JPH0962392A - 操縦装置 - Google Patents

操縦装置

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JPH0962392A
JPH0962392A JP7218778A JP21877895A JPH0962392A JP H0962392 A JPH0962392 A JP H0962392A JP 7218778 A JP7218778 A JP 7218778A JP 21877895 A JP21877895 A JP 21877895A JP H0962392 A JPH0962392 A JP H0962392A
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JP7218778A
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English (en)
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伸彰 ▲高▼梨
Nobuaki Takanashi
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑に位置又は方向等の入力操作を行い得る
と共に,3以上の自由度で協調した動作の入力を可能と
することを課題とする。 【解決手段】 回動自在に連結されたリンク部材11,
12と、リンク部材11の一端を回動自在に保持する装
置本体2と、リンク部材11,12に回動力を付勢する
駆動手段31,32と、リンク部材12の回動端部で当
該回動軸線に沿った方向に立設され外部から荷重が印加
される操作レバー4と、この操作レバー4に往復動作を
付勢する往復動作付勢手段5とを備え、操作レバー4に
印加される荷重を検出する力センサ6と、駆動手段3
1,32及び往復動作付勢手段5の各移動量をそれぞれ
検出する複数の検出センサと、これに基づいて上位装置
に座標入力を行う演算制御手段とを装備し、この演算制
御手段が,力センサ6の検出情報に基づいて各駆動手段
31,32及び往復動作付勢手段5の駆動を行う操作レ
バー用の動作助勢制御機能を備えていることを特徴とす
る操縦装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操縦装置に係り、
ロボットの操作、航空機・衛星・自動車・船舶の操縦装
置、及び計算機の座標入力操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットの操作、航空機・衛星・
自動車・船舶の操縦等、3以上の自由度の動作もしくは
座標の入力・指示を目的として、ジョイスティック,直
交座標ロボット機構等の入力装置が使用されていた。ま
た、計算機におけるCAD用入力装置としては多数のダ
イヤルを並べたダイヤルボックスがあった。
【0003】直交座標ロボット機構を用いる入力装置関
して、例えば、小山らにより、「宇宙ロボットテストベ
ッドの開発」という題目で第35回宇宙科学技術連合講
演会講演集3ページカラ4ページに述べられている。
【0004】この直交座標ロボット200を図16に示
す。この直交座標ロボット200は、それぞれ直交する
X−Y−Z方向に向けられた3本のガイドレール20
1,202,203を組み合わせた構造を有しており、
操作ハンドル204がX方向に向いた第1のガイドレー
ル201に沿って摺動自在に係合しており、この第1の
ガイドレール201はY方向に向いた第2のガイドレー
ル202に沿って摺動自在に係合しており、さらにこの
第2のガイドレール202はZ方向を向いた第3のガイ
ドレールに沿って摺動自在に係合している。
【0005】上記の構造によって、各ガイドレール20
1,202,203に沿った摺動動作を行いながら操作
ハンドル204が所定位置となるように,操縦者は当該
操作ハンドル204に荷重を印加する。
【0006】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の操縦装置であるジョイスティックやマウスを用いる
場合、その構造上,3自由度を越える入力は困難であっ
た。
【0007】また、ダイヤルボックスを用いた場合、複
数自由度の協調した動作の指令はできない、という不都
合があった。
【0008】さらに、直交座標ロボット機構を用いた場
合には、入力可能範囲が各ガイドレールの長さに制限さ
れてしまい、入力可能範囲が狭いという不都合を有して
いた。また、この直交座標ロボット機構は、複数のガイ
ドレールに沿ってそれぞれ操作ハンドル又は各ガイドレ
ールが移動する構造であるために、一つのガイドレール
に沿ってのみ移動する場合には、その移動がスムーズに
行われるが、例えば、斜め方向に移動を行う場合には複
数のガイドレール間で同時に摺動が行われるために、円
滑な操作性を得ることが難しかった。
【0009】さらに、上述した各従来例はいずれの場合
も、被操作物,例えば航空機やロボット等に対して,一
方的に動作情報や位置情報を送信するのみであり、逆に
これら被操作物から検出した力を操作側に感触として伝
達することはできない、という不都合があった。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、係る従来例の有する不
都合を改善し、特に、円滑に位置又は方向等の入力操作
を行い得ると共に,3以上の自由度で協調した動作の入
力が可能な操縦装置を提供することにある。
【0011】
【発明を解決するための手段】本発明は、互いに回動自
在に連結された複数のリンク部材と、これら連結された
複数のリンク部材の一端側に位置するリンク部材の一端
を回動自在に保持する装置本体と、各リンク部材の回動
軸部分に係合して対応するリンク部材に回動力を付勢す
る複数の駆動手段と、連結された複数のリンク部材の他
端側に位置するリンク部材の回動端部にその回動軸線と
ほぼ平行に立設され,且つ当該回動軸線に沿った方向に
往復移動自在に構成されると共に外部から荷重が印加さ
れる操作レバーと、この操作レバーの往復動作方向に移
動力を付勢する往復動作付勢手段とを備えている。
【0012】さらに、操作レバーに印加される荷重の大
きさ及び方向を検出する力センサと、駆動手段及び往復
動作付勢手段の各移動量をそれぞれ検出する複数の検出
センサと、これら検出センサの検出した移動量に基づい
て上位装置に座標入力を行う演算制御手段とを装備して
いる。
【0013】そして、この演算制御手段が,力センサの
検出情報に基づいて各駆動手段及び往復動作付勢手段を
所定方向に駆動させる操作レバー用の動作助勢制御機能
を備える構成となっている。
【0014】上記構成の場合、操縦者は,操作レバーを
所定位置に移動させるために,この操作レバーに荷重を
印加する。この際、複数のリンク部材は各係合部が回動
して伸張又は屈曲し、また操作レバーが往復動作方向に
沿って移動する。
【0015】そして、印加された荷重は,力センサによ
ってその方向及び力の強弱が検出され,演算制御手段に
伝達される。演算制御手段では、この力センサからの情
報に基づいて,当該力センサに印加された荷重が0とな
る方向に操作レバーが移動するように各駆動手段及び往
復動作付勢手段の駆動制御を行う。即ち、これらの各駆
動手段及び往復動作付勢手段は、操作レバーが目的位置
に向かう方向に駆動され、操作レバーは円滑に目的位置
まで移動する。
【0016】操作レバーの移動に伴う各駆動手段及び往
復動作付勢手段の各移動量は複数の検出センサから検出
されると共に演算制御手段に伝達され、被操作物の移動
情報として、外部の被操作対象である上位装置等に伝達
される。
【0017】また、上述した構成に加えて、さらに、操
作レバーが、リンク部材に対して,その立設方向に直交
するX−Y方向に傾斜自在且つ当該立設方向を軸として
リンク部材に対して回転自在に構成され、この操作レバ
ーに、X−Y方向の傾斜動作を付勢する傾斜動作付勢手
段と,回転動作を付勢する回転動作付勢手段と,これら
付勢手段の各動作方向の各移動量の検出を行う複数の検
出センサとを併設する。
【0018】その一方で、力センサには、操作レバーの
X−Y方向及び回転方向に印加された荷重の大きさ及び
方向を検出する機能を付加し、演算制御手段は、操作レ
バーの各検出センサにより検出した移動量に基づいて上
位装置に座標入力を行うと共に,力センサの検出情報に
基づいて各傾斜動作付勢手段及び回転動作付勢手段に所
定方向に駆動させる動作制御を行う構成としても良い。
【0019】ここでいう、X−Y方向とは、操作レバー
の立設方向に垂直な平面上に展開すると共に互いに直交
するX軸とY軸とのそれぞれに沿った方向又はX軸とY
軸との合成によって示される方向を示している。
【0020】上記構成の場合、前述した構成の動作に加
えてさらに、操作レバーを所定の位置まで移動させると
共に、この操作レバーをリンク部材に対してX−Y方向
に傾斜させ、或いは回転させることにより、被操縦物に
対して新たに3自由度の動作を付勢する。
【0021】そして、操作レバーの傾斜,回転の際に印
加された荷重は,力センサによってその方向及び力の強
弱が検出され,演算制御手段に伝達される。演算制御手
段では、この力センサからの情報に基づいて,当該力セ
ンサに印加された荷重が0となる方向に操作レバーが傾
斜又は回転するように各傾斜動作付勢手段及び回転動作
付勢手段の駆動制御を行う。即ち、これらの各傾斜動作
付勢手段及び回転動作付勢手段は、操作レバーは操縦者
によって加えられた動作方向と同一方向に駆動され、そ
の傾斜動作又は回転動作が円滑に行われる。
【0022】同時に、操作レバーの傾斜又は回転に伴う
各傾斜動作付勢手段及び回転動作付勢手段の各移動量は
操作レバーに併設された複数の検出センサから検出され
ると共に演算制御手段に伝達され、被操作物の動作情報
として、外部の被操作物である上位装置等に伝達され
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1乃
至図4に基づいて説明する。第1の実施形態は、工場で
用いられる産業用ロボット等の操縦を行うための操縦装
置100を示している。
【0024】この第1の実施形態は、互いに回動自在に
連結された2つのリンク部材11,12と、リンク部材
11の一端を回動自在に保持する装置本体2と、各リン
ク部材11,12の回動軸部分に係合してそれぞれのリ
ンク部材11,12に回動力を付勢する複数の駆動手段
31,32と、リンク部材12の回動端部にその回動軸
線と平行に立設され,且つ当該回動軸線に沿った方向に
往復移動自在に構成されると共に外部から荷重が印加さ
れる操作レバー4と、この操作レバー4の往復動作方向
に移動力を付勢する往復動作付勢手段5とを備えてい
る。
【0025】さらに、操作レバー4に印加される荷重の
大きさ及び方向を検出する力センサ6と、駆動手段3
1,32及び往復動作付勢手段5の各移動量をそれぞれ
検出する検出センサ71,72,73(図1では図示
略)と、これら検出センサ71,72,73の検出した
移動量に基づいて被操縦物である産業用ロボットに座標
入力を行う演算制御手段8とを装備している。
【0026】各部を詳説する。
【0027】まず、リンク部材11とリンク部材12と
は、ほぼ同一の長さで形成されており、回動動作の際の
それぞれの中心線が平行となるように連結されている。
リンク部材11と装置本体2との連結部には駆動手段3
1が設けられており、この駆動手段31により、リンク
部材11は装置本体2との連結部分を中心として回動動
作が付勢される。この駆動手段31の駆動軸には検出セ
ンサ71としてのロータリーエンコーダが係合しており
(図示略)、この検出センサ71により検出された駆動
手段31の回転数は、演算制御手段8に伝達される。
【0028】また、リンク部材11とリンク部材12と
の連結部には駆動手段32が設けられており、この駆動
手段32によりリンク部材12はリンク部材11に対し
て回動動作が付勢される。この駆動手段32の駆動軸に
は検出センサ72としてのロータリーエンコーダが係合
しており(図示略)、この検出センサ72により検出さ
れた駆動手段32の回転数は、演算制御手段8に伝達さ
れる。この第1の実施形態では、駆動手段31,32
は、ステッピングモータと歯車減速機から構成されてい
る。
【0029】これらのリンク部材11,12は、図1に
おける上下方向の寸法さをより厚く形成しても良い。こ
れにより、各駆動手段31,32をリンク部材11,1
2の内側に収納することができ、リンク部材11,12
の回動動作の妨げとなることを防止できる。また、駆動
手段31は、装置本体2の内部に収納しても良い。
【0030】各リンク部材11,12を保持する装置本
体2は、通常水平面上に載置され、また、これに伴い各
リンク部材11,12の回動領域となる各面も水平とな
る。また、装置本体2は、各リンク部材の回動動作の際
に不安定とならないように二本の補助脚21,22が設
けられている。
【0031】リンク部材12の回動端には、往復動作付
勢手段5及び力センサ6を介して操作レバー4が、垂直
方向に立設されている。この操作レバー4は、図1にお
ける上端部がやや太く形成され、その上端面には、3つ
の操作ボタン41,42,43が設けられている。即
ち、操縦者は、この操作レバー4の下側部分の太くない
ところを握り、上端側の各操作ボタン41,42,43
が設けられた領域に親指を当てて操縦を行う。
【0032】これらの操作ボタン41,42,43によ
り、産業用ロボット側に、予め設定された3種の動作指
令を入力することが可能である。操作ボタン41,4
2,43は必要に応じてその個数を増減し、また、不必
要な場合には特に設けなくとも良い。また、操作レバー
4は、リンク部材12に対してその立設方向に沿う軸を
中心として回転自在に装備しても良い。これにより、各
リンク部材11,12の回動動作の際に操作レバー4が
リンク部材12に伴って回転することを防止でき、各操
作ボタン41,42,43が常に操縦者側を向いた状態
を保持でき、操作性の向上となる。
【0033】操作レバー4のすぐ下方には力センサ6が
設けられている。操縦者は、通常操作レバー4を手にし
てこの操作レバー4を所定の位置に移動させるため、移
動のための荷重を印加する際に、操作レバー4及び各リ
ンク部材11,12には、内部応力を生じる。この内部
応力を力センサ6により検出し、さらに検出された応力
情報は信号として、装置本体の内部に設けられた演算制
御手段8に伝達される。
【0034】力センサ6の下方には、リンク部材12に
対して図1における上下方向にこの力センサ6及び操作
レバー4を往復させる往復動作付勢手段5が設けられて
いる。この往復動作付勢手段5は、リンク部材12に固
定された筒状部材51と,この筒状部材51に嵌合し力
センサ6に固定装備された往復部材52とを有してお
り、さらに、筒状部材51の図示しない内部には、往復
部材52の往復動作を付勢する往復機構とその駆動源と
なるステッピングモータとが装備されている。この往復
機構は、例えば、図1の上下方向に配設されたボールネ
ジ機構やピニオン−ラック機構等から構成されている。
また、駆動モータの駆動軸には検出センサ73であるロ
ータリーエンコーダが装備されており、この検出センサ
73で検出された回転数は演算制御手段8に伝達され
る。
【0035】図2にこの第1の実施形態の制御系のブロ
ック図を示し、また図3に操縦装置100の動作状態を
示す。以下、図1乃至図3に基づいて上述した第1の実
施形態の動作を説明する。
【0036】操縦者は、操作レバー4を手にして所定方
向に向かう荷重をこの操作レバー4に印加し移動させ
る。このとき各検出センサ71,72,73(図2中で
は検出センサ群と記す)は、サンプリング時間毎に各駆
動手段31,32及び往復動作付勢手段5の各ステッピ
ングモータの回転角度を検出し演算制御手段8の正変換
計算部81に入力する。
【0037】正変換計算部81では、各回転角度によ
り、操作レバー4の3次元的な位置を算出し、これを被
操作対象である産業用ロボット側に出力する。また、各
検出センサ71,72,73で検出された各ステッピン
グモータの回転角度は、ヤコビ行列計算部82にも入力
され、当該ヤコビ行列計算部82によってヤコビ行列が
算出される。
【0038】一方、操作レバー4に印加された荷重が力
センサ6によって検出され、演算制御手段8の軸駆動速
度計算部83に入力される。この軸駆動速度計算部83
では、上記ヤコビ行列計算部82で算出されたヤコビ行
列を用いて駆動手段31,32及び往復動作付勢手段5
の各ステッピングモータの回転速度を決定し、これに従
って駆動手段31,32及び往復動作付勢手段5の動作
制御を行う。
【0039】例えば、図3の二点鎖線に示す操作レバー
4の位置から実線で示すハンドル4の位置に向かって荷
重を印加した場合、操作レバー4に併設された力センサ
6でこの荷重が検出される。力センサ6で検出された荷
重の方向は演算制御手段8に入力される。
【0040】そして、演算制御手段8では、検出された
荷重に応じて、駆動手段31,32及び往復動作付勢手
段5の各ステッピングモータに所定速度の回転を行うよ
う駆動制御する。即ち、駆動手段31ではリンク部材1
1を矢印Cの方向に回動を付勢し、駆動手段32ではリ
ンク部材12を矢印Dの方向に回動を付勢し、往復動作
付勢手段5では操作レバー4を矢印Uの方向に移動させ
る。
【0041】上述のように、所定の目的位置に向かって
操作レバー4に荷重を印加することにより、この印加動
作が各駆動手段31,32及び往復動作付勢手段5に助
勢され操作レバー4の移動動作を円滑に行うことができ
る。そして、上記の制御により演算制御手段8は操作レ
バー4用の動作助勢制御機能を有する構成となってい
る。
【0042】そして、この操作レバー4の移動動作に伴
い、各駆動手段31,32及び往復動作付勢手段5の各
ステッピングモータの駆動軸に係合している各検出セン
サ71,72,73から回転量が検出され、演算制御手
段8の正変換計算部81を介して、操作レバー4の3次
元的な位置情報が産業用ロボット側に出力される。
【0043】また、各操作ボタン41,42,43の印
加により、座標算出機能82を介して、予め設定された
所定の動作指令が産業用ロボット側に伝達される。これ
に従い、産業用ロボット側では、各操作ボタン毎に設定
された各動作を行う。
【0044】これにより、上記第1の実施形態は、3自
由度方向の動作もしくは複数の座標を同時に協調して入
力することができる。
【0045】さらに、2つのリンク部材11,12を回
動自在に係合させているために、これらの各リンク部材
11,12の屈曲状態から伸張状態に変化させることに
より、一つのリンクの2倍の長さを半径とする円形内を
可動領域とすることができる。
【0046】また、上述した制御系について、産業用ロ
ボットの動作に伴い当該産業用ロボットが外部から受け
る反力をこの産業用ロボットから入力される構成として
も良い。
【0047】即ち、産業用ロボットに、各動作の際に生
じる反力を検出するセンサを設け、このセンサによって
検出された反力を操縦装置100側の軸駆動速度計算部
83に入力する構成としても良い。この場合、軸駆動速
度計算部83では、入力された反力と、力センサ6で検
出された操作レバー4に印加された荷重とを比較又は合
成し、これに基づいて各ステッピングモータの駆動速度
を決定し、駆動手段31,32及び往復動作付勢手段5
の駆動制御を行う。
【0048】例えば、これによって、産業用ロボットの
動作方向に障害物等の原因により動作を妨げられた場合
に、操作レバーに対しても反力が加えられ、被操作物の
実動作に対してより忠実に操縦感覚が操縦者に伝えられ
る。
【0049】また、第1の実施形態の制御系を図4に示
すように構成しても良い。この制御系では、前述の制御
系に反力計算部84及び反力パラメータ記憶部85を付
加した構成となっている。
【0050】この反力計算部84では、正変換計算部8
1から入力された操作レバー4の3次元的な位置情報
と、反力パラメータ記憶部85に予め記憶された操作レ
バー4の各位置に対応して生じる反力のパラメータとに
よって、操作レバーの現在位置における反力を算出し、
軸駆動速度計算部83に出力する。
【0051】軸駆動速度計算部83では、算出された反
力と、力センサ6で検出された操作レバー4に印加され
た荷重とを比較又は合成し、これに基づいて各ステッピ
ングモータの駆動速度を決定し、駆動手段31,32及
び往復動作付勢手段5の駆動制御を行う。
【0052】また、ここに示す反力パラメータ記憶部8
5に、外部から一定条件の反力のパラメータを設定する
入力手段を併設しても良い。この入力手段によって、例
えば、反力の目標値を0に設定すると、各ステッピング
モータの発生可能な速度の範囲で制約される微少な抵抗
力は生じるが、操縦レバー4が自由に操縦可能となる。
【0053】さらに、ある直交する2軸方向には小さい
反力を,当該2軸方向に直交する方向に対しては大きい
反力を発生させるパラメータを入力すると、平面上で対
象物体を操作しているような操縦感覚を生成することが
できる。
【0054】また、ある直交する2軸方向には大きい反
力を,当該2軸方向に直交する方向に対しては小さな反
力を発生させるパラメータを入力すると、穴に棒を挿入
する操作を実行しているような操作感覚を生成すること
ができる。
【0055】またさらに、操作速度に比例する反力を発
生させると、泥や粘土など粘りけのある対象物を操作し
ている操縦感覚を生成することができる。
【0056】上述のように、軸駆動速度計算部83に反
力情報を入力可能な構成とした場合に、操作レバー4の
移動動作に伴い反力を生じさせることができ、これによ
って、操縦者は、この操縦装置から、被操作対象に生じ
る反力や疑似的な反力を感覚的に認識することが可能と
なっている。
【0057】本発明の第2の実施形態を図5に基づいて
説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態と同
一の箇所について同一の符号を付加し、重複する説明は
省略するものとする。
【0058】第2の実施形態では、操作レバー4の図5
におけるすぐ下方に往復動作付勢手段5を併設し、さら
にこの往復動作付勢手段5の下方に力センサ6を設け、
これら全体がリンク部材11,12の回動軸に沿った方
向に一列となるように当該リンク部材12の回動端部に
立設されている。
【0059】上記構成により、この第2の実施形態で
は、第1の実施形態と同様に操作が行われると共に、同
等の効果を得ることが可能である。
【0060】本発明の第3の実施形態を図6に基づいて
説明する。この第3の実施形態は、第1の実施形態と同
一の箇所について同一の符号を付加し、重複する説明は
省略するものとする。
【0061】この第3の実施形態では、往復動作付勢手
段53を装置本体2に配設し、この往復動作付勢手段5
3により、各リンク部材11,12の回動軸に沿った方
向に、操作レバー4,力センサ6,及びリンク部材1
1,12を往復移動させる構成としている。
【0062】この往復動作付勢手段53は、装置本体2
に内蔵されたボールネジ機構(図示略)と、このボール
ネジ機構のボールネジに回転力を付勢するステッピング
モータ54と、装置本体2に設けられた開口部を介して
ボールネジ機構によって図6の上下方向に往復動作を付
勢されるリンク部材用支持台55とから構成されてい
る。
【0063】そして、このリンク部材用支持台55は、
リンク部材11を回動自在に保持している。即ち、操作
レバー4に図6における上下方向の荷重を印加した場
合、操作レバー4は、リンク部材11,12と共に上下
移動を行うことになる。
【0064】この第3実施形態では、第1の実施形態と
同様の効果を有することに加えて、装置本体2内に往復
動作付勢手段53を収納した構造であるため、リンク部
材12の回動端部に往復動作付勢手段5を設けた場合と
比較して、このリンク部材12の回動端部の小型化を図
ることができる。
【0065】また、装置本体は、操作レバー4,リンク
部材11,12を保持すると共に、これらの移動動作時
において常にバランス良く装置全体を保持しなければな
らないので所定の大きさ及び重量が必要となる。このた
め、装置本体に往復動作付勢手段53を内蔵すること
は、所定の大きさを有する装置本体2のスペースを有効
に活用することができ,これによって装置の小型化を図
れると共に、所定重量を装置本体に付加するという目的
にも合致しているものである。
【0066】ここで、上記のボールネジ機構に替えて同
様に動作する他の機構を用いても良い。
【0067】本発明の第4の実施形態を図7に基づいて
説明する。この第4の実施形態は、第1の実施形態と同
一の箇所について同一の符号を付加し、重複する説明は
省略するものとする。
【0068】この第4の実施形態では、第1の実施形態
と異なる往復動作付勢手段9を備えている。この往復動
作付勢手段9は、各リンク部材11,12の回動軸に沿
った方向に、操作レバー4,力センサ6,リンク部材1
1,12及び駆動手段31,32を往復移動させる構成
としている。
【0069】上記往復動作付勢手段9は、リンク部材1
1を回動自在に載置する載置板91と、この載置板91
を図7における上下方向に昇降する昇降機構90と、こ
の昇降機構90の駆動源となるステッピングモータ93
とから構成されている。
【0070】昇降機構90は、X字状に配設され且つそ
の交点で回動自在に連結された2つの昇降リンク94,
95と、昇降リンク94の一端部と昇降リンク95の一
端部との間隔を変化させる可動部材92と、ステッピン
グモータ93から受ける回転力をS方向の往復移動力に
変換して可動部材92に伝達する伝達機構とから構成さ
れる。
【0071】一方の昇降リンク95は、装置本体2と載
置板91とにそれぞれの端部を回動自在に連結され、他
方の昇降リンク94は、一端部を可動部材92に回動自
在に連結され、他端部を載置板91の縁に沿って設けら
れた長穴に沿って摺動自在に連結されている。また、X
字状の昇降リンク94,95は載置板91を挟んで対向
して同じ状態でもう一組設けられている。
【0072】また、上記ステッピングモータ93にはそ
の回転軸に検出センサ83としてのロータリーエンコー
ダが係合しており(図示略)、このロータリーエンコー
ダによってステッピングモータ93の回転数が検出され
る。
【0073】上記構成により、可動部材92がステッピ
ングモータ93から伝達機構を介してS方向の移動力を
付勢されると、載置板91は水平状態を維持したまま昇
降が行われる。これに伴い操作ハンドル4等についてT
方向の移動が行われる。
【0074】また、操縦レバー4への印加力に応じて各
ステッピングモータを駆動し、駆動時に各ステッピング
モータの回転角を読み出し、読み出した結果を基に操縦
レバー4の現在座標を求めて外部に出力する点は第1の
実施形態と同一である。
【0075】上記第4の実施形態は、前述した第3の実
施形態と同様の効果を有すると共に、可動部材92に往
復動作を伝達する伝達機構及びステッピングモータ93
を水平方向に寝かせて配設しているために、操縦装置1
30の操作時において、装置全体のバランスが良く、良
好に操作を行うことが可能である。
【0076】本発明の第5の実施形態を図8乃至図13
に基づいて説明する。この第5の実施形態は、第1の実
施形態と同一の箇所について同一の符号を付加し、重複
する説明は省略するものとする。
【0077】この第5の実施形態は、図8及び図9に示
すように、操作レバー150に特徴を有している。即
ち、上記各実施形態では操作レバー4を3自由度の方向
に移動させることにより、被操縦対象に3自由度の入力
を行っていたが、この第5の実施形態では、操作レバー
150をリンク部材12に対して回転自在に装備すると
共に,この操作レバー150の一部としてX−Y方向に
傾斜自在である操作把手153を設け、3自由度に加え
てさらに3自由度の合わせて6自由度の入力を行うこと
を可能とした操縦装置140を開示している。
【0078】操作レバー150は、リンク部材12に対
してこのリンク部材12の回動軸と平行な方向を中心と
して回転自在であるジンバルベース151と,直交する
二つの軸を中心に回動自在の自在継ぎ手であるジンバル
機構を介してジンバルベース151に連結された操作把
手153から構成される。
【0079】この操作レバー150は、リンク部材12
の回動軸に沿った方向に対して直交するX−Y方向に傾
斜自在且つ当該リンク部材12の回動軸に沿った方向を
軸としてリンク部材12に対して回転自在に構成されて
おり、この操作レバー150とリンク部材12との間に
は、操作レバー150にX−Y方向の傾斜動作を付勢す
る傾斜動作付勢手段160と,操作レバー150に回転
動作を付勢する回転動作付勢手段170と、力センサ6
1とが併設されている。
【0080】以下、これらの各部を詳説すると、まず円
板状のジンバルベース151は、リンク部材12に対し
て当該リンク部材12の回動軸に沿った方向を中心にし
て回転自在に配設されている。そして、このジンバルベ
ース151には、円周の外縁部の一方部分と,中心軸を
挟んで対向する他方部分とにそれぞれ図9における上方
に突設された保持用突起部151A,151Bが設けら
れている。
【0081】そして、これらの保持用突起部151A,
151Bによって、ジンバルベース151よりやや径が
小さいジンバル機構としてのジンバルリング152がそ
の直径方向を軸として回動自在に保持されている。ま
た、このジンバルリング152には、他の直径方向を軸
としてこのジンバルリング152より径の大なる半球殻
状の操作把手153が回動自在に係合している。
【0082】即ち、ジンバルリング152は、ジンバル
ベース151に任意の直径方向から回動自在に保持され
る一方で、操作把手153から他の直径方向から回動自
在に保持されている。そして、これらの回動軸は、ジン
バルベース151の回転軸上において互いに直交する。
上記構成によって、操作把手153はジンバルベース1
51に対して図8に示されたX−Y方向(X方向,Y方
向,及びX方向とY方向との合成方向)に傾斜自在とな
っている。
【0083】また、ジンバルベース151と操作把手1
53との間には、ジンバルベース151に対して操作把
手153が任意のX−Y方向に傾斜するように付勢する
傾斜動作付勢手段160が設けられている。
【0084】この傾斜動作付勢手段160は、ジンバル
ベース151と中心線を等しくして配設された円筒状の
回転軸162と、この回転軸162にその中心線を軸と
して回転力を付勢すると共にジンバルベース151に固
定された駆動モータとしてのステッピングモータ161
と、操作把手153に固定された駆動モータとしてのス
テッピングモータ163と、このステッピングモータ1
63によって中心線を軸とした回転力を付勢される回転
軸164とから構成される。また、各ステッピングモー
タ161,163の回転軸にはそれぞれの各回転数を検
出する検出センサ181,182としてのロータリーエ
ンコーダが係合している(図8,図9では図示略)。
【0085】上記の回転軸162,164は、それぞれ
一端側に、それらの中心線に垂直な平面より若干傾斜し
た切断面162A,164Aが形成されている。そし
て、これらの回転軸162,164は、前述したジンバ
ルリング152の二つの回動軸の交差する位置で,回転
軸162,164の互いの中心線を交差させた状態で、
切断面162A,164Aを当接させている。これらの
切断面162A,164Aは摺動自在に当接している。
【0086】傾斜動作付勢手段160は上記の構成によ
り、操作把手153に図8に示されたX−Y方向(X方
向,Y方向,及びX方向とY方向との合成方向)の傾斜
動作を付勢することができる。
【0087】以下、傾斜動作付勢手段160による傾斜
動作について図10及び図11を用いて詳説する。
【0088】図10は、回転軸162,164の互いの
当接状態を示している。ここで、回転軸162の中心線
をFとし,回転軸164の中心線をGとする。回転軸1
62,164の各切断面162A,164Aはそれぞれ
中心線に垂直な面から角度θだけ傾斜している。これら
の切断面162A,164Aは同じ傾斜角度θであるた
め、回転軸162,164は各中心線を同一方向とする
ことが可能である(図10(A)の状態)。
【0089】ここで、回転軸162,164は互いに、
ジンバルベース151,ジンバルリング152及び操作
把手153とによって、各中心線F,Gを交差させた状
態でその切断面162A,164Aを常に当接させた状
態が維持されるので、回転軸164にステッピングモー
タ163から回転力が付勢されると、この回転軸164
は、切断面162Aと中心線Fとの交点を通過すると共
に切断面162Aに垂直である中心線Eを軸として回転
を行うことになる。
【0090】図10(B)は、上記回転をP方向に18
0度行った状態を示している。これにより、回転軸16
4の中心線Gは回転軸162の中心線Fに対して角度2
θ傾斜した状態となる。
【0091】図11は、各回転軸162,164に各ス
テッピングモータ161,163によって回転力を付勢
した場合の操作把手153の移動可能な領域(より具体
的には、ジンバルベース151に対して、操作把手15
3と中心線Gとが交わって成る交点の移動可能な領域)
を球面上に示している。
【0092】図11(A)は、回転軸164のみの回転
を行った場合の操作把手153の移動範囲を示してい
る。この場合、操作把手153は、球面上を中心線Eを
中心とする円形の軌跡Hを辿る。
【0093】さらに、これに回転軸162の回転動作を
行うと、球面上において円形の軌跡Hが中心線Fを軸と
してR方向回りに回転され、操作把手153の移動可能
領域は、図11(B)に示すように球面の一部を成す領
域Iとなる。即ち、回転軸162,164をそれぞれ所
定の回転数で回転させることにより操作把手153を領
域Iの任意の位置に移動させることが可能となってい
る。
【0094】ここで、操作把手153の移動可能な領域
Iは、各回転軸162,164の切断面の傾斜角度θに
より決定される。この傾斜角度θが、0[度]<θ<9
0[度]の範囲内において、大きくなるにつれて領域I
は広がって行く。
【0095】一方、ジンバルベース151のすぐ下方に
は、このジンバルベース151に回転力を付勢する回転
動作付勢手段170が設けられている。この回転動作付
勢手段170は、図9に示すようにジンバルベース15
1の回転動作の駆動源となるステッピングモータ171
と、回転動作付勢手段170に対してジンバルベース1
51の円心部を中心とした回転を自在とする軸受け17
2とから構成されており、ステッピングモータ171の
回転軸にはこのステッピングモータ171の回転数を検
出する検出センサ183としてのロータリーエンコーダ
が係合している(図8,図9では図示略)。
【0096】この回転動作付勢手段170により、操作
レバー150に、リンク部材12に対する,このリンク
部材12の回動軸に沿った方向を軸とした回転動作を付
勢することができる。
【0097】回転動作付勢手段170の下方には力セン
サ61が併設されている。この力センサ61は、操作レ
バー150に印加される荷重の大きさ及び方向の検出の
他に、操作レバー150の回転及び操作把手153の傾
斜動作を行うため印加された荷重の大きさ及び方向を検
出する。
【0098】力センサ61とリンク部材12との間に
は、往復動作付勢手段190が設けられている。この往
復動作付勢手段190によって操作レバー150,傾斜
動作付勢手段160,回転動作付勢手段170及び力セ
ンサ61が、リンク部材132に対してこのリンク部材
12の回動軸に沿った方向に往復動作が付勢される。
【0099】往復動作付勢手段190は、断面コ字状に
形成され開口部を下方に向けて配設された往復部材19
1と、リンク部材12側に設けられ,往復部材191の
開口部に挿入される筒状挿入部材192と、往復部材1
91に往復動作を伝達する伝達機構197と、この伝達
機構197の駆動源となるステッピングモータ196と
から構成される。
【0100】往復部材191は、円柱状のブロックであ
り、その上方に操作レバー150等が載置されている。
そして、この往復部材191の下面側には開口部として
の円柱状の嵌合穴191Aが設けられている。この円柱
状の嵌合穴191Aにはスプライン溝191Bが形成さ
れており、嵌合穴191Aに挿入される筒状挿入部材1
92側には、このスプライン溝191Bに係合するスプ
ライン192Aが形成されている。このスプライン19
2Aは、リンク部材12の回動軸に沿った方向に形成さ
れており、これによって、往復部材191を,回転させ
ることなくリンク部材12の回動軸に沿った方向に往復
させることを可能としている。
【0101】筒状挿入部材192及びリンク部材12
は、その内部が中空に形成されており、これらの中空内
部に伝達機構197及びステッピングモータ196が配
設されている。この伝達機構197は、一端がスラスト
軸受け193Aを介して往復部材191に連結されその
外周面に一様にネジ溝が形成された駆動ネジ部材193
と、この駆動ネジ部材193に螺合する雌ネジが内側に
形成され外周部には歯車が形成された第1の歯車194
と、ステッピングモータ196の回転力を第1の歯車1
94に伝達する第2の歯車195とから構成される。
【0102】この第2の歯車195は、二つの歯車を組
み合わせたものでステッピングモータ196の回転の軸
方向を90度変化させると共に減速を行い第1の歯車1
94に回転力の伝達を行っている。第1の歯車194は
リンク部材12に軸受け194Aを介して配設されてお
り、第2の歯車195からの回転力が伝達されると内周
面上に形成された雌ネジによって駆動ネジ部材193
が,図9における上下方向に往動する。この際の駆動ネ
ジ部193の下方の移動を妨げないためにリンク部材1
2の内壁には駆動ネジ部材193の下方に対応する位置
に予め通過穴が設けられている。
【0103】駆動ネジ部材193は、スラスト軸受け1
93Aによって自らの回転力を伝達することなく往復部
材191に上下方向の往復動作を付勢する。また、ステ
ッピングモータ196には、その回転軸に回転数を検出
するための検出センサ73としてのロータリーエンコー
ダが係合している(図8,図9には図示せず)。
【0104】図12にこの第5の実施形態の制御系のブ
ロック図を示す。この第5の実施形態の制御系では、検
出センサ群が、操作レバー150の移動及び回転動作に
関わる4つのステッピングモータ及び操作把手153の
傾斜動作に関わる2つのステッピングモータにそれぞれ
設けられた6つの検出センサ71,72,73,18
1,182,183から成り、軸駆動速度計算部83で
は駆動手段31,32,往復動作付勢手段190,傾斜
動作付勢手段160及び回転動作付勢手段170の各ス
テッピングモータの回転速度を決定し、上記各手段の動
作制御を行う。
【0105】即ち、まず操作レバー150を所期の目的
位置に移動させる。このとき各検出センサ71,72,
73は、サンプリング時間毎に各駆動手段31,32及
び往復動作付勢手段190の各ステッピングモータの回
転角度を検出し演算制御手段8の正変換計算部81に入
力する。
【0106】同様にして、操作レバー150に加えられ
た回転動作及び操作把手153の傾斜動作により生じる
回転動作付勢手段170及び傾斜動作付勢手段160に
設けられた各ステッピングモータの回転角度が、各検出
センサ181,182,183に検出され演算制御手段
8の正変換計算部81に入力される。
【0107】正変換計算部81では、各回転角度によ
り、操作レバー150の3次元的な位置及び操作レバー
150の回転及び操作把手153の傾斜に対応する情報
を算出し、これを被操作対象である産業用ロボット側に
出力する。また、各検出センサ群で検出された各ステッ
ピングモータの回転角度は、ヤコビ行列計算部82にも
入力され、当該ヤコビ行列計算部82によってヤコビ行
列が算出される。
【0108】一方、操作レバー150の移動動作,回転
動作及び操作把手153の傾斜動作により印加される荷
重が力センサ61によって検出され、演算制御手段8の
軸駆動速度計算部83に入力される。この軸駆動速度計
算部83では、上記ヤコビ行列計算部82で算出された
ヤコビ行列を用いて駆動手段31,32及び往復動作付
勢手段190の各ステッピングモータの回転速度を決定
し、これに従って駆動手段31,32,往復動作付勢手
段190,回転動作付勢手段170及び傾斜動作付勢手
段160の動作制御を行う。
【0109】上述のように、所定の動作に対応して操作
レバー150に荷重を印加すると同時に、所定の動作を
助勢するように各駆動手段31,32,往復動作付勢手
段190,回転動作付勢手段170及び傾斜動作付勢手
段160が駆動制御され、これにより操作レバー4の移
動動作を円滑に行うことができる。そして、上記の制御
により演算制御手段8は操作レバー150用の動作助勢
制御機能を有する構成となっている。
【0110】そして、この操作レバー150の操作動作
に伴い、各駆動手段31,32,往復動作付勢手段19
0,回転動作付勢手段170及び傾斜動作付勢手段16
0の各ステッピングモータの駆動軸に係合している各検
出センサ群から回転量が検出され、演算制御手段8の正
変換計算部81を介して、操作レバー4の3次元的な位
置情報及び各動作情報が産業用ロボット側に出力され
る。
【0111】上述のように、この第5の実施形態は、第
1の実施形態と同様の効果を有すると共に、6自由度方
向の動作もしくは複数の座標を同時に協調して入力する
ことができる。
【0112】また、第1の実施形態と同様にして、産業
用ロボットに、各動作の際に生じる反力を検出するセン
サを設け、このセンサによって検出された反力を操縦装
置140側の軸駆動速度計算部83に入力する構成とし
ても良い。この場合、軸駆動速度計算部83では、入力
された反力と、力センサ61で検出された操作レバー4
に印加された荷重とを比較又は合成し、これに基づいて
各ステッピングモータの駆動速度を決定し、駆動手段3
1,32,往復動作付勢手段190,回転動作付勢手段
170及び傾斜動作付勢手段160の駆動制御を行う。
【0113】例えば、これによって、産業用ロボットの
動作方向に障害物等の原因により動作を妨げられた場合
に、操作レバー150に対しても反力が加えられ、被操
作物の実動作に対してより忠実に操縦感覚が操縦者に伝
えられる。
【0114】また、第5の実施形態の制御系を図13に
示すように構成しても良い。この制御系では、前述の制
御系に反力計算部84及び反力パラメータ記憶部85を
付加した構成となっている。
【0115】この反力計算部84では、正変換計算部8
1から入力された操作レバー150の3次元的な位置情
報,操作レバー150の回転動作及び操作把手の153
の傾斜動作に対応する動作情報と、反力パラメータ記憶
部85に予め記憶された操作レバー150の各動作に対
応して生じる反力のパラメータとによって、操作レバー
の現在行われている動作に対応する反力を算出し、軸駆
動速度計算部83に出力する。
【0116】軸駆動速度計算部83では、算出された反
力と、力センサ61で検出された操作レバー150に加
えられた各動作により生じた荷重とを比較又は合成し、
これに基づいて各ステッピングモータの駆動速度を決定
し、駆動手段31,32,往復動作付勢手段190,回
転動作付勢手段170及び傾斜動作付勢手段160の駆
動制御を行う。
【0117】また、ここに示す反力パラメータ記憶部8
5に、外部から一定条件の反力のパラメータを設定する
入力手段を併設しても良い。
【0118】上述のように、軸駆動速度計算部83に反
力情報を入力可能な構成とした場合に、操作レバー15
0の移動動作に伴い反力を生じさせることができ、これ
によって、操縦者は、この操縦装置から、被操作対象に
生じる反力や疑似的な反力を感覚的に認識することが可
能となっている。
【0119】ここで、上記各実施形態における操作レバ
ー4,150の入力可能範囲と他の比較例の入力可能範
囲の比較を図14及び図15に基づいて行う。ここで
は、第1の実施形態である操縦装置100と従来例とし
て示した直交座標ロボット200とで比較を行うことに
する。
【0120】図14は、操縦装置100の操作レバー4
の可動領域即ち入力可能範囲である。これによると、操
縦装置100では、リンク部材11とリンク部材12と
を直線状に伸張させた長さであるLを半径とした円N内
の任意の位置に操作レバー4を移動させることができ
る。
【0121】これに対して座標入力ロボット200で
は、ガイドレール202の長さVとガイドレール203
の長さWとからなる図15に二点鎖線で示した長方形内
が入力可能範囲である。
【0122】即ち、比較例は、入力可能範囲の大きさが
そのまま装置全体の大きさとなっている。一方、上記各
実施形態では、二つのリンク部材11,12が回動自在
であり、長さMの長方形で示す装置本体2の大きさの長
方形の領域内にこれらのリンク部材11,12を折り畳
むことによってほぼ収めることができる。即ち、装置全
体の大きさに対する入力可能範囲の割合が、比較例と比
べて,上記各実施形態の方がより大きくなっていること
が分かる。
【0123】ここで、上記各実施形態では、被操作対象
として産業用ロボットを例示したが、特にこれに限定す
るものではない。上述した各操縦装置は、3次元的な座
標上の位置指定または方向指定等による操縦または操作
を要する多種多用の被操作対象,例えば,航空機,衛
生,自動車及び船舶等に対応し、また計算機等の座標入
力を行うための入力装置としても有効に機能する。
【0124】
【発明の効果】本発明は、回動自在に連結された複数の
リンク部材とこれらリンク部材の回動軸線にほぼ平行な
方向に操作レバーの往復動作を付勢する往復動作付勢手
段を設けているので、3自由度入力及び複数自由度の協
調した動作の指令を行うことができる。
【0125】また、演算制御手段に操作レバー用の動作
助成機能を設けたため、操作レバーが所期の方向に移動
するように各駆動手段及び往復動作付勢手段が駆動制御
されるために、操作レバーを移動させて操縦する際に、
円滑な操作性を得ることができる。
【0126】また、従来の操縦装置である直交座標ロボ
ット機構と比較すると、この従来の直交座標ロボット機
構は、入力可能範囲が各ガイドレールの長さに制限さ
れ、入力可能範囲の大きさがそのまま装置全体の大きさ
となっている。一方、本発明では、複数のリンク部材が
回動自在であり,これらのリンク部材を折り畳むことに
よって装置全体を集約することができ、装置全体の大き
さに対する入力可能範囲の割合が、従来と比べて,より
大きくなっている。
【0127】さらに、本発明では、演算制御手段を備
え、この演算制御手段により操作レバーに対して任意の
移動動作を付勢するように各駆動手段及び往復動作付勢
手段を駆動制御することができるため、被操作対象に外
力を検出するセンサを設け、このセンサによって検出さ
れた外力を演算制御手段に入力する構成とした場合、被
操作対象側で検出された外力と、操作レバーに印加され
た荷重とを比較又は合成し、これらに対応した任意の反
力や或いは移動力を操作レバーに加えることができる。
【0128】即ち、これによって、被操作対象に外力が
加えられた場合に、操作レバーにその感覚が伝達され、
操縦者は忠実に操縦感覚を知覚することができる。
【0129】また、演算制御手段にある特定条件の反力
パラメータを入力することにより、特定条件に従った反
力が操作レバー付加される制御を行うことができる。
【0130】さらに、操作レバーをリンク部材に対して
X−Y方向に傾斜自在且つ回転自在とした場合に、この
操作レバーのX−Y方向の傾斜動作による2自由度及び
回転による1自由度の動作情報を入力することができ、
前述したの3自由度方向の動作にさらに3自由度方向の
動作をさらに加えて6自由度方向の動作もしくは複数の
座標を同時に協調して入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に開示した操縦装置の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に開示した操縦装置の操作状態を示す説明
図である。
【図4】図1に開示した操縦装置の他の制御系を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施形態を示す一部を切り欠い
た斜視図である。
【図9】図8に開示した操縦装置の操作レバーの周辺を
示す一部切り欠いた説明図である。
【図10】図8に開示した操縦装置の傾斜動作付勢手段
の二つの回転軸の係合状態を示す説明図であり、図10
(A)は中心軸が同一線上にある状態を示し、図10
(B)は一方の回転軸が互いの中心線を交差させた状態
を維持したまま回転した状態を示している。
【図11】図8に開示した操縦装置の傾斜動作付勢手段
の二つの回転軸による操作把手の可動領域を示す説明図
であり、図11(A)は一方の回転軸の回転による操作
把手の可動軌跡を示し、図11(B)は双方の回転軸の
回転による操作把手の可動領域を示している。
【図12】図8に開示した操縦装置の制御系を示すブロ
ック図である。
【図13】図8に開示した操縦装置の他の制御系を示す
ブロック図である。
【図14】図1に開示した操縦装置の可動入力範囲を示
す説明図である。
【図15】本発明の比較例の可動入力範囲を示す説明図
である。
【図16】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 装置本体 4,150 操作レバー 5,9,53,190 往復動作付勢手段 6,61 力センサ 8 演算制御手段 11,12 リンク部材 31,32 駆動手段 71,72,73,181,182,183 検出セン
サ 100,110,120,130,150 操縦装置 151 ジンバルベース 152 ジンバルリング(ジンバル機構) 153 操作把手 160 傾斜動作付勢手段 161,163 駆動モータ 162,164 回転軸 162A,164A 切断面 170 回転動作付勢手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06F 3/033 330 G06F 3/033 330A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに回動自在に連結された複数のリン
    ク部材と、これら連結された複数のリンク部材の一端側
    に位置するリンク部材の一端を回動自在に保持する装置
    本体と、前記各リンク部材の回動軸部分に係合して対応
    するリンク部材に回動力を付勢する複数の駆動手段と、
    前記連結された複数のリンク部材の他端側に位置するリ
    ンク部材の回動端部にその回動軸線とほぼ平行に立設さ
    れ,且つ当該回動軸線に沿った方向に往復移動自在に構
    成されると共に外部から荷重が印加される操作レバー
    と、この操作レバーの前記往復動作方向に移動力を付勢
    する往復動作付勢手段とを備え、 前記操作レバーに印加される荷重の大きさ及び方向を検
    出する力センサと、前記駆動手段及び往復動作付勢手段
    の各移動量をそれぞれ検出する複数の検出センサと、こ
    れら検出センサの検出した移動量に基づいて上位装置に
    座標入力を行う演算制御手段とを装備し、 この演算制御手段が,前記力センサの検出情報に基づい
    て前記各駆動手段及び往復動作付勢手段を所定方向に駆
    動させる前記操作レバー用の動作助勢制御機能を備えて
    いることを特徴とする操縦装置。
  2. 【請求項2】 互いに回動自在に連結された複数のリン
    ク部材と、これら連結された複数のリンク部材の一端側
    に位置するリンク部材の一端を回動自在に保持する装置
    本体と、前記各リンク部材の回動軸部分に係合して対応
    するリンク部材に回動力を付勢する複数の駆動手段と、
    前記連結された複数のリンク部材の他端側に位置するリ
    ンク部材の回動端部にその回動軸線とほぼ平行に立設さ
    れると共に外部から荷重が印加される操作レバーとを備
    え、 前記装置本体に、前記複数のリンク部材にその回動動作
    の回動軸方向に沿った往復動作を付勢する往復動作付勢
    手段を設け、 前記操作レバーに印加される荷重の大きさ及び方向を検
    出する力センサと、前記駆動手段及び往復動作付勢手段
    の各移動量をそれぞれ検出する複数の検出センサと、こ
    れら検出センサの検出した移動量に基づいて上位装置に
    座標入力を行う演算制御手段とを装備し、 この演算制御手段が,前記力センサの検出情報に基づい
    て前記各駆動手段及び往復動作付勢手段を所定方向に駆
    動させる前記操作レバー用の動作助勢制御機能を備えて
    いることを特徴とする操縦装置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーは、その立設方向に直交
    するX−Y方向に傾斜自在且つ当該立設方向を軸として
    前記リンク部材に対して回転自在に構成され、 前記操作レバーに、前記X−Y方向の傾斜動作を付勢す
    る傾斜動作付勢手段と,回転動作を付勢する回転動作付
    勢手段と,これら付勢手段の各動作方向の各移動量を検
    出する複数の検出センサとを併設し、 前記力センサは、前記操作レバーの前記X−Y方向及び
    前記回転方向に印加された荷重の大きさ及び方向を検出
    する機能を備え、 前記演算制御手段は、前記操作レバーの各検出センサに
    より検出した移動量に基づいて上位装置に座標入力を行
    うと共に,前記力センサの検出情報に基づいて前記各傾
    斜動作付勢手段及び回転動作付勢手段に所定方向に駆動
    させる動作制御を行うことを特徴とする請求項1又は2
    記載の操縦装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーは、前記連結された複数
    のリンク部材の他端側に位置するリンク部材に回転自在
    に保持されたジンバルベースと,互いに直交する二方向
    を軸として回動自在であるジンバル機構を介して前記ジ
    ンバルベースに連結された操作把手とからなり、 前記傾斜動作付勢手段が、前記ジンバルベースに固定さ
    れた駆動モータと,この駆動モータに回転駆動される回
    転軸と,前記操作把手に固定された駆動モータと,この
    駆動モータに回転駆動される回転軸とからなり、 前記二つの回転軸は、その中心線を,前記ジンバル機構
    の直交する回動軸の交点となる位置で交差させると共
    に,これら各々の中心線に対して一定の角度で傾斜した
    切断面を有し互いにこれらの切断面を当接させているこ
    とを特徴とする請求項3記載の操縦装置。
  5. 【請求項5】 前記力センサが前記操作レバーと隣接し
    ていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
    操縦装置。
  6. 【請求項6】 前記リンク部材が二つのリンク部材から
    なることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の操
    縦装置。
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Effective date: 19980512