JPH0965024A - 携帯通信装置 - Google Patents

携帯通信装置

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JPH0965024A
JPH0965024A JP7220673A JP22067395A JPH0965024A JP H0965024 A JPH0965024 A JP H0965024A JP 7220673 A JP7220673 A JP 7220673A JP 22067395 A JP22067395 A JP 22067395A JP H0965024 A JPH0965024 A JP H0965024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量で、携帯に容易な携帯FAX装置を
提供する事。 【解決手段】 本携帯FAX装置は、印字機構10と、
制御機構20と、送受信機構30と、位置検出機構40
とを備えた入出力ペン1を備えている。そして、装置本
体50の電話機構80が外部FAXからイメージデータ
を受信すると、そのイメージがLCD51に表示され
る。また、入出力ペン1が紙上を移動されると、その位
置変位とイメージデータとに従って印字機構10がイメ
ージを紙上に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に関し、
さらに詳しくは、小型軽量を特徴とした、持ち運び可能
の携帯通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信装置としてのFAX装置
には入力手段としてのイメージリーダーと、出力手段と
しての記録装置(プリンター)を備える事が必要条件で
あり、これらは共に大型且つ重量が重く、これにより携
帯用FAX装置の開発は遅れていた。
【0003】入力装置としてはFAX装置に使用される
もの以外にも、PC用の入力装置として各種の提案がな
されている。例えばディスプレイ装置の画面に表示させ
たマウスカーソルを移動させて特定のポイントを指し示
す等、コンピュータに所望の位置及び方向データを高速
で入力するための様々なポインティングデバイスが提案
されている。この方法として、もっとも一般的なのは机
上におかれたマウス自体を移動させ上記データを入力可
能なマウス装置が使用されている。このようなマウス装
置は、マウス自体を移動させることにより内蔵されたボ
ールを回転させて、その回転方向及び回転量をボールに
当接するローラから検知し、マウス自体の移動距離及び
移動方向としてコンピュータに入力する機械式のもの
と、特殊な格子が表面上に設けられたマウスパッド上で
マウス本体を移動させ、パッド上に光を照射し、その反
射光の受光パターンからマウス本体の移動距離と移動方
向を求め、コンピュータに入力する光学式のものが知ら
れている。
【0004】このようなマウスタイプの入力装置に対
し、最近人間の感性に合った入力方式としてペン入力方
式のものが考えられている。このペン入力方式は、例え
ば透明導電膜を設けたタブレットに、先端が導電性を有
した特殊ペンを接触させることにより、位置及び速度検
出をしていた。タブレットとしては、液晶画面上や光学
的な特殊タブレットを使用していた。
【0005】さらに、出力装置としては、最近液晶表示
装置(以下LCD)に表示させるだけの物がアイディア
として出て来ている。これは紙への印字を止め、全て備
付のLCDに表示させるだけにし、どうしても必要な物
に対してはプリンターに接続して紙に印字出力しようと
言う物である。
【0006】また、特にハードコピーに関しては、通常
インクジェット方式、電子写真方式、銀塩写真方式、熱
転写方式など各種の方法があるが、いずれもいわゆるデ
スクトップ型であり携帯に適していることはなかった。
そこで本出願人は、実開平4−94693号公報にて、
インクジェット方式を中心とする印字機構を小型化し
て、ペン状形状にすることにより、操作者が筆記用具に
て書き表す感覚で、電子的に任意の色を吐出させる入出
力ペンを提案した。この入出力ペンにおいては、操作者
は、アナログ的に変化させうる色調整スイッチを作用さ
せることにより任意の色を選び、吐出スイッチを押すこ
とによりインク滴が放出され、所望の位置にカラーのイ
ンクが付着させることができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LCD
のみの表示機能では、紙の持つ利便性が利用できないな
どの問題点があり、さらに、通常のインクジェット方
式、電子写真方式、銀塩写真方式、熱転写方式などの記
録装置についてはいずれも大型で重量も重く、携帯に適
さないと言う問題点があった。
【0008】また、上述したような従来の入出力ペンで
は、操作者がその場で指示を入力しながら行う、いわゆ
る独立型の電子文房具であり、それ単体ではFAX装置
の出力装置として使用できないという問題点があった。
【0009】さらに、入力についても、同じ入出力ペン
という概念で、人間が紙上に筆記するそのままの感覚
で、データ入力が可能である入力装置が熱望されてい
た。しかし、従来は前述したようにタブレットを使用し
なければならない等、小型軽量という携帯性や簡便性に
おいて課題があった。
【0010】すなわち、FAX装置を携帯用として使用
できるほど小型軽量化の要求を満たす事が可能な入出力
装置が非常に望まれてはいたが、現在まで十分な機能を
みたすものは実現されていなかった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、小型軽量で、携帯に容易な携帯
通信装置を提供する事を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の携帯通信装置においては、通
信手段が外部装置と通信してイメージデータを受信する
と、表示手段がその受信したイメージデータに従ってイ
メージを表示する。そして、記録手段が操作者によって
記録媒体上を移動されると、位置検出手段が記録手段の
位置変位を検出し、制御手段が記録手段の位置変位と表
示手段によって表示されたイメージとに従ってその表示
されたイメージを記録媒体上に記録するように記録手段
を制御して、記録手段が記録媒体上にイメージを記録す
る。
【0013】また、請求項2記載の携帯通信装置におい
ては、記録手段の外観構成がペンタイプである。
【0014】そして、請求項3記載の携帯通信装置にお
いては、記録手段と制御手段とが赤外線通信にて接続さ
れている。
【0015】更に、請求項4記載の携帯通信装置におい
ては、表示手段の上部に設けられた上カバーが記録媒体
を固定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面を参照しながら説明する。本実施の形態の
携帯通信装置としての携帯FAX装置は、装置本体50
と入出力ペン1とによって構成されている。
【0017】図1は、本実施の形態の入出力ペン1の概
要を示す図であり、図1aはその外形図を示し、図1b
はその断面図である。入出力ペン1は、ペンタイプ状の
外観を有していて、クリップ2と、スイッチ3、通信窓
4が配置されている。クリップ2は、通常のペンのよう
に携帯保持するために使用されると共に、携帯FAX装
置の装置本体50内に収納される際に保持具として使用
される。スイッチ3は、いわゆる電源スイッチであり、
ノックすることにより入出力ペン1の作動のオンオフを
行うことが可能である。通信窓4は、装置本体50と赤
外線通信を行うための、光学的開口部である。
【0018】入出力ペン1の内部には、印字機構10
と、制御機構20と、送受信機構30と、位置検出手段
としての位置検出機構40とが内蔵されている。印字機
構10は、四色のインクジェットヘッド15とインクタ
ンク16を、扇型に配置して構成されている。インクジ
ェットヘッド15は、いわゆるサーマルインクジェット
方式、圧電インクジェット方式のどちらでも使用可能で
あり、吐出するインクも水溶性インク、溶剤型インク、
ホットメルトインク等を受像体に対し選択することが可
能である。さらに電子写真方式、トナーによるダイレク
ト印字であるジェットナー方式、昇華型方式、サーマル
方式が、ペン内に組み込まれるのであれば搭載も可能で
ある。印字機構10は、入出力ペン1の本体とは別体部
品となっており、インク補給やヘッド交換の際には、分
離して実行することができる。よって、この印字機構1
0を備える入出力ペン1が本発明の記録手段に相当す
る。
【0019】印字機構10の近傍には、位置検出機構4
0が配置されている。位置検出機構40は、主としてセ
ンサ部43によって構成されている。使用するセンサと
しては、加速度センサ、レーザドップラセンサ等が使用
できる。また、このようなセンサーは、後述する携帯F
AX装置の装置本体50にタブレットの機能があるので
あれば、それに適合した光学センサやトラッキングボー
ルでもよい。
【0020】位置検出機構40に隣接して、制御機構2
0が配置されている。ここで図2を利用して説明する。
図2は、入出力ペン1と装置本体50との電気的構成を
示したブロック図である。印字機構10は、Bkヘッド
11と、Yヘッド12と、Mヘッド13と、Cヘッド1
4とで構成されていて、印字出力インターフェイス22
を介して、制御機構20のCPU21と接続されてい
る。また、位置検出機構40は、Xセンサ41と、Yセ
ンサ42とで構成されていて、位置検出インターフェイ
ス22を介して、CPU21に接続されている。制御機
構20は、CPU21を中心に、メモリ24と、前述し
た印字出力インターフェイス22、位置検出インターフ
ェイス23とで構成されている。CPU21は、さらに
送受信機構30と接続されている。
【0021】送受信機構30は、通信制御回路31と、
送信回路32と、受信回路33とで構成されている。
【0022】また、本実施の形態において、入出力ペン
1と共同して作用を行う装置本体50について、図2と
図3を使用して簡単に説明する。図3は、装置本体50
の斜視図である。携帯FAX装置本体50は、いわゆる
携帯電話の機能を持ったFAX装置であり、前記入出力
ペン1によって入力されたイメージデータを電話機構8
0の携帯電話用無線電話回線を用いて外部のFAX装置
に送信し、又、同無線電話回線を用いて受信したイメー
ジデータを前記入出力ペン1によって紙等の記録媒体に
出力する事により、FAX送受信を行うものである。よ
って、この電話機項80が本発明の通信手段を構成して
いる。
【0023】装置本体50は、略直方体であり、ボディ
は操作部54と入出力部55の二つの部分から構成され
ており、該二つの部分を折曲げて開閉可能な構造になっ
ている。該操作部54には、電話回線アクセス用のテン
キー52、ファンクションキー65、電話の受話器とし
てのスピーカー53、LCDコントローラ61、通信窓
64、およびアンテナ56が備えられている。又、入出
力部55には、液晶表示装置(以下LCD)51、受話
器としてのマイク57、及び上カバー66が、配置され
ている。更に、操作部54と入出力部55の折曲げ部分
(蝶番部)には、前記入出力ペン1を収納可能な構造に
なっている。
【0024】電話回線アクセス用のテンキー52、電話
の受話器としてのスピーカー53、アンテナ56、及び
受話器としてのマイク57は通常の携帯電話に備えられ
ているものと同じであり、携帯電話には当然備えられて
いるべき送受信回路、音声増幅回路、変復調回路、エコ
ーキャンセラー回路なども、図示してはいないが同じよ
うに内蔵されている。又、ここではこれらの説明は省略
する。また、ファンクションキー65は、通常の携帯電
話、もしくはFAXに備えられているものとほぼ同じで
あり、リダイヤルキー、短縮ダイヤルキー、送受信スタ
ートキー、受信モード切り替え(手動受信/自動受信)
キー、等が含まれる。
【0025】LCD51は、いわゆる薄膜トランジスタ
型もしくはSTN型等が使用できる。該LCD51の上
にはLCD51に対応する部分に開口を有する上カバー
66が開閉可能に設けられており、前記LCD51上に
紙を固定できるように構成されている。LCDコントロ
ーラ61は、前記LCD51のコントラストや明るさを
調節する。通信窓64は、入出力ペン1に設置したもの
と同様に、赤外線通信の光学的開口部となる。
【0026】さらに、装置本体50の電気的構成を図2
を基に簡単に説明する。装置本体50は、制御手段とし
てのCPU70と、通信機構71と、メモリ72と、フ
レームメモリ73と、ディスプレイ制御回路74と、L
CD51と、電話機構80とから構成されている。
【0027】通信機構71は、前記入出力ペン1との無
線通信を管理する。CPU70は、装置本体50の全て
を管理して、演算制御を行う。メモリ72は、前記CP
U70と協同し、実行するプログラムを記憶するだけで
なく、送信したイメージデータや受信したイメージデー
タを保存する。フレームメモリ73は、LCD51に表
示するデータを一時蓄積する。ディスプレイ制御回路7
4は、LCD51の表示を制御する。
【0028】次に本実施の形態の携帯FAX装置の動作
を、図面をもとにして説明する。
【0029】操作者は、入出力ペン1の端部にあるスイ
ッチ3を押して、入出力ペン1を作動状態にする。する
と、内部機構に給電され、機能が開始する。さらに、装
置本体50の電源ボタンも投入することにより、装置本
体50のシステムが稼働することになる。
【0030】まず、入出力ペン1を使用した入力方法か
ら説明する。操作者は、入出力ペン1を握り、例えば装
置本体50上のLCD51上で入力を開始する。入力は
LCD51上に限らず、任意の場所例えばノート上、テ
ーブル上、手のひらの上等で、入出力ペン1をあたかも
通常のボールペンを扱うように筆記して入力することが
できる。
【0031】操作者のこの作用に対し、入出力ペン1の
内部では、位置検出機構40のセンサ部が運動を検知
し、位置検出インターフェース23、CPU21、送受
信機構30、通信窓4を通して携帯FAX装置本体50
にデータを送信する。このプロセスを図5を使用して説
明する。図5は、入力送信動作のフローチャートであ
る。
【0032】まず、センサ部43が入出力ペンの位置が
変化した事を検知し(S4)、この信号を、位置検出イ
ンターフェイス23を介して、CPU21に送る(S
6)。制御機構20では、信号を処理して位置・速度デ
ータを作成し(S8)、送受信機構30よりデータを携
帯FAX装置本体50の通信機構71に送信する(S1
0)。
【0033】携帯FAX本体50に入った位置・速度デ
ータは(S12)そのままイメージデータとしてフレー
ムメモリ73に書き込まれ(S14)、ディスプレイ制
御回路74によってLCD51に表示される(S1
6)。更に次の文字データの入力があれば、再びS4に
戻りイメージデータ入力プロセスをくり返し(S1
8)、もし次の入力が無く、且つファンクションキー6
5に含まれている送受信スタートキーによって送信が指
示されると(S20)、CPU70により送信すべきイ
メージデータはメモリ72に記憶され(S22)、入力
されたイメージデータを電話機構80の携帯電話機能を
用いてFAX送信する(S24)。
【0034】次に、受信出力方法について、図4及び図
6を使用して説明する。図4は、本実施の形態の携帯F
AX装置のイメージ出力時を示す斜視図であり、図6
は、その出力方法のフローチャートである。携帯FAX
本体50の電話機構80が外部FAXからのイメージデ
ータを受信すると(S42)、CPU70、フレームメ
モリ73、ディスプレイ制御回路74を通してLCD5
1に表示される(S44)と共に、メモリ72に記憶さ
れる(S46)。ここで、操作者はLCD51上に表示
されているイメージデータの中から紙にプリントすべき
場所を決める。
【0035】操作者は、LCD51上の上カバー66を
開放し、LCD51と上カバー66との間に紙63など
をおく。さらに上カバー66をおろして、位置がずれな
いように紙63を固定する(S48)。図示しないセン
サにより用紙があることを確認する(S50)と、操作
者は、プリント位置の指定を行う。この場合、設置した
紙のどの領域にデータを出力するかを指定するが、例え
ば、対向する二点を入出力ペン1で指定して、それを対
角線とする矩形領域内を印字エリアにしてもよい(S5
2)。
【0036】さらに、操作者がスイッチ3を押すことに
より、印字を開始する(S54)。まず入出力ペンの動
きを、位置検出機構40のセンサ部43により検知し、
制御機構20に送出し位置及び速度データに演算する
(S56)。このデータは、送受信機構30の送信回路
31により、携帯FAX装置本体50に赤外線送信され
る(S58)。赤外線は、携帯FAX装置本体50の通
信機構71で受信され、CPU70にて処理される(S
60)。
【0037】その結果、直ちに入出力ペンの位置データ
及び速度データに対応する印字データを通信機構71に
送出する(S62)。
【0038】印字データを選択する処理法については、
各種の方法が考えられるが、メモリ72に蓄積された画
像データのうち、現在の位置ポイントのデータを引き出
し、さらに速度データにより操作者が動こうとしている
方向を予測し、その方向のデータを優先的に取り込むこ
とが必要となる。さらに、速度データから加速度を計算
し、入出力ペンの停止場所や方向変更場所を予想するこ
とも可能であり、位置データを向上させることにより良
好な印字出力もできる。また、操作者の癖を認識し、学
習を行ってマッチング性を向上させ、快適な印字感覚を
生み出すこともできる。
【0039】この印字データは、通信機構71より入出
力ペンの受信回路33に無線で送り込まれ(S64)、
CPU21に取り込まれる。印字データを受けたCPU
21は、印字出力インターフェイス22を介し、各色の
インクジェットヘッド11、12、13、14を駆動し
て、印字データにそって印字制御を行う。すなわち、各
ヘッドは、カラーの印字データにもとずき、アクチュエ
ータを駆動させ、インクを吐出させる。それにより、紙
上にはカラーの画像出力が行われる(S66)。最後
に、次の印字をする必要があるか否かを判定し(S6
8)、次のデータがあればS56へ戻る。すなわち、操
作者が動かす入出力ペン1による動きを、直ちに位置デ
ータ及び速度データとして取り込み、そのデータ対応し
た画像データを直ちに導き出し、再度入出力ペンに送出
する。その結果を受けて、つまり双方向にデータのやり
とりを行い、入出力ペン1は印字機構が動作し、対応す
る位置に印字を行う。操作者は、自分の意志により印字
や画像出力が必要な場所だけを、入出力ペン1で掃引す
ることにより、必要な出力を得ることができる。
【0040】以上の動作により、操作者は特にタブレッ
ト板を用意することなく、任意の平板上でペン感覚でデ
ータの入力を行うことができる。さらに、操作者は任意
の場所を走らせることにより、画像出力を行うことが可
能となる。
【0041】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0042】本実施例では、入出力ペンによる送信画像
入力はイメージデータのみを扱ったが、文字認識機能を
持たせる事により、奇麗な文字を送信できるようにして
も良い。更にこの入力における文字認識機能は、外部の
携帯FAX本体で行ってもよく、又この演算処理回路を
入出力ペン内に設置してもよい。入出力ペン内にこの機
能を持たせた場合、入出力ペンのインテリジェンスが向
上するため、外部情報機器を特に選ばず使用できる、す
なわち、携帯FAX本体以外の携帯情報機器とも共同し
て使用する事が可能となる可能性があるし、入出力ペン
単体で各種の処理を行い印字することもできる。
【0043】また、本実施例ではLCD上の上カバーに
挟んで用紙を固定した。しかし、操作者が作用しやすけ
れば通信可能な範囲で、入出力ペンと用紙は任意の位置
で設置が可能であり、使用場所を選ばないシステムとす
ることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1記載の携帯通信装置は、外部装置から受
信したイメージを操作者が記録手段を記録媒体上を移動
させることによって、記録するため、小型軽量で、携帯
に優れているという効果を有する。
【0045】また、請求項2記載の携帯通信装置は、記
録手段の外観構成がペンタイプであるため、操作者は手
書き感覚で気楽に記録することができる。
【0046】そして、請求項3記載の携帯通信装置は、
記録手段と制御手段とは赤外線通信にて接続されている
ため、コード等の物理的接続手段を必要とせず記録手段
の移動の自由度が広がる。
【0047】更に、請求項4記載の携帯通信装置は、上
カバーで記録媒体を表示手段上に固定するようになって
いるため、確実に記録媒体を固定でき、記録手段による
記録媒体上に移動を容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは、本発明の一実施の形態の携帯FAX
装置の入出力ペンの外観構成を示す平面図である。図1
bは、上記入出力ペンの内部構成を示す断面図である。
【図2】図2は、上記携帯FAX装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】図3は、上記携帯FAX装置の装置本体の外観
構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、上記携帯FAX装置の装置本体と入出
力ペンとによるイメージの記録時の使用例を示す斜視図
である。
【図5】図5は、上記携帯FAX装置のイメージデータ
入力時の動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、上記携帯FAX装置のイメージデータ
出力時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入出力ペン 10 印字機構 20 制御機構 30 送受信機構 40 位置検出機構 50 装置本体 51 LCD 63 紙 70 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置と通信するための通信手段と、
    その通信手段によって受信したイメージデータに従って
    イメージを表示するための表示手段とを備えた携帯通信
    装置において、 操作者によって記録媒体上を自由に移動され、その記録
    媒体にイメージを記録するための記録手段と、 その記録手段が移動する位置変位を検出するための位置
    検出手段と、 その位置検出手段によって検出された前記記録手段の位
    置変位と前記表示手段によって表示されるイメージとに
    従って、その表示されたイメージを前記記録媒体上に記
    録するように記録手段を制御するための制御手段とを備
    えたことを特徴とする携帯通信装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、その外観構成がペンタ
    イプであることを特徴とする請求項1記載の携帯通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段と前記制御手段とは、赤外
    線通信にて接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の携帯通信装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の上部には前記記録媒体を
    固定するための上カバーが設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の携帯通信装置。
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