JPH0963343A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH0963343A JPH0963343A JP7209790A JP20979095A JPH0963343A JP H0963343 A JPH0963343 A JP H0963343A JP 7209790 A JP7209790 A JP 7209790A JP 20979095 A JP20979095 A JP 20979095A JP H0963343 A JPH0963343 A JP H0963343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- connector
- power cord
- board mounting
- mounting body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源コードの長さ調整が可能な吊り下げ型の
照明器具を薄型化する。搬送コストおよび製造コストを
低減する。 【解決手段】 シャーシ22の内側に、基板取付体36を取
り付ける。この基板取付体36とシャーシ22との間にコー
ド収納部48を設け、電源コードWの長さ調整後に余った
電源コードWを収納する。コード収納部48内の電源コー
ドWは、コードストッパSにより案内する。電源コード
Wの先端に、コネクタCを設ける。コネクタCは、基板
取付体36に形成したコネクタ挿通部50および回路基板61
に形成したコネクタ用通孔75を通して、スイッチ62に接
続する。
照明器具を薄型化する。搬送コストおよび製造コストを
低減する。 【解決手段】 シャーシ22の内側に、基板取付体36を取
り付ける。この基板取付体36とシャーシ22との間にコー
ド収納部48を設け、電源コードWの長さ調整後に余った
電源コードWを収納する。コード収納部48内の電源コー
ドWは、コードストッパSにより案内する。電源コード
Wの先端に、コネクタCを設ける。コネクタCは、基板
取付体36に形成したコネクタ挿通部50および回路基板61
に形成したコネクタ用通孔75を通して、スイッチ62に接
続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源コードにより
器具本体が吊り下げられる吊り下げ型の照明器具に関す
る。
器具本体が吊り下げられる吊り下げ型の照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図4に示す照明器具1が
知られている。この照明器具1は、下面を開口した円盤
状の器具本体2を備え、この器具本体2の内側に、絶縁
板3および電子部品を配設した電子点灯用の回路基板4
が収納されている。また、この器具本体2の下側には、
スイッチサポート5を介して、ベビー電球ソケット6を
設けたスイッチ7が取り付けられている。さらに、この
器具本体2の下側には、ランプホルダ8および図示しな
いランプソケットが取り付けられ、これらランプホルダ
8およびランプソケットに、円環状の蛍光ランプLが装
着されるようになっている。さらに、この器具本体2の
下側には、ランプホルダ8を介し、この器具本体2の下
面を覆うようにして反射板9が取り付けられ、この反射
板9の下側に、ベビー電球ソケット6に装着したベビー
電球10およびスイッチ7の操作片7aが突出するようにな
っている。
知られている。この照明器具1は、下面を開口した円盤
状の器具本体2を備え、この器具本体2の内側に、絶縁
板3および電子部品を配設した電子点灯用の回路基板4
が収納されている。また、この器具本体2の下側には、
スイッチサポート5を介して、ベビー電球ソケット6を
設けたスイッチ7が取り付けられている。さらに、この
器具本体2の下側には、ランプホルダ8および図示しな
いランプソケットが取り付けられ、これらランプホルダ
8およびランプソケットに、円環状の蛍光ランプLが装
着されるようになっている。さらに、この器具本体2の
下側には、ランプホルダ8を介し、この器具本体2の下
面を覆うようにして反射板9が取り付けられ、この反射
板9の下側に、ベビー電球ソケット6に装着したベビー
電球10およびスイッチ7の操作片7aが突出するようにな
っている。
【0003】一方、器具本体2の上面すなわち背面に
は、下面を開口したコードカバー14が取り付けられてい
る。また、このコードカバー14の中央部には、電源通孔
14a が形成されているとともに、この電源通孔14a に、
円筒状をなすコード調節具15が装着されている。そし
て、天井面から吊り下げられた電源コードWを電源通孔
14a を挿通させ、適切な位置でコード調節具15で挟持し
て固定することにより、器具本体2が所定の高さ位置に
吊り下げ支持されるようになっている。そして、このよ
うにして電源コードWの長さ調整をした際には、余分な
電源コードWは、コード調節具15の内側に収納されるよ
うになっている。
は、下面を開口したコードカバー14が取り付けられてい
る。また、このコードカバー14の中央部には、電源通孔
14a が形成されているとともに、この電源通孔14a に、
円筒状をなすコード調節具15が装着されている。そし
て、天井面から吊り下げられた電源コードWを電源通孔
14a を挿通させ、適切な位置でコード調節具15で挟持し
て固定することにより、器具本体2が所定の高さ位置に
吊り下げ支持されるようになっている。そして、このよ
うにして電源コードWの長さ調整をした際には、余分な
電源コードWは、コード調節具15の内側に収納されるよ
うになっている。
【0004】また、器具本体2に上側から導入された電
源コードWは、回路基板4を迂回して、回路基板4の下
面に設けられたコネクタ受け4aに接続されている。
源コードWは、回路基板4を迂回して、回路基板4の下
面に設けられたコネクタ受け4aに接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、器具本体2の上面に別体のコードカバー
14を取り付けるため、照明器具1の高さ寸法が大きくな
るとともに、この照明器具1を収納する包装箱も大きく
なり、搬送コストなども上昇する問題を有している。ま
た、上記従来の構成では、電源コードWは、回路基板4
を迂回して、回路基板4の下面に接続されるため、組み
立て作業が煩雑になり、組み立て効率の向上が困難にな
るとともに、電源コードWが長くなり、製造コストが上
昇する問題を有している。
来の構成では、器具本体2の上面に別体のコードカバー
14を取り付けるため、照明器具1の高さ寸法が大きくな
るとともに、この照明器具1を収納する包装箱も大きく
なり、搬送コストなども上昇する問題を有している。ま
た、上記従来の構成では、電源コードWは、回路基板4
を迂回して、回路基板4の下面に接続されるため、組み
立て作業が煩雑になり、組み立て効率の向上が困難にな
るとともに、電源コードWが長くなり、製造コストが上
昇する問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電源コードの長さ調整が可能であるとともに、高
さ寸法を小さくでき、搬送コストを低減できる照明器具
を提供することを目的とする。
ので、電源コードの長さ調整が可能であるとともに、高
さ寸法を小さくでき、搬送コストを低減できる照明器具
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、電源コードが挿通する挿通部を設けた器具本体と、
この器具本体の内側に取り付けられた基板取付体と、こ
の基板取付体に取り付けられた回路基板と、前記器具本
体に前記電源コードを固定する固定具と、前記器具本体
と前記基板取付体との間に形成され前記電源コードを収
納するコード収納部とを具備したものである。
は、電源コードが挿通する挿通部を設けた器具本体と、
この器具本体の内側に取り付けられた基板取付体と、こ
の基板取付体に取り付けられた回路基板と、前記器具本
体に前記電源コードを固定する固定具と、前記器具本体
と前記基板取付体との間に形成され前記電源コードを収
納するコード収納部とを具備したものである。
【0008】そして、この構成では、器具本体と、この
器具本体の内側に取り付けられた基板取付体との間に設
けたコード収納部に電源コードを収納するので、別体の
コードカバーが不要になり、部品点数が削減されるとと
もに、照明器具の高さ寸法が小さくなる。
器具本体の内側に取り付けられた基板取付体との間に設
けたコード収納部に電源コードを収納するので、別体の
コードカバーが不要になり、部品点数が削減されるとと
もに、照明器具の高さ寸法が小さくなる。
【0009】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、器具本体には、コード収納部に面
して、外側に向かう凹設部が一体に形成されたものであ
る。
の照明器具において、器具本体には、コード収納部に面
して、外側に向かう凹設部が一体に形成されたものであ
る。
【0010】そして、この構成では、コード収納部の空
間が大きく確保され、電源コードの収納量が大きくな
り、照明器具の高さ位置の調節範囲が大きくなる。
間が大きく確保され、電源コードの収納量が大きくな
り、照明器具の高さ位置の調節範囲が大きくなる。
【0011】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、器具本体に設けられたス
トッパ取付部と、このストッパ取付部に取り付けられた
コード押え具とを具備したものである。
は2記載の照明器具において、器具本体に設けられたス
トッパ取付部と、このストッパ取付部に取り付けられた
コード押え具とを具備したものである。
【0012】そして、この構成では、コード押え具によ
り電源コードが案内され、この電源コードがコード収納
部に円滑に収納される。
り電源コードが案内され、この電源コードがコード収納
部に円滑に収納される。
【0013】請求項4記載の照明器具は、請求項1ない
し3いずれか記載の照明器具において、基板取付体に
は、コード収納部を囲む壁部が設けられたものである。
し3いずれか記載の照明器具において、基板取付体に
は、コード収納部を囲む壁部が設けられたものである。
【0014】そして、この構成では、壁部により電源コ
ードが案内され、この電源コードがコード収納部に円滑
に収納される。
ードが案内され、この電源コードがコード収納部に円滑
に収納される。
【0015】請求項5記載の照明器具は、請求項1ない
し4いずれか記載の照明器具において、基板取付体に
は、電源コードを係止する係止爪が設けられたものであ
る。
し4いずれか記載の照明器具において、基板取付体に
は、電源コードを係止する係止爪が設けられたものであ
る。
【0016】そして、この構成では、必要に応じて電源
コードを係止爪に係止することにより、電源コードが案
内され、この電源コードがコード収納部に円滑に収納さ
れる。
コードを係止爪に係止することにより、電源コードが案
内され、この電源コードがコード収納部に円滑に収納さ
れる。
【0017】請求項6記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか記載の照明器具において、電源コードに設
けられ、回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続
されるコネクタと、基板取付体に設けられ前記コネクタ
が挿通するコネクタ挿通部と、前記基板取付体に設けら
れ前記コネクタを係合保持するコネクタ保持部と具備し
たものである。
し5いずれか記載の照明器具において、電源コードに設
けられ、回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続
されるコネクタと、基板取付体に設けられ前記コネクタ
が挿通するコネクタ挿通部と、前記基板取付体に設けら
れ前記コネクタを係合保持するコネクタ保持部と具備し
たものである。
【0018】そして、この構成では、電源コードを基板
取付体を迂回して回路基板の点灯装置に接続する構成に
比べて、電源コードが短くなるとともに、配線作業が照
明器具の一面からの作業になり、照明器具を組み立てる
作業効率が向上する。
取付体を迂回して回路基板の点灯装置に接続する構成に
比べて、電源コードが短くなるとともに、配線作業が照
明器具の一面からの作業になり、照明器具を組み立てる
作業効率が向上する。
【0019】請求項7記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか記載の照明器具において、電源コードに設
けられ回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続さ
れるコネクタと、基板取付体に設けられ前記コネクタが
挿通するコネクタ挿通部と、前記回路基板に設けられ前
記コネクタを係合保持するコネクタ保持部と具備したも
のである。
し5いずれか記載の照明器具において、電源コードに設
けられ回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続さ
れるコネクタと、基板取付体に設けられ前記コネクタが
挿通するコネクタ挿通部と、前記回路基板に設けられ前
記コネクタを係合保持するコネクタ保持部と具備したも
のである。
【0020】そして、この構成では、電源コードを基板
取付体を迂回して回路基板の点灯装置に接続する構成に
比べて、電源コードが短くなるとともに、配線作業が照
明器具の一面からの作業になり、照明器具を組み立てる
作業効率が向上する。
取付体を迂回して回路基板の点灯装置に接続する構成に
比べて、電源コードが短くなるとともに、配線作業が照
明器具の一面からの作業になり、照明器具を組み立てる
作業効率が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
の形態を図面を参照して説明する。
【0022】図1および図2において、21は照明器具
で、この照明器具21は、図示しない天井面から電源コー
ドWを用いて吊り下げ支持されるもので、下面を開口し
た円盤状の器具本体としてのシャーシ22を備えている。
そして、このシャーシ22の上面(背面)の中央部には、
上側に向かって突出する凹設部23が一体に形成されてい
るとともに、この凹設部23の中央部に、電源コードWが
挿通する円孔状の挿通部24が形成されている。また、こ
の挿通部24に、固定具としてのコード調節具26が嵌着さ
れている。そして、このコード調節具26は、略円筒状を
なし、上側へ移動した状態で、すなわち電源コードWに
照明器具21の荷重が加わった状態で、電源コードWを挟
み込み、シャーシ22と電源コードWとを固定するととも
に、下側へ移動した状態で、電源コードWを解放しシャ
ーシ22に対して移動可能とするようになっている。
で、この照明器具21は、図示しない天井面から電源コー
ドWを用いて吊り下げ支持されるもので、下面を開口し
た円盤状の器具本体としてのシャーシ22を備えている。
そして、このシャーシ22の上面(背面)の中央部には、
上側に向かって突出する凹設部23が一体に形成されてい
るとともに、この凹設部23の中央部に、電源コードWが
挿通する円孔状の挿通部24が形成されている。また、こ
の挿通部24に、固定具としてのコード調節具26が嵌着さ
れている。そして、このコード調節具26は、略円筒状を
なし、上側へ移動した状態で、すなわち電源コードWに
照明器具21の荷重が加わった状態で、電源コードWを挟
み込み、シャーシ22と電源コードWとを固定するととも
に、下側へ移動した状態で、電源コードWを解放しシャ
ーシ22に対して移動可能とするようになっている。
【0023】また、シャーシ22の上面には、通孔を有す
るストッパ取付部28が一体に形成されているとともに、
複数の通孔29が形成されている。さらに、シャーシ22の
側面には、全周にわたって所定の間隔で複数の放熱孔30
が形成されているとともに、シャーシ22の下端部から外
周側に突設したフランジ部32には、反射板取付孔33が複
数形成されている。
るストッパ取付部28が一体に形成されているとともに、
複数の通孔29が形成されている。さらに、シャーシ22の
側面には、全周にわたって所定の間隔で複数の放熱孔30
が形成されているとともに、シャーシ22の下端部から外
周側に突設したフランジ部32には、反射板取付孔33が複
数形成されている。
【0024】そして、電源コードWは、一対の芯線を有
した内部線W1と、先端部近傍を除いて内部線W1を覆う外
皮部W2とを有するとともに、内部線W1の先端部には、コ
ネクタCが一体的に取り付けられている。また、このコ
ネクタCは、図3に示すように、略直方体状をなし、先
端部に図示しない一対の接続孔が形成されているととも
に、両側面に、断面三角状をなす係止突部C1が形成され
ている。
した内部線W1と、先端部近傍を除いて内部線W1を覆う外
皮部W2とを有するとともに、内部線W1の先端部には、コ
ネクタCが一体的に取り付けられている。また、このコ
ネクタCは、図3に示すように、略直方体状をなし、先
端部に図示しない一対の接続孔が形成されているととも
に、両側面に、断面三角状をなす係止突部C1が形成され
ている。
【0025】さらに、図1に示すように、この電源コー
ドWには、外皮部W2の一部にコード押え具としてのコー
ドストッパSが取り付けられている。このコードストッ
パSは、略U字状に折り返された板状をなし、先端部に
互いに連通する通孔およびねじ孔が形成されている。そ
こで、シャーシ22のストッパ取付部28の通孔に上側から
ねじ34を挿入し、このねじ34をコードストッパSの通孔
を挿通させてねじ孔に螺合して締め付けることにより、
電源コードWがシャーシ22の下面の所定の位置に固定さ
れるようになっている。
ドWには、外皮部W2の一部にコード押え具としてのコー
ドストッパSが取り付けられている。このコードストッ
パSは、略U字状に折り返された板状をなし、先端部に
互いに連通する通孔およびねじ孔が形成されている。そ
こで、シャーシ22のストッパ取付部28の通孔に上側から
ねじ34を挿入し、このねじ34をコードストッパSの通孔
を挿通させてねじ孔に螺合して締め付けることにより、
電源コードWがシャーシ22の下面の所定の位置に固定さ
れるようになっている。
【0026】また、図1ないし図3において、36は基板
取付体で、この基板取付体36は、例えば絶縁性を有する
合成樹脂にて一体に形成され、平面略八角形の板状をな
す取付体本体37を有している。そして、この取付体本体
37の上面中央部には、切欠部41を設けた略円筒状すなわ
ち平面略C字状の壁部42が上側に向かって一体に突設さ
れているとともに、この切欠部41の外側に位置して、上
側に向かって一対の係止爪44が一体に突設されている。
さらに、この壁部42の外側には、先端部に係止部を設け
た係止ボス45と、先端部にねじ孔を設けた取付ボス46と
が突設されており、係止ボス45をシャーシ22に係合し、
取付ボス46をねじ47にてシャーシ22に固定することによ
り、基板取付体36がシャーシ22の内側に収納された状態
で下面に固定されている。
取付体で、この基板取付体36は、例えば絶縁性を有する
合成樹脂にて一体に形成され、平面略八角形の板状をな
す取付体本体37を有している。そして、この取付体本体
37の上面中央部には、切欠部41を設けた略円筒状すなわ
ち平面略C字状の壁部42が上側に向かって一体に突設さ
れているとともに、この切欠部41の外側に位置して、上
側に向かって一対の係止爪44が一体に突設されている。
さらに、この壁部42の外側には、先端部に係止部を設け
た係止ボス45と、先端部にねじ孔を設けた取付ボス46と
が突設されており、係止ボス45をシャーシ22に係合し、
取付ボス46をねじ47にてシャーシ22に固定することによ
り、基板取付体36がシャーシ22の内側に収納された状態
で下面に固定されている。
【0027】そして、このように基板取付体36をシャー
シ22に取り付けた状態で、これら基板取付体36とシャー
シ22との間に、周囲を壁部42で囲まれたコード収納部48
が形成され、このコード収納部48に、電源コードWの長
さ調整をした際の余分な電源コードWが収納されるよう
になっている。
シ22に取り付けた状態で、これら基板取付体36とシャー
シ22との間に、周囲を壁部42で囲まれたコード収納部48
が形成され、このコード収納部48に、電源コードWの長
さ調整をした際の余分な電源コードWが収納されるよう
になっている。
【0028】さらに、取付体本体37の壁部42の内側に
は、コネクタ挿通部50と、一対の取付通孔51とが形成さ
れている。そして、このコネクタ挿通部50は、図3に示
すように、コネクタCを挿入可能な略矩形状をなしてい
るとともに、コネクタ挿通部50の下部には、コネクタ保
持部としての、角筒状をなす弾性的に変形可能な係止片
52が形成され、この係止片52に、コネクタCの係止突部
C1が係合する一対の係止受部53が形成されている。
は、コネクタ挿通部50と、一対の取付通孔51とが形成さ
れている。そして、このコネクタ挿通部50は、図3に示
すように、コネクタCを挿入可能な略矩形状をなしてい
るとともに、コネクタ挿通部50の下部には、コネクタ保
持部としての、角筒状をなす弾性的に変形可能な係止片
52が形成され、この係止片52に、コネクタCの係止突部
C1が係合する一対の係止受部53が形成されている。
【0029】また、図1および図2に示すように、取付
体本体37の四方の縁部からは、それぞれ下方に向かって
一対の基板取付爪55が形成されているとともに、取付体
本体37の下面からは、各取付通孔51に連通して、基板取
付爪55よりも長さ寸法の短い円筒状のボス56が突設され
ている。さらに、取付体本体37の三方の縁部の近傍に
は、所定の間隔で放熱口57が形成されているとともに、
残りの一方には、他の放熱口57よりも開口が大きいスイ
ッチ用放熱口58が形成されている。
体本体37の四方の縁部からは、それぞれ下方に向かって
一対の基板取付爪55が形成されているとともに、取付体
本体37の下面からは、各取付通孔51に連通して、基板取
付爪55よりも長さ寸法の短い円筒状のボス56が突設され
ている。さらに、取付体本体37の三方の縁部の近傍に
は、所定の間隔で放熱口57が形成されているとともに、
残りの一方には、他の放熱口57よりも開口が大きいスイ
ッチ用放熱口58が形成されている。
【0030】さらに、61は回路基板(PC板)で、この
回路基板61は、スイッチ62などの電子部品を実装して、
蛍光ランプLの電子点灯用の回路を構成している。ま
た、このスイッチ62には、上側に向かい、電源コードW
のコネクタCが電気的に接続される一対の電源接続ピン
を有したコネクタ接続部64が設けられ、下側に向かい、
引き紐65が垂設されているとともに、白熱電球であるベ
ビー電球66を装着するベビー電球ソケット68が設けられ
ている。
回路基板61は、スイッチ62などの電子部品を実装して、
蛍光ランプLの電子点灯用の回路を構成している。ま
た、このスイッチ62には、上側に向かい、電源コードW
のコネクタCが電気的に接続される一対の電源接続ピン
を有したコネクタ接続部64が設けられ、下側に向かい、
引き紐65が垂設されているとともに、白熱電球であるベ
ビー電球66を装着するベビー電球ソケット68が設けられ
ている。
【0031】一方、回路基板61は、平面略八角形状の板
状をなし、縁部および縁部近傍の下面が、基板取付体36
の基板取付爪55に係合保持されるとともに、上面がボス
56に当接して位置決め保持されている。また、この状態
で、基板取付体36の各取付通孔51に上側から挿入された
取付ねじ71が、回路基板61に形成した通孔72を介して、
スイッチ62の上面に設けたねじ孔73に螺合され、強固に
固定されている。さらに、この回路基板61には、スイッ
チ62のコネクタ接続部64に臨んでコネクタ用通孔75が設
けられ、基板取付体36のコネクタ挿通部50に上側から挿
入されたコネクタCが、スイッチ62のコネクタ接続部64
に接続されるようになっている。加えて、この回路基板
61には、スイッチ62に隣接し、かつ、基板取付体36のス
イッチ用放熱口58に連通して、所定の間隔で複数のスイ
ッチ用放熱口77が形成されている。
状をなし、縁部および縁部近傍の下面が、基板取付体36
の基板取付爪55に係合保持されるとともに、上面がボス
56に当接して位置決め保持されている。また、この状態
で、基板取付体36の各取付通孔51に上側から挿入された
取付ねじ71が、回路基板61に形成した通孔72を介して、
スイッチ62の上面に設けたねじ孔73に螺合され、強固に
固定されている。さらに、この回路基板61には、スイッ
チ62のコネクタ接続部64に臨んでコネクタ用通孔75が設
けられ、基板取付体36のコネクタ挿通部50に上側から挿
入されたコネクタCが、スイッチ62のコネクタ接続部64
に接続されるようになっている。加えて、この回路基板
61には、スイッチ62に隣接し、かつ、基板取付体36のス
イッチ用放熱口58に連通して、所定の間隔で複数のスイ
ッチ用放熱口77が形成されている。
【0032】また、この回路基板61には、複数のリード
線81を介して、ランプソケット83が電気的に接続されて
いる。そして、このランプソケット83は、2本の環状の
蛍光ランプLに接続されるソケット部84を備えていると
ともに、上面に一対のねじ孔85が形成され、シャーシ22
の所定の通孔29に上側から挿入されたねじ86をこれらね
じ孔85に螺合して、シャーシ22の下面に固定されてい
る。
線81を介して、ランプソケット83が電気的に接続されて
いる。そして、このランプソケット83は、2本の環状の
蛍光ランプLに接続されるソケット部84を備えていると
ともに、上面に一対のねじ孔85が形成され、シャーシ22
の所定の通孔29に上側から挿入されたねじ86をこれらね
じ孔85に螺合して、シャーシ22の下面に固定されてい
る。
【0033】また、88は反射板で、この反射板88は、シ
ャーシ22の下側を覆う椀型をなし、下面に反射面が形成
されている。そして、この反射板88の中央部には、上側
に向かって円柱状に凹設された反射板凹設部89が形成さ
れている。そして、この反射板凹設部89には、中央部に
位置して、スイッチ62の引き紐65が挿通するスイッチ嵌
合孔91が形成され、このスイッチ嵌合孔91を囲んで、複
数の放熱口92が略放射状に形成されているとともに、略
円弧状をなす複数のカバー取付溝93が同心状に形成され
ている。さらに、この反射板凹設部89には、ベビー電球
66が挿通する円孔状の電球通孔94が形成されている。
ャーシ22の下側を覆う椀型をなし、下面に反射面が形成
されている。そして、この反射板88の中央部には、上側
に向かって円柱状に凹設された反射板凹設部89が形成さ
れている。そして、この反射板凹設部89には、中央部に
位置して、スイッチ62の引き紐65が挿通するスイッチ嵌
合孔91が形成され、このスイッチ嵌合孔91を囲んで、複
数の放熱口92が略放射状に形成されているとともに、略
円弧状をなす複数のカバー取付溝93が同心状に形成され
ている。さらに、この反射板凹設部89には、ベビー電球
66が挿通する円孔状の電球通孔94が形成されている。
【0034】また、反射板88の上端の縁部には、シャー
シ22のフランジ部32とほぼ同形状をなすフランジ部96が
形成され、このフランジ部96には、シャーシ22の反射板
取付孔33に対応して三方に取付孔97が形成されている。
さらに、反射板88には、ランプソケット83に嵌合するよ
うに、フランジ部96から側部にかけてランプソケット用
切欠部98が形成されている。
シ22のフランジ部32とほぼ同形状をなすフランジ部96が
形成され、このフランジ部96には、シャーシ22の反射板
取付孔33に対応して三方に取付孔97が形成されている。
さらに、反射板88には、ランプソケット83に嵌合するよ
うに、フランジ部96から側部にかけてランプソケット用
切欠部98が形成されている。
【0035】そして、この反射板88は、これら取付孔97
に挿入される取付ねじをシャーシ22の反射板取付孔33に
螺合するなどして、シャーシ22の下面に固定されてい
る。また、この反射板88を固定する取付ねじには、それ
ぞれランプホルダ101 が共締めして固定されている。そ
して、これらランプホルダ101 は、弾性変形可能な板ば
ね材などからなり、それぞれ蛍光ランプLを弾性的に保
持する一対のランプ保持部102 が形成されている。
に挿入される取付ねじをシャーシ22の反射板取付孔33に
螺合するなどして、シャーシ22の下面に固定されてい
る。また、この反射板88を固定する取付ねじには、それ
ぞれランプホルダ101 が共締めして固定されている。そ
して、これらランプホルダ101 は、弾性変形可能な板ば
ね材などからなり、それぞれ蛍光ランプLを弾性的に保
持する一対のランプ保持部102 が形成されている。
【0036】また、反射板88の反射板凹設部89の下側部
は、透光性を有する椀型をなす反射板用カバー104 によ
り覆われている。そして、この反射板用カバー104 に
は、上端部近傍に沿って所定の間隔で放熱口105 が形成
されているとともに、上端部の三方に取付用爪106 が突
設され、これら取付用爪106 を反射板88のカバー取付溝
93に係合して、反射板88に着脱可能に取り付けられてい
る。さらに、この反射板用カバー104 には、引き紐65が
挿通する図示しない通孔が形成されている。
は、透光性を有する椀型をなす反射板用カバー104 によ
り覆われている。そして、この反射板用カバー104 に
は、上端部近傍に沿って所定の間隔で放熱口105 が形成
されているとともに、上端部の三方に取付用爪106 が突
設され、これら取付用爪106 を反射板88のカバー取付溝
93に係合して、反射板88に着脱可能に取り付けられてい
る。さらに、この反射板用カバー104 には、引き紐65が
挿通する図示しない通孔が形成されている。
【0037】そして、この照明器具21を組み立てる際に
は、まず、シャーシ22の挿通部24およびコード調節具26
を挿通した電源コードWを、コードストッパSによりシ
ャーシ22の内側で仮止めする。次いで、基板取付体36に
回路基板61を取り付け、電源コードWのコネクタCを、
基板取付体36のコネクタ挿通部50を介して、回路基板61
のスイッチ62のコネクタ接続部64に接続する。続いて、
基板取付体36をシャーシ22に固定し、これら基板取付体
36とシャーシ22との間に形成されるコード収納部48にシ
ャーシ22内の電源コードWを収納する。さらに、シャー
シ22にランプソケット83を固定し、続いて、ランプホル
ダ101 とともに反射板88をシャーシ22に固定する。そし
て、反射板88に、反射板用カバー104 を取り付けること
により、照明器具21の組み立てが完了する。
は、まず、シャーシ22の挿通部24およびコード調節具26
を挿通した電源コードWを、コードストッパSによりシ
ャーシ22の内側で仮止めする。次いで、基板取付体36に
回路基板61を取り付け、電源コードWのコネクタCを、
基板取付体36のコネクタ挿通部50を介して、回路基板61
のスイッチ62のコネクタ接続部64に接続する。続いて、
基板取付体36をシャーシ22に固定し、これら基板取付体
36とシャーシ22との間に形成されるコード収納部48にシ
ャーシ22内の電源コードWを収納する。さらに、シャー
シ22にランプソケット83を固定し、続いて、ランプホル
ダ101 とともに反射板88をシャーシ22に固定する。そし
て、反射板88に、反射板用カバー104 を取り付けること
により、照明器具21の組み立てが完了する。
【0038】そして、この状態で、コード調節具26を緩
め、電源コードWをシャーシ22から出し入れして長さを
適宜調節し、照明器具21の吊り下げ位置を適宜調節す
る。この時、余った電源コードWは、シャーシ22内のコ
ード収納部48に収納される。
め、電源コードWをシャーシ22から出し入れして長さを
適宜調節し、照明器具21の吊り下げ位置を適宜調節す
る。この時、余った電源コードWは、シャーシ22内のコ
ード収納部48に収納される。
【0039】このように、本実施の形態によれば、シャ
ーシ22と、このシャーシ22の内側に取り付けた基板取付
体36との間に設けたコード収納部48に電源コードWを収
納できるため、別体のコードカバーが不要になり、部品
点数を削減して、製造コストを低減できるとともに、照
明器具21の高さ寸法を小さくでき、すなわち照明器具21
を薄型化して、搬送コスト、包装コスト、保管コストな
どを低減することができる。
ーシ22と、このシャーシ22の内側に取り付けた基板取付
体36との間に設けたコード収納部48に電源コードWを収
納できるため、別体のコードカバーが不要になり、部品
点数を削減して、製造コストを低減できるとともに、照
明器具21の高さ寸法を小さくでき、すなわち照明器具21
を薄型化して、搬送コスト、包装コスト、保管コストな
どを低減することができる。
【0040】また、シャーシ22に、コード収納部48に面
して上側に向かう凹設部23を一体に形成したため、コー
ド収納部48の空間を大きく確保し、コードカバーを設け
た場合と同様に電源コードWの収納量を大きくして、照
明器具21の高さ位置の調節範囲を大きくすることができ
る。
して上側に向かう凹設部23を一体に形成したため、コー
ド収納部48の空間を大きく確保し、コードカバーを設け
た場合と同様に電源コードWの収納量を大きくして、照
明器具21の高さ位置の調節範囲を大きくすることができ
る。
【0041】さらに、電源コードWは、シャーシ22のス
トッパ取付部28に取り付けたコードストッパSにより案
内され、さらに、基板取付体36に、コード収納部48を囲
む壁部42を設けている。そこで、電源コードWが案内さ
れ、照明器具21の組み立て時に、電源コードWがシャー
シ22と基板取付体36との間に挟まれ、あるいは、この電
源コードWが絡まることなどを防止して、電源コードW
をコード収納部48に円滑に収納することができる。
トッパ取付部28に取り付けたコードストッパSにより案
内され、さらに、基板取付体36に、コード収納部48を囲
む壁部42を設けている。そこで、電源コードWが案内さ
れ、照明器具21の組み立て時に、電源コードWがシャー
シ22と基板取付体36との間に挟まれ、あるいは、この電
源コードWが絡まることなどを防止して、電源コードW
をコード収納部48に円滑に収納することができる。
【0042】また、基板取付体36には、壁部42の外側に
係止爪44を突設するとともに、この係止爪44に対向して
壁部42に切欠部41を設けている。そこで、電源コードW
の長さなどを考慮し、必要に応じて、シャーシ22内の電
源コードWを切欠部41を通して係止爪44に係止して折り
返すことにより、電源コードWを整然と折り畳んだ状態
で案内、収納することができる。そこで、照明器具21の
組み立て時に、電源コードWの挟まりや絡まりを防止で
きるとともに、電源コードWの長さ調整のための収納
や、引き出しを円滑にすることができる。
係止爪44を突設するとともに、この係止爪44に対向して
壁部42に切欠部41を設けている。そこで、電源コードW
の長さなどを考慮し、必要に応じて、シャーシ22内の電
源コードWを切欠部41を通して係止爪44に係止して折り
返すことにより、電源コードWを整然と折り畳んだ状態
で案内、収納することができる。そこで、照明器具21の
組み立て時に、電源コードWの挟まりや絡まりを防止で
きるとともに、電源コードWの長さ調整のための収納
や、引き出しを円滑にすることができる。
【0043】さらに、電源コードWに設けたコネクタC
は、基板取付体36に設けたコネクタ挿通部50に上方から
挿入することにより、回路基板61に形成したコネクタ用
通孔75を挿通して、スイッチ62のコネクタ接続部64に電
気的に接続されるとともに、コネクタCは、基板取付体
36の係止片52に嵌合し係止突部C1が係止受部53に係合し
て、係止片52の弾性により機械的に係合保持される。そ
こで、電源コードWを、基板取付体36および回路基板61
を迂回して、回路基板61の下面に取り付けられたスイッ
チ62に接続する構成に比べて、電源コードWを短くで
き、製造コストを低減できるとともに、照明器具21の上
方のみからの作業で配線できるため、照明器具21を組み
立てる作業効率を向上することができる。さらに、基板
取付体36に嵌合されたコネクタCは、例えば、コネクタ
Cと係止片52との間に工具などを差し込み、係止突部C1
と係止受部53とを離間させて係合を解除することによ
り、容易に取り外すことができる。また、係止片52は基
板取付体36に設けたため、コネクタCを強固に係合保持
することができる。
は、基板取付体36に設けたコネクタ挿通部50に上方から
挿入することにより、回路基板61に形成したコネクタ用
通孔75を挿通して、スイッチ62のコネクタ接続部64に電
気的に接続されるとともに、コネクタCは、基板取付体
36の係止片52に嵌合し係止突部C1が係止受部53に係合し
て、係止片52の弾性により機械的に係合保持される。そ
こで、電源コードWを、基板取付体36および回路基板61
を迂回して、回路基板61の下面に取り付けられたスイッ
チ62に接続する構成に比べて、電源コードWを短くで
き、製造コストを低減できるとともに、照明器具21の上
方のみからの作業で配線できるため、照明器具21を組み
立てる作業効率を向上することができる。さらに、基板
取付体36に嵌合されたコネクタCは、例えば、コネクタ
Cと係止片52との間に工具などを差し込み、係止突部C1
と係止受部53とを離間させて係合を解除することによ
り、容易に取り外すことができる。また、係止片52は基
板取付体36に設けたため、コネクタCを強固に係合保持
することができる。
【0044】なお、上記の実施例では、コネクタCから
係止突部C1を突設し、基板取付体36の係止片52に係止受
部53を切り欠き形成したが、例えば、係止片52から係止
突部を突設し、コネクタCに係止受部を凹設して互いに
係合させることもできる。
係止突部C1を突設し、基板取付体36の係止片52に係止受
部53を切り欠き形成したが、例えば、係止片52から係止
突部を突設し、コネクタCに係止受部を凹設して互いに
係合させることもできる。
【0045】また、コネクタ保持部としての係止片は、
回路基板61あるいはこの回路基板61に取り付けたスイッ
チ62に設けることもできる。そして、このような構成に
よっても、上記と同様に、電源コードWを短くでき、製
造コストを低減できるとともに、照明器具21の上方のみ
からの作業で配線できる、照明器具21を組み立てる作業
効率を向上することができる。さらに、係止片を回路基
板61あるいはスイッチ62に設けることにより、コネクタ
Cを点灯装置を構成するスイッチ62に容易に正確に位置
合わせすることができる。
回路基板61あるいはこの回路基板61に取り付けたスイッ
チ62に設けることもできる。そして、このような構成に
よっても、上記と同様に、電源コードWを短くでき、製
造コストを低減できるとともに、照明器具21の上方のみ
からの作業で配線できる、照明器具21を組み立てる作業
効率を向上することができる。さらに、係止片を回路基
板61あるいはスイッチ62に設けることにより、コネクタ
Cを点灯装置を構成するスイッチ62に容易に正確に位置
合わせすることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、器具
本体と、この器具本体の内側に取り付けられた基板取付
体との間に設けたコード収納部に電源コードを収納する
ため、別体のコードカバーを不要にでき、部品点数を削
減できるとともに、照明器具の高さ寸法を小さくでき、
搬送コストを低減することができる。
本体と、この器具本体の内側に取り付けられた基板取付
体との間に設けたコード収納部に電源コードを収納する
ため、別体のコードカバーを不要にでき、部品点数を削
減できるとともに、照明器具の高さ寸法を小さくでき、
搬送コストを低減することができる。
【0047】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の効果に加え、器具本体に、コード収納部に面し
て外側に向かう凹設部を一体に形成したため、コード収
納部の空間を大きく確保し、電源コードの収納量を大き
くして、照明器具の高さ位置の調節範囲を大きくするこ
とができる。
1記載の効果に加え、器具本体に、コード収納部に面し
て外側に向かう凹設部を一体に形成したため、コード収
納部の空間を大きく確保し、電源コードの収納量を大き
くして、照明器具の高さ位置の調節範囲を大きくするこ
とができる。
【0048】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載の効果に加え、器具本体に設けられたス
トッパ取付部に取り付けたコード押え具により、電源コ
ードが案内され、器具本体と基板取付体との間に挟ま
れ、あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源
コードをコード収納部に円滑に収納できる。
1または2記載の効果に加え、器具本体に設けられたス
トッパ取付部に取り付けたコード押え具により、電源コ
ードが案内され、器具本体と基板取付体との間に挟ま
れ、あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源
コードをコード収納部に円滑に収納できる。
【0049】請求項4記載の照明器具によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の効果に加え、基板取付体に、
コード収納部を囲む壁部を設けたため、壁部により電源
コードが案内され、器具本体と基板取付体との間に挟ま
れ、あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源
コードをコード収納部に円滑に収納できる。
1ないし3いずれか記載の効果に加え、基板取付体に、
コード収納部を囲む壁部を設けたため、壁部により電源
コードが案内され、器具本体と基板取付体との間に挟ま
れ、あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源
コードをコード収納部に円滑に収納できる。
【0050】請求項5記載の照明器具によれば、請求項
1ないし4いずれか記載の効果に加え、基板取付体に、
電源コードを係止する係止爪を設けたため、必要に応じ
て電源コードを係止爪に係止することにより、電源コー
ドを案内して、器具本体と基板取付体との間に挟まれ、
あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源コー
ドをコード収納部に円滑に収納することができる。
1ないし4いずれか記載の効果に加え、基板取付体に、
電源コードを係止する係止爪を設けたため、必要に応じ
て電源コードを係止爪に係止することにより、電源コー
ドを案内して、器具本体と基板取付体との間に挟まれ、
あるいは、電源コードが絡まることなく、この電源コー
ドをコード収納部に円滑に収納することができる。
【0051】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の効果に加え、電源コードに設
けたコネクタを、基板取付体に設けたコネクタ挿通部を
通して回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続す
るとともに、基板取付体に設けたコネクタ保持部に係合
保持することにより、電源コードを基板取付体を迂回し
て回路基板の点灯装置に接続する構成に比べて、電源コ
ードを短くできるとともに、照明器具の一面から配線作
業できるため、照明器具を組み立てる作業効率を向上す
ることができる。また、コネクタ保持部を基板取付体に
設けることにより、コネクタを強固に保持することがで
きる。
1ないし5いずれか記載の効果に加え、電源コードに設
けたコネクタを、基板取付体に設けたコネクタ挿通部を
通して回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続す
るとともに、基板取付体に設けたコネクタ保持部に係合
保持することにより、電源コードを基板取付体を迂回し
て回路基板の点灯装置に接続する構成に比べて、電源コ
ードを短くできるとともに、照明器具の一面から配線作
業できるため、照明器具を組み立てる作業効率を向上す
ることができる。また、コネクタ保持部を基板取付体に
設けることにより、コネクタを強固に保持することがで
きる。
【0052】請求項7記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の効果に加え、電源コードに設
けたコネクタを、基板取付体に設けたコネクタ挿通部を
通して回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続す
るとともに、回路基板に設けたコネクタ保持部に係合保
持することにより、電源コードを基板取付体を迂回して
回路基板の点灯装置に接続する構成に比べて、電源コー
ドを短くできるとともに、照明器具の一面から配線作業
できるため、照明器具を組み立てる作業効率を向上する
ことができる。また、コネクタ保持部を点灯装置に設け
ることにより、コネクタを点灯装置に容易に正確に位置
合わせすることができる。
1ないし5いずれか記載の効果に加え、電源コードに設
けたコネクタを、基板取付体に設けたコネクタ挿通部を
通して回路基板に設けられた点灯装置に電気的に接続す
るとともに、回路基板に設けたコネクタ保持部に係合保
持することにより、電源コードを基板取付体を迂回して
回路基板の点灯装置に接続する構成に比べて、電源コー
ドを短くできるとともに、照明器具の一面から配線作業
できるため、照明器具を組み立てる作業効率を向上する
ことができる。また、コネクタ保持部を点灯装置に設け
ることにより、コネクタを点灯装置に容易に正確に位置
合わせすることができる。
【図1】本発明の照明器具の一実施の形態を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同上照明器具の断面図である。
【図3】同上照明器具の一部の分解状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】従来の照明器具の断面図である。
21 照明器具 22 器具本体としてのシャーシ 23 凹設部 24 挿通部 26 固定具としてのコード調節具 28 ストッパ取付部 36 基板取付体 42 壁部 44 係止爪 48 コード収納部 50 コネクタ挿通部 52 コネクタ保持部としての係止片 61 回路基板 C コネクタ S コード押え具としてのコードストッパ W 電源コード
Claims (7)
- 【請求項1】 電源コードが挿通する挿通部を設けた器
具本体と、 この器具本体の内側に取り付けられた基板取付体と、 この基板取付体に取り付けられた回路基板と、 前記器具本体に前記電源コードを固定する固定具と、 前記器具本体と前記基板取付体との間に形成され前記電
源コードを収納するコード収納部とを具備したことを特
徴とする照明器具。 - 【請求項2】 器具本体には、コード収納部に面して、
外側に向かう凹設部が一体に形成されたことを特徴とす
る請求項1記載の照明器具。 - 【請求項3】 器具本体に設けられたストッパ取付部
と、 このストッパ取付部に取り付けられたコード押え具とを
具備したことを特徴とする請求項1または2記載の照明
器具。 - 【請求項4】 基板取付体には、コード収納部を囲む壁
部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3いず
れか記載の照明器具。 - 【請求項5】 基板取付体には、電源コードを係止する
係止爪が設けられたことを特徴とする請求項1ないし4
いずれか記載の照明器具。 - 【請求項6】 電源コードに設けられ、回路基板に設け
られた点灯装置に電気的に接続されるコネクタと、 基板取付体に設けられ前記コネクタが挿通するコネクタ
挿通部と、 前記基板取付体に設けられ前記コネクタを係合保持する
コネクタ保持部とを具備したことを特徴とする請求項1
ないし5いずれか記載の照明器具。 - 【請求項7】 電源コードに設けられ、回路基板に設け
られた点灯装置に電気的に接続されるコネクタと、 基板取付体に設けられ前記コネクタが挿通するコネクタ
挿通部と、 前記回路基板に設けられ前記コネクタを係合保持するコ
ネクタ保持部とを具備したことを特徴とする請求項1な
いし5いずれか記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20979095A JP3249969B2 (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20979095A JP3249969B2 (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963343A true JPH0963343A (ja) | 1997-03-07 |
JP3249969B2 JP3249969B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=16578641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20979095A Expired - Fee Related JP3249969B2 (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249969B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-17 JP JP20979095A patent/JP3249969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3249969B2 (ja) | 2002-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |