JPH0970056A - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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Publication number
JPH0970056A
JPH0970056A JP7225184A JP22518495A JPH0970056A JP H0970056 A JPH0970056 A JP H0970056A JP 7225184 A JP7225184 A JP 7225184A JP 22518495 A JP22518495 A JP 22518495A JP H0970056 A JPH0970056 A JP H0970056A
Authority
JP
Japan
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communication
telephone
extension
signal
extension telephone
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Withdrawn
Application number
JP7225184A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Otsuka
邦明 大塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線による通信が遮断された場合、通信が
切断される。 【解決手段】 内線電話機が相手と外線通話中に、内線
電話機と主装置間の赤外線通信が何らかの要因により遮
断されて、通信不能になった場合、所定時間内に通信が
復旧すれば、通話を再開するが、所定時間内に通信が復
旧しない場合には、外線を開放する。これにより、いた
ずらに長時間、通話相手を待たせることを防止できる。
また、赤外線通信が遮断され、通信不可能になった場
合、主装置から信号は到達しないため、内線電話機自身
でその状態を検知し、その旨を可視表示して内線電話機
の使用者に通信状態が分かり易いものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内線伝送路を赤外
線による通信にて無線化したボタン電話装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(Local Area
Network)や電話機・電話装置の無線化が著しく
進展してきており、例えば、ボタン電話装置等の内線伝
送路も無線化が進んでいる。この種の無線化の手段とし
ては、電波によるものと赤外線によるものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置、特に赤外線による無線通信方式をボタン電話装置
に応用した場合、その直進性から、例えば、主装置と内
線電話機間に遮蔽物があると通信が遮断されたり、通信
が不可能になるという問題がある。
【0004】そこで、その対策として、赤外線の拡散や
天井・壁による反射を利用する方法があるが、内線電話
機は、操作や設置場所の性質上、その近くを人が横切る
こと等が多く、赤外線が遮られる可能性がある。特に通
話中の内線電話機による通信が遮られると、通話の続行
が不可能となり、いかなる状況下においても通信を維持
・継続するという通信機器の使命を果たすことができな
くなり、その影響は大である。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、赤外線による通信が遮
断された場合でも、通話相手に不快感を与えず、長時間
相手を待ち状態にしないボタン電話装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、複数の外線と複数の内線電話機を収容
し、主装置と前記複数の内線電話機との間を赤外線によ
る空間伝送によって通信を行なうボタン電話装置におい
て、前記通信の状態を監視する監視手段と、前記監視手
段にて前記通信に障害が発生したことが検出された場
合、通話相手に対して所定の信号を送信する手段と、前
記監視手段にて前記通信に障害が発生したことが検出さ
れた場合、所定時間の計時をする計時手段と、前記監視
手段にて、前記所定時間の経過前に前記通信の障害が解
除されたことが検出された場合、前記所定の信号の送信
を停止して、通話回線を通常の状態に戻す第1の制御手
段と、前記通信の障害が前記所定時間以上継続した場
合、前記所定の信号の送信を停止して、前記通話回線を
切断する第2の制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。 <第1の実施の形態>最初に、本発明の第1の実施の形
態について説明する。
【0008】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ボタン電話装置の概略構成、及び主装置内部の概略構成
を示すブロック図である。
【0009】図1において、1は本ボタン電話装置の主
装置、2,3は、主装置1に外線として収容されている
電話回線、4〜8は内線電話機、9は、電気通信事業者
にて提供される公衆網、10は、公衆網9に電話回線を
介して接続された電話機である。
【0010】また、11は、本ボタン電話装置全体を制
御するための中央制御装置、12は、中央制御装置11
が読み出して、所定の制御を実行するプログラム命令等
が格納されているROM、13は、中央制御装置11が
必要に応じてデータの書き込み及び読み出しを行なうた
めの制御データ等が格納されたワークメモリとして機能
するRAM、14は、中央制御装置11が必要に応じて
計時を行なうためのタイマである。
【0011】さらに、15は、内線電話機4〜8と中央
制御装置11、及び、後述するタイムスイッチ17との
間で音声信号・制御信号の仲介を行なう内線インターフ
ェース、16は、外線2,3からの着信を検出したり、
中央制御装置11の指示により外線2,3に発信等を行
なうための手段を具備する外線インターフェースであ
る。また、17は、PCMコード化された音声信号のタ
イムスロット入れ替えにより時分割交換処理を行なうた
めのタイムスイッチ、18は、通話中の内線電話機4〜
8が保留操作を行なったときに、通話相手に対して保留
中であることを示すメロディ等を送信するための保留音
送出装置である。
【0012】19は、中央制御装置11と内線インター
フェース15及び外線インターフェース16を接続し、
制御信号等の送受信を行なったり、中央制御装置11が
タイムスイッチ17を制御するためのデータバス、20
は、外線インターフェース16からタイムスイッチ17
へPCMコード化された音声信号をタイムスロットごと
に伝送する上りハイウエイ、21は、タイムスイッチ1
7から外線インターフェース16へPCMコード化され
た音声信号をタイムスロットごとに伝送する下りハイウ
エイである。
【0013】また、22は、保留音送出装置18からタ
イムスイッチ17への上りハイウエイ、23は、タイム
スイッチ17から内線インターフェース15へPCMコ
ード化された音声信号をタイムスロットごとに伝送する
下りハイウエイ、そして、24は、外線インターフェー
ス16からタイムスイッチ17へPCMコード化された
音声信号をタイムスロットごとに伝送する上りハイウエ
イである。
【0014】図2は、図1の内線インターフェース15
の内部構成を示すブロック図である。同図において、1
51は、主装置1内の中央制御装置11と内線電話機4
〜8との間の制御信号の仲介を成す制御装置、152
は、制御装置151が読み出して、所定の制御を行なう
ためのプログラム命令等が格納されているROM、15
3は、制御装置151が必要に応じてデータの書き込み
及び読み出しを行なうためのRAM、154は、制御装
置151が必要に応じて計時を行なうためのタイマであ
る。
【0015】155は、上記の下りハイウエイ23上の
PCMコード化された音声信号と制御装置151からの
制御信号31とを多重して変調器156と出力するとと
もに、復調器161からの信号を上りハイウエイ24へ
出力する音声信号と、制御装置151へ送信する制御信
号32とに分離するための音声信号・制御信号多重分離
装置である。また、156は、この音声信号・制御信号
多重分離装置155からの出力信号を、赤外線無線伝送
のために所定の信号形式に変調する変調器、157は、
変調器156からの出力信号に従って発光器158を駆
動する駆動回路であり、発光器158は、例えば、赤外
LEDのような赤外線を放射する発光器である。
【0016】159は、上述の内線電話機から放射され
た赤外線を受光して、それを電気信号に変換する、例え
ば、PINフォトダイオードのような受光器、160
は、受光器159の出力信号を所望の信号レベルに増幅
するための増幅回路、161は、増幅回路160からの
変調された出力信号を復調するための復調器、そして、
162は、増幅回路160の出力端子に接続され、増幅
回路160が信号を出力しているか否かを検出する信号
検出回路である。
【0017】図3は、図1の内線電話機4〜8の内部構
成を示すブロック図である。同図において、41は、主
装置1の中央制御装置11と制御信号のやり取りを行な
い、内線電話機の各部を制御する制御装置、42は、制
御装置41が読み出して実行するプログラム命令等が格
納されたROM、43は、制御装置41が必要に応じて
データの書き込み及び読み出しを行なうためのRAM、
44は、中央処理装置41が必要に応じて計時を行なう
ためのタイマ、45は、外線キー、ダイヤルキー、短縮
キー、保留キー等が配列されたキー群、46は、LED
または液晶表示器等により構成される表示器である。
【0018】47は送受話器(ハンドセット)、48
は、オンフックダイヤル、スピーカ受話等の機能のため
のスピーカ、49は、送受話器47からの送話アナログ
信号をPCM符号化して、音声信号・制御信号多重分離
装置50へ送信し、また、音声信号・制御信号多重分離
装置50から受信したPCM符号化された音声信号をア
ナログ信号に復号する符号化復合化装置(CODEC)
である。
【0019】また、50は、上記のPCM符号化された
送話信号と制御装置41からの制御信号とを多重化し
て、変調器51へ送信するとともに、復調器56からの
多重化された信号をCODEC49ヘ送る音声信号と、
制御装置41ヘ送る制御信号とに分離するための音声信
号・制御信号多重分離装置である。
【0020】51は、図2に示した変調器156と同様
の機能を有する変調器、また、52は、同じく図2に示
す駆動回路157と同様の駆動回路、53は、発光器1
58と同様の発光器、54は、受光器159と同様の受
光器である。さらに、55は、増幅回路160と同様の
増幅回路、56は、復調器161と同様の復調器、57
は、信号検出回路162と同様の動作をする信号検出回
路である。
【0021】なお、58は、送受話器47を持ち上げた
(オフフックした)ときにOFF状態になり、送受話器
47を戻した(オンフックした)ときにON状態となる
フックスイッチである。
【0022】そこで、本実施の形態に係るボタン電話装
置における制御について説明する。
【0023】図4は、本実施の形態に係るボタン電話装
置の制御手順を示すフローチャートである。
【0024】まず、内線電話機4が主装置1、外線(電
話回線)2、公衆網9を介して電話機10と外線通話中
である場合(ステップS101)、内線電話機4の送受
話器47に入力された音声は、CODEC49でPCM
コードに符号化され、音声信号・制御信号多重分離装置
50で制御信号と多重化される。そして、この信号は、
変調器51により所定の信号形式に変調された後、駆動
回路52により発光器53を駆動して、赤外線として放
射される。
【0025】この赤外線を、図2に示す内線インターフ
ェース15の受光器159が受光して電気信号に変換
し、それが増幅回路160によりあるレベルまで増幅さ
れ、復調器161により、変調前の信号形式に復調され
る。復調後の信号は、音声信号・制御信号多重分離装置
155に入力され、信号検出回路162により、増幅後
の受信信号が検出される。
【0026】上記の復調された信号は、音声信号・制御
信号多重分離装置155により音声信号と制御信号とに
分離され、音声信号は、上りハイウエイ24の所定のタ
イムスロットに割り当てられ、タイムスイッチ17に入
力される。そして、このタイムスイッチ17で、タイム
スロット上の音声信号は、下りハイウエイ21の外線2
に割り当てられたタイムスロットに入れ替えられる。こ
の音声信号は、さらに、外線インターフェース16内の
図示しないCODECによりアナログ信号に復号され、
外線2に送出される。その結果、この音声信号は、公衆
網9を通して電話機10に到達する。
【0027】一方、電話機10からの音声信号は、公衆
網9、外線2を通して、主装置1の外線インターフェー
ス16に入力される。外線インターフェース16内の不
図示のCODECにより、音声信号は、アナログ信号か
らPCMコードに符号化され、上りハイウエイ20の外
線2に割り当てられたタイムスロットに乗ってタイムス
イッチ17に入る。
【0028】タイムスイッチ17は、上記のタイムスロ
ット上のPCMコードに符号化された音声信号を、下り
ハイウエイ23の内線電話機4に割り当てられたタイム
スロットに入れ替える。そして、下りハイウエイ23の
タイムスロット上の音声信号は、音声信号・制御信号多
重分離装置155により制御信号31と多重化され、そ
れが変調器156で変調される。この変調信号が駆動回
路157に入力されることで、発光器158が駆動され
るので、結果として発光器158が赤外線を放射する。
【0029】内線電話機4では、上記の赤外線を受光器
54が受光すると、それを電気信号に変換し、増幅回路
55により増幅した後、復調器56によって変調前の信
号形式に復調される。同時に、信号検出回路57によ
り、上記増幅後の信号の受信が検出される。
【0030】このように復調された信号は、音声信号・
制御信号多重分離装置50によって、CODEC49ヘ
送る音声信号と制御装置41ヘ送る制御信号とに分離さ
れる。これらの内、CODEC49では、PCMコード
に符号化されていた音声信号がアナログ信号に復号さ
れ、送受話器47から音声として出力される。
【0031】以上のようにして、内線電話機4と電話機
10との相互通話がなされる。
【0032】そこで、図4に示す処理において、内線イ
ンターフェース15内の信号検出回路162が、内線電
話機4からの信号を一定時間検出しない場合(ステップ
S102でYES)、制御装置151は、主装置1内の
中央処理装置11に対して、内線電話機4との間の赤外
線通信が遮断されたことを通知する(ステップS10
3)。この通知を受けた中央処理装置11は、タイマ1
4を起動して、あらかじめ定められた時間(第1の所定
時間)の計時を開始する(ステップS104)。
【0033】そして、タイムスイッチ17を制御して、
保留音送出装置18からの、保留したことを相手に示す
ためのメロディ音が割り当てられている上りハイウエイ
22上のタイムスロットを、外線2に割り当てられた下
りハイウエイ21のタイムスロットに入れ替えるように
する(ステップS105)。
【0034】上記の処理により、内線電話機4が電話機
10と外線通話中に、主装置1と内線電話機4との間の
赤外線通信が遮断されると、通話相手の電話機10に対
して外線2、公衆網9を通して保留メロディが送信され
る。
【0035】この後、信号検出回路162が、上記第1
の所定時間が経過するまでに内線電話機4からの信号を
検出すると(ステップS106でYES)、制御装置1
51は、中央制御装置11に対して、内線電話機4との
間の赤外線通信が復旧したことを通知する(ステップS
107)。この通知を受けた中央制御装置11は、上記
のステップS104で計時を開始させたタイマ14の動
作を停止するとともに(ステップS108)、タイムス
イッチ17を再び制御して、外線2への保留メロディの
送信状態から、内線電話機4との相互通話状態へ戻す
(ステップS109)。
【0036】しかし、ステップS106で、信号検出回
路162が内線電話機4からの信号を検出せずに、ステ
ップS104で計時を開始した第1の所定時間が経過し
たことをタイマ14から通知された場合には(ステップ
S110でYES)、外線インターフェース16に対し
て、外線2の直流ループを開放するように指示する(ス
テップS111)。同時にタイムスイッチ17の切り換
え制御を行ない、内線電話機4へのタイムスロット、及
び外線2へのタイムスロットを初期状態に戻す(ステッ
プS112)。
【0037】一方、制御装置41が内線電話機4のオン
フックを検出すると(ステップS113でYES)、そ
の検出結果が、制御装置41から、音声信号・制御信号
多重分離装置50、変調器51、駆動回路52、発光器
53、内線インタフェース15の受光器159、増幅回
路160、復調器161、制御装置151、データバス
19を通して、中央処理装置11へ通知される(ステッ
プS114)。
【0038】この通知を受けた中央処理装置11は、外
線インターフェース16に対して外線2の直流ループを
開放するように指示する(ステップS115)。同時
に、タイムスイッチ17を切り換える制御を行ない、内
線電話機4へ割り当てられていたタイムスロット及び外
線2へのタイムスロットを初期状態に戻す(ステップS
116)。
【0039】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、内線電話機4が電話機10と外線通話中に、内線電
話機4と主装置1間の赤外線通信が何らかの要因により
遮断されて、通信不能になった場合、所定時間内に上記
の赤外線通信が復旧すれば、内線電話機4、電話機10
間の通話を再開するが、所定時間内に赤外線通信が復旧
しない場合には、外線2を開放することにより、いたず
らに長時間、通話相手である電話機10の使用者を待た
せることを防止できる。 <第2の実施の形態>以下、本発明に係る第2の実施の
形態について説明する。なお、本実施の形態に係るボタ
ン電話装置の構成は、図1〜図3に示す、上記第1の実
施の形態に係る装置同じであるため、ここでは、その図
示及び説明を省略する。
【0040】図5は、本実施の形態に係るボタン電話装
置における処理手順を示すフローチャートである。な
お、ここでも、第1の実施の形態で述べたように内線電
話機4が電話機10と外線通話中である(ステップS2
01)。
【0041】内線電話機4内の信号検出回路57が、あ
る一定時間、信号を検出しない場合、制御装置41は、
内線電話機と主装置1との間の赤外線通信が遮断された
と判断して(ステップS202でYES)、表示器46
に所定の表示、例えば、表示器46が液晶表示器であれ
ば「ツウシンガシャダンサレマシタ」のようなメッセー
ジを表示する(ステップS203)。同時にタイマ44
を起動して、上記の第1の実施の形態における第1の所
定時間より長い第2の所定時間の計時を開始する(ステ
ップS204)。このとき、上記第1の実施の形態にお
ける場合と同様に、主装置1も赤外線通信が遮断された
ことを検出し、外線2に対しては保留メロディを送信す
る。
【0042】その後、第2の所定時間が経過する前に、
信号検出回路57が信号を検出したならば(ステップS
206でYES)、制御装置41は、起動を開始させた
タイマ44を停止させ(ステップS207)、受信した
信号の内容が通話再開を通知するものであれば(ステッ
プS208でYES)、上記の表示器46の表示を消去
する(ステップS209)。
【0043】一方、受信信号の内容が、第1の実施の形
態で示した主装置1のタイマー14で計時した第1の所
定時間が経過したことにより、通話回線を遮断したこと
の通知であれば(ステップS210でYES)、表示器
46上の表示内容を、例えば、「カイセンヲセツダンシ
マシタ」の如く変更する(ステップS211)。また、
タイマ44により第2の所定時間が経過したことが通知
された場合(ステップS205でYES)、同様に表示
器46上の表示内容を「カイセンヲセツダンシマシタ」
の如く変更する(ステップS211)。
【0044】このとき、主装置側では、第1の実施の形
態で示したように、タイマ14で計時した第1の所定時
間が経過したため、外線2の直流ループを開放して、通
話回線を切断している。
【0045】また、第1の実施の形態で述べたように、
内線電話機4のオフフック状態をフックスイッチ58が
ONされたことにより検出した場合には(ステップS2
12でYES)、制御装置41から中央制御装置11へ
その旨を通知して(ステップS213)、図4のステッ
プS115へ進む。
【0046】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、主装置と内線電話機間の赤外線通信が何らかの要因
により遮断され、通信不可能になった場合、主装置から
信号は到達しないため、内線電話機自身でその状態を検
知し、その旨を可視表示することにより、内線電話機の
使用者に通信状態が分かり易いものとなる。
【0047】なお、図5のステップS209において、
通話が再開可能となった場合には、表示器の表示消去の
みでなく、例えば、「ツウワガサイカイサレマシタ」の
ような表示を行なえば、使用者にとってより親切な装置
を提供できる。 [変形例1]なお、主装置1に音声録音再生手段を備
え、図4のステップS110とステップS111との間
で、外線2へ送信していた保留メロディを停止し、あら
かじめ音声録音再生手段に録音しておいた、例えば、
「誠に申し訳ございませんが、通話続行不可能なため、
回線を切断させて頂きます」のようなメッセージを再生
して、それを外線2へ送信することで、通話相手である
電話機10の使用者に対して、より親切な装置を提供で
きる。
【0048】また、図4のステップS105で、外線2
に保留メロディを送信する前に、上記の音声録音再生手
段からあらかじめ録音しておいた、例えば、「誠に申し
訳ございませんが、一時保留させて頂きます」のような
メッセージを再生させて、それを外線2へ送信すれば、
電話機10の使用者にとって、回線の状況がより分かり
易くなる。 [変形例2]上記の第1,第2の実施の形態、及び変形
例1では、内線電話機4が外線通話中の場合について述
べているが、例えば、内線電話機4が内線電話機6と通
話中の場合、すなわち、内線通話中の場合にも、本発明
を同様に適用できる。
【0049】具体的には、第1の実施の形態と同様に、
内線電話機4と内線電話機6とが通話中に、信号検出回
路162が、内線電話機4からの信号を所定時間検出し
ない場合、制御装置151が、内線電話機4と主装置1
との間の赤外線通信が遮断されたと判断して、中央制御
装置11へその旨を通知する。
【0050】中央制御装置11は、この通知を受けて、
内線電話機6に対して保留音送出装置22からの保留メ
ロディを送信するよう、タイムスイッチ17を切り換え
制御する。同時に、タイマー14により第1の所定時間
の計時を開始し、この第1の所定時間が経過する前に赤
外線通信が復旧したならば、上記の保留メロディの送信
を停止し、内線電話機4と内線電話機6との間の通話を
再開させる。
【0051】一方、第1の所定時間が経過しても赤外線
通信が復旧しない場合には、内線電話機6に対して送信
していた保留メロディの送信を停止し、内線電話機6に
対して切断通知信号を送信するとともに、オンフックを
促すためのトーン信号を送信する。
【0052】また、第2の実施の形態と同様に、主装置
1からの信号を信号検出回路57が所定時間検出しない
場合、制御装置41は、内線電話機4と主装置1との間
の赤外通信が遮断されたと判断し、表示器46に「ツウ
シンガシャダンサレマシタ」のような表示を行なう。
【0053】さらに、内線電話機4のタイマにより、上
記第1の所定時間より長い第2の所定時間を計時し、第
2の所定時間が経過した場合、及び赤外線通信は復旧し
たが、既に第1の所定時間が経過しており、主装置1
が、内線電話機6に対して切断通知を行なった後であっ
て、通話を切断したことの通知を受けた場合、内線電話
機4の表示器46に「ツウワヲセツダンシマシタ」のよ
うな表示を行なう。
【0054】また、主装置1に音声録音再生手段を備
え、内線電話機6へ送信していた保留メロディを停止し
て、あらかじめ録音しておいた、例えば、「誠に申し訳
ございませんが、通話続行不可能なため、回線を切断さ
せて頂きます」のようなメッセージを、上記の音声録音
再生手段から再生して内線電話機6へ送信すれば、通話
相手であった内線電話機6の使用者に対して、より親切
な装置を提供できる。
【0055】なお、主装置1に音声録音再生装置を備え
なくても、内線電話機6に対して制御信号を送信して、
「ツウワヲセツダンシマシタ」のような表示をさせるよ
うにしてもよい。
【0056】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用して
も良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによって実施される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明に係る
プログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成すること
になる。そして、その記憶媒体からそのプログラムをシ
ステムあるいは装置に読み出すことによって、そのシス
テムあるいは装置が、あらかじめ定められた仕方で動作
する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
赤外線による通信が遮断された場合、回線を保留状態に
し、所定時間内に通信が復旧すれば保留を解除し、通信
を再開する一方、所定時間が経過しても通信が復旧しな
い場合には、保留を停止して通話回線を切断することに
より、長時間相手を待たせることがなくなり、通話回線
を切断する前に通話相手に対して切断を意味するメッセ
ージを送信することで、通話相手に対して状況が分かり
易くなるという効果がある。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るボタン電話装置の概
略構成及び主装置の内部構成を示すブロックを示す図で
ある。
【図2】内線インターフェースの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】内線電話機の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第1の実施の形態に係るボタン電話装置におけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態に係るボタン電話装置におけ
る制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主装置 2,3 外線(電話回線) 4,5,6,7,8 内線電話機 10 相手電話機 11 中央制御装置 15 内線インターフェース 16 外線インターフェース 17 タイムスイッチ 22 保留音送出装置 41 制御装置 46 表示器 47 送受話器 53,158 赤外線発光器 54,159 赤外線受光器 57 信号検出回路 151 制御装置 162 信号検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線と複数の内線電話機を収容
    し、主装置と前記複数の内線電話機との間を赤外線によ
    る空間伝送によって通信を行なうボタン電話装置におい
    て、 前記通信の状態を監視する監視手段と、 前記監視手段にて前記通信に障害が発生したことが検出
    された場合、通話相手に対して所定の信号を送信する手
    段と、 前記監視手段にて前記通信に障害が発生したことが検出
    された場合、所定時間の計時をする計時手段と、 前記監視手段にて、前記所定時間の経過前に前記通信の
    障害が解除されたことが検出された場合、前記所定の信
    号の送信を停止して、通話回線を通常の状態に戻す第1
    の制御手段と、 前記通信の障害が前記所定時間以上継続した場合、前記
    所定の信号の送信を停止して、前記通話回線を切断する
    第2の制御手段とを備えることを特徴とするボタン電話
    装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の信号は、前記通話回線が保留
    状態にあることを意味する可聴音あるいは可聴メッセー
    ジであることを特徴とする請求項1に記載のボタン電話
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記所定の信号
    の送信を停止して、前記通話回線を切断する際に該切断
    を意味する可聴メッセージを送信することを特徴とする
    請求項1に記載のボタン電話装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記内線電話機に前記監視手段
    を設け、該監視手段にて前記通信に障害が発生したこと
    が検出された場合、該内線電話機が該内線電話機上にお
    いて、該通信の障害が発生した旨を示す可視表示を行な
    うことを特徴とする請求項1に記載のボタン電話装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記内線電話機に前記計時手段
    より長い時間の計時を行なう第2の計時手段を設け、前
    記通信に障害が発生してから該第2の計時手段による計
    時時間が経過した場合、または前記主装置から通話回線
    を切断した旨の通知を受けた場合、該内線電話機が該内
    線電話機上において、該通話回線の切断を意味する可視
    表示を行なうことを特徴とする請求項1に記載のボタン
    電話装置。
JP7225184A 1995-09-01 1995-09-01 ボタン電話装置 Withdrawn JPH0970056A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206895A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujitsu Ltd 無線基地局装置及び浮遊呼障害抑制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009206895A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujitsu Ltd 無線基地局装置及び浮遊呼障害抑制方法

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