JPH0968615A - 光接続部収納具 - Google Patents

光接続部収納具

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JPH0968615A
JPH0968615A JP7224143A JP22414395A JPH0968615A JP H0968615 A JPH0968615 A JP H0968615A JP 7224143 A JP7224143 A JP 7224143A JP 22414395 A JP22414395 A JP 22414395A JP H0968615 A JPH0968615 A JP H0968615A
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JP
Japan
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optical
storage
optical fiber
housing
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP7224143A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Ogata
和也 緒方
Hideo Hirao
秀夫 平尾
Kunihiko Jinbo
邦彦 神保
Yutaka Kurosawa
豊 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication of JPH0968615A publication Critical patent/JPH0968615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の光接続部および接続余長を収納する場
合には、光接続部収納ケースの積層数が膨大になり、ク
ロージャが大型化する。光接続部収納ケース内から目的
の光ファイバを取り出す場合に、他の光ファイバの光信
号のエネルギロスの増加やビットエラー等の問題を生じ
る可能性がある。 【解決手段】 薄板状に形成された開閉自在の収納ケー
ス17と、該収納ケース11内に複数枚積層状態に収納
され、前記融着接続部15および接続余長16を収納す
る収納シート18とを具備する前記光接続部収納具10
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ同士を
光接続する光接続部およびその接続余長を複数収納する
光接続部収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバあるいは光ファイバケーブル
用の接続端子函等のクロージャにあっては、例えば、図
4に示すように、1光ファイバ心線1ごとに融着接続部
等の光接続部2およびその接続余長3を収納する薄板状
の光接続部収納ケース4を複数枚積層状態として収納す
る構成が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記光接続
部収納ケース4は、多数の光接続部2を収納する場合に
は、積層数が膨大になってクロージャの大型化が避けら
れない。このため、前記問題に鑑みて、例えば図5に示
すように、光接続部2および接続余長3を多数収納する
ことができる光接続部収納ケース5を用いることが考え
られる。
【0004】前記光接続部収納ケース5は、光接続部2
をそれぞれ個別の保持部(図示せず)に保持するととも
に、これら光接続部2の接続余長3を余長収納部6にま
とめて収納する構造になっている。しかしながら、前記
光接続部収納ケース5は、目的の光ファイバ心線1を取
り出す場合には、この光ファイバ心線1が収納されてい
る余長収納部6内あるいは光接続部収納ケース5内に収
納した全ての光ファイバ心線1を取り出す必要があり、
取り出し時に光信号のエネルギロスの増加やビットエラ
ー等の問題を生じる可能性があり、前記問題の根本的な
解決に至らない。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、多数の光ファイバの光接続部および接続余長をコ
ンパクトに収納することができ、かつ目的の光ファイバ
を他の光ファイバに影響を与えることなく取り出すこと
ができる光接続部収納具を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光接続部収納具では、複数本の光ファイバを他
の光ファイバと光接続する光接続部およびその接続余長
を収納する光接続部収納具であって、薄板状に形成され
た開閉自在の収納ケースと、該収納ケース内に複数枚が
積層状態に収納され、それぞれ光ファイバの光接続部お
よび接続余長を収納する収納シートとを具備してなるこ
とを前記課題の解決手段とした。
【0007】請求項2記載の光接続部収納具では、光接
続部を各収納シートの一側部に保持し、収納シート相互
を光接続部が重ならない位置にずらして積層したことを
前記課題の解決手段とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の光接続部収納具の実
施の形態を、図1から図3を参照して説明する。図中符
号10は、本実施の形態の光接続部収納具である。前記
光接続部収納具10は、図1に示すように、光ファイバ
ケーブル11同士を光接続する接続端子函13内におい
て、光ファイバケーブル11から導出した光ファイバ心
線14(光ファイバ)同士を光接続する光接続部12と
しての融着接続部15および接続余長16を収納するも
のであって、図2(a)に示すように、長方形薄板状に
形成された開閉自在の収納ケース17と、該収納ケース
11内に複数枚積層状態に収納され、前記融着接続部1
5および接続余長16を収納する収納シート18とを具
備している。前記光接続部収納具10は、接続端子函1
3内に複数積層状態として収納され、それぞれ光ファイ
バケーブル11の1スロットあるいは2スロットの複数
対の光ファイバ心線14の融着接続部15および接続余
長16を収納している。
【0009】収納ケース17は、プラスチック等の軽量
かつ弾性変形可能な材料によって折曲げ組み立て可能に
形成され、基板19に対して開閉自在の蓋20を有して
いる。収納ケース17は、長手方向を光ファイバケーブ
ル11の接続軸線(接続端子函13の軸方向)に平行と
して図示しない支持手段によって支持される。基板19
の内面側中央部には、収納シート18を係止するための
係止爪21が、基板19の幅方向一端から他端に複数段
にわたって突設されている。収納ケース17の長手方向
両端部には、収納ケース17内に導入する光ファイバ心
線14を引き留める引留具22が取り付けられている。
この引留具22は、接続端子函13の中央部下部に設置
された分岐ユニット13a(図1、図3参照)において
スロットから導出した光ファイバ心線14の束から分岐
した光ファイバ心線14を一本ずつ個別に分離してクラ
ンプするようになっている。
【0010】収納シート18は、図2(a)、(b)に
示すように、全体が樹脂等からなる薄肉のシート材で形
成され、一側部が開口された長方形状の袋部23と、袋
部23の開口部24に臨む両端部から開口部24外方に
突設され、前記係止爪21に係止される一対の係止部2
5を有している。係止部25の袋部23との境界部分に
は、光ファイバ心線14をクランプするファイバ固定部
26が形成されている。このファイバ固定部26は、係
止部25の一方に形成した係合凹部27と、他方の係止
部25に形成した係合突部28とを係合させることによ
り、両係止部25間に光ファイバ心線14をクランプす
るようになっている。係合凹部27と係合突部28と
は、係脱自在になっている。
【0011】前記係止部25には、前記係止爪21が貫
通される係止穴29が開口されている。この係止穴29
は、基板19の長手方向に平行な方向に互いに離間して
配置された一対の係止爪21に対応して、各係止部25
に二つずつ開口されている。収納ケース17内に導入し
た光ファイバ心線14は、他の光ファイバケーブル11
から導出した光ファイバ心線14と一本ずつ光接続さ
れ、光ファイバ心線14同士の融着接続部15および接
続余長16は、一組ずつ収納シート18内に収納されて
いる。収納シート18は、それぞれ異なる段の係止爪2
1に係止されるようになっている。前記袋部23は、融
着接続部15をその底部30(一側部)に置くようにし
て収納するとともに、接続余長16を内部全体に湾曲さ
せて収納するようになっている。袋部23の内部は、接
続余長16の湾曲半径を十分確保可能な寸法に形成され
ている。
【0012】以下、本実施の形態の光接続部収納具10
の作用および効果を説明する。前記光接続部収納具10
は、光ファイバケーブル11の1スロットあるいは2ス
ロットの光ファイバ心線14の融着接続部15および接
続余長16を一つの収納ケース17内において、複数の
収納シート18に整理して収納する。収納ケース17内
において、各収納シート18は、袋部23に収納した融
着接続部15の太さ寸法より大きく位相がずれるよう
に、互いに段をずらして係止爪21に係止する。こうす
ることにより、各収納シート18が収納した融着接続部
15同士重なることが防止されるので、収納ケース17
の厚さ寸法を縮小できる。また、光接続部収納具10
は、接続端子函13内に複数枚の光接続部収納具10を
収納することにより、光ファイバケーブル11の全光フ
ァイバ心線14の融着接続部15や接続余長16をスロ
ットごとに整理して収納する。
【0013】接続端子函13内に収納した目的の光ファ
イバ心線14を取り出すには、目的の収納ケース17を
接続端子函13から取り出して蓋20を開放し、収納ケ
ース17内から目的の収納シート18を取り出して、フ
ァイバ固定部26を開放する。取り出した光ファイバ心
線14は、融着接続部部15および接続余長16を袋部
23に収納してファイバ固定部26を閉塞することによ
り、容易に再収納することができる。
【0014】したがって、本実施の形態の光接続部収納
具10によれば、複数本の光ファイバ心線14の融着接
続部15および接続余長16を一つの収納ケース17内
において複数の収納シート18に整理して収納したこと
により、収納後に目的の光ファイバ心線14を取り出す
場合には該光ファイバ心線14が収納されている収納シ
ート18のみを収納ケース17から取り出せばよいの
で、他の光ファイバ心線14に影響を与えることなく、
取り出しおよび再収納を行うことができる。特に、光接
続部として接続切り替え可能な光コネクタを採用して接
続切り替えを行う場合には、その作業能率が向上すると
ともに、光信号のエネルギロスの増加やビットエラー等
の問題を生じる心配も無い。さらに、接続端子函13内
に複数の光接続部収納具10を配置したことにより、光
ファイバケーブル11の膨大な本数の光ファイバ心線1
4の融着接続部15および接続余長16を効率良く整理
して収納することができるとともに、目的の光ファイバ
心線14の位置が分かりやすく、光ファイバ心線14の
取り出し等の作業能率が顕著に向上する。
【0015】また、光接続部収納具10は、収納ケース
17内において複数の収納シート18を互いに融着接続
部15が重ならないように位相をずらして収納したこと
により、収納ケース17の特に厚さ寸法を縮小でき、収
納ケース17内における融着接続部15や接続余長16
の収納密度が向上するとともに、目的の収納シート18
の位置が分かりやすくなり、光ファイバ心線14の取り
出し等の作業能率が向上する。また、前記の結果、接続
端子函13内への収納ケース17の設置数を増大するこ
とができ、より多数の光ファイバ心線14の融着接続部
15や接続余長16をコンパクトに収納することができ
る。
【0016】なお、本発明の光接続部収納具は、接続端
子函以外、例えば光配線盤等のクロージャや光配線架等
にも適用でき、さらに、単独でも使用することができ
る。光接続部収納具に収納する光ファイバとしては、光
ファイバ心線以外、光ファイバテープであってもよい。
光ファイバテープの場合、収納シートには、光ファイバ
テープ同士を接続する光接続部を収納してもよく、収納
ケース内部で光ファイバテープから分岐した光ファイバ
心線同士を接続する光接続部を収納してもよい。収納ケ
ースや収納シートの形状は、図示した以外であってもよ
い。収納ケース内において収納シート相互をずらす方向
は、前記実施の形態に記載した以外の方向であっても構
わない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
接続部収納具によれば、複数本の光ファイバを他の光フ
ァイバと光接続する光接続部およびその接続余長を収納
する光接続部収納具であって、薄板状に形成された開閉
自在の収納ケースと、該収納ケース内に複数枚が積層状
態に収納され、それぞれ光ファイバの光接続部および接
続余長を収納する収納シートとを具備してなり、複数本
の光ファイバの融着接続部および接続余長を一つの収納
ケース内において複数の収納シートに整理して収納する
ことにより、収納後に目的の光ファイバを取り出す場合
には該光ファイバが収納されている収納シートのみを収
納ケースから取り出せばよいので、他の光ファイバに影
響を与えることなく、取り出しおよび再収納を行うこと
ができる。特に、光接続部として接続切り替え可能な光
コネクタを採用して接続切り替えを行う場合には、その
作業能率が向上するとともに、光信号のエネルギロスの
増加やビットエラー等の問題を生じる心配も無い。さら
に、光ファイバの光接続部を収納するクロージャ内に複
数の光接続部収納具を配置すれば、光ファイバケーブル
の膨大な本数の光ファイバの融着接続部および接続余長
を効率良く整理して収納することができるとともに、目
的の光ファイバの位置が分かりやすくなり、光ファイバ
の取り出し等の作業能率が顕著に向上する。
【0018】請求項2記載の光接続部収納具によれば、
光接続部を各収納シートの一側部に保持し、収納シート
相互を光接続部が重ならない位置にずらして積層し、収
納ケースの特に厚さ寸法を縮小したことにより、収納ケ
ース内における融着接続部や接続余長の収納密度が向上
するとともに、目的の収納シートの位置が分かりやすく
なり、光ファイバの取り出し等の作業能率が向上する。
また、前記の結果、光ファイバの光接続部を収納するク
ロージャ内への収納ケースの設置数を増大することがで
き、より多数の光ファイバの融着接続部や接続余長をコ
ンパクトに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光接続部収納具の実施の形態を示す
図であって、光接続部収納具を適用した接続端子函を示
す正断面図である。
【図2】 本発明の光接続部収納具の実施の形態を示す
図であって、(a)は光接続部収納具を示す斜視図、
(b)はファイバ固定部を示す拡大斜視図である。
【図3】 図1の接続端子函を示す側面図である。
【図4】 従来の光接続部収納ケースの一例を示す斜視
図である。
【図5】 従来の光接続部収納ケースの他の例を示す平
面図である。
【符号の説明】
10…光接続部収納具、11…光ファイバケーブル、1
2…光接続部、14…光ファイバ(光ファイバ心線)、
15…光接続部(融着接続部)、16…接続余長、17
…収納ケース、18…収納シート、30…底部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 豊 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(14)同士を光接続する光
    接続部(15)およびその接続余長(16)を複数収納
    する光接続部収納具(10)であって、 多心あるいは複数本の光ファイバが内部に挿入される開
    閉自在の収納ケース(17)と、該収納ケース内に複数
    枚が積層状態に収納され、それぞれ収納ケース内に挿入
    された光ファイバ同士の光接続部とその接続余長とを一
    組として、各組間を互いに分離して収納する収納シート
    (18)とを具備してなることを特徴とする光接続部収
    納具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光接続部収納具におい
    て、 光接続部を各収納シートの一側部(30)に保持し、収
    納シート相互を光接続部が重ならない位置にずらして積
    層したことを特徴とする光接続部収納具。
JP7224143A 1995-08-31 1995-08-31 光接続部収納具 Pending JPH0968615A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7224143A JPH0968615A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 光接続部収納具

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JP7224143A JPH0968615A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 光接続部収納具

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JPH0968615A true JPH0968615A (ja) 1997-03-11

Family

ID=16809228

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JP7224143A Pending JPH0968615A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 光接続部収納具

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JP (1) JPH0968615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091689A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091689A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

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