JPH0966904A - 飲用または調味用液体の充填方法とこれら液体用の2重容器 - Google Patents
飲用または調味用液体の充填方法とこれら液体用の2重容器Info
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- JPH0966904A JPH0966904A JP25806595A JP25806595A JPH0966904A JP H0966904 A JPH0966904 A JP H0966904A JP 25806595 A JP25806595 A JP 25806595A JP 25806595 A JP25806595 A JP 25806595A JP H0966904 A JPH0966904 A JP H0966904A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
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Abstract
以上である前記液体を、低コストで用済後のリサイクル
が容易であり、強度的にも優れ、かつ充填後の液体の品
質を維持できる充填方法とそのための2重容器を得る。 【解決手段】 有底パリソンを素材として、2軸延伸ブ
ロー成型した薄肉内容器に、充填時の温度が35℃以上
の飲用または調味用液体を充填し、キャップを装着し、
次いで冷却した後、薄肉内容器を紙製外容器内に収納し
て包装する充填方法と薄肉内容器を紙製外容器に収納し
た2重容器。
Description
油、麺つゆ、生ドレッシング等のうち、充填前に加熱さ
れた飲用または調味用液体の充填方法と、これら飲用ま
たは調味用液体用の2重容器に関する。
充填方法と、これら液体用の2重容器について発明し、
特願平7−38954号として出願した。
ソンを素材として、これをブロー成型した薄肉内容器に
飲用または調味用液体を充填し、キャップを施す際に、
液体の温度が0℃以下かあるいは35℃以上である時に
は、熱交換以上で0℃以上35℃以内に調整した上で、
充填するが、この充填と薄肉内容器に対するキャップの
装着とをクリーンルーム内で行い、液体が充填され、ま
たキャップが装着された薄肉内容器は、クリーンルーム
外に出され、そこで紙製外容器に収納され、包装される
充填方法であり、それに用いられる2重容器は、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂の有底パリソンを素材とし
て、底部および肩部を除く箇所の最小肉厚が0.05m
m以上で最大肉厚が0.5mm以内であるようにブロー
成型した薄肉内容器を紙製外容器内に収納した2重容器
である。
材としてブロー成型した薄肉内容器を用いること、充填
する液体の温度が0℃以下か、あるいは35℃以上であ
る時には、熱交換を行って、0℃以上35℃以内に調整
した上で充填口、また充填と薄肉内容器に対するキャッ
プの装着とをクリーンルーム内で行い、液体を充填し、
キャップが装着された薄肉内容器は、クリーンルームの
外で、紙製外容器に収納されるのであるが、熱交換を行
うことやクリーンルームでの作業は充填工程を複雑にし
たり、コストの上昇を招くことから、本発明は熱交換を
行わず、またクリーンルーム内での作業を行わない充填
方法と、その2重容器とを提供することを目的としてな
された。
めこの発明は、有底パリソン1を素材として2軸延伸ブ
ロー成型した薄肉内容器2に35℃以上の飲用または調
味用液体を充填し、キャップ6を装着した後、この薄肉
内容器2を冷却してから紙製外容器7内に収納する充填
方法とした。
レート樹脂の有底パリソン1を素材として、底部8およ
び肩部を除く箇所の最小肉厚が0.05mm以上で、最
大肉厚が0.5mm以内であるように、2軸延伸ブロー
成型した薄肉内容器2を紙製外容器7内に収納した2重
容器とした。
器2はポリエチレンテレフタレート樹脂によるものが最
も好ましい。
内容器2の液体注出入口5と、それに装着されるキャッ
プ6は薄肉内容器2の上端に設けられており、紙製外容
器の上端から、薄肉内容器2の液体注出入口5に装着さ
れたキャップ6は突出している。
肉内容器2の外側壁表面10と、紙製外容器7の内側壁
表面13とが接面し、薄肉内容器2の底部外周11と紙
製外容器7の底部14とは接触しているが、薄肉内容器
2の底部中心部12と紙製外容器7の底部14とは少な
くとも1.5mm以上離れている2重容器とすること
が、誤って2重容器を落したとしても落下時の衝撃によ
って薄肉内容器2は割れ難いものとなった。
充填される液体は、日本酒、合成酒、焼酎、味醂、麺つ
ゆ、等の各種の飲用、調味用液体のうち、充填前に加熱
処理が施されて、35℃以上であり、充填後に冷却され
ることを必要とする種類の液体である。
は、通常廃棄されるが、この時薄肉内容器と、紙製外容
器とは容易に分離することが出来、それぞれに従って処
分される。
器はポリエチレンテレフタレート樹脂の有底パリソンを
素材とし、底部と肩部を除く箇所の最小肉厚が0.05
mm以上で最大肉厚が0.5mm以内であるように2軸
延伸ブロー成型した薄肉の容器であるが、強度は強く、
これ単独でも安定した強度を有するもので、これが紙製
外容器内に収納されていることから、取扱中の破裂等の
不安は全く生じないが、1箇の2重容器の容器として
は、ほゞ2リットル程度以下であることが好ましい。
ンを素材として2軸延伸ブロー成型された薄肉内容器に
35℃以上の液体を充填して、これを冷却するが、薄肉
内容器だけで冷却処理が施されても、強度的に全く信頼
性は損なわれることはない。また薄肉内容器はポリエチ
レンテレフタレート樹脂の有底パリソンを素材として底
部および肩部を除く箇所の最小肉厚が0.05mm以上
で最大肉厚が0.5mm以内であるように2軸延伸ブロ
ー成型されたものであることから、容器の各部の厚さは
均質化され、強度が向上されたものとなり、また薄肉内
容器の外側壁表面と紙製外容器の内側壁表面とが接し、
薄肉内容器の底部外周と紙製外容器の底部とは接触して
いるが、薄肉内容器の底部中心部と紙製外容器の底部と
は少なくとも1.5mm以上離れているものとすること
によって2重容器を誤って落しても落下時の衝撃による
内容器の損傷が免かれる。
実施の一例を示す工程図と、2重容器の実施の一例を示
す側面図であり、図2は2重容器の要部を示す縦断側面
図である。
テレフタレート樹脂からなるもので、この有底パリソン
1を製造する合成樹脂加工場から、液体の充填場例えば
日本酒の酒造場が供給を受け、充填工程中に2軸延伸ブ
ロー成型工程を設けて、供給された有底パリソン1を2
軸延伸ブロー成型して薄肉内容器2としてもよく、ある
いは酒造場が、有底パリソン1を始めとして薄肉内容器
2までを作成してもよい。この薄肉内容器2は底部8お
よび肩部9を除く箇所の最小肉厚が0.05mm以上で
最大肉厚が0.5mm以内とされ、また液体注出入口5
はその上端に設けられる。
ば日本酒のように火入れと称する加熱処理が行われて、
35℃以上とされた液体が液体注出入口5から注入充填
される。
で液体注出入口5にキャップ6が装着される。
の位置で冷却されるが、この冷却には、冷水噴出管3か
ら冷水が噴出されて冷却したり、あるいは図示していな
いが、冷水槽中を通過すること等、任意の手段によって
施される。
製外容器7内に収納される。この時薄肉内容器2のキャ
ップ6が紙製外容器7からは露出し、しかも紙製外容器
7の蓋の上端がキャップ6の上端より僅かに高い位置で
あるようにされるのがよい。
器7とはその構成において次のようにされる。すなわち
その一例を図2に示すように薄肉内容器2の外側壁表面
10と、紙製外容器7の内側壁表面13とは互に接触し
ている状態であり、薄肉内容器2の底部外周11と紙製
外容器7の底部14とは接触するが、薄肉内容器2の底
部中心部12と紙製外容器7の底部14とは、接触しな
いで離れており、この程度は少なくとも1.5mm以上
離れている。
容器7は、原則として防水性とする必要はないが、消費
者が液体を冷却するために冷蔵庫に収容した場合、表面
から吸湿し容器が軟化することが考えられ、また冷所か
ら出して放置した時に、紙製外容器の表面に結露が生ず
る等のことを考慮して、表面に防湿性を付与することは
好ましい。
パリソンを素材として2軸延伸ブロー成型した薄肉内容
器を用いたがために容器の各部の厚さが均質化されて強
度が向上されたものとなり、これに35℃以上の液体を
充填し、この充填された薄肉内容器だけで冷却処理が施
されても強度的に全く信頼性が損われることがない。
レンテレフタレート樹脂の有底パリソンを素材として底
部および肩部を除く箇所の最小肉厚が0.05mm以上
で最大肉厚が0.5mm以内であるように2軸延伸ブロ
ー成型されたものであることから、極めて薄肉であるに
もかかわらず、容器の各部の厚さは均質化され、強度が
向上されたものとなったし、また薄肉内容器の外側壁表
面と紙製外容器の内側壁表面とが接し、薄肉内容器の底
部外周と、紙製外容器の底部とは接触しているが、薄肉
内容器の底部中心部と紙製外容器の底部とは少なくとも
1.5mm以上離れているものとすることによって、2
重容器を誤って落としても落下時の衝撃による内容器の
緒損傷が免れるものとなった。また薄肉内容器の液体注
出入口とキャップが薄肉内容器の上端が設けられること
により、内容物の注出が終った時における残存料は零と
なるものであり、また薄肉内容器のキャプの頂面より紙
製外容器の蓋の頂面が高い位置にあるようすることによ
って、2重容器の積み重ねに対する耐荷重を得るものと
なる。
肉内容器と紙製外容器とからなり、紙製外容器の中に、
薄肉内容器が収納されている単純な構成であることか
ら、使用済後の分別回収が容易であり、既存の容器のよ
うに、紙とポリエチレンフィルムあるいはアルミ箔等を
複層化したのは複層化のためにコスト高となったり、用
済後の紙の回収再生や焼却に際しての、紙とフィルムと
の分離が困難であるといったような難点がないものであ
る。
工程図と2重容器の実施の一例を示す側面図。
を示す縦断側面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 有底パリソン(1)を素材として、2軸
延伸ブロー成型した薄肉内容器(2)に35°以上の飲
用または調味用液体を充填し、キャップ(6)を装着し
た後、この薄肉内容器(2)を冷却してから紙製外容器
(7)内に収納することを特徴とする飲用または調味用
液体の充填方法。 - 【請求項2】 薄肉内容器(2)はポリエチレンテレフ
タレート樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の
飲用または調味用液体の充填方法。 - 【請求項3】 ポリエチレンテレフタレート樹脂の有底
パリソン(1)を素材として底部(8)および肩部
(9)を除く箇所の最小肉厚が0.05mm以上で、最
大肉厚が0.5mm以内であるように2軸延伸ブロー成
型した薄肉内容器(2)を、紙製外容器(7)内に収納
してなることを特徴とする飲用または調味用液体用の2
重容器。 - 【請求項4】 薄肉内容器(2)の液体注出入口(5)
と、そのキャップ(6)は薄肉内容器(2)の上端に設
けられていることを特徴とする請求項3記載の飲用また
は調味用液体用の2重容器。 - 【請求項5】 薄肉内容器(2)の外側壁表面(10)
と、紙製外容器(7)の内側壁表面(13)とが接面
し、薄肉内容器(2)の底部外周(11)と紙製外容器
(7)の底部(14)とは接触しているが、薄肉内容器
(2)の底部中心部(12)と紙製外容器(7)の底部
(14)とは少なくとも1.5mm以上離れていること
を特徴とする請求項3記載の飲用または調味用液体用の
2重容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25806595A JP3627314B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 飲用または調味液体用の2重容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25806595A JP3627314B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 飲用または調味液体用の2重容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966904A true JPH0966904A (ja) | 1997-03-11 |
JP3627314B2 JP3627314B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=17315047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25806595A Expired - Fee Related JP3627314B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 飲用または調味液体用の2重容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3627314B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160002505U (ko) * | 2015-01-07 | 2016-07-18 | (주)아모레퍼시픽 | 브러시가 부착된 화장품 용기 뚜껑 캡핑장치 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP25806595A patent/JP3627314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160002505U (ko) * | 2015-01-07 | 2016-07-18 | (주)아모레퍼시픽 | 브러시가 부착된 화장품 용기 뚜껑 캡핑장치 |
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---|---|
JP3627314B2 (ja) | 2005-03-09 |
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