JPH096935A - 無線カード処理装置 - Google Patents
無線カード処理装置Info
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- JPH096935A JPH096935A JP7174497A JP17449795A JPH096935A JP H096935 A JPH096935 A JP H096935A JP 7174497 A JP7174497 A JP 7174497A JP 17449795 A JP17449795 A JP 17449795A JP H096935 A JPH096935 A JP H096935A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 57
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/0005—Adaptation of holography to specific applications
Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線カード提示者が無線カードを通信適正位
置内に提示するように、ホログラム等光学的手段を用い
た仮想立体映像を映し出す手段を設けた無線カード処理
装置を提供する。 【構成】 無線カードに対応する無線通信信号を送受す
る無線カードとの通信適正ゾーンを3次元立体仮想映像
で表現できるように構成した。この場合立体映像は通信
適正ゾーンと同等または小になるように形成するのが望
ましい。 【効果】従来使用された、図や絵文字による表示に比べ
安全性や認識性に優れ、視覚的にゾーンを判別すること
ができ、カードの通信有効領域の判別を容易にすること
ができる。
置内に提示するように、ホログラム等光学的手段を用い
た仮想立体映像を映し出す手段を設けた無線カード処理
装置を提供する。 【構成】 無線カードに対応する無線通信信号を送受す
る無線カードとの通信適正ゾーンを3次元立体仮想映像
で表現できるように構成した。この場合立体映像は通信
適正ゾーンと同等または小になるように形成するのが望
ましい。 【効果】従来使用された、図や絵文字による表示に比べ
安全性や認識性に優れ、視覚的にゾーンを判別すること
ができ、カードの通信有効領域の判別を容易にすること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC等の電子回路を内部
に搭載して所定のデータを記録する記録機能等のデータ
処理機能及び無線通信機能を設けた無線カードとこの無
線カードに設けた無線通信機能によって記録機能に記録
したデータを無線カード処理装置に読み出し、また、無
線カード処理装置から伝送されるデータを記録機能に記
録する等所定のデータ処理を実行するようにした無線カ
ードシステムに使用される無線カード処理装置に係わ
り、特に、データ処理に必要な通信時間中はこの無線カ
ードを無線カード処理装置に設けた無線通信アンテナに
対して通信適正位置である所定距離内に保持することに
より通信が中断する恐れを防止するようにした無線カー
ド処理装置に関するものである。
に搭載して所定のデータを記録する記録機能等のデータ
処理機能及び無線通信機能を設けた無線カードとこの無
線カードに設けた無線通信機能によって記録機能に記録
したデータを無線カード処理装置に読み出し、また、無
線カード処理装置から伝送されるデータを記録機能に記
録する等所定のデータ処理を実行するようにした無線カ
ードシステムに使用される無線カード処理装置に係わ
り、特に、データ処理に必要な通信時間中はこの無線カ
ードを無線カード処理装置に設けた無線通信アンテナに
対して通信適正位置である所定距離内に保持することに
より通信が中断する恐れを防止するようにした無線カー
ド処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録機能等のデータ処理機能を設けたカ
ードは定期券や回数券の出改札に用いられる駅務機器、
遊園地等アミューズメント施設、ビルやマンションのセ
キュリティのための入退出管理装置等に用いられる。こ
のような用途に使用されるカードの中で磁気記録機能を
設けた磁気カードは無線カード処理装置に設けた磁気記
録の読み取り/書き込み機能である磁気ヘッドと磁気カ
ードを接触させる必要があるために、磁気ヘッドの摩耗
や汚れに対するメンテナンスが必要である。また、記録
できる容量が100バイト程度に制限されるという問題
がある。さらに、磁気記録が外部磁界等によって破壊さ
れる恐れがあるほか、偽造、改竄の恐れがあるという欠
点がある。上述のような問題点の多い磁気カードに代わ
って非接触式でデータの通信が実行できるIC等を搭載
したカード(以下無線カードと称する)が注目されるよ
うになった。即ち、無線カードは、自動生産工程等に採
用されるようになった他、セキュリティ用等のための携
帯者の個別情報チェックや、課金、徴収等が必要な分野
に実用化や実用試験が進められている。非接触によるデ
ータ通信を可能にする無線カードは人が手から離さなく
てもデータ通信が実行できるという利点がある。
ードは定期券や回数券の出改札に用いられる駅務機器、
遊園地等アミューズメント施設、ビルやマンションのセ
キュリティのための入退出管理装置等に用いられる。こ
のような用途に使用されるカードの中で磁気記録機能を
設けた磁気カードは無線カード処理装置に設けた磁気記
録の読み取り/書き込み機能である磁気ヘッドと磁気カ
ードを接触させる必要があるために、磁気ヘッドの摩耗
や汚れに対するメンテナンスが必要である。また、記録
できる容量が100バイト程度に制限されるという問題
がある。さらに、磁気記録が外部磁界等によって破壊さ
れる恐れがあるほか、偽造、改竄の恐れがあるという欠
点がある。上述のような問題点の多い磁気カードに代わ
って非接触式でデータの通信が実行できるIC等を搭載
したカード(以下無線カードと称する)が注目されるよ
うになった。即ち、無線カードは、自動生産工程等に採
用されるようになった他、セキュリティ用等のための携
帯者の個別情報チェックや、課金、徴収等が必要な分野
に実用化や実用試験が進められている。非接触によるデ
ータ通信を可能にする無線カードは人が手から離さなく
てもデータ通信が実行できるという利点がある。
【0003】無線カードを使用したシステムは、例えば
図3に示すような構成となっている。図3において1は
無線カード処理装置であって、無線カード処理装置1は
無線通信用の送受信機能と所定のデータ処理機能を設け
た、例えばICとその他の電子部品等によって構成され
た電子回路2と通信用のアンテナ3によって構成されて
いる。電子回路2には、さらに、この無線カード処理装
置1を含む無線カードシステムの上位システムの条件に
対応した図示しない上位のデータ処理装置や警報/表示
機能等が設けられる場合もある。4は無線カードであっ
て、無線カード処理装置1のアンテナ3に対応して通信
を行うアンテナと送受信回路および記録機能等所定のデ
ータ処理機能がIC等の電子回路部品によって構成され
ている。
図3に示すような構成となっている。図3において1は
無線カード処理装置であって、無線カード処理装置1は
無線通信用の送受信機能と所定のデータ処理機能を設け
た、例えばICとその他の電子部品等によって構成され
た電子回路2と通信用のアンテナ3によって構成されて
いる。電子回路2には、さらに、この無線カード処理装
置1を含む無線カードシステムの上位システムの条件に
対応した図示しない上位のデータ処理装置や警報/表示
機能等が設けられる場合もある。4は無線カードであっ
て、無線カード処理装置1のアンテナ3に対応して通信
を行うアンテナと送受信回路および記録機能等所定のデ
ータ処理機能がIC等の電子回路部品によって構成され
ている。
【0004】図4はアンテナ3の概略外部構造を示す図
である。同図(A)において、3Fはアンテナ収納ケー
ス、3fはアンテナ収納ケース3Fの表面に記載された
無線カードの提示位置と提示方向等を指示する表示であ
る。即ち、提示すべき無線カードを保持した人はこの表
示に従って、手持ちの無線カード(図示せず)をアンテ
ナ収納ケース3Fに近接させて通過する 。図4(A)
がアンテナ収納ケース3Fを水平に設置して使用するの
に対して、図4(B)はアンテナ収納ケース3Gを垂直
に設置して使用する例を示す。同図4(B)において、
3gはアンテナ収納ケース3Gの表面に記載された無線
カードの提示位置を指示する表示である。
である。同図(A)において、3Fはアンテナ収納ケー
ス、3fはアンテナ収納ケース3Fの表面に記載された
無線カードの提示位置と提示方向等を指示する表示であ
る。即ち、提示すべき無線カードを保持した人はこの表
示に従って、手持ちの無線カード(図示せず)をアンテ
ナ収納ケース3Fに近接させて通過する 。図4(A)
がアンテナ収納ケース3Fを水平に設置して使用するの
に対して、図4(B)はアンテナ収納ケース3Gを垂直
に設置して使用する例を示す。同図4(B)において、
3gはアンテナ収納ケース3Gの表面に記載された無線
カードの提示位置を指示する表示である。
【0005】次に、図5によって図4(A)及び(B)
に示した無線カード処理装置の機能を説明する。図5に
おいて、無線カードを持った人が、無線カードを図4
(A)及び(B)に示した無線カード収納ケース3F及
び3G上の表示3f及び3gを参照して提示すると、電
子回路2に設けた処理装置によって通信がOKか否かを
判定する。即ち、例えば、無線カード処理装置1は、電
子回路2の機能によって、アンテナ3から予め設定され
た所定の呼びかけ信号を継続して送信している。アンテ
ナ収納ケース3Fの所定距離内に接近した無線カードは
この呼びかけ信号を受信すると、予め設定された応答信
号を発信する。この応答信号を受信した無線カード処理
装置1は受信した応答信号を判別してこの無線カードシ
ステムとして適正な無線カードであるかどうかを判定
し、適正な無線カードであると所定の通信を開始する。
即ち、この無線カード処理装置の構成条件によってはO
Kランプを点灯し、無線カードに記録された記録内容か
ら所定番地のデータを読み出し、このデータを判定し、
また、このデータによって所定の処理を実行する。さら
に、必要な場合は、新たに記録すべきデータを無線カー
ドに送信して所定の記録番地に記録させる等、この無線
カード処理装置に予め設定された手順に従って所定の処
理動作が実行される。この無線カード処理装置に上位の
処理装置が存在する場合は、この上位処理装置(図示せ
ず)からの指令に従った動作を実行する。また、この無
線カードが制御対象装置に搭載されている場合には、無
線カード処理装置1は所定の駆動信号を送る。
に示した無線カード処理装置の機能を説明する。図5に
おいて、無線カードを持った人が、無線カードを図4
(A)及び(B)に示した無線カード収納ケース3F及
び3G上の表示3f及び3gを参照して提示すると、電
子回路2に設けた処理装置によって通信がOKか否かを
判定する。即ち、例えば、無線カード処理装置1は、電
子回路2の機能によって、アンテナ3から予め設定され
た所定の呼びかけ信号を継続して送信している。アンテ
ナ収納ケース3Fの所定距離内に接近した無線カードは
この呼びかけ信号を受信すると、予め設定された応答信
号を発信する。この応答信号を受信した無線カード処理
装置1は受信した応答信号を判別してこの無線カードシ
ステムとして適正な無線カードであるかどうかを判定
し、適正な無線カードであると所定の通信を開始する。
即ち、この無線カード処理装置の構成条件によってはO
Kランプを点灯し、無線カードに記録された記録内容か
ら所定番地のデータを読み出し、このデータを判定し、
また、このデータによって所定の処理を実行する。さら
に、必要な場合は、新たに記録すべきデータを無線カー
ドに送信して所定の記録番地に記録させる等、この無線
カード処理装置に予め設定された手順に従って所定の処
理動作が実行される。この無線カード処理装置に上位の
処理装置が存在する場合は、この上位処理装置(図示せ
ず)からの指令に従った動作を実行する。また、この無
線カードが制御対象装置に搭載されている場合には、無
線カード処理装置1は所定の駆動信号を送る。
【0006】上述の処理動作中に、図3に示すように無
線カード4の位置がアンテナ3の機能特性によって定ま
る通信適正位置外に移動し、通信の継続が不能になる
か、または誤動作の危険性が生じると、この無線カード
処理装置1の構成条件に従って、例えば、異常報知を行
う。また、無線カードシステムの構成によっては図示し
ない警報機能等による警報等を行って無線カード提示者
に再度の提示を指示する。また、アンテナ3に接近した
無線カード4が所定のカードとは異なる場合にもOKラ
ンプを点灯しない。なお、無線カードシステムの構成に
よっては、図示しない警報機能等による警報等を行って
無線カード提示者に提示する無線カードが正規のもので
はないことを注意する。このように無線カード処理装置
に予め設定された所定の機能の実行が完了すると、この
無線カード処理装置1の構成条件に従って、例えば、O
Kランプを消灯して処理の完了を表示する。
線カード4の位置がアンテナ3の機能特性によって定ま
る通信適正位置外に移動し、通信の継続が不能になる
か、または誤動作の危険性が生じると、この無線カード
処理装置1の構成条件に従って、例えば、異常報知を行
う。また、無線カードシステムの構成によっては図示し
ない警報機能等による警報等を行って無線カード提示者
に再度の提示を指示する。また、アンテナ3に接近した
無線カード4が所定のカードとは異なる場合にもOKラ
ンプを点灯しない。なお、無線カードシステムの構成に
よっては、図示しない警報機能等による警報等を行って
無線カード提示者に提示する無線カードが正規のもので
はないことを注意する。このように無線カード処理装置
に予め設定された所定の機能の実行が完了すると、この
無線カード処理装置1の構成条件に従って、例えば、O
Kランプを消灯して処理の完了を表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、無線カードの
提示者は通信が完了するまでの一定時間、無線カードを
アンテナ収納ケースの上の所定位置に保持しておくこと
が必要である。ところで、従来のものでは、アンテナ収
納ケース上に図4に示すように、アンテナ収納ケースの
上部一面に、円マークや矢印を記載した模様、カードを
持つ手を書いた絵、記号を書いたシールを貼りつけて二
次元的に提示目標を表示するものが見受けられるが、次
のような問題点があった。 このような表示であると、アンテナ収納ケース表面位
置における2次元的確認は実行可能だが、アンテナ収納
ケース上部一面から垂直方向に離れた距離の通信適正位
置の限界が明確でない。即ち、通信有効エリアはアンテ
ナ収納ケースの上部1面に3次元的に構成されており、
一般に無線カードの寸法に対して十分に包含できる体積
を有しているが、十分に余裕のある程大きくはなく、目
視することは出来ない。そのために、一般的には無線カ
ード提示者は提示すべき無線カードをアンテナ収納ケー
スに十分には接近させず、また、比較的速く無線カード
を移動させる恐れがあった。 無線カード提示位置の自由度を高めるために通信有効
エリアを広くすることは技術的に可能であるが、複数の
無線カードを保持する提示者が存在する場合等にも混信
による誤動作を生じないようにするためには、通信可能
距離には限度がある。また、無線カード側の送信出力に
も限度がある。 通信可能領域が十分に大きくなく、その領域表示が不
十分なために、無線カード提示者が通信が完了する時間
内に無線カードを通信適正位置領域外に移動させると、
例えば警報が報知されて無線カード提示者に対して再度
の提示要求がなされる。従って、無線カード提示者は通
信が完了するのを確認するまで適正な提示位置が不明確
なままで無線カードを保持する必要があって無線カード
提示者に不安定な動作を要求するものである。通信中断
のためによる再度の無線カード提示や一定姿勢の無線カ
ード保持を要求することは無線カードシステムの便利さ
を極度に阻害するものである。 本発明は従来のものの上記課題を解決し、上記要望に応
える無線カード提示者が無線カードを通信適正位置内に
確実に提示するように3次元的に表示手段を設けた無線
カード処理装置を提供することを目的とする。
提示者は通信が完了するまでの一定時間、無線カードを
アンテナ収納ケースの上の所定位置に保持しておくこと
が必要である。ところで、従来のものでは、アンテナ収
納ケース上に図4に示すように、アンテナ収納ケースの
上部一面に、円マークや矢印を記載した模様、カードを
持つ手を書いた絵、記号を書いたシールを貼りつけて二
次元的に提示目標を表示するものが見受けられるが、次
のような問題点があった。 このような表示であると、アンテナ収納ケース表面位
置における2次元的確認は実行可能だが、アンテナ収納
ケース上部一面から垂直方向に離れた距離の通信適正位
置の限界が明確でない。即ち、通信有効エリアはアンテ
ナ収納ケースの上部1面に3次元的に構成されており、
一般に無線カードの寸法に対して十分に包含できる体積
を有しているが、十分に余裕のある程大きくはなく、目
視することは出来ない。そのために、一般的には無線カ
ード提示者は提示すべき無線カードをアンテナ収納ケー
スに十分には接近させず、また、比較的速く無線カード
を移動させる恐れがあった。 無線カード提示位置の自由度を高めるために通信有効
エリアを広くすることは技術的に可能であるが、複数の
無線カードを保持する提示者が存在する場合等にも混信
による誤動作を生じないようにするためには、通信可能
距離には限度がある。また、無線カード側の送信出力に
も限度がある。 通信可能領域が十分に大きくなく、その領域表示が不
十分なために、無線カード提示者が通信が完了する時間
内に無線カードを通信適正位置領域外に移動させると、
例えば警報が報知されて無線カード提示者に対して再度
の提示要求がなされる。従って、無線カード提示者は通
信が完了するのを確認するまで適正な提示位置が不明確
なままで無線カードを保持する必要があって無線カード
提示者に不安定な動作を要求するものである。通信中断
のためによる再度の無線カード提示や一定姿勢の無線カ
ード保持を要求することは無線カードシステムの便利さ
を極度に阻害するものである。 本発明は従来のものの上記課題を解決し、上記要望に応
える無線カード提示者が無線カードを通信適正位置内に
確実に提示するように3次元的に表示手段を設けた無線
カード処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、データ
記録機能と所定の地上局との間で相互に所定手段で通信
をなす機能を備えた携帯可能に構成した無線カードと、
所定の位置以内に近接した前記無線カードと予め設定さ
れた処理条件に従って無線通信をなすとともに少なくと
も該無線カードから所定データを読み取る機能等を備え
た上記地上局を構成する無線カード処理装置等によって
構成された無線カードシステムにおいて、上記無線カー
ドを提示したい領域が、ホログラム、LED、レーザ、
ランプなどの光学的手段を用いて立体映像化して認識可
能とされていることを特徴とする無線カード処理装置に
よって達成される。
記録機能と所定の地上局との間で相互に所定手段で通信
をなす機能を備えた携帯可能に構成した無線カードと、
所定の位置以内に近接した前記無線カードと予め設定さ
れた処理条件に従って無線通信をなすとともに少なくと
も該無線カードから所定データを読み取る機能等を備え
た上記地上局を構成する無線カード処理装置等によって
構成された無線カードシステムにおいて、上記無線カー
ドを提示したい領域が、ホログラム、LED、レーザ、
ランプなどの光学的手段を用いて立体映像化して認識可
能とされていることを特徴とする無線カード処理装置に
よって達成される。
【0009】
【作用】本発明は、上述のように無線カードの提示目標
を3次元的立体映像として形成したので、無線カード提
示者は無線カードの保持位置を3次元的に認識し、心理
的に無線カードを3次元的に形成された立体映像内に提
示しようとする。従って、無線カードは通信適正位置領
域内に必要な通信時間の間滞留するので、通信が中断さ
れて再度の提示を要求される恐れが減少する。また、無
線カード提示者に対する不安感や不便さを改善し、確実
な通信が得られるようになる。さらに、処理装置の平面
上に発光装置又は投影装置を据え付けるだけで通信領域
が3次元的に識別可能な状態になり、提示位置、提示方
法をマークによる記載を用いる場合に比べて明確化する
ことができる。
を3次元的立体映像として形成したので、無線カード提
示者は無線カードの保持位置を3次元的に認識し、心理
的に無線カードを3次元的に形成された立体映像内に提
示しようとする。従って、無線カードは通信適正位置領
域内に必要な通信時間の間滞留するので、通信が中断さ
れて再度の提示を要求される恐れが減少する。また、無
線カード提示者に対する不安感や不便さを改善し、確実
な通信が得られるようになる。さらに、処理装置の平面
上に発光装置又は投影装置を据え付けるだけで通信領域
が3次元的に識別可能な状態になり、提示位置、提示方
法をマークによる記載を用いる場合に比べて明確化する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本発明は
発光源の種類によって以下に示す図1および図2の構造
を有する。 実施例1:図1は、図3における無線カード処理装置1
が無線カード4と非接触で通信するためのアンテナ3を
内部に収納したアンテナ収納ケース3Aの内部にホログ
ラム投影装置5を搭載した立体図を示す。アンテナ収納
ケース3A以外の無線カード処理装置1に属する電子回
路2等の要素装置、および無線カード処理装置等を含む
無線カードシステムに所属するその他の要素装置類は本
発明の本質には直接関係せず、無線カード処理装置1の
機能は図5によって前述した機能と同様に説明できるの
で、その図示説明は省略している。内部にホログラム投
影装置5を設け、通信領域とほぼ同等な範囲に斜線模様
による表示をした3次元的立体映像6を映し出す
発光源の種類によって以下に示す図1および図2の構造
を有する。 実施例1:図1は、図3における無線カード処理装置1
が無線カード4と非接触で通信するためのアンテナ3を
内部に収納したアンテナ収納ケース3Aの内部にホログ
ラム投影装置5を搭載した立体図を示す。アンテナ収納
ケース3A以外の無線カード処理装置1に属する電子回
路2等の要素装置、および無線カード処理装置等を含む
無線カードシステムに所属するその他の要素装置類は本
発明の本質には直接関係せず、無線カード処理装置1の
機能は図5によって前述した機能と同様に説明できるの
で、その図示説明は省略している。内部にホログラム投
影装置5を設け、通信領域とほぼ同等な範囲に斜線模様
による表示をした3次元的立体映像6を映し出す
【0011】実施例2:図2の例は3次元的立体映像を
映し出す光源にLED、レーザ、ランプを使用したもの
で2ヶ所ある光源7より光を出し、交差領域が煙、塵等
と反射して立体映像8を映し出し、その映示範囲を通信
領域と一致するように設定するとカード使用者が無線カ
ードを映示領域に提示するようになる。なお、無線カー
ド処理装置等、無線カードシステムに所属する他の要素
装置類は本発明の本質には直接関係せず、無線カード処
理装置1の機能は図5によって前述した機能と同様に説
明できるので、その図示説明は省略する。
映し出す光源にLED、レーザ、ランプを使用したもの
で2ヶ所ある光源7より光を出し、交差領域が煙、塵等
と反射して立体映像8を映し出し、その映示範囲を通信
領域と一致するように設定するとカード使用者が無線カ
ードを映示領域に提示するようになる。なお、無線カー
ド処理装置等、無線カードシステムに所属する他の要素
装置類は本発明の本質には直接関係せず、無線カード処
理装置1の機能は図5によって前述した機能と同様に説
明できるので、その図示説明は省略する。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
無線カードおよび/または無線カード処理装置を特別に
高価な構造にすることなく、つぎのような優れた効果を
有する。 (1)無線カード提示者に特に意識させることなく、無線
カードの通信適正位置に滞在する時間が常に必要通信時
間を満足する。 (2)無線カードの通信適正位置に滞在する時間が必要通
信時間を満足するので、無線カード提示者に不安感や不
便さを除いて確実な通信が得られる。 (3)立体映像の提示領域をアンテナ平面領域よりも小に
なるように形成すれば、無線カードは確実に通信適正位
置内に提示される。 (4)立体映像によりカードが通信適正範囲内におさまっ
ているか、それとも適正範囲内からそれているかを視覚
的に判別することができる。
無線カードおよび/または無線カード処理装置を特別に
高価な構造にすることなく、つぎのような優れた効果を
有する。 (1)無線カード提示者に特に意識させることなく、無線
カードの通信適正位置に滞在する時間が常に必要通信時
間を満足する。 (2)無線カードの通信適正位置に滞在する時間が必要通
信時間を満足するので、無線カード提示者に不安感や不
便さを除いて確実な通信が得られる。 (3)立体映像の提示領域をアンテナ平面領域よりも小に
なるように形成すれば、無線カードは確実に通信適正位
置内に提示される。 (4)立体映像によりカードが通信適正範囲内におさまっ
ているか、それとも適正範囲内からそれているかを視覚
的に判別することができる。
【図1】本発明によるカード用処理装置の実施例1とそ
の立体映像を示す。
の立体映像を示す。
【図2】本発明によるカード用処理装置の実施例2とそ
の立体映像を示す。
の立体映像を示す。
【図3】本発明及び従来例無線カード装置の両者に適用
される無線カードシステムの構成図を示す。
される無線カードシステムの構成図を示す。
【図4】従来の無線カード処理装置における無線カード
提示目標の記載例を説明するアンテナ収納ケースの斜視
図で、同図(A)はアンテナ収納ケースの平面配置型の
ものを、同図(B)はアンテナ収納ケースの垂直配置型
のものを示す。
提示目標の記載例を説明するアンテナ収納ケースの斜視
図で、同図(A)はアンテナ収納ケースの平面配置型の
ものを、同図(B)はアンテナ収納ケースの垂直配置型
のものを示す。
【図5】本発明及び従来例の両者の無線カード処理装置
を適用する無線カードシステムにおける機能を説明する
概略フロー図を示す。
を適用する無線カードシステムにおける機能を説明する
概略フロー図を示す。
1 無線カード処理装置 2 電子回路 3 アンテナ 3A〜3E アンテナ収納ケース 5 ホログラム投影装置 6 ホログラムによる3次元立体映像領域 7 LED、レーザ、ランプを用いた発光装置 8 発光装置によって映し出される立体映像領域
Claims (5)
- 【請求項1】 データ記録機能と所定の地上局との間で
相互に所定手段で通信をなす機能を備えた携帯可能に構
成した無線カードと、所定の位置以内に近接した前記無
線カードと予め設定された処理条件に従って無線通信を
なすとともに少なくとも該無線カードから所定データを
読み取る機能等を備えた上記地上局を構成する無線カー
ド処理装置等によって構成された無線カードシステムに
おいて、上記無線カードを提示したい領域が光学的手段
を用いて立体映像化して認識可能とされていることを特
徴とする無線カード処理装置 - 【請求項2】 提示させたい領域を立体映像化する手段
としてホログラムを使用した請求項1記載の無線カード
用処理装置 - 【請求項3】 提示させたい領域を立体映像化する手段
にLEDを使用した請求項1記載の無線カード用処理装
置 - 【請求項4】 提示させたい領域を立体映像化する手段
にレーザを使用した請求項1記載の無線カード用処理装
置 - 【請求項5】 提示させたい領域を立体映像化する手段
にランプを使用した請求項1記載の無線カード用処理装
置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174497A JPH096935A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 無線カード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174497A JPH096935A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 無線カード処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096935A true JPH096935A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15979531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174497A Pending JPH096935A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 無線カード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH096935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041905A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Afficheur optique |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7174497A patent/JPH096935A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041905A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Afficheur optique |
US6377370B1 (en) | 1997-03-18 | 2002-04-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical display apparatus |
US6757087B1 (en) | 1997-03-18 | 2004-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical display |
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