JPH096922A - 手書き文字認識装置 - Google Patents

手書き文字認識装置

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JPH096922A
JPH096922A JP7153454A JP15345495A JPH096922A JP H096922 A JPH096922 A JP H096922A JP 7153454 A JP7153454 A JP 7153454A JP 15345495 A JP15345495 A JP 15345495A JP H096922 A JPH096922 A JP H096922A
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JP
Japan
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dictionary
minus
character
recognition
recognized
Prior art date
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JP7153454A
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English (en)
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Hidekazu Tanaka
秀和 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to CN96110777A priority patent/CN1123844C/zh
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/12Use of codes for handling textual entities
    • G06F40/151Transformation
    • G06F40/157Transformation using dictionaries or tables
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/36Matching; Classification
    • G06V30/373Matching; Classification using a special pattern or subpattern alphabet
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
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    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書き文字の文字認識装置において、ユーザ
ーの筆跡の癖に起因する誤認識を軽減して認識効率を高
めること。 【構成】 ライトペン、タブレット等から入力したユー
ザーの筆跡を検出し、文字認識前処理を行ない、標準の
評価ポイントによる候補文字を選出する認識処理を行な
い、認識後処理を行った後、アプリケーション装置(電
子手帳、電子辞書、ワープロ、パソコン等)へ供給する
ように構成した手書き文字認識装置において、認識処理
のための標準的筆跡を基にした評価ポイントが記入され
た候補文字辞書と個人の癖を配慮したマイナス辞書を使
って、標準の評価ポイントから個人的な癖による誤認識
を生じる文字に対する減点をおこなって、その結果に基
いて総合評価を行なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力手書き文字の認識
に際して、使用頻度が低くかつ誤認識され易い文字に対
して、意図的にその評価値を下げることにより誤認識を
防ぐようにした手書き文字認識装置に関し、特に、手書
き文字認識装置において、評価値を下げるための特別な
辞書「マイナス辞書」を装備した手書き文字認識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子手帳、電子辞書、パソコン等の分野
に於いては、キーボードに代わる使い易い入力手段とし
て近年手書き文字認識装置等が注目されつつある。図4
は、それらの手書き文字認識装置の一例を示すシステム
構成図である。
【0003】同図に示す通り、手書き文字認識装置はタ
ブレット等からライトペンを使って入力した文字の筆跡
を調べてその文字を認識し、アプリケーション装置に入
力するようになったものである。この処理は、前処理と
後処理を含み、前処理は入力された筆跡の認識をし易い
形に変換する処理であり、こうして処理された筆跡につ
いて、認識辞書を使ってその筆跡に対応する文字を認識
する。
【0004】後処理は認識結果が正しいかどうかを判断
して、誤っていれば訂正するか再試行する処理である。
こうして認識された文字は電子手帳、電子辞書、パソコ
ン等のアプリケーション装置に入力され、それぞれの目
的・用途に従って活用される。
【0005】図5は、本発明の文字認識を実行するのに
使われる装置の概略を示したもので、認識しようとする
文字はタブレットから処理装置CPUに入力され、記憶
装置ROMに記憶された認識に必要な情報を使って認識
し、認識結果を表示装置に表示させるようにする。
【0006】以上従来の文字認識装置について概略説明
したが、既存の手書き文字認識装置の文字認識率は低い
ものであって実用上充分なレベルにまで達していない。
そのために、手書き文字認識装置を活用した新たな商品
群の創造には「認識精度の向上」が不可欠となってき
た。
【0007】ところが、日本語の場合には文字種が多い
ため、どうしても認識できないか認識しにくいという文
字が発生してしまう。このような状況から、手書き文字
のユーザー辞書を備えたシステムも存在するが、これに
よってもまだ「誤認識」が問題となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来装置の欠点
を克服するため、手書き文字ユーザー辞書によって、新
しい文字辞書を追加した場合、ユーザー辞書を使う前に
問題となっていた文字についての認識は正常に行われる
ようになるが、ユーザー辞書を使う前には問題なく正常
に認識することができていた文字に悪影響を及ぼすよう
になる。
【0009】本発明は、このような従来の文字認識装置
の欠点を克服するためになされたものであって、特に誤
認識の対策を施す以前に正常に認識することができた文
字への悪影響(干渉)がない手書き文字認識装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によれば、手書き文字認識の辞書におい
て、評価値を下げるための特別な辞書である「マイナス
辞書」を装備することにより、その辞書を装備する前に
正常に認識することができた文字への悪影響(干渉)な
しに文字認識率の改善が図られることをみいだした。
【0011】即ち、本発明は、手書き文字認識装置にお
いて、使用頻度が低くかつ誤認識されやすい文字を、予
め「マイナス辞書」に登録しておくことで、意図的に評
価値を下げることにより、誤認識を防ぐようにしてい
る。
【0012】
【作用】本発明においては、手書き文字認識のための辞
書に、評価値を下げるための特別な辞書「マイナス辞
書」を装備しているので、それまでに正常に認識するこ
とができなかった文字への悪影響(干渉)がない。従っ
て、誤認識を改善することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のマイナス辞書を適用した手書
き文字認識装置の一実施例について、図面を参照して説
明する。図1は、本発明の手書き文字認識装置の構成を
示す。同図において、筆跡入力、認識前処理、認識処
理、認識後処理、アプリケーション装置への入力は、図
4を参照して前述したのと同様であるから、ここではこ
れ以上の説明は省略する。
【0014】図1に図示した本発明の装置が図4に図示
した従来の装置と相違する点は、認識処理と認識後処理
の間に「マイナス辞書」による総合評価装置が設けられ
ている点である。従って、この点について下記に説明す
る。
【0015】文字認識装置に於いて、誤認識はつきもの
である。人によってその筆跡に癖があるため、ある特定
のユーザーにとっては「或る文字を書くと、いつも間違
って所望の文字とは異なった或る文字がでてきてしまう
‥‥」といった事態が発生しやすい。
【0016】例えば、「け」と書くと「什」になってし
まう場合がある。この場合でも、入力筆跡「け」に対す
る一連の候補文字の中に正しい認識候補「け」がある
が、そのユーザーの筆跡に付いては「什」の方が「け」
より高い評価ポイントになってしまうために、「け」は
第2候補になってしまう。
【0017】ここで、「マイナス辞書」を設けて、認識
評価の際に、マイナス辞書に登録されている文字を減点
し、その結果を総合評価するようにする。例えば、上記
の場合のユーザーは「什」をマイナス辞書に登録してお
くことで、めったに使用されない「什」ではなく「け」
が第1候補になる。
【0018】図1に示すマイナス辞書による総合評価
は、後述するマイナス辞書を準備して、使用者の字体の
癖による文字の誤認識を防ぐようにする役目をする。こ
の様子を図2を参照して詳しく説明する。今、使用者が
ライトペンまたはタブレット等を使って「け」と言う字
を手書きで入力したとすると、使用者の筆跡の癖のため
に、第1候補として「什」が出てきてしまうことがあ
る。
【0019】使用者が本当に入力したいのは、「け」で
あって「什」ではないから、この様な認識は不都合であ
る。そこで、この使用者が「け」を入力するときは
「け」が認識されるように「什」の候補順位を後の方に
なるようにしておけばよい。
【0020】それでは、そのように順位を決定するには
どうすればよいだろうか。図2の下方の表をみると明ら
かなように、手書き文字「け」に対する認識処理装置に
よる認識の結果は、第1候補が「什」、第2候補が
「け」、第3候補が「H」、第4候補が「氏」であり、
なぜ、そのような順位になるかを決めているのは、評価
ポイントである。
【0021】第1候補の「什」に対する評価ポイントは
88、第2候補の「け」に対する評価ポイントは75で
あるから、「什」と認識されるのである。そこで、この
使用者が手書き文字の「け」を入力したときに正しく
「け」が認識されるようにするためにマイナス辞書の
「什」の欄に−50と書いておけば、「什」の総合評価
は88−50=33となり、総合評価ポイントが一番低
い第4候補となる。
【0022】「什」は一般に使用頻度も低い文字であ
り、かつ、この使用者にとっては誤認識されやすい文字
であるから、このように個人別の癖に合わせて減点する
マイナス辞書にマイナス点を書き込んでおくことによ
り、認識の効率を高めることができる。
【0023】このように、手書き文字認識装置におい
て、使用頻度が低くかつ誤認識されやすい文字を、予め
「マイナス辞書」に登録しておくことで、意図的にその
文字の評価値を下げることにより、誤認識を防ぐことが
できる。
【0024】次に、図3を参照して、「マイナス辞書」
の活用の仕方について説明する。同図に示す通り、ステ
ップ1でマイナス辞書の参照を開始する。引き続き、ス
テップ2で変数Nに認識候補総数をセットし、ステップ
3で変数nをn=0にセットする。
【0025】ステップ4でn<=N,即ちnが認識候補
総数に達したか否かを判別する。そうして、総数を越え
ていれば(即ち、n>Nとなっていれば)ステップ11
に進んで終了する。まだ総数を越えていなければ、ステ
ップ5に進み、変数iをi=0にセットする。
【0026】続いてステップ6に進み、変数jにマイナ
ス辞書総数をセットし、ステップ7に進み、i<jか否
かを判定する。もしiがマイナス辞書の総数jに達して
いれば、ステップ10にジャンプする。
【0027】iがマイナス辞書総数jに達していなけれ
ば、その文字はマイナス辞書に登録された文字か否かを
チェックする。もし、そうでなければステップ10にジ
ャンプする。もし、マイナス辞書に登録されていれば、
ステップ9で、その文字の評価値を下げる。ステップ1
0ではマイナス辞書の次の文字へ進むためn=n+1の
計算をしてステップ4に戻る。そうして、4〜10のス
テップを繰り返す。最後にn>N、即ち認識候補総数を
越えるとステップ11に進んで終了となる。
【0028】上記の例のように、誤って認識される文字
が頻繁に使われない文字である場合(この場合は
「什」)には、「マイナス辞書」を用意することでほぼ
確実に誤認識を防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明
によれば、手書き文字認識に用いられる辞書に書かれて
いる候補文字に対する評価値のうち特定の候補に対する
評価値を下げるための特別な辞書である「マイナス辞
書」を装備しているので、この「マイナス辞書」を採用
する以前に正常に認識することができた文字への悪影響
(干渉)を及ぼすことなしに、このマイナス辞書を採用
する前に誤認識し易かった文字の認識が正常に行われる
ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識装置の一実施例のシステム構
成図である。
【図2】本発明による文字認識の動作説明のための説明
図である。
【図3】本発明の文字認識装置の一実施例のマイナス辞
書の活用動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の文字認識装置の一例のシステム構成図で
ある。
【図5】本発明および従来の文字認識装置が適用される
装置の構成図である。
【符号の説明】 1 筆跡検出装置 2 認識前処理装置 3 認識処理装置 4 マイナス辞書による総合評価装置 5 認識後処理装置 6 アプリケーション装置への入力

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された手書き文字の筆跡に基いて、
    その文字を認識する、手 書き文字認識装置において、入力手書き文字の筆跡から
    標準的に認識される複数の候補文字の各々に予め評価ポ
    イントを与える手段と、ユーザーの個人的な筆跡上の癖
    により誤認識され易く且つ使用頻度の低い候補文字に対
    して評価ポイントを意図的に下げる手段を設け、これら
    の手段による総合評価ポイントに基いて文字認識を行な
    うようにした手書き文字認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の手書き文字認識装置に
    おいて、前記評価ポイントを意図的に下げる手段が、前
    記誤認識され易く且つ使用頻度の低い候補文字に対する
    マイナス点を記憶させたマイナス辞書であることを特徴
    とする手書き文字認識装置。
JP7153454A 1995-06-20 1995-06-20 手書き文字認識装置 Abandoned JPH096922A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153454A JPH096922A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 手書き文字認識装置
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