JPH0961620A - カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法Info
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- JPH0961620A JPH0961620A JP21880995A JP21880995A JPH0961620A JP H0961620 A JPH0961620 A JP H0961620A JP 21880995 A JP21880995 A JP 21880995A JP 21880995 A JP21880995 A JP 21880995A JP H0961620 A JPH0961620 A JP H0961620A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリシランを着色層材料として用いたカラーフ
ィルタを2回の露光、着色により得る。 【解決手段】例えばストライプ状の着色層13が形成さ
れたカラーフィルタ10を形成する場合、ポリシラン層
を基板11上に形成し、一つ置きの着色層パターンの形
状に、例えばR1,G1,B1…というように、ポリシ
ラン層を露光してシラノール基を有する受容層を形成す
る。この受容層をインクジェットにより着色溶液にて着
色し、R1,G1,B1…というように着色層13a,
13b,13c…を得る。次に、未露光部分のポリシラ
ン層を露光し、同様に着色してBL1,BL2,BL3
…の着色層13dを得てカラーフィルタ10を形成す
る。
ィルタを2回の露光、着色により得る。 【解決手段】例えばストライプ状の着色層13が形成さ
れたカラーフィルタ10を形成する場合、ポリシラン層
を基板11上に形成し、一つ置きの着色層パターンの形
状に、例えばR1,G1,B1…というように、ポリシ
ラン層を露光してシラノール基を有する受容層を形成す
る。この受容層をインクジェットにより着色溶液にて着
色し、R1,G1,B1…というように着色層13a,
13b,13c…を得る。次に、未露光部分のポリシラ
ン層を露光し、同様に着色してBL1,BL2,BL3
…の着色層13dを得てカラーフィルタ10を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー表示の
可能な液晶表示装置等に使用するカラーフィルタの製造
方法に関する。
可能な液晶表示装置等に使用するカラーフィルタの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルタの製造方法として、イン
クジェット装置を用いて着色材料を受容層に投射してカ
ラーフィタを形成する製造方法が提案されている。特願
平7−87857号には、インクジェット方式を用いた
製造方法が記載されており、受容層材料として、紫外線
を照射することによりその部分だけが活性化されるよう
な材料、例えば、ポリビニルアルコール,カゼイン,ア
クリル,ポリシラン等を用いている。この特許に記載さ
れている方法では、受容層の各画素に対応する部分毎に
選択的に紫外線を照射することにより、その部分だけが
活性化され、その部分は紫外線が照射されなかった他の
部分に比べてカラーフィルタの着色材料の受容性(被着
色性あるいは吸収性)が向上することを利用し、隣合う
画素同士の間隙部分に受容層が形成されない構造をとる
ことにより隣合う異なる色同士の混色を防止して、受容
層をインクジェット法により着色している。
クジェット装置を用いて着色材料を受容層に投射してカ
ラーフィタを形成する製造方法が提案されている。特願
平7−87857号には、インクジェット方式を用いた
製造方法が記載されており、受容層材料として、紫外線
を照射することによりその部分だけが活性化されるよう
な材料、例えば、ポリビニルアルコール,カゼイン,ア
クリル,ポリシラン等を用いている。この特許に記載さ
れている方法では、受容層の各画素に対応する部分毎に
選択的に紫外線を照射することにより、その部分だけが
活性化され、その部分は紫外線が照射されなかった他の
部分に比べてカラーフィルタの着色材料の受容性(被着
色性あるいは吸収性)が向上することを利用し、隣合う
画素同士の間隙部分に受容層が形成されない構造をとる
ことにより隣合う異なる色同士の混色を防止して、受容
層をインクジェット法により着色している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特許に記
載されている方法では、隣合う画素同士の間隙部分に受
容層が形成されないような構成にしなければならなかっ
た。本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ポリシ
ランを着色層材料として用いたカラーフィルタに特に好
適な製造方法及び液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
載されている方法では、隣合う画素同士の間隙部分に受
容層が形成されないような構成にしなければならなかっ
た。本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ポリシ
ランを着色層材料として用いたカラーフィルタに特に好
適な製造方法及び液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、インクジェット法による着色工程と着色
層材料としてポリシランを用いることを組み合わせてカ
ラーフィルタ及び液晶表示装置を製造した。
成するために、インクジェット法による着色工程と着色
層材料としてポリシランを用いることを組み合わせてカ
ラーフィルタ及び液晶表示装置を製造した。
【0005】本発明の基板上に複数色の着色層パターン
を形成するカラーフィルタの製造方法は、まず、基板上
にポリシラン層を形成する。ポリシランは、一般式
(1)に示されるもので、
を形成するカラーフィルタの製造方法は、まず、基板上
にポリシラン層を形成する。ポリシランは、一般式
(1)に示されるもので、
【0006】
【化4】 (式中、R1,R2,R3,R4は、置換もしくは無置
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシル基、アシロキシル
基からなる郡からそれぞれ選択される基であり、m,n
は整数である。)露光することにより、ポリシランのS
i−Si結合がきれてシラノール基(Si−OH基)を
生成するものである。
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシル基、アシロキシル
基からなる郡からそれぞれ選択される基であり、m,n
は整数である。)露光することにより、ポリシランのS
i−Si結合がきれてシラノール基(Si−OH基)を
生成するものである。
【0007】次に、基板上に複数色のストライプ状の着
色層パターンからなる着色層が形成されたカラーフィル
タを、着色層パターンが1つ置きに配置された着色層パ
ターン状にポリシラン層を露光することにより、第1の
受容層を形成する。
色層パターンからなる着色層が形成されたカラーフィル
タを、着色層パターンが1つ置きに配置された着色層パ
ターン状にポリシラン層を露光することにより、第1の
受容層を形成する。
【0008】具体的に、R(赤),G(緑),B(青)
の3色のストライプ状の着色層パターンを形成する場合
を例に挙げて説明する。図4(a)に示すように、R1
(赤),G1(緑),B1(青),R2(赤),G2
(緑),B2(青),R3(赤),G3(緑),B3
(青)…の色の順序で繰り返して基板上にストライプ状
の着色層パターンからなる着色層を形成する場合では、
着色層パターンが1つ置きに配置された着色層パターン
状、即ち、R1,B1,G2,R3,B3…の着色層パ
ターン状にポリシラン層を露光して、第1の受容層を形
成することになる。
の3色のストライプ状の着色層パターンを形成する場合
を例に挙げて説明する。図4(a)に示すように、R1
(赤),G1(緑),B1(青),R2(赤),G2
(緑),B2(青),R3(赤),G3(緑),B3
(青)…の色の順序で繰り返して基板上にストライプ状
の着色層パターンからなる着色層を形成する場合では、
着色層パターンが1つ置きに配置された着色層パターン
状、即ち、R1,B1,G2,R3,B3…の着色層パ
ターン状にポリシラン層を露光して、第1の受容層を形
成することになる。
【0009】また、他の例として、R(赤),G
(緑),B(青)の3色のモザイク状の着色層パターン
を形成する場合を説明する。例えば図6(a)に示すよ
うに、基板上にR(赤),G(緑),B(青)の3色の
着色層パターンをモザイク状に形成する場合では、着色
層パターンが1つ置きに配置されかつ着色層パターン同
士が点接触をするように配置された着色層パターン、即
ち、R11,B13,R22,B24,G31,R33
…の着色層パターンに対応するポリシラン層を露光し
て、第1の受容層を形成することになる。尚,図4
(a)、図6(a)は基板上に複数色の着色層パターン
が形成されたカラーフィルタを上から見た平面図であ
る。
(緑),B(青)の3色のモザイク状の着色層パターン
を形成する場合を説明する。例えば図6(a)に示すよ
うに、基板上にR(赤),G(緑),B(青)の3色の
着色層パターンをモザイク状に形成する場合では、着色
層パターンが1つ置きに配置されかつ着色層パターン同
士が点接触をするように配置された着色層パターン、即
ち、R11,B13,R22,B24,G31,R33
…の着色層パターンに対応するポリシラン層を露光し
て、第1の受容層を形成することになる。尚,図4
(a)、図6(a)は基板上に複数色の着色層パターン
が形成されたカラーフィルタを上から見た平面図であ
る。
【0010】次に、第1の受容層をインキジェットによ
り噴出した単色あるいは複数色の着色溶液例えば着色ゾ
ル溶液や染色液にて着色する。この際、露光によりシラ
ノール基が生成された第1の受容層部分のみが着色溶液
により着色される。
り噴出した単色あるいは複数色の着色溶液例えば着色ゾ
ル溶液や染色液にて着色する。この際、露光によりシラ
ノール基が生成された第1の受容層部分のみが着色溶液
により着色される。
【0011】次に、第1の受容層を着色後、これを乾燥
し、単色あるいは複数色の第1の着色層を形成する。受
容層を加熱、乾燥して着色層とすることにより、受容層
のシラノール基(Si−OH基)が脱水縮合して、ポリ
シロキサン骨格(−Si−O−Si−)を主体とする着
色層となる。この着色層は、再度、着色溶液が接触した
としても着色されることはない。
し、単色あるいは複数色の第1の着色層を形成する。受
容層を加熱、乾燥して着色層とすることにより、受容層
のシラノール基(Si−OH基)が脱水縮合して、ポリ
シロキサン骨格(−Si−O−Si−)を主体とする着
色層となる。この着色層は、再度、着色溶液が接触した
としても着色されることはない。
【0012】次に、第1の着色層以外のポリシラン層を
露光して第2の受容層を形成する。この第2の受容層
は、例えばストライプ状の着色層パターンを形成する場
合では、図4(a)に示すように、G1,R2,B2,
G3…の着色層パターンに対応するポリシラン層が露光
されてなる。また、モザイク状のカラーフィルタでは、
この第2の受容層は、G12,R14,B21,G2
3,R25,B32,G34…の着色層パターンに対応
するポリシラン層が露光されて形成されてなる。
露光して第2の受容層を形成する。この第2の受容層
は、例えばストライプ状の着色層パターンを形成する場
合では、図4(a)に示すように、G1,R2,B2,
G3…の着色層パターンに対応するポリシラン層が露光
されてなる。また、モザイク状のカラーフィルタでは、
この第2の受容層は、G12,R14,B21,G2
3,R25,B32,G34…の着色層パターンに対応
するポリシラン層が露光されて形成されてなる。
【0013】次に、第2の受容層をインキジェットによ
り噴出した単色あるいは複数色の着色溶液にて着色す
る。次に、前記第2の受容層を着色後、加熱,乾燥し、
単色あるいは複数色の第2の着色層を形成し、カラーフ
ィルタを製造する。
り噴出した単色あるいは複数色の着色溶液にて着色す
る。次に、前記第2の受容層を着色後、加熱,乾燥し、
単色あるいは複数色の第2の着色層を形成し、カラーフ
ィルタを製造する。
【0014】また、本発明の他のカラーフィルタの製造
方法は、上記カラーフィルタの製造において用いるポリ
シランが、下記一般式(1)に示されることを特徴とし
ており、
方法は、上記カラーフィルタの製造において用いるポリ
シランが、下記一般式(1)に示されることを特徴とし
ており、
【0015】
【化5】 (式中、R1,R2は、互いに同一または異種の置換も
しくは無置換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残
基、芳香族炭化水素残基、、水素基、アルコキシル基、
アシロキシル基であり、mは整数である。)更に、本発
明の他のカラーフィルタの製造方法は、上記一般式
(1)に示されるポリシランが、R1がフェニル基、R
2が水素基であることを特徴とする。
しくは無置換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残
基、芳香族炭化水素残基、、水素基、アルコキシル基、
アシロキシル基であり、mは整数である。)更に、本発
明の他のカラーフィルタの製造方法は、上記一般式
(1)に示されるポリシランが、R1がフェニル基、R
2が水素基であることを特徴とする。
【0016】また、本発明の他のカラーフィルタの製造
方法は、上記カラーフィルタの製造方法において、第1
の着色層をマスクとして、第1の着色層以外のポリシラ
ン層を露光して第2の受容層を形成することを特徴とす
る。これにより、ポリシラン層において未露光部分が存
在しなくなり、異なる着色層パターン間に着色されない
部分が存在しないカラーフィルタを確実に得ることがで
きる。
方法は、上記カラーフィルタの製造方法において、第1
の着色層をマスクとして、第1の着色層以外のポリシラ
ン層を露光して第2の受容層を形成することを特徴とす
る。これにより、ポリシラン層において未露光部分が存
在しなくなり、異なる着色層パターン間に着色されない
部分が存在しないカラーフィルタを確実に得ることがで
きる。
【0017】また、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、第1の基板上に、上記のカラーフィルタの製造方法
により着色層を形成した後、着色層が形成された第1の
基板及び第2の基板にそれぞれ電極を形成する。
は、第1の基板上に、上記のカラーフィルタの製造方法
により着色層を形成した後、着色層が形成された第1の
基板及び第2の基板にそれぞれ電極を形成する。
【0018】次に、第1の電極と着色層を有する第1の
基板と第2の電極を有する第2の基板とを間隙を有して
該両基板上の電極が対向するように対向配置し、該両基
板の周囲を封止して間隙に液晶層を封入して液晶表示装
置を製造する。
基板と第2の電極を有する第2の基板とを間隙を有して
該両基板上の電極が対向するように対向配置し、該両基
板の周囲を封止して間隙に液晶層を封入して液晶表示装
置を製造する。
【0019】また、本発明の他の液晶表示装置の製造方
法は、上記液晶表示装置の製造方法が、第1の基板上に
着色層を形成した後に電極を形成したものであるのに対
し、第1の基板上に電極を形成した後、この電極上に着
色層を形成したものであることを特徴とする。
法は、上記液晶表示装置の製造方法が、第1の基板上に
着色層を形成した後に電極を形成したものであるのに対
し、第1の基板上に電極を形成した後、この電極上に着
色層を形成したものであることを特徴とする。
【0020】また、本発明の他の液晶表示装置の製造方
法は、まず、上記カラーフィルタの製造方法により第1
の基板に着色層を形成した後、着色層が形成された第1
の基板上に、互いに交差するように配列された走査線と
複数の信号線と該走査線及び該信号線の交差部毎に形成
された該走査線及び該信号線に接続されたスイッチング
素子と該スイッチング素子ごとに接続された画素電極と
を形成してスイッチング素子アレイ基板を作成する。
法は、まず、上記カラーフィルタの製造方法により第1
の基板に着色層を形成した後、着色層が形成された第1
の基板上に、互いに交差するように配列された走査線と
複数の信号線と該走査線及び該信号線の交差部毎に形成
された該走査線及び該信号線に接続されたスイッチング
素子と該スイッチング素子ごとに接続された画素電極と
を形成してスイッチング素子アレイ基板を作成する。
【0021】次に、第2の基板上に対向電極を形成して
対向基板を作成する。次に、スイッチング素子アレイ基
板と対向基板とを間隙を有してスイッチング素子アレイ
基板上の画素電極と対向基板上の前記対向電極が対向す
るように対向配置し、該両基板の周囲を封止して間隙に
液晶層を封入して液晶表示装置を得る。
対向基板を作成する。次に、スイッチング素子アレイ基
板と対向基板とを間隙を有してスイッチング素子アレイ
基板上の画素電極と対向基板上の前記対向電極が対向す
るように対向配置し、該両基板の周囲を封止して間隙に
液晶層を封入して液晶表示装置を得る。
【0022】また、本発明の他の液晶表示装置の製造方
法は、前記液晶表示装置の製造方法が第1の基板上に着
色層パターンを形成した後にスイッチング素子等を形成
したものであるのに対し、第1の基板上にスイッチング
素子等を形成した後、この電極上に着色層パターンを形
成したものであることを特徴とする。
法は、前記液晶表示装置の製造方法が第1の基板上に着
色層パターンを形成した後にスイッチング素子等を形成
したものであるのに対し、第1の基板上にスイッチング
素子等を形成した後、この電極上に着色層パターンを形
成したものであることを特徴とする。
【0023】
(実施例1)以下、ストライプ状のカラーフィルタを用
いた電極上型のシンプルマトリクス型液晶表示装置を例
にあげて、本発明の実施例を図1、図2、図3、図5を
用いて説明する。尚、電極上型とは、カラーフィルタの
上に電極が形成されているものである。
いた電極上型のシンプルマトリクス型液晶表示装置を例
にあげて、本発明の実施例を図1、図2、図3、図5を
用いて説明する。尚、電極上型とは、カラーフィルタの
上に電極が形成されているものである。
【0024】図1(a)は基板上に複数色の着色パター
ンが形成されたカラーフィルタを上から見た概略平面図
であり、図1(b)は図1(a)の線1b−1bで切っ
たときのカラーフィルタの縦断面図を示す。
ンが形成されたカラーフィルタを上から見た概略平面図
であり、図1(b)は図1(a)の線1b−1bで切っ
たときのカラーフィルタの縦断面図を示す。
【0025】図5に示すように、本発明の製造方法によ
り得られた液晶表示装置40は、第1の基板11a及び
第2の基板11bとを間隙を有して配置し、基板の周囲
を封止剤41で封止して間隙に液晶層42を封入してな
る。第1の基板11aには、ストライプ状の複数色の着
色層パターンからなる着色層13が形成されている。こ
の着色層13上には着色層13のストライプ状と直交し
た形状で第1の電極であるストライプ状の電極43aが
形成され、それぞれの電極上にはラビング処理された配
向膜が形成されている。第2の基板11bには、第1の
基板11a上に形成されたストライプ形状の電極43a
と直交した第2の電極であるストライプ形状の電極43
bが形成されており、両基板11a、11bは電極43
a,43bが対向するようにして配置されている。
り得られた液晶表示装置40は、第1の基板11a及び
第2の基板11bとを間隙を有して配置し、基板の周囲
を封止剤41で封止して間隙に液晶層42を封入してな
る。第1の基板11aには、ストライプ状の複数色の着
色層パターンからなる着色層13が形成されている。こ
の着色層13上には着色層13のストライプ状と直交し
た形状で第1の電極であるストライプ状の電極43aが
形成され、それぞれの電極上にはラビング処理された配
向膜が形成されている。第2の基板11bには、第1の
基板11a上に形成されたストライプ形状の電極43a
と直交した第2の電極であるストライプ形状の電極43
bが形成されており、両基板11a、11bは電極43
a,43bが対向するようにして配置されている。
【0026】図1(a)及び(b)に示すように、第1
の基板11a上に着色層13が形成されているカラーフ
ィルタ10は、基板11a上にストライプ状の着色層パ
ターンである赤(R)13a、緑(G)13b、青
(B)13c、遮光層としての黒(BL)13dの着色
層パターンからなる着色層が形成されており、第1の着
色層パターンであるR1,G1,B1,R2,G2…と
第2の着色層パターンであるBL1,BL2,BL3,
BL4とは隣あって配置されている。この着色層13は
ポリシランを原材料として形成されている。
の基板11a上に着色層13が形成されているカラーフ
ィルタ10は、基板11a上にストライプ状の着色層パ
ターンである赤(R)13a、緑(G)13b、青
(B)13c、遮光層としての黒(BL)13dの着色
層パターンからなる着色層が形成されており、第1の着
色層パターンであるR1,G1,B1,R2,G2…と
第2の着色層パターンであるBL1,BL2,BL3,
BL4とは隣あって配置されている。この着色層13は
ポリシランを原材料として形成されている。
【0027】次に液晶表示装置の製造方法について説明
する。初めに、第1の基板11a上に着色層13が形成
されたカラーフィルタを製造する。図2(a)に示すよ
うに、基板11上に着色層13の原材料としてポリシラ
ンをノズルコート法により塗布,乾燥し、ポリシラン層
30を形成する。ノズルコート法とは、所定の開口を有
するノズル16の先端からインキを押し出しながら、ノ
ズルもしくはガラス基板を直線的に移動させながら、ベ
タパターンを形成する塗布方法を指し必要最低限の膜材
料で塗布できるものであり、他の膜形成方法であるスピ
ンコート法と比べ材料費コストを大幅に下げることがで
きる。用いるポリシランには、有機ポリシラン樹脂99
%に架橋剤1%を添加したものを用いた。ポリシラン
は、式(1)
する。初めに、第1の基板11a上に着色層13が形成
されたカラーフィルタを製造する。図2(a)に示すよ
うに、基板11上に着色層13の原材料としてポリシラ
ンをノズルコート法により塗布,乾燥し、ポリシラン層
30を形成する。ノズルコート法とは、所定の開口を有
するノズル16の先端からインキを押し出しながら、ノ
ズルもしくはガラス基板を直線的に移動させながら、ベ
タパターンを形成する塗布方法を指し必要最低限の膜材
料で塗布できるものであり、他の膜形成方法であるスピ
ンコート法と比べ材料費コストを大幅に下げることがで
きる。用いるポリシランには、有機ポリシラン樹脂99
%に架橋剤1%を添加したものを用いた。ポリシラン
は、式(1)
【0028】
【化6】 (式中、R1,R2,R3,R4は、置換もしくは無置
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシ基、アシロキシル基
からなる郡からそれぞれ独立して選択される基であり、
mは整数である)からなるポリシランであって、例えば
R1,R3がメチル基、R2,R4がフェニル基である
フェニルメチルポリシラン、R1,R3がメチル基で、
R2がフェニル基で、R4がトリフルオロプロピル基で
あるフェニルメチル/メチルトリフルオロプロピルポリ
シランや、R1,R3が水素基、R2,R4がフェニル
基であるポリヒドロフェニルポリシランや、R1が水素
基、R3がメチル基、R2,R4がフェニル基であるポ
リヒドロフェニル/メチルフェニルポリシラン等があ
る。ポリシランは、露光によりSi−Si結合が切れ
て、Si−OH結合(シラノール基)を生成する樹脂で
ある。本実施例では、式(2)
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシ基、アシロキシル基
からなる郡からそれぞれ独立して選択される基であり、
mは整数である)からなるポリシランであって、例えば
R1,R3がメチル基、R2,R4がフェニル基である
フェニルメチルポリシラン、R1,R3がメチル基で、
R2がフェニル基で、R4がトリフルオロプロピル基で
あるフェニルメチル/メチルトリフルオロプロピルポリ
シランや、R1,R3が水素基、R2,R4がフェニル
基であるポリヒドロフェニルポリシランや、R1が水素
基、R3がメチル基、R2,R4がフェニル基であるポ
リヒドロフェニル/メチルフェニルポリシラン等があ
る。ポリシランは、露光によりSi−Si結合が切れ
て、Si−OH結合(シラノール基)を生成する樹脂で
ある。本実施例では、式(2)
【0029】
【化7】 (mは、整数である。)で表されるポリシランを用い
た。
た。
【0030】架橋剤には、両末端にシラノール基を有す
るジメチルシリコーンオイル(東芝シリコーン社製シリ
コーンオイルYF3902)98.9%、メチルトリア
セトキシシラン1%、ジメチルチンジラウレート0.1
%からなるシリコーンゴム組成物を用いた。
るジメチルシリコーンオイル(東芝シリコーン社製シリ
コーンオイルYF3902)98.9%、メチルトリア
セトキシシラン1%、ジメチルチンジラウレート0.1
%からなるシリコーンゴム組成物を用いた。
【0031】この後、図1(a)に示すように1つ置き
に配置された着色層パターン状、即ち、R1,G1,B
1,R2,G2という着色層パターン状に、図2(b)
に示すように、マスクを用いて、ポリシラン層30を露
光した。これにより、R1に対応する第1の受容層31
a,G1に対応する第1の受容層31b,B1に対応す
る第1の受容層31c…というように受容層31を得
た。また、未露光部分は、図1(a)に示す黒(BL)
の着色層パターンに対応したポリシラン層30dであ
る。露光には、中圧水銀灯18を用いて4〜6J/cm
2の光量の紫外線を用いた。露光されたポリシラン層部
分は、ポリシランのSi−Si結合が切れて、シラノー
ル基(Si−OH)が生成される。
に配置された着色層パターン状、即ち、R1,G1,B
1,R2,G2という着色層パターン状に、図2(b)
に示すように、マスクを用いて、ポリシラン層30を露
光した。これにより、R1に対応する第1の受容層31
a,G1に対応する第1の受容層31b,B1に対応す
る第1の受容層31c…というように受容層31を得
た。また、未露光部分は、図1(a)に示す黒(BL)
の着色層パターンに対応したポリシラン層30dであ
る。露光には、中圧水銀灯18を用いて4〜6J/cm
2の光量の紫外線を用いた。露光されたポリシラン層部
分は、ポリシランのSi−Si結合が切れて、シラノー
ル基(Si−OH)が生成される。
【0032】次に、図2(c)に示すように、第1の受
容層31a,31b,31cを、各色に対応させて赤,
緑,青の着色溶液である着色ゾル溶液19が噴出される
インキジェット20により着色した。
容層31a,31b,31cを、各色に対応させて赤,
緑,青の着色溶液である着色ゾル溶液19が噴出される
インキジェット20により着色した。
【0033】第1の受容層を着色後、図3(a)に示す
ように、乾燥してポリシロキサン骨格(−Si−O−S
i−)を主体とする複数色の着色層、即ち、赤の着色層
13a,緑13b,青13cの第1の着色層13を同時
に形成した。この際、用いた着色ゾル溶液19は、金属
アルコキシドをアルコールに溶解した溶液に顔料、例え
ば赤色の着色ゾル溶液ならば赤の顔料を分散させたもの
を用いた。金属アルコキシドとしては、Si、Al、Z
r、Ti等のアルコキシドを用いることができるが、特
にSiの金属アルコキシド、例えばテトラエトキシシラ
ンが適している。
ように、乾燥してポリシロキサン骨格(−Si−O−S
i−)を主体とする複数色の着色層、即ち、赤の着色層
13a,緑13b,青13cの第1の着色層13を同時
に形成した。この際、用いた着色ゾル溶液19は、金属
アルコキシドをアルコールに溶解した溶液に顔料、例え
ば赤色の着色ゾル溶液ならば赤の顔料を分散させたもの
を用いた。金属アルコキシドとしては、Si、Al、Z
r、Ti等のアルコキシドを用いることができるが、特
にSiの金属アルコキシド、例えばテトラエトキシシラ
ンが適している。
【0034】次に、図3(b)に示すように、マスクを
使わずに既に着色した第1の着色層、即ち、赤13a,
緑13b,青13cの着色層をマスクとして、第1の着
色層以外のポリシラン層を露光して、黒13dの第2の
受容層31dを形成した。
使わずに既に着色した第1の着色層、即ち、赤13a,
緑13b,青13cの着色層をマスクとして、第1の着
色層以外のポリシラン層を露光して、黒13dの第2の
受容層31dを形成した。
【0035】次に、図3(c)に示すように、この第2
の受容層に黒色の着色ゾル溶液19をインキジェット2
0から噴出して着色し、乾燥して第2の着色層である黒
の着色層、即ち、遮光層13dを形成し、図1に示すよ
うにカラーフィルタ10を得た。ここでは第2の受容層
形成にマスクを用いずに露光したが、マスクを用いて露
光しても良い。
の受容層に黒色の着色ゾル溶液19をインキジェット2
0から噴出して着色し、乾燥して第2の着色層である黒
の着色層、即ち、遮光層13dを形成し、図1に示すよ
うにカラーフィルタ10を得た。ここでは第2の受容層
形成にマスクを用いずに露光したが、マスクを用いて露
光しても良い。
【0036】次に、製造したカラーフィルタ10の着色
層13上に真空成膜法で、着色層パターンのストライプ
形状と直交する形状にストライプ形状の第1の電極43
aを形成する。また、第2の基板11bにも第2の電極
であるストライプ形状の電極43bを形成する。
層13上に真空成膜法で、着色層パターンのストライプ
形状と直交する形状にストライプ形状の第1の電極43
aを形成する。また、第2の基板11bにも第2の電極
であるストライプ形状の電極43bを形成する。
【0037】次に、第1の基板11a上と第2の基板1
1b上に、配向膜57を形成した後、各配向膜をラビン
グ処理し、それぞれの基板11a,11b上に形成され
たストライプ形状の電極43a,43b同志が直交する
ように、両基板間に間隙を有して両基板上の電極が対向
するように配置し、該両基板の周囲を封止剤41により
封止して、間隙に液晶層42を封入して液晶表示装置4
0を製造した。
1b上に、配向膜57を形成した後、各配向膜をラビン
グ処理し、それぞれの基板11a,11b上に形成され
たストライプ形状の電極43a,43b同志が直交する
ように、両基板間に間隙を有して両基板上の電極が対向
するように配置し、該両基板の周囲を封止剤41により
封止して、間隙に液晶層42を封入して液晶表示装置4
0を製造した。
【0038】本実施例では、赤、緑、青、黒の4色の着
色層パターンからなる着色層を形成したカラーフィルタ
を用いたが、遮光層として、図6に示すように異なる色
の着色層13のパターンの間に金属Cr60を設けても
良い。この場合、金属Cr60の厚さは数1000オン
グストロームというように、着色層の厚さが数μmであ
るのに対して非常に薄いので、この金属Crからなる遮
光層に着色層が重なっても、平滑な着色層を得ることが
できる。 (実施例2)以下、モザイク状のカラーフィルタを用い
た電極下型のアクテイブマトリクス型液晶表示装置を例
にあげて、本発明の実施例を図6、図7を用いて説明す
る。尚、電極下型とは、カラーフィルタの下に電極が形
成されているものである。
色層パターンからなる着色層を形成したカラーフィルタ
を用いたが、遮光層として、図6に示すように異なる色
の着色層13のパターンの間に金属Cr60を設けても
良い。この場合、金属Cr60の厚さは数1000オン
グストロームというように、着色層の厚さが数μmであ
るのに対して非常に薄いので、この金属Crからなる遮
光層に着色層が重なっても、平滑な着色層を得ることが
できる。 (実施例2)以下、モザイク状のカラーフィルタを用い
た電極下型のアクテイブマトリクス型液晶表示装置を例
にあげて、本発明の実施例を図6、図7を用いて説明す
る。尚、電極下型とは、カラーフィルタの下に電極が形
成されているものである。
【0039】図6(a)は基板上に複数色の着色パター
ンが形成されたカラーフィルタを上から見た概略平面図
であり、図6(b)は図6(a)の線6b−6bで切っ
たときのカラーフィルタの縦断面図を示し、図7(a)
は基板上にスイッチング素子が形成されたスイッチング
素子アレイ基板を示し、図7(b)は図7(a)のスイ
ッチング素子が形成されたスイッチング素子アレイ基板
を用いた液晶表示装置の縦断面図を示す。
ンが形成されたカラーフィルタを上から見た概略平面図
であり、図6(b)は図6(a)の線6b−6bで切っ
たときのカラーフィルタの縦断面図を示し、図7(a)
は基板上にスイッチング素子が形成されたスイッチング
素子アレイ基板を示し、図7(b)は図7(a)のスイ
ッチング素子が形成されたスイッチング素子アレイ基板
を用いた液晶表示装置の縦断面図を示す。
【0040】本実施例の液晶表示装置40は、図7
(b)に示すように、第1の基板43a及び第2の基板
43bとを間隙を有して該両基板の電極が対向するよう
に配置し、基板の周囲を封止剤41により封止して間隙
に液晶層42を封入してなる。第1の基板43a上には
第1の電極43aが形成され、この第1の電極上43a
にはモザイク状の複数色の着色層パターンからなる着色
層13が形成され、この着色層13上にはラビング処理
された配向膜57が形成されている。図7(b)に示す
ように、第2の基板上には、第2の電極として、互いに
交差するように配置された複数の走査線50と複数の信
号線51と該走査線50および該信号線51の交差部ご
とに形成されたスイッチング素子52と、該スイッチン
グ素子52毎に該スイッチング素子52のソース電極5
6に一端が接続された画素電極53とが形成され、図7
(b)に示すようにこれらの上にラビング処理された配
向膜57が形成され、スイッチング素子アレイ基板54
となっている。
(b)に示すように、第1の基板43a及び第2の基板
43bとを間隙を有して該両基板の電極が対向するよう
に配置し、基板の周囲を封止剤41により封止して間隙
に液晶層42を封入してなる。第1の基板43a上には
第1の電極43aが形成され、この第1の電極上43a
にはモザイク状の複数色の着色層パターンからなる着色
層13が形成され、この着色層13上にはラビング処理
された配向膜57が形成されている。図7(b)に示す
ように、第2の基板上には、第2の電極として、互いに
交差するように配置された複数の走査線50と複数の信
号線51と該走査線50および該信号線51の交差部ご
とに形成されたスイッチング素子52と、該スイッチン
グ素子52毎に該スイッチング素子52のソース電極5
6に一端が接続された画素電極53とが形成され、図7
(b)に示すようにこれらの上にラビング処理された配
向膜57が形成され、スイッチング素子アレイ基板54
となっている。
【0041】図6(a)及び(b)に示すように、第1
の基板11a上に着色層13が形成されているカラーフ
ィルタ10は、基板11a上にモザイク状の着色層パタ
ーンである赤(R)、緑(G)、青(B)の着色層パタ
ーンからなる着色層が形成されており、第1の着色層パ
ターンであるR11,B13,G15,R22,B2
4,G26,G31,R33,B35,G42,R4
4,B46…と第2の着色層パターンであるG12,R
14,B16,B21,G23,R25,B32,G3
4,R36,R41,B43,G45…とは隣あって配
置されている。そして、第1の着色層パターン及び第2
の着色層パターンはそれぞれ1つ置きに配置されかつ着
色層パターン同士が点接触するように配置されている。
この着色層13はポリシランを原材料として形成されて
いる。
の基板11a上に着色層13が形成されているカラーフ
ィルタ10は、基板11a上にモザイク状の着色層パタ
ーンである赤(R)、緑(G)、青(B)の着色層パタ
ーンからなる着色層が形成されており、第1の着色層パ
ターンであるR11,B13,G15,R22,B2
4,G26,G31,R33,B35,G42,R4
4,B46…と第2の着色層パターンであるG12,R
14,B16,B21,G23,R25,B32,G3
4,R36,R41,B43,G45…とは隣あって配
置されている。そして、第1の着色層パターン及び第2
の着色層パターンはそれぞれ1つ置きに配置されかつ着
色層パターン同士が点接触するように配置されている。
この着色層13はポリシランを原材料として形成されて
いる。
【0042】次に製造方法について説明する。初めに、
第1の基板11a上に着色層13が形成されたカラーフ
ィルタを製造する。まず、第1の基板11a上にベタ状
に真空成膜法で第1の電極43aを形成する。次にこの
第1の電極上に、実施例1と同様の材料と方法を用い
て、基板11上にポリシラン層を形成した。
第1の基板11a上に着色層13が形成されたカラーフ
ィルタを製造する。まず、第1の基板11a上にベタ状
に真空成膜法で第1の電極43aを形成する。次にこの
第1の電極上に、実施例1と同様の材料と方法を用い
て、基板11上にポリシラン層を形成した。
【0043】次に、着色層パターンが1つ置きに配置さ
れかつ着色層パターン同士が点接触するように配置され
た着色層パターン状、即ち、図6(a)に示すようなR
11,B13,G15,R22,B24,G26,G3
1,R33,B35,…という配置の着色層パターン状
に、マスクを用いて、実施例1と同様の露光条件でポリ
シラン層30を露光して第1の受容層31を得た。
れかつ着色層パターン同士が点接触するように配置され
た着色層パターン状、即ち、図6(a)に示すようなR
11,B13,G15,R22,B24,G26,G3
1,R33,B35,…という配置の着色層パターン状
に、マスクを用いて、実施例1と同様の露光条件でポリ
シラン層30を露光して第1の受容層31を得た。
【0044】次に、実施例1と同様に、第1の受容層を
着色し、第1の受容層を着色後、乾燥して、ポリシロキ
サン骨格(−Si−O−Si−)を主体とする複数色の
着色層、即ち、着色層パターンが1つ置きに配置されか
つ着色層パターン同士が点接触するように配置されたR
11,B13,G15,R22,B24,G26,G3
1,R33,B35,…という着色層パターン状の複数
色の第1の着色層13を同時に形成した。
着色し、第1の受容層を着色後、乾燥して、ポリシロキ
サン骨格(−Si−O−Si−)を主体とする複数色の
着色層、即ち、着色層パターンが1つ置きに配置されか
つ着色層パターン同士が点接触するように配置されたR
11,B13,G15,R22,B24,G26,G3
1,R33,B35,…という着色層パターン状の複数
色の第1の着色層13を同時に形成した。
【0045】次に、実施例1と同様に、第1の着色層を
マスクとしてポリシラン層を露光して第2の受容層を得
て、着色し、加熱,乾燥して第2の着色層を形成し、カ
ラーフィルタ10を得た。ここでも第2の受容層形成に
マスクを用いずに露光したが、マスクを用いて露光して
も良い。
マスクとしてポリシラン層を露光して第2の受容層を得
て、着色し、加熱,乾燥して第2の着色層を形成し、カ
ラーフィルタ10を得た。ここでも第2の受容層形成に
マスクを用いずに露光したが、マスクを用いて露光して
も良い。
【0046】次に、第2の基板11b上に、第2の電極
として、図7(a)に示すように、互いに交差するよう
に配置された複数の走査線50と複数の信号線51と該
走査線50および該信号線51の交差部ごとに形成され
たスイッチング素子52と、該スイッチング素子毎に該
スイッチング素子52のソース電極56に一端が接続さ
れた画素電極53とを形成して、スイッチング素子アレ
イ基板54を作成した。
として、図7(a)に示すように、互いに交差するよう
に配置された複数の走査線50と複数の信号線51と該
走査線50および該信号線51の交差部ごとに形成され
たスイッチング素子52と、該スイッチング素子毎に該
スイッチング素子52のソース電極56に一端が接続さ
れた画素電極53とを形成して、スイッチング素子アレ
イ基板54を作成した。
【0047】次に第1の基板上と第2の基板であるスイ
ッチング素子アレイ基板54上に、配向膜57を形成
し、ラビング処理を行った。その後、該両基板の電極が
対向するように両基板を間隙を有して配置し、基板の周
囲を封止剤41により封止して間隙に液晶層42を封入
して液晶表示装置40を製造した。
ッチング素子アレイ基板54上に、配向膜57を形成
し、ラビング処理を行った。その後、該両基板の電極が
対向するように両基板を間隙を有して配置し、基板の周
囲を封止剤41により封止して間隙に液晶層42を封入
して液晶表示装置40を製造した。
【0048】以上、実施例1ではシンプルマトリクス型
液晶表示装置でストライプ形状の着色層パターンからな
る着色層上に電極が形成されている構造、実施例2では
アクティブマトリクス型液晶表示装置で電極上にモザイ
ク形状の着色層パターンからなる着色層が形成されてい
る構造を例にあげたが、これに限られるものでなく、着
色層パターン形状の種類、液晶表示装置の種類、電極と
着色層の構造配置による種々の組み合わせが可能である
ことはいうまでもない。 (実施例3)以下、本発明の製造方法により製造した液
晶表示装置を図7(a)、図8を用いて説明する。
液晶表示装置でストライプ形状の着色層パターンからな
る着色層上に電極が形成されている構造、実施例2では
アクティブマトリクス型液晶表示装置で電極上にモザイ
ク形状の着色層パターンからなる着色層が形成されてい
る構造を例にあげたが、これに限られるものでなく、着
色層パターン形状の種類、液晶表示装置の種類、電極と
着色層の構造配置による種々の組み合わせが可能である
ことはいうまでもない。 (実施例3)以下、本発明の製造方法により製造した液
晶表示装置を図7(a)、図8を用いて説明する。
【0049】本実施例の液晶表示装置は、アクテイブマ
トリクス型液晶表示装置で、スイッチング素子が形成さ
れたスイッチング素子アレイ基板上にストライプ形状の
カラーフィルタが形成され、画素電極がカラーフィルタ
より下に形成されている構造をとる。
トリクス型液晶表示装置で、スイッチング素子が形成さ
れたスイッチング素子アレイ基板上にストライプ形状の
カラーフィルタが形成され、画素電極がカラーフィルタ
より下に形成されている構造をとる。
【0050】図8に示すように、液晶表示装置40は、
第2の基板11b上に対向電極43bが形成された対向
基板55と、第1の基板上に走査線50,信号線51,
スイッチング素子52,画素電極53とが形成されたス
イッチング素子アレイ基板54とを間隙を有して、両該
基板上の電極が対向するように配置し、基板の周囲を封
止剤41により封止して間隙に液晶層42を封入してな
る。図7(a)に示すように、スイッチング素子アレイ
基板54には、互いに交差するように配置された複数の
走査線50と複数の信号線51と該走査線50および該
信号線51の交差部ごとに形成されたスイッチング素子
52と、該スイッチング素子毎に接続された電極である
画素電極53とが形成されている。このスイッチング素
子アレイ基板上には、画素電極53に対応した信号線5
1と平行した形状のストライプ形状の複数色の着色層パ
ターンからなる着色層13が形成されている。図8は、
図7(a)に示されるスイッチング素子アレイ基板上に
カラーフィルタを形成したもの用いた液晶表示装置の縦
断面図である。
第2の基板11b上に対向電極43bが形成された対向
基板55と、第1の基板上に走査線50,信号線51,
スイッチング素子52,画素電極53とが形成されたス
イッチング素子アレイ基板54とを間隙を有して、両該
基板上の電極が対向するように配置し、基板の周囲を封
止剤41により封止して間隙に液晶層42を封入してな
る。図7(a)に示すように、スイッチング素子アレイ
基板54には、互いに交差するように配置された複数の
走査線50と複数の信号線51と該走査線50および該
信号線51の交差部ごとに形成されたスイッチング素子
52と、該スイッチング素子毎に接続された電極である
画素電極53とが形成されている。このスイッチング素
子アレイ基板上には、画素電極53に対応した信号線5
1と平行した形状のストライプ形状の複数色の着色層パ
ターンからなる着色層13が形成されている。図8は、
図7(a)に示されるスイッチング素子アレイ基板上に
カラーフィルタを形成したもの用いた液晶表示装置の縦
断面図である。
【0051】第1の基板11a上に着色層13が形成さ
れているカラーフィルタ10は、基板11a上にストラ
イプ形状の着色層パターンである赤(R)、緑(G)、
青(B)、遮光層である黒(BL)の着色層パターンか
らなる着色層が形成されており、第1の着色層パターン
であるR,G,B…と第2の着色層パターンであるBL
とは隣あって配置されている。この着色層13はポリシ
ランを原材料として形成されている。
れているカラーフィルタ10は、基板11a上にストラ
イプ形状の着色層パターンである赤(R)、緑(G)、
青(B)、遮光層である黒(BL)の着色層パターンか
らなる着色層が形成されており、第1の着色層パターン
であるR,G,B…と第2の着色層パターンであるBL
とは隣あって配置されている。この着色層13はポリシ
ランを原材料として形成されている。
【0052】次に製造方法について説明する。初めに、
第1の基板11a上に着色層13が形成されたカラーフ
ィルタを製造する。まず、第1の基板11a上に、互い
に交差するように配置された複数の走査線50と複数の
信号線51と該走査線50および該信号線51の交差部
ごとに形成されたスイッチング素子52と、該スイッチ
ング素子毎に接続された電極である画素電極53とを形
成する。
第1の基板11a上に着色層13が形成されたカラーフ
ィルタを製造する。まず、第1の基板11a上に、互い
に交差するように配置された複数の走査線50と複数の
信号線51と該走査線50および該信号線51の交差部
ごとに形成されたスイッチング素子52と、該スイッチ
ング素子毎に接続された電極である画素電極53とを形
成する。
【0053】次に、スイッチング素子52が形成された
基板11a上に、実施例1と同様の材料と方法を用い
て、ポリシラン層を形成した。次に、着色層パターンが
1つ置きに配置された着色層パターン状、即ち、図8に
示すような第1の着色層パターンであるR,G,Bの着
色層パターン状に、マスクを用いて、実施例1と同様の
露光条件でポリシラン層30を露光して第1の受容層3
1を得た。
基板11a上に、実施例1と同様の材料と方法を用い
て、ポリシラン層を形成した。次に、着色層パターンが
1つ置きに配置された着色層パターン状、即ち、図8に
示すような第1の着色層パターンであるR,G,Bの着
色層パターン状に、マスクを用いて、実施例1と同様の
露光条件でポリシラン層30を露光して第1の受容層3
1を得た。
【0054】次に、実施例1と同様に、実施例1と同様
の着色溶液をもちいて第1の受容層を着色し、第1の受
容層を着色後、乾燥して、ポリシロキサン骨格(−Si
−O−Si−)を主体とする複数色の第1の着色層13
を同時に形成した。この時、実施例1と同様の着色溶液
を用いたが、画素電極がカラーフィルタより下側の配置
の場合、着色層の存在により電圧降下が起きるため、こ
れを防止する手段として着色溶液に導電性微粒子を加え
て、着色層に導電性をもたせると良い。
の着色溶液をもちいて第1の受容層を着色し、第1の受
容層を着色後、乾燥して、ポリシロキサン骨格(−Si
−O−Si−)を主体とする複数色の第1の着色層13
を同時に形成した。この時、実施例1と同様の着色溶液
を用いたが、画素電極がカラーフィルタより下側の配置
の場合、着色層の存在により電圧降下が起きるため、こ
れを防止する手段として着色溶液に導電性微粒子を加え
て、着色層に導電性をもたせると良い。
【0055】次に、実施例1と同様に、第1の着色層を
マスクとして、ポリシラン層側から、ポリシラン層を露
光して第2の着色層パターンであるBLの着色層パター
ン状に第2の受容層を得て、実施例1と同様の着色溶液
を用いて着色し、乾燥して第2の着色層を形成し、カラ
ーフィルタ10を得た。ここでも第2の受容層形成にマ
スクを用いずに露光したが、マスクを用いて露光しても
良い。ここでは、第2の着色層パターンはスイッチング
素子上にあり、これは光によるスイッチング素子の誤動
作を防止するため遮光性をもつことが要求される。
マスクとして、ポリシラン層側から、ポリシラン層を露
光して第2の着色層パターンであるBLの着色層パター
ン状に第2の受容層を得て、実施例1と同様の着色溶液
を用いて着色し、乾燥して第2の着色層を形成し、カラ
ーフィルタ10を得た。ここでも第2の受容層形成にマ
スクを用いずに露光したが、マスクを用いて露光しても
良い。ここでは、第2の着色層パターンはスイッチング
素子上にあり、これは光によるスイッチング素子の誤動
作を防止するため遮光性をもつことが要求される。
【0056】次に、基板11b上にベタ状に対向電極4
3bを形成し、対向基板55を形成した。次に対向基板
55上とスイッチング素子アレイ基板54上にそれぞれ
ラビング処理を施した配向膜57を形成した後、両該基
板を電極が対向するように間隙を有して配置し、基板の
周囲を封止剤41により封止して間隙に液晶層42を封
入して液晶表示装置40を製造した。
3bを形成し、対向基板55を形成した。次に対向基板
55上とスイッチング素子アレイ基板54上にそれぞれ
ラビング処理を施した配向膜57を形成した後、両該基
板を電極が対向するように間隙を有して配置し、基板の
周囲を封止剤41により封止して間隙に液晶層42を封
入して液晶表示装置40を製造した。
【0057】また、実施例3では、スイッチング素子ア
レイ基板の電極上に着色層が形成された構造を例に挙げ
たが、図9に示すような着色層を先に形成した後、この
着色層上にスイッチング素子等の電極が形成された構造
にも適用できる。またストライプ状以外の形状のモザイ
ク状の着色層パターンを形成する場合にも適用できる。
この場合、各画素電極毎に図6に示されるような各着色
層パターンが対応するように形成されれば良い。
レイ基板の電極上に着色層が形成された構造を例に挙げ
たが、図9に示すような着色層を先に形成した後、この
着色層上にスイッチング素子等の電極が形成された構造
にも適用できる。またストライプ状以外の形状のモザイ
ク状の着色層パターンを形成する場合にも適用できる。
この場合、各画素電極毎に図6に示されるような各着色
層パターンが対応するように形成されれば良い。
【0058】また、上記各実施例では、着色溶液として
着色ゾル溶液を用いたが、染色溶液等でも同様の効果を
得ることができる。このように、本発明では、受容層材
料としてポリシランを用い、1回の着色工程毎に乾燥し
て着色層を形成することにより、着色層部分は再度、着
色材料に接触しても着色されることはないので、隣合う
画素同士の間隙部分に受容層が形成されないような構造
を取る必要がなく、また、隣合う色同士間に仕切板を使
わなくとも隣合う異なる色同士の混色を容易に防止でき
る。
着色ゾル溶液を用いたが、染色溶液等でも同様の効果を
得ることができる。このように、本発明では、受容層材
料としてポリシランを用い、1回の着色工程毎に乾燥し
て着色層を形成することにより、着色層部分は再度、着
色材料に接触しても着色されることはないので、隣合う
画素同士の間隙部分に受容層が形成されないような構造
を取る必要がなく、また、隣合う色同士間に仕切板を使
わなくとも隣合う異なる色同士の混色を容易に防止でき
る。
【0059】また、着色層材料に有機ポリシランを用い
てインキジェットにより着色するので、着色ゾル溶液に
浸漬して着色するよりも、着色ゾル溶液による層表面の
乱れを大幅に減少させることができ、また、1回の工程
で複数色の着色が可能である。そして、着色層が第1の
着色層パターンと第2の着色層パターンとが隣あう着色
層パターンからなり、第1の着色層パターン同士及び第
2の着色層パターン同士は接触しないので、2回の露
光、着色で複数色の着色層パターンを形成する事が可能
となる。
てインキジェットにより着色するので、着色ゾル溶液に
浸漬して着色するよりも、着色ゾル溶液による層表面の
乱れを大幅に減少させることができ、また、1回の工程
で複数色の着色が可能である。そして、着色層が第1の
着色層パターンと第2の着色層パターンとが隣あう着色
層パターンからなり、第1の着色層パターン同士及び第
2の着色層パターン同士は接触しないので、2回の露
光、着色で複数色の着色層パターンを形成する事が可能
となる。
【0060】また、着色層が第1の着色層パターンと第
2の着色層パターンとが隣あう着色層パターンからなる
着色層で、第1の着色層同士及び第2の着色層同士で異
なる色の着色層パターンが点接触するようなモザイク上
の着色層であっても、接触する箇所がわずかなため混色
は小さく、液晶表示装置としたときに非表示領域内にあ
さまるため表示上問題はなく、2回の露光、着色で複数
色の着色層パターンを形成する事ができる。
2の着色層パターンとが隣あう着色層パターンからなる
着色層で、第1の着色層同士及び第2の着色層同士で異
なる色の着色層パターンが点接触するようなモザイク上
の着色層であっても、接触する箇所がわずかなため混色
は小さく、液晶表示装置としたときに非表示領域内にあ
さまるため表示上問題はなく、2回の露光、着色で複数
色の着色層パターンを形成する事ができる。
【0061】
【発明の効果】本発明では、着色層が第1の着色層パタ
ーンと第2の着色層パターンとが隣あう着色層パターン
からなるので、第1の着色層パターン状にポリシラン層
を露光しインクジェットにより着色して第1の着色を形
成し、第2の着色層パターン状にポリシラン層を露光し
インクジェットにより着色して第2の着色層を形成する
ので、2回の工程で平滑な複数色の着色層を容易に得る
ことができ、工程数を大幅に減少することができる。
ーンと第2の着色層パターンとが隣あう着色層パターン
からなるので、第1の着色層パターン状にポリシラン層
を露光しインクジェットにより着色して第1の着色を形
成し、第2の着色層パターン状にポリシラン層を露光し
インクジェットにより着色して第2の着色層を形成する
ので、2回の工程で平滑な複数色の着色層を容易に得る
ことができ、工程数を大幅に減少することができる。
【図1】(a)本発明の一実施例の製造方法により形成
されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図1(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図1(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
【図2】本発明のカラーフィルタの製造方法の工程の一
実施例を示す模式図。
実施例を示す模式図。
【図3】図2のカラーフィルタの製造方法の工程の次の
工程を示す模式図。
工程を示す模式図。
【図4】(a)本発明の他の実施例の製造方法により形
成されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図4(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
成されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図4(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
【図5】本発明の一実施例により製造方法により製造さ
れた液晶表示装置の縦断面図。
れた液晶表示装置の縦断面図。
【図6】(a)本発明の他の実施例の製造方法により形
成されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図6(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
成されたカラーフィルタを示す概略図。 (b)図6(a)の線1b−1bで切ったカラーフィル
タの縦断面図。
【図7】(a)本発明の他の実施例の製造方法により形
成された液晶表示装置を示す概略図。 (b)図7(a)の線7b−7bで切った液晶表示装置
の縦断面図。
成された液晶表示装置を示す概略図。 (b)図7(a)の線7b−7bで切った液晶表示装置
の縦断面図。
【図8】本発明の他の実施例により製造方法により製造
された液晶表示装置の縦断面図。
された液晶表示装置の縦断面図。
【図9】本発明の他の実施例により製造方法により製造
された液晶表示装置の縦断面図。
された液晶表示装置の縦断面図。
【図10】本発明のカラーフィルタの他の一実施例を示
す概略図。
す概略図。
10…カラーフィルタ 11…基板 13…着色層 14…電極 19…着色ゾル溶液または染色液 20…インキジェット 40…液晶表示装置 42…液晶層 43a…第1の電極 43b…第2の電極 50…走査線 51…信号線 52…スイッチング素子 53…画素電極 54…スイッチング素子アレイ基板 55…対向基板
Claims (19)
- 【請求項1】基板上に複数色のストライプ状の着色層パ
ターンからなる着色層を形成するカラーフィルタの製造
方法において、基板上にポリシラン層を形成する工程
と、ストライプ状の着色層パターンが1つ置きに配置さ
れた着色層パターン上に前記ポリシラン層を露光して第
1の受容層を形成する工程と、前記第1の受容層をイン
キジェットにより噴出した単色あるいは複数色の着色溶
液にて着色する工程と、前記第1の受容層を着色後、こ
れを乾燥して単色あるいは複数色の第1の着色層を形成
する工程と、前記第1の着色層以外のポリシラン層を露
光して第2の受容層を形成する工程と、前記第2の受容
層をインキジェットにより噴出した単色あるいは複数色
の着色溶液にて着色する工程と、前記第2の受容層を着
色後、乾燥して単色あるいは複数色の第2の着色層を形
成する工程とを具備することを特徴とするカラーフィル
タの製造方法。 - 【請求項2】基板上に複数色のモザイク状の着色層パタ
ーンかららなる着色層を形成するカラーフィルタの製造
方法において、基板上にポリシラン層を形成する工程
と、モザイク状の着色層パターンが1つ置きに配置され
かつ着色層パターン同士が点接触をするように配置され
た着色層パターン状に前記ポリシラン層を露光して第1
の受容層を形成する工程と、前記第1の受容層をインキ
ジェットにより噴出した単色あるいは複数色の着色溶液
にて着色する工程と、前記第1の受容層を着色後、これ
を乾燥して単色あるいは複数色の第1の着色層を形成す
る工程と、前記第1の着色層以外のポリシラン層を露光
して第2の受容層を形成する工程と、前記第2の受容層
をインキジェットにより噴出した単色あるいは複数色の
着色溶液にて着色する工程と、前記第2の受容層を着色
後、乾燥して単色あるいは複数色の第2の着色層を形成
する工程とを具備することを特徴とするカラーフィルタ
の製造方法。 - 【請求項3】請求項1または請求項2記載のカラーフィ
ルタの製造方法において、前記ポリシラン層が、下記一
般式(1)に示されることを特徴とするカラーフィルタ
の製造方法。 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4は、置換もしくは無置
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシル基、アシロキシル
基からなる郡からそれぞれ選択される基であり、m,n
は整数である。) - 【請求項4】請求項3記載のカラーフィルタの製造方法
において、前記ポリシラン層が、R1,R3がフェニル
基、R2,R4が水素基である一般式(1)に示される
ことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項5】請求項1または請求項2記載のカラーフィ
ルタの製造方法において、前記第1の着色層をマスクと
して、第1の着色層以外のポリシラン層を露光して前記
第2の受容層を形成することを特徴とするカラーフィル
タの製造方法。 - 【請求項6】複数色のストライプ状の着色層パターンか
らなる着色層と第1の電極を有する第1の基板と第2の
電極を有する第2の基板とを間隙を有して該両基板上の
該両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の
周囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装
置の製造方法において、第1の基板上に、ポリシラン層
を形成する工程と、ストライプ状の着色層パターンが1
つ置きに配置され着色層パターン状に前記ポリシラン層
を露光して第1の受容層を形成する工程と、前記第1の
受容層をインキジェットにより噴出した単色あるいは複
数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第1の受容層
を着色後、これを乾燥して単色あるいは複数色の第1の
着色層を形成する工程と、前記第1の着色層以外のポリ
シラン層を露光して第2の受容層を形成する工程と、前
記第2の受容層をインキジェットにより噴出した単色あ
るいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第2
の受容層を着色後、乾燥して単色あるいは複数色の第2
の着色層を形成する工程と、前記第1の着色層及び第2
の着色層上に第1の電極を形成する工程と、第2の基板
に第2の電極を形成する工程と、前記第1の着色層、前
記第2の着色層及び前記第1の電極を有する第1の基板
と第2の電極を有する第2の基板とを間隙を有して該両
基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周囲
を封止して前記間隙に液晶層を封入する工程と、を含む
ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項7】複数色のストライプ状の着色層パターンか
らなる着色層と第1の電極を有する第1の基板と第2の
電極を有する第2の基板とを間隙を有して該両基板上の
該両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の
周囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装
置の製造方法において、第1の基板上に第1の電極、第
2の基板上に第2の電極を形成する工程と、前記第1の
電極上に、ポリシラン層を形成する工程と、ストライプ
状の着色層パターンが1つ置きに配置された着色層パタ
ーン状に前記ポリシラン層を露光して第1の受容層を形
成する工程と、前記第1の受容層をインキジェットによ
り噴出した単色あるいは複数色の着色溶液にて着色する
工程と、前記第1の受容層を着色後、これを乾燥して単
色あるいは複数色の第1の着色層を形成する工程と、前
記第1の着色層以外のポリシラン層を露光して第2の受
容層を形成する工程と、前記第2の受容層をインキジェ
ットにより噴出した単色あるいは複数色の着色溶液にて
着色する工程と、前記第2の受容層を着色後、乾燥して
単色あるいは複数色の第2の着色層を形成する工程と、
前記第1の着色層、前記第2の着色層及び前記第1の電
極を有する第1の基板と第2の電極を有する第2の基板
とを間隙を有して該両基板上の電極が対向するように配
置し、該両基板の周囲を封止して前記間隙に液晶層を封
入する工程と、を含むことを特徴とする液晶表示装置の
製造方法。 - 【請求項8】複数色のモザイク状の着色層パターンから
なる着色層と第1の電極を有する第1の基板と第2の電
極を有する第2の基板とを間隙を有して該両基板上の該
両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周
囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置
の製造方法において、第1の基板上に、ポリシラン層を
形成する工程と、モザイク状の着色層パターンが1つ置
きに配置されかつモザイク状の着色層パターン同士が点
接触をするように配置された着色層パターン状に前記ポ
リシラン層を露光して第1の受容層を形成する工程と、
前記第1の受容層をインキジェットにより噴出した単色
あるいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第
1の受容層を着色後、これを乾燥して単色あるいは複数
色の第1の着色層を形成する工程と、前記第1の着色層
以外のポリシラン層を露光して第2の受容層を形成する
工程と、前記第2の受容層をインキジェットにより噴出
した単色あるいは複数色の着色溶液にて着色する工程
と、前記第2の受容層を着色後、乾燥して単色あるいは
複数色の第2の着色層を形成する工程と、前記第1の着
色層及び第2の着色層上に第1の電極を形成する工程
と、第2の基板に第2の電極を形成する工程と、前記第
1の着色層、前記第2の着色層及び前記第1の電極を有
する第1の基板と第2の電極を有する第2の基板とを間
隙を有して該両基板上の電極が対向するように配置し、
該両基板の周囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する
工程と、を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方
法。 - 【請求項9】複数色のモザイク状の着色層パターンから
なる着色層と第1の電極を有する第1の基板と第2の電
極を有する第2の基板とを間隙を有して該両基板上の該
両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周
囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置
の製造方法において、第1の基板上に第1の電極、第2
の基板上に第2の電極を形成する工程と、前記第1の電
極上に、ポリシラン層を形成する工程と、モザイク状の
着色層パターンが1つ置きに配置されかつモザイク状の
着色層パターン同士が点接触をするように配置された着
色層パターン状に前記ポリシラン層を露光して第1の受
容層を形成する工程と、前記第1の受容層をインキジェ
ットにより噴出した単色あるいは複数色の着色溶液にて
着色する工程と、前記第1の受容層を着色後、これを乾
燥して単色あるいは複数色の第1の着色層を形成する工
程と、前記第1の着色層以外のポリシラン層を露光して
第2の受容層を形成する工程と、前記第2の受容層をイ
ンキジェットにより噴出した単色あるいは複数色の着色
溶液にて着色する工程と、前記第2の受容層を着色後、
乾燥して単色あるいは複数色の第2の着色層を形成する
工程と、前記第1の着色層、第2の着色層及び第1の電
極を有する第1の基板と第2の電極を有する第2の基板
とを間隙を有して該両基板上の電極が対向するように配
置し、該両基板の周囲を封止して前記間隙に液晶層を封
入する工程と、を含むことを特徴とする液晶表示装置の
製造方法。 - 【請求項10】請求項6乃至請求項9いずれか記載のカ
ラーフィルタの製造方法において、前記ポリシラン層
が、下記一般式(1)に示されることを特徴とするカラ
ーフィルタの製造方法。 【化2】 (式中、R1,R2,R3,R4は、置換もしくは無置
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシル基、アシロキシル
基からなる郡からそれぞれ選択される基であり、m,n
は整数である。) - 【請求項11】請求項10記載のカラーフィルタの製造
方法において、前記ポリシラン層が、R1,R3がフェ
ニル基、R2,R4が水素基である一般式(1)に示さ
れることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項12】請求項6乃至請求項9いずれか記載の液
晶表示装置の製造方法において、前記第1の着色層をマ
スクとして、第1の着色層以外のポリシラン層を露光し
て前記第2の受容層を形成することを特徴とするカラー
フィルタの製造方法。 - 【請求項13】第1の基板上に、複数色のストライプ状
の着色層パターンからなる着色層と、互いに交差するよ
うに配列された複数の走査線と、複数の信号線と、該走
査線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び
該信号線に接続されたスイッチング素子と、該スイッチ
ング素子ごとに接続された画素電極とが形成されたスイ
ッチング素子アレイ基板と、第2の基板上に対向電極が
形成された対向基板と、を間隙を有して該両基板上の該
両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周
囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置
の製造方法において、第1の基板上に、ポリシラン層を
形成する工程と、ストライプ状の着色層パターンが1つ
置きに配置された着色層パターン状に前記ポリシラン層
を露光して第1の受容層を形成する工程と、前記第1の
受容層をインキジェットにより噴出した単色あるいは複
数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第1の受容層
を着色後、これを乾燥して単色あるいは複数色の第1の
着色層を形成する工程と、前記第1の着色層以外のポリ
シラン層を露光して第2の受容層を形成する工程と、前
記第2の受容層をインキジェットにより噴出した単色あ
るいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第2
の受容層を着色後、乾燥して単色あるいは複数色の第2
の着色層を形成する工程と、前記第1の着色層及び前記
第2の着色層上に、互いに交差するように配列された複
数の走査線と複数の信号線と該走査線及び該信号線の交
差部毎に形成された該走査線及び該信号線に接続された
スイッチング素子と該スイッチング素子ごとに接続され
た画素電極とを形成してスイッチング素子アレイ基板を
作成する工程と、第2の基板上に対向電極を形成して対
向基板を作成する工程と、前記スイッチング素子アレイ
基板と前記対向基板とを間隙を有して前記スイッチング
素子アレイ基板上の前記画素電極と前記対向基板上の前
記対向電極が対向するように配置し、該両基板の周囲を
封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶層を封入する
工程と、を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方
法。 - 【請求項14】第1の基板上に、複数色のストライプ状
の着色層パターンからなる着色層と、互いに交差するよ
うに配列された複数の走査線と、複数の信号線と、該走
査線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び
該信号線に接続されたスイッチング素子と、該スイッチ
ング素子ごとに接続された画素電極とが形成されたスイ
ッチング素子アレイ基板と、第2の基板上に対向電極が
形成された対向基板と、を間隙を有して該両基板上の該
両基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周
囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置
の製造方法において、第1の基板上に、互いに交差する
ように配列された複数の走査線と複数の信号線と該走査
線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び該
信号線に接続されたスイッチング素子と該スイッチング
素子ごとに接続された画素電極とを形成してスイッチン
グ素子アレイ基板を作成する工程と、第2の基板上に対
向電極を形成して対向基板を作成する工程と、前記スイ
ッチング素子アレイ基板上にポリシラン層を形成する工
程と、ストライプ状の着色層パターンが1つ置きに配置
された着色層パターン状に前記ポリシラン層を露光して
第1の受容層を形成する工程と、前記第1の受容層をイ
ンキジェットにより噴出した単色あるいは複数色の着色
溶液にて着色する工程と、前記第1の受容層を着色後、
これを乾燥して単色あるいは複数色の第1の着色層を形
成する工程と、前記第1の受容層以外のポリシラン層を
露光して第2の受容層を形成する工程と、前記第2の受
容層をインキジェットにより噴出した単色あるいは複数
色の着色溶液にて着色する工程と、前記第2の受容層を
着色後、乾燥して単色あるいは複数色の第2の着色層を
形成する工程と、前記スイッチング素子アレイ基板と前
記対向基板とを間隙を有して前記スイッチング素子アレ
イ基板上の前記画素電極と前記対向基板上の前記対向電
極が対向するように配置し、該両基板の周囲を封止して
前記間隙に液晶層を封入する液晶層を封入する工程と、
を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項15】第1の基板上に、複数色のモザイク状の
着色層パターンからなる着色層と、互いに交差するよう
に配列された複数の走査線と、複数の信号線と、該走査
線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び該
信号線に接続されたスイッチング素子と、該スイッチン
グ素子ごとに接続された画素電極とが形成されたスイッ
チング素子アレイ基板と、第2の基板上に対向電極が形
成された対向基板と、を間隙を有して該両基板上の該両
基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周囲
を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置の
製造方法において、第1の基板上に、ポリシラン層を形
成する工程と、モザイク状の着色層パターンが1つ置き
に配置されかつモザイク状の着色層パターン同士が点接
触をするように配置された着色層パターン状に前記ポリ
シラン層を露光して第1の受容層を形成する工程と、前
記第1の受容層をインキジェットにより噴出した単色あ
るいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第1
の受容層を着色後、これを乾燥して単色あるいは複数色
の第1の着色層を形成する工程と、前記第1の着色層以
外のポリシラン層を露光して第2の受容層を形成する工
程と、前記第2の受容層をインキジェットにより噴出し
た単色あるいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、
前記第2の受容層を着色後、乾燥して単色あるいは複数
色の第2の着色層を形成する工程と、前記第1の基板上
の前記第1の着色層及び第2の着色層上に、互いに交差
するように配列された複数の走査線と複数の信号線と該
走査線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及
び該信号線に接続されたスイッチング素子と該スイッチ
ング素子ごとに接続された画素電極とを形成してスイッ
チング素子アレイ基板を作成する工程と、第2の基板上
に対向電極を形成して対向基板を作成する工程と、前記
スイッチング素子アレイ基板と前記対向基板とを間隙を
有して前記スイッチング素子アレイ基板上の前記画素電
極と前記対向基板上の前記対向電極が対向するように配
置し、該両基板の周囲を封止して前記間隙に液晶層を封
入する液晶層を封入する工程と、を含むことを特徴とす
る液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項16】第1の基板上に、モザイク状の複数色の
着色層パターンからなる着色層と、互いに交差するよう
に配列された複数の走査線と、複数の信号線と、該走査
線及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び該
信号線に接続されたスイッチング素子と、該スイッチン
グ素子ごとに接続された画素電極とが形成されたスイッ
チング素子アレイ基板と、第2の基板上に対向電極が形
成された対向基板と、を間隙を有して該両基板上の該両
基板上の電極が対向するように配置し、該両基板の周囲
を封止して前記間隙に液晶層を封入する液晶表示装置の
製造方法において、第1の基板上に、互いに交差するよ
うに配列された複数の走査線と複数の信号線と該走査線
及び該信号線の交差部毎に形成された該走査線及び該信
号線に接続されたスイッチング素子と該スイッチング素
子ごとに接続された画素電極とを形成してスイッチング
素子アレイ基板を作成する工程と、第2の基板上に対向
電極を形成して対向基板を作成する工程と、前記スイッ
チング素子アレイ基板上に、ポリシラン層を形成する工
程と、モザイク状の着色層パターンが1つ置きに配置さ
れかつモザイク状の着色層パターン同士が点接触をする
ように配置された着色層パターン状に前記ポリシラン層
を露光して第1の受容層を形成する工程と、前記第1の
受容層をインキジェットにより噴出した単色あるいは複
数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第1の受容層
を着色後、これを乾燥して、単色あるいは複数色の第1
の着色層を形成する工程と、前記第1の着色層以外のポ
リシラン層を露光して第2の受容層を形成する工程と、
前記第2の受容層をインキジェットにより噴出した単色
あるいは複数色の着色溶液にて着色する工程と、前記第
2の受容層を着色後、乾燥して、単色あるいは複数色の
第2の着色層を形成する工程と、第2の基板上に対向電
極を形成して対向基板を作成する工程と、前記スイッチ
ング素子アレイ基板と前記対向基板とを間隙を有して前
記スイッチング素子アレイ基板上の前記画素電極と前記
対向基板上の前記対向電極が対向するように配置し、該
両基板の周囲を封止して前記間隙に液晶層を封入する液
晶層を封入する工程と、を含むことを特徴とする液晶表
示装置の製造方法。 - 【請求項17】請求項13乃至請求項16いずれか記載
のカラーフィルタの製造方法において、前記ポリシラン
層が、下記一般式(1)に示されることを特徴とするカ
ラーフィルタの製造方法。 【化3】 (式中、R1,R2,R3,R4は、置換もしくは無置
換の脂肪族炭化水素残基、脂環式炭化水素残基、芳香族
炭化水素残基、水素基、アルコキシル基、アシロキシル
基からなる郡からそれぞれ選択される基であり、m,n
は整数である。) - 【請求項18】請求項17記載のカラーフィルタの製造
方法において、前記ポリシラン層が、R1,R3がフェ
ニル基、R2,R4が水素基である一般式(1)に示さ
れることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項19】請求項13乃至請求項16いずれか記載
の液晶表示装置の製造方法において、前記第1の着色層
をマスクとして、第1の着色層以外のポリシラン層を露
光して前記第2の受容層を形成することを特徴とするカ
ラーフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21880995A JPH0961620A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21880995A JPH0961620A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961620A true JPH0961620A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16725690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21880995A Pending JPH0961620A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0961620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000129211A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 金属パターン用被膜形成用ポリシラン組成物及び金属パターン形成方法 |
CN102648505A (zh) * | 2009-11-20 | 2012-08-22 | 三菱电机株式会社 | 变压器 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21880995A patent/JPH0961620A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000129211A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 金属パターン用被膜形成用ポリシラン組成物及び金属パターン形成方法 |
CN102648505A (zh) * | 2009-11-20 | 2012-08-22 | 三菱电机株式会社 | 变压器 |
US8872614B2 (en) | 2009-11-20 | 2014-10-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformer |
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