JPH0966322A - 剪断機 - Google Patents

剪断機

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Publication number
JPH0966322A
JPH0966322A JP22513395A JP22513395A JPH0966322A JP H0966322 A JPH0966322 A JP H0966322A JP 22513395 A JP22513395 A JP 22513395A JP 22513395 A JP22513395 A JP 22513395A JP H0966322 A JPH0966322 A JP H0966322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
workpiece
shearing machine
laser light
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP22513395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneaki Sakamoto
兼昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SONE KOGU SEISAKUSHO KK
SONE TOOL Manufacturing
Original Assignee
SONE KOGU SEISAKUSHO KK
SONE TOOL Manufacturing
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Filing date
Publication date
Application filed by SONE KOGU SEISAKUSHO KK, SONE TOOL Manufacturing filed Critical SONE KOGU SEISAKUSHO KK
Priority to JP22513395A priority Critical patent/JPH0966322A/ja
Publication of JPH0966322A publication Critical patent/JPH0966322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザー光指示装置を備えた剪断機において、
鉄屑又は切削油等の影響で作業が中断することなく、長
期の連続作業を継続的に実行することができ、しかも、
レーザー光通過孔を備えていない従来形式の剪断機用ポ
ンチを使用することができる剪断機を提供する。 【解決手段】 剪断機1は、レーザー発光源Sを備えた
レーザー光指示装置100を有し、ポンチPの中心位置
の指示表示をレーザー光線Lによって被加工部材W上に
表示する。レーザー光指示装置は、ポンチと固定ダイス
Fとの間の加工領域に位置する被加工部材に対して、レ
ーザー光を前記加工領域の外側領域から照射するよう
に、剪断機本体に取付けられる。剪断機は更に、被加工
部材の縁Eに当接するとともに、縁Eをポンチの中心軸
線X−Xと交差する方向に案内するワーク位置規制手段
C、Caを備える。レーザー発光源が照射するレーザー
光は、ポンチの中心軸線に対して傾斜した方向に延び、
被加工部材の穿孔位置表示を位置決めするための指示表
示Iを被加工部材の表面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪断機に関するも
のであり、より詳細には、レーザー発光源を備えたレー
ザー光指示装置を有し、ポンチの中心位置の指示表示を
レーザー光線によって被加工部材上に表示するように構
成された剪断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼材又は鋼板等の被加工部材又はワーク
に孔明け加工等を施すポンチ又は可動刃と、固定ダイス
又はダイとを備えた携帯式剪断機が知られている。この
形式の剪断機は、一般に、電動油圧式パンチャー又は携
帯式パンチャー等の名称により市販されている。剪断機
は、手指で握持可能な携帯ハンドル、電動モータ、油圧
作動機構、ダイス支持部およびピストンロッドを備えて
おり、固定ダイスがダイス支持部に取付けられ、ポンチ
が、ピストンロッドの先端部に取付けられる。孔明け作
業において、穿孔中心を示すケガキ線等が、アングル型
鋼材、溝型鋼材、或いは、フラットバー(F.B.)等の被
加工部材の所定位置にケガキ工具で刻印又は刻設され
る。ポンチの先端面には、ポンチの中心位置を示す突起
又は溝等が形成されており、作業者又は使用者は、被加
工部材上のケガキ線の中心がポンチの突起等と整列する
ように、被加工部材をダイス上に位置決めする。剪断機
の油圧作動機構は、電動モータの作動によりピストンロ
ッドを伸長し、ポンチは、ダイス上に位置決めされた被
加工部材を打ち抜き、被加工部材の所定位置に孔明け加
工を施す。
【0003】また、このような剪断機において、被加工
部材の位置決め作業のためにレーザー光線を使用するレ
ーザー光指示装置が、近年提案されている。この種の剪
断機は、油圧作動機構の内部に配置されたレーザー光源
と、ピストンロッド及びポンチの軸芯に形成されたレー
ザー光通過孔とを備えている。レーザー光源は、剪断機
の主電源に接続され、剪断機が作動可能な状態にある
間、常に線形レーザー光を発光する。また、レーザー光
通過孔は、レーザー光源が発光したレーザー光を真っ直
ぐに通過させるように、正確にポンチ及びピストンロッ
ドの中心軸線上に軸線方向に穿孔され、ポンチを貫通し
たレーザー光は、ポンチの中心軸線の延長線上に延在す
る直線形レーザービームを形成する。レーザー光は、ダ
イス上に載置された被加工部材の表面に点影像として表
出し、被加工部材上にポンチの中心位置を指示する。従
って、作業者等は、レーザー光に対して被加工部材上の
ケガキ線等を一致させ、これにより、被加工部材上のケ
ガキ線等の中心又は交点、即ち、孔明け中心表示又は穿
孔位置表示を実質的にポンチの中心軸線上に位置決めす
ることができる。
【0004】
【発明が解決しよとうする課題】上記構成のレーザー光
指示装置又はレーザーポインターを備えた剪断機は、被
加工部材の位置決め作業を簡素化ないし迅速化する上
で、設計上の観点においては、所期の目的を達成し得る
かもしれない。しかしながら、上記レーザー光指示装置
を備えた実際の剪断機においては、以下の如き実用上又
は実際上の問題が生じてしまう。第一に、作業中に発生
した鉄屑(黒皮屑)や、潤滑油又は切削油等が、ポンチ
のレーザー光通過孔に詰まり易く、このため、実際の孔
明け作業において、レーザー光通過孔が早期に閉塞し、
レーザー光線が遮断されてしまうので、実際の孔明け作
業においてレーザー光指示装置を十分に使用し難い。し
かも、閉塞したレーザー光通過孔の改修又は補修作業
は、極めて煩雑な作業を伴う。従って、従来のレーザー
光指示装置は、実用的な使用の観点において、構造上又
は作業上の改善又は改良を必要としている。第二に、軸
芯位置にレーザー光通過孔を穿設したポンチには、従来
の位置決め用突起を形成し難いことから、レーザー光の
視認が困難な環境条件下の作業時、或いは、レーザー光
指示装置の作動不良又は故障時等に、被加工部材を所望
の位置に位置決めすることができず、従って、このよう
なときに剪断機自体を使用することができない事態が生
じる。
【0005】第三に、レーザー光通過孔を備えたポンチ
は、一般形式のポンチと互換性がなく、従って、使用者
又は販売者等は、従来の機種で使用していた多種のポン
チに加えて、レーザー光通過孔を備えたレーザー光指示
装置用ポンチを更に所持又は在庫し、或いは、レーザー
光指示装置用ポンチを入手可能なルートを常に確保しな
ければならない。第四に、レーザー光通過孔をポンチ及
びピストンロッドに穿設し、しかも、レーザー光源を油
圧作動機構の内部に配置することは、製造コスト及び製
造工程を大幅に増大させるばかりでなく、装置の内部構
造を複雑化する。しかも、上記レーザー光指示装置を内
蔵した剪断機は、レーザー光指示装置のON・OFFを
剪断機主電源のON・OFFと連動させた構成を備えて
おり、定常的又は継続的なレーザー光源の発熱負荷、指
示装置自体の装置寿命の短縮、更には、電力消費量等の
増大が必然的に生じてしまう。本発明は、かかる課題に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
レーザー光指示装置を備えた剪断機において、鉄屑又は
切削油等の影響で作業が中断することなく、長期の連続
作業を継続的に実行することができ、しかも、レーザー
光通過孔を備えていない従来形式の剪断機用ポンチを使
用することができる剪断機を提供することにある。
【0006】本発明は更に、レーザー光指示装置を備え
た剪断機において、製造コスト及び製造工程を大幅に増
大させず、しかも、装置の内部構造を複雑化することな
く、レーザー光源の発熱負荷、指示装置自体の装置寿命
の短縮、或いは、電力消費量等の増大を抑制し得る剪断
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、レーザー発光源を備えたレーザー光指示
装置を有し、ポンチの中心位置の指示表示をレーザー光
線によって被加工部材上に表示する剪断機において、剪
断機本体に外付けされたレーザー光指示装置と、被加工
部材を案内するワーク位置規制手段とを備える。レーザ
ー光指示装置は、ポンチと固定ダイスとの間の加工領域
に位置する被加工部材に対して、レーザー光を加工領域
の外側領域から照射するように、剪断機本体に取付けら
れる。ワーク位置規制手段は、被加工部材の縁に当接す
るとともに、該縁をポンチの中心軸線と交差する方向に
案内し、レーザー光は、ポンチの中心軸線に対して傾斜
する方向に前記レーザー光源から延び、被加工部材上の
穿孔位置表示を位置決めするための指示表示を被加工部
材の表面に表示する。上記構成の剪断機によれば、レー
ザー光指示装置が加工領域の外方域に配置されるので、
レーザー光通過孔をポンチに穿設することなく、被加工
部材上にレーザー光を照射することができる。また、被
加工部材の位置は、ワーク位置規制手段によって規制さ
れ、レーザー光はレーザー発光源から被加工部材に向か
って延び、被加工部材上の穿孔位置表示を位置決めすべ
き指示表示を被加工部材の表面に表示する。被加工部材
の肉厚の変更、或いは、固定ダイスの種類・型式の変更
等により、被加工部材の表面位置が或る程度の範囲内で
変化又は変位した場合においても、上記レーザー光は、
被加工部材の表面に上記指示表示を表出する。
【0008】従って、上記構成のレーザー光指示装置に
よれば、被加工部材をワーク位置規制手段の案内により
変位又は移動させ、被加工部材上の穿孔中心位置を被加
工部材上の指示表示に対して位置決めすることにより、
穿孔中心位置をポンチ中心軸線に符合又は一致させるこ
とができる。しかも、上記外付け形式のレーザー光指示
装置の採用により、レーザー光通過孔を備えていない汎
用形式の剪断機用ポンチ、或いは、先端面の中心に位置
決め突起等を備えた従来形式の剪断機用ポンチを使用し
たレーザー光位置決め法を実現することができる。ま
た、上記構成によれば、レーザー光通過孔をポンチ及び
ピストンロッドに穿設し、或いは、レーザー光源を油圧
作動機構の内部に配置する必要がないので、剪断機及び
レーザー光位置決め手段の製造コスト及び製造工程を低
減できるばかりでなく、レーザー光位置決め手段の付加
による装置の内部構造の複雑化を回避することができ
る。しかも、上記外付け方式のレーザー光指示装置によ
り、レーザー光指示装置の電源を剪断機の主電源と切り
離し、剪断機本体から独立したレーザー光指示装置の給
電方式及び制御方式を採用することが可能となる。従っ
て、レーザー光源の発熱負荷の増大、指示装置自体の装
置寿命の低減、或いは、電力消費量等の増大を防止し、
或いは、抑制することが可能となる。しかも、上記構成
のレーザー光指示装置は、既存の剪断機に対して取付け
ることができる後付可能な構造を有するので、実用的に
極めて有利である。
【0009】好ましくは、レーザー光は、ポンチの中心
軸線及びワーク位置規制手段の案内方向に対して交差す
る線形指示表示を被加工部材の表面に表示するように、
レーザー発光源から拡散する。かかる構成のレーザー光
指示装置によれば、被加工部材上の穿孔中心位置を被加
工部材上の線形指示表示と整合又は一致させることによ
り、穿孔中心位置を確実にポンチ中心軸線に符合又は一
致させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態におい
ては、ポンチ中心軸線、線形指示表示および被加工部材
の移動方向(ワーク位置規制手段の案内方向)が互いに
直交するように配向され、ワーク位置規制手段は、被加
工部材上の穿孔位置表示、例えば、ケガキ線がポンチ中
心軸線と実質的に直交する方向に移動するように、被加
工部材の縁を案内する。好適には、ワーク位置規制手段
は、被加工部材の縁と当接するワーク規制面を備え、ワ
ーク規制面は、被加工部材の縁をポンチ中心軸線と実質
的に直交する方向に案内する。更に好ましくは、被加工
部材の表面に表示された線形指示表示は、ポンチ中心軸
線及びワーク規制面に対して実質的に直交する。本発明
の更に好ましい実施形態において、ワーク規制面は、剪
断機の顎型ヘッド部に配置された当て金によって形成さ
れ、当て金は、ワーク規制面の位置を調整すべく顎型ヘ
ッド部に変位可能に支持されるとともに、ワーク規制面
とポンチ中心軸線との間の距離を表示する位置表示手段
を備える。本発明の或る好適な実施形態において、レー
ザー光指示装置は、取外し可能な取付けブラケットを介
して剪断機本体、例えば、油圧作動機構のシリンダ部又
は顎型ヘッド部に固定され、レーザー発光源は、ポンチ
中心軸線に対して所定の角度をなして傾斜するようにブ
ラケット上に配向される。レーザー発光源を作動する手
動操作式スイッチが、レーザー光指示装置に配設され、
レーザー光指示装置は、手指によるスイッチの押圧時
に、レーザー光を照射する。
【0011】本発明の更なる好適な実施形態において、
先端面の軸芯位置に位置決め用突起又は位置決め用溝を
備えた形式のポンチが、油圧作動機構のピストンロッド
の先端部に取外し可能に固定され、ポンチの軸芯は、ピ
ストンロッドの中心軸線と一致する。また、固定ダイス
は、ダイス支持部に取外し可能に固定され、ピストンロ
ッドの中心軸線上においてポンチと対向し且つ整列す
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る剪
断機の好ましい実施例について、詳細に説明する。図1
は、本発明の好適な実施例におけるレーザー光指示装置
の基本的概念又は基本構成を示す側面図であり、図2
は、図1に示すレーザー光と被加工部材との位置関係を
示す平面図である。図1において、ポンチPの軸芯は、
剪断機のピストンロッド(図示せず)の中心軸線X−X
上に配置されており、ポンチPは、ピストンロッド(図
示せず)の伸縮により中心軸線X−X上で往復動(図1
において上下動)し、固定ダイスFのワーク当接面G上
の被加工部材Wに対して接近又は離間する。ポンチP
は、汎用の構造を有する一般形状のポンチであり、先端
面(図1において下面)の軸芯位置に位置決め用突起P
aが形成されている。被加工部材Wは、厚さt1を有す
る鋼製の長尺又は帯状板材である。ポンチPの下方にお
いて、中心軸線X−Xの側方にワーク位置規制部材Cが
配置され、被加工部材Wの側縁Eが、ワーク位置規制部
材Cのワーク規制面Caに当接している。ワーク位置規
制部材Cは、被加工部材Wの側縁Eと直交する矢印B方
向に変位可能に剪断機本体に取付けられており、ワーク
規制面Caが中心軸線X─Xから所望の距離Dを隔てる
位置において固定される。
【0013】図2に示すように、長尺又は帯状鋼板から
なる被加工部材Wは、部材Wの側縁Eがワーク規制面C
aに当接した状態において、ワーク規制面Caと平行に
矢印A方向に移動することができる。孔明け中心位置を
示すケガキ線Kが、被加工部材Wの側縁Eから所定距離
Tを隔てた位置にて被加工部材W上に刻設されており、
各キガキ線Kは、穿孔間隔に相応する所定間隔を隔てた
位置に位置決めされる。本例において、ケガキ線Kは、
穿孔中心において交差する形態のケガキ線Kであり、ま
た、距離Tは、例えば、被加工部材Wの幅員の2等分に
設定され、ケガキ線Kの中心(交差点)は、被加工部材
Wの幅員中心線Y−Y上に位置する。なお、ケガキ線K
等の穿孔位置表示は、例えば、所定の穿孔間隔又は穿孔
ピッチ毎に配置され且つ被加工部材Wの全幅に亘って延
びるように刻設又は印刷された表示線であっても良い。
ワーク規制面Caと中心軸線X─Xとの間の距離、即
ち、被加工部材Wの側縁Eから穴明け中心位置までの距
離Dが、上記距離Tと一致するように、ワーク位置規制
部材Cの位置が調整される。この結果、被加工部材Wが
ワーク規制面Ca上で摺動する間、即ち、被加工部材W
がワーク規制面Caと当接した状態で移動する間、ケガ
キ線Kの中心は、ワーク規制面Caから距離Dを隔てた
位置に常に位置し、従って、孔明け中心は、中心軸線X
−X及び中心線Y−Yを含む中心平面上に常に位置す
る。
【0014】所定幅のレーザー光Lが、レーザー光指示
装置のレーザー光源Sから被加工部材Wに対して照射さ
れる。レーザー光Lの幅員は、レーザー光Lの到達距離
全体に亘って比較的小さい値に設定されており、他方、
レーザー光Lの高さ又は上下方向の範囲は、ワーク規制
面Caと直交する方向にレーザー光Lがレーザー光源S
から拡開するように設定されている。従って、レーザー
光Lは、図1に示す如く、挟角θの照射角度範囲にて上
下方向に拡散し、この結果、中心軸線X−X、被加工部
材Wの中心線Y−Y及びワーク規制面Caに対して夫々
直交する方向に延在するレーザー光Lの線形指示表示I
が、図2に示す如く、被加工部材Wの上面に形成され
る。被加工部材Wは、ワーク規制面Caに当接した状態
で矢印A方向に移動され、ケガキ線Kの中心が線形指示
表示Iと一致又は整合する位置にて静止される。上記の
如く、中心軸線X−Xの位置を決定する距離Dと、ケガ
キ線Kの中心位置を決定する距離Tとが一致し、しか
も、被加工部材Wの移動又は運動がワーク規制面Caに
より規制されるので、ケガキ線Kの中心と線形指示表示
Iとの一致又は整合により、ケガキ線Kの中心が中心軸
線X−Xと一致又は符合する。
【0015】ここに、被加工部材Wの肉厚又は厚さは、
使用時に適宜変更される。厚さが肉厚t1から肉厚t2
に増大した被加工部材W′(図1に点線で示す)を固定
ダイスFのワーク当接面G上に載置したとき、被加工部
材W′の上面は、若干上方に変位する。また、固定ダイ
スFは一般に、複数の種類、形式又は設計寸法のものが
選択的に使用される。このため、或る種の固定ダイスに
おいて、固定ダイスFの上面Ga(図1に仮想線で示
す)は、固定ダイスFの上面Gよりも下方に位置し、こ
の結果、被加工部材Waの如く、被加工部材の上面が下
方に変位する。このような被加工部材上面の下方変位
は、被加工部材Wの肉厚t1が減少したときに同様に生
じる。しかしながら、上記構成のレーザー光指示手段に
よれば、挟角θの照射角度範囲にて上下方向に拡散した
レーザー光Lによって形成される上記線形指示表示I
は、被加工部材W′、Wa及びワーク規制面Caに対し
て直交する方向に延在し、ケガキ線Kの中心を整合すべ
き位置を常に被加工部材の上面に表出する。従って、上
記被加工部材Wと実質的に同じ方法で被加工部材W′、
Waを加工位置に位置決めし、これにより、ケガキ線K
の中心と中心軸線X−Xとを一致又は符合させることが
できる。また、孔明け加工が、或る程度の誤差を許容す
る場合、或いは、ケガキ線Kが被加工部材Wの全幅に亘
って延びる形式の表示線である場合、レーザー光Lを直
線形レーザービームとして設定することが可能である。
【0016】図3は、図1及び図2に示す基本構成のレ
ーザー光指示手段を備えた油圧作動パンチャーの縦断面
図である。図3に示すように、パンチャー1は、携帯用
ハンドル2と、携帯用ハンドル2に支持された電動モー
タ3と、電動モータ3に連結されたポンプ部4と、ポン
プ部4とともに油圧作動機構を構成する油圧シリンダ部
5と、油圧シリンダ部5から前方に延びる顎型ヘッド部
又はジョー6とから略構成されている。携帯用ハンドル
2は、電動モータ3の作動をマニュアル制御するための
トリガスイッチ21と、作業者が手指で握持する握り部
22とを備えている。電源コード23が、握り部22の
下端部から延びており、電源コード23のプラグ部分
は、外部電源コンセント等(図示せず)に接続される。
電動モータ3は、ポンプ部4内に延入する出力軸30を
備えており、カム軸31が、出力軸30の前端部分に形
成される。カム軸31の外周には、カム軸31と同心状
に、ニードルベアリング32が配設される。ポンプ部4
のハウジング40が、電動モータ3に連結されており、
作動油を収容する油槽42が、ポンプハウジング40内
に形成される。ポンプ部4を構成する各ポンプユニット
4aが、ニードルベアリング32の外周面に摺接してお
り、各ポンプユニット4aは、油槽42と油圧シリンダ
部5とを流体連通可能な油路47に介装されている。
【0017】油圧シリンダ装置5は、シリンダケース5
0と、シリンダケース50内に往復動可能に配置された
ピストン51と、ピストン51の両側に夫々画成された
油圧室52、53とを備えている。油圧室52は、油路
47を介して各ポンプユニット4aと連通するととも
に、リリース弁装置55の開放時に、リリース油路54
を介して、油槽42と連通する。油圧室53内には、ピ
ストン51を後方に付勢するリターンスプリング57
と、ピストン51から前方に延びるピストンロッド58
とが配置される。ピストンロッド58は、油圧室53の
前端を画成している顎型ヘッド部6のシリンダ連結部6
0を貫通しており、ポンチ10が固定ボルト又はビス5
9によってピストンロッド58の前端部に取外し可能に
固定される。顎型ヘッド部6は、シリンダ連結部60か
ら下方に延び、略フック状に前方に延在している。固定
ダイス20を取付け可能なダイス支持部8が、顎型ヘッ
ド部6の前端部分に配設されており、固定ダイス7は、
ポンチ10と対向するようにダイス支持部8に挿入さ
れ、係止具80の締結により、ダイス支持部8に固定さ
れる。ポンチ10は、油圧シリンダ装置5のピストンロ
ッド58の伸長時に、固定ダイス20に向かって前進
し、固定ダイス20と協働して、ポンチ10及び固定ダ
イス20の間に挿入された板状の被加工部材W(仮想線
で示す)に穴明け加工を施す。
【0018】板材Wの下面を支持する当て金として形成
されたワーク位置規制部材Cが、顎型ヘッド部6の中間
部分に配置される。ワーク位置規制部材Cは、ワーク規
制面Caを構成する上部プレート90と、顎型ヘッド部
6の両側に配置された一対の脚部プレート91とから略
形成される。少なくとも一方の脚部プレート91には、
上下方向に延びるスロット92が形成され、締結/解放
可能な係止ボルト99が、スロット92を貫通して、顎
型ヘッド部6のボルト孔(図示せず)に締結される。所
定単位(例えば、mm単位)の目盛93が、上下方向に
延びるスロット92の側縁に刻設又は印刷されるととも
に、ワーク規制面Caとポンチ10の中心軸線X−Xと
の間の距離Dを指示する矢印94が、スロット92内に
おいて、顎型ヘッド部6の側面に刻設又は印刷され、或
いは、同様な矢印の形態に成形された成形部品が顎型ヘ
ッド部6の側面に取付けられる。好ましくは、矢印94
が指示する目盛93の値が、距離Dの値を直接的に表示
するように、目盛93の配列が設定される。顎型ヘッド
部6の両側面に形成され且つ上下方向に延びる隆起ガイ
ド61が、各脚部プレート91の両側に配置される。脚
部プレート91は、隆起ガイド61の間に上下動可能に
位置決めされる。顎型ヘッド部6の両側に位置する左右
の脚部プレート91は、顎型ヘッド部6を跨がるように
顎型ヘッド部6に取付けられ、各脚部プレート91は、
係止ボルト99の締結により、両側の隆起ガイド61の
間に固定されるとともに、係止ボルト99の解放又は弛
緩により、隆起ガイド61に沿って上下動可能に顎型ヘ
ッド部6の側面に保持される。
【0019】レーザー光指示手段を構成するレーザー発
光装置100が、ブラケット110を介してシリンダ連
結部60の上部に取付けられる。レーザー発光装置10
0の前端部分は、中心軸線X−Xに接近する方向に屈曲
しており、レーザー発光装置100の前端面から僅かに
突出するレーザー光源装置Sが、固定ダイス20と対向
するように配向される。被加工部材Wの下縁が、ワーク
位置規制部材Cのワーク規制面Caに支持されており、
レーザー光源装置Sは、被加工部材Wに刻設されたケガ
キ線Kに向かってレーザー光Lを照射する。レーザー光
源装置Sから発光したレーザー光Lは、中心軸線X−X
を含む垂直平面において照射角度θ範囲に拡散し、実質
的に垂直な線形指示表示I(図2)を被加工部材Wの表
面に表出する。図4、図5及び図6は、レーザー発光装
置100の構成を示す拡大側面図、拡大平面図及び拡大
背面図である。レーザー光源装置Sの作動をON/OF
F制御するための手動制御スイッチ101と、レーザー
発光装置Sの電源を接続可能な電源接続部102(図
5)とが、レーザー発光装置100の後端面に配置され
る。手動制御スイッチ101は、作業者が手指にてスイ
ッチボタン101を押圧する間、レーザー光源装置Sを
作動させ、作業者がスイッチボタン101を解放する
と、レーザー光源装置Sを停止させる。電動モータ3の
電源を分岐してなる内部分岐電源又は機内2次電源に接
続した電気配線、或いは、電源コード23(図3)と同
様に外部電源コンセント等の外部電源に接続した電源コ
ードが、電源接続部102を介して、レーザー光源装置
Sに接続される。
【0020】レーザー発光装置100は、例えば、ビス
等の係止具によってブラケット110の上面に固定さ
れ、レーザー光源装置Sの中心軸線は、中心軸線X−X
を含む垂直平面上に位置決めされる。図6に示す如く、
ブラケット110は、レーザー発光装置100を指示す
る基板111と、基板111からシリンダ連結部60に
沿って延びる左右の脚部112を備える。脚部112
は、脚部112を貫通する固定ボルト113の締結によ
ってシリンダ連結部60の側面に固定される。固定ボル
ト113のボルト孔として、左右のストッププレート6
5(図5)をシリンダ連結部60に固定するためのボル
ト孔を使用しても良い。図4及び図5に示す如く、被加
工部材Wは、固定ダイス20のワーク当接面とストップ
プレート65の先端部との間に介挿され、被加工部材W
の下縁は、ワーク位置規制部材Cのワーク規制面Ca上
に当てられる。レーザー光源装置Sは、上下方向に拡散
するレーザー光Lを被加工部材Wに向かって照射し、実
質的に垂直な線形指示表示I(図2)を被加工部材Wの
表面(ポンチ10と対向する被加工部材Wの表面)に形
成する。作業員は、スイッチ21を押してピストンロッ
ド58を伸長させ、ポンチ10及び固定ダイス20によ
って被加工部材Wの所定位置に孔H(図5)を孔明け加
工した後、レーザー発光装置100の手動制御スイッチ
101を押してレーザー光源装置Sを作動させるととも
に、図5に示す如く、ワーク規制面Ca上の被加工部材
Wを矢印A方向に移動させる。被加工部材Wに穿設され
た孔Hが機外に移動し、引き続く穿孔位置に刻設された
ケガキ線Kがポンチ10の正面に移動する。作業員は、
ケガキ線Kの中心が図2に示す如く線形指示表示Iと整
合又は符合する位置において、被加工部材Wを静止させ
る。この結果、ケガキ線Kの中心は、ポンチ10の中心
軸線X−X上に整列し、従って、ポンチ10の位置決め
用突起Paと正確に対向する位置に位置決めされ、かく
して、ケガキ線Kを中心とする孔をポンチ10及び固定
ダイス20によって正確に孔明け加工することが可能と
なる。
【0021】図7は、パンチャー1の使用例を示す斜視
図である。代表的な使用例において、パンチャー1は、
例えば、床置型又は卓上型スタンド66によって、床又
は卓上に載置される。スタンド66は、床面又は卓上面
の所望の位置に載置される基板67と、基板67から直
立する左右の起立板68とを備える。係止ボルト(図示
せず)が、起立板68のボルト貫通孔(図示せず)と、
顎型ヘッド部6に形成されたボルト挿通孔62(図3)
とに挿通される。この係止ボルトの締結により、スタン
ド66に対するパンチャー1の姿勢及び位置が設定され
る。また、顎型ヘッド部6に形成された螺子孔又はボル
ト孔に対して、補助ハンドル70の螺子部又はボルト部
が螺入され、補助ハンドル70がパンチャー1に固定さ
れる。パンチャー1の初期設定において、中心軸線X─
Xとワーク規制面Caとの間の距離Dが、被加工部材W
の側縁Eと孔明け中心位置との間の距離Tに相当するよ
うに、ワーク位置規制部材Cの高さ方向位置が調整又は
調節される。また、被加工部材Wに対する孔明け位置の
マーキングのために、所定間隔を隔てたケガキ線K又は
所定ピッチのケガキ線Kが、被加工部材Wに刻設され
る。作業員又は使用者は、上述の如くケガキ線Kの中心
を線形指示表示Iと整合又は符合させることにより、被
加工部材Wをパンチャー1の固定ダイス20上に位置決
めし、ケガキ線Kを中心とする孔をポンチ10及び固定
ダイス20によって正確に孔明け加工することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の上記構成によれば、レーザー光
指示装置を備えた剪断機において、鉄屑又は切削油等の
影響で作業が中断することなく、長期の連続作業を継続
的に実行することができ、しかも、レーザー光通過孔を
備えていない従来形式の剪断機用ポンチを使用すること
ができる剪断機を提供することができる。更に、本発明
の上記構成によれば、レーザー光指示装置を備えた剪断
機において、製造コスト及び製造工程を大幅に増大させ
ず、しかも、装置の内部構造を複雑化することなく、レ
ーザー光源の発熱負荷、指示装置自体の装置寿命の短
縮、或いは、電力消費量等の増大を抑制し得る剪断機を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例におけるレーザー光指示
装置の基本的概念又は基本構成を示す側面図であり、本
発明におけるレーザー光の基本形態と、レーザー光及び
被加工部材の相対的な位置関係が図示されている。
【図2】図1に示すレーザー光と被加工部材との位置関
係を示す平面図である。
【図3】図1及び図2に示す基本構成のレーザー光指示
手段を備えた油圧作動パンチャーの縦断面図である。
【図4】レーザー発光装置の構成を示す拡大側面図であ
る。
【図5】レーザー発光装置の構成を示す拡大平面図であ
る。
【図6】レーザー発光装置の構成を示す拡大背面図であ
る。
【図7】レーザー発光装置を備えたパンチャーの使用例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パンチャー P、10 ポンチ Pa 位置決め用突起 F、20 固定ダイス 100 レーザー発光装置 110 ブラケット S レーザー光源装置 L レーザー光 I 線形指示表示 θ 照射角度 C ワーク位置規制部材 Ca ワーク規制面 W 被加工部材 E 側縁 K ケガキ線 X−X 中心軸線(ポンチ中心軸線) Y−Y 中心軸線(被加工部材中心軸線)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー発光源を備えたレーザー光指示
    装置を有し、ポンチの中心位置の指示表示をレーザー光
    線によって被加工部材上に表示する剪断機において、 ポンチ(P) と固定ダイス(F) との間の加工領域に位置す
    る被加工部材(W) に対して、レーザー光(L) を前記加工
    領域の外側領域から照射するように、剪断機本体に取付
    けられたレーザー光指示装置(100) と、 前記被加工部材の縁(E) に当接するとともに、該縁(E)
    を前記ポンチの中心軸線(X-X) と交差する方向に案内す
    るワーク位置規制手段(C、Ca) とを有し、 前記レーザー光は、前記ポンチの中心軸線に対して傾斜
    する方向に前記レーザー光源(S) から延び、前記被加工
    部材上の穿孔位置表示(K) を位置決めするための指示表
    示(I) を前記被加工部材の表面に表示することを特徴と
    する剪断機。
  2. 【請求項2】 前記レーザー光は、前記ポンチの中心軸
    線(X-X) 及び前記ワーク位置規制手段の案内方向(A) に
    対して交差する線形指示表示(I) を前記被加工部材の表
    面に表示するように、前記レーザー発光源(S) から拡散
    することを特徴とする請求項1に記載の剪断機。
  3. 【請求項3】 前記ポンチ中心軸線(X-X) 、前記線形指
    示表示(I) および前記被加工部材の移動方向(A) が互い
    に直交し、 前記ワーク位置規制手段(C、Ca) は、前記被加工部材
    (W) 上の穿孔位置表示(K) が前記ポンチ中心軸線と交差
    する方向に移動するように、前記被加工部材の縁(E) を
    案内することを特徴とする請求項2に記載の剪断機。
  4. 【請求項4】 前記ワーク位置規制手段は、前記被加工
    部材の縁(E) と当接するワーク規制面(Ca) を備え、該
    ワーク規制面は、前記縁(E) を前記ポンチ中心軸線(X-
    X) と実質的に直交する方向に案内し、 前記被加工部材の表面に表示された前記線形指示表示
    (I) は、前記ポンチ中心軸線及び前記ワーク規制面(C
    a) に対して実質的に直交することを特徴とする請求項
    2又は3に記載の剪断機。
  5. 【請求項5】 前記ワーク位置規制手段(C、Ca) は、剪
    断機の顎型ヘッド部(6) に配置された当て金によって形
    成され、該当て金は、前記ワーク位置規制手段のワーク
    規制面の位置を調整すべく前記顎型ヘッド部に変位可能
    に支持されるとともに、前記ワーク規制面と前記ポンチ
    中心軸線(X-X) との間の距離を表示する位置表示手段を
    備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の剪断機。
  6. 【請求項6】 前記レーザー光指示装置(100) は、取外
    し可能な取付けブラケット(110)を介して剪断機本体に
    固定され、前記レーザー発光源(S) は、前記ポンチ中心
    軸線(X-X) に対して所定の角度をなして傾斜するように
    配向され、 手指によるスイッチ押圧時にレーザー光(L) を照射する
    ように前記レーザー発光源を作動する手動操作式スイッ
    チが、前記レーザー光指示装置に配設されることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の剪断機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102151740A (zh) * 2010-11-23 2011-08-17 中国汽车技术研究中心 手持式便携冲压床
CN108015339A (zh) * 2017-05-18 2018-05-11 靳前闯 激光定位仪
JP2022072013A (ja) * 2020-10-29 2022-05-17 寿産業株式会社 配管吊下げ構造体の施工方法及び配管吊下げ構造体

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