JPH0962954A - 移動体検出装置 - Google Patents

移動体検出装置

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JPH0962954A
JPH0962954A JP23327895A JP23327895A JPH0962954A JP H0962954 A JPH0962954 A JP H0962954A JP 23327895 A JP23327895 A JP 23327895A JP 23327895 A JP23327895 A JP 23327895A JP H0962954 A JPH0962954 A JP H0962954A
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又雄 岡田
Tomokazu Kizawa
朋和 木沢
Shinji Ikezawa
伸二 池澤
Toshihisa Ishii
利久 石井
Hitoshi Tsuge
仁 柘植
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体の対象認識とその移動方向とを監視エリ
アに設けられる監視装置側で認識することができる移動
体検出装置を提供することにある。 【解決手段】ゲートを通過する移動個体(人、物)の移
動方向を認識するため、2個のセンサの検出を、センサ
間を通過する個体の移動速度を示す標準的な通過所要時
間で監視し、検出したセンサ番号をフラグとして記録
し、個体の移動方向を判定する。移動方向判定データ
と、通過した個体の識別情報と検出日時を1個のデータ
にまとめ、ホストコンピュータ等の上位のデータ収集装
置に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体検出装置
に関し、詳しくは、セキュリティルームなどの出入口に
おける入退室管理、あるいは物品の持込みや、持出し等
の管理において、人が出入口に設置したゲートを通過す
るとき、入室や退室、入場や退場などの状態を含めて、
人や物品の出入りを検出することができるような移動体
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体検出装置としては、例え
ば、人や物品にトランスポンダを取付け、トランスポン
ダの通過をアンテナを有するリーダ(識別装置)で読み
取ることで人の入退室、物品の入庫、出庫などを管理し
あるいは監視している。なお、人や物品にトランスポン
ダを取付け、入退室の管理を行うものとしては、例え
ば、特開昭62−26573号あるいは本願出願人によ
る特願平6−261500号などを挙げることができ
る。
【0003】図11は、この種の監視システムの基本構
成を示している。監視システム1は、リーダ2とホスト
コンピュータ(以下ホスト)3とを備えていて、これら
は、通常、専用回線あるいは公衆回線でモデムを介して
接続される。この接続は、一般に、RS−232Cイン
タフェースの回線6あるいはLAN接続などによる。リ
ーダ2は、いわゆるトランスポンダとの間で電波を利用
して送受信してトランスポンダを検出する監視センサで
あって、ラジオ周波数の電波をアンテナ21からロッド
型のトランスポンダ4あるいはカード,タグ型のトラン
スポンダ5に対して発信し、トランスポンダ側から送り
返される電波をアンテナで受信してその識別コードを検
出して内部でパラレル・シリアル変換してRS−232
C等の回線に送出する。このリーダ2は、例えば、受信
回路22、復調回路23、コントローラ24、通信回路
25等から構成されていて送受信アンテナ21を介して
トランスポンダ4,5に対して、例えば、最初の50m
sec を送信期間とし、次の50msec を受信期間とし
て、100msec の周期で送受信を行う。
【0004】送受信アンテナ21は、ロッド状のトラン
スポンダ4あるいはカード型あるいはタグ型のトランス
ポンダ5などに所定の周期で、例えば、FM波を送信
し、これを受けたトランスポンダ側から送出される識別
コードで変調されたFM信号を受信する。受信信号は、
受信回路22で増幅されて復調回路23により識別コー
ド部分がシリアルなデジタル値にされて抽出される。コ
ントローラ24は、識別コードが検出されると、これを
受けて内部レジスタにセットしてこの識別コードをシリ
アルに通信回路25に送出して回線6へ送出し、ホスト
3側に送信する。
【0005】ホスト3は、受けた識別コードに対してま
ず日付時刻管理を行う。そして、通常は、前記のレジス
タをリセットする信号を送出して再検出をリーダに実行
させる。これにより何度も同じ識別コードがリーダ2か
ら送出されることになる。ホスト3は、別の箇所に配置
した同様なリーダからも識別コードを受けていて、いく
つかのリーダからの識別コードとその配置場所、日付時
刻などの情報から入退室管理や入出庫管理を行う。
【0006】この種のトランスポンダは、電池で駆動す
る場合にはその消耗が問題となる関係で、リーダ2側か
らトランスポンダ4,5に、送受信アンテナ21あるい
は、他の送信アンテナを介して送られる電波(バースト
信号)をトランスポンダが受けて、この電波のエネルギ
ーを利用してコンデンサが充電される。そして、このコ
ンデンサを電池として、トランスポンダは、保持してい
る個体固有の識別コードを電波で送り返す。なお、図で
は、送信回路は図示されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、通過する人や物
品にトランスポンダを取付け、アンテナを持つリーダ
(識別装置)を出入口に設置し読み取る場合、リーダ側
あるいはリーダを有する端末装置(以下端末)側では、
特定の人や物品の個体が監視領域を通過したことを認識
することはできるが、その入退室、入出庫等の出入り方
向の確認はできない。単に、ホストコンピュータ側に識
別情報や検出時刻等を送るだけである。その結果、ホス
トコンピュータ側での入退管理や入出庫管理の処理ロー
ドが大きくなる。ホストコンピュータ側での入退管理や
入出庫管理の処理を低減するためには監視対象の入出の
情報をリーダ側あるいは端末側で得てホストコンピュー
タ側に送出することが考えられる、入出状態が複雑で、
入退室、入出庫等の正確な管理ができない問題がある。
【0008】例えば、所定距離隔てて2カ所に監視用の
アンテナを設けて移動方向を監視した場合、連続して多
数の監視対象が入室あるいは退室した場合には2つのア
ンテナ間で相互に同じ対象からの信号が受信され、個々
の対象について入室か、退出かの判定が難しくなる。ま
た、入室しかけて引き返す場合や退室しかけて引き返す
場合があるのでこれらを入場や退場から除外しなければ
ならない。このようなことを回避するために、2カ所の
アンテナ間の距離を大きく採ると、アンテナ間での移動
についての監視時間が長くなり、監視領域が拡大し、通
過経路が複雑になる。しかも、アンテナ数が増加し、さ
らには監視できない領域ができかつ2カ所のアンテナ間
での監視対象の停滞が問題となる。この発明の目的は、
このような従来技術の問題点を解決するものであって、
移動体の対象認識とその移動方向とを監視エリアに設け
られる監視装置側で認識することができる移動体検出装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の移動体検出装置の特徴は、所定の領
域の出入り方向に所定距離離れて配置され移動体を検出
する第1および第2のセンサと、識別情報を受信するこ
とにより検出された移動体のそれぞれに応じてその識別
情報をそれぞれ記憶しかつ第1の情報および第2の情報
のいずれかを受けて受けた順に少なくとも3個以上記憶
するメモリと、第1のセンサから第1の検出信号を受け
たときに移動体が第2のセンサを通過後までの第1の時
間を設定し、第1の情報を生成してメモリに記憶する第
1の情報記憶手段と、第2のセンサから第2の検出信号
を受けたときに移動体が第1のセンサを通過後までの第
2の時間を設定し、第2の情報を生成してメモリに記憶
する第2の情報記憶手段と、第1の時間および第2の時
間のいずれもが経過した後あるいは前記第1の時間およ
び第2の時間のいずれか一方が設定されていないときに
は設定されたいずれか他方の時間が経過した後にメモリ
に記憶された第1の情報および第2の情報を読出してそ
の配列状態により移動体の入退を判定する判定手段とを
備えていて、メモリに記憶された移動体の識別情報と判
定手段による判定結果とをデータ処理装置に送出するも
のである。
【0010】また、第2の発明としては、第1および第
2のセンサを出入り方向の入る方向に第1,第2の順に
人一人分の間隔で配置する。そして、連続する次の検出
対象と引き返す場合の戻りの検出対象とを区別するため
に、前記のメモリを第1の記憶エリアと第2の記憶エリ
アとに分けて、第1の記憶エリアには第1の情報および
第2の情報をセンサが検出した順にこれらを3個記憶
し、第2の記憶エリアに第1の記憶エリアの第3番目に
受けた(3回目の検出で受けた)同じ情報を記憶し、第
4番目に(4回目の検出で)受けた情報をその次に記憶
するものである。これにより次の検出対象か、戻りの検
出対象かを情報の配列により区別することができる。し
かも、前記の判定手段は、前記の時間経過後の判定に加
えて、さらに第4番目に受けた(4回目の検出で受け
た)情報を第2の記憶エリアに記憶した後の時点で前記
のメモリに記憶された第1の情報および第2の情報の配
列状態により移動体の入退を判定するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明にあっては、識別装置
(リーダ等)を出入口に設置し、ゲ−トを構成し、2個
のセンサを識別装置に付加する。このゲートは、人が1
列で通過できる幅を持ち、2個のセンサは通過方向沿っ
て、ほぼ人の身体の幅の距離で配置する。この2個のセ
ンサ間の距離に対する人の移動速度から、センサ間を通
過する個体の移動速度を示す標準的な、あるいは平均的
な通過所要時間を所要時間としてあらかじめ求めてお
く。1個目のセンサが人の通過を検出したときのセンサ
番号(センサコード)を記録し、次に検出するまで人が
センサ間を実際に通過するのに要する所要時間幅で次の
センサを監視をする。当該時間以内に2個目のセンサが
人の通過を検出したとき、先と同様にそのセンサ番号
(センサコード)を記録する。さらに、人の入場あるい
は退場状態からそれをキャンセルして戻る状態を監視す
るために所要時間内においてさらに次のセンサの検出を
監視する。
【0012】この場合、所要時間経過後に最初の検出セ
ンサが未だ検出している状態にあるときは、人が立ち止
まった状態か、あるいは次の人の入場,退場という連続
的な入場,退場になる。そこで、再度所要時間で監視し
てそれの移動を待つ。そして、所要時間経過後にいずれ
のセンサも検出をしていない場合に、記録したセンサ番
号の順序により移動体(トランスポンダ)の移動方向を
判定する。この判定結果に日付時刻の情報を付加し、ア
ンテナを介して受信した1あるいは複数個の個体の識別
コードを1個分の情報にまとめ、ホスト(データ収集装
置)にデータを転送する。このようにすれば、移動体の
戻り状態を含めて出入口通過時の個体の移動方向の把握
ができる。
【0013】ここで、個体の移動方向の判定について
は、前記した構成のように、3個以上の第1の情報およ
び第2の情報の配列状態を記憶する。このようにしてお
けば、入り(入場)から出(退場)、そして入場キャン
セル,退場キャンセルまでの判定ができる。すなわち、
入りあるいは出の判定は、第1の情報および第2の情報
の2個の配列となり、入室しかけて引き返す場合や退室
しかけて引き返す場合は、第1の情報あるいは第2の情
報のみが1個か、第1の情報および第2の情報の3個の
配列となるので、先の2個の情報の配列とは区別でき
る。そこで、3個の第1の情報および第2の情報を順次
記憶し、その配列状態で判定を行う。しかし、連続入場
あるいは連続退場があるの場合には、第1の情報および
第2の情報の3個の配列では連続入場,連続退場と先の
戻り状態との区分けはできない。すなわち、第3回目の
検出は、引き返す場合の戻りの検出と次の対象の検出と
の2つの場合がある。しかし、出入りが少ない場合に
は、戻りも少ないので、3個の検出の場合を判別不能と
して処理すれば実際上問題が生じない場合も多い。
【0014】移動体の連続的な状態も検出する必要があ
る場合には、連続入場,連続退場の次の検出対象と引き
返す場合の戻りの検出対象とを区別することが必要にな
る。そのために、第2の発明の構成のように、第2の記
憶エリアに第3番目の検出対象を記憶し、これを次の最
初の検出対象としておき、これが入場あるいは退場のと
きには、第3番目の検出対象とその次に検出されて記憶
される第4番目の情報との関係により判別できるように
する。これにより引き返す戻りと次の入場(退場)とを
区別する。このような条件においては、引き返す(キャ
ンセルする)ことになる、戻りの場合は第4回目の検出
はない。第4番目の情報の記憶がないからである。以上
は、人の入場や退場で説明しているが、物品の入庫や出
庫の場合も同様である。
【0015】ところで、次に挙げる実施例では、第1の
情報記憶手段は、MPUが実行する第1センサ割込プロ
グラムで実現され、第2の情報記憶手段は、MPUが実
行する第2センサ割込プログラムで実現される。また、
判定手段は、MPUが実行する判定処理プログラムで実
現され、この判定手段が動作する条件を決める、第1の
時間および第2の時間のいずれもが経過した後あるいは
第1の時間および第2の時間のいずれか一方が設定され
ていないときには設定されたいずれか他方の時間が経過
した後にという条件は、時間監視プログラムと間欠タイ
マとで実現される。第1および第2のセンサは、実施例
では、赤外線発光素子とこの光を受ける受光素子とでそ
れぞれ構成され、識別情報は、アンテナから得られる電
波信号でトランスポンダから識別コードとして受ける。
また、第1の情報と第2の情報は、実施例ではフラグコ
ードであって、前者が“01”、後者が“10”であ
る。これら情報を記憶するメモリとして実施例では、識
別情報を記憶するメモリとは別に、特別に検出状態レジ
スタが用意されている。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の実施例を示す移動体監視
システムのブロック図である。図1では、図11のリー
ダ2に換えて、2系統のリーダ2a,2bを設けてい
る。それぞれのリーダ2a,2bの構成は、リーダ2と
同じものである。10は、これらリーダ2a,2bから
送出された識別コードを受ける監視端末である。リーダ
2a,2bは、それぞれ送受信アンテナ21a,21b
を介して送信波をトランスポンダ4,5が付加された移
動体40,50に送信する。その送信周波数は、130
kHz前後のFM波であり、出力は、数十mW程度のも
のである。これにより移動体40,50(そのトランス
ポンダ4,5)が受信して送信できる範囲は、半径1m
から数メートル程度の領域になる。ここでは、確実に対
象を監視するために、送受信アンテナ21a,21bの
2つで同一対象について受信する。しかも、後述するよ
うにいずれかのアンテナで1回でも受信されれば、対象
(移動体)を検出したことになる。すなわち、ここでの
監視領域は、送受信アンテナ21a,21bが両者いず
れかにより受信される範囲になっている。
【0017】移動体40,50(トランスポンダ4,
5)には、前記のFM波を受信したときに、これをRO
M等に記憶されたその識別コードに対応して変調するミ
キサ等からなる変調回路40a,50aと識別コード記
憶ROM40b,50b、そして電源回路40c,50
cとを有している。電源回路40c,50cは、監視端
末10から送信されるバースト信号を整流してコンデン
サに充電して前記の各回路にこのコンデンサからの電力
を供給する回路である。リーダ2a,2bが2系統にな
っているので、監視端末10は、バス16に接続された
RS232Cの受信インタフェース(受信IF)11
a,11bを有している。さらに、監視端末10は、M
PU(マイクロプロセッサ)12と、メモリ13、タイ
マ14、第1間欠タイマ14a、第2間欠タイマ14
b、通信インタフェース15とがバス16を介して相互
に接続されている。
【0018】受信インタフェース11a,11bは、リ
ーダ2a,2bからRS−232C回線で送られる識別
コードを、シリアル・パラレル変換して受信して、割り
込み信号を発生してMPU12に着信を知らせる。MP
U12は、この受信割り込み処理等により受信インタフ
ェース11a,11bのデータを読込むとともに、その
時点の日時をタイマ14を参照して得て、受けた識別コ
ードに日時と後述する入場,退場等の移動方向について
の判定結果とを付加した電文情報を生成して、これを通
信インタフェース15を介して回線6を経てホスト3に
送出する。
【0019】26aは、赤外線発光素子であり、26b
はその受光素子である。これらは、ゲート28におい
て、出入り方向の入る方向において最初に設けられた第
1のセンサ26を構成する。27aも赤外線発光素子で
あり、27bはその受光素子である。これらは、ゲート
28の入る方向において、第1のセンサ26の次に設け
られた第2のセンサ27を構成している。なお、ゲート
28は、人が一列で通過できる幅のものであり、第1,
第2のセンサ26,27の間の間隔は、ほぼ人、一人分
とする。発光素子26a,27aは、それぞれ駆動回路
29aにより駆動され、受光素子26b,27bの検出
信号は、それぞれ検出回路29bを介して信号用のイン
タフェース(信号IF)11cに送出される。なお、駆
動回路29aは、この信号IFを介してMPU12によ
り制御される。MPU12は、インタフェース11cを
介して割り込み信号として第1のセンサ26、第2のセ
ンサ27からの検出信号を受け、受けた検出信号が第1
のセンサ26のときには第1センサ割込プログラム13
2を実行し、受けた検出信号が第2のセンサ27のとき
には第2センサ割込プログラム133を実行する。
【0020】137は、第1のセンサ26、第2のセン
サ27からの検出信号をフラグとして記憶する検出状態
レジスタであって、メモリ13の一部として設けられて
いる。検出状態レジスタ137は、図5(a)に示すよ
うに、第1の記憶欄137aと第2の記憶欄137bと
からなり、第1の記憶欄137aには、第1回目,第2
回目、第3回目の検出に応じて第1回目,第2回目、第
3回目の3つのフラグコードが順次記憶される記憶位置
F1,F2,F3が設けられ、第2の記憶欄137bに
は、第3回目,第4回目、第5回目の検出に応じて第3
回目,第4回目、第5回目の3つのフラグコードが順次
記憶される記憶位置F4,F5,F6が設けられてい
る。なお、後述する説明では、5回目の検出については
特別の処理を行うのでF6の位置は不用であるが、5回
目の検出であることの確認のためと、第1の記憶欄13
7aと第2の記憶欄137bとを交互に使用する場合の
ために両者を同じ構成にしている。一方、138は、受
信された識別コードとこのコードに対応して受信時刻を
順次記憶する送信管理テーブルである。
【0021】第1間欠タイマ14aは、第1のセンサ2
6から第2のセンサ27までの距離を移動体が移動する
ときの平均的な時間IT1に設定され、この時間を計測
した後にタイムアウトする。第2間欠タイマ14bは、
第2のセンサ27から第1のセンサ26のまでの距離を
移動体が移動するときの平均的な時間IT2に設定さ
れ、この時間を計測した後にタイムアウトする。これら
の時間は等しくてもよいが、一般的には入場のときの移
動体の移動状態と退場のときの移動体の移動状態とが相
違するのでそれぞれ設けてある。
【0022】識別コード受信プログラム130は、パラ
レル変換後の識別コードのデータをリーダ2aあるいは
リーダ2bから1バイトずつ受け取り、メモリ13の所
定のバッファ領域に順次一時的に記憶する。そして、識
別コードを受けたリーダ2aあるいはリーダ2bにリセ
ット信号を送出する。このプログラムの処理中および他
のプログラムの処理中に受信割り込みが発生したときに
は、このプログラムは、割り込み処理を受付て受信した
識別コードをバッファ領域に記憶してから割込処理に入
る。そして、割込処理が終了した時点で、検出時刻取得
プログラム131を起動する。これにより検出時刻を取
得し、送信管理テーブル138に受信した識別コードと
時刻とを登録する。なお、すでに送信管理テーブル13
8に同じ識別コードが記録されているときには送信管理
テーブル138には記録しない。
【0023】そこで、このバッファ領域を参照してリー
ダ2aあるいはリーダ2bのいずれかにより1回の識別
コード検出が行われたときには前記バッファ領域に移動
体の識別コードが記憶される。なお、前記の場合、リー
ダ2aとリーダ2bにおいて同じ移動体を検出したとき
に1回の検出が行われたとしてもよい。この場合には、
それぞれの受信バッファ領域を分けて、相互に参照して
同じ識別コードが両者バッファに記憶されているときに
それら検出の論理積により1個の移動体の検出が行われ
る。これは、確実に移動体が監視エリアに進入したこと
を検出するためであって、これによりノイズなどによる
誤検出を排除する。この場合の監視エリアは、送受信ア
ンテナ21a,21bが両者いずれかにより受信される
範囲ではなく、これらの重複受信する範囲になる。さら
に、一定の監視時間を設けて受信バッファ領域に順次識
別コードを記憶し、一定の監視時間内に同じ識別コード
が2回以上検出されたことをもって1回の識別コードの
処理としてもよい。これによりノイズ等による誤検出を
防止できる。
【0024】検出時刻取得プログラム131は、タイマ
14を参照してそのときの日時を得て、現在日時として
それをメモリ13の所定の領域(例えば、時間変数)に
一時的に記憶する。この後、MPU12が識別コード受
信プログラム130を実行してこの時刻データを読込
み、この時刻データが識別コード受信プログラム130
の実行により検出した識別コードとともに送信管理テー
ブル138に書込まれる。第1のセンサ26の検出信号
を受けたときに実行される第1センサ割込プログラム1
32は、第1間欠タイマ14aを起動して検出状態レジ
スタ137に第1のセンサ26の検出信号に対応するフ
ラグコードを記憶する。そのフラグコードをここでは
“01”とする。第2のセンサ26の検出信号を受けた
ときに実行される第2センサ割込プログラム133は、
第2間欠タイマ14bを起動して検出状態レジスタ13
7に第2のセンサ27の検出信号に対応するフラグコー
ドを記憶する。そのフラグコードをここでは“10”と
する。
【0025】第1,第2のセンサ割込プログラム13
2,133によるフラグコードの記憶は、検出状態レジ
スタ137のフラグ記憶位置F1〜F6を参照してそれ
ぞれ記憶される。すなわち、フラグコードがすでに記憶
されているときにはその次の位置に記憶し、最初の記憶
位置から順次記憶位置に記憶されたフラグがないときに
は記憶されていない位置にフラグコードを記憶する。ま
た、第3回目の検出により第1の記憶欄137aの第3
回目の位置F3にフラグを記憶したときには、第2の記
憶欄137bの第1回目の位置F4にも同じフラグを記
憶する。図2は、このような処理を行う第1のセンサ割
込プログラム132の一例である。これは、第1センサ
の検出信号割込でスタートし、第1間欠タイマ14aを
起動して(ステップ101)、第1の記憶欄137aの
欄を参照して第1回目の検出フラグF1が“0”か(検
出フラグがないか)、判定をする(ステップ102)。
YESならば、フラグコード“01”をその位置F1に
記憶して処理を終了する(ステップ102a)。NOな
らば、第2回目の検出フラグF2が“0”か、判定をす
る(ステップ103)。YESならば、フラグコード
“01”をその位置F2に記憶して処理を終了する(ス
テップ103a)。
【0026】前記の判定結果がNOであれば、第3回目
の検出フラグF3が“0”か、判定をする(ステップ1
04)。YESならば、フラグコード“01”をその位
置F3に記憶し(ステップ104a)、さらに第2の記
憶欄137bの欄の第1回目の検出フラグの記憶位置F
4にフラグコード“01”を記憶して処理を終了する
(ステップ104b)。以上が第1のセンサ割込プログ
ラム132の基本的な処理である。なお、ステップ10
1の第1間欠タイマ14aの起動は、第1間欠タイマ1
4aが起動中のときには再起動され、この再起動の時点
から改めて時間のカウントが開始される。このようにし
て記憶されたフラグコードは、第1間欠タイマ14aが
タイムアウトした後に時間監視プログラム134により
入場,退場についての判定処理プログラム135が起動
されることにより参照されることになる。
【0027】さて、ここでは、前記の基本的な処理に加
えて、さらに次のステップが加えてある。すなわち、ス
テップ104の判定においてNOになったときには、第
2の記憶欄137bの欄の第2回目の検出フラグが
“0”か、判定をする(ステップ105)。YESなら
ば、フラグコード“01”をその位置F5に記憶し(ス
テップ106)、判定処理プログラム135を実行する
判定処理に入る。そして、判定後に識別コード送信プロ
グラム136を起動して、判定結果を含めて識別コード
を送信する処理を行う(ステップ107)。なお、これ
は、図10の処理において、ステップ407からステッ
プ406に入る処理に対応している。これにより、間欠
タイマ14aのタイムアウトを待つことなくフラグコー
トの配列判定に入ることができる。これは、第2の記憶
欄137bの欄に2つのフラグコードが記憶されれば
“入場”,“退場”の判定が可能であるからである。な
お、ステップ105の判定でNOであるときには処理を
終了する。
【0028】図3に示す第2のセンサ割込プログラム1
33のフラグコードの記憶の仕方も図2の処理と同様で
あり、ステップ101の第1間欠タイマ14aの起動が
第2間欠タイマ14b(ステップ201)に換わり、記
憶するフラグコートが“01”から第2のセンサ27の
検出信号に応じた“10”に換わるだけである。図3に
おける各ステップは、ステップ2○○で示すが、下2桁
の数値で示す処理は、図2のステップ1○○の下2桁の
数値で示す処理に対応している。したがって、その説明
は割愛する。これら図2,図3の処理プログラムにより
検出状態レジスタ137には、第1,第2のセンサ2
6,27の検出信号が発生した順にそれらに対応するフ
ラグコードが順次記憶される。その配列により、後述す
る判定処理プログラム135により入場,退場の判定が
可能になる。
【0029】時間監視プログラム134は、第1間欠タ
イマ14a,第2間欠タイマ14bのタイムアウト割込
によりスタートし、入場,退場の判定処理プログラム1
35を起動する。第1間欠タイマ14aがカウントする
時間値IT1は、第1のセンサ26が移動体を検出して
から第2のセンサ27を通過する後までの時間であり、
これは、第2のセンサ27が移動体を検出した直後まで
の平均的な通過時間である。第2間欠タイマ14bがカ
ウントする時間値IT2は、第2のセンサ27が移動体
を検出してから第1のセンサ26を通過する後までの時
間であり、これは、第1のセンサ26が移動体を検出し
た直後までの平均的な通過時間である。
【0030】図4は、その一例であり、第1間欠タイマ
14aがタイムアウトしたときには、ステップ301で
インタフェース11cの割込信号を記憶するレジスタを
参照する。このレジスタは、例えば、第1のセンサ2
6,第2のセンサ27の検出信号の立上がりで“1”が
セットされ、立下がりで“0”にリセットされる。した
がって、検出信号が一旦終了していれば、リセットされ
ているはずである。なお、割込は、このレジスタに
“1”がセットされたタイミングで発生する。そこで、
このレジスタにセットされた第1のセンサ26の値を参
照することで、検出状態が維持されているか否かが分か
る。
【0031】なお、移動体の移動速度よりも第1,第2
のセンサ割込プログラム132,133の処理速度の方
がはるかに高速であるので、一旦検出信号が立下がれ
ば、リセットされ、それが再び立ち上がれば、それは別
の移動体の検出としてセンサ割込の処理が行われる。し
たがって、これがリセットされない状態にある場合は、
検出状態が維持されているか、あるいは次の検出を行っ
ている状態である。これは、第1のセンサ26からみれ
ば、第2のセンサ27へのスタート時点になる。すなわ
ち、第1のセンサ26の参照値がリセットされていない
状態のときには、検出中となり、ステップ301でYE
Sになる。そこで、ステップ302で第1間欠タイマ1
4aを起動して処理を終了する。なお、次の移動体が検
出位置に入った状態のときには、識別コード受信プログ
ラム130により新しい識別コードがメモリ13の送信
管理テーブル138に記憶される。
【0032】ステップ301でNOになると、第2間欠
タイマ14bが停止状態にあるか否かの判定を行う(ス
テップ303)。これは、第1のセンサ26が検出状態
にない場合でも、第2のセンサ27が検出動作をしてい
る状態においては、次の検出によるフラグコードが検出
状態レジスタ137に記憶されるからである。これは、
特に、移動体の戻りのためであって、再び第1のセンサ
26を監視することが必要であるからである。なお、ゲ
ート28は、一方から他方へ移動体が移動しているとき
には、他の移動体は他方からの侵入できない。そこで、
逆方向からの侵入についての監視は不用であり、これは
除外できる。さて、ステップ303の判定でYESにな
ると、移動体の戻り監視も終了し、いよいよ判定処理プ
ログラム135をMPU12が実行して入場,退場の判
定処理に入る(ステップ304)。この判定処理につい
ては後述する。一方、ステップ303の判定でNOにな
ると、この処理が終了する。この場合には、次に説明す
る第2間欠タイマ14bがタイムアウトしたときにステ
ップ38において入場,退場の判定処理がコールされ
る。
【0033】さて、第2間欠タイマ14bがタイムアウ
トしたときには、前記と同様に、ステップ305でイン
タフェース11cの前記レジスタを参照する。このレジ
スタにセットされた第2のセンサ27の値を参照するこ
とで、検出状態が維持されているか否かが判別できる。
これがリセットされないときには、ステップ305の判
定でYESになる。そこで、先のステップ302と同様
にステップ306で第2間欠タイマ14aを起動して処
理を終了する。
【0034】ステップ305の判定でNOになると、第
1間欠タイマ14aが停止状態にあるか否かの判定を行
う(ステップ307)。これは、前記したように、第2
のセンサ27が検出状態にない場合でも、第2のセンサ
26が検出動作をしている状態があるからである。すな
わち、この動作により戻りのための第1のセンサ26を
監視している。ステップ307の判定でYESになる
と、判定処理プログラム135をMPU12が実行して
入場,退場の判定処理に入る(ステップ308)。一
方、ステップ307の判定でNOになると、この処理が
終了する。この場合には、前記した第1間欠タイマ14
aがタイムアウトしたときにステップ304において入
場,退場の判定処理がコールされる。
【0035】図5〜図9は、判定処理プログラム135
の入場,退場の判定処理内容を説明するものである。判
定処理プログラム135は、基本的には、検出状態レジ
スタ137の第1の記憶欄137aに記憶された3つの
位置F1〜F3のフラグデータを参照して、それの値が
“011000”のときには第1のセンサ、第2のセン
サの順での検出による配列状態で記憶がなされているの
で、“入場”と判定し、それの値が“100100”の
ときには第2のセンサ、第1のセンサの順での検出によ
る配列状態で記憶がなされているので、“退場”と判定
する。そのため前記の判定コードを内部に有している。
そして、判定処理プログラム135は、判定結果を得た
直後に検出状態レジスタ137の内容をリセットしてク
リアする。検出状態レジスタ137の第2の記憶欄13
7bにフラグコードが記憶されているときには、第1の
記憶欄137aを参照することなく、第2の記憶欄13
7bのF4〜F6を参照して、前記と同様にして入場
か、退場かの判定をする。これ以外の判定は基本的には
不用である。しかし、ここでは、さらに、途中での入場
キャンセルによる戻り状態と、途中で退場キャンセルに
よる戻り状態をも判定する。そのための判定コード“0
10000”(入場キャンセル),“100000”
(退場キャンセル)が内部に設けられている。そして、
これらについてもホスト3側に判定結果として報告をす
る。したがって、このような場合には第1の記憶欄13
7aと第2の記憶欄137bとを参照する。これを含め
て以下説明する。
【0036】図5に示す1人の入場,退場の場合から説
明する。ある人が部屋30に向かってゲート28に対し
て、図5(b)に示すA−B−C−Dの順に移動したと
きに、これは入場である。このときには、検出状態レジ
スタ137の第1の記憶欄137aのフラグデータF1
〜F3は、Aの位置では“000000”である。Bの
位置では“010000”であり、第1のセンサ26に
よる1回目の検出がある。Cの位置では“01100
0”であり、第2のセンサ27による2回目の検出があ
る。そして、第2の間欠タイマ14bの監視時間IT2
が終了したほぼDの位置のタイミングで時間監視プログ
ラム134により判定処理プログラム135がコールさ
れる。そして、F1〜F3が参照されて“01100
0”により“入場”と判定される。ある人が部屋30か
らゲート28に向かって、図5(c)に示すA−B−C
−Dの順で移動したときには退場である。このときに
は、第1の記憶欄137aのフラグデータF1〜F3
は、Aの位置では“000000”である。Bの位置で
は“100000”であり、第2のセンサ27による1
回目の検出がある。Cの位置では“100100”であ
り、第1のセンサ26による2回目の検出がある。そし
て、ほぼDの位置のタイミングで判定処理プログラム1
35がコールされてF1〜F3が参照されて“1001
00”により“退場”と判定される。
【0037】図6は、さらに判定処理プログラム135
が行う、入場キャンセルの場合の戻り判定である。ある
人が部屋30に向かってゲート28に対して、図6
(a)に示すA−B−Cの順で移動したときには、途中
で入場をキャンセルしたときである。このときには、第
1の記憶欄137aのフラグデータF1〜F3は、Aの
位置では“000000”であるが、Bの位置では“0
10000”であり、第1のセンサ26による1回目の
検出がある。Cの位置では検出がなく、その値は“01
0000”のままであり、変わらない。ほぼCの位置の
タイミングで判定処理プログラム135がコールされて
この最後の状態が“010000”であるので入場キャ
ンセルと判定される。ある人が部屋30に向かってゲー
ト28に対して、図6(b)に示すA−B−C−D−E
の順で移動したときにも入場をキャンセルしたときであ
る。このときには、検出状態レジスタ137のフラグデ
ータF1〜F3は、Aの位置では“000000”であ
る。Bの位置では“010000”であり、第1のセン
サ26による1回目の検出がある。Cの位置では“01
1000”であり、第2のセンサ27による2回目の検
出がある。さらに、第1のセンサ26による3回目の検
出がある。これにより第1の記憶欄137aのフラグデ
ータF1〜F3は、“011001”になる。このとき
には、第2の記憶欄137bのフラグデータF4〜F6
が参照される。第2の記憶欄137bには、第1の記憶
欄137aの3回目のフラグコードF3がその第1回目
としてF4に記憶され、そのフラグデータF4〜F6
は、“010000”になる。ほぼEの位置のタイミン
グで判定処理プログラム135がコールされて“010
000”により入場キャンセルと判定される。
【0038】図7は、さらに判定処理プログラム135
が行う、退場をキャンセルした場合の戻り判定である。
ある人が部屋30からゲート28に向かって、図7
(a)に示すA−B−Cの順で移動したときには、退場
をキャンセルしたときである。このときには、検出状態
レジスタ137のフラグデータF1〜F3は、Aの位置
では“000000”である。Bの位置では“1000
00”であり、第2のセンサ27による1回目の検出が
ある。Cの位置では検出がなく、“100000”であ
り、その値は変わらない。Cの位置のタイミングで判定
処理プログラム135がコールされて最後の状態“10
0000”が参照され、退場キャンセルと判定される。
ある人が部屋30からゲート28に向かって、図7
(b)に示すA−B−C−D−Eの順で移動したときに
も退場をキャンセルしたときである。このときには、検
出状態レジスタ137のフラグデータF1〜F3は、A
の位置では“000000”である。Bの位置では“1
00000”であり、第2のセンサ27による1回目の
検出がある。Cの位置では“100100”であり、第
1のセンサ26による2回目の検出がある。さらに、D
の位置では第2のセンサ27による3回目の検出があ
る。これにより第1の記憶欄137aのフラグデータF
1〜F3は、“100110”になる。このときには、
ほぼEの位置のタイミングで第2の記憶欄137bのフ
ラグデータF4〜F6が参照される。これには、第1の
記憶欄137aの3回目のフラグコードが第1回目とし
て記憶され、そのフラグデータは、“100000”に
なる。ほぼEの位置のタイミングで判定処理プログラム
135がコールされてこの最後の状態“100000”
により退場キャンセルと判定される。
【0039】図8は、さらに判定処理プログラム135
が行う、連続入場の判定である。なお、ここでは、第
1,第2のいずれかのセンサから検出信号を受け、それ
が5回目の検出状態レジスタ137への記憶であるとき
には、第2の記憶欄137bのフラグデータを第1の記
憶欄137aに転送して第2の記憶欄137bのフラグ
データをクリアする。これにより第2回目の検出状態に
戻して、検出されたフラグコートを第3回目の検出とし
て記憶する。そして、その次の検出信号を4回目の検出
として第2の記憶欄137bに記憶する。このことで、
多数の連続入場の場合の判定を行うことができる。X,
Yの2人が部屋30に向かってゲート28に対して、図
8に示すA−B−C−E−Fの順で移動して順次連続入
場したときには、検出状態レジスタ137のフラグデー
タF1〜F3は、Aの位置では“000000”であ
る。Bの位置では“010000”であり、第1のセン
サ26によるXの検出(1回目)がある。Cの位置では
“011000”であり、第2のセンサ27によるXの
検出(2回目)がある。なお、第1のセンサ26と第2
のセンサ27の間隔が人一人分であるので、Xの検出が
後続するYの検出よりも先になる。そこで、Dの位置で
は3回目の検出として第1のセンサ26によるYの検出
がある。これにより第1の記憶欄137aのフラグデー
タF1〜F3は、“011001”になる。このとき、
第2の記憶欄137bのフラグデータは、“01000
0”になる。そして、Eの位置では4回目の検出として
第2のセンサ27によるYの検出がある。このとき、第
2の記憶欄137bのフラグデータは、“01100
0”になる。ほぼFの位置のタイミングで判定処理プロ
グラム135がコールされて第2の記憶欄137bのフ
ラグデータF4〜F6の“011000”が参照され
て、このときに送信管理テーブル138に記憶されてい
るX,Yの2人(X,Yの識別コード)が“入場”と判
定される。
【0040】さらに、Eの位置のタイミングで第1のセ
ンサ26によるZ(ZはYに続く第3人目の連続入場と
する。)の検出があったとすれば、これは5回目の検出
になる。このときには、第1のセンサ割込プログラム1
32は、第2の記憶欄137bのF6にフラグデータを
記憶することになるが、このときは、F6に記憶するこ
とはぜずに、第2の記憶欄137bのフラグデータF4
〜F6を第1の記憶欄137aに転送して第2の記憶欄
137bのフラグデータをクリアする。これによりフラ
グデータF1〜F3は、2回目の検出のCの位置のフラ
グデータと同じになり、Cの位置の検出状態に戻る。そ
の後に5回目検出のフラグコートとして第1のセンサ2
6によるZの検出をF4に記憶して、これを3回目の検
出の場合として扱う。これにより第2の記憶欄137b
のフラグデータF4〜F6は、Dの位置の検出に対応
し、3回目の検出状態になる。そして、Zに対してはE
の位置で4回目として第2のセンサ27によるZの検出
がある。このように、第2の記憶欄137bの内容を第
1の記憶欄137aに転送することで3人以上の多くの
人の連続入場に対しても対処できる。なお、この場合、
第1の記憶欄137aと第2の記憶欄137bとは、同
じ条件でフラグコードを記憶できるので、第2の記憶欄
137bをそのままにして第1の記憶欄137aのフラ
グデータF1〜F3をクリアして第2の記憶欄137b
の次の第3番目の記憶欄として第1の記憶欄137aを
使用してもよい。
【0041】図9は、さらに判定処理プログラム135
が行う、連続退場の判定である。なお、前記と同様に、
第1,第2のいずれかセンサから検出信号を受け、それ
が5回目の検出状態レジスタ137への記憶であるとき
には、第2の記憶欄137bのフラグデータを第1の記
憶欄137aに転送して第2の記憶欄137bのフラグ
データをクリアする。X,Yの2人が部屋30からゲー
ト28に向かって、図9に示すA−B−C−E−Fの順
で移動して順次連続退場したときには、検出状態レジス
タ137のフラグデータF1〜F3は、Aの位置では
“000000”である。Bの位置では“10000
0”であり、第2のセンサ27によるXの検出(1回
目)がある。Cの位置では“100100”であり、第
1のセンサ26によるXの検出(2回目)がある。さら
に、Dの位置では第2のセンサ27によるYの検出(3
回目)がある。これにより第1の記憶欄137aのフラ
グデータF1〜F3は、“100110”になる。この
とき、第2の記憶欄137bのフラグデータF4〜F6
は、“100000”になる。そして、Eの位置では第
1のセンサ26によるYの検出(4回目)がある。この
とき、第2の記憶欄137bのフラグデータF4〜F6
は、“100100”になる。ほぼFの位置のタイミン
グで判定処理プログラム135がコールされて第2の記
憶欄137bのフラグデータF4〜F6が“10010
0”参照されて、このときに記憶されているX,Yの2
人(X,Yの識別コード)が“退場”と判定される。な
お、前記の各判定において、それぞれ判定結果が出る
と、判定処理プログラム135は、検出状態レジスタ1
37の内容をその直後にクリアする。
【0042】ここで、前記の入場の場合と同様にEの位
置のタイミングで5回目として第2のセンサ27による
Zの検出があったときには、5回目の検出であり、第2
の記憶欄137bのフラグデータF4〜F6を第1の記
憶欄137aに転送して第2の記憶欄137bのフラグ
データをクリアする。これによりCの位置の検出状態に
戻し、その後に5回目として第2のセンサ27によるZ
の検出を3回目の検出として扱う。これによりDの位置
での3回目の検出状態になる。そして、Eの位置で4回
目として第1のセンサ26によるZの検出がある。この
ようにすることで3人以上の多くの人の連続退場に対し
て対処する。以上のようにして判定処理プログラム13
5で判定された結果は、メモリ13の送信管理テーブル
138に記憶され、そのときに受信された1個または複
数個の識別コードとともに識別コード送信プログラム1
36によりホスト3へと送出される。そして、この送出
後に送信管理テーブル138の内容が消去されて判定結
果はクリアされる。識別コード送信プログラム136
は、送信管理テーブル138を参照して検出された識別
コードと、検出時刻取得プログラム131により取得さ
れた現在日時の情報、そして前記の判定結果とを電文と
して形成して通信インタフェース15を介してRS−2
32Cに従ってホスト3へと送信する処理をする。
【0043】次に、図10に示す全体的な処理フローに
従ってその識別コード受信から送信までの動作を説明す
る。まず、トランスポンダが付けられたある移動体40
が送受信アンテナ21a,21bがともに受信する監視
領域に入ったとする。それぞれのリーダ2a,2bが移
動体40に電波を発信し、移動体40から出る電波を各
リーダ2a,2bが検出して監視端末10に識別コード
をそれぞれ送出してくる。図10において、まず、これ
ら識別コードが送信される都度、受信割り込みスタート
により、MPU12は、識別コード受信プログラム13
0を実行して、受信した識別コードを取り込み、識別コ
ードをバッファ領域に一時的に記憶し、これにより移動
体の検出処理を行う(ステップ401)。この移動体の
検出処理により、移動体40の識別コード、例えば、”
XX0010”がバッファ領域に記憶されると、次に、
検出時刻取得プログラム131がコールされてMPU1
2に実行され、タイマ14が参照される。その結果取得
された時刻が現在の日時の情報として一時メモリに記憶
される(ステップ402)。
【0044】そして、送信管理テーブル138を参照し
て同じ識別コードがすでに受信されているかについて、
受信した識別コードがあるか否かを判定し(ステップ4
03)、識別コードが登録されていないとき(NOのと
き)には、この識別コードについて、検出された識別コ
ードとして送信管理テーブル138に識別コードを登録
し、前記一時記憶した時刻を識別コードの後ろの受付時
刻欄に登録する(ステップ404)。なお、このときバ
ッファ領域に一時的に記憶されている識別コードと時刻
とはクリアされる。次に、判定処理プログラム135に
よる判定結果があるか否かの判定を前記送信管理テーブ
ル138の判定結果記憶欄か、メモリ13の判定結果の
記憶エリアを参照して行う。NOのときにはこの処理を
終了する(ステップ405)。
【0045】ステップ405の判定においてYESのと
きには、識別コード送信プログラム136を起動して検
出された識別コードと、検出された日時の情報、そして
判定結果とを電文として形成してホスト3側へと送出す
る(ステップ406)。そして、メモリ13における判
定結果の記憶領域の内容と送信管理テーブル138の内
容とをクリアする。一方、ステップ403の判定におい
てYESのときには、すでに識別コードが記憶されてい
るので、この処理を終了する。さらに、ステップ405
と406との間には、ステップ407として判定処理プ
ログラム135による判定終了によってこのプログラム
による識別コード送信プログラム136の起動があっ
て、これにより(ステップ406)に入る。
【0046】以上説明してきたが、実施例では、次の検
出対象の入場と入場した検出対象の戻りとを区別するた
めに検出状態レジスタに第1の記憶欄と第2の記憶欄と
を設けて、第5回目の検出のときに第2の記憶欄のフラ
グデータを第1の記憶欄に転送するようにしているが、
第2の記憶欄のフラグデータは転送せずにそのままにし
て、第1の記憶欄を第2の記憶欄として扱って次に検出
された情報を第1の記憶欄をクリアしてここに記憶する
ようにし、第1の記憶欄と第2の記憶欄を交互に利用し
てもよい。また、実施例では、入場,退場を中心に説明
しているが、物品の入庫や出庫の場合にもこの発明が適
用できることはもちろんである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動体(人,物品)がゲートをどの方向へ移動して
行ったかの情報が得られ、トランスポンダの識別情報と
併せて受信することにより、人の入退室管理あるいは、
物の入出庫管理が確実に監視装置(ゲート側)で検出で
きる。その結果、ホストコンピュータ(データを収集す
る処理装置側)での入退管理の処理ロードを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施例を示す移動体監視シ
ステムのブロック図である。
【図2】図2は、その第1のセンサによるフラグコード
を記憶する割込処理プログラムの説明図である。
【図3】図3は、その第2のセンサによるフラグコード
を記憶する割込処理プログラムの説明図である。
【図4】図4は、時間監視処理プログラムの説明図であ
る。
【図5】図5は、入場と退場のフラグコードとの関係の
説明図であって、(a)は、フラグコートを記憶する検
出状態レジスタの説明図、(b)は、一人入場の場合の
フラグコードの配列の説明図、(c)は、一人退場の場
合のフラグコートの配列の説明図である。
【図6】図6は、入場キャンセル戻りのフラグコードの
配列状態の説明図であって、(a)は、第1センサでの
入場キャンセルの場合であり、(b)は、第2センサで
の入場キャンセルの場合である。
【図7】図7は、退場キャンセル戻りのフラグコードの
配列状態の説明図であって、(a)は、第2センサでの
退場キャンセルの場合であり、(b)は、第1センサで
の退場キャンセルの場合である。
【図8】図8は、連続入場のフラグコードの配列状態の
説明図である。
【図9】図9は、連続退場のフラグコードの配列状態の
説明図である。
【図10】図10は、識別コードの受信から送信までの
全体的な処理の流れの説明図である。
【図11】図11は、従来の移動体監視システムのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…監視システム、2,2a,2b…リーダ、3…ホス
トコンピュータ(ホスト)、4,5…トランスポンダ、
6…RS−232Cインタフェース回線、10…監視端
末、11a,11b…受信インタフェース、12…MP
U(マイクロプロセッサ)、13…メモリ、14…タイ
マ、15…通信インタフェース、16…バス、14a…
第1間欠タイマ、14b…第2間欠タイマ、26…第1
のセンサ、27…第2のセンサ、28…ゲート、30…
部屋、130…識別コード受信プログラム、131…検
出時刻取得プログラム、132…第1のセンサ割込プロ
グラム、133…第2のセンサ割込プログラム、134
…時間監視プログラム、135…判定処理プログラム、
136…識別コード送信プログラム、137…検出状態
レジスタ、138…送信管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G08G 1/017 G01V 3/00 E (72)発明者 池澤 伸二 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 石井 利久 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 柘植 仁 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の領域の範囲にある移動体に対して前
    記移動体から送出される識別情報を受けることでこの移
    動体を検出してこの移動体の前記識別情報等をデータ処
    理装置に転送する移動体検出装置において、 前記所定の領域の出入り方向に所定距離離れて配置され
    前記移動体を検出する第1および第2のセンサと、 前記識別情報を受信することにより検出された前記移動
    体のそれぞれに応じてその識別情報をそれぞれ記憶しか
    つ第1の情報および第2の情報のいずれかを受けて受け
    た順に少なくとも3個以上記憶するメモリと、 前記第1のセンサから第1の検出信号を受けたときに前
    記移動体が前記第2のセンサを通過後までの第1の時間
    を設定し、前記第1の情報を生成して前記メモリに記憶
    する第1の情報記憶手段と、 前記第2のセンサから第2の検出信号を受けたときに前
    記移動体が前記第1のセンサを通過後までの第2の時間
    を設定し、前記第2の情報を生成して前記メモリに記憶
    する第2の情報記憶手段と、 前記第1の時間および第2の時間のいずれもが経過した
    後あるいは前記第1の時間および第2の時間のいずれか
    一方が設定されていないときには設定されたいずれか他
    方の時間が経過した後に前記メモリに記憶された前記第
    1の情報および第2の情報を読出してその配列状態によ
    り前記移動体の入退を判定する判定手段とを備え、 前記メモリに記憶された移動体の識別情報と前記判定手
    段による判定結果とを前記データ処理装置に送出する移
    動体検出装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2のセンサは、前記出入
    り方向の入る方向に第1,第2の順に人一人分の間隔で
    配置され、前記メモリは、いずれかの前記センサによる
    1回目から3回目までの検出に対応して前記第1の情報
    および第2の情報をこれらを受けた順に3個記憶する第
    1の記憶エリアと、いずれかの前記センサによる3回目
    の検出により受けた前記第1の情報および第2の情報の
    いずれかの情報を記憶しかつ4回目の検出により受けた
    情報をその次に記憶する第2の記憶エリアとを有し、前
    記判定手段は、さらに前記4回目に受けた情報を前記第
    2の記憶エリアに記憶した後に前記メモリに記憶された
    前記第1の情報および第2の情報を読出してその配列状
    態により前記移動体の入退を判定するものであって、前
    記第1の記憶エリアに2個の情報が記憶されているとき
    には、前記第1の情報、前記第2の情報の順で配列され
    ているときに入りと判定し、前記第2の情報、前記第1
    の情報の順で配列されているときに出と判定し、前記第
    1の記憶エリアに3個の情報が記憶されているときに
    は、前記第2の記憶エリアに記憶された前記2個の情報
    が前記第1の情報、前記第2の情報の順で配列されてい
    るときに入りと判定し、前記第2の情報、前記第1の情
    報の順で配列されているときに出と判定し、この判定後
    に前記メモリに記憶された前記第1の情報および前記第
    2の情報を消去する請求項1記載の移動体検出装置。
  3. 【請求項3】前記第1の情報記憶手段は、前記第1のセ
    ンサから検出信号を受けて、前記メモリへの前記第1の
    情報の記憶が5回目の検出位置になるときには、前記第
    2の記憶エリアのデータを前記第1の記憶エリアに転送
    して前記第2の記憶エリアの情報をクリアすることで2
    回目の検出状態に戻し、前記5回目の検出を3回目の検
    出として前記メモリに記憶し、前記第2の情報記憶手段
    は、前記第2のセンサから検出信号を受けて、前記メモ
    リへの前記第2の情報の記憶が5回目の検出位置になる
    ときには、前記第2の記憶エリアのデータを前記第1の
    記憶エリアに転送して前記第2の記憶エリアの情報をク
    リアすることで2回目の検出状態に戻し、前記5回目の
    検出を3回目の検出として前記メモリに記憶する請求項
    2記載の移動体検出装置。
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