JPH0963002A - ディスク記録再生システム及びそのシステムに適用するデータ再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生システム及びそのシステムに適用するデータ再生装置

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JPH0963002A
JPH0963002A JP21208395A JP21208395A JPH0963002A JP H0963002 A JPH0963002 A JP H0963002A JP 21208395 A JP21208395 A JP 21208395A JP 21208395 A JP21208395 A JP 21208395A JP H0963002 A JPH0963002 A JP H0963002A
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JP21208395A
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English (en)
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Akibumi Okazaki
晃文 岡崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MRヘッドのバイアス磁界の調整に関係したリ
ード信号のDCオフセット量を測定し、この測定結果に
基づいてリード信号に含まれるDCオフセットを確実に
解消できるようにして、結果的にリード信号の再生処理
でのエラーの発生を減少させることにある。 【解決手段】MRヘッド2aを有するHDDのデータ再
生装置において、MRヘッド2aのバイアス磁界に関係
したリード信号RSのDCオフセット量を測定するオフ
セット計算回路15を有する。オフセット計算回路15
により算出されたオフセット値に基づいて、CPU9は
DCオフセットを解消するためのオフセットデータ求め
て、オフセットレジスタ17にセットする。このオフセ
ットデータにより、MRヘッド2aからのリード信号R
Sに発生しているDCオフセットを解消することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スク装置に適用するディスク記録再生システムであっ
て、特にデータ再生用としてMRヘッドを使用したデー
タ再生技術を適用したディスク記録再生システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置(HD
D)等のディスク記録再生装置では、記録媒体であるデ
ィスクにデータを記録再生するための磁気ヘッド(以下
単にヘッドと称する)が設けられている。ヘッドは、薄
膜ヘッド等の誘導型ヘッドとMR(magnetore
sistive)ヘッド等の磁束応答型ヘッドに大別さ
れる。
【0003】特にMRヘッドは、高感度かつ再生出力が
ディスクの走行速度(周速度)に依存しない(相対的に
高い再生出力を得られる)等の利点を有するため、高記
録密度のデータを再生する場合のリード専用ヘッドとし
て注目されている。
【0004】MRヘッドは、磁気抵抗素子の磁気抵抗効
果を利用して、ディスクの表面に発生する記録磁界を抵
抗値の変化として検出する磁気抵抗効果型のヘッドであ
る。HDDのようなデータ記録再生装置では、リード専
用ヘッドのMRヘッドとライト(書込み動作)用ヘッド
として薄膜ヘッドとを組合わせた複合ヘッド構造のヘッ
ドが使用される。
【0005】ところで、MRヘッドはその動作原理上、
線形領域でのリード動作を可能にするためバイアス磁界
を必要とする。例えばシャントバイアス方式では、バイ
アス磁界を発生させるための要素として磁気抵抗素子に
隣接したバイアス膜が設けられている。このバイアス膜
にバイアス電流を流すことにより、磁気抵抗素子にバイ
アス磁界を発生させる。
【0006】ここで、MRヘッドは、図8に示すよう
に、バイアス磁界Hに対して外部磁界による抵抗変化率
が変動する特性を有する。また、バイアス磁界Hが最適
値に調整されていない場合に、あるバイアス磁界Hbに
対するMRヘッドの出力信号において、振幅が正負非対
象になる状態を招く。
【0007】このような振幅が正負非対象のリード信号
(アナログ信号)がMRヘッドから出力されると、図9
に示すように、本来の正しい0レベルに対してDCオフ
セットDFが発生する。図9は、PRML方式のデータ
再生回路(リードチャネル)において、例えばPR4に
よる波形等化処理を行なう場合であって、A/D変換回
路によりデータ系列(丸印)をサンプリングしている様
子を示す図である。
【0008】このDCオフセットDFを有するデータに
ノイズが加わると、図10に示すように、負パルス側と
正パルス側のそれぞれに誤差パルスP1,P2が発生し
たときに、正パルス側に対して負パルス側ではリードエ
ラーを起こす可能性が極めて高くなる。即ち、DCオフ
セットDFが発生して、正負パルスの振幅値間に誤差が
あるときはエラーレートが高くなり、リードエラーが発
生しやすくなる。
【0009】具体例として、正パルスにノイズが加わっ
た場合を図11(A)に示し、負パルスにノイズが加わ
った場合を図11(B)に示す。図11(A)は、リー
ドチャネルのA/D変換回路において、実際にサンプリ
ングした信号波形(実線100)に対して、類似した2
つの信号波形(実太線101と点線102)を示してい
る。この2つの信号波形101,102は磁化遷移点が
1ビットずれたパルスに相当する。
【0010】図11(A)に示すように、実際の信号波
形100のサンプル値が(5,5,9,12,12,
7,7,7)であるのに対して、実太線101のサンプ
ル値が(7,7,7,12,12,7,7,7)とな
る。この場合のスクエアードエラーは、「22 +22
2 =12」となる。一方、点線102のサンプル値は
(7,7,12,12,7,7,7,7)となる。この
場合のスクエアードエラーは、「22 +22 +32 +5
2 =42」となる。
【0011】PRML方式(PR4)では、いずれの信
号が正しいかを判断する必要がある。この場合には、実
太線101の方が実際の信号波形100に類似して正し
いと判断される。また、両者のスクエアードエラーの誤
差は30もあるため、リードエラーを起こす可能性は非
常に少ない。
【0012】これに対して、図11(B)では、類似し
た2つの信号波形(実線103と点線104)の各サン
プル値は、(5,5,3,3,5,5,5,5)と
(5,5,5,3,3,5,5,5)となる。これに対
して、実際のサンプル値は(5,5,3,3,3,5,
5,5)と想定すると、両者との誤差は(−2)とな
る。したがって、負パルスにノイズが加わった場合に
は、いずれの信号が正しいかを判断することができない
ため、リードエラーを起こす可能性が非常に高くなる。
【0013】図12は、HDDのサーボ処理系におい
て、ヘッドからのリード信号からサーボパルスを生成す
る方式を示している。即ち、図12(A)は、リード信
号120の振幅値がスレッシュホールドレベルTH1,
TH2を越えるときに、サーボパルスを発生する方式を
示す。また、図12(B)は、リード信号120の振幅
値がスレッシュホールドレベルTH1,TH2を越えた
エリアに存在するピーク位置でサーボパルスを発生する
方式を示す。
【0014】このようなサーボパルスを生成する場合で
も、リード信号の正負振幅値の誤差が大きい場合には、
振幅値が少ない側のノイズに対するマージンが大幅に減
少して、エラー(サーボパルス抜けやパルス発生位置の
誤検出)が発生しやすくなる。具体的には、図12
(A)において、振幅値の幅W1,W2を相対的に広く
することにより、パルス抜けの確率を低下させることが
できる。また、振幅値の幅W3,W4を相対的に広くす
ることにより、ノイズによる誤検出の確率を低下させる
ことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、MR
ヘッドを使用したHDD等では、MRヘッドのバイアス
磁界の調整値が最適値でない場合には、MRヘッドから
のリード信号の正負振幅値が非対象になるDCオフセッ
トが発生する。このようなDCオフセットを含むリード
信号を使用して、データ再生処理を実行したり、または
サーボ処理系のサーボパルスの生成処理を実行する場合
に、リードエラーの発生を招く確率が極めて高くなる。
【0016】従来では、リードチャネルのA/D変換回
路の直前に、コンデンサとオフセットアンプとからなる
オフセット解消用回路を設ける方式があるが、必ずしも
MRヘッドのバイアス磁界の調整値に適応しておらず、
オフセット解消が十分ではない。
【0017】本発明の目的は、MRヘッドのバイアス磁
界の調整に関係したリード信号のDCオフセット量を測
定し、この測定結果に基づいてリード信号に含まれるD
Cオフセットを確実に解消できるようにして、結果的に
リード信号の再生処理でのエラーの発生を減少させるこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク上に
記録されたデータをMRヘッドにより読出して、例えば
PRML方式のデータ再生装置によりデータを再生する
ディスク記録再生システムを想定している。本システム
は、MRヘッドのバイアス磁界に関係したリード信号の
DCオフセット量を測定するオフセット量測定手段を有
する。このオフセット量測定手段は、ディスク上の所定
エリアに予め設定されたDCオフセット調整用データを
記録し、この後にMRヘッドにより読出したDCオフセ
ット調整用データを使用してDCオフセット量を算出す
る。さらに、測定したDCオフセット量に基づいて、通
常のデータ再生時にMRヘッドからのリード信号のDC
オフセットを解消するように調整する調整手段を有す
る。
【0019】このような構成により、MRヘッドにより
読出したDCオフセット調整用データを使用してDCオ
フセット量を測定するため、MRヘッドのバイアス磁界
の調整値に関係したDCオフセット量を正確に求めるこ
とができる。したがって、正確に測定したDCオフセッ
ト量に基づいて、MRヘッドから出力されたリード信号
から含まれるDCオフセットを確実に解消することが可
能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するディス
ク記録再生システムの要部を示すブロック図であり、図
2はPRML回路の要部を示すブロック図であり、図3
は本実施形態に関係するDCオフセット測定処理を説明
するためのフローチャートである。(システム構成)本
実施形態は、PRML方式のリードチャネルを使用した
データ再生装置とMRヘッドとを使用したHDDを想定
したディスク記録再生システムである。
【0021】本システムは、図1に示すように、ディス
ク1、ヘッド2、データ再生装置、CPU9、HDC1
1、サーボ処理回路12、およびセクタパルス生成回路
13を有する。
【0022】ディスク(便宜的に1枚)1は、図示しな
いスピンドルモータにより高速回転しており、同心円状
の多数のトラックを有し、各トラックが数十程度のセク
タに分割されたフォーマット構成がなされている。
【0023】ヘッド2は、リード専用ヘッドのMRヘッ
ド2aとライト(書込み動作)用ヘッドとして薄膜ヘッ
ド2bとを組合わせた複合ヘッド構造である。ヘッド2
は、図示しないヘッドアクチュエータにより、ディスク
1の半径方向に移動するように構成されている。ヘッド
アクチュエータはボイスコイルモータにより駆動し、C
PU9とサーボ処理回路12とにより駆動制御される。
【0024】CPU9は、本実施形態に関係するDCオ
フセット測定・解消処理の制御を実行し、かつデータ再
生装置を含むHDDの制御を実行する制御装置である。
メモリ10はCPU9によりアクセス制御されて、各種
データやプログラムを格納するRAMやROMからな
る。
【0025】HDC11は、ディスクコントローラとホ
ストインターフェースからなり、データ再生動作を制御
するためのリードゲートRG、データ記録動作を制御す
るライトゲートWG、本実施形態に関係するDCオフセ
ット調整用データを含むライトデータを出力する。HD
C11は、ホストインターフェースによりHDDと図示
しないホストコンピュータとを接続する。
【0026】サーボ処理回路12は、ディスク1上のサ
ーボエリアに記録されたサーボデータに基づいて、セク
タパルスの生成処理やヘッド2の位置決め制御に必要な
各種サーボ信号SVを出力する。
【0027】セクタパルス生成回路13は、サーボ信号
SVによりセクタの先頭部を検出するためのセクタパル
スSPを生成する。セクタパルスSPは、セクタの先頭
がトラックの先頭に相当する場合にはインデックスパル
スと称する。HDC11は、セクタパルスSPの入力に
同期してリードゲートRGまたはライトゲートWGをO
Nする。
【0028】データ再生装置は、大別してヘッドアンプ
3とリードチャネルからなる。ヘッドアンプ3は、MR
ヘッド2aからのリード信号を増幅し、また薄膜ヘッド
2bに供給するライト信号(書込み電流)を出力する。
さらに、ヘッドアンプ3は、CPU9から出力されるM
Rヘッド2aのバイアス磁界を調整するためのバイアス
制御信号BCに応じて、MRヘッド2aにバイアス電流
を供給する。
【0029】リードチャネルは、AGCアンプ4、ロー
パスフィルタ(LPF)5、A/D変換回路6、PRM
L回路7、及びシンク(SYNC)検出回路8を有す
る。AGCアンプ4は、自動利得制御機能を有するアン
プであり、ヘッドアンプ3から出力されたリード信号R
Sの振幅を増幅し、レベルを一定に保持する。LPF5
は、AGCアンプ4から出力されたリード信号RSから
高域ノイズを除去して、サーボ処理回路12または後述
する加算回路14に出力する。
【0030】A/D変換回路6は例えばフラッシュ型の
アナログ/ディジタル変換回路であり、加算回路14か
ら出力されたアナログのリード信号RSをディジタルデ
ータ(リードデータRD)に変換する。
【0031】SYNC検出回路8は、図4に示すよう
に、PRML回路7から出力されたリードデータRDか
らセクタフォーマットを構成する各データセクタのSY
NCバイトエリアSBをサーチし、その検出信号SYN
Cを後述するオフセット計算回路15に出力する。
【0032】PRML回路7は、図2に示すように、P
RML方式の信号再生処理に必要な回路要素であるPR
イコライザ7aとビタビデコーダ7bを有し、さらにA
/D変換回路6のサンプリングクロックADCを生成す
るクロック生成回路7cを有する。
【0033】PRイコライザ7aは、A/D変換回路6
により変換されたディジタルデータのリードデータRD
に対して、PR(Partial Response)
特性の等化処理を行なうディジタルフィルタ(FIRフ
ィルタ)からなる。
【0034】ビタビデコーダ7bはビタビ・アルゴリズ
ムに基づいて、PR等化されたリードデータRD(コー
ドデータ列)から最尤のデータ系列(最も確からしい系
列)を検出する最尤(ML)推定復号化回路であり、記
録デコーダ20に出力する。
【0035】記録デコーダ20は、ビタビデコーダ7b
から出力されたデータ系列を記録データのコード(通常
ではNRZコード)に復号化し、その復号化した再生デ
ータ(NRZデータ)をHDC11に出力する。
【0036】本実施形態では、DCオフセット測定処理
及びDCオフセット解消処理に必要な回路要素として、
加算回路14、オフセット計算回路15、DCオフセッ
ト調整用データ生成回路(DCG)16、オフセットレ
ジスタ17、およびD/A変換回路18が設けられてい
る。
【0037】オフセット計算回路15は、SYNC検出
回路8からの検出信号SYNCに同期して、A/D変換
回路6から出力されたDCオフセット調整用データを入
力して、所定のアルゴリズムに従ってMRヘッド2aの
バイアス磁界に関係するリード信号RSに発生したDC
オフセット量(オフセット値)を算出する。DCオフセ
ット調整用データは、後述するようにディスク1上に記
録されたデータであり、MRヘッド2aにより読出され
たリード信号RSからディジタルデータに変換されたも
のである。
【0038】DCG16は予めHDC11からセットさ
れたデータを記憶し、HDC11からのライトゲートW
Gに同期してDCオフセット調整用データADに対応す
るライト信号をヘッドアンプ3に出力する。
【0039】オフセットレジスタ17は、後述するよう
にCPU9により算出されたオフセットデータ(DCオ
フセットを解消するためのデータ)を保持する。D/A
変換回路18は、オフセットレジスタ17に保持された
オフセットデータをアナログ信号に変換して加算回路1
4に出力する。
【0040】加算回路14は、D/A変換回路18から
のオフセットデータに対応するアナログ信号により、L
PF5から出力されるリード信号RSに発生したDCオ
フセットを解消するためのアンプである。 (本実施形態のDCオフセット測定処理)本実施形態
は、例えばHDDの製造工程において、搭載したMRヘ
ッド2aのバイアス磁界に関係するリード信号RSのD
Cオフセット量を測定する。
【0041】即ち、図3のフローチャートに示すよう
に、DCオフセット測定処理の前処理として、CPU9
はDCオフセット調整用データADを、図4に示すよう
に、ディスク1上の所定のセクタのデータエリアに記録
するためのライト動作を実行させる(ステップS1のY
ES)。
【0042】HDC11は、CPU9からの指示に応じ
て、セクタパルスSPに同期してライトゲートWGをヘ
ッドアンプ3とDCオフセット調整用データ生成回路
(DCG)16に出力する(ステップS2)。
【0043】DCG16は、予めHDC11から所定の
DCオフセット調整用データADがセットされており、
ライトゲートWGに同期してDCオフセット調整用デー
タADに対応するデータパターン(ライト信号)をヘッ
ドアンプ3に出力する(ステップS3)。
【0044】ライト用の薄膜ヘッド2bは、ヘッドアン
プ3から供給されるライト信号に応じたDCオフセット
調整用データADをディスク1上の所定エリアに記録す
る(ステップS4)。所定エリアとは、ディスク1上の
指定トラックの全セクタまたは指定セクタである。
【0045】次に、CPU9は、DCオフセット調整用
データADをディスク1から読出すための命令をHDC
11に出力する(ステップS1のNO)。HDC11
は、図4に示すように、セクタパルス生成回路13から
のセクタパルスSPに同期してリードゲートRGを出力
する(ステップS6)。セクタパルスSPは、前述した
ように、MRヘッド2aにより各セクタのサーボエリア
から読出されたサーボ信号に基づいて生成される。サー
ボ信号はサーボ処理回路12により、リードチャネルか
らのリード信号から抽出される。
【0046】HDC11からのリードゲートRGに同期
して、PRML回路7とSYNC検出回路8はそれぞれ
データ再生処理に関係する動作を実行する。SYNC検
出回路8は、PRML回路7のPRイコライザ7aから
出力されるリードデータRDからSYNCバイトSBを
検出すると、SYNC信号を出力する(ステップS
7)。
【0047】SYNCバイトSBは、各セクタのデータ
エリアの直前に配置されているエリアであり、リードチ
ャネルから出力されるリードデータRDからバイト単位
のデータを再生するための同期信号である。本実施形態
では、SYNC信号はデータエリアに記録されたDCオ
フセット調整用データADの入力タイミングに利用され
る。
【0048】即ち、オフセット計算回路(DCC)15
は、図4に示すように、SYNC検出回路8からのSY
NC信号に同期して、A/D変換回路6から出力される
リードデータRDからDCオフセット調整用データAD
を入力する(ステップS8)。
【0049】DCC15は、予め設定されたアルゴリズ
ムに従って、入力したDCオフセット調整用データAD
からMRヘッド2aから読出されるリード信号RSに発
生するDCオフセット値を計算し、その計算結果である
オフセット値をCPU9に出力する(ステップS9)。
【0050】ここで、DCオフセット調整用データAD
は、例えば図5に示すようなデータパターンである。図
5において、縦軸をA/D変換回路6のサンプル値(4
〜−4)とした場合に、DCC15は正パルス側と負パ
ルス側の平均値及び例えばほぼ同一サンプル値で連続す
るデータ列の平均値を計算する。
【0051】具体例として、図5に示すように、例えば
負パルス側のデータS1,S2,S5,S6のサンプル
値の平均値は「−3」である。また、正パルス側のデー
タS3,S4,S7,S8のサンプル値の平均値は「+
3」である。さらに、連続するデータS9〜S12のサ
ンプル値の平均値は「−1」である。本来、連続するデ
ータS9〜S12のサンプル値は「0」である。したが
って、DCC15は、この例ではオフセット値「−1」
を算出してCPU9に出力する。
【0052】CPU9は、DCC15から出力されたオ
フセット値を入力し、このオフセット値に基づいてMR
ヘッド2aのバイアス磁界に関係してリード信号に発生
するDCオフセットを解消するためのオフセットデータ
を算出する(ステップS10)。CPU9は、算出した
オフセットデータをオフセットレジスタ17にセットす
る(ステップS11)。
【0053】以上のようにして、例えばHDDの製造工
程時に、予め設定されたDCオフセット値を測定するた
めのDCオフセット調整用データADをディスク1上に
記録し、このDCオフセット調整用データADをMRヘ
ッド2aにより読出して、DCオフセット値を測定す
る。このDCオフセット値は、MRヘッド2aのバイア
ス磁界に関係してリード信号に発生する正負非対象を起
こすDCオフセットの値である。
【0054】CPU9は、測定したオフセット値に基づ
いて、DCオフセットを解消するためのオフセットデー
タをレジスタ17にセットする。したがって、MRヘッ
ド2aにより、ディスク1から通常のデータを読出して
再生処理を行なうときに、リードチャネルではLPF5
から出力されるリード信号RSに対してDCオフセット
解消処理が実行される。
【0055】即ち、加算回路14は、D/A変換回路1
8からレジスタ17にセットされたオフセットデータに
対応するアナログ信号を入力されて、このアナログ信号
とリード信号RSとを加算することにより、リード信号
RSからDCオフセットを解消する。これにより、A/
D変換回路6は、MRヘッド2aのバイアス磁界に関係
したDCオフセットを含まないリード信号RSから、正
確なリードデータRDを出力する。PRML回路7は、
DCオフセットを含まない正確なリードデータRDか
ら、ビタビデコーダ7bにより誤データを含まないデー
タ系列を復号化する。 (サーボパルス検出処理に関するDCオフセット解消効
果)前述したように、測定したオフセット値に基づいて
算出したオフセットデータをレジスタ17によりセット
することにより、MRヘッド2aにより読出されたリー
ド信号RSからDCオフセットを解消することができ
る。
【0056】このDCオフセット解消処理により、サー
ボ処理回路12のサーボパルス検出処理において誤パル
スの発生を防止することができる。ここでは、図6に示
すように、サーボ処理回路12がリード信号RSに含ま
れるサーボ信号120からサーボパルスを、スレッシュ
ホールドレベルTH1,TH2を越えたエリアに存在す
るピーク位置で検出する方式を想定する。
【0057】まず、図6(A)に示すように、リード信
号RSにDCオフセットが発生している場合には、スレ
ッシュホールドレベルTH2におけるマージンM1がマ
ージンM2に対して、極端に小さくなる。したがって、
例えば本来はDC0レベルのデータ列120aで誤パル
スが発生する可能性が高くなる。
【0058】一方、同図(B)に示すように、リード信
号RSのDCオフセットを解消した場合には、前記のマ
ージンM1,M2をほぼ同一にすることができる。した
がって、スレッシュホールドレベルTH1,TH2の範
囲内では誤パルスが発生する確率を低下させることがで
きる。 (ビタビデコーダ7bに関するDCオフセット解消効
果)ビタビデコーダ7bは、いわゆる距離(D−fre
e)が近い類似したリードデータRDの2パターンがあ
る場合に、最も確からしい方を判断する。この場合、2
パターンの距離が小さい程、判断が困難となり、リード
エラーを起こす可能性が高くなる。
【0059】まず、図7(B)に示すように、リード信
号RSにDCオフセットが存在して、ビタビデコーダ7
bの基準点が「3」の場合に、そのサンプル値が(2,
2,2,5,3,1,2,2,2)であると想定する。
このとき、図7(A)に示すように、類似した2パター
ンP1,P2がある場合に、パターンP1,P2の距離
は「4」となる。即ち、パターンP1のサンプル値
(3,3,3,5,3,1,3,3,3)とサンプル値
(2,2,2,5,3,1,2,2,2)との誤差は
「6」であり、パターンP2のサンプル値(3,3,
3,3,1,1,3,3,3)とサンプル値(2,2,
2,5,3,1,2,2,2)との誤差は「10」であ
る。
【0060】一方、オフセット値「−1」に基づいて、
ビタビデコーダ7bに対してDCオフセット解消処理を
行なった場合には、図7(D)に示すように、ビタビデ
コーダ7bの基準点が「3」から「2」に変化する。こ
こで、図7(C)に示すように、類似した2パターンP
1,P2がある場合に、パターンP1,P2の距離は
「5」となる。
【0061】即ち、パターンP1のサンプル値(2,
2,2,5,3,1,2,2,2)とサンプル値(2,
2,2,5,3,1,2,2,2)との誤差は「0」で
あり、パターンP2のサンプル値(2,2,2,2,
1,1,2,2,2)とサンプル値(2,2,2,5,
3,1,2,2,2)との誤差は「5」である。
【0062】したがって、DCオフセット解消を行なう
ことにより、類似した2パターン間の距離を大きくし
て、誤ったデータ検出を防止してリードエラーの発生確
率を低下させるとができる。 (MRヘッド2aのバイアス磁界の調整)本実施形態に
おいて、CPU9は、DCC15により算出されたオフ
セット値に基づいて、MRヘッド2aのバイアス磁界を
最適値にするように、バイアス制御信号BCをヘッドア
ンプ3に出力する方式でもよい。
【0063】この方式であれば、ヘッドアンプ3は、C
PU9からのバイアス制御信号BCに従ったバイアス電
流をMRヘッド2aに供給する。これにより、MRヘッ
ド2aからのリード信号RSに発生したDCオフセット
を解消するように、MRヘッド2aのバイアス磁界を最
適値に調整することが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、M
Rヘッドのバイアス磁界の調整に関係したリード信号の
DCオフセット量を測定し、この測定結果を利用してD
Cオフセット解消処理を実行することにより、MRヘッ
ドのバイアス磁界の調整値に適応した確実なDCオフセ
ットの解消効果を得ることができる。したがって、本発
明をMRヘッドを使用したHDD等に適用した場合に、
MRヘッドからのリード信号の再生処理でのエラー発生
を大幅に減少することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施形態に関係するディスク記録再
生システムの要部を示すブロック図。
【図2】本実施形態に関係するPRML回路の要部を示
すブロック図。
【図3】本実施形態に関係するDCオフセット測定処理
を説明するためのフローチャート。
【図4】本実施形態に関係するDCオフセット測定処理
を説明するためのタイミングチャート。
【図5】本実施形態に関係するDCオフセット調整用デ
ータを説明するための概念図。
【図6】本実施形態に関係するDCオフセット解消効果
を説明するための概念図。
【図7】本実施形態に関係するDCオフセット解消効果
を説明するための概念図。
【図8】従来のMRヘッドにおけるバイアス磁界と抵抗
変化率との関係を示す特性図。
【図9】従来のDCオフセットに関する課題を説明する
ための概念図。
【図10】従来のDCオフセットに関する課題を説明す
るための概念図。
【図11】従来のDCオフセットに関する課題を説明す
るための概念図。
【図12】従来のDCオフセットに関する課題を説明す
るための概念図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…ヘッド(2a…MRヘッド、2b…薄膜ヘッド) 3…ヘッドアンプ 4…AGCアンプ 5…ローパスフィルタ(LPF) 6…A/D変換回路 7…PRML回路(7a…PRイコライザ、7b…ビタ
ビデコーダ) 8…SYNC検出回路 9…CPU(DCオフセット解消の調整手段) 10…メモリ 11…ディスクコントローラ(HDC) 12…サーボ処理回路 13…セクタパルス生成回路 14…加算回路(DCオフセット解消用のアンプ) 15…オフセット計算回路(オフセット量測定手段) 16…DCオフセット調整用データ生成回路(DCG) 17…オフセットレジスタ(オフセットデータの記憶手
段) 18…D/A変換回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムであって、 前記MRヘッドから出力されたリード信号を入力し、前
    記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信号
    のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいて、前記
    リード信号のDCオフセットを解消するように所定の調
    整処理を実行する調整手段とを具備したことを特徴とす
    るディスク記録再生システム。
  2. 【請求項2】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムであって、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録し、前記MRヘッドにより読
    出した前記DCオフセット調整用データを使用して、前
    記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信号
    のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいて、前記
    リード信号のDCオフセットを解消するように前記MR
    ヘッドから出力された前記リード信号を調整する調整手
    段とを具備したことを特徴とするディスク記録再生シス
    テム。
  3. 【請求項3】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムであって、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録し、前記MRヘッドにより読
    出した前記DCオフセット調整用データを使用して、前
    記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信号
    のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいてDCオ
    フセットを解消するためのオフセットデータを求めて記
    憶手段に記憶する記憶手段と、 前記ディスクから通常のデータを再生するデータ再生時
    に、前記オフセットデータを使用して前記MRヘッドか
    ら出力された前記リード信号のDCオフセットを解消す
    るリード信号調整手段とを具備したことを特徴とするデ
    ィスク記録再生システム。
  4. 【請求項4】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムであって、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録し、前記MRヘッドにより読
    出した前記DCオフセット調整用データを使用して、前
    記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信号
    のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいてDCオ
    フセットを解消するためのオフセットデータを求めて記
    憶手段に記憶する記憶手段と、 前記ディスクから通常のデータを再生するデータ再生時
    に、前記オフセットデータを使用して前記MRヘッドか
    ら出力された前記リード信号のDCオフセットを解消す
    るリード信号調整手段と、 前記オフセットデータを使用して前記リード信号のDC
    オフセットを解消するように前記MRヘッドのバイアス
    磁界を調整するバイアス調整手段とを具備したことを特
    徴とするディスク記録再生システム。
  5. 【請求項5】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムに適用するデータ再生装置であって、 前記MRヘッドから出力されたリード信号をディジタル
    データに変換するA/D変換手段と、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録し、前記MRヘッドにより読
    出して前記A/D変換手段によりディジタルデータに変
    換された前記DCオフセット調整用データを使用して、
    前記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信
    号のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいてDCオ
    フセットを解消するためのオフセットデータを求めてレ
    ジスタ手段に記憶する記憶手段と、 前記ディスクから通常のデータを再生するデータ再生時
    に、前記MRヘッドから出力された前記リード信号と前
    記レジスタ手段に保持された前記オフセットデータに対
    応するアナログ信号とを加算して、DCオフセットを解
    消した前記リード信号を前記A/D変換手段に出力する
    オフセット調整手段とを具備したことを特徴とするデー
    タ再生装置。
  6. 【請求項6】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムに適用するデータ再生装置であって、 前記MRヘッドから出力されたリード信号をディジタル
    データに変換するA/D変換手段と、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録し、前記MRヘッドにより読
    出して前記A/D変換手段によりディジタルデータに変
    換された前記DCオフセット調整用データを使用して、
    前記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リード信
    号のDCオフセット量を測定するオフセット量測定手段
    と、 前記オフセット量測定手段の測定結果に基づいてDCオ
    フセットを解消するためのオフセットデータを求めてレ
    ジスタ手段に記憶する記憶手段と、 前記ディスクから通常のデータを再生するデータ再生時
    に、前記MRヘッドから出力された前記リード信号と前
    記レジスタ手段に保持された前記オフセットデータに対
    応するアナログ信号とを加算して、DCオフセットを解
    消した前記リード信号を前記A/D変換手段に出力する
    オフセット調整手段と、 前記オフセットデータを使用して前記リード信号のDC
    オフセットを解消するように前記MRヘッドのバイアス
    磁界を調整するバイアス調整手段とを具備したことを特
    徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 ディスク上に記録されたデータを、MR
    ヘッドにより読出して再生するディスク記録再生システ
    ムに適用する再生信号のオフセット調整方法であって、 前記ディスク上の所定エリアに予め設定されたDCオフ
    セット調整用データを記録するステップと、 前記ディスク上の所定エリアから前記MRヘッドにより
    前記DCオフセット調整用データを読出すステップと、 読出された前記DCオフセット調整用データを使用し
    て、前記MRヘッドのバイアス磁界に関係した前記リー
    ド信号のDCオフセット量を測定するステップと、 前記DCオフセット量の測定結果に基づいてDCオフセ
    ットを解消するためのオフセットデータを求めてレジス
    タにセットするステップと、 前記ディスクから通常のデータを再生するデータ再生時
    に、前記レジスタにセットされた前記オフセットデータ
    を使用して前記MRヘッドから出力された前記リード信
    号のDCオフセットを解消するステップとからなること
    を特徴とする再生信号のオフセット調整方法。
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