JPH0964632A - Tv受信用アンテナ - Google Patents
Tv受信用アンテナInfo
- Publication number
- JPH0964632A JPH0964632A JP7210727A JP21072795A JPH0964632A JP H0964632 A JPH0964632 A JP H0964632A JP 7210727 A JP7210727 A JP 7210727A JP 21072795 A JP21072795 A JP 21072795A JP H0964632 A JPH0964632 A JP H0964632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long side
- antenna
- receiving antenna
- feeding points
- loop antennas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Support Of Aerials (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信所から遠く離れた受信地域でも、鮮明な
TV映像を得ることができるTV受信用アンテナを提供
することである。 【解決手段】 短辺Sと長辺Lの比率が1対2〜1対3
の長方形枠を形成する金属導線に、電気的整合を施した
給電点9を、各長辺L上の同じ片側からその約1/4長
さ離れた位置に設けた一対のループアンテナ2,2と、
給電点9にそれぞれ結合する給電線5からなり、前記長
方形枠をなす両ループアンテナ2,2を、相互に直交し
且つ各々の開口面8,8が少なくとも長辺の約1/4長
さ離隔して平行するように配設してあり、各ループアン
テナ2の給電点9,9にそれぞれ結合した給電線5,5
を統合したことを特徴とするものである。
TV映像を得ることができるTV受信用アンテナを提供
することである。 【解決手段】 短辺Sと長辺Lの比率が1対2〜1対3
の長方形枠を形成する金属導線に、電気的整合を施した
給電点9を、各長辺L上の同じ片側からその約1/4長
さ離れた位置に設けた一対のループアンテナ2,2と、
給電点9にそれぞれ結合する給電線5からなり、前記長
方形枠をなす両ループアンテナ2,2を、相互に直交し
且つ各々の開口面8,8が少なくとも長辺の約1/4長
さ離隔して平行するように配設してあり、各ループアン
テナ2の給電点9,9にそれぞれ結合した給電線5,5
を統合したことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TVの送信用アン
テナから放射される電波を受信するTV受信用アンテナ
に関するものである。
テナから放射される電波を受信するTV受信用アンテナ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TVの送信電波には水平偏波を使用して
いるといわれているが、送信用アンテナから水平偏波を
放射する際には、垂直偏波も放射されている事実が存在
する。ところが、垂直偏波は水平偏波に比べて、僅かし
か放射されないので、従来のTV受信用アンテナでは、
垂直偏波を受信の対象外と考え、水平偏波をのみ受信す
る構造になっていた。八木アンテナは、その代表的なも
のであり、屋根上に設置するTV受信用アンテナとし
て、広く使用されている。
いるといわれているが、送信用アンテナから水平偏波を
放射する際には、垂直偏波も放射されている事実が存在
する。ところが、垂直偏波は水平偏波に比べて、僅かし
か放射されないので、従来のTV受信用アンテナでは、
垂直偏波を受信の対象外と考え、水平偏波をのみ受信す
る構造になっていた。八木アンテナは、その代表的なも
のであり、屋根上に設置するTV受信用アンテナとし
て、広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電波は遠く
に伝搬するにつれて、次第に減衰していく性質があるの
で、送信所から遠く離れた受信地域では、到来する水平
偏波が弱まっており、それゆえに鮮明なTV映像を得る
ことが困難であった。
に伝搬するにつれて、次第に減衰していく性質があるの
で、送信所から遠く離れた受信地域では、到来する水平
偏波が弱まっており、それゆえに鮮明なTV映像を得る
ことが困難であった。
【0004】そこで本発明者は、従来までは受信の対象
外と考えていた垂直偏波の存在に着目し、この垂直偏波
には水平偏波に比べて減衰が小さく、遠くまで到達する
特性があることを踏まえ、垂直偏波と水平偏波の両偏波
を受信し、合成することによって、到来する電波が弱い
地域でも鮮明な映像を得ることができるのではないかと
の推察に基づいて、研究実験を重ねた結果、送信所から
遠く離れた受信地域でも、鮮明な映像が得られるTV受
信用アンテナを開発することに成功し、前記問題点を解
消したものである。
外と考えていた垂直偏波の存在に着目し、この垂直偏波
には水平偏波に比べて減衰が小さく、遠くまで到達する
特性があることを踏まえ、垂直偏波と水平偏波の両偏波
を受信し、合成することによって、到来する電波が弱い
地域でも鮮明な映像を得ることができるのではないかと
の推察に基づいて、研究実験を重ねた結果、送信所から
遠く離れた受信地域でも、鮮明な映像が得られるTV受
信用アンテナを開発することに成功し、前記問題点を解
消したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のTV受信用アン
テナは、短辺と長辺の比率が1対2〜1対3の長方形枠
を形成する金属導線に、電気的整合を施した給電点を、
各長辺上の同じ片側からその約1/4長さ離れた位置に
設けてある一対のループアンテナと、給電点にそれぞれ
結合する給電線からなり、前記長方形枠をなす両ループ
アンテナを、相互に直交し且つ各々の開口面が少なくと
も長辺の約1/4長さ離隔して平行するように配設して
あり、各ループアンテナの給電点にそれぞれ結合した給
電線を統合したことを特徴とするものである。なお、電
気的整合を施した給電点とは、ループアンテナのリアク
タンス成分をなくす共振ポイントである。
テナは、短辺と長辺の比率が1対2〜1対3の長方形枠
を形成する金属導線に、電気的整合を施した給電点を、
各長辺上の同じ片側からその約1/4長さ離れた位置に
設けてある一対のループアンテナと、給電点にそれぞれ
結合する給電線からなり、前記長方形枠をなす両ループ
アンテナを、相互に直交し且つ各々の開口面が少なくと
も長辺の約1/4長さ離隔して平行するように配設して
あり、各ループアンテナの給電点にそれぞれ結合した給
電線を統合したことを特徴とするものである。なお、電
気的整合を施した給電点とは、ループアンテナのリアク
タンス成分をなくす共振ポイントである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のTV受信用アンテナ1
は、送信用アンテナから放射される水平偏波と垂直偏波
を合成する偏波ダイバーシテイー方式を利用しており、
図1に示すように、一対のループアンテナ2,2を水平
なパイプ形状のブーム3に、取付部材4を介して不動状
態に固定し、両ループアンテナ2,2にそれぞれ結合し
た給電線5,…を統合し、インピーダンス整合回路や増
幅回路等を含む中継ボックス6を介して同軸ケーブル7
に結合したものである。
は、送信用アンテナから放射される水平偏波と垂直偏波
を合成する偏波ダイバーシテイー方式を利用しており、
図1に示すように、一対のループアンテナ2,2を水平
なパイプ形状のブーム3に、取付部材4を介して不動状
態に固定し、両ループアンテナ2,2にそれぞれ結合し
た給電線5,…を統合し、インピーダンス整合回路や増
幅回路等を含む中継ボックス6を介して同軸ケーブル7
に結合したものである。
【0007】ループアンテナ2は、金属パイプを長方形
枠に折り曲げて、長方形状の開口面8を形成し、長辺L
と短辺Sの比率をおよそ3対1〜2対1の範囲内に設定
し、両長辺上の同じ片側から、長辺Lの約1/4長さ離
れた位置に、給電線5と結合する給電点9をそれぞれ設
けたものであり、俗にヘンテナと呼称されているアンテ
ナの一種である。ヘンテナ2は広帯域特性を有するの
で、長辺Lと短辺Sの寸法には、さして神経質にならな
くても良く、例えば、長辺Lを250ミリに、短辺Sを
100ミリに設定することによって、UHF、VHFを
受信可能にする。またヘンテナ2は、水平面指向性が略
無指向性、厳密に言えば8字形の指向性を有するので、
地面に対して長辺Lを鉛直にした状態で立てることによ
って、水平偏波を受信し、地面に対して短辺Sを鉛直に
した状態で横に倒すことによって、垂直偏波を受信する
ことができるものである。尚、給電線5,…の長さ(給
電点9から統合点までの長さ)は、互いに極端な隔たり
がないようにする。
枠に折り曲げて、長方形状の開口面8を形成し、長辺L
と短辺Sの比率をおよそ3対1〜2対1の範囲内に設定
し、両長辺上の同じ片側から、長辺Lの約1/4長さ離
れた位置に、給電線5と結合する給電点9をそれぞれ設
けたものであり、俗にヘンテナと呼称されているアンテ
ナの一種である。ヘンテナ2は広帯域特性を有するの
で、長辺Lと短辺Sの寸法には、さして神経質にならな
くても良く、例えば、長辺Lを250ミリに、短辺Sを
100ミリに設定することによって、UHF、VHFを
受信可能にする。またヘンテナ2は、水平面指向性が略
無指向性、厳密に言えば8字形の指向性を有するので、
地面に対して長辺Lを鉛直にした状態で立てることによ
って、水平偏波を受信し、地面に対して短辺Sを鉛直に
した状態で横に倒すことによって、垂直偏波を受信する
ことができるものである。尚、給電線5,…の長さ(給
電点9から統合点までの長さ)は、互いに極端な隔たり
がないようにする。
【0008】パイプ形状のブーム3は、絶縁材料からな
り、屋根上に起立する支柱(図示せず)に水平に取り付
けるものである。
り、屋根上に起立する支柱(図示せず)に水平に取り付
けるものである。
【0009】取付部材4は絶縁材料からなる一組の長方
形状の板体10,10である。両板体10,10の対向
面の長手方向の両端部には、略半円形状の断面を有する
溝11が、それぞれ短手方向に沿って設けてあり、両板
体10,10の対向面を突き合わせることによって、長
手方向の両端部には、円形の断面形状をなす挟持溝12
が間隔W隔てて形成され、両挟持溝12,12に金属パ
イプからなるヘンテナ2,2の一部を挟むように構成し
てある。また一方の板体10の一面には、半円状の断面
形状をなす溝13が長手方向に沿って設けてあり、その
溝13を、ブーム3の中間部上面側の長手方向に沿って
当てがい、両板体10,10の間にヘンテナ2,2の一
部を挟み、ヘンテナ2を挟んだ箇所の中間部の鉛直方向
に、取付部材4、ヘンテナ2、ブーム3の三つの構成要
素にわたって開けた抜孔14を一致させて、ボルト、ナ
ットにより固定する構成になっている。
形状の板体10,10である。両板体10,10の対向
面の長手方向の両端部には、略半円形状の断面を有する
溝11が、それぞれ短手方向に沿って設けてあり、両板
体10,10の対向面を突き合わせることによって、長
手方向の両端部には、円形の断面形状をなす挟持溝12
が間隔W隔てて形成され、両挟持溝12,12に金属パ
イプからなるヘンテナ2,2の一部を挟むように構成し
てある。また一方の板体10の一面には、半円状の断面
形状をなす溝13が長手方向に沿って設けてあり、その
溝13を、ブーム3の中間部上面側の長手方向に沿って
当てがい、両板体10,10の間にヘンテナ2,2の一
部を挟み、ヘンテナ2を挟んだ箇所の中間部の鉛直方向
に、取付部材4、ヘンテナ2、ブーム3の三つの構成要
素にわたって開けた抜孔14を一致させて、ボルト、ナ
ットにより固定する構成になっている。
【0010】即ち、一対のヘンテナ2,2の内一方のヘ
ンテナ2は、その長辺Lを地面に対して鉛直に起立させ
て、長辺Lの下側短辺Sの中間部を前記取付部材4の一
方の挟持溝12に挟み、ボルト、ナットによりブーム3
に固定することによって水平偏波が受信可能となる。一
方、他方のヘンテナ2は、短辺Sを地面に対して鉛直に
立てると共に長辺Lを横に倒した状態にし、該ヘンテナ
2の下側長辺Lの給電点9付近を、先に固定したヘンテ
ナ2から一定間隔W離隔して存在する他方の挟持溝12
で挟み、ボルト、ナットでブーム3に固定することによ
って、垂直偏波が受信可能となる。上記アンテナの固定
にあたっては、前記の如く一対のヘンテナ2,2を、各
々の開口面8,8が平行し、一定間隔W離して略L字形
状に直交した状態になすと共に、開口面8,8に対して
垂直な軸とブーム3の軸が同一方向を向くようにする。
そして両ヘンテナ2,2の給電点9,…に結合した給電
線(導電板)5,…を統合して、両ヘンテナ2,2の間
に位置する中継ボックス6内の回路に接合し、その出力
段に同軸ケーブル7を結合する。
ンテナ2は、その長辺Lを地面に対して鉛直に起立させ
て、長辺Lの下側短辺Sの中間部を前記取付部材4の一
方の挟持溝12に挟み、ボルト、ナットによりブーム3
に固定することによって水平偏波が受信可能となる。一
方、他方のヘンテナ2は、短辺Sを地面に対して鉛直に
立てると共に長辺Lを横に倒した状態にし、該ヘンテナ
2の下側長辺Lの給電点9付近を、先に固定したヘンテ
ナ2から一定間隔W離隔して存在する他方の挟持溝12
で挟み、ボルト、ナットでブーム3に固定することによ
って、垂直偏波が受信可能となる。上記アンテナの固定
にあたっては、前記の如く一対のヘンテナ2,2を、各
々の開口面8,8が平行し、一定間隔W離して略L字形
状に直交した状態になすと共に、開口面8,8に対して
垂直な軸とブーム3の軸が同一方向を向くようにする。
そして両ヘンテナ2,2の給電点9,…に結合した給電
線(導電板)5,…を統合して、両ヘンテナ2,2の間
に位置する中継ボックス6内の回路に接合し、その出力
段に同軸ケーブル7を結合する。
【0011】各ヘンテナ2の受信状態を良好に保持し、
それによって鮮明なTV映像を得るためには、両ヘンテ
ナ2,2の間隔Wを、長辺Lの約1/4長さより近付け
ないことがゴースト(映像が2重にずれた現象)防止の
上で肝要であり、それ以上の間隔をとる場合については
設置箇所及び用途に応じて実用範囲(数十センチメート
ル)以内で適宜調節すれば良い。
それによって鮮明なTV映像を得るためには、両ヘンテ
ナ2,2の間隔Wを、長辺Lの約1/4長さより近付け
ないことがゴースト(映像が2重にずれた現象)防止の
上で肝要であり、それ以上の間隔をとる場合については
設置箇所及び用途に応じて実用範囲(数十センチメート
ル)以内で適宜調節すれば良い。
【0012】このTV受信用アンテナは、前述したよう
に、両ヘンテナ2,2の開口面8,8を地面に対して鉛
直になし、一方のヘンテナ2をその長辺Lを地面に対し
て鉛直に立て、他方のヘンテナ2をその長辺Lを水平に
し横に倒した状態にして使用する。設置する向きは、ヘ
ンテナ2の水平面指向性が略無指向性なことから、それ
程気にする必要はないが、理想的には、電波の到来方向
に確実に合わせることが望ましく、即ち送信所の方角に
ブーム3の軸を向けることによって、開口面8を送信所
の方角に向け、最も感度の良好な状態になし、しかも長
辺Lを鉛直に立てたヘンテナ2で水平偏波を先に受信で
きるように設置する。
に、両ヘンテナ2,2の開口面8,8を地面に対して鉛
直になし、一方のヘンテナ2をその長辺Lを地面に対し
て鉛直に立て、他方のヘンテナ2をその長辺Lを水平に
し横に倒した状態にして使用する。設置する向きは、ヘ
ンテナ2の水平面指向性が略無指向性なことから、それ
程気にする必要はないが、理想的には、電波の到来方向
に確実に合わせることが望ましく、即ち送信所の方角に
ブーム3の軸を向けることによって、開口面8を送信所
の方角に向け、最も感度の良好な状態になし、しかも長
辺Lを鉛直に立てたヘンテナ2で水平偏波を先に受信で
きるように設置する。
【0013】本発明のTV受信用アンテナは、上記した
ように設置して使用すれば、一方のヘンテナ2によって
水平偏波を受信すると共に、他方のヘンテナ2によって
垂直偏波を受信し、両偏波成分を合成することによって
長距離受信時におけるS/N比率を向上させることがで
きる。
ように設置して使用すれば、一方のヘンテナ2によって
水平偏波を受信すると共に、他方のヘンテナ2によって
垂直偏波を受信し、両偏波成分を合成することによって
長距離受信時におけるS/N比率を向上させることがで
きる。
【0014】なお、このTV受信用アンテナは、電波を
出す性能も優秀なため、アマチュア無線等にも使用する
ことができる。
出す性能も優秀なため、アマチュア無線等にも使用する
ことができる。
【0015】本発明のアンテナは、上記実施形態に限定
されるものではない。例えば、両ヘンテナ2,2の直交
状態は、L字形に限らず逆L字形、或いはT字形等であ
ってもよい。また必要に応じて、同軸ケーブル7にブー
スターを取り付けて、本アンテナの電流出力を補強して
もよい。
されるものではない。例えば、両ヘンテナ2,2の直交
状態は、L字形に限らず逆L字形、或いはT字形等であ
ってもよい。また必要に応じて、同軸ケーブル7にブー
スターを取り付けて、本アンテナの電流出力を補強して
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明のTV受信用アンテナは、上記し
たように設置して使用すれば、一方のループアンテナに
よって水平偏波を受信すると共に、他方のループアンテ
ナによって垂直偏波を受信し、両偏波を合成する構成に
なっていることから、水平偏波のみを受信する従来のア
ンテナに比べて、電波を効率よく受信することができる
ようになり、その結果、送信点から遠く離れた電波の弱
い受信地域でも鮮明な映像を得ることができるようにな
る。
たように設置して使用すれば、一方のループアンテナに
よって水平偏波を受信すると共に、他方のループアンテ
ナによって垂直偏波を受信し、両偏波を合成する構成に
なっていることから、水平偏波のみを受信する従来のア
ンテナに比べて、電波を効率よく受信することができる
ようになり、その結果、送信点から遠く離れた電波の弱
い受信地域でも鮮明な映像を得ることができるようにな
る。
【0017】また本発明のTV受信用アンテナを、ゴー
ストなどのフェージングの生じやすい地域に使用すれ
ば、ループアンテナが有害なサイドローブを持たないこ
とからフェージングが起こりにくくなり、従って鮮明な
映像を得られるようになる。
ストなどのフェージングの生じやすい地域に使用すれ
ば、ループアンテナが有害なサイドローブを持たないこ
とからフェージングが起こりにくくなり、従って鮮明な
映像を得られるようになる。
【0018】さらに本発明のTV受信用アンテナは、ル
ープアンテナの水平面指向性が略無指向性であることか
ら、設置する向きを電波の到来方向に確実に合わせなく
とも鮮明な映像が得られるので、電波の到来方向が不明
確な地域、具体的には都会等の建造物が密集した地域、
或いは電波の到来方向が刻々変化する自動車等の移動体
に使用すれば、利用価値が高い。
ープアンテナの水平面指向性が略無指向性であることか
ら、設置する向きを電波の到来方向に確実に合わせなく
とも鮮明な映像が得られるので、電波の到来方向が不明
確な地域、具体的には都会等の建造物が密集した地域、
或いは電波の到来方向が刻々変化する自動車等の移動体
に使用すれば、利用価値が高い。
【0019】またループアンテナには、水平面指向性が
略無指向性であることに加えて、広帯域性能があるた
め、本発明のTV受信用アンテナは、UHFのTV局が
新設された場合に、新たにアンテナを設置する必要がな
く、そのまま対応できる利点がある。
略無指向性であることに加えて、広帯域性能があるた
め、本発明のTV受信用アンテナは、UHFのTV局が
新設された場合に、新たにアンテナを設置する必要がな
く、そのまま対応できる利点がある。
【0020】なお、従来の八木アンテナに比べて、その
大きさが格段に小さくなるメリットもある。
大きさが格段に小さくなるメリットもある。
【図1】本発明のTV受信用アンテナの実施形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
2 ループアンテナ(ヘンテナ) 5 給電線(導電板) 8 開口面 L 長辺 S 短辺 9 給電点
Claims (1)
- 【請求項1】 短辺(S)と長辺(L)の比率が1対2
〜1対3の長方形枠を形成する金属導線に、電気的整合
を施した給電点(9)を、各長辺(L)上の同じ片側か
らその約1/4長さ離れた位置に設けた一対のループア
ンテナ(2,2)と、給電点(9)にそれぞれ結合する
給電線(5)からなり、 前記長方形枠をなす両ループアンテナ(2,2)を、相
互に直交し且つ各々の開口面(8,8)が少なくとも長
辺の約1/4長さ離隔して平行するように配設してあ
り、各ループアンテナ(2)の給電点(9,9)にそれ
ぞれ結合した給電線(5,5)を統合したことを特徴と
するTV受信用アンテナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210727A JPH0964632A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | Tv受信用アンテナ |
TW85102882A TW308744B (ja) | 1995-08-18 | 1996-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210727A JPH0964632A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | Tv受信用アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0964632A true JPH0964632A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16594114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7210727A Pending JPH0964632A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | Tv受信用アンテナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0964632A (ja) |
TW (1) | TW308744B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010130546A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ装置 |
JP2010283730A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ |
JP2012034105A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナの防雪装置およびそれを備えるアンテナ装置 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7210727A patent/JPH0964632A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-09 TW TW85102882A patent/TW308744B/zh active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010130546A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ装置 |
JP2010283730A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナ |
JP2012034105A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Dx Antenna Co Ltd | アンテナの防雪装置およびそれを備えるアンテナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW308744B (ja) | 1997-06-21 |
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