JPH0962947A - 携帯型緊急通報装置 - Google Patents

携帯型緊急通報装置

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JPH0962947A
JPH0962947A JP24042495A JP24042495A JPH0962947A JP H0962947 A JPH0962947 A JP H0962947A JP 24042495 A JP24042495 A JP 24042495A JP 24042495 A JP24042495 A JP 24042495A JP H0962947 A JPH0962947 A JP H0962947A
Authority
JP
Japan
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contact
switch
space
hole
string
Prior art date
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Pending
Application number
JP24042495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Uryu
徳雄 瓜生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作前・操作後の両方の状態で防水機能を有
し、操作することにより紐が装置から外れることなく容
易に元の状態に復帰させられる紐スイッチを有する携帯
型緊急通報装置を提供する。 【解決手段】 回転する部材と直動する部材をカム構造
で連動させ、1つの穴を通る突起物の直線運動で電気的
接点を開閉するようにしたため防水構造が容易になり、
操作前・操作後の両方の状態で外部からの水の進入を遮
断できる。また、紐を引っ張る動作を部材の回転運動に
変換することにより、紐が装置から外れることなく、容
易に元の状態に復帰させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は常に身につけておけ
るような、たとえばペンダント型をした緊急警報装置等
に使用するスイッチの操作部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ペンダント型等の携帯緊急通
報装置にあっては、痴漢撃退のためのブザー鳴動あるい
は急病時や災害時の電波発信を目的として、装置に付け
られた紐を引くことによってスイッチをオンさせる方法
がある。これは、首から紐で装置をぶら下げておいた
り、紐をベルトに結んでおけば、装置自体を引くことに
よりスイッチ操作が行えるので、ボタン式やレバー式の
スイッチの操作よりも、より感覚的な動作でスイッチの
操作が行えることに利点がある。しかしながら紐を引く
ことにより本体と紐が分離してしまうもの、装置外部の
紐と内部のスイッチが機械的につながっているため紐を
引き抜くことによりその部分に穴があき、その穴から水
が進入してしまうものが広く一般で利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の紐スイッチにあっては、雨天屋外で災害に遭っ
た場合や炊事場や洗面所等で急病になった場合はスイッ
チ操作直後に水の進入により内部の電気回路が通報を停
止してしまうという欠点があった。また、紐スイッチを
引くことにより本体と紐部が分離してしまう構造の場合
は、本体を落として見失ってしまうという欠点や、災害
時に操作した本人と離れてしまい電波は発信されていて
も本人を発見できないという欠点もあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、操作前・操作後の両方の状態で
外部からの水の進入を遮断する機能を有し、なおかつ操
作することにより紐が装置から外れることなく容易に元
の状態に復帰させられることを特徴とした紐スイッチを
有する携帯型緊急通報装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、装置内部に、ケースの合わせ目に耐水弾性シ
ールで防水処理した空間と防水処理されていない空間の
2つを設け、前者にはスイッチ部や発信回路等の電気部
品をすべて収納し、後者には紐と連動する機構部品を収
納する。そして両空間の間にある壁には1カ所の穴を設
ける。この穴の周囲を防水構造にした上で機構部品の空
間から電気部品の空間へ穴を貫通する突起物を設け、そ
の突起物の軸方向の直線運動により電気的接点を開閉す
る。このような構造にすることにより、突起物のストロ
ークが穴周囲の防水のための耐水弾性シールの弾性範囲
内であれば、スイッチの開状態閉状態に関わらず電気部
品の空間への水の進入を防ぐことができる。また紐を、
片端を支点として回転する部材に固定し、その支点近傍
のカム構造により、紐を固定した部材の回転運動を突起
物の略直線運動に変換し、紐を引くことで突起物をスイ
ッチ側に押すという動作が実現できる。このことは紐を
引いた後も紐が本体から離脱することが無く、この回転
する部材を元の位置に戻すことで容易に接点を元の開状
態にすることができることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、回転する部材と直動する部材
をカム構造で連動させ、1つの穴を通る突起物の略直線
運動で電気的接点を開閉するようにしたため防水構造が
容易になり、操作前・操作後の両方の状態で外部からの
水の進入を遮断できる。また、紐を引っ張る動作を部材
の回転運動に変換することにより、紐が装置から外れる
ことなく、容易に元の状態に復帰できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の1つの実施
の形態である携帯型緊急通報装置を示す図であって、
(A)は一方のカバーを外した状態の正面図、(B)は
A−A矢視図、図2は紐スイッチの動作状態を示す図で
あって、(A)は一方のカバーを外した状態の正面図、
(B)はA−A矢視図である。これらの図において、1
は装置の片側のケース、2は1と対となるケース、3は
ゴム、プラスチックなどからなる耐水弾性シール、4は
防水構造を有した空間、5は防水構造を有していない空
間、6は電気回路を実装するプリント基板、7は紐、8
は紐を固定する部材、9は部材8の一端でありケース1
および2に設けた開口19の内部開口縁20に係合して
いる。10は部材8の回転運動の支点、11は部材8の
カム形状部、12は突起部を有した板状の部材、13は
12の突起部、14は4と5の間を仕切る壁、15は1
4にあけられた穴、16は15からの水の進入を防ぐ耐
水弾性シール、17は片側の接点、18は17と対とな
る接点である。ケースの外形寸法は片手の掌に納まり首
から紐でぶら下げても違和感を生じない程度のものであ
る。
【0008】図2のごとく、装置の使用者が緊急通報す
るために紐7を強く引くと、紐を固定してある部材8が
若干撓むことにより該部材8の一端9がケース1及び2
からはずれ、支点10を中心として回転する。すると部
材8のカム形状部11も同時に回転し、板状部材12を
押し下げる。12は耐水弾性シール16を押しつぶしな
がら、その突起部13を下方に移動させる。13は穴1
5を通して防水の空間4にある接点17を押し下げる。
その結果接点17は接点18に接触しスイッチは閉の状
態となる。使用者が通報を解除する場合は、部材8を回
転させ、その一端9をケース1及び2の中に納める。同
時にカム形状部11は図1の状態に退避するので耐水弾
性シール16の反発力と板状部材12の反発力で元の状
態に復帰する。その結果接点1と2が離れスイッチ開の
状態となる。このとき図1の状態に於いても耐水弾性シ
ールが若干押しつぶされている状態にしておけば、いか
なる状態でも穴15からの水の進入を防ぐことができ
る。また、突起部13のストロークはカム形状部11の
形状で、紐スイッチを動作させるために必要な紐を引く
力は部材8の形状で容易に設定することができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る紐スイ
ッチの構造は、回転する部材と直動する部材をカム構造
で連動させ、1つの穴を通る突起物の略直線運動で電気
的接点を開閉するようにしたので簡単な防水構造で、操
作前・操作後の両方の状態で外部からの水の進入を遮断
できる。また、紐を引っ張る動作を部材の回転運動に変
換することにより、紐が装置から外れることなく、容易
に元の状態に復帰させることができる。従って、環境対
応性の優れた緊急通報装置の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態である携帯型緊急通
報装置を示す図であって、(A)は一方のカバーを外し
た状態の正面図、(B)はA−A矢視図である。
【図2】紐スイッチの動作状態を示す図であって、
(A)は一方のカバーを外した状態の正面図、(B)は
A−A矢視図である。
【符号の説明】
1 装置の片側のケース 2 1と対となるケース 3 耐水弾性シール 4 防水構造を有した空間 5 防水構造を有していない空間 6 プリント基板 7 紐 8 紐を固定する部材 9 部材8の一端 10 部材8の回転運動の支点 11 部材8のカム形状部 12 突起部を有した板状の部材 13 12の突起部 14 4と5の間を仕切る壁 15 14にあけられた穴 16 15からの水の進入を防ぐ耐水弾性シール 17 片側の接点 18 17と対となる接点 19 開口 20 内部開口縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐を用いて、首もしくはベルトに掛け
    て、常に身につけておけるようにした、携帯型緊急通報
    装置であって、その紐もしくは本体を引くことによっ
    て、連動するスイッチがオンし、この装置のもつ機能が
    動作する携帯型緊急通報装置において、 この装置内部をケースの合わせ目に耐水弾性シールで防
    水処理された空間と防水処理されていない空間とに分離
    し、 前記防水処理された空間と防水処理されていない空間と
    の間の壁に両空間をつなぐ穴を設け、 前記防水処理された空間内に1対の接点を構成する導体
    からなるスイッチを含む全ての電気部品を実装し、 前記防水処理されていない空間内に、一端がケースに固
    定され、他の一端に前記穴を通して前記スイッチの第1
    の接点に密着する突起部を有する前記スイッチ操作用の
    可撓性の板状部材を設け、 一端が回転の支点としてケースに固定され、この支点の
    近傍に前記板状部材の突起部側の背面に密着するカム状
    の押圧部を有し、他の一端がケースの内側に保持される
    ように組み込まれた逆V字状の携帯用の紐固定用部材を
    設け、 前記板状部材の突起部に密着させて嵌合し、一端を前記
    穴の防水処理されていない空間側の壁に固着すると共
    に、他の一端を前記板状部材に固着した、弾性範囲が前
    記突起部のストロークを越える防水用の耐水弾性シール
    を設け、 前記紐を引くことにより、前記紐固定用部材が支点を軸
    として回転され、前記カム状の押圧部が前記板状部材を
    押さえつけて前記突起部を略直線運動させ、前記第1の
    接点を第2の接点に押圧して前記スイッチをオンさせ、
    前記紐固定用部材を初期位置に押し戻すことにより、前
    記紐固定用部材が支点を軸に回転され、前記カム状の押
    圧部による前記板状部材への押圧が解除され、前記穴の
    防水用の耐水弾性シールの弾性により第1の接点が元の
    位置に戻されることによって第1の接点と第2の接点と
    を引き離し、前記スイッチをオフさせる紐スイッチを有
    することを特徴とする携帯型緊急通報装置。
JP24042495A 1995-08-28 1995-08-28 携帯型緊急通報装置 Pending JPH0962947A (ja)

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JP24042495A JPH0962947A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 携帯型緊急通報装置

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JP24042495A JPH0962947A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 携帯型緊急通報装置

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JPH0962947A true JPH0962947A (ja) 1997-03-07

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ID=17059280

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JP24042495A Pending JPH0962947A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 携帯型緊急通報装置

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JP (1) JPH0962947A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012178013A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Minoru Tamura 緊急警報機能を備えた薬剤収納ケース
JP2018139412A (ja) * 2015-03-05 2018-09-06 友之 山崎 通報装置、通報プログラム、通報方法
JP2019124040A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 株式会社東海理化電機製作所 操作装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012178013A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Minoru Tamura 緊急警報機能を備えた薬剤収納ケース
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