JPH0964843A - クロック信号発生器 - Google Patents

クロック信号発生器

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JPH0964843A
JPH0964843A JP7220841A JP22084195A JPH0964843A JP H0964843 A JPH0964843 A JP H0964843A JP 7220841 A JP7220841 A JP 7220841A JP 22084195 A JP22084195 A JP 22084195A JP H0964843 A JPH0964843 A JP H0964843A
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JP
Japan
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clock signal
difference
signal generator
decoder
reproduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7220841A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Suzuki
克明 鈴木
Takuma Kuno
琢磨 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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Publication of JPH0964843A publication Critical patent/JPH0964843A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアの規模を大きくすることなく、
デコーダによる再生速度を変更させることができるクロ
ック信号発生器を提供する。 【解決手段】 差分入力器46の出力値が正の値である
と、差分発生器44からの差分ΔSも正の値になり、加
算器42から出力されるSCR(i)’は元のSCR
(i)よりも大きくなる。すると、減算器30によるΔ
SCRが前回までの値より大きくなるため、クロック信
号の周波数は、システムクロックの周波数よりも高くな
る。この結果、デコーダ8の再生レートは、エンコーダ
2による符号化のレートよりも高くなり、音声再生信号
の再生速度は上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割方式で転送
されてくるパケット化データを再生するデコーダに再生
レートを決めるためのクロック信号を供給するクロック
信号発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばMPEG(Moving Picture Exper
t Group)方式等の時分割多重化方式によるデジタルデ
ータの転送と再生のためのシステムが知られている。こ
の種のシステムにおける音声データの転送と再生は、例
えば図1に例示される構成で行われていた。
【0003】この図1の構成について簡単に説明する。
まず音声入力信号は、システムクロックfoのレートで
エンコーダ2によって符号化され音声データとして、補
助記憶装置4に格納される。次に、パケタイザ6が、補
助記憶装置4から出力される音声データを、伝送路Lに
よって定められる適切な単位にパケット化し図2に示さ
れる構造の音声ストリームとして、システムクロックf
oに準じた周波数fo’のレートで伝送路Lに転送す
る。
【0004】図2に示すように、音声ストリームは、パ
ケット1、パケット2、・・・パケットnの多数のパケ
ットからなり、各パケットは、音声データがパケット化
されたデータ14とパケットの区切りを示したり再生の
タイミングを示す情報等が含まれるヘッダ12とで構成
されている。各パケットのヘッダ12には、システムク
ロックfoによる、転送開始時からの通算時間(カウン
ト値)を示すタイムスタンプとしての時間基準参照値
(SCR)20が含まれている。
【0005】音声ストリームを構成する各パケットのデ
ータ14は可変長で、そのデータサイズM(1)、M
(2)、・・・M(n)の総和をパケットnのSCR2
0で除したものが転送レートに相当する。図1の説明に
戻ると、パケタイザ6から転送された音声ストリーム
は、デコーダ8により復号、再生される。この際、デコ
ーダ8は、クロック信号生成手段としてのPLL(Phas
e Locked Loop)10が発生するクロック信号fo’に
同期したレートで音声信号を再生して出力する。この結
果、再生レートはエンコーダ2による符号化のレートと
一致し、音声入力信号に忠実な音声再生信号が出力され
るわけである。
【0006】図3に示すように、PLL10は、減算器
30、D/Aコンバータ32、ループフィルタ34、電
圧制御発振器(VCO)36およびカウンタ38から構
成されている。このPLL10では、i番目のパケット
iが再生される際、そのパケットiのSCR(i)がカ
ウンタ38にロードされる。同時にそのタイミングで、
減算器30において、(i−1)番目のパケット(i−
1)が再生されたときのカウント値*SCR(i−1)
がSCR(i)から減算され、その差ΔSCRが次のパ
ケット(i+1)が再生されるまで保持される。差ΔS
CRは、D/Aコンバータ32によりアナログ信号化さ
れ、応答性を改善するためのループフィルタ34を通し
て、VCO36に入力される。そして、定常時のロック
した状態では、VCO36は、システムクロックfoに
同期した周波数のクロック信号fo’を出力する。
【0007】上述のように、デコーダ8は、このクロッ
ク信号fo’に同期したレートで音声信号を再生して出
力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デコー
ダ8による再生レートが、エンコーダ2による符号化の
レートに一致する固定のレートであるために、例えば音
声データを再生してカラオケ演奏用に使用する場合など
に、再生速度を変更するには、パケットのサンプリング
レート変更やピッチ変更の処理を、専用のハードウエア
やDSP(デジタルシグナルプロセッサ)により行う必
要があり、装置の大型化やコストアップにつながるとい
う欠点があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ハードウエアの規模を大きくす
ることなく、デコーダによる再生速度を変更させること
ができるクロック信号発生器を提供すること目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載のクロック信号発生器は、
時分割方式で転送されてくるパケット化データを再生す
るデコーダに再生レート調節用のクロック信号を供給す
るクロック信号発生器であって、前記パケット化データ
に挿入されている時間基準参照情報を用いて前記クロッ
ク信号を生成するクロック信号生成手段を備えるクロッ
ク信号発生器において、前記時間基準参照情報を補正す
ることにより前記クロック信号生成手段が生成する前記
クロック信号の周波数を変動させるクロック信号調整手
段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載のクロック信号発生器は、請
求項1記載のクロック信号発生器において、前記クロッ
ク信号調整手段に前記時間基準参照情報の補正量を指示
する指示手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
クロック信号発生器においては、クロック信号生成手段
は、パケット化データに挿入されている時間基準参照情
報を用いてクロック信号を生成する。クロック信号調整
手段は、時間基準参照情報を補正することによりクロッ
ク信号生成手段が生成するクロック信号の周波数を変動
させる。
【0013】デコーダは、このクロック信号生成手段が
生成するクロック信号に従ったレートでパケット化デー
タを再生するから、クロック信号の周波数を変動させる
ことによって、デコーダの再生レートを変化させること
ができる。このため、例えば音声データを再生してカラ
オケ演奏用に使用する場合などに、演奏速度を簡単に変
更できる。しかも、パケットのサンプリングレート変更
やピッチ変更の処理を行うための専用のハードウエア等
を要さないので、ハードウエアの規模は大きくならな
い。
【0014】請求項2記載のクロック信号発生器におい
ては、指示手段は、クロック信号調整手段に時間基準参
照情報の補正量を指示する。これにより、デコーダの再
生速度を使用者が望む再生速度に調整することが可能と
なる。
【0015】
【具体例】次に、本発明の具体例により発明の実施の形
態を詳しく説明する。図4に示すように、この具体例の
クロック信号発生器40は、クロック生成手段としての
PLL10を備えている。このPLL10は、従来例と
して図3に示したのと同様の構成のであるので、図3と
同じ品番を使用して各部の説明は省略する。また、この
クロック信号発生器40は、図1に示されるPLL10
と置き換えて使用されるので、システムの構成について
も図1を援用して説明を省略する。
【0016】図4に示すように、クロック信号発生器4
0では、PLL10の減算器30の前段に加算器42が
配置されている。加算器42の一方の入力は、図1に示
される伝送路Lからの入力である。加算器42の他方の
入力は、差分発生器44からの入力であり、加算器42
と差分発生器44とで、本発明のクロック信号調整手段
が構成されている。差分発生器44には、指示手段とし
ての差分入力器46が接続されている。
【0017】差分入力器46は、アップキーとダウンキ
ー(図示略)を備えておりアップキーを1回押す毎に出
力値を1段階上げ、ダウンキーを1回押す毎に出力値を
1段階下げる。この出力値は、0を挟んでプラス側およ
びマイナス側に変化するもので、0の状態からアップキ
ーを押せば+1となり、ダウンキーを押せば−1とな
る。
【0018】差分入力器46の出力値は、差分発生器4
4に入力される。差分発生器44は、差分入力器46の
出力値に応じて、差分ΔSをデジタル値として出力す
る。つまり、差分入力器46のアップキーを操作する
と、差分発生器44が出力する差分ΔSが大きくなり、
ダウンキーを操作すると差分ΔSが小さくなる構成であ
る。なお、この差分ΔSは、差分入力器46の出力値の
正負に応じて正負の値をとる。
【0019】次に、このような構成を備えるクロック信
号発生器40の動作について説明する。従来技術の説明
で述べたように、伝送路Lから音声ストリームが転送さ
れてくると、デコーダ8が、その音声ストリームをデコ
ードして音声再生信号を再生し、出力する。この際、デ
コーダ8は、クロック信号発生器40によるクロック信
号fo’で規定されるレートで再生する。
【0020】このとき、差分入力器46の出力値が0で
あれば、差分発生器44からの差分ΔSも0とされるの
で、加算器42は、本発明の時間基準参照情報に該当す
るパケットiの時間基準参照値SCR(i)をそのまま
SCR(i)’として出力することになり、クロック信
号発生器40のが出力するクロック信号fo’は、従来
技術と同様に、システムクロックfoに同期した周波数
となる。このため、デコーダ8の再生レートは、エンコ
ーダ2による符号化のレートと一致し、音声入力信号に
忠実な音声再生信号が出力される。
【0021】ところが、例えば差分入力器46の出力値
が正の値であると、差分発生器44から出力される差分
ΔSも正の値となる。このため加算器42から出力され
るSCR(i)’は、元のSCR(i)よりも大きくな
る。すると、減算器30によるΔSCRが前回までの値
よりも大きくなるから、クロック信号fo’の周波数
は、システムクロックfoの周波数よりも高くなる。こ
の結果、デコーダ8の再生レートは、エンコーダ2によ
る符号化のレートよりも高くなり、音声再生信号の再生
速度が上がる。結局、この音声再生信号を使用する演奏
の速度は、何も操作しない場合に比べて速まることにな
る。
【0022】同様に、差分入力器46の出力値を負の値
とすれば、クロック信号fo’の周波数は、システムク
ロックfoの周波数よりも低くなり、音声再生信号の再
生速度が下がるので、この音声再生信号を使用する演奏
の速度は、何も操作しない場合に比べて遅くなる。
【0023】このように、クロック信号発生器40を使
用すれば、ハードウエアの規模を大きくすることなく、
デコーダ8による再生速度を変更させることができる。
また、使用者は、差分入力器46を操作して、デコーダ
8の再生速度を所望の速度に調整することができる。
【0024】以上、具体例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような具体例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、具体例では音声入力信号をエンコードした音声デー
タをパケット化して転送し、デコーダで再生する例を挙
げたが、映像データを時分割方式で転送して再生する場
合や、音声データと映像データとを時分割多重化して転
送して再生するものであってもよい。これらの場合、本
発明のクロック信号発生器を音声ストリームの再生に使
用すれば、上述のように音声出力の速度(例えば演奏速
度)を変化させることができる。また、映像ストリーム
の再生に利用すれば、動画の進行速度を変化させること
ができる。
【0025】なお、時分割多重化の例としてMPEG方
式を挙げているが、本発明は他の時分割方式でも適用で
きる。また、差分入力器としては、具体例のようにアッ
プ/ダウンキーを使用するほかに、ダイヤルやスライダ
等さまざまな入力形態が可能である。あるいは、例えば
「速」、「並」、「遅」の3段階のスイッチを設けてお
いて、使用者がいずれかを選択する構成も可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のク
ロック信号発生器によれば、ハードウエアの規模を大き
くすることなく、デコーダによる再生速度を変更させる
ことができる。
【0027】また、請求項2記載のクロック信号発生器
によれば、使用者は、デコーダの再生速度を所望の速度
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の時分割方式による音声データの転送
と再生に使用されるシステムを例示するブロック図であ
る。
【図2】 従来例および具体例のシステムにおける音声
ストリームの構造の説明図である。
【図3】 従来例のクロック信号発生器の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 具体例のクロック信号発生器の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2・・・エンコーダ、 4・・・補助記憶装置、 6・・・パケタイザ、 8・・・デコーダ、 10・・・PLL(クロック信号生成手段)、 30・・・減算器、 32・・・D/Aコンバータ、 34・・・ループフィルタ、 38・・・カウンタ、 40・・・クロック信号発生器、 42・・・加算器(クロック信号調整手段)、 44・・・差分発生器(クロック信号調整手段)、 46・・・差分入力器(指示手段)、 L・・・伝送路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割方式で転送されてくるパケット化
    データを再生するデコーダに再生レート調節用のクロッ
    ク信号を供給するクロック信号発生器であって、 前記パケット化データに挿入されている時間基準参照情
    報を用いて前記クロック信号を生成するクロック信号生
    成手段を備えるクロック信号発生器において、 前記時間基準参照情報を補正することにより前記クロッ
    ク信号生成手段が生成する前記クロック信号の周波数を
    変動させるクロック信号調整手段を設けたことを特徴と
    するクロック信号発生器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック信号発生器にお
    いて、 前記クロック信号調整手段に前記時間基準参照情報の補
    正量を指示する指示手段を設けたことを特徴とするクロ
    ック信号発生器。
JP7220841A 1995-08-29 1995-08-29 クロック信号発生器 Pending JPH0964843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7016354B2 (en) 2002-09-03 2006-03-21 Intel Corporation Packet-based clock signal
US7181544B2 (en) 2002-09-03 2007-02-20 Intel Corporation Network protocol engine
US7324540B2 (en) 2002-12-31 2008-01-29 Intel Corporation Network protocol off-load engines

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