態を維持しながら走行方向へ移動し
て、薬液を左右均等に散布することができる。

【００２９】また、走行路Ｂの幅が広い場合には、図６
のように支柱４の自在継手１１の設定位置を予め高く設
定しておくと、車体フレーム１が正常姿勢時の中心線Ｅ
−Ｅから傾斜状中心線Ｆ−Ｆに変化しても、支柱４は自
在継手１１により正常姿勢時の中心線Ｅ−Ｅの位置で垂
直状態を維持しながら走行方向へ移動して、薬液を左右
均等に散布することができる。

【００３０】

【発明の効果】以上に述べたように、本発明の自走型防
除器では、下端に重錘１８を設けた薬液噴霧用支柱４
を、車体フレーム１の前面に、高さ位置を調整できる自
在継手１１によって左右および後方向へ自由に揺動可能
なるように取付けたので、車体フレーム１が走行中にう
ねＡ，Ａの間の走行路Ｂから若干外れて、うねＡの傾斜
面Ｃに乗り上げることで、左右いずれかの一方へ傾斜し
た場合でも、支柱４は自在継手１１によって左右に傾斜
せずに垂直状態を維持することができ、無人の車体フレ
ーム１であっても、支柱４を常に垂直に維持して、左右
の噴霧ノズル２１により薬液を両側の農作物に対して均
等に散布することができる。

【００３１】また、この防除器では、支柱４における自
在継手１１の高さ位置を適宜可変できるので、うねＡ，
Ａの間の走行路Ｂの幅の広狭に応じて、自在継手１１の
高さ位置を調整することにより、車体フレーム１がうね
Ａの傾斜面により傾斜走行した場合でも、車体フレーム
１の傾斜にかかわらず支柱４を常に走行路Ｂの中央線Ｂ
１上で垂直状を維持することができ、これによって支柱
４による薬液を両側の農作物に対して左右均等に散布す
ることができると共に、支柱が大きく傾斜しないので、
支柱によって片側の農作物の枝、葉、実等を損傷するこ
とを防ぎ、防除器の自動走行に伴う問題点を解決するこ
とができる。

【００３２】その外、この防除器では、支柱４が自在継
手１１によって後方へ倒伏するように回動可能なので、
実際の薬液散布作業の前や後の、車体をハウスの幅の狭
い入口や通路を通って移動させる際に、予め支柱４を自
在継手１１の部分で車体フレーム１の後方向へ倒してお
けば、高さのある支柱４を低くすることで、狭いハウス
内における車体の移動操作を容易に行えるという効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

図１はこの発明に係る自走型防除器の全体構成を示す斜
視図。図２は側面図。図３は支柱と自在継手との構成を
示す部分斜視図。図４は支柱と噴霧ノズルとの構成を示
す部分斜視図。図５および図６は、いずれも使用時の状
態を示す正面図である。

【符号の説明】

１：車体フレーム ２：車輪 ３：操作ハンドル ４：支柱 ５：ブラケット ６：踏み台 ７：ホース ８：分配盤 ９：スリーブ １０：止めネジ １１：自在継手 １２：アーム １３：左右方向回転軸 １４，１６，１７：軸受け １８：重錘 １９：ストッパ ２０：給液チューブ ２１：噴霧ノズル ２２：可撓性枝材 ２３：杆 ２４：折曲げ部 ２５：止金具 ２６：結束チューブ ２７：Ｕ字形ボルト ２８：止め板 ２９：蝶ナット Ａ：うね Ｂ：走行路 Ｃ：傾斜面

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動走行する車体フレーム１の前面に支
   柱４を立設し、該支柱４の両側に複数段にわたって前記
   フレーム１から給液チューブ２０を介して送られる薬液
   散布用の噴霧ノズル２１を設けた防除器において、前記
   支柱４の下端に重錘１８を設けて、該支柱４を前記車体
   フレーム１の前面の高さを調整できる位置で自在継手１
   １により左右および後方向に揺動可能なるように取付け
   たことを特徴とする自走型防除器。
2. 【請求項２】 前記支柱４を車体フレーム１に支持する
   前記自在継手１１が、車体フレーム１の前面に立設され
   たスリーブ９内に、止めネジ１０によって高さ位置を調
   整できるように挿通支持されたアーム１２の先端に設け
   られている請求項１の自走型防除器。
3. 【請求項３】 前記アーム１２の先端に設けられる自在
   継手１１が、前記アーム上端の軸受け１４に車体フレー
   ム１の前後方向に沿って支持された前記支柱の左右方向
   回転軸１３と、前記左右方向回転軸１３の先端に回転可
   能に取付けられた軸受け１６に対して前記左右方向回転
   軸１３と直交する前後方向回転軸１５を介して軸着され
   た前後方向に回転可能な軸受け１７を有し、該軸受け１
   ７に前記支柱４が取付けられている請求項１又は２の自
   走型防除器。