JPH0967006A - 物品案内シュート - Google Patents

物品案内シュート

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JPH0967006A
JPH0967006A JP22516895A JP22516895A JPH0967006A JP H0967006 A JPH0967006 A JP H0967006A JP 22516895 A JP22516895 A JP 22516895A JP 22516895 A JP22516895 A JP 22516895A JP H0967006 A JPH0967006 A JP H0967006A
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JP
Japan
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article
guide
chute
guide chute
holes
Prior art date
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Application number
JP22516895A
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English (en)
Inventor
Toshiomi Hoshi
俊臣 星
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 途中で物品が停止することもなく、物品をス
ムーズにケースに案内する物品案内シュートを提供す
る。 【解決手段】 仕分装置等において、物品を傾斜方向に
滑らせて案内する物品案内シュート10が物品の案内面
12に複数の貫通孔14,24、又は、物品の一部に対
して非接触となる複数の凹部34,44を備え、物品表
面と物品案内面との間に真空効果による吸着力の発生を
抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を配送先等の
目的別に仕分ける仕分装置に使用され、搬送状態から仕
分方向に移された物品を滑らせて案内するシュートに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の仕分装置では、例えば、図
7のように、所定のループ形状に形成されて走行可能に
連結された複数の搬送ユニット4によって形成される無
端状の搬送コンベヤ3がある。更に、この搬送コンベヤ
3の移動方向に対して適度な角度を以て配置されたイン
ダクションコンベヤ5を備えており、このインダクショ
ンコンベヤ5から各搬送ユニット4に物品が移載され
る。また、搬送コンベヤ3の仕分用エリアにおいては、
搬送コンベヤ3に沿って案内シュートA,Bが配置され
ている。各搬送ユニット4が所定の仕分位置に移動され
てくると、各搬送ユニット4はその上に移載した物品を
所定の案内シュートA,Bに放出するようになってい
る。
【0003】また、図8は搬送ユニット4を搬送方向か
ら見た矢視図であり、物品を載置する部分は駆動ローラ
6から動力を伝達されるローラ7,8間に張られた無端
ベルト9で構成されている。そして前述のように、各搬
送ユニット4は案内レール2に沿ってループ形状に走行
しており、所定の仕分位置に移動されてくると、無端ベ
ルト9が駆動されて案内シュートA,Bに物品が放出さ
れる。ここで利用される案内シュートA,Bは、一般
に、平滑な滑り台状の傾斜面を形成しており、このシュ
ートの案内により仕分後の物品が所定のボックスに投入
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような仕分装置に
おいて、特に比較的軽量の小物を取り扱う場合、案内シ
ュートA,Bの平滑な滑り面と物品との間にバキューム
状態(真空効果)による吸着力が発生することがあり、
これによって案内シュートA,B途中で物品が停止して
しまうという問題がある。また、このようなことは搬送
物品が水分を含んでいる場合や、物品表面が軟性である
場合に、物品表面が歪むなどすると、物品表面と滑り面
とのすき間がバキューム状態を発生しやすく、特に多く
滞留状態が発生する。更に、物品表面が平滑であると吸
着力を発生しやすい傾向にある。また、冷蔵倉庫内等の
仕分コンベヤにおいては、物品・コンベヤなどと気温に
温度差が生じる場合が多く、結露が発生して物品とシュ
ートの間に水分入り込むようなこともあり、上記のよう
な吸着力を発生する問題がある。
【0005】本発明は、仕分装置等の案内シュートにお
いて、途中で物品が停止することもなく、物品をスムー
ズにケースに案内するシュートを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品を傾斜方向に滑らせて案内するシュートであって、物
品の案内面に複数の貫通孔を有する構成によって達成さ
れる。また、物品の案内面が物品の一部に対して非接触
となる複数の凹部を有する構成とすることもできる。
【0007】物品の案内面の複数の貫通孔としては、千
鳥配列で孔空けしたもの、この孔を十字形状としたもの
等がある。この孔の縁部を物品案内平面より退かせた構
成とすることで、物品の端が孔の縁部に引っ掛かって止
まってしまうことを防ぐことができる。物品の案内面の
複数の凹部の構成としては、複数ディンプルを整列させ
たもの、傾斜方向に延びる溝等がある。また、これら凹
部の底部分に孔を設けて、空気抜きの作用を備えさせる
こともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態により本発
明を説明する。図1は、本発明の第一の実施形態の物品
案内シュートを示す斜視図である。この図では、本発明
の物品案内シュートが適用される物品の仕分装置等につ
いては図示していないが、この仕分装置等については、
例えば、図7、図8の従来利用されている仕分装置に適
用でき、更には、物品を傾斜によって案内するシュート
を必要とするものであれば、本発明の物品案内シュート
を適用することが可能である。
【0009】図1の物品案内シュート10は物品案内面
12と側面11とで構成されており、物品案内面12と
水平面の角度は、物品を案内するために仕分装置等の個
々に設定される傾斜角θを以て備えつけられている。物
品案内面12の案内基準面Xは通常平面で形成されてお
り、物品案内面12には複数の孔14が千鳥配列で案内
面12を貫通して配置されている。この孔14の配置に
ついては千鳥配列以外でも、ランダムに配置することも
でき、滑り落ちている物品の物品案内面12に対する接
触面積において数個の孔14が含まれるような配置であ
れば、十分な効果が発揮される。
【0010】このような構成にすると、物品表面と物品
案内面12とのすき間にバキューム状態が発生しそうに
なっても、物品案内面12に配置した複数の孔14によ
って、物品表面と物品案内面12とのすき間に空気が進
入することになるので、吸着力の発生を抑えることがで
きる。
【0011】図2は図1のL−L線の断面図である。図
示のように各孔14の縁部は案内基準面Xに対して引っ
込む形に形成されている。このような縁部の構成によっ
て、物品の角や縁部分が孔14の縁部に引っ掛かるよう
なことも発生せず、良好な滑りを物品に与えることがで
きる。
【0012】図3は本発明の物品案内シュートの第二の
実施形態を示す斜視図である。この物品案内シュート2
0の構成は、図1の物品案内シュート10の各孔14を
十字形状孔24に置き換えたものであり、傾斜角、その
他については物品案内シュート10と同様である。この
十字形状孔24の数としては図1の孔14に較べて少な
くすることが可能である。また、配置については千鳥、
ランダム等の配置を適用可能である。更に、効果として
も物品案内シュート10と同様のものを有し、十字形状
孔24の縁部に関しても、図2に示したように、案内基
準面Xに対して引っ込むように形成されるのが好まし
い。
【0013】図4は本発明の物品案内シュートの第三の
実施形態を示す斜視図である。この物品案内シュート3
0の構成は、物品案内シュート10の物品案内面12を
凹形状である複数のディンプル34を備えている物品案
内面32とするものであり、傾斜角、その他については
図1の物品案内シュート10と同様である。ディンプル
34の分布については、図4では間隔をおいて、平面部
分を多く残しているが、物品案内面32の全面に各ディ
ンプル34が接する程度の密接した分布とすることもで
きる。また、ディンプル34の形状については、図では
円形であるが、これ以外でも、楕円形、四角形等の多く
の形状を与えることができる。
【0014】図5は図4のM−M線の断面図であり、図
示のように複数のディンプル34の形状による案内基準
面Yからの凹みによって、物品表面と物品案内面32と
の間に常に大きな隙間を形成する部分を与えることがで
き、物品表面と物品案内面32との間の吸着力の発生を
抑えることができる。更に、各ディンプル34の底部に
小孔を備えて空気抜きとすることで、吸着力の発生を抑
える効果をより大きくすることができる。
【0015】図6は本発明の物品案内シュートの第四の
実施形態を示す斜視図である。この物品案内シュート4
0の構成は、物品案内シュート10の物品案内面12を
物品滑り方向に複数の溝44が備える物品案内面42と
するものであり、傾斜角、その他については図1の物品
案内シュート10と同様である。溝44の分布本数とし
ては、物品に少なくとも2本が係る程度の分布が必要で
ある。また、溝44の形状としては、図のような真っ直
ぐなもの以外にも、ジクザグの波状に形成することもで
き、更には、物品滑り方向に垂直な断面の形状を鋸歯形
状としてもよい。この溝44によって、物品の案内時に
物品表面との間に常に空気が通過できる隙間を与えるこ
とができ、物品表面と物品案内面42との間の吸着力の
発生を抑えることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品を傾
斜方向に滑らせて案内するシュートの物品の案内面に複
数の貫通孔を備え、又は、物品の案内面に物品の一部に
対して非接触となる複数の凹部を備える構成とすること
で、物品表面と物品案内面とのすき間に空気を進入させ
ることになり、吸着力の発生を抑えることができ、途中
で物品が停止することもなく、物品をスムーズに案内す
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である物品案内シュー
トを示す斜視図である。
【図2】図1のL−L線の断面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態である物品案内シュー
トを示す斜視図である。
【図4】本発明の第三の実施形態である物品案内シュー
トを示す斜視図である。
【図5】図4のM−M線の断面図である。
【図6】本発明の第四の実施形態である物品案内シュー
トを示す斜視図である。
【図7】従来の物品の仕分装置を示す図である。
【図8】図7の搬送ユニットを搬送方向から見た矢視図
である。
【符号の説明】
2 案内レール 3 搬送コンベヤ 4 搬送ユニット 5 インダクションコンベヤ 6 駆動ローラ 7,8 ローラ 9 無端ベルト A,B,10,20,30,40 物品案内シュート 12,32,42 物品案内面 14 孔 24 十字孔 34 ディンプル 44 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を傾斜方向に滑らせて案内するシュ
    ート(10,20)であって、物品の案内面(12)に
    複数の貫通孔(14,24)を有することを特徴とする
    物品案内シュート。
  2. 【請求項2】 物品を傾斜方向に滑らせて案内するシュ
    ート(30,40)であって、 物品の案内面(32,42)が物品の一部に対して非接
    触となる複数の凹部(34,44)を有することを特徴
    とする物品案内シュート。
JP22516895A 1995-09-01 1995-09-01 物品案内シュート Pending JPH0967006A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22516895A JPH0967006A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 物品案内シュート

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JP22516895A JPH0967006A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 物品案内シュート

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ID=16825014

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JP22516895A Pending JPH0967006A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 物品案内シュート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217552A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機
JP2010198254A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Kaoru Umeno 滑落補助板
CN113510116A (zh) * 2021-04-22 2021-10-19 安徽捷泰智能科技有限公司 一种色选机除尘溜槽

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