JPH0964754A - 誤り検出符号生成回路 - Google Patents

誤り検出符号生成回路

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JPH0964754A
JPH0964754A JP21184395A JP21184395A JPH0964754A JP H0964754 A JPH0964754 A JP H0964754A JP 21184395 A JP21184395 A JP 21184395A JP 21184395 A JP21184395 A JP 21184395A JP H0964754 A JPH0964754 A JP H0964754A
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JP21184395A
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Kazuhiro Sato
和弘 佐藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/61Aspects and characteristics of methods and arrangements for error correction or error detection, not provided for otherwise
    • H03M13/615Use of computational or mathematical techniques
    • H03M13/616Matrix operations, especially for generator matrices or check matrices, e.g. column or row permutations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/09Error detection only, e.g. using cyclic redundancy check [CRC] codes or single parity bit
    • H03M13/091Parallel or block-wise CRC computation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生成多項式の次数を超える並列数で処理する
ことができる誤り検出符号生成回路を提供する。 【解決手段】 データ列を1,2,...,n のn本のデータ系
列に分割し、分割したそれぞれのデータ系列をそれぞれ
独立に処理し、それぞれのデータ系列の全てのデータの
処理が終了した後それぞれの処理結果の排他的論理和を
とる。各処理は、入力するデータ系列の最終データより
前のデータ系列に対して分割数nに応じた演算を行い、
各処理手段に入力する最終データに対してデータ系列1,
2,...,n に応じた演算を行うことが好ましい。符号誤り
検出の対象となるデータ列の長さを分割数で割った余り
の数によりデータ列の分割方法を変更できる。分割数n
に応じた演算として、生成多項式の次数に等しい並列数
の場合に行う演算にn−1回の排他的論理和を施して得
られた演算を用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送及び蓄
積装置に蓄積されたデータの正当性の検証のための符号
誤り検出訂正方式に係わり、冗長符号により符号誤りの
検出を行う誤り検出符号生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信において、誤り検出を行うた
めの符号として巡回符号(CRC符号)がある。ITU
−T(前CCITT)では32ビットの巡回符号を得る
ための生成多項式として次の式(1) を規定している。
【数1】
【0003】データを送信する装置で生成多項式(1) に
より誤り検出の対象となるデータ列を割った余りをその
データ列に付加したデータ列を送信し、データを受信す
る装置は、受信したデータ列を生成多項式(1) で割った
余りにより、誤りの有無の識別を行い1ビットの誤りの
訂正を行っている。
【0004】以下に上述の生成多項式(1) による誤り検
出符号を生成する2種類の回路の構成について示す。図
1に、シリアル処理により誤り検出符号を生成する回路
の構成を示しており、1は1ビットレジスタ、2は1ビ
ット排他的論理和、3はシリアル入力データ、4はシリ
アル出力データである。
【0005】この回路においては、まず全てのレジスタ
1の内容を0に初期化する。その後、入力データ3が入
力する度に、入力データ3と出力データ4との排他的論
理和をとり、最も左側のレジスタ1に格納する。出力に
排他的論理和2が接続されているレジスタ1では、この
レジスタ1の出力と出力データ4の排他的論理和の演算
を行い、次段のレジスタ1に格納する。また、出力が次
段のレジスタ1に直結しているレジスタ1では、このレ
ジスタ1の出力が次段のレジスタ1に格納される。以上
の動作を繰り返し、誤り検出の対象となる入力データ3
の全ての入力が終わった時点でレジスタ1に格納されて
いるデータが誤り検出符号になる。
【0006】図2は、32ビットパラレル処理で誤り検
出符号を生成する回路であり、10は32ビットパラレル
入力データ、11は32ビット排他的論理和、12はマトリ
クス演算部、13は32ビットレジスタ、14はパラレル出
力データである。また、図3は図2における32ビット
レジスタ13の構成を示しており、20は入力データD0〜D3
1 、21は1ビットレジスタ、22はパラレル出力データQ0
〜Q31 である。
【0007】この回路においては、まずレジスタ13の内
容を全て0に初期化する。その後、入力データ10が入力
すると、排他的論理和11において、入力データ10とレジ
スタ13の出力である出力データ14について、次式(2) の
演算を行う。
【数2】
【0008】この演算結果に対して、演算部12におい
て、次の式(3) のマトリクスと式(4)の演算が行われ、
その結果をレジスタ13に格納する。
【数3】
【0009】
【数4】
【0010】同様の動作を入力データ10の最終のデータ
が入力するまで繰り返す。その時レジスタ13に格納され
ているデータが誤り検出符号になる。図2の回路は、図
1の回路の32ビット分のデータを一度に処理する回路
であり、図1の回路より高速の動作が可能である。以上
のような従来の技術では、生成多項式(1) の次数即ちこ
の場合は32までの並列処理が可能である。
【0011】近年通信のマルチメディア化が図られ、通
信されるデータ量が膨大なものとなり高速通信に対する
需要が高まっている。一方、以前からデータの信頼性を
高めるために上述のような誤り検出符号が使用されてい
るが、図2の演算部12は多くのゲートを必要とし、18
ビットに対する排他的論理和を計算する部分があるた
め、かなりの処理時間を必要とし、高速化のネックにな
っている。
【0012】近年の半導体技術の進歩によりLSIの集
積度が上がり、大規模な回路を構成することができるよ
うになった。しかし、高集積化が可能なCMOS構造の
処理速度自体はそれほど上がってはいない。従来の技術
では生成多項式の次数を超える並列数の処理ができない
ため、現在のデバイス技術では、誤り検出符号の生成回
路の処理速度に限界が生じていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生成
多項式の次数を超える並列数で処理することができる誤
り検出符号生成回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、上記目
的を達成するため、データ列を1、2、...、nのn
本のデータ系列に分割する手段、分割したそれぞれのデ
ータ系列をそれぞれ独立に処理するn個の処理手段、及
び、それぞれのデータ系列の全てのデータの処理が終了
した後各処理手段の処理結果の排他的論理和をとる手段
を具備する。
【0015】データ列の分割は、符号誤りを検出する対
象となるデータ列について、データの位置により、例え
ば、分割数n(整数)に関し、第m番目(mは整数で1
≦m≦n)のデータ系列としてm番目、n+m番目、2
n+m番目、…in+m番目(iは整数)の位置のデー
タを順次抜き出し、n本のデータ列に分割する。
【0016】本発明においては、前記各処理手段は、入
力するデータ系列の最終データより前のデータ系列に対
して分割数nに応じた演算を行う手段、及び、各処理手
段に入力する最終データに対してデータ系列1、
2、...、nに応じた演算をそれぞれ行う手段を具備
することが望ましい。
【0017】更に、符号誤り検出訂正の対象となるデー
タ列の長さを分割数で割った余りの数により各処理手段
が処理するデータ系列を指定する手段を具備することが
望ましい。また、前記の分割数nに応じた演算として、
生成多項式の次数に等しい並列数の場合に行う演算にn
−1回の排他的論理和を施して得られた演算を用いるこ
とができる。
【0018】本発明においては、誤り検出の対象となる
データ列から飛び飛びにデータを抽出して複数のデータ
系列に分割し、それぞれのデータ系列に対して独立した
処理系で処理するため、それぞれの処理系で処理するデ
ータ列のデータの間隔が長くなり、それぞれの処理系の
処理時間を長く取ることができ、回路の高速化を図るこ
とができる。
【0019】また、データ列のデータの個数と分割数の
関係に応じて各処理系が処理するデータ系列におけるデ
ータの位置を変えることにより、分割数の整数倍の個数
のデータ列ばかりでなく任意の個数のデータ列に対して
誤り検出符号を生成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図4は本発明の誤り検出符号生成回路
の構成の一般形を示すブロック図である。図で、100 は
32ビットパラレル入力データ、101 はn個のデータ入
力を持つ32ビット排他的論理和、131 〜134 は2個の
データ入力を持つ32ビット排他的論理和、102 は出力
用32ビットレジスタ、103 は出力データ、111 〜114
はデータ列を分割する機能を有する32ビットレジス
タ、121 〜124 は32ビットパラレル出力データ、141
〜144 、151 〜153 は演算回路、161 〜164 、171 〜17
3 は32ビットレジスタ、181 〜184 、191 〜194 は演
算結果である。
【0021】この回路で32ビットパラレル入力データ
100 はレジスタ111 〜114 でn本(図4では4本のみ例
示)のデータ系列に分割され、141 〜144 、151 〜153
でそれぞれ演算され、それぞれの演算結果191 〜194 が
排他的論理和101 に入力され、排他的論理和101 の出力
103 がこの回路の出力になる。次にn=2及びn=3の
場合の実施例について説明する。
【0022】〔実施例1〕図5はn=2とした場合の本
発明の誤り検出符号生成回路の例であり、200 は32ビ
ットパラレル入力データ、201 、231 、232 は2個のデ
ータ入力を持つ32ビット排他的論理和、202 は出力用
32ビットレジスタ、203 は出力データ、211 、212 は
データ列を分割する機能を有する32ビットレジスタ、
221 、222は32ビットパラレル出力データ、241 、242
、251 は演算回路、261 、262 、271 は32ビットレ
ジスタ、281 、282 、291 、292 は演算結果である。
【0023】まず、入力データ200 のデータの個数が偶
数の場合について説明する。最初に入力データ200 の1
番目のデータがレジスタ212 に格納される。次に入力デ
ータ200 の2番目のデータがレジスタ211 に格納され
る。同様に続く入力データ200 の奇数番目のデータがレ
ジスタ212 に格納され、偶数番目のデータがレジスタ21
1 に格納される。
【0024】レジスタ211 とレジスタ212 への入力デー
タ200 の格納と並行して、レジスタ211 の出力データ22
1 及びレジスタ212 の出力データ222 に対して以下の処
理が行われる。まずレジスタ261 及び262 の内容が全て
0に初期化される。出力データ221 と演算結果281 とに
対し排他的論理和231 で、出力データ222 と演算結果28
2 とに対し排他的論理和232 で、それぞれ式(2) の演算
が行われる。
【0025】これらの演算結果についてはそれぞれ演算
回路241 及び242 で
【数5】 のマトリクスと式(4) の演算が行われ、それらの結果は
それぞれレジスタ261 及び262 に格納される。
【0026】式(5) のマトリクスは2つの式(3) のマト
リクスに対して
【数6】 の演算を行って得られたマトリクスである。
【0027】次いで、出力データ221 の2番目のデー
タ、即ち入力データ200 の4番目のデータとレジスタ26
1 の出力281 とに対して排他的論理和231 において式
(2) の演算が行われ、一方、出力データ222 の2番目の
データ、即ち入力データ200 の3番目のデータとレジス
タ262 の出力282 とに対して排他的論理和232 において
式(2) の演算が行われる。更にこれに続くレジスタ211
及び212 の出力データ221及び222 に対しても同様の処
理が行われる。
【0028】入力データ200 の最終の1つ前のデータが
レジスタ212 に格納された時には、出力データ222 とレ
ジスタ262 の出力282 との間で排他的論理和232 におい
て式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回
路242 において式(5) のマトリクスと式(4) の演算が行
われ、その演算結果がレジスタ262 に格納される。
【0029】一方、入力データ200 の最終のデータがレ
ジスタ211 に格納された時には、出力データ221 とレジ
スタ261 の出力281 との間で排他的論理和231 において
式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回路
251 において式(3) のマトリクスと式(4) の演算が行わ
れ、その演算結果がレジスタ271 に格納される。る。
【0030】最後にレジスタ271 の出力291 とレジスタ
262 の出力292 とに対して排他的論理和201 において式
(2) の演算を行い、演算結果をレジスタ202 に格納す
る。レジスタ202 の出力203 が誤り検出符号になる。
【0031】次に、入力データ200 のデータの個数が奇
数の場合について説明する。最初に入力データ200 の1
番目のデータがレジスタ211 に格納される。次に入力デ
ータ200 の2番目のデータがレジスタ212 に格納され
る。同様に続く入力データ200 の奇数番目のデータがレ
ジスタ211 に格納され、偶数番目のデータがレジスタ21
2 に格納される。
【0032】レジスタ211 とレジスタ212 への入力デー
タ200 の格納と並行して、レジスタ211 の出力データ22
1 及びレジスタ212 の出力データ222 に対して以下の処
理が行われる。まずレジスタ261 及び262 の内容が全て
0に初期化される。出力データ221 と演算結果281 とに
対し排他的論理和231 で、出力データ222 と演算結果28
2 とに対し排他的論理和232 で、それぞれ式(2) の演算
が行われる。これらの演算結果についてはそれぞれ演算
回路241 及び242 で式(5) のマトリクスと式(4) の演算
が行われ、それらの結果はそれぞれレジスタ261 及び26
2 に格納される。
【0033】次いで、出力データ221 の2番目のデー
タ、即ち入力データ200 の3番目のデータとレジスタ26
1 の出力281 とに対して排他的論理和231 において式
(2) の演算が行われ、一方、出力データ222 の2番目の
データ、即ち入力データ200 の4番目のデータとレジス
タ262 の出力282 とに対して排他的論理和232 において
式(2) の演算が行われる。更にこれに続くレジスタ211
及び212 の出力データ221及び222 に対しても同様の処
理が行われる。
【0034】入力データ200 の最終の1つ前のデータが
レジスタ212 に格納された時には、出力データ222 とレ
ジスタ262 の出力282 との間で排他的論理和232 におい
て式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回
路242 において式(5) のマトリクスと式(4) の演算が行
われ、その演算結果がレジスタ262 に格納される。
【0035】一方、入力データ200 の最終のデータがレ
ジスタ211 に格納された時には、出力データ221 とレジ
スタ261 の出力281 との間で排他的論理和231 において
式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回路
251 において式(3) のマトリクスと式(4) の演算が行わ
れ、その演算結果がレジスタ271 に格納される。る。
【0036】最後にレジスタ271 の出力291 とレジスタ
262 の出力292 とに対して排他的論理和201 において式
(2) の演算を行い、演算結果をレジスタ202 に格納す
る。レジスタ202 の出力203 が誤り検出符号になる。
【0037】〔実施例2〕図6はn=3とした場合の本
発明の誤り検出符号生成回路の例であり、300 は32ビ
ットパラレル入力データ、301 は2個のデータ入力を持
つ32ビット排他的論理和、331 〜 333は3個のデータ
入力を持つ32ビット排他的論理和、302は出力用32
ビットレジスタ、303 は出力データ、311 〜313 はデー
タ列を分割する機能を有する32ビットレジスタ、321
〜323 は32ビットパラレル出力データ、341 〜343 、
351 、352 は演算回路、361 〜363 、371 、372 は32
ビットレジスタ、381 〜383 、391 〜393 は演算結果で
ある。
【0038】まず、入力データ300 のデータの個数が3
の倍数の場合について説明する。入力データ300 の1番
目のデータがレジスタ313 に、2番目のデータがレジス
タ312 に、3番目のデータがレジスタ311 に格納され
る。同様に続く入力データ300 の3i+1番目(iは整数)
のデータがレジスタ313 に、3i+2番目のデータがレジス
タ312 に、3i番目のデータがレジスタ311 に、それぞれ
格納される。
【0039】レジスタ311 、312 及び313 への入力デー
タ300 の格納と並行して、レジスタ311 の出力データ32
1 、レジスタ312 の出力データ322 及びレジスタ313 の
出力データ323 に対して以下の処理が行われる。まずレ
ジスタ361 、362 及び363 の内容が全て0に初期化され
る。出力データ321 と演算結果381 とに対し排他的論理
和331 で、出力データ322 と演算結果382 とに対し排他
的論理和332 で、出力データ323 と演算結果383 とに対
し排他的論理和333 で、それぞれ式(2) の演算が行われ
る。
【0040】これらの演算結果についてはそれぞれ演算
回路341 、342 及び343 で
【数7】 のマトリクスと式(4) の演算が行われ、それらの結果は
それぞれレジスタ361 、362 及び363 に格納される。こ
こで、式(7) のマトリクスは、式(3) のマトリクスと式
(5) のマトリクスとについて式(6) の演算を施して得ら
れたマトリクスである。
【0041】次いで、出力データ323 の2番目のデー
タ、即ち入力データ300 の4番目のデータとレジスタ36
3 の出力383 とに対して排他的論理和333 において式
(2) の演算が行われ、出力データ322 の2番目のデー
タ、即ち入力データ300 の5番目のデータとレジスタ36
2 の出力382 とに対して排他的論理和332 において式
(2)の演算が行われ、出力データ321 の2番目のデー
タ、即ち入力データ300 の6番目のデータとレジスタ36
1 の出力381 とに対して排他的論理和331 において式
(2) の演算が行われる。更にこれに続くレジスタ313 、
312 及び311 の出力データ323 、322 及び321 に対して
も同様の処理が行われる。
【0042】入力データ300 の最終の2つ前のデータが
レジスタ313 に格納された時には、出力データ323 とレ
ジスタ363 の出力383 との間で排他的論理和333 におい
て式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回
路343 において式(7) のマトリクスと式(4) の演算が行
われ、その演算結果がレジスタ363 に格納される。
【0043】入力データ300 の最終の1つ前のデータが
レジスタ312 に格納された時には、出力データ322 とレ
ジスタ362 の出力382 との間で排他的論理和332 におい
て式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回
路352 において式(5) のマトリクスと式(4) の演算が行
われ、その演算結果がレジスタ372 に格納される。
【0044】一方、入力データ300 の最終のデータがレ
ジスタ311 に格納された時には、出力データ321 とレジ
スタ361 の出力381 との間で排他的論理和331 において
式(2) の演算が行われ、その演算結果に対して演算回路
351 において式(3) のマトリクスと式(4) の演算が行わ
れ、その演算結果がレジスタ371 に格納される。る。
【0045】最後にレジスタ371 の出力391 とレジスタ
372 の出力392 とレジスタ363 の出力393 とに対して排
他的論理和301 において
【数8】 の演算が行われ、演算結果がレジスタ302 に格納され
る。レジスタ302 の出力303 が誤り検出符号になる。
【0046】入力データ300 の個数が3i+1(iは整数)
の場合は、最初の入力データをレジスタ311 に格納し、
続く入力データを入力する度に、レジスタ312 、レジス
タ313 の順でそれぞれ格納する。その結果、入力データ
300 の3i+1番目のデータはレジスタ311 に格納され、3i
+2番目のデータはレジスタ312 に格納され、3i番目のデ
ータはレジスタ313 に格納される。
【0047】レジスタ311 、312 及び313 の出力データ
に対して上記入力データの個数が3iの場合の処理と同様
の処理を行い、入力データ300 の最終データがレジスタ
311に格納され、排他的論理和331 、演算回路351 にお
いて演算が行われ、演算結果がレジスタ371 に格納され
た後で、レジスタ371 、372 及び363 の出力に対して排
他的論理和301 において式(8) の演算が行われ、演算結
果がレジスタ302 に格納される。レジスタ302 の出力30
3 が誤り検出符号になる。
【0048】入力データ300 の個数が3i+2(iは整数)
の場合は、最初の入力データをレジスタ312 に格納し、
続く入力データを入力する度に、レジスタ311 、レジス
タ313 、レジスタ312 の順でそれぞれ格納する。その結
果、入力データ300 の3i+1番目のデータはレジスタ312
に格納され、3i+2番目のデータはレジスタ311 に格納さ
れ、3i番目のデータはレジスタ313 に格納される。
【0049】レジスタ311 、312 及び313 の出力データ
に対して上記入力データの個数が3iの場合の処理と同様
の処理を行い、入力データ300 の最終データがレジスタ
311に格納され、排他的論理和331 、演算回路351 にお
いて演算が行われ、演算結果がレジスタ371 に格納され
た後で、レジスタ371 、372 及び363 の出力に対して排
他的論理和301 において式(8) の演算が行われ、演算結
果がレジスタ302 に格納される。レジスタ302 の出力30
3 が誤り検出符号になる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば、
誤り検出の対象になるデータ列から飛び飛びにデータを
抜き出して複数のデータ系列に分割し、それぞれのデー
タ系列に対して独立の処理系で処理を行うため、それぞ
れの系列におけるデータの入力周期が分割前のデータの
入力周期の分割数倍になるため、処理系の処理時間に余
裕ができ、従来技術における回路より高速に動作させる
ことが可能になる。また、誤り検出の対象になるデータ
の個数を分割数で割った余りの数によってデータ系列を
入力する処理系を変えることにより、データの個数が分
割数の整数倍でない場合においても誤り検出符号を求め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシリアル処理により符号誤り検出符号を
生成する回路の構成を示す図である。
【図2】従来のパラレル処理により符号誤り検出符号を
生成する回路の構成を示す図である。
【図3】32ビットレジスタの一般的な構成を示す図で
ある。
【図4】本発明の誤り検出符号生成回路の構成の一般形
を示すブロック図である。
【図5】分割数n=2とした場合の本発明の誤り検出符
号生成回路の例を示すブロック図である。
【図6】分割数n=3とした場合の本発明の誤り検出符
号生成回路の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 1ビットレジスタ 2 1ビット排他的論理和 3 シリアル入力データ 4 シリアル出力データ 10 32ビットパラレル入力データ 11 32ビット排他的論理和 12 マトリクス演算部 13 32ビットレジスタ 14 パラレル出力データ 20 入力データ 21 1ビットレジスタ 22 パラレル出力データ 100 32ビットパラレル入力データ 101 、131 〜134 32ビット排他的論理和 102 出力用32ビットレジスタ 103 出力データ 111 〜114 データ列を分割する機能を有する32ビッ
トレジスタ 121 〜124 32ビットパラレル出力データ 141 〜144 、151 〜153 演算回路 161 〜164 、171 〜173 32ビットレジスタ 181 〜183 、191 〜194 演算結果 200 32ビットパラレル入力データ 201 、231 、232 32ビット排他的論理和 202 出力用32ビットレジスタ 203 出力データ 211 、212 データ列を分割する機能を有する32ビッ
トレジスタ 221 、222 32ビットパラレル出力データ 241 、242 、251 演算回路 261 、262 、271 32ビットレジスタ 281 、282 、291 、292 演算結果 300 32ビットパラレル入力データ 301 、331 〜 333 32ビット排他的論理和 302 出力用32ビットレジスタ 303 出力データ 311 〜313 データ列を分割する機能を有する32ビッ
トレジスタ 321 〜323 32ビットパラレル出力データ 341 〜343 、351 、352 演算回路 361 〜363 、371 、372 32ビットレジスタ 381 〜383 、391 〜393 演算結果

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り検出の対象となるデータ列に冗長符
    号を付加してデータ列及び冗長符号の部分に生じた符号
    誤りの検出を行うための誤り検出符号生成回路におい
    て、 データ列を1、2、...、nのn本のデータ系列に分
    割する手段、分割したそれぞれのデータ系列をそれぞれ
    独立に処理するn個の処理手段、及び、それぞれのデー
    タ系列の全てのデータの処理が終了した後各処理手段の
    処理結果の排他的論理和をとる手段を具備することを特
    徴とする誤り検出符号生成回路。
  2. 【請求項2】 前記各処理手段は、入力するデータ系列
    の最終データより前のデータ系列に対して分割数nに応
    じた演算を行う手段、及び、各処理手段に入力する最終
    データに対してデータ系列1、2、...、nに応じた
    演算をそれぞれ行う手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載の誤り検出符号生成回路。
  3. 【請求項3】 符号誤り検出の対象となるデータ列の長
    さを分割数で割った余りの数により各処理手段が処理す
    るデータ系列を指定する手段を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の誤り検出符号生成回路。
  4. 【請求項4】 分割数nに応じた演算として、生成多項
    式の次数に等しい並列数の場合に行う演算にn−1回の
    排他的論理和を施して得られた演算を用いることを特徴
    とする請求項2に記載の誤り検出符号生成回路。
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