JPH0961741A - 回転多面鏡駆動装置 - Google Patents
回転多面鏡駆動装置Info
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- JPH0961741A JPH0961741A JP21854195A JP21854195A JPH0961741A JP H0961741 A JPH0961741 A JP H0961741A JP 21854195 A JP21854195 A JP 21854195A JP 21854195 A JP21854195 A JP 21854195A JP H0961741 A JPH0961741 A JP H0961741A
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
いて、顧客から要望される装置取付け用位置決め部の寸
法および形状および材料に対して幅広い対応が可能でか
つ低コスト化を実現することを目的とする。 【構成】 回転軸1とロータマグネット4を有し回転多
面鏡10が固定されたロータ11と、前記ロータマグネ
ット4と対向して電磁トルクを発生するステータコイル
9と回転軸1を軸支する軸受7が固定される鉄系ステー
タ基板6で構成されたステータ12を有し、前記軸受7
に動圧流体軸受を採用し装置取付け用位置決め部5aを
軸受7の外径部にほどこし軸受7の内径と同軸加工する
ことにより、回転多面鏡の中心軸と装置取付け用位置決
め部との同軸度を高精度にて構成した回転多面鏡駆動装
置を実現することができる。
Description
ー(以下LBPと略す)などでレーザーのスキャンに利
用される回転多面鏡駆動装置に関するものである。
高いLBPの市場への浸透が拡大している。このLBP
の印字精度は、光学スキャナユニットの機械的精度によ
り大きく左右されるが、中でも回転多面鏡駆動装置には
LBPの光学系の基準として、回転多面鏡の中心と回転
軸の中心と装置取付け用位置決め部の中心を高精度に構
成する必要があるため、種々の方法がとられている。
説明する。図3は従来の回転多面鏡駆動装置の断面図で
ある。図3において、1は回転軸で回転多面鏡10とロ
ータマグネット4とロータフレーム3とが固定されるロ
ータボス2が焼き嵌めなどの方法で固定されロータ11
を構成している。回転多面鏡駆動装置の取付け部および
取付け用位置決め部5aを有するブラケット5は、ロー
タマグネット4と磁路を構成する磁性体を積層したステ
ータコア8にロータマグネット4と対向して電磁トルク
を発生するステータコイル9をほどこしたステータ巻線
13と駆動IC14が実装されたステータ基板6とで構
成されるステータ12と、回転軸1を軸支する軸受7と
が固定されている。
置について、その動作を説明する。まず、ステータコイ
ル9に電流が供給されるとロータマグネット4との間で
電磁力を発生し、軸受7により軸支されている回転軸1
を中心にロータ11が回転しロータ11に固定されてい
る回転多面鏡10により照射されたレーザの偏光走査を
行う。
の構成では、顧客から要求される装置取付け用位置決め
部の寸法および形状および材料に応じたブラケットを作
成する必要があるため顧客要求に対する対応が困難であ
り、また回転多面鏡駆動装置の構成部品の共用化が望め
ず製品コストダウンの向上が求められないという問題点
を有していた。
場合、ブラケットとボールベアリングとの取付け精度や
ボールベアリングと回転軸とのクリアランスによる誤差
が大きく回転軸と装置取付け用位置決め部の中心ズレを
小さくすることが困難であった(同軸度でφ0.02〜
φ0.03の実力)。
で、顧客から要求される装置取付け用位置決め部の寸法
および形状および材料に対して幅広い対応が容易でかつ
安価にて可能であり、また回転多面鏡駆動装置の構成部
品の共用化にて低コスト化を実現し、回転多面鏡の中心
軸と装置取付け用位置決め部を高精度にて構成した回転
多面鏡駆動装置を提供することを目的とする。
に本発明の回転多面鏡駆動装置は、回転軸とロータマグ
ネットを有し回転多面鏡が固定されたロータと、前記ロ
ータマグネットと対向して電磁トルクを発生するステー
タ巻線と回転軸を軸支する軸受が固定される金属ベース
プリント基板で構成されたステータを有し、前記軸受に
装置取付け用位置決め部材が直接固定される構成を有し
ている。また、軸受には動圧流体軸受を採用した。
付け用位置決め部の寸法および形状および材料に対して
幅広い対応が容易でかつ安価にて可能となり、また回転
多面鏡駆動装置の構成部品の共用化にて低コスト化を実
現することができる。
面鏡の中心軸と装置取付け用位置決め部との同軸度を高
精度にて構成した回転多面鏡駆動装置を実現することが
できる。
を参照しながら説明する。
0とロータマグネット4とロータフレーム3とが固定さ
れるロータボス2が焼き嵌めなどの方法で固定されロー
タ11を構成している。回転多面鏡駆動装置の取付け部
を有するステータ基板6は鉄基板などの金属ベースプリ
ント基板であり、ロータマグネット4と磁路を構成する
磁性体を積層したステータコア8にロータマグネット4
と対向して電磁トルクを発生するステータコイル9をほ
どこしたステータ巻線13と、回転多面鏡駆動装置を動
作させる駆動IC14が実装されステータ12を構成し
ている。軸受7は前記ステータ基板6に直接固定されて
おり軸受7の内径にはヘリングボーン溝が形成され、流
体軸受を構成し回転軸1を回転可能に軸支している。カ
ラー15は装置取付け用位置決め部材であり軸受7の外
径円筒部7aに直接かしめられているか、または圧入さ
れ固定されている。
置について、その動作を説明する。まず、ステータコイ
ル9に電流が供給されるとロータマグネット4との間で
電磁力を発生し、軸受7により軸支されている回転軸1
を中心にロータ11が回転しロータ11に固定されてい
る回転多面鏡10により照射されたレーザの偏光走査を
行う。このとき回転軸1は回転により発生した圧力によ
り軸受7の機械的な中心で浮上し回転する。また、軸受
7の内径と外径円筒部7aは同時加工により仕上げられ
ているため、外径円筒部7aと回転軸1の同軸度はほぼ
0となる。
ー15を軸受7の外径円筒部7aに直接固定することに
より、顧客から要望される装置取付け用位置決め部5a
の寸法および形状および材料に対して幅広い対応が軸受
7の形状をかえることなく容易でかつ安価に構成でき
る。また、軸受7の共用化が可能となり軸受開発,製作
の低コスト化を実現することができ、かつ回転軸1とカ
ラー15の同軸精度を容易に高めることができる。
面鏡の中心軸と装置取付け用位置決め部との同軸度を高
精度にて構成した回転多面鏡駆動装置を実現することが
できる。
使用した構成としたが、通常の含油メタルでも同様であ
ることはいうまでもない。
ついて、図面を参照しながら説明する。
0とロータマグネット4とロータフレーム3とが固定さ
れるロータボス2が焼き嵌めなどの方法で固定されロー
タ11を構成している。回転多面鏡駆動装置の取付け部
を有するステータ基板6は鉄基板などの金属ベースプリ
ント基板であり、ロータマグネット4と磁路を構成する
磁性体を積層したステータコア8にロータマグネット4
と対向して電磁トルクを発生するステータコイル9をほ
どこしたステータ巻線13と、回転多面鏡駆動装置を動
作させる駆動IC14が実装されステータ12を構成し
ている。軸受7は前記ステータ基板6に直接固定されて
おり、この外径部は装置取付け用位置決め部5aを共用
しており軸受7の内径と同軸加工してある。軸受7の内
径にはヘリングボーン溝が形成され、流体軸受を構成し
回転軸1を回転可能に軸支している。
置について、その動作を説明する。まず、ステータコイ
ル9に電流が供給されるとロータマグネット4との間で
電磁力を発生し、軸受7により軸支されている回転軸1
を中心にロータ11が回転しロータ11に固定されてい
る回転多面鏡10により照射されたレーザの偏光走査を
行う。このとき回転軸1は回転により発生した圧力によ
り軸受7の中心で浮上し回転する。
取付け用位置決め部5aを軸受7の外径部にほどこし軸
受7の内径と同軸加工することにより軸受7の中心と装
置取付け用位置決め部5aの同軸度を高精度にすること
ができ、動圧流体軸受の採用により軸受7の中心と回転
軸1の中心の同軸度を小さくすることが可能となり、回
転多面鏡の中心軸と装置取付け用位置決め部との同軸度
を高精度にかつ、カラーなどの部材を用いることなく安
価に構成した回転多面鏡駆動装置を実現することができ
る。
体軸受を採用し装置取付け用位置決め部5aを軸受7の
外径部にほどこし軸受7の内径と同軸加工することによ
り、(1)回転多面鏡の中心軸と装置取付け用位置決め
部との同軸度を高精度にて構成した回転多面鏡駆動装置
を実現することができる。(同軸度φ0.02以下) また、カラー15を軸受7に直接固定することにより、
(2)顧客から要望される装置取付け用位置決め部の寸
法および形状および材料に対して幅広い対応が容易でか
つ安価にて可能になる。(3)回転多面鏡駆動装置の構
成部品の共用化が可能となり、低コスト化を実現するこ
とができる。等々優れた回転多面鏡駆動装置を実現でき
るものである。
装置の断面図
装置の断面図
Claims (7)
- 【請求項1】回転軸とロータマグネットを有し回転多面
鏡が固定されたロータと、前記ロータマグネットと対向
して電磁トルクを発生するステータ巻線を有するステー
タと回転軸を軸支する軸受が固定される金属ベースプリ
ント基板を有し、前記軸受に装置取付け用位置決め部材
が直接固定された回転多面鏡駆動装置。 - 【請求項2】軸受は回転軸またはスリーブの何れか一方
に動圧を発生するためのヘリングボーン溝を有する動圧
流体軸受である請求項1項記載の回転多面鏡駆動装置。 - 【請求項3】軸受は含油メタルである請求項1項記載の
回転多面鏡駆動装置。 - 【請求項4】装置取付け用部材は軸受に直接かしめによ
り固定される請求項1または請求項2または請求項3記
載の回転多面鏡駆動装置。 - 【請求項5】装置取付け用位置決め部材は軸受に直接圧
入により固定される請求項1または請求項2または請求
項3記載の回転多面鏡駆動装置。 - 【請求項6】回転軸とロータマグネットを有し回転多面
鏡が固定されたロータと、前記ロータマグネットと対向
して電磁トルクを発生するステータ巻線を有するステー
タと回転軸を軸支する動圧流体軸受が固定される金属ベ
ースプリント基板を有し、前記軸受に装置取付け用位置
決め部が一体加工にてほどこされた回転多面鏡駆動装
置。 - 【請求項7】軸受は銅系材料である請求項6項記載の回
転多面鏡駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21854195A JP3674991B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 回転多面鏡駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21854195A JP3674991B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 回転多面鏡駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961741A true JPH0961741A (ja) | 1997-03-07 |
JP3674991B2 JP3674991B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=16721552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21854195A Expired - Fee Related JP3674991B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 回転多面鏡駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3674991B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21854195A patent/JP3674991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3674991B2 (ja) | 2005-07-27 |
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