JPH0969399A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JPH0969399A
JPH0969399A JP7246607A JP24660795A JPH0969399A JP H0969399 A JPH0969399 A JP H0969399A JP 7246607 A JP7246607 A JP 7246607A JP 24660795 A JP24660795 A JP 24660795A JP H0969399 A JPH0969399 A JP H0969399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
dielectric
turn
frequency antenna
processing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7246607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3153743B2 (ja
Inventor
Toshiaki Hongo
俊明 本郷
Kiichi Hama
貴一 浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP24660795A priority Critical patent/JP3153743B2/ja
Priority to US08/689,780 priority patent/US5716451A/en
Priority to TW89213996U priority patent/TW449107U/zh
Priority to KR1019960033725A priority patent/KR100290813B1/ko
Priority to EP96113196A priority patent/EP0759632B1/en
Priority to DE69635640T priority patent/DE69635640T2/de
Publication of JPH0969399A publication Critical patent/JPH0969399A/ja
Priority to US08/940,980 priority patent/US6089182A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3153743B2 publication Critical patent/JP3153743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波誘導プラズマ装置のプラズマ密度の均
一化を図る。 【構成】 高周波アンテナ112に高周波電力を印加し
て誘電体108を介して処理室102a内に誘導プラズ
マを励起し、処理室内の被処理体Lに対して処理を施す
如く構成されたプラズマ処理装置100において、高周
波アンテナ114、116は、誘電体上方に配置された
共通給電点115より誘電体近傍に到る分岐部114
a、116bを有し、その分岐部の終端より第1ターン
114bを形成し、その第1ターンの端部から放射状に
広がり(114c)、その放射状に広がった端部から第
2ターン114dを形成している。従って、従来のよう
に処理室内の中央部に高密度プラズマが生成されるので
はなく、処理室内全体にわたり均一な密度のプラズマを
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理室内におい
て、被処理体、例えば半導体ウェハやLCD基板などに
プラズマ処理を施すためのプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被処理体、例えば半導体ウェ
ハやLCD基板などを処理室内においてプラズマ処理す
るための装置として、高周波(RF)を用いた平行平板
型のプラズマ処理装置が広く採用されている。かかる平
行平板型プラズマ処理装置は、いずれか一方の電極又は
両方の電極に高周波を印加することにより、両電極間に
プラズマを発生させ、被処理体の処理面にプラズマ流を
流入させ、例えばエッチング処理を行うものである。
【0003】しかしながら、上記の平行平板型プラズマ
処理装置では、半導体デバイスの超高集積化に伴って要
求されるサブミクロン単位、さらにサブハーフミクロン
単位の超微細加工を実施することは困難である。すなわ
ち、かかるプロセスをプラズマ処理装置により実施する
ためには、低圧雰囲気(例えば1〜50mTorr)に
おいて、高密度のプラズマを高い精度で制御することを
重要であり、しかもそのプラズマは大口径ウェハや大型
のLCD基板にも対応できるように、大面積で高均一な
ものであることが必要である。
【0004】このような技術的要求に対して、新しいプ
ラズマソースを確立すべく、多くのアプローチがなされ
ている。例えば、欧州特許公開明細書第379828号
には、高周波アンテナを用いる高周波誘導プラズマ処理
装置が開示されている。この高周波誘導プラズマ処理装
置10は、図8に示すように、被処理体12を載置する
載置台14と対向する処理室16の一面(天井面)を石
英ガラスなどの誘電体18で構成して、その外壁面に、
例えば渦巻きコイルから成る高周波アンテナ20を設置
し(図9参照。)、この高周波アンテナ20に高周波電
源22よりマッチング回路24を介して高周波電力を印
加することにより処理室16内に高周波電磁場を形成
し、この電磁場空間内を流れる電子を処理ガスの中性粒
子に衝突させてガスを電離させ、プラズマを生成するよ
うに構成されている。なお、載置台14には、被処理体
12の処理面へのプラズマ流の入射を促進するように、
高周波電源26よりバイアス用の高周波電力を印加する
ことが可能である。また、処理室16の底部には、処理
室16内を所定の圧力雰囲気にするように不図示の排気
手段に連通する排気口28が設けられるとともに、処理
室16の天井面を成す誘電体18の中央部には所定の処
理ガスを処理室16内に導入するための処理ガス導入口
30が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の高周波誘導プラズマ処理装置においては、図9
に示すように、高周波アンテナ20は、誘電体18の外
壁面に平面状に配置された渦巻コイルから構成されてい
るので、その中心部においてはコイルの密度が高いた
め、処理室の中央部においてより密度の濃いプラズマが
発生し、図15に示すように、被処理体の処理面の中央
部と周辺部とではエッチング速度が相違し、プラズマ処
理の面内均一を達成することが困難であるという問題が
あった。そして、この問題は、特に大口径の半導体ウェ
ハや大面積のLCD基板を処理する大型の処理装置にお
いて顕著であった。
【0006】また、特に略矩形のLCD基板(その輪郭
を図9に点線32で示す。)を処理する際に、渦巻状の
コイル20を使用した場合、渦巻状のコイル20が存在
している領域34については、良好なプラズマを得るこ
とができるが、渦巻状コイル20が存在しない隅領域3
6については、十分な電磁場を得ることができずプラズ
マ密度が粗になり、従って面内均一性に優れた処理を施
すことが困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、従来の高周波誘導プラズマ処理
装置が有する上記のような問題点に鑑みて成されたもの
であり、その目的は、低圧条件下であってもより高密度
で面内均一性に優れたプラズマを発生させることが可能
であり、被処理体の形状に合わせて最適な処理を行うこ
とが可能な新規かつ改良された高周波誘導プラズマ処理
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点によれば、請求項1に記載のよ
うに、高周波アンテナに高周波電力を印加することによ
り誘電体を介して処理室内に誘導プラズマを励起して、
前記処理室内の被処理体に対して処理を施す如く構成さ
れたプラズマ処理装置において、前記高周波アンテナは
複数の高周波アンテナ部材から成り、その各高周波アン
テナ部材は、前記誘電体の上方に配置された共通給電点
より分岐して前記誘電体上面またはその近傍に到る分岐
部と、その分岐部の誘電体側の端部付近にてターンを形
成する第1ターン部と、その第1ターン部から延びる延
伸部と、その延伸部からターンを形成する第2ターン部
を備えるように構成されたプラズマ処理装置が提供され
る。
【0009】かかる構成によれば、高周波アンテナは、
複数の高周波アンテナ部材から構成されるので、誘導体
上面におけるアンテナのレイアウトを自在に行うことが
可能となり、そのレイアウトを被処理体の形状に応じて
最適化することより均一な密度のプラズマを得ることが
できる。また、各高周波アンテナ部材の分岐部は、誘電
体上面から離れた位置にある共通給電点から誘電体上面
またはその近傍に到るように構成されているいるので、
この分岐部に対応する処理室内のプラズマ密度を他の部
分のプラズマ密度に比較して薄くすることができる。従
って、例えば、プラズマ密度が濃くなり易い処理室の中
央領域の上方に、この分岐部を配置することにより、処
理室のプラズマ密度の均一化を図ることができる。さら
に、各高周波アンテナ部材は、第1ターン部と第2ター
ン部を備えているので、例えば、第1ターン部を誘電体
上面の中心領域に設置し、第2ターン部をその周辺領域
に設置することにより、従来のように処理室内の中央部
に偏りがちな高密度のプラズマを分散し、処理室内全体
にわたり均一な密度のプラズマを得ることができる。そ
の結果、大面積の被処理体を処理する場合であっても、
均一なプラズマ処理を行うことが可能となる。
【0010】その場合に、請求項2に記載のように、上
記プラズマ処理装置において、前記誘電体を、前記被処
理体に対して略平行な面に設置された第1誘電体部と前
記被処理体に対して略垂直な面に設置された第2誘電体
部とから構成し、前記第1ターンは前記第1誘電体部上
でターンを形成し、前記第2ターンは前記第2誘電体部
上でターンを形成するように構成することが好ましい。
【0011】かかる構成によれば、第2誘電体部上に設
置された高周波アンテナ部分(主に、第2ターン部)に
より生成される処理室内のプラズマは、処理室の側壁近
傍に発生するが、第1誘電体部上に設置された高周波ア
ンテナ部分(主に、第1ターン部)により生成されるプ
ラズマにより中心方向引き寄せられることにより、結果
として被処理体上に均一なプラズマ形成することができ
る。
【0012】また、請求項3に記載のように、上記プラ
ズマ処理装置において、前記第1ターン部および前記第
2ターン部は、被処理体の輪郭形状に略相似するターン
形状を有するように構成することが好ましい。
【0013】かかる構成によれば、被処理体の輪郭形状
に合わせてアンテナのターン形状が選択されるので、例
えば、LCD基板を処理する場合には、角状に巻かれた
アンテナを使用することにより、LCD基板の隅部分に
対しても良好なプラズマ処理を行うことができる。
【0014】また本発明の第2の観点によれば、請求項
4に記載のように、高周波アンテナに高周波電力を印加
することにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズマ
を励起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を施
す如く構成されたプラズマ処理装置において、前記高周
波アンテナは前記誘電体上面に載置される板状の導電体
であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に略相似する
輪郭形状を有するように構成されたプラズマ処理装置が
提供される。
【0015】さらに本発明の第3の観点によれば、請求
項5に記載のように、高周波アンテナに高周波電力を印
加することにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズ
マを励起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を
施す如く構成されたプラズマ処理装置において、前記高
周波アンテナは前記誘電体上面に載置される井桁状の導
電体であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に略相似
する輪郭形状を有するように構成されたプラズマ処理装
置が提供される。
【0016】さらにまた本発明の第4の観点によれば、
請求項6に記載のように、高周波アンテナに高周波電力
を印加することにより誘電体を介して処理室内に誘導プ
ラズマを励起して、前記処理室内の被処理体に対して処
理を施す如く構成されたプラズマ処理装置において、前
記高周波アンテナは前記誘電体上面に載置される梯子状
の導電体であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に略
相似する輪郭形状を有するように構成されたプラズマ処
理装置が提供される。
【0017】以上のように、請求項4〜請求項6に記載
された本発明の第2〜第4の観点によれば、アンテナが
被処理体の輪郭形状に合わせた板状、井桁状または梯子
状の導電体から構成されるので、被処理体の処理面全面
にわたり均一なプラズマ密度を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら本
発明に係るプラズマ処理装置をLCD基板用のエッチン
グ装置に適用した実施の一形態について詳細に説明す
る。
【0019】図1に示すプラズマエッチング装置100
は、導電性材料、例えばアルミニウムなどからなる略角
筒状(図2および図3を参照。)に成形された処理容器
102を有しており、所定のエッチング処理は、この処
理容器102内に形成される処理室102a内で行われ
る。
【0020】前記処理容器102は接地されており、さ
らにその底部にはセラミックなどの絶縁板104を介し
て、被処理体、例えばLCD基板Lを載置するための略
角筒状の載置台106が設けられている。また載置台1
06の前記LCD基板Lの載置面とほぼ対向する処理容
器102の天板中央部には、例えば石英ガラスやセラミ
ックからなる第1誘電体部108aが不図示のシール部
材を介して気密に設けられており、この絶縁材108a
の外壁面には導体、例えば銅板、アルミニウム、ステン
レスなどから成る上部高周波アンテナ部112aが配置
されている。上記天板中央部の第1誘電体部108aの
周囲には、図1に示すように、アルミニウムなどの導電
体から成るシールド部150が設けられている。さら
に、シールド部150の外側には、前記第1誘電体部1
08aに対して略垂直方向に立設された石英ガラスやセ
ラミックから成る第2誘電体部108bが設けられてい
る。そして、この第2誘電体部108bの外壁面を囲む
ように、銅板やアルミニウムから成る側部高周波アンテ
ナ部112bが配置されている。以上のように、本実施
例にかかる高周波アンテナ112は、配置される位置に
関して言えば、第1誘電体部108a上に設置される上
部高周波アンテナ部112aと第2誘電体部108b上
に設置される側部高周波アンテナ部112bとから構成
されている。
【0021】次に、本実施例にかかる高周波アンテナ1
12(112a、112b)を形状面から説明すると、
図2に示すように、高周波アンテナ112(112a、
112b)は、第1の高周波アンテナ部材114と第2
の高周波アンテナ部材116とから構成されており、こ
れらのアンテナ部材114、116が互いに重ならない
ように同方向(図示の例では反時計回り)にターンを形
成している。
【0022】なお、本明細書において高周波アンテナの
ターンと言う場合には、アンテナが1または数回転以
上、渦巻き状、コイル状、あるいはループ状に巻かれて
いる場合のみならず、巻きが1回転未満の場合、例えば
半回転、3/4回転の場合も含むものとする。また本明
細書における高周波アンテナのターンは必ずしも曲線か
ら構成されている必要はなく、直線部分を組み合わせた
角状のターンも含むものとする。要するに、本発明を適
用可能な高周波アンテナのターン形状は、直線形状のア
ンテナ以外の全てのアンテナ形状に対して適用すること
ができるものと了解される。
【0023】図2および図3を参照しながら、本実施例
にかかる高周波アンテナ112(112a、112b)
の形状をさらに詳細に説明する。高周波アンテナ112
(112a、112b)は、第1誘電体部108aのほ
ぼ中央領域の上方に共通給電点115を有している。こ
の共通給電点115は、共通の導線118によりマッチ
ング回路120を介してプラズマ生成用の高周波電源1
22に接続されている。そして、高周波アンテナ112
(112a、112b)は、共通給電点115より上述
の第1および第2のアンテナ部材114、116に分岐
している。各アンテナの分岐部114a、116aは、
共通給電点115より処理室102の第1誘電体部10
8aの上面またはその付近に到り、そこからそれぞれ反
時計回りに巻いた第1ターン部114b、116bを形
成している。
【0024】このように、本実施例では、各高周波アン
テナ112(114、116)は、誘電体108上面か
ら離れた位置にある共通給電点115から第1誘電体部
108a上面またはその近傍に到る分岐部114a、1
16aを有しているので、この分岐部114a、116
aに対応する処理室102内のプラズマ密度を他の部分
のプラズマ密度に比較して薄くすることができる。従っ
て、例えば、プラズマ密度が濃くなり易い処理室102
の中央領域の上方に、この分岐部を配置することによ
り、処理室のプラズマ密度の均一化を図ることができ
る。
【0025】さらに上記第1および第2の高周波アンテ
ナ部材114、116は、図2の平面図から容易に分か
るように、分岐部114a、116bより、それぞれ反
時計回りに巻いた第1ターン部114b、116bと、
それらの第1ターン部114b、116bの各終端から
放射状に外方に延びる延長部114c、116cと、そ
れらの延長部114c、116cの各終端からそれぞれ
反時計回りに巻いた第2ターン部114d、116dと
を備えている。第2ターン部114d、116dの終端
は接地される。
【0026】以上の説明より明らかなように、本発明に
かかる高周波アンテナ112のうち上部高周波アンテナ
部112aは、上記第1および第2の高周波アンテナ部
材114、116のうち、分岐部114a、116aの
一部と第1ターン部114b,116bと延長部114
c、116cの一部から構成される。これに対して、本
発明にかかる高周波アンテナ側部高周波アンテナ部11
2bは、上記第1および第2の高周波アンテナ部材11
4、116のうち、延長部114c、116cの一部と
第2ターン部114d、116dとから構成される。な
お高周波アンテナ112に関するこれらの区分は、あく
までも発明の説明および理解の便宜のためのものであ
り、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的範囲は
かかる区分により限定されないことは言うまでもない。
【0027】さらに、これらの第1および第2の高周波
アンテナ部材114、116は、被処理体であるLCD
基板の輪郭形状(図3に点線Lで示す。)に合わせてタ
ーン形状が決定される。すなわち、本実施例では、各高
周波アンテナ部材114、116は、略矩形平面のLC
D基板の輪郭形状に合わせて、直線部と角部より成る角
状のターン形状として構成されている。従って、被処理
体として略円形平面の半導体ウェハを使用する場合に
は、円形のターン形状のアンテナを使用することができ
る。なお、第2誘導体108bの周囲に配置される側部
高周波アンテナ部112b(主に高周波アンテナ部材1
14、116の第2ターン部114d、116d)は、
図示のように、載置台106に載置されるLCD基板L
よりも外方に形成されることが好ましく、かかる構成に
より、従来十分なエッチングレートが得られなかったL
CD基板Lの周辺部、特に隅部においても十分なエッチ
ング処理を行うことが可能となる。
【0028】なお、図3に示す例では、図面を簡略化し
て理解を容易にするために、高周波アンテナ112を2
つの第1および第2の高周波アンテナ部材114、11
6から構成し、第1ターン114b、116bを略角状
の略3/4回転とし、第2ターン114d、116dを
略角状の略半回転としたが、本発明はかかる実施例に限
定されない。例えば、高周波アンテナ112を1つの高
周波アンテナ部材から構成することも可能であるし、あ
るいは3以上の高周波アンテナ部材から構成することも
可能である。また、第1および第2ターンの形状および
巻き数については、必要に応じて自由に選択することが
可能である。本実施例において、肝要なのは、中心領域
のプラズマ密度を調整する第1ターンと周辺領域のプラ
ズマ密度を調整する第2ターンを有する高周波アンテナ
部材を使用することであり、高周波アンテナ部材の点
数、巻き数、ターン形状については、被処理体の形状、
寸法に応じて、処理室内のプラズマ密度を均一にするよ
うに自由にレイアウトすることが可能である。
【0029】さて以上のように構成された高周波アンテ
ナ112の動作については、図4に関連して後に詳述す
ることにして、プラズマ処理装置100の残余の構成部
材についての説明を続ける。
【0030】前記載置台106は、アルミニウムなどよ
り形成された複数の部材をボルトなどにより組み付ける
ことにより構成することが可能であり、その内部には、
冷却手段120や加熱手段122などの温度調節手段が
内設され、LCD基板Lの処理面を所望の温度に調整す
ることができるように構成されている。
【0031】この冷却手段120は、たとえば冷却ジャ
ケットなどから構成され、この冷却ジャケット内には、
たとえば液体窒素などの冷媒を、冷媒導入管124を介
して導入可能であり、導入された液体窒素は同冷却手段
120内を循環し、その間に核沸騰により冷熱を生じ
る。かかる構成により、たとえば−196℃の液体窒素
の冷熱が冷却手段120から載置台106を介してLC
D基板Lに対して伝熱し、LCD基板Lの処理面を所望
する温度まで冷却することが可能である。なお、液体窒
素の核沸騰により生じた窒素ガスは冷媒排出管126よ
り容器外へ排出される。
【0032】さらに載置台106には加熱手段122が
配置されており、この加熱手段122は、たとえば窒化
アルミニウムなどの絶縁性焼結体にタングステンなどの
導電性抵抗発熱体をインサートした構成で、この抵抗発
熱体が電力供給リード128によりフィルタ130を介
して電力源132から所望の電力を受けて発熱し、LC
D基板Lの処理面の温度を所望する温度まで加熱し、温
度制御を行うことが可能なように構成されている。
【0033】さらに、前記載置台106の周囲には載置
するLCD基板の輪郭形状に合わせてクランプ手段13
4が配置されており、載置されたLCD基板を、例えば
その4隅においてクランプし、保持することができる。
【0034】そして前記載置台106には、中空に成形
された導体よりなる給電棒136が接続しており、さら
に、この給電棒136にはブロッキングコンデンサ13
8を介して高周波電源140が接続されており、処理時
には例えば2MHzの高周波電力を載置台106に印加
することにより、プラズマとの間にバイアス電位を生じ
させプラズマ流を被処理体の処理面に効果的に引き寄せ
ることが可能である。なお図1に示す実施例では、載置
台106にバイアス用の高周波電力を印加する構成を示
したが、単に載置台106を接地させる構成を採用する
こともできる。
【0035】さらに前記処理容器102の側壁には処理
ガス供給口142が設けられており、所定の処理ガス、
例えばHClガスなどを不図示のガス源より不図示のマ
スフローコントローラを介して処理室102a内に導入
することが可能である。
【0036】また、前記処理容器102の底部には排気
管144が接続されて、この処理容器102内の雰囲気
を不図示の排気手段、例えば、真空ポンプにより排出し
得るように構成されており、処理室102aの雰囲気を
任意の減圧度にまで真空引きすることが可能である。
【0037】なお前記処理容器102の側部には被処理
体を搬入搬出する開口146が設けられており、ゲート
バルブ148を介して、隣接して設置されるロードロッ
ク室(不図示)より、搬送アームなどを備えた搬送機構
(不図示)により、未処理のLCD基板Lを処理室10
2a内に搬入するとともに、処理済みのLCD基板Lを
搬出することができる。
【0038】次に、以上のように構成された本実施例に
係るプラズマエッチング装置の動作について説明する。
【0039】まず、ゲートバルブ148を介して未処理
のLCD基板Lを、不図示の搬送アームにより処理室1
02a内に収容し、これを載置台106の載置面に載置
してクランプ手段134により保持する。
【0040】この処理室102a内は、排気管144に
接続される不図示の真空ポンプにより真空引きされ、同
時に側壁に設けた処理ガス供給口142より所定の処理
ガス、例えばHClガスを処理室102a内へ導入し、
例えば処理室内を10mTorr程度の低圧状態にす
る。
【0041】そして、高周波電源122よりマッチング
回路120を介して、例えば13.56Mhzの高周波
エネルギーを高周波アンテナ112(114、116)
に印加する。すると、高周波アンテナ112(114、
116)のインダクタンス成分の誘導作用により処理室
102a内に電磁場が形成される。その際、本実施例に
よれば、分岐部114a、116aおよび第1ターン部
分114b、116bにより処理室102aの中央領域
のプラズマ密度が調整されるとともに、第2ターン部分
114d、116dにより処理室102aの周辺領域の
プラズマ密度が調整され、処理室102a内の被処理体
の処理面上部全体にわたり均一な密度を有するプラズマ
が生成する。従って、本実施例によれば、図4に模式的
に示すように、図9に示す従来の場合と比較して、被処
理体の処理面全体にわたり面内均一に優れたエッチング
レート(ER)を達成することができる。
【0042】さて、このようにして処理室102a内に
生成したプラズマは、載置台106に印加されるバイア
ス電位により載置台106上のLCD基板Lの方向に移
動し、処理面に対して所望のエッチング処理を施すこと
が可能である。そして、所定のエッチング処理が終了し
た後、処理済みのLCD基板Lはゲートバルブ148を
介してロードロック室に搬出される。
【0043】図5には、本発明に係るプラズマ処理装置
にさらに別の実施例が示されている。この第2実施例に
おいては、高周波アンテナ170は、誘電体108の上
面全体を覆う導電性の板状部材から構成され、その対向
する両辺に給電点170a、170bが設けられてい
る。図示の例では、高周波アンテナ170は、略矩形平
面を有しており、略矩形平面のLCD基板を処理するに
好適なものである。ただし、略円形平面の半導体ウェハ
を処理する場合には円板状の高周波アンテナを使用する
ことも可能である。また、板状の高周波アンテナ170
の外周寸法は被処理体であるLCD基板の外周寸法より
も大きく構成されることが好ましい。かかる構成によっ
ても、処理室の中央領域に限らず処理室の周辺領域に対
しても高い密度のプラズマを生成することができる。
【0044】図6には、本発明に係るプラズマ処理装置
にさらに別の実施例が示されている。この第3実施例に
おいては、高周波アンテナ180は、誘電体108の上
面に配置された導電性の梯子状部材から構成され、その
対向する両辺に給電点180a、180bが設けられて
いる。なお、本実施例の高周波アンテナ180の外周寸
法は被処理体であるLCD基板の外周寸法よりも大きく
構成されることが好ましい。かかる構成によっても、処
理室の中央領域に限らず処理室の全領域にわたって均一
な密度のプラズマを生成することができる。
【0045】図7には、本発明に係るプラズマ処理装置
にさらに別の実施例が示されている。この第4実施例に
おいては、高周波アンテナ190は、誘電体108の上
面に配置された導電性の井桁状部材から構成され、その
対向する両辺に給電点190a、190bが設けられて
いる。なお、本実施例の高周波アンテナ190の外周寸
法は被処理体であるLCD基板の外周寸法よりも大きく
構成されることが好ましい。かかる構成によっても、処
理室の中央領域に限らず処理室の全領域にわたって均一
な密度のプラズマを生成することができる。
【0046】以上、本発明に係るプラズマ処理装置をL
CD基板用のエッチング装置に適用した一実施例に即し
て説明したが、本発明はかかる実施例に限定されず、特
許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内におい
て、当業者であれば、各種の修正および変更を施すこと
が可能であり、これらについても当然に本発明の技術的
範囲に属するものと了解される。
【0047】例えば、上記実施例においては、LCD基
板を被処理体として処理する例を示したが、本発明は、
半導体ウェハを被処理体とする処理装置に対しても適用
できる。また上記実施例では、本発明をエッチング装置
に適用した例を示したが、本発明は、プラズマを利用し
た各種装置、例えばアッシング装置やプラズマCVD装
置に対しても適用することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づいて
構成されたプラズマ処理装置によれば、以下に示すよう
な優れた作用効果を奏することができる。
【0049】請求項1によれば、高周波アンテナは、複
数の高周波アンテナ部材から構成されるので、誘導体上
面におけるアンテナのレイアウトを自在に行うことが可
能となり、そのレイアウトを被処理体の形状に応じて最
適化することより均一な密度のプラズマを得ることがで
きる。また、各高周波アンテナ部材の分岐部は、誘電体
上面から離れた位置にある共通給電点から誘電体上面ま
たはその近傍に到るように構成されているので、この分
岐部に対応する処理室内のプラズマ密度を他の部分のプ
ラズマ密度に比較して薄くすることができる。さらに、
各高周波アンテナ部材は、第1ターン部と第2ターン部
を備えているので、例えば、第1ターン部を誘電体上面
の中心領域に設置し、第2ターン部をその周辺領域に設
置することにより、従来のように処理室内の中央部に偏
りがちな高密度のプラズマを分散し、処理室内全体にわ
たり均一な密度のプラズマを得ることができる。その結
果、大面積の被処理体を処理する場合であっても、均一
なプラズマ処理を行うことが可能となる。
【0050】請求項2によれば、第2誘電体部上に設置
された高周波アンテナ部分(主に、第2ターン部)によ
り生成される処理室内のプラズマは、処理室の側壁近傍
に発生するが、第1誘電体部上に設置された高周波アン
テナ部分(主に、第1ターン部)により生成されるプラ
ズマにより中心方向引き寄せられることにより、結果と
して被処理体上に均一なプラズマ形成することができ
る。
【0051】請求項3によれば、被処理体の輪郭形状に
合わせてアンテナのターン形状が選択されるので、例え
ば、LCD基板を処理する場合には、角状に巻かれたア
ンテナを使用することにより、LCD基板の隅部分に対
しても良好なプラズマ処理を行うことができる。
【0052】請求項4〜6によれば、アンテナが被処理
体の輪郭形状に合わせた板状、井桁状または梯子状の導
電体から構成されるので、被処理体の処理面全面にわた
り均一なプラズマ密度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置をLCD基板用
のエッチング装置に適用した一実施例の略断面図であ
る。
【図2】図1に示すプラズマ処理装置の見取図である。
【図3】図1に示すプラズマ処理装置の略平面図であ
る。
【図4】図1に示すプラズマ処理装置の動作を示す略断
面図。
【図5】本発明に係るプラズマ処理装置の第2実施例の
概略を示す見取図である。
【図6】本発明に係るプラズマ処理装置の第3実施例の
概略を示す部分見取図である。
【図7】本発明に係るプラズマ処理装置の第4実施例の
概略を示す部分見取図である。
【図8】従来の高周波誘導プラズマ処理装置の概略構成
を示す断面図である。
【図9】図13に示すプラズマ処理装置の略平面図であ
る。
【図10】図14に示すプラズマ処理装置の動作を示す
模式図である。
【符号の説明】
100 プラズマエッチング装置 102 処理容器 102a 処理室 106 載置台 112 高周波アンテナ 114 第1の高周波アンテナ部材 114a 給電点 114b 第1ターン部 114c 延長部 114d 第2ターン部 116 第2の高周波アンテナ部材 116a 給電点 116b 第1ターン部 116c 延長部 116d 第2ターン部 120 マッチング回路 122 高周波電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波アンテナに高周波電力を印加する
    ことにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズマを励
    起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を施す如
    く構成されたプラズマ処理装置において、 前記高周波アンテナは複数の高周波アンテナ部材から成
    り、その各高周波アンテナ部材は、前記誘電体の上方に
    配置された共通給電点より分岐して前記誘電体上面また
    はその近傍に到る分岐部と、その分岐部の誘電体側の端
    部付近にてターンを形成する第1ターン部と、その第1
    ターン部から延びる延伸部と、その延伸部からターンを
    形成する第2ターン部を備えていることを特徴とする、
    プラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記誘電体は、前記被処理体に対して略
    平行な面に設置された第1誘電体部と前記被処理体に対
    して略垂直な面に設置された第2誘電体部とから成り、
    前記第1ターンは前記第1誘電体部上でターンを形成
    し、前記第2ターンは前記第2誘電体部上でターンを形
    成することを特徴とする、プラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ターン部および前記第2ターン
    部は、被処理体の輪郭形状に略相似するターン形状を有
    することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
    のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 高周波アンテナに高周波電力を印加する
    ことにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズマを励
    起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を施す如
    く構成されたプラズマ処理装置において、 前記高周波アンテナは前記誘電体上面に載置される板状
    の導電体であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に略
    相似する輪郭形状を有することを特徴とする、プラズマ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 高周波アンテナに高周波電力を印加する
    ことにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズマを励
    起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を施す如
    く構成されたプラズマ処理装置において、 前記高周波アンテナは前記誘電体上面に載置される井桁
    状の導電体であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に
    略相似する輪郭形状を有することを特徴とする、プラズ
    マ処理装置。
  6. 【請求項6】 高周波アンテナに高周波電力を印加する
    ことにより誘電体を介して処理室内に誘導プラズマを励
    起して、前記処理室内の被処理体に対して処理を施す如
    く構成されたプラズマ処理装置において、 前記高周波アンテナは前記誘電体上面に載置される梯子
    状の導電体であり、その導電体は被処理体の輪郭形状に
    略相似する輪郭形状を有することを特徴とする、プラズ
    マ処理装置。
JP24660795A 1995-08-17 1995-08-31 プラズマ処理装置 Expired - Lifetime JP3153743B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24660795A JP3153743B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 プラズマ処理装置
TW89213996U TW449107U (en) 1995-08-17 1996-08-14 Plasma processing device
KR1019960033725A KR100290813B1 (ko) 1995-08-17 1996-08-14 플라스마 처리장치
US08/689,780 US5716451A (en) 1995-08-17 1996-08-14 Plasma processing apparatus
EP96113196A EP0759632B1 (en) 1995-08-17 1996-08-16 Plasma processing apparatus
DE69635640T DE69635640T2 (de) 1995-08-17 1996-08-16 Plasmabearbeitungsgerät
US08/940,980 US6089182A (en) 1995-08-17 1997-09-30 Plasma processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24660795A JP3153743B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0969399A true JPH0969399A (ja) 1997-03-11
JP3153743B2 JP3153743B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=17150932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24660795A Expired - Lifetime JP3153743B2 (ja) 1995-08-17 1995-08-31 プラズマ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153743B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10125497A (ja) * 1996-06-10 1998-05-15 Lam Res Corp ほぼ均一なプラズマ束を誘導するための誘導結合源
JP2001516944A (ja) * 1997-09-16 2001-10-02 ラム リサーチ コーポレーション 導電性セグメントを周辺部分に追加したコイルを有する真空プラズマ・プロセッサ
KR100338057B1 (ko) * 1999-08-26 2002-05-24 황 철 주 유도 결합형 플라즈마 발생용 안테나 장치
US6653791B1 (en) 1999-11-15 2003-11-25 Lam Research Corporation Method and apparatus for producing uniform process rates
WO2003012821A3 (en) * 2001-07-27 2003-12-24 Lam Res Corp Method and apparatus for producing uniform process rates
US6744213B2 (en) 1999-11-15 2004-06-01 Lam Research Corporation Antenna for producing uniform process rates
KR100479718B1 (ko) * 2002-05-02 2005-03-30 (주)아이씨디 유도안테나를 구비한 플라즈마 발생용 안테나 구조 및유도안테나를 이용한 플라즈마발생장치
KR100581858B1 (ko) * 2002-12-17 2006-05-22 삼성에스디아이 주식회사 유도결합형 플라즈마 처리장치
EP2299789A1 (en) 2008-05-22 2011-03-23 EMD Corporation Plasma generating apparatus and plasma processing apparatus
WO2011058608A1 (ja) * 2009-11-13 2011-05-19 日新電機株式会社 プラズマ処理装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101663828B1 (ko) 2016-01-22 2016-10-07 (주)서원푸드 만두냉동장치

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10125497A (ja) * 1996-06-10 1998-05-15 Lam Res Corp ほぼ均一なプラズマ束を誘導するための誘導結合源
JP2001516944A (ja) * 1997-09-16 2001-10-02 ラム リサーチ コーポレーション 導電性セグメントを周辺部分に追加したコイルを有する真空プラズマ・プロセッサ
KR100338057B1 (ko) * 1999-08-26 2002-05-24 황 철 주 유도 결합형 플라즈마 발생용 안테나 장치
US6873112B2 (en) 1999-11-15 2005-03-29 Lam Research Corporation Method for producing a semiconductor device
US6744213B2 (en) 1999-11-15 2004-06-01 Lam Research Corporation Antenna for producing uniform process rates
US6653791B1 (en) 1999-11-15 2003-11-25 Lam Research Corporation Method and apparatus for producing uniform process rates
WO2003012821A3 (en) * 2001-07-27 2003-12-24 Lam Res Corp Method and apparatus for producing uniform process rates
CN1309001C (zh) * 2001-07-27 2007-04-04 兰姆研究有限公司 用来产生均匀的处理速度的方法和装置
KR100887910B1 (ko) * 2001-07-27 2009-03-12 램 리써치 코포레이션 균일한 처리 레이트 생성을 위한 방법 및 장치
KR100479718B1 (ko) * 2002-05-02 2005-03-30 (주)아이씨디 유도안테나를 구비한 플라즈마 발생용 안테나 구조 및유도안테나를 이용한 플라즈마발생장치
KR100581858B1 (ko) * 2002-12-17 2006-05-22 삼성에스디아이 주식회사 유도결합형 플라즈마 처리장치
EP2299789A1 (en) 2008-05-22 2011-03-23 EMD Corporation Plasma generating apparatus and plasma processing apparatus
US8917022B2 (en) 2008-05-22 2014-12-23 Emd Corporation Plasma generation device and plasma processing device
JP5747231B2 (ja) * 2008-05-22 2015-07-08 株式会社イー・エム・ディー プラズマ生成装置およびプラズマ処理装置
WO2011058608A1 (ja) * 2009-11-13 2011-05-19 日新電機株式会社 プラズマ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3153743B2 (ja) 2001-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868800B2 (en) Branching RF antennas and plasma processing apparatus
KR100290813B1 (ko) 플라스마 처리장치
JP3220394B2 (ja) プラズマ処理装置
KR100338057B1 (ko) 유도 결합형 플라즈마 발생용 안테나 장치
KR100274757B1 (ko) 플라즈마 처리장치 및 플라즈마 처리방법
KR200253559Y1 (ko) 회전방향으로 균일한 플라즈마 밀도를 발생시키는유도결합형 플라즈마 발생장치의 안테나구조
JP4769586B2 (ja) プラズマ反応器及びプラズマイオン濃度分布の均一性を改善する方法
TWI611735B (zh) 電漿處理裝置(一)
US6451161B1 (en) Method and apparatus for generating high-density uniform plasma
US6417626B1 (en) Immersed inductively—coupled plasma source
US20020121345A1 (en) Multi-chamber system for semiconductor process
JP2005527119A (ja) 磁気プラズマ制御を伴う容量結合プラズマリアクタ
US20040050327A1 (en) Vertically translatable chuck assembly and method for a plasma reactor system
JP3153768B2 (ja) プラズマ処理装置
JP3153743B2 (ja) プラズマ処理装置
TW201929031A (zh) 製程中之超侷域化電漿與均勻性控制
KR20100129370A (ko) 대면적 플라즈마를 이용한 연속 기판 처리 시스템
KR20010108968A (ko) 플라즈마 공정장치
KR101214361B1 (ko) 플라즈마 발생장치
JP4598253B2 (ja) プラズマ装置
JP3646793B2 (ja) プラズマ処理装置
KR100488363B1 (ko) 회전방향으로 균일한 플라즈마 밀도를 발생시키는유도결합형 플라즈마 발생장치의 안테나구조
KR100391063B1 (ko) 유도결합으로 보강된 축전결합형 플라즈마 발생장치 및플라즈마 발생방법
JP4447829B2 (ja) プラズマ処理システム
JP2004356511A (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160126

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term