JPH0968239A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JPH0968239A
JPH0968239A JP22392695A JP22392695A JPH0968239A JP H0968239 A JPH0968239 A JP H0968239A JP 22392695 A JP22392695 A JP 22392695A JP 22392695 A JP22392695 A JP 22392695A JP H0968239 A JPH0968239 A JP H0968239A
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JP
Japan
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output shaft
input shaft
wheels
power transmission
retainer
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Pending
Application number
JP22392695A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Ito
健一郎 伊藤
Ken Yamamoto
山本  憲
Isao Hori
勲 堀
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 4駆走行モードから4駆走行ロックモードへ
の切換えが自動的に行なえるようにする。 【解決手段】 フロントディファレンシャルと車輪を連
結する駆動軸を軸方向に分離し、この分離部分に設けク
ラッチ装置を、ディファレンシャル側に固定した内輪1
8と、この内輪18に外嵌するよう車輪側に固定した外
輪16と、外輪16と内輪18間に設けたスプラグ32
及び保持器23、24と、保持器23、24を内輪18
に対して相対回転させる回転力付与手段とで形成し、外
輪16と保持器23のロック手段38を自動車のマニホ
ールド負圧の低下で作動するアクチュエータ51で係脱
させ、4駆走行モードでの走行時に4駆走行ロックモー
ドへの切換えを自動的に行ない、前輪にエンジンブレー
キを効かすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、4輪駆動車のデ
ィファレンシャルと車輪間の駆動経路上において、駆動
力の伝達と遮断を切換える動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パートタイム式の4輪駆動車には、後車
輪を常時駆動すると共に、前車輪の車軸の途中に動力伝
達装置を組込み、この動力伝達装置により、前輪への駆
動力の伝達と遮断を行なって、4輪駆動と2輪駆動を切
換えるようにしたものがある。
【0003】従来の動力伝達装置としては、前輪駆動軸
をディファレンシャル側の入力軸と前輪側の出力軸に分
離し、この分離部分にクラッチ装置を設けている。
【0004】このクラッチ装置は、入力軸に固定した内
輪と、出力軸に固定した外輪との間にスプラグを組込
み、2駆走行モードでは、外輪のフリーランニングによ
り、前輪の回転が自由となり、4駆走行モードの場合
は、入力軸の回転がクラッチ装置を介して出力軸に伝達
され、このとき、前輪のオーバランニング機能が得られ
るようになっている。
【0005】また、クラッチ装置には、外部からの操作
により、入力輪と出力輪の直結を行なうロック機構が設
けられ、4駆走行モード時に入力軸と出力軸を直結する
ことにより、4駆走行ロックモードとなり、前輪にエン
ジンブレーキが効くようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の動力伝達装置は、4駆走行ロックモード時に、
入力軸と出力軸を直結した状態にするため、クラッチ装
置のオーバランニング機能がなくなり、その状態でタイ
コーナ等を旋回した際、前車輪と後車輪の間に生じる旋
回距離の差によってタイトコーナブレーキ現象を起こ
し、前後輪間にスリップが生じ、未舗装道路や滑りやす
い道路でしか走行できない。
【0007】このため、2駆走行モードと4駆走行ロッ
クモードの選択をドライバーが切換え操作する必要があ
り、その切換え操作に手間がかかるという問題がある。
【0008】そこで、この発明の課題は、4駆走行モー
ドでの走行中において、エンジンブレーキの作動が必要
なときのみ自動的に4駆走行ロックモードが得られるよ
うにし、ドライバーの切換え操作を不要にすることがで
きる動力伝達装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、駆動軸を入力軸と出力軸
に分離し、この分離部に、入力軸から出力軸への動力伝
達と出力軸のオーバランニングを可能にするクラッチ装
置を設け、該クラッチ装置に外部からの操作で入力軸と
出力軸を直結させるロック手段を設けた動力伝達装置に
おいて、前記ロック手段の入力軸と出力軸の直結動作
を、自動車のマニホールド負圧の低下で作動するアクチ
ュエータで行なうようにした構成を採用したものであ
る。
【0010】請求項2の発明は、クラッチ装置が、入力
軸に固定した駆動部材と、出力軸に固定され前記駆動部
材に回転可能に嵌合する従動部材と、駆動部材と従動部
材の間に組込まれ、駆動部材と従動部材が正逆方向に相
対回転したとき両部材に係合する複数の係合子と、駆動
部材と従動部材の間に組込まれ、駆動部材と相対回転し
て各係合子を係合作動位置に移動させる保持器と、この
保持器に連結され、各係合子が係合作動位置に移動する
ように保持器を一方向に相対回転させる回転力付与手段
とで形成され、このクラッチ装置に設けたロック手段
が、保持器と従動部材の一方に係合しつつ他方に設けた
噛合い部に対して接近離反する結合部材と、入力軸に軸
方向への移動が自在となるよう嵌挿したスライダーを軸
方向に一体動するよう結合して形成され、該スライダー
に連結したアクチュエータでこのスライダーを軸方向に
移動させるようにした構成を採用したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0012】図1は、後輪駆動を主とする4輪駆動車の
車輪駆動系を示したものであり、同図において、1はフ
ロンドディファレンシャル、2は前車輪、3は後車輪を
示している。
【0013】フロントディファレンシャル1は、デフカ
バー4の内部に、リングギヤ5とドライブピニオン6を
介してエンジン7とトランスファー8を介して連結する
デフケース9を回転自在に支持し、そのデフケース9と
共回り可能に連結したピニオンギヤ10、10に一対の
サイドギヤ11、11を噛み合せて構成され、この各サ
イドギヤ11、11に、駆動軸としての車軸12、13
が連結されている。
【0014】図1と図2の如く、上記車軸12、13の
うち、短尺側の車軸13は、等速ジョイント14を介し
て前車輪2に連結されている。
【0015】一方、長尺側の車軸12は、その車軸12
が挿通するデフカバー4の内部において、途中で入力軸
12aと出力軸12bに軸方向に同軸心状の配置となる
よう2つに分離され、この分離部分にクラッチ装置Aが
デフカバー4内に納まる状態で組込まれ、外側の出力軸
12bは等速ジョイント14を介して前車輪2に連結さ
れている。
【0016】図3乃至図10は、クラッチ装置Aの例を
示し、分離された車輪側の出力軸12bにスプライン1
5を介して従動部材となる外輪16を連結し、ディファ
レンシャル側の入力軸12aにスプライン17を介して
駆動部材となる内輪18を連結し、上記外輪16を軸受
19とスリーブ20を用いてデフカバー4で回動自在に
支持し、この外輪16の内部に内輪18が回転自在に嵌
り合っている。
【0017】上記外輪16の内径面と内輪18の外径面
には、図7及び図9に示すように、同芯の円筒面21、
22が形成され、その両円筒面21、22の間に大径保
持器23と小径保持器24が組込まれている。
【0018】上記大径保持器23は、図4に示すよう
に、後端部に延長腕25が一体に形成され、その延長腕
25が軸受26の案内により外輪16と内輪18に対し
て回転自在に支持されている。
【0019】一方、小径保持器24は、前端部に、内径
側に向かって屈曲する屈曲部27が形成され、その屈曲
部27が内輪18の端面にすべり回転可能に接触してお
り、この屈曲部27と止め輪28との間に、皿バネから
成る圧着バネ29が組込まれている。この圧着バネ29
は、屈曲部27を内輪18の端面に向かって圧着してお
り、その押圧力によって生じる摩擦力により小径保持器
24を内輪18に圧着している。
【0020】また、上記大径保持器23と小径保持器2
4の周面には、図7及び図9に示すように、径方向に対
向して複数のポケット30、31が形成され、その各ポ
ケット30、31に、係合子としてのスプラグ32と、
スプラグ32を保持するバネ33とが組込まれている。
【0021】このスプラグ32は、外径側と内径側に、
それぞれ異なった曲率中心をもつ左右対称形の円弧面3
4と34aが形成され、左右の両方向に所定角度傾くと
両円筒面21、22と係合し、外輪16と内輪18を一
体化する。また、バネ33は、大径保持器23に一端が
支持されてスプラグ32を両側から押圧し、各スプラグ
32を円筒面21、22と係合する位置に保持してい
る。従って、大径保持器23と小径保持器24及びスプ
ラグ32によって2方向クラッチを形成している。
【0022】また、上記大径保持器23及び小径保持器
24の端部には、それぞれ径方向に貫通するスリット3
5、36が形成され、そのスリット35、36に、C字
形のリング形状をしたスイッチバネ37の両端部が係合
している。このスイッチバネ37は、周方向に縮められ
た状態でセットされ、一端を大径保持器23に、他端を
小径保持器24に押し付けて取付けられており、そのバ
ネ力によって両保持器23、24に円周方向の力を与え
ている。この力により大径保持器23は回転力を受け、
上記スイッチバネ37のバネ力により、両保持器23、
24とスプラグ32は、回転の一方向の噛み合い位置で
スタンバイの状態となっている。上記の構造では、スイ
ッチバネ37が大径保持器23に一方向の回転力を付与
する手段を構成する。
【0023】一方、上記大径保持器23の延長腕25の
後端部には、その大径保持器23と外輪16を切離し自
在に結合するロック手段38が連結されている。
【0024】このロック手段38は、図3乃至図6に示
すように、外輪16の内径面に、スプライン状の歯形を
内周に形成する環状の噛合い部材39を圧着バネによっ
て圧着され、押圧力によって生じる摩擦力により外輪1
6に圧着し、大径保持器23の延長腕25の端部に、複
数の切欠き40が設けられている。
【0025】入力軸12aに軸方向への移動と回転が自
在となるよう外嵌挿した円筒状スライダー41の先端に
環状の結合部材42が外嵌状に固定されている。
【0026】この結合部材42は、外周に軸方向前方に
屈曲するよう設けた複数の突起43が大径保持器23の
延長腕25に設けた切欠き40に嵌合しており、この突
起43と切欠き40の案内により大径保持器23と共回
り状態で軸方向にスライドする。
【0027】上記結合部材42の外周に半径方向の外方
へ突出する複数の突起44が設けられ、図5(b)の如
く、スライダー41を内輪18に接近する前進位置にす
ると、該突起44は噛合い部材39の歯形凹部45と噛
合い、これにより、大径保持器23と外輪16を回転方
向に結合一体化する。
【0028】また、図5(a)の如く、スライダー41
を内輪18に対して離反する後退位置に移動させると、
結合部材42の突起44は噛合い部材39から離反し、
突起44は歯形凹部45から離脱し、大径保持器23と
外輪16の回転方向の結合を解くことになる。
【0029】上記スライダー41を軸方向に移動させ、
結合部材42を噛合い部材39に対して係脱させる駆動
源は、自動車のマニホールド負圧の低下で作動するアク
チュエータ51で行なわれる。
【0030】アクチュエータ51は、図3に示すよう
に、デフカバー4の外側に固定した密封ケース52内を
ダイヤフラム53で二つの室54と55に仕切り、両室
54、55はエンジンのマニホールドに配管56、57
を介して連通接続すると共に、ダイヤフラム53に固定
され、一方の室54からケース52の外部に突出し、軸
方向に移動するロッド58と、スライダー41の先端と
がフォーク46によって、軸方向に一体動するよう結合
されている。
【0031】ここで、4駆走行モードの走行中におい
て、後車輪3にエンジンブレーキが作用したとき、エン
ジンのマニホールド負圧が、アイドリングや加速時、定
速時、後輪エンジンブレーキが作動しないほどの緩やか
な減速負圧時に比べて下がることになり、この負圧低下
でアクチュエータ51が作動し、ロッド58が図3左側
に向けて移動することにより、スライダー41も一体に
移動し、結合部材42が噛合い部材39と結合するよう
になっている。
【0032】この発明の動力伝達装置は上記のような構
成であり、次に、この装置を用いた車両の走行状態につ
いて説明する。
【0033】トランスファー8の2駆走行モードでは、
図5(a)のように、アクチュエータ51は作動せず、
スライダー41が退動位置にあり、結合部材42と噛合
い部材39が離反し、外輪16と大径保持器23が離開
した状態になっている。
【0034】この状態で車輌が前進走行すると、大径保
持器23は、スイッチバネ37の弾性力によって内輪1
8に対し相対回転し、図9に示すようにスプラグ32を
前進方向の係合作動位置へ移動させる。
【0035】このようにスプラグ32が係合作動位置に
移行した状態では、車軸の回転数より上回った回転が外
輪16に与えられた場合、スプラグ32は係合状態を解
除し、外輪16はフリーランニングすることができる。
このため、トランスファーより動力を切離された前輪車
軸12は、タイヤからの駆動力によりそれぞれ回され
る。長尺側の前車輪の駆動側はディファレンシャルを介
し、短尺側の駆動軸と反対方向の回転となる。その場
合、リングギヤ5、ピニオンギヤ6、それに連結するト
ランスファーまでの駆動系は停止する。
【0036】また、トランスファー8の4駆走行モード
では、通常の走行時にアクチュエータ51は作動せず、
図5(a)のように、スライダー41が後退動し、外輪
16と大径保持器23を切離した状態となっており、デ
ィファレンシャル1によって入力軸12aが駆動され、
入力軸12aの回転が内輪18、スプラグ32、外輪1
6を経由して出力軸12bに伝わり、前輪の駆動によ
り、前進方向において4輪駆動となり、駆動側と従動側
の回転差に応じてフリーランニング機能が作動する。
【0037】すなわち、車両が旋回して蛇角をもつと、
前輪と外輪の旋回距離の差により、前輪に連結する外輪
16が内輪18よりも速く回転し、外輪16がスプラグ
32に対してフリーランニングする。このため、前輪と
外輪は切離されて回転し、タイトコーナでのブレーキン
グ現象が生じない。
【0038】上記した4駆走行モードでの走行中におい
て、加速時や定速時は、マニホールドに負圧低下がない
ため、アクチュエータ51は作動せず、クラッチ装置A
はオーバランニングモードになり、駆動力のみを伝達
し、フルタイムに走ることができ、前輪にエンジンブレ
ーキが効かない。当然ながらこのような走行中はエンジ
ンブレーキは必要でない。
【0039】この4駆走行モードの走行中において、後
輪にエンジンブレーキを作用させると、マニホールドの
負圧が低下してアクチュエータ51が作動し、スライダ
ー41が図5(b)のようにクラッチ装置A側に移動
し、ロック手段38によって大径保持器23と外輪16
を結合する。
【0040】これによって、入力軸12aと出力軸12
bが直結された4駆走行ロックモードになり、前輪にエ
ンジンブレーキが効くことになる。
【0041】また、後輪エンジンブレーキの作動が解か
れると、マニホールドの負圧低下が解消するため、アク
チュエータ51は復帰し、スライダー41はディファレ
ンシャル1側に移動して大径保持器23と外輪16の結
合が外れ、4駆走行モードに復帰する。
【0042】なお、4駆走行モードにおいて、トランス
ファー8のバック操作時には、オーバランニングモード
の必要性はほとんどないので、アクチュエータ51を電
気又は機械的に作動させ、4駆走行ロックモードになる
ようにする。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、入力
軸と出力軸の間にクラッチ装置を設け、このクラッチ装
置のロック出力の入力軸と出力軸の直結動作を、自動車
のマニホールド負圧の低下で作動するアクチュエータで
行なうようにしたので、4駆走行モードでの走行中にお
ける4駆走行ロックモードへの切換え及び復帰が自動的
に行なえ、ドライバーの切換え操作を不要にすることが
できる。
【0044】また、4駆走行モードでの走行時におい
て、エンジンブレーキの必要時にのみ4駆走行ロックモ
ードに切換わるので、通常の4駆走行時は、クラッチ装
置のオーバランニング機能を確保でき、タイトコーナブ
レーキ現象の発声を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4輪駆動車の車輪駆動系を示す平面図
【図2】同上における前輪駆動系を示す縦断面図
【図3】同上における駆動力伝達装置の横断平面図
【図4】同上におけるクラッチ装置の拡大断面図
【図5】(a)は同上におけるロック手段の開放状態を
示す断面図、(b)は同じくロック状態を示す縦断面図
【図6】ロック手段の要部を示す分解斜視図
【図7】図4矢印VI−VIに沿う断面図
【図8】図4の矢印VII −VII に沿う断面図
【図9】スプラグの前進係合状態とフリーランニング状
態を示す断面図
【図10】スプラグの後退係合状態とフリーランニング
を停止した状態を示す断面図
【符号の説明】
1 フロントディファレンシャル 2 前車輪 3 後車輪 4 デフカバー 12、13 車軸 12a、12b 駆動軸 16 外輪 18 内輪 21、22 円筒面 23 大径保持器 24 小径保持器 25 延長腕 29 圧着バネ 30、31 ポケット 32 スプラグ 37 スイッチバネ 38 ロック手段 39 噛合い部材 40 切欠き 41 スライダー 42 結合部材 43 突起 44 突起 45 歯形凹部 46 フォーク 51 アクチュエータ 58 ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を入力軸と出力軸に分離し、この
    分離部に、入力軸から出力軸への動力伝達と出力軸のオ
    ーバランニングを可能にするクラッチ装置を設け、該ク
    ラッチ装置に外部からの操作で入力軸と出力軸を直結さ
    せるロック手段を設けた動力伝達装置において、 前記ロック手段の入力軸と出力軸の直結動作を、自動車
    のマニホールド負圧の低下で作動するアクチュエータで
    行なうようにしたことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 クラッチ装置が、入力軸に固定した駆動
    部材と、出力軸に固定され前記駆動部材に回転可能に嵌
    合する従動部材と、駆動部材と従動部材の間に組込ま
    れ、駆動部材と従動部材が正逆方向に相対回転したとき
    両部材に係合する複数の係合子と、駆動部材と従動部材
    の間に組込まれ、駆動部材と相対回転して各係合子を係
    合作動位置に移動させる保持器と、この保持器に連結さ
    れ、各係合子が係合作動位置に移動するように保持器を
    一方向に相対回転させる回転力付与手段とで形成され、
    このクラッチ装置に設けたロック手段が、保持器と従動
    部材の一方に係合しつつ他方に設けた噛合い部に対して
    接近離反する結合部材と、入力軸に軸方向への移動が自
    在となるよう嵌挿したスライダーを軸方向に一体動する
    よう結合して形成され、該スライダーに連結したアクチ
    ュエータでこのスライダーを軸方向に移動させるように
    した請求項1記載の動力伝達装置。
JP22392695A 1995-08-31 1995-08-31 動力伝達装置 Pending JPH0968239A (ja)

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