JPH0969129A - ショッピングシステム - Google Patents

ショッピングシステム

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JPH0969129A
JPH0969129A JP22372095A JP22372095A JPH0969129A JP H0969129 A JPH0969129 A JP H0969129A JP 22372095 A JP22372095 A JP 22372095A JP 22372095 A JP22372095 A JP 22372095A JP H0969129 A JPH0969129 A JP H0969129A
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shopper
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Masayuki Oguri
正幸 小栗
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品情報対象物が存在する場所に居る買物客
は、買物情報端末手段を用いて、種々の商品情報対象物
に関する情報及び受注情報の受け渡しを自由に受け取る
ことが出来るので、商品情報対象物が存在する場所にお
いて、商品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け
渡しを提供するショッピングシステムを実現することで
ある。 【解決手段】 商品情報対象物に関する情報及び受注情
報の受け渡しを貯蔵している情報供給手段530、54
0が通信手段500〜50nを介して商品情報対象物が
存在する場所にある買物情報端末手段10と通信するこ
とにより、買物情報端末手段10を使用する買物客を個
別に特定し買物情報端末手段10からの要求に基づき商
品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け渡しを供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品情報対象物が存
在する場所において、買物客に対し、買物客の要求に基
づく商品情報対象物に関する情報を提供するショッピン
グシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デパートやスーパーストア、
ショッピングセンター等の商業施設では買物客は商品陳
列棚に置いてある商品を見たり実際に手に取ったりし
て、品質・性能・機能・デザイン・カラー・サイズ・価
格・味・量目等の商品特性を考慮し品定めをした結果、
購入の決定をし商品をかご等に入れて、レジまで持参し
て料金の精算をし、自宅等へと持ち帰る。又、商品の脇
に商品カタログを用意してある場合、その商品カタログ
をよく見る買物客もいれば、見ないですぐに店員を呼ん
で説明してもらう買物客もいる。そして、商品カタログ
を山積みに置いたり、あるいは商品カタログを集合させ
てケースに置いたり、または商品カタログをファイルに
収納して見やすくしていることもあるし、商品カタログ
を置いていなかったり、配布もしてくれない商業施設も
ある。あるいは、商品が陳列できないものや在庫のない
もの等の場合には、商品カタログで確認をした上で、商
品の発注をし、代金の精算をすませ、依頼商品の入庫の
通知の連絡を受けた後、再度来店して持ち帰るか、自宅
に配達を依頼することになる。さらに、商業施設では商
品の販売の他に、チケット販売、旅行申し込み、靴修
理、服のお直し、家の修繕、各種保険、宝くじ、引越し
サービス、宅配便の手配、公共料金の支払等の各種サー
ビスという商品を用意しているので、商業施設内のそれ
ぞれの場所へ移動しながら様々なサービスを受けるのだ
が、買物の後では手荷物が多くなっている。また、商業
施設では、店頭に陳列している商品の万引きや商品の汚
れや破損で困っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その場合、商品が陳列
されている時は現物を手に取って商品の特性や価格等を
確認できるが、買物客にとっては必ずしも自己の満足す
る商品の情報が得られ納得のできる買物をしているとは
限らない。メディアを通した商品の広告宣伝を見ること
により商品の内容が予め分かっていることもあるが、他
商品との比較を素早くできないこともある。また、商品
カタログも用意されていることがあるが、商品の前で立
ち読みするのは、周囲にも買物客がいるので長い時間カ
タログを独占することは出来ない。家に持ち帰るための
商品カタログを用意していない商業施設もある。商品カ
タログに関して言えば、特に注意書きや寸法等の仕様に
関しての文字が小さいので高齢者の買物客にとっては読
みずらい。
【0004】往々にして、商業施設の販売形態によって
は家電製品等の重いものや家具等の大きな商品でもレジ
まで買物客自身で持参する不便さもある。あるいは、実
演販売での説明案内人の肉声での説明内容を限られた時
間内で理解することは容易でないし、途中から説明を受
けることもしばしばである。そして、店員に詳しい説明
を求めても、上手に説明が出来ないこともある。
【0005】また、在庫してない商品やカタログ販売の
商品等では、印刷物で商品の内容を理解しなければなら
ないので、実感の伴わないイメージでの商品購買決定を
することもある。これに変わってビデオで商品紹介もし
ているが、そのビデオは自動リピート機能になっている
ことが多いので、途中からでは内容が分からない。そし
て、次に始まるのがいつなのかも分かり難い状況であ
る。複数人の買物客が見ていることも多いので、買物客
各人が詳しく見たい箇所をビデオテープを巻戻して見直
すことは難しい状況である。 商業施設が混雑している
時には、店内で商品が満杯になったかごを持ち運ぶこと
は大変であるし、レジに行列をして精算するのもおっく
うである。
【0006】さらに、チケットやギフト、旅行手続き、
保険の申し込み、電話の加入手続き、公共料金の支払等
の各種サービスという商品の購入や申し込み時は、別の
サービスカウンターに出向き手続きをするが、買物を終
えた後では手荷物も重なり面倒である。
【0007】商業施設に陳列してある商品は時々万引き
されたり、汚されたり、または床に落としたりする等汚
損することがあって、商業施設の経営上の損失になって
いる。
【0008】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、1つの目的は、買物客各人の多様な要求に応
える商品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け渡
しを提供するショッピングシステムを実現することであ
る。
【0009】本発明の他の目的は買物客が自由に動きな
がら必要とするタイミングで商品情報対象物に関する情
報及び受注情報の受け渡しを提供するショッピングシス
テムを実現することである。
【0010】本発明の他の目的は多様な商品情報対象物
が存在する場所において商品情報対象物に関する情報及
び受注情報を提供するショッピングシステムを実現する
ことである。
【0011】本発明の他の目的は多様な商品情報対象物
に関する情報を提供するショッピングシステムを実現す
ることである。本発明のさらに他の目的は外部情報ネッ
トワークとネットワークを形成するショッピングシステ
ムを実現することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は商品情報対象物
に関する情報に加えて多様なサービスをも提供するショ
ッピングシステムを実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明は、商品情報対象物が存在する場所において用いら
れる買物情報端末手段と、商品情報対象物が存在する場
所に設置され前記買物情報端末手段と通信により信号の
授受を行う通信手段と、商品情報対象物に関する情報及
び受注情報の受け渡しを貯蔵し前記通信手段を介して前
記買物情報端末手段と通信することにより前記買物情報
端末手段に商品情報対象物に関する情報及び受注情報の
受け渡しを行う情報供給手段とを具備することを特徴と
するショッピングシステムである。
【0014】ここで、商品情報対象物とは例えば商品、
商品見本、商品を説明する物等であり、商品情報対象物
が存在する場所とは例えば商業施設、商店街、公共施
設、イベント会場等である。
【0015】買物情報端末手段は携帯可能であることが
操作性を良くすることと自由に動きながら買物ができる
点で好ましい。買物情報端末手段は商品情報対象物の存
在する場所に据え置かれることが商品情報対象物の内容
によっては複数の買物客によって共有できる点で好まし
い。
【0016】買物情報端末手段は買物客に関する識別情
報の入力手段を有することが運営管理、会計処理や経営
管理の点で好ましい。買物情報端末手段は商品情報対象
物に関する情報を記憶した記憶媒体を有することが情報
供給手段の負担を軽減する点で好ましい。
【0017】情報供給手段は他の情報供給手段と情報ネ
ットワークを形成することが商品情報対象物に関する情
報を豊富にする点で好ましい。情報供給手段は商品情報
対象物に関する情報の提供以外の他のサービス提供機能
を有することがサービスを多様化する点で好ましい。
【0018】情報供給手段が買物客の希望する商品情報
対象物に関する情報及び受注情報の受け渡しを、通信手
段を介して、買物客に提供できることが自由に動きなが
ら必要とするタイミングで買物ができる点で好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明実施例の装置
のブロック図である。図1において、買物情報端末機1
0は買物客がこれを操作することにより情報を得る端末
機である。買物情報端末機10は本発明における情報端
末手段の実施例の一例である。買物情報端末機10は買
物客個人が商品情報対象物が存在する場所に携帯して行
くものである。買物客が複数人いるときは各自がそれぞ
れ買物情報端末機10を携帯する。なお、据え置きの買
物情報端末機を商品情報対象物が存在する場所に設ける
ようにしても良い。
【0020】情報通信装置500〜50nは複数の商品
情報対象物が存在する場所に設置され、買物情報端末機
10と無線通信によって信号の送受信を行なうものであ
る。通信の回線は個々の買物情報端末機に対し固有の回
線が割り当てられる。据え置き型の買物情報端末機が設
置される場合は有線通信によるようにしても良い。情報
通信装置500〜50nは本発明の通信手段の実施例の
一例である。
【0021】情報処理装置530は情報通信装置500
〜50nを通じて買物情報端末機10と通信し、買物情
報端末機10から発せられる買物客の要求に応じて情報
を供給するものである。情報処理装置530は例えばコ
ンピュータを用いて構成される。
【0022】情報は情報貯蔵装置540に貯蔵されてお
り、買物客の要求に基づいて情報処理装置530によっ
て抽出され買物客に供給される。情報貯蔵装置540は
例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気デ
ィスク装置等を用いた大容量の情報貯蔵装置である。情
報処理装置530と情報貯蔵装置540は本発明におけ
る情報供給手段の実施例の一例である。前記情報通信装
置500〜50nに前記情報供給手段を内蔵するように
しても良い。
【0023】情報処理装置530はまた情報ネットワー
ク300に接続され他の情報処理装置とネットワークを
形成している。商品情報対象物が存在する場所が広域に
わたる場合は各商品情報対象物が存在する場所にそれぞ
れ配置された複数のショッピングシステムが情報ネット
ワーク300でリンクされ、広域のショッピングシステ
ムが形成される。
【0024】情報ネットワーク300は情報サービス業
者が提供する商業ネットワークであっても良い。その場
合情報ネットワーク300を通じて買物客の自宅のパー
ソナルコンピュータともリンクすることができる。
【0025】図2は本発明の実施の一形態のショッピン
グシステムを設置した商業施設(商品情報対象物が存在
する場所)の概念図である。図2において、商業施設全
体100は、情報スペース180とショッピングフロア
330と事務所445と商品倉庫440と商品受け渡し
所150等から構成される。図示はしないが、配送仕分
け所、配送トラック駐車場及び荷捌き所、保冷蔵及び冷
凍庫、客用駐車場、CDコーナー、各種サービスカウン
ター、メンバーズサロン、レストラン、劇場、遊戯施
設、遊園地等が付属されていても良い。買物客50〜5
nは商業施設100の出入口200から入店する。入店
した買物客50〜5nは買物情報端末機10〜1nを借
り受け、個人情報を入力しなければ商業施設100で買
物をすることが出来ない。買物情報端末機10〜1nを
借り受ける場所として情報スペース180に買物情報端
末機貸し出し所220がある。買物情報端末機10〜1
nを借り受けた後、携帯して情報案内ボード250〜2
5nの前に立ち買物情報端末機10〜1nの操作方法を
学習したり、買物情報端末機10〜1nに個人識別情報
の入力を行ったり、当日のサービス商品や各種サービス
の情報を収集する。まず始めに、個人識別情報として個
人情報例えば氏名・住所・電話番号・性別・年齢・職業
・クレジットカード番号・取り引き金融機関名・会員番
号等の情報を買物情報端末機10〜1nへ入力すことに
より、利用する買物客の特定が完了する。さらに買物の
予定がある場合には、図示はしていないが、買物情報端
末機10〜1nの買物開始キーを押すと自動的に情報通
信装置500〜50nの通信手段を介してホストコンピ
ュータ280へ送信され外部情報ネットワーク300の
カード会社や金融機関とアクセスを行ない、カードによ
る買物が可能か又は不可能か、あるいは買物可能な金額
の確認作業が行なわれその結果の情報は、ホストコンピ
ュータ280へ送信され情報通信装置500〜50nの
通信手段を介して、前記買物情報端末機10〜1nに送
信されてくる。この作業が完了することで買物情報端末
機10〜1nを利用して買物が出来るようになる。
【0026】次にショッピングフロア330へ移動し、
商品陳列棚340〜34nに陳列してある商品情報対象
物400〜40nの品定めを始める。買物に先立って、
商品情報対象物400〜40nの種々の情報を入手す
る。陳列してある商品情報対象物は例えば見本品であっ
て、食料品・日用雑貨品・衣料品・台所用品・トイレ用
品・バス用品・化粧品・インテリア雑貨・ペット用品・
ペット・家具・家電・スポーツ用品・DIY用品、種々
のチケット・保険・車検・自動車学校・旅行・公共料金
支払の各種サービスの説明するもの等の様々な商品を含
むものとする。商品見本品に触ることが出来る場合には
手に取りその特性を観察する。この観察により他に商品
情報を希望する場合には、前記買物情報端末機10〜1
nを操作しながら、納得の出来るまで情報を検索する。
商品情報対象物の特性については、機能・デザイン・色
・サイズ・価格等の詳しい情報が様々な形式で、例えば
音声、文字情報、静止画像及び音声、動画像及び音声等
でもって案内される。
【0027】気に入った商品の購入は前記買物情報端末
機10〜1nを操作して行なう。この操作方法及び買物
情報端末機10〜1nの詳細なる説明は図5において行
なう。
【0028】買物もようやく終わり疲れたので、休憩所
320でゆっくりコーヒーでも飲むことにする。この場
合も買物情報端末機10〜1nで注文及び支払を行なう
ことが出来る。この操作方法の詳細については図5にお
いて行なう。あるいは、注文を直接行ない現金支払でも
良い。
【0029】又、図示はしていないがメンバーズサロン
なる会員専用ルームで休みながら、前記買物情報端末機
10〜1nより先程買った商品の支払方法と持ち帰りの
指示を行なう。買物客50〜5nのこの指示情報は、情
報通信装置500〜50nの通信手段を介して、ホスト
コンピュータ280へ送信され、情報処理される。この
時が最後の買物だとすれば、注文商品の在庫がない場合
には、予約をするかキャンセルをするか問い合わせがあ
るので返答を行なう。そして在庫が確認できた場合に
は、受け渡し時間がメッセージされるので受け渡し時間
が来るまで好きなように行動すれば良い。この買物客毎
の受け渡しに関しての情報は商品受け渡し所150の壁
面に設置されている音声・画像入出力装置350〜35
nにもリアルタイムで案内される。買物客50〜5n各
人の購入した商品情報対象物はホストコンピュータ28
0で在庫確認の情報処理がなされ、在庫がある商品の買
物客毎の出庫データだけが在庫商品荷捌き用端末装置1
90へ送信される。係員はその出庫データに基づいて商
品倉庫450に在庫してある在庫商品430〜43nを
買物客毎にまとめて商品搬送荷捌き装置120へ乗せ搬
送を始める。ここで、まとめる方法とは例えば袋に入れ
たり、または結束したり、トレーにまとめて載せたりす
ることである。この商品搬送荷捌き装置120は回転式
のベルトコンベアになっており、買物客毎にまとめられ
た在庫商品は搬送中売却済み商品450〜45nとし
て、商品受け渡し所150の前に自動的に移動して来
る。店員が取り損なったりしても回転式(例えば、搬送
進行方向550)なので一周してくるまで待てば良い仕
組みになっている。前記出庫作業は本発明の一実施例で
あってこの限りではない。例えば、出庫データに基づき
買物客毎にまとめ、商品搬送荷捌き装置120に載せる
作業を全自動の在庫商品出庫管理システムにしても良
い。
【0030】買物客各人50〜5nは買った商品を売却
済み受け渡し商品470〜47nとして商品受け渡し所
150で受け取る。この受け渡し作業は前記買物情報端
末機10〜1nを受け渡しカウンターに設置されている
商品受渡確認用端末装置160にリンクさせホストコン
ピュータ280に問い合わせ情報処理を行ない、商品受
け渡し確認用端末装置160の画面上で受注商品リスト
と出庫された商品リストが同一かどうかの確認及び支払
方法の確認等を行ない、その結果間違いが発見されない
場合には商品と買物情報端末機10〜1nを買物客50
〜5nに手渡す。そして、現金支払の場合には、商品受
け渡し所150で会計処理を行う。この確認作業は自動
化されていても良い。また買い忘れていた商品を思い出
した時は、ショッピングフロア330に戻り買物情報端
末機10〜1nを再度利用して買物を行うことが出来
る。商品の発注から受け渡しまでの方法は前記のように
行うことができる。いよいよ買物が終了したので、前記
買物情報端末機10〜1nを買物情報端末機返却所23
0に返却して、出入口200から退店し自宅等へ帰宅す
る。さらに、店員は返却された買物情報端末機10〜1
nに蓄積された情報を買物情報端末機セットアップ装置
170に挿入し、ホストコンピュータ280へ利用情報
を送信し、送信完了後買物情報端末機10〜1nに蓄積
された情報を初期化する。この利用された情報は買物情
報端末機10〜1nの貯蔵装置、情報通信装置500〜
50nの貯蔵装置、またはホストコンピュータ280の
貯蔵装置のいずれか一つに記憶されても良いし、全部に
記憶されていても良い。ここで、初期化された買物情報
端末機10〜1nは同じ情報スペース180のフロアに
ある買物情報端末機貸し出し所220に戻される。前記
買物客50〜5n毎の蓄積された利用情報は今後の商品
仕入れ管理・販売予測・売り上げ管理・顧客管理等の経
営管理と、また各種アンケートを実施し経営資源として
利用できる。さらに、事務所445に設置されるホスト
コンピュータ280ではリアルタイムで買物客50〜5
nが利用している情報を検索出来るので、売れ行き情報
やサービス品の素早い販売等の経営戦略もリアルタイム
で行うことが出来る。図1は本発明における実施例の一
例である。
【0031】図3に情報案内ボード250の利用例の一
例を示す。買物客50は買物情報端末機10を携帯し
て、情報案内ボード250を見ている。情報案内ボード
250には情報画像270が掲示してある。買物情報端
末機10を操作すると、情報通信装置500と通信でア
クセス出来る。情報画像270に関しての情報を音声又
は音声・画像でもって、買物情報端末機10で得ること
が出来る。情報画像270は図3のように、今晩のおか
ずがテーマでステーキ肉、サラダ、パン、ワイン等で構
成されるイメージ画像として案内されている。商品名、
量目、価格、食品の産地、商品陳列棚の場所等が一目で
分かるようになっている。ところで簡単な調理方法、他
の国のワインの銘柄、サーロインステーキ等の別情報を
知りたい時に買物情報端末機10を操作して表示されて
いるメニューから希望の情報を受け取ることができる。
図示はしていないが、自転車に関する組み立て方の情報
画像が掲示してあり、その傍らに自転車の組み立て完了
済みの商品見本が置かれている状況において、例えばこ
の自転車の走行中のイメージの音声・画像を買物情報端
末機を操作することにより買物客は別情報として得るこ
とが出来る。買物情報端末機10の操作方法の詳細は図
5で説明する。情報案内ボード250は情報の案内手段
の実施例の一例である。
【0032】バーコード271を買物情報端末機10の
バーコード読み取り部26で読み込むと買物情報端末機
10にそのバーコード271に登録してある情報が直ち
に例えば記憶ディスクから出力される。そして、図示は
していないが商品情報対象物400〜40nを購入した
い場合には、商品情報対象物400〜40nについてい
るバーコードを読み取るか、または固有の識別番号を買
物情報端末機10の操作により入力すればよい。買物情
報端末機10の操作方法の詳細は図5で説明する。 図
4は商品陳列棚340の前で、買物をしようとしている
状況の概念図である。買物客50は買物情報端末機10
を携帯して、商品陳列棚340の上に陳列してある商品
情報対象物400〜40nの品定めをしている状況であ
る。また、商品陳列棚340の正面には情報画像270
が掲示してある。買物客50は実際の商品情報対象物4
00〜40nをよく見たり手に取ったりすることと同時
に、さらに情報画像270から商品の広告宣伝の情報を
得ている。買物客50がこれより詳しい情報や別情報を
得たい場合、買物情報端末機10と情報通信装置500
との間で通信でアクセスすることにより、例えば産地に
ついてとか、メーカーの詳しい案内や、料理方法等の具
体的な情報を案内されるメニューから選択することがで
きる。商品陳列棚340の利用例は本発明における商品
を陳列し販売するための実施例の一例である。
【0033】図5は買物情報端末機10の機能説明であ
る。パワースイッチ29をオンすると電源が入る。最初
に買物情報端末機10の利用する買物客がだれであるの
かを特定する作業を始める。この特定作業は買物情報端
末機10を貸し出す際に行っても良い。この場合、買物
情報端末機貸し出し所220(図2)に設置される買物
情報端末機貸し出し用端末装置240(図2)に買物情
報端末機10を直接リンクさせて、これから利用する買
物客50の個人識別情報を入力しても良い。入力方法は
後述の通りである。あるいは、買物情報端末機10を貸
し出した後に、クレジットカードやバンクカード等を所
持している場合、カード読み取り部24にカードを挿入
して個人識別情報を買物情報端末機10に内蔵されてい
る貯蔵装置に蓄積する。但し、貯蔵装置は図示はしてい
ないが、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、光
磁気ディスク装置等を用いた大容量の貯蔵装置である。
そして、この個人識別情報は情報通信装置500〜50
nの通信手段を介してホストコンピュータ280に送信
され、さらに情報ネットワーク300を介して外部情報
ネットワークに送信される。この場合の外部情報ネット
ワークとはクレジット会社や金融機関等のホストコンピ
ュータのことである。情報処理の後、直ちにクレジット
カードやバンクカード等のカード所有者の個人情報の検
索の結果をホストコンピュータ280を経由してさらに
情報通信装置500〜50nの通信手段を介して買物情
報端末機10へ送信する。よって、この検索の結果に基
づいて買物客50の特定と利用限度額等の情報は商業施
設利用目的のためとして処理が完了する。この作業はク
レジットカードやバンクカード等を買物情報端末機10
のカード読み取り部24に挿入することにより自動処理
されるように工夫しても良い。前記作業及び利用情報は
リアルタイムでホストコンピュータ280上で検索でき
るようにしても良い。但し、支払方法が現金の場合で
も、前記入力作業を行わなければ買物をすることが出来
ない。
【0034】買物情報端末機10を利用して情報を得る
場合の機能説明を行なう。実際の商品情報対象物400
〜40n、情報画像270等を見ても、その他にどのよ
うな種類の商品があるのかとか、メーカーはどのような
会社であるとか、他のデザイン・カラーの種類とか、産
地はどこかとか、料理方法はとか、用途はとか、使い方
はどのようにするのか、販売場所はどこなのか等の別情
報を知りたくなった時は、ファンクションキーFにある
情報案内キー16を押す。表示部11にメニューが案内
されるので、指示に従って数字・文字入力キー31を操
作して、順番にメニューを検索しながら情報を入手す
る。この操作は買物情報端末機10が情報通信装置50
0〜50nの通信手段を介してホストコンピュータ28
0とアクセスすることで行なわれるものである。
【0035】希望する商品情報対象物400〜40nが
決定したら商品購入キー12を押す。すると、表示部1
1に数量、品番等のメニューが案内表示されるので、指
示に従って、各種キーを操作して商品購入のための入力
を行なう。例えば、商品情報対象物400〜40nを持
ち帰りしないで、自宅へ配送依頼する場合には、商品宅
配キー14を押す。すると宅配予定日がメッセージされ
るので、よければスタートキー20を押す。だめなら
ば、希望配達日を数字・文字入力キー31を操作して日
時の入力を行い、ホストコンピュータ280からの返答
が希望した日時の場合は自動的に指示が完了する。配達
希望日が確定出来るまで作業を繰り返す。さらに、購入
した商品情報対象物400〜40nの代金の支払方法を
決定する。商品購入キー12を操作して、例えば現金と
か、クレジット払いとか、銀行引き落とし等を選択す
る。
【0036】買物も充分満足して、少々疲れた場合には
休憩所320で休むことにする。この休憩所320では
軽食や飲み物が用意されている。買物客50は好みの食
べ物や飲み物を買物情報端末機10を操作して、希望す
る飲食物を注文できる。支払方法は商品情報対象物40
0〜40nの購入支払と同じようにできる。さらに、商
品情報対象物が存在する場所のサービス機能として、最
新の音楽や映画案内、演劇案内、スポーツ案内、イベン
ト案内、旅行案内、展覧会案内等のサービスメニューが
用意されている。そして、音楽を聞きたい場合には、情
報案内キー16を押して音楽サービスを受け、最新のヒ
ットチャートを休みながら見聞きすることが出来る。こ
のサービス機能に、例えば広告スポンサーを募集して広
告宣伝を行えば、サービス機能提供業者は広告収入によ
る経営資源の一助となる。音楽やコンサート等のサービ
スを提供する場合では実際に商品陳列棚340〜34n
にCDやチケットの商品見本を陳列しているので販売促
進にもなる。あるいは休憩所320に居ながら、買物情
報端末機10を操作することにより気に入った商品情報
対象物400〜40nの予約や購入ができる。あるいは
図示はしていないが、買物客用メンバーズサロンでゆっ
くり音楽情報等を楽しむことも出来る。
【0037】イヤホン等を利用しないで音声出力部32
で聞けば、友達2〜3人で同時に各種情報を楽しむこと
ができる。しかし、商品の購入は買物情報端末機10を
利用している買物客50だけである。音量調節はボリュ
ームスイッチ33で行う。
【0038】そしてさらに情報提供会社の経営データ収
集の策として、各種アンケートを実施してもよい。その
時、アンケートの回答手段として、文字・数字入力キー
31を操作する。買物情報端末機10は本発明における
情報端末手段の実施例の一例である。
【0039】図6は情報通信装置の機能説明である。情
報通信装置500は情報ネットワーク300とリンクし
ている。無線通信装置521と赤外線通信装置525は
いずれも買物情報端末機10と信号の授受ができる。音
声出力部523は情報を音声で外部出力するものであ
る。イベント等の特別の案内が必要な場合には、周囲に
複数人の買物客が見物しているので、音声を外部出力に
して目的の効果を達成すれば良い。
【0040】音声入力部524と画像入力部526は買
物客50〜5nの音声や姿を入力して、個人情報の収集
に寄与したり、情報ネットワーク300を介して、テレ
ビ会議のサービスを行なったり、あるいは商品情報対象
物が存在する場所のセキュリティ機能が備わった監視シ
ステムとして利用する。又、図1に説明したブロック図
のような情報処理装置と情報貯蔵装置を情報通信装置5
00〜50nに内蔵しても良い。この情報通信装置50
0〜50nは本発明における通信手段の実施例の一例で
ある。各種機能はオプションとして備えた実施例の一例
である。
【0041】上記実施例は一例であって限定するもので
はない。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の発
明によれば、情報供給手段が通信手段を介して商品情報
対象物が存在する場所にある買物情報端末手段と通信す
ることにより、買物情報端末手段からの要求に従って商
品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け渡しを供
給するようにしたので、特定された買物客各人の多様な
要求に応える情報及び受注情報の受け渡しを提供するシ
ョッピングシステムを実現することが出来る。
【0043】また、買物客が必要とするタイミングで商
品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け渡しを提
供するショッピングシステムを実現することができる。
さらに、多様な商品情報対象物の存在する場所において
商品情報対象物に関する情報及び受注情報の受け渡しを
提供するショッピングシステムを実現することができ
る。
【0044】さらに、多様な商品情報対象物に関する情
報及び受注情報の受け渡しを提供するショッピングシス
テムを実現することができる。さらに、商品情報対象物
に関する情報に加えて多様なサービスをも提供するショ
ッピングシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における装置のブロック
図である。
【図2】本発明の実施の一形態の商業施設の概念図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態における情報案内ボード
の利用例の図である。
【図4】本発明の実施の一形態における商品陳列棚の利
用例の図である。
【図5】本発明の実施例における買物情報端末機の外観
図である。
【図6】本発明の実施例における情報通信装置の外観図
である。
【符号の説明】
10〜1n 買物情報端末機 11 表示部 12 商品購入キー 13 商品持ち帰りキー 14 商品宅配キー 15 商品返品キー 16 情報案内キー 17 商品販売取扱場所案内キー 18 商品予約キー 19 商品カタログキー 20 スタートキー 21 ストップキー 22 リピートキー 23 クリアキー 24 カード読み取り部 25 無線通信装置 26 赤外線無線通信装置 27 イヤホンジャック 28 音声入力部 29 パワースイッチ 30 画像入力部 31 数字・文字入力キー 32 音声出力部 33 ボリュームスイッチ 34 バーコード読み取り部 35 ディスク収納部 40 返却された状態の買物情報端末機 50〜5n 買物客 51 買物情報端末機を借用する買物客 52 休憩所利用中の買物客 53 買物中の買物客 54 商品受取中の買物客 55 買物情報端末機を返却する買物客 5n 帰宅する買物客 100 商業施設(商品情報対象物が存在する場所) 120 商品搬送荷捌き装置 150 商品受け渡し所 160 商品受け渡し確認用端末装置 170 買物情報端末機セットアップ装置 180 情報スペース 190 商品荷捌き用端末装置 200 出入口 220 買物情報端末機貸し出し所 230 買物情報端末機返却所 240 買物情報端末機貸し出し用端末装置 250〜25n 情報案内ボード 270 情報画像 271 バーコード 272 情報案内ボード用カード読み取り部 280 ホストコンピュータ 300 情報ネットワーク 320 休憩所 330 ショッピングフロア 340〜34n 商品陳列棚 350〜35n 音声・画像入出力装置 400〜40n 商品情報対象物 430〜43n 在庫商品 440 商品倉庫 445 事務所 450〜45n 搬送中の売却済み商品 470〜47n 売却済みの受け渡し商品 500〜50n 情報通信装置 530 情報処理装置 540 情報貯蔵装置 550 搬送進行方向 F ファンクション機能キー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報対象物が存在する場所において
    用いられる買物情報端末手段と、商品情報対象物が存在
    する場所に設置され前記買物情報端末手段と通信により
    信号の授受を行う通信手段と、商品情報対象物に関する
    情報及び受注情報の受け渡しを貯蔵し前記通信手段を介
    して前記買物情報端末手段に商品情報対象物に関する情
    報及び受注情報の受け渡しを行う情報供給手段とを具備
    することを特徴とするショッピングシステム。
  2. 【請求項2】 前記買物情報端末手段は携帯可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のショッピングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記買物情報端末手段は商品情報対象物
    が存在する場所に据え置かれることを特徴とする請求項
    1に記載のショッピングシステム。
  4. 【請求項4】 前記買物情報端末手段は買物客に関する
    識別情報を入力する入力手段を有することを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のショッピングシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記買物情報端末手段は商品情報対象物
    に関する情報及び受注情報を記憶した記憶媒体を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の
    ショッピングシステム。
  6. 【請求項6】 前記情報供給手段は他の情報供給手段と
    情報ネットワークを形成することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1つに記載のショッピングシステム。
  7. 【請求項7】 前記情報供給手段は商品情報対象物に関
    する情報の提供以外の他のサービス提供機能を有し前記
    通信手段を通じて前記買物情報端末手段にサービスをも
    提供することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つ
    に記載のショッピングシステム。
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