JPH0965296A - 文字多重放送用テレビジョン受像機 - Google Patents

文字多重放送用テレビジョン受像機

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JPH0965296A
JPH0965296A JP7221469A JP22146995A JPH0965296A JP H0965296 A JPH0965296 A JP H0965296A JP 7221469 A JP7221469 A JP 7221469A JP 22146995 A JP22146995 A JP 22146995A JP H0965296 A JPH0965296 A JP H0965296A
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Application number
JP7221469A
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English (en)
Inventor
Tomoe Kawane
友恵 川根
Keiya Miyoshi
圭哉 三好
Yasunobu Nishida
保信 西田
Shigenori Takenaka
繁範 竹中
Chie Hirose
千枝 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組内容を確認するため映出すべき文字放送
番組の切り換えを目次情報を目視しながら行えるように
して、確認の操作性を改善する。 【解決手段】 目次キーを操作すると目次メモリ9から
目次情報Cを読み出して表示部23に表示する。目次情
報Cのうちの目次項目の1つを指定すると、目次情報C
を圧縮し、その圧縮された目次情報C′を表示するとと
もに、その目次項目に対応する文字放送番組の映像情報
Bを圧縮し、その圧縮された映像情報B′を同時に表示
する。この表示状態で別の目次項目を指定すると、圧縮
された目次情報C′の表示状態を保ったまま、対応する
文字放送番組を表示する。確定キーを操作すると、圧縮
されていた文字放送番組を元のサイズに戻して表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字多重放送を受
信できるテレビジョン受像機に係り、特には、文字放送
番組についての目次画面の表示態様の技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】文字多重放送用テレビジョン受像機が受
信できる文字多重放送の番組は、その文字多重放送を随
伴して送出されてくるテレビ番組の映像信号の垂直帰線
消去期間内の14H〜16Hおよび21Hの水平ライン
に重畳されている。
【0003】一般のテレビ番組を画面(フル画面)に映
出している状態でリモコン装置の目次キーを操作する
と、図10(a)に示すように、フル画面100に目次
情報110が映出される。この目次情報110として
は、例えば、「1♯ みんなのひろば」,「2♯ 大阪
の天気」,「3♯ 世界の広場」などが表示されてい
る。
【0004】数値と♯で示される番組番号および番組名
の組み合わせで表示されている。この目次情報110の
表示状態において、リモコン装置から数値キーと♯キー
を操作して、番組番号を選択すると、例えば「2♯」と
キー入力すると、図10(b)に示すように、目次情報
110に代わって、文字放送番組として「大阪の天気」
の番組内容情報120がフル画面100に映出される。
【0005】以上は1画面表示モードの場合についてで
あったが、2画面表示モードの場合には次のようにな
る。一般のテレビ番組をフル画面に映出している状態で
リモコン装置の目次キーを操作すると、図11(a)に
示すように、例えば、第1の子画面201に目次情報2
10が映出され、第2の子画面202にテレビ番組22
0(この場合はニュース番組)が映出される。この状態
で、リモコン装置から数値キーと♯キーを操作して、番
組番号を選択すると、例えば「2♯」とキー入力する
と、図11(b)に示すように、第1の子画面201に
おいて、目次情報210に代わって、文字放送番組とし
て「大阪の天気」の番組内容情報230が映出される。
第2の子画面202においては引き続きテレビ番組22
0が映出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の場合、上記した
ように、キー入力により番組番号を選択して文字放送番
組の番組内容情報120,230が映出されたときに
は、元にあった目次情報110,210が消えるように
なっている。したがって、選択した文字放送番組が間違
いであったり(選択誤り)、あるいはほかの文字放送番
組の内容を見てみたいときには、必ず目次キーをもう一
度押して、画面に目次情報を呼び出さなければならなか
った。このことは、使用者にとっては面倒なことであ
る。特に、複数の文字放送番組の内容を次々と順番にあ
るいはアトランダムに見て確かめたいとき、目次情報が
消えて番組内容情報が映出される状態と、番組内容情報
が消えて目次情報が映出される状態とが交互に繰り返さ
れるので、そして、目次情報の映出状態にするにはその
都度必ず目次キーを操作しなければならないので、使い
勝手が非常に悪いものとなっていた。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、番組内容を確認するため映出すべき
文字放送番組の切り換えを目次情報を目視しながら行え
るようにして、確認の操作性を改善することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
文字多重放送用テレビジョン受像機は、複合映像信号か
ら文字放送番組のデータを復号する文字多重信号デコー
ド回路と、前記文字多重信号デコード回路が復号した文
字多重信号から目次情報を抽出して格納する目次メモリ
と、目次キーの操作により前記目次メモリから目次情報
を読み出して表示部に表示する手段と、表示された目次
情報における目次項目を指示したときに前記目次情報を
圧縮して前記表示部に表示させるとともにその指示され
た目次項目に対応する文字放送番組の映像情報を圧縮し
て前記表示部に表示する手段と、そのような目次情報と
文字放送番組との圧縮表示状態で目次情報における目次
項目を指示すると対応する文字放送番組の映像情報を前
の映像情報から切り換えて圧縮表示する手段とを備えた
ことを特徴としている。指示した目次項目に対応した文
字放送番組の映像情報とともに目次情報が同時に表示さ
れることになり、ほかの文字放送番組の内容を見てみた
い場合、従来のように目次情報を呼び出すために目次キ
ーを再操作をするといった必要がなく、すでに表示され
ている目次情報を目視して参照しながら、目次項目をさ
らに指示すると次に番組内容を確認したいとする文字放
送番組を速やかに表示することができる。この状態でも
目次情報は表示されたままであり、複数の文字放送番組
の内容を次々と速やかに順番にあるいはアトランダムに
見て確かめることができ、見たいと思う文字放送番組の
内容を確認するための操作性が改善されている。
【0009】本発明に係る請求項2の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、目次情報
と文字放送番組との圧縮表示状態で確定キーの操作によ
り圧縮表示されていた文字放送番組の映像情報を元のサ
イズに復元して表示する手段を備えたことを特徴として
いる。見たい文字放送番組が決まったときは確定キーを
操作するが、これにより見たい文字放送番組がフル画面
で表示される。
【0010】本発明に係る請求項3の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、目次情報
の圧縮表示状態で目次項目を上下キーにより移動させた
カーソルで指示し決定キーを押すと対応する文字放送番
組の映像情報が圧縮表示され、さらに上下キーを操作す
ると圧縮表示されている文字放送番組のページめくりが
行われるように構成したことを特徴としている。圧縮表
示すべき文字放送番組の選択とその文字放送番組のペー
ジめくりとを同じ上下キーの操作で行う。つまり、上下
キーを兼用する。
【0011】本発明に係る請求項4の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項3において、目次情報
を圧縮表示している子画面において上下キーが有効であ
るときにその子画面に対して有効マークを表示し、文字
放送番組を圧縮表示している子画面において上下キーが
有効であるときにその子画面に対して有効マークを表示
するように構成したことを特徴としている。上下キーを
文字放送番組の選択とその文字放送番組のページめくり
とに兼用しているため、これから行う上下キーの操作が
どちらであるかの判断がつきにくいが、有効マークを表
示することによりどちらの操作であるのかを明確に識別
できる。
【0012】本発明に係る請求項5の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、目次情報
の圧縮表示状態で上下キーによりカーソルを移動させて
次々と目次項目に合わせると対応する文字放送番組の圧
縮された映像情報が連動して次々と表示され、これとは
別に左右キーを操作すると現在圧縮表示されている文字
放送番組のページめくりが行われるように構成したこと
を特徴としている。文字放送番組の選択を上下キーで行
い、ページめくりを左右キーで行うので、操作上の迷い
が生じない。
【0013】本発明に係る請求項6の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、目次キー
の操作により目次メモリから読み出した目次情報を表示
部に表示するに際して、表示部のフル画面に目次情報を
表示するように構成されていることを特徴としている。
【0014】本発明に係る請求項7の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、目次キー
の操作により目次メモリから読み出した目次情報を表示
部に表示するに際して、表示部の第1の子画面に圧縮し
た目次情報を表示するとともに、表示部の第2の子画面
に圧縮したテレビ番組の映像情報を表示するように構成
されていることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る文字多重放送
用テレビジョン受像機の実施の形態について、図面に基
づいて詳細に説明する。
【0016】〔実施形態1〕図1は実施形態1に係る文
字多重放送用テレビジョン受像機の電気的構成を示すブ
ロック図である。図1において、2は赤外線リモコン装
置1からの赤外線信号・データを受信して各部を制御す
るリモコン受信部、3は受像機本体に設けられた操作パ
ネル、4はリモコン受信部2または操作パネル3からの
制御信号に基づいて切換スイッチ12,14,16およ
びスイッチ18,19,20,21に切り換えまたはオ
ン/オフの信号を送出する切換制御部である。5はアン
テナで受信した放送電波から複合映像信号(コンポジッ
ト信号)を生成するテレビジョン受信回路、6は複合映
像信号からビデオ・クロマ信号を抜き出して処理するビ
デオ・クロマ信号処理回路、7は複合映像信号から垂直
および水平の同期信号を分離する同期分離回路、8は複
合映像信号から文字放送番組のデータを復号する文字多
重信号デコード回路、9は復号された文字放送番組のデ
ータの中から目次情報を抽出して格納する目次メモリ、
10は目次メモリ9に対する書込/読出制御部、11は
表示部23の画面上においてカーソルを表示しかつ移動
させるカーソル表示制御部である。12はテレビ番組に
ついて表示部23の画面を親画面のみの表示状態(フル
画面)とするか2つの子画面の同時表示状態にするかを
切り換えるための切換スイッチ、13は子画面用の画像
情報を作成するための画像記憶部、14は文字放送番組
について表示部23の画面を親画面のみの表示状態(フ
ル画面)とするか2つの子画面の同時表示状態にするか
を切り換えるための切換スイッチ、15は子画面用の画
像情報を作成するための画像記憶部、16は目次情報に
ついて表示部23の画面を親画面のみの表示状態(フル
画面)とするか2つの子画面の同時表示状態にするかを
切り換えるための切換スイッチ、17は子画面用の画像
情報を作成するための画像記憶部である。
【0017】各画像記憶部13,15,17は、描画デ
ータ記憶用のメモリのほか、入力側にサンプルホールド
回路、A/D変換回路を、出力側にD/A変換回路を内
蔵している。切換スイッチ12は切換制御部4からの切
り換え信号S1 に基づいて接点a側と接点b側とに切り
換えられる。ビデオ・クロマ信号処理回路6から出力さ
れたテレビ番組の映像情報Aは画像記憶部13を通るこ
とによって水平方向に圧縮された映像情報A′に変換さ
れる。同様に、切換スイッチ14は切換制御部4からの
切り換え信号S2 に基づいて接点c側と接点d側とに切
り換えられる。
【0018】文字多重信号デコード回路8から出力され
た文字放送番組の映像情報Bは画像記憶部15を通るこ
とによって水平方向に圧縮された映像情報B′に変換さ
れる。
【0019】また、切換スイッチ16は切換制御部4か
らの切り換え信号S3 に基づいて接点e側と接点f側と
に切り換えられる。目次メモリ9から出力された目次情
報Cは画像記憶部17を通ることによって水平方向に圧
縮された目次情報C′に変換される。
【0020】18は画像記憶部13とミキシング部22
との接続ラインに挿入され、切換制御部4からのオン/
オフ信号S4 によって制御されるスイッチ、19は画像
記憶部15とミキシング部22との接続ラインに挿入さ
れ、切換制御部4からのオン/オフ信号S5 によって制
御されるスイッチ、20は画像記憶部17とミキシング
部22との接続ラインに挿入され、切換制御部4からの
オン/オフ信号S6 によって制御されるスイッチ、21
はカーソル表示制御部11とミキシング部22との接続
ラインに挿入され、切換制御部4からのオン/オフ信号
7 によって制御されるスイッチである。22はテレビ
番組の映像情報AまたはA′と文字放送番組の映像情報
BまたはB′と目次情報CまたはC′とカーソル信号D
とをスーパーインポーズするミキシング部、23はCR
Tなどの表示部である。
【0021】同期分離回路7から出力された垂直・水平
同期信号Eは文字多重信号デコード回路8、画像記憶部
13,15,17、表示部23に送られ、それらの同期
制御を行う。25はゲート部24からの信号により多数
ある文字放送番組のうちどの番組を選択するかを決定す
る番組選択部であり、この番組選択部25は、決定番組
番号信号kを文字多重信号デコード回路8に送出するこ
とにより、デコードすべき文字放送番組を決定する。ゲ
ート部24は、番組決定信号hや番組番号信号iにより
子画面として映出すべき文字放送番組の子画面表示の開
始を行うものである。
【0022】次に、上記のように構成された文字多重放
送用テレビジョン受像機の動作を説明する。
【0023】リモコン装置1においてテレビモードを指
示したとき、その指示が赤外線によってリモコン受信部
2に送られ、リモコン受信部2は対応した制御信号を切
換制御部4に与える。操作パネル3においてテレビモー
ドを指示したときも、操作パネル3から切換制御部4に
同様の制御信号が与えられる。この場合、切換制御部4
は、切り換え信号S1 として切換スイッチ12を接点a
側に接続するものを出力し、オン/オフ信号S4 として
スイッチ18をオン側にするものを出力し、オン/オフ
信号S5 ,S6 ,S7 としてスイッチ19,20,21
をオフ側にするものを出力する。この結果として、ミキ
シング部22には、文字放送番組の映像情報や目次情報
などは入力されず、ビデオ・クロマ信号処理回路6から
出力されたテレビ番組のフル画面の映像情報Aのみが入
力され、図2(a)に示すように表示部23においてテ
レビ番組の映像情報Aがフル画面の状態で映出される。
【0024】リモコン装置1または操作パネル3におい
て文字放送モードを指示したとき、切換制御部4は、切
り換え信号S2 として切換スイッチ14を接点c側に接
続するものを出力し、オン/オフ信号S5 としてスイッ
チ19をオン側にするものを出力し、オン/オフ信号S
4 ,S6 ,S7 としてスイッチ18,20,21をオフ
側にするものを出力する。この結果として、ミキシング
部15には、テレビ番組の映像情報や目次情報は入力さ
れず、文字多重信号デコード回路8から出力された文字
放送番組のフル画面の映像情報Bのみが入力され、図2
(b)に示すように表示部23において文字放送番組の
映像情報Bがフル画面の状態で映出される。
【0025】リモコン装置1または操作パネル3におい
て文字多重モードを指示したとき、切換制御部4は、切
り換え信号S1 として切換スイッチ12を接点b側に接
続するものを出力し、切り換え信号S2 として切換スイ
ッチ14を接点d側に接続するものを出力し、オン/オ
フ信号S4 ,S5 としてスイッチ18,19をそれぞれ
オン側にするものを出力し、オン/オフ信号S6 ,S7
としてスイッチ20,21をオフ側にするものを出力す
る。この結果として、ミキシング部22には、画像記憶
部13からの圧縮されたテレビ番組の映像情報A′が入
力されるとともに、画像記憶部15からの圧縮された文
字放送番組の映像情報B′が入力され、これらの映像情
報A′,B′がスーパーインポーズされ、図2(c)に
示すように表示部23において第1の子画面51に圧縮
されたテレビ番組の映像情報A′が映出され、第2の子
画面52に圧縮された文字放送番組の映像情報B′が映
出される。この場合、文字放送番組の映像情報B′とし
ては、独立番組の場合もあるし、補完番組の場合もある
し、字幕番組の場合もある。
【0026】次に、リモコン装置1または操作パネル3
において目次キーを操作すると、リモコン受信部2また
は操作パネル3から切換制御部4に制御信号が出力され
て、切換制御部4は書込/読出制御部10に対する駆動
信号S8 を出力するとともに、切り換え信号S3 として
切換スイッチ16を接点e側に接続するものを出力し、
オン/オフ信号S6 ,S7 としてスイッチ20,21を
それぞれオン側にするものを出力し、オン/オフ信号S
4 ,S5 としてスイッチ18,19をそれぞれオフ側に
するものを出力する。この結果として、書込/読出制御
部10は文字多重信号デコード回路8を制御して目次情
報をデコードさせ、その目次情報を目次メモリ9に書き
込んでいく。そして、目次メモリ9から読み出した目次
情報Cを圧縮することなく切換スイッチ16で接点eを
通してそのままミキシング部22に送出し、図3(a)
に示すように、表示部23のフル画面50に圧縮されて
ない目次情報Cを映出する。この目次情報Cとして、
「1♯ みんなのひろば」,「2♯ 大阪の天気」,
「3♯ 世界の広場」などの表示状態が例示されてい
る。ミキシング部22にはカーソル表示制御部11から
のカーソル信号Dも送出され、表示部23の画面上でカ
ーソル26が表示される。
【0027】リモコン装置1または操作パネル3の上下
キーを上方向または下方向に操作することにより、画面
上でカーソルを上下方向に移動させることができ、その
カーソルを番組内容を見たいと思う目次項目の箇所に位
置させて、決定キーを操作することにより、ゲート部2
4に対して番組決定信号hを出力する。番組選択部25
は、カーソル表示制御部11からの座標信号mを入力し
ており、ゲート部24を介して送られてきた番組決定信
号hの入力のタイミングにおける座標データによりどの
目次項目が選択されたのかの判断をすることができる。
また、番組選択部25は、書込/読出制御部10から現
在表示中の目次項目の目次メモリ9におけるアドレスp
を入力している。したがって、どの目次項目が選択され
たかの判断とアドレスとに基づいてどの番組番号の文字
放送番組が最終的に決定されたのかの判断ができる。番
組選択部25は、その判断結果としての決定番組番号信
号kを文字多重信号デコード回路8に送出するととも
に、番組決定信号nを切換制御部4に送出する。このよ
うな文字放送番組の決定に関しては、カーソルのスクロ
ールと決定キーの操作によるだけでなく、数値と♯で示
される番組番号のキー入力により番組番号信号iをゲー
ト部24に送出することで行うこともできる。
【0028】切換制御部4は、番組決定信号nを入力す
ると、切り換え信号S3 として切換スイッチ16を接点
f側に切り換えるものを出力し、切り換え信号S2 とし
て切換スイッチ14を接点d側に切り換えるものを出力
し、オン/オフ信号S5 としてスイッチ19をオンにす
るものを出力する。これにより、画像記憶部15,17
がミキシング部22に接続された状態となる。スイッチ
21はオンでカーソル表示制御部11も接続状態を続け
る。スイッチ18はオフで画像記憶部13は非接続の状
態を続ける。
【0029】目次メモリ9から読み出された目次情報C
は画像記憶部17を通ることにより圧縮された目次情報
C′となり、図3(b)に示すように表示部23におけ
る第1の子画面51に表示される。同時に、決定番組番
号信号kによって文字多重信号デコード回路8で決定さ
れた文字放送番組の映像情報Bが画像記憶部15を通る
ことにより圧縮された映像情報B′となり、表示部23
における第2の子画面52に表示される。
【0030】図3(b)を図8(b)や図9(b)と比
較すれば明らかなように、本実施形態1の場合、選択し
た文字放送番組の映像情報B′とともに目次情報C′が
同時に表示されることになり、ほかの文字放送番組の内
容を見てみたい場合、従来のように目次情報を呼び出す
ために目次キーを再操作をするといった必要がなく、す
でに表示されている目次情報C′を目視して参照しなが
ら、カーソル移動と決定キーのクリックにより、あるい
は番組番号のキー入力により、次に番組内容を確認した
いと思う文字放送番組を決定して、速やかにその文字放
送番組の表示状態へと切り換えることができる。この状
態でも目次情報C′は表示部23の第1の子画面51に
表示されたままであり、複数の文字放送番組の内容を次
々と速やかに順番にあるいはアトランダムに見て確かめ
ることができる。この点に本発明の特徴があり、見たい
と思う文字放送番組の内容を確認するための操作性が改
善されている。
【0031】次に、リモコン装置1または操作パネル3
において確定キーを操作すると、現在第2の子画面52
に表示している文字放送番組が確定される。すなわち、
リモコン受信部2または操作パネル3から確定信号jが
切換制御部4に出力され、切換制御部4は、オン/オフ
信号S6 としてスイッチ20をオフにするものを出力
し、切り換え信号S2 として切換スイッチ14を接点c
側に切り換えるものを出力する。その結果として、図3
(c)に示すように確定された番組番号の圧縮されない
元の文字放送番組Bが表示部23のフル画面50におい
て表示される。
【0032】なお、図3(c)の状態からは、目次キー
を操作したときは図3(a)の表示状態に戻り、テレビ
モードのキーを操作したときはテレビ番組の圧縮されな
い映像情報Aがフル画面に表示される。
【0033】〔実施形態2〕本発明の実施形態2に係る
文字多重放送用テレビジョン受像機の構成は実施形態1
(図1)と同様である。切換制御部4による制御が異な
っている。
【0034】リモコン装置1または操作パネル3におい
て目次キーを操作すると、リモコン受信部2または操作
パネル3から切換制御部4に制御信号が出力されて、切
換制御部4は書込/読出制御部10に対する駆動信号S
8 を出力するとともに、切り換え信号S1 として切換ス
イッチ12を接点b側に接続するものを出力し、切り換
え信号S3 として切換スイッチ16を接点f側に接続す
るものを出力し、オン/オフ信号S4 ,S6 ,S7 とし
てスイッチ18,20,21をそれぞれオン側にするも
のを出力し、オン/オフ信号S5 としてスイッチ19を
オフ側にするものを出力する。この結果として、書込/
読出制御部10は文字多重信号デコード回路8を制御し
て目次情報をデコードさせ、その目次情報を目次メモリ
9に書き込んでいく。そして、目次メモリ9から読み出
した目次情報Cを切換スイッチ16で接点fを通して画
像記憶部17に送り、画像記憶部17で水平方向に1/
2に圧縮してミキシング部22に送出する。また、ビデ
オ・クロマ信号処理回路6からのテレビ番組の映像情報
Aを切換スイッチ12で接点bを通して画像記憶部13
に送り、画像記憶部13で水平方向に1/2に圧縮して
ミキシング部22に送出する。その結果として、図4
(a)に示すように、第1の子画面51に圧縮された目
次情報C′が表示され、第2の子画面52に圧縮された
テレビ番組(この場合はニュース)の映像情報A′が表
示される。ミキシング部22にはカーソル表示制御部1
1からのカーソル信号Dも送出され、表示部23の画面
上でカーソル26が表示される。
【0035】リモコン装置1または操作パネル3の上下
キーを上方向または下方向に操作して画面上でカーソル
を上下方向に移動させ、そのカーソルを番組内容を見た
いと思う目次項目の箇所に位置させて、決定キーを操作
するとゲート部24に対して番組決定信号hを出力す
る。番組選択部25は、カーソル表示制御部11からの
座標信号mを入力しており、ゲート部24を介して送ら
れてきた番組決定信号hの入力のタイミングにおける座
標データによりどの目次項目が選択されたのかの判断を
する。また、番組選択部25は、書込/読出制御部10
から現在表示中の目次項目の目次メモリ9におけるアド
レスpを入力している。したがって、どの目次項目が選
択されたかの判断とアドレスとに基づいてどの番組番号
の文字放送番組が最終的に決定されたのかの判断がで
き、その判断結果としての決定番組番号信号kを文字多
重信号デコード回路8に送出するとともに、番組決定信
号nを切換制御部4に送出する。このような文字放送番
組の決定に関しては、カーソルのスクロールと決定キー
の操作によるだけでなく、数値と♯で示される番組番号
のキー入力により番組番号信号iをゲート部24に送出
することで行うこともできる。切換制御部4は、番組決
定信号nを入力すると、切り換え信号S2 として切換ス
イッチ14を接点d側に切り換えるものを出力し、切り
換え信号S3 としては切換スイッチ14を接点f側に切
り換えるものをそのまま出力し続け、オン/オフ信号S
5 としてスイッチ19をオンにするものを出力し、オン
/オフ信号S4 としてスイッチ18をオフにするものを
出力し、オン/オフ信号S6 としてスイッチ20をオン
にするものをそのまま出力し続ける。これにより、画像
記憶部15,17がミキシング部22に接続された状態
となる。スイッチ21はオンでカーソル表示制御部11
も接続状態を続ける。スイッチ18はオフで画像記憶部
13は非接続の状態を続ける。目次メモリ9から読み出
された目次情報Cは画像記憶部17を通ることにより圧
縮された目次情報C′となり、図4(b)に示すよう
に、それまでと同様に表示部23における第1の子画面
51に表示される。同時に、決定番組番号信号kによっ
て文字多重信号デコード回路8で決定された文字放送番
組の映像情報Bが画像記憶部15を通ることにより圧縮
された映像情報B′となり、表示部23における第2の
子画面52に表示される。
【0036】次に、リモコン装置1または操作パネル3
において確定キーを操作すると、現在第2の子画面52
に表示している文字放送番組が確定される。すなわち、
リモコン受信部2または操作パネル3から確定信号jが
切換制御部4に出力され、切換制御部4は、オン/オフ
信号S6 としてスイッチ20をオフにするものを出力
し、切り換え信号S2 として切換スイッチ14を接点c
側に切り換えるものを出力する。その結果として、図4
(c)に示すように確定された番組番号の圧縮されない
元の文字放送番組Bが表示部23のフル画面50におい
て表示される。
【0037】なお、図4(c)の状態からは、目次キー
を操作したときは図4(a)の表示状態に戻り、テレビ
モードのキーを操作したときはテレビ番組の圧縮されな
い映像情報Aがフル画面に表示される。
【0038】本実施形態2の場合も、実施形態1と同様
に、選択した文字放送番組の映像情報B′とともに目次
情報C′が同時に表示されることになり、ほかの文字放
送番組の内容を見てみたい場合、従来のように目次情報
を呼び出すために目次キーを再操作をするといった必要
がなく、すでに表示されている目次情報C′を目視して
参照しながら、カーソル移動と決定キーのクリックによ
り、あるいは番組番号のキー入力により、次に番組内容
を確認したいと思う文字放送番組を決定して、速やかに
その文字放送番組の表示状態へと切り換えることができ
る。この状態でも目次情報C′は表示部23の第1の子
画面51に表示されたままであり、複数の文字放送番組
の内容を次々と速やかに順番にあるいはアトランダムに
見て確かめることができ、見たいと思う文字放送番組の
内容を確認するための操作性が従来に比べて改善されて
いる。
【0039】上述した実施形態1および実施形態2では
圧縮された目次情報C′を映出する第1の子画面51を
左側に、圧縮された文字放送番組の映像情報B′を映出
する第2の子画面52を右側に配置したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、左右を入れ替えた状態に
構成してもよい。
【0040】〔実施形態3〕実施形態3は実施形態1に
代わるものであり、図5に示すように、圧縮された目次
情報C′と圧縮された文字放送番組の映像情報B′とを
同時映出するに際して、2つの子画面を上下に分割し、
上側を第1の子画面53としてそこに圧縮された目次情
報C′を映出し、下側を第2の子画面54としてそこに
圧縮された文字放送番組の映像情報B′を映出するよう
に構成したものである。なお、圧縮された文字放送番組
の映像情報B′は、文字多重信号デコード回路8から出
力された元の文字放送番組の映像情報Bを画像記憶部1
5において垂直方向に1/2に圧縮することにより得る
ことができる。
【0041】〔実施形態4〕実施形態4は実施形態2に
代わるものであり、図6(a)に示すように、最初に目
次キーを操作したときに、上側の第1の子画面53に圧
縮された目次情報C′を映出し、下側の第2の子画面5
4に圧縮されたテレビ番組の映像情報A′(この場合は
ニュース)を映出するようにし、続いて目次項目を選択
したときには、図6(b)に示すように、上記実施形態
3(図5(b))と同様に、上側の第1の子画面53に
圧縮された目次情報C′を映出し、下側の第2の子画面
54に選択された目次項目に対応するところの圧縮され
た文字放送番組の映像情報B′を映出するように構成し
たものである。
【0042】〔実施形態5〕実施形態5は、最初に目次
キーを操作したときに、図7(a)に示すように、第1
の子画面55に圧縮されたテレビ番組の映像情報A′を
映出し、第2の子画面56に圧縮された目次情報C′を
映出し、第3の子画面57に圧縮された文字放送番組の
映像情報B′(この場合は文字放送のニュース)を映出
するようにし、続いて目次項目を選択したときには、図
7(b)に示すように、第3の子画面57に選択された
目次項目に対応するところの圧縮された文字放送番組の
映像情報B′を映出するように構成したものである。
【0043】〔実施形態6〕この実施形態6は、番組
(目次)の選択とページめくりとを同じキーで兼用する
ものである。図8(a)は第1の子画面55に圧縮され
たテレビ番組の映像情報A′が映出され、第2の子画面
56に圧縮された目次情報C′とカーソル26が映出さ
れている状態を示す。第3の子画面57にはまだ何も映
出されていない。図8(b)に示すリモコン装置1にお
ける上下キー61a,61bを操作することにより、カ
ーソル26を目次情報C′における目次の「1♯」,
「2♯」,「3♯」…のいずれかに合わせる。見たいと
思う目次にカーソル26が一致した状態で、リモコン装
置1における決定キー62を押すと、ゲート部24に対
して番組決定信号hが出力され、番組選択部25は決定
番組番号信号kを文字多重信号デコード回路8に出力す
るとともに番組決定信号nを切換制御部4に出力する。
これにより、決定番組番号信号kによって文字多重信号
デコード回路8で決定された1つの文字放送番組の映像
情報B′が図8(c)に示すように第3の子画面57に
映出される。
【0044】この状態から2つのモード選択がある。1
つはページめくりであり、もう1つは番組選択画面への
戻しである。すなわち、上記のように決定キー62を押
して対応する1つの文字放送番組の映像情報B′を映出
した後に、上下キー61a,61bを操作することによ
り、その同じ番組の中でページめくりを行うことができ
る。一般に、1つの文字放送番組は複数のページから成
り立っており、1ページを1画面に表示し、ページめく
りを行って次々と次のページまたは前のページの内容を
表示する。上下キー61a,61bのうち下キー61b
を1回押すと2ページ目の内容が表示され、さらに押す
と3ページ目の内容が表示される。そして、上キー61
aを1回押すとページが1つ戻って1ページ前の内容が
表示される。
【0045】また、図8(c)の状態において、リモコ
ン装置1における目次キー63を押すと、図8(a)の
状態に戻り、上下キー61a,61bはページめくりで
はなく番組(目次)を選択する機能に戻る。すなわち、
本実施形態の場合、上下キー61a,61bの機能とし
て、決定キー62を押す前は番組(目次)を選択する機
能を発揮し、決定キー62を押した後はページめくりの
機能を発揮する。言い換えると、上下キー61a,61
bは、番組(目次)選択とページめくりの両機能を兼用
しており、その分、リモコン装置1におけるキーの数が
少なくてすむということになる。
【0046】この実施形態の変形として、現在、リモコ
ン装置1からの操作にとって、第2の子画面56と第3
の子画面57とのどちらの画面が有効であるのかを明確
に識別するようにすることが考えられる。つまり、上下
キー61a,61bを文字放送番組の選択とページめく
りとに兼用しているために、次に行う操作がどちらに対
応するのか迷いやすいからである。ハッチングで示すよ
うに、現在、第2の子画面56が有効であるときは、第
2の子画面56の左端一辺に色のついたバー状の有効マ
ーク64を表示させ(図8(a)参照)、他方、現在、
第3の子画面57が有効であるときは、第3の子画面5
7の左端一辺に有効マーク64を表示させるものである
(図8(c)参照)。上下キー61a,61bの機能が
2つあることから、次に上下キー61a,61bを操作
したときにどのような状態になるのか、つまり、番組
(目次)を選択するのか、それともページめくりを行う
のかが不明確になりがちであるが、有効マーク64を表
示することにより、どちらの機能が有効であるのかを一
目で分かるようにすることができる。
【0047】なお、有効マーク64は子画面の左端では
なく、右端に表示してもよいし、バー状のものに代え
て、対応する子画面を矩形の枠で囲むような表示であっ
てもよい。あるいは、対応する子画面の輝度を上げるよ
うにしてもよい。
【0048】なお、この実施形態6で説明した技術内容
は、第1の子画面55と第2の子画面56と第3の子画
面57との3子画面表示の状態に限るものではなく、2
子画面表示状態でもあるいは4子画面以上の表示状態で
も適用することが可能である。
【0049】〔実施形態7〕この実施形態7は、ページ
めくりに左右キーを使うものである。図9(b)に示す
リモコン装置1の上下キー61a,61bの操作によ
り、図9(a)に示すように第2の子画面56において
カーソル26を移動させて番組(目次)を選択すると、
第3の子画面57において直ちに(つまり実施形態6の
ように決定キーを押さなくても)対応する文字放送番組
の映像情報B′が映出されるように構成したものであ
る。すなわち、第2の子画面56においてカーソル26
を「1♯」に合わせると、「1♯」に対応した文字放送
番組の映像情報が第3の子画面57に映出され、続けて
下キー61bを操作して第2の子画面56においてカー
ソル26を「2♯」に合わせると、「2♯」に対応した
文字放送番組の映像情報が第3の子画面57に映出さ
れ、続けて第2の子画面56においてカーソル26を
「3♯」に合わせると、「3♯」に対応した文字放送番
組の映像情報が第3の子画面57に映出されるといった
具合である。逆に、上キー61aを操作すると、第3の
子画面57に映出される番組が「3♯」→「2♯」→
「1♯」のように戻し操作となる。すなわち、上下キー
61a,61bの操作による第2の子画面56でのカー
ソル26の移動に連動して第3の子画面57において映
出される文字放送番組の映像が順次に切り換わっていく
のである。
【0050】文字放送番組の切り換えは上記のように上
下キー61a,61bの操作によって行われたが、選択
されたある1つの番組においてページめくりを行うとき
は、図9(b)に示すように、リモコン装置1において
左右キー65a,65bを操作する。左右キー65a,
65bのうち右キー65bを1回押すと2ページ目の内
容が表示され、さらに押すと3ページ目の内容が表示さ
れる。そして、左キー65aを1回押すとページが1つ
戻って1ページ前の内容が表示される。左右キー65
a,65bを操作していた状態から上下キー61a,6
1bを操作すると、カーソル26に対応した番組(目
次)の1ページ目が映出される。文字放送番組の選択を
上下キー61a,61bで行い、ページめくりを左右キ
ー65a,65bで行うので、操作上の迷いが生じな
い。
【0051】なお、この実施形態7で説明した技術内容
は、第1の子画面55と第2の子画面56と第3の子画
面57との3子画面表示の状態に限るものではなく、2
子画面表示状態でもあるいは4子画面以上の表示状態で
も適用することが可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る文字多重放送用テレビジョ
ン受像機によれば、指示した目次項目に対応した文字放
送番組の映像情報とともに目次情報が同時に表示される
ことになり、ほかの文字放送番組の内容を見てみたい場
合、従来のように目次情報を呼び出すために目次キーを
再操作をするといった必要がなく、すでに表示されてい
る目次情報を目視して参照しながら、目次項目をさらに
指示すると次に番組内容を確認したいとする文字放送番
組を速やかに表示することができる。この状態でも目次
情報は表示されたままであり、複数の文字放送番組の内
容を次々と速やかに順番にあるいはアトランダムに見て
確かめることができから、見たいと思う文字放送番組の
内容を確認するための操作性を改善することができる。
【0053】また、文字放送番組の選択とページめくり
とを上下キーの兼用で行うので、キーの数が少なくてす
む。上下キーが有効な子画面に対して有効マークを表示
するので、上下キーが兼用であっても文字放送番組の選
択とページめくりのどちらの機能が働くのかの認識が容
易である。
【0054】また、文字放送番組の選択を上下キーで行
い、ページめくりを左右キーで行う場合には、操作上の
迷いが生じることがない。そして、上下キーによりカー
ソルを移動させて次々と目次項目に合わせると対応する
文字放送番組が連動して次々と表示されるので、番組め
くりが至って速やかに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1および実施形態2に係る文
字多重放送用テレビジョン受像機の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施形態1および実施形態2における画面表示
状態図である。
【図3】実施形態1の特徴部分に係る画面表示状態図で
ある。
【図4】実施形態2の特徴部分に係る画面表示状態図で
ある。
【図5】実施形態3の特徴部分に係る画面表示状態図で
ある。
【図6】実施形態4の特徴部分に係る画面表示状態図で
ある。
【図7】実施形態5の特徴部分に係る画面表示状態図で
ある。
【図8】実施形態6の特徴部分に係る画面表示状態図お
よびリモコンキーの配置図である。
【図9】実施形態7の特徴部分に係る画面表示状態図お
よびリモコンキーの配置図である。
【図10】従来例の場合の画面表示状態図である。
【図11】別の従来例の場合の画面表示状態図である。
【符号の説明】
1……赤外線リモコン装置 2……リモコン受信部 4……切換制御部 5……テレビジョン受信回路 6……ビデオ・クロマ信号処理回路 8……文字多重信号デコード回路 9……目次メモリ 10……書込/読出制御部 11……カーソル表示制御部 12……切換スイッチ 13……画像記憶部 14……切換スイッチ 15……画像記憶部 16……切換スイッチ 17……画像記憶部 22……ミキシング部 23……表示部 24……ゲート部 25……番組選択部 26……カーソル 61a,61b……上下キー 62……決定キー 64……有効マーク 65a,65b……左右キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 繁範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 廣瀬 千枝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合映像信号から文字放送番組のデータ
    を復号する文字多重信号デコード回路と、前記文字多重
    信号デコード回路が復号した文字多重信号から目次情報
    を抽出して格納する目次メモリと、目次キーの操作によ
    り前記目次メモリから目次情報を読み出して表示部に表
    示する手段と、表示された目次情報における目次項目を
    指示したときに前記目次情報を圧縮して前記表示部に表
    示させるとともにその指示された目次項目に対応する文
    字放送番組の映像情報を圧縮して前記表示部に表示する
    手段と、そのような目次情報と文字放送番組との圧縮表
    示状態で目次情報における目次項目を指示すると対応す
    る文字放送番組の映像情報を前の映像情報から切り換え
    て圧縮表示する手段とを備えたことを特徴とする文字多
    重放送用テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 目次情報と文字放送番組との圧縮表示状
    態で確定キーの操作により圧縮表示されていた文字放送
    番組の映像情報を元のサイズに復元して表示する手段を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の文字多重放送
    用テレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 目次情報の圧縮表示状態で目次項目を上
    下キーにより移動させたカーソルで指示し決定キーを押
    すと対応する文字放送番組の映像情報が圧縮表示され、
    さらに上下キーを操作すると圧縮表示されている文字放
    送番組のページめくりが行われるように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の文字多重放送用テレビジョ
    ン受像機。
  4. 【請求項4】 目次情報を圧縮表示している子画面にお
    いて上下キーが有効であるときにその子画面に対して有
    効マークを表示し、文字放送番組を圧縮表示している子
    画面において上下キーが有効であるときにその子画面に
    対して有効マークを表示するように構成したことを特徴
    とする請求項3に記載の文字多重放送用テレビジョン受
    像機。
  5. 【請求項5】 目次情報の圧縮表示状態で上下キーによ
    りカーソルを移動させて次々と目次項目に合わせると対
    応する文字放送番組の圧縮された映像情報が連動して次
    々と表示され、これとは別に左右キーを操作すると現在
    圧縮表示されている文字放送番組のページめくりが行わ
    れるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    文字多重放送用テレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 目次キーの操作により目次メモリから読
    み出した目次情報を表示部に表示するに際して、表示部
    のフル画面に目次情報を表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の文字多重放送用テレ
    ビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 目次キーの操作により目次メモリから読
    み出した目次情報を表示部に表示するに際して、表示部
    の第1の子画面に圧縮した目次情報を表示するととも
    に、表示部の第2の子画面に圧縮したテレビ番組の映像
    情報を表示するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の文字多重放送用テレビジョン受像機。
JP7221469A 1995-08-30 1995-08-30 文字多重放送用テレビジョン受像機 Pending JPH0965296A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11317933A (ja) * 1999-03-03 1999-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文字放送表示装置
JP2001069369A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Hitachi Ltd テレビジョン受像機
GB2358981A (en) * 1999-12-02 2001-08-08 Sanyo Electric Co Compressed operational and user data storage for digital television receiver

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