JPH096395A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JPH096395A
JPH096395A JP7157633A JP15763395A JPH096395A JP H096395 A JPH096395 A JP H096395A JP 7157633 A JP7157633 A JP 7157633A JP 15763395 A JP15763395 A JP 15763395A JP H096395 A JPH096395 A JP H096395A
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JP
Japan
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subband
channel
band
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Withdrawn
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JP7157633A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miyano
健 宮野
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンシラリ情報に付加されるサブバンドのス
ケールファクタの誤りによる雑音を改善する。 【構成】 サブバンド符号化された、サブバントのスケ
ールファクタのCRC情報が付加されるアンシラリ情報
を有する高能率音響符号を復号する音響再生装置に、ア
ンシラリ情報に付加され、単1チャンネル以外の場合、
各チャンネルの高周波帯域のスケールファクタに対する
CRC情報について、ブロック化されたサブバンドの各
ブロック毎のスケールファクタのCRC情報を復号し、
平均して伝送誤差を取り出す平均化部26、27、2
8、29が設けられ、制御装置31は平均化部26、2
7、28、29からの伝送誤差の大きさを判別して、ス
ケールファクタの共有化、サブバンドサンプルの無効
化、ステレオのモノラル化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広帯域オーディオ信号を
サブバンド符号化を用いて高能率圧縮する音響再生装置
に関し、特にアンシラリ情報にスケールファクタのCR
C情報が付加されるがスケールファクタの誤りによる雑
音を改善できる音響再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像やオーディオ信号の高能率圧
縮方式の開発が盛んに行われているが、このうち広帯域
オーディオ信号に関してISO/IEC 11172-3 規格がある。
これは、コンパクトディスクの音質を損なうことなく、
情報量を1/6〜1/7程度に圧縮できる。この性質か
ら、上記規格は、オーディオ放送に用いられようとして
いる。例えば欧州のディジタルオーディオ放送DAB
(Digital Audio Broadcasting)には、規格のうちサブ
バンド符号化を用いたレイヤII方式が用いられようとし
ている。
【0003】図3は従来のビットストリームのフレーム
構造を示す図である。本図に示すように、DABオーデ
ィオフレームの1つであるビットストリームのフレーム
は、ヘッダ、巡回符号の誤り検出方式CRC(Cyclic Re
dundancy Check) 、ビットアロケーション(ビット割当
情報)、スケールファクタ選択情報(Scfsi)、ス
ケールファクタ(ScF)、サブバンドサンプル、アン
シラリ情報からなる。
【0004】このビットフレームの作成においては、サ
ブバンド符号化では、入力信号を32の周波数帯域に分
割し、各帯域電力の偏在を利用しつつ各帯域において独
立に符号化が行われる。すなわちサブバンドに分割する
ことにより、各サブバンド内での信号エネルギの偏在を
減少させてダイナミックレンジを削減し、各サブバンド
の信号エネルギに応じたビットを割り当てる。すなわ
ち、各サブバンド信号に対するスケールファクタ(Sc
F)を計算し、ダイナミックレンジをそろえ、より狭い
レンジで量子化を行う。レイヤIIでは、3つのスケール
ファクタの組み合わせに応じて1つの新たな値を割り当
て、圧縮率低下を防ぐ。また、入力信号を高速フーリエ
変換した結果を使ってマスキングを計算し、各サブバン
ドに対するビット割当を決定している。このビット割当
には心理聴覚重み付けの考え方が採用されている。この
ように決定されたビット割当に従って量子化したサブバ
ンド信号は、ヘッダや補助情報と一緒にビットストリー
ムに整形され、符号化器から出力される。補助情報とし
て、無線伝送では伝送中に誤りが生じることがあること
から、情報の1部の誤り検出を可能とするため、アンシ
ラリ情報としてCRC情報を付加している。
【0005】図4は従来の音響再生装置の主要部を示す
図である。本図に示す音響再生装置は、圧縮されたビッ
トストリーム信号を、ヘッダ、補助情報、量子化された
サブバンド信号の3種類に分解するビットストリーム分
解部1を備える。ここに、ヘッダは、同期語が含まれ、
その後に、ID、レイヤ、保護ビット、ビットレート、
サンプリング周波数、パディングビット、私用ビット、
ジョイントステレオ等を選択するモード、モード拡張
子、著作権保護、オリジナル/コピー区別、エンファシ
ス等の内容を示すビットが続いている。さらに、ヘッダ
の保護ビットが0の時にはヘッダ直後にフレームCRC
チェック語が続く。
【0006】ステレオ用のLch、Rchのビットアロ
ケーションデコード部2、3は、量子化サンプル符号化
に使用したビット数の読み取り、量子化レベルの読み取
り、前記ビット数と逆量子化係数と3連続量子化サンプ
ルがグループ化されたかどうかを表す指標の読み取りが
行われる。各サブバンドに割当可能なビット数の計算
は、心理聴覚分析で求めたSMR(信号対マスク比)を
使い、それぞれのサブバンドのビット割当が決定される
ように行われる。SMRはサブバンドそれぞれの音圧と
最小マスキングレベルの比である。
【0007】スケールファクタ選択情報デコード部(S
cFS1)4、5はビットストリームからスケールファ
クタ選択情報ScFS1を読み取る。スケールデコード
部(ScF)6,7はビットストリームからスケールフ
ァクタScFを読み取る。サブバンドサンプルデコード
部8、9は復号されたビット割当情報によって判明した
ビット数に従って、連続3サンプルに対応したビットを
読み取る。
【0008】逆量子化器10、11は、読み取られたビ
ットの先頭ビットを反転して逆量子化を行い、この結果
にスケールファクタを乗算する。合成フィルタ12、1
3は、チャンネル当たり32のサブバンドサンプルが逆
量子化されるたびに、オーディオサンプルに合成する。
D/A変換器(Digital to Analog Converter) 14、1
5は、オーディオサンプルをディジタルからアナログに
変換する。
【0009】ジョイントステレオ制御部16は、ビット
アロケーション2、3、サブバンドサンプルデコード部
8、9を制御して、左右チャンネル信号間の相関を使用
した情報の圧縮を行うために、本来の2チャンネル信号
の代わりに、両チャンネルの和信号と各チャンネル信号
の比を使い、入力信号の情報量に応じてサブバンドを変
化させるものである。
【0010】ところで、以前に、アンシラリ情報にはC
RC情報を付加すると説明したが、もう少し詳細に説明
すると、オーディオ帯域が32のサブバンドに分割さ
れ、下記表1に示すように、サブバンドがブロック化さ
れ、各ブロックのサブバンドに対するスケールファクタ
がCRC保護され、単1チャンネル(モノラル)のビッ
トレートに応じてアンシラリ情報として加えられてい
る。
【0011】
【表1】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下記表2に
示すように、単1チャンネルのビットレートに応じて符
号化するサブバンドの上限サブリミットが決まってお
り、単1チャンネルのビットレートが56kbs未満の
ときは符号化されるサブバンドの数が低域側のみであ
り、したがって、図1に示すように、スケールファクタ
(ScF)−CRCの数も、ビットレート56kbs以
上の場合のスケールファクタ(ScF)−CRC3、−
CRC2、−CRC1、−CRC0からビットレート5
6kbs未満の場合のスケールファクタ(ScF)−C
RC1、−CRC0へと、少なくなる。
【0013】
【表2】
【0014】このため、スケールファクタに誤りが生じ
た場合、耳障りな音となるため、CRCによる誤り保護
は有効であるが、それによる音質改善は行われない。ま
た、スケールファクタ(ScF)−CRCは単1チャン
ネル以外の場合には、例えば両チャンネルに対するもの
であり、チャンネル毎の誤り検出は考慮されていない。
このため、各チャンネル毎の誤り検出ができないとの問
題がある。
【0015】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、サブバンド符号化を用いた高能率音響符号化であっ
てスケールファクタのCRC情報をアンシラリ情報に付
加する符号化において、スケールファクタに誤りが生じ
ることで発生する耳障りな音質を改善することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明として、前記
問題点を解決するために、サブバンド符号化された、サ
ブバントのスケールファクタのCRC情報が付加される
アンシラリ情報を有する高能率音響符号を復号する音響
再生装置において、前記アンシラリ情報には、単1チャ
ンネル以上の場合、各チャンネルの高周波帯域のスケー
ルファクタに対するCRC情報が付加される高能率音響
符号を復号する。
【0017】第2の発明として、サブバンド符号化され
た、サブバントのスケールファクタのCRC情報が付加
されるアンシラリ情報を有する高能率音響符号を復号す
る音響再生装置に、前記アンシラリ情報に付加され、単
1チャンネル以外の場合、各チャンネルの高周波帯域の
スケールファクタに対するCRC情報について、ブロッ
ク化された前記サブバンドの各ブロック毎のスケールフ
ァクタの前記CRC情報を復号し、平均して伝送誤差を
取り出す平均化部と、各チャンネルでサブバンドの信号
を合成する前に任意のサブバンドを選択して無効とする
バンドパスセレクト部と、単1チャンネル以外の信号を
単1チャンネルの信号にするステレオモノ制御部とが設
けられる。制御装置は、前記平均化部からの伝送誤差の
大きさを判別して、前記バンドパスセレクト部、ステレ
オモノ制御部を制御する。
【0018】前記制御装置は高周波帯域のスケールファ
クタの情報に伝送誤差が大きいと判断すると、前記バン
ドパスセレクト部により、対応するバンドバスの出力を
零にしてもよい。前記制御装置はスケールファクタの情
報に伝送誤差が大きいと判断すると、ステレオモノ制御
部により、単1チャンネル以外の信号を単1チャンネル
の信号にしてもよい。
【0019】前記制御装置はスケールファクタの情報に
一方の伝送誤差に比べ他方が大きいと判断すると、伝送
誤差の小さなチャンネルのスケールファクタを、一方の
チャンネルに用いさせるようにしてもよい。
【0020】
【作用】本発明の音響再生装置によれば、第1発明とし
て、前記アンシラリ情報には、単1チャンネル以上の場
合、各チャンネルの高周波帯域のスケールファクタに対
するCRC情報が付加される高能率音響符号を復号する
ことにより、耳障りなノイズを有効に改善可能になっ
た。第2の発明として、制御装置は、前記平均化部から
の伝送誤差の大きさを判別して、前記バンドパスセレク
ト部によりサブバンドを無効化し、ステレオをモノラル
化し、さらにスケールファクタの共有化して具体的に耳
障りを有効に改善し、音質制御を可能にする。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明に実施例に係る音響再生装置で
ある。本図に示すように、図4と異なる構成には、チャ
ンネルch0、ch1について、各逆量子化器10、1
1と各合成フィルタ12、13との間に設けたサブバン
ドセレクタ17、18と、合成フィルタ12、13とD
/A変換器14、15との間に設けたステレオモノ制御
部19と、ビットストリーム分解部1により分解された
CRC、すなわち、スケールファクタ(ScF)−CR
C3、−CRC2、−CRC1、−CRC0、フレーム
CRC、をデコードするCRCデコーダ部21、22、
23、24、25と、それぞれで得られたCRC情報を
平均化する平均部26、27、28、29、30と、こ
のCRC情報を基にスケールデコード部4、5、サブバ
ンドセレクタ17、18、ステレオモノ制御部19を制
御する制御装置31とがある。
【0022】図2は図1の音響再生装置に使用されるビ
ットストリームのフレーム構造を示す図である。本図に
示すように、ビットストリームのフレーム構造のアンシ
ラリ情報には、図3と比較し、単1チャンネル以外のモ
ードでは、ビットレート56kbs以上の高い場合、低
域のスケールファクタ(ScF)−CRC1、−CRC
0をなくし、スケールファクタ(ScF)−CRC3
(ch0)、−CRC2(ch0)、−CRC3(ch
1)、−CRC2(ch1)とし、高域のスケールファ
クタ(ScF)−CRC3、−CRC2を全チャンネル
に付加する。ビットレート56kbs未満の低い場合
は、スケールファクタ(ScF)−CRC1(ch
0)、−CRC1(ch1)のみとする。また、単1チ
ャンネル(モノラル)では、図3の従来と同様にする。
【0023】このようにして、各チャンネルごとの誤り
検出が可能となる他、スケールファクタ(ScF)−C
RCを高域のみとしたのは、耳障りなノイズを有効に改
善するためである。実施例のステレオモードでは、受信
されてフレームはビットストリーム分解部1で各パート
に分解される。ビットアロケーション部2、3、スケー
ルファクタ選択情報デコード部4、5、スケールファク
タデコード部6、7、サブバンドサンプルデコード部
8、9で各チャンネルごとにデコードが行われ、逆量子
化器10、11でサブバンド符号への再生が行われる。
ジョイントステレオ制御部16には4つのモードがあ
り、それぞれ下記表3に示すように、ブロックされたサ
ブバンドに対して、サブバンドのチャンネル1(ch
1)のビットアロケーション3、サブバンドサンプルデ
コード部9はチャンネル0(ch0)のそれらと等しく
なる。この制御を制御装置16により行う。
【0024】
【表3】
【0025】ビットストリーム分解部1により分解され
た、フレームCRC、スケールファクタ(ScF)−C
RC3(ch0)、−CRC2(ch0)、−CRC3
(ch1)、−CRC2(ch1)は、それぞれCRC
デコーダ25、24、23、22、21でデコードさ
れ、誤りがある場合は「1」、ない場合は「0」のフラ
グが出力される。これらのフラグは平均化部30、2
9、28、27、26で誤りの大小が計算される。つま
り、ある一定時間におけるフラグの「1」の数が多けれ
ば平均値は高く、少なければ平均値は低い。
【0026】制御装置31は下記表4の平均化部26、
27、28、29、30の結果から次のような音響再生
を制御する。
【0027】
【表4】
【0028】表のAの場合、すなわち、それぞれのCR
Cにエラーが無いとき、通常の再生を行う。表のBの場
合、すなわち、それぞれのCRCのエラーが小又は無い
とき、サブバンドセレクタ17、18にスケールファク
タ(ScF)−CRC3に対応するサブバンド17〜2
7の出力を零にするように指示する。高調波ノイズを低
減するためである。
【0029】表のCの場合、すなわち、フレームCRC
のエラーのエラーが小又は無く、スケールファクタ(S
cF)−CRC3、CRC2についてチャンネル0、1
のいずれか側の一方のエラーが大きいとき、誤りの小さ
い方のチャンネルのスケールファクタ(ScF)を用い
て、スケールファクタ(ScF)−CRC2以上のサブ
バンド(9以上)のスケールファクタ(ScF)を共用
するように、スケールファクタデコード部6、7に指示
する。
【0030】表のDの場合、すなわち、フレームCRC
のエラーが小又は無く、スケールファクタ(ScF)−
CRC3、CRC2についてチャンネル0、1の双方側
のエラーが大きいとき、サブバンドセレクタ17、18
にスケールファクタ(ScF)−CRC2、−CRC3
に対応するサブバンド9〜27の出力を零にするように
指示する。
【0031】表のEの場合、すなわち、フレームCRC
のエラーが大で、スケールファクタ(ScF)−CRC
3、CRC2についてチャンネル0、1の双方側のエラ
ーが大きいとき、サブバンドセレクタ17、18にスケ
ールファクタ(ScF)−CRC2、−CRC3に対応
するサブバンド9〜27の出力を零にするように指示
し、チャンネル0又は1のうちどちらか誤りが小さい方
を検出し、そのチャンネルをD/A変換器14、15の
両方に出力するようにステレオモノ制御部19に指示す
る。
【0032】以上はステレオの場合であるが、単1チャ
ンネル(モノラル)の場合も、上記の表のチャンネル
0、1のどちらかで制御すればよい。ビットレートが5
6kbps以下では、スケールファクタ(ScF)−C
RC3、−CRC2をスケールファクタ(ScF)−C
RC1としてまとめて扱えばよい。かくして、スケール
ファクタに誤りが加わることにより生じる耳障りな雑音
を改善できる。その方法にはスケールファクタの共有
化、あるサブバンドの無効化、ステレオのモノラル化の
3つが用意されており、その組み合わせにより有効な音
質制御が可能となる。
【0033】実施例で示した制御方法は一例であり、ユ
ーザの好みにより変更してもよい。また、サブバンドセ
レクタ17、18はあるサブバンドの出力を零にするだ
けでなく、そのレベルを変化させるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンシラリ情報には、単1チャンネル以上の場合、各チャ
ンネルの高周波帯域のスケールファクタに対するCRC
情報が付加される高能率音響符号を復号するので、耳障
りなノイズを有効に改善可能になった。具体的には平均
化部からの伝送誤差の大きさを判別して、バンドパスセ
レクト部によりサブバンドを無効化し、ステレオをモノ
ラル化し、さらにスケールファクタの共有化して具体的
に耳障りを有効に改善し、音質制御を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施例に係る音響再生装置の主要部を
示す図である。
【図2】図1の音響再生装置に使用されるビットストリ
ームのフレーム構造を示す図である。
【図3】従来のビットストリームのフレーム構造を示す
図である。
【図4】従来の音響再生装置の主要部を示す図である。
【符号の説明】 17、18…バンドパスセレクト部 19…ステレオモノ制御部 26、27、28、29…平均化部 31…制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブバンド符号化された、サブバンドの
    スケールファクタのCRC情報が付加されるアンシラリ
    情報を有する高能率音響符号を復号する音響再生装置に
    おいて、 前記アンシラリ情報には、単1チャンネルの場合、全周
    波数帯のスケールファクタに対するCRC情報が付加さ
    れ、それ以上の場合、各チャンネルの高周波帯域のスケ
    ールファクタに対するCRC情報が付加される高能率音
    響符号を復号することを特徴とする音響再生装置。
  2. 【請求項2】 サブバンド符号化された、サブバンドの
    スケールファクタのCRC情報が付加されるアンシラリ
    情報を有する高能率音響符号を復号する音響再生装置に
    おいて、 前記アンシラリ情報に付加され、単1チャンネル以外の
    場合、各チャンネルの高周波帯域のスケールファクタに
    対するCRC情報について、ブロック化された前記サブ
    バンドの各ブロック毎のスケールファクタの前記CRC
    情報を復号し、平均して伝送誤差を取り出す平均化部
    (26、27、28、29)と、 各チャンネルでサブバンドの信号を合成する前に任意の
    サブバンドを選択して無効とするバンドパスセレクト部
    (17、18)と、 単1チャンネル以外の信号を単1チャンネルの信号にす
    るステレオモノ制御部(19)と、 前記平均化部(26、27、28、29)からの伝送誤
    差の大きさを判別して、前記バンドパスセレクト部(1
    7、18)、ステレオモノ制御部(19)を制御する制
    御装置(31)とを備えることを特徴とする音響再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置(31)は高周波帯域のス
    ケールファクタの情報に伝送誤差が大きいと判断する
    と、前記バンドパスセレクト部(17、18)により、
    対応するバンドバスの出力を零にすることを特徴とす
    る、請求項2に記載の音響再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置(31)はスケールファク
    タの情報に伝送誤差が大きいと判断すると、ステレオモ
    ノ制御部(19)により、単1チャンネル以外の信号を
    単1チャンネルの信号にすることを特徴とする、請求項
    2に記載の音響再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置(31)はスケールファク
    タの情報に一方の伝送誤差に比べ他方が大きいと判断す
    ると、伝送誤差の小さなチャンネルのスケールファクタ
    を、一方のチャンネルに用いさせることを特徴とする、
    請求項2に記載の音響再生装置。
JP7157633A 1995-06-23 1995-06-23 音響再生装置 Withdrawn JPH096395A (ja)

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