JPH0961334A - 粘度計の昇降装置 - Google Patents
粘度計の昇降装置Info
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- JPH0961334A JPH0961334A JP22046695A JP22046695A JPH0961334A JP H0961334 A JPH0961334 A JP H0961334A JP 22046695 A JP22046695 A JP 22046695A JP 22046695 A JP22046695 A JP 22046695A JP H0961334 A JPH0961334 A JP H0961334A
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Abstract
ーカ内に位置させるかまたはビーカより引き出させるた
めに行なう粘度計本体の昇降操作をワンタッチ方式によ
って可能ならしめ、これによって粘度計本体の昇降を迅
速かつ容易ならしめ、さらにはその粘度計本体の昇降機
構を簡素化して、その昇降機構のコストダウンを目的と
する。さらに粘度計本体の定位置での位置決めもワンタ
ッチで容易かつ確実に行なうことができるようにして、
その位置決め操作性、作業性を高めることにある。 【解決手段】 スタンド台によって起立保持されている
支柱に、平行リンクを介して粘度計本体を支持せしめ、
さらにその平行リンクを粘度計本体の側面に押圧摩擦力
で位置決めするための位置手段を設けた。
Description
測定するために用いられる粘度計の昇降装置に関するも
のである。
填剤等の工業用品、あるいは食品等として種々なるもの
があるが、かかる粘性液体の製造時、あるいは、その使
用時、さらには管理調整時等において、それら粘性液体
の粘度を適宜測定する必要が生じる場合がある。
測定するための粘度計が知られているが、公知の粘度計
構造としては例えば図5乃至図8に示す如き構造のもの
であった。
体であって、この粘度計本体1は、その内部に組込まれ
ているモータの駆動力により回転する出力軸と、この出
力軸と同軸に位置されると共にその下端にビーカ3内に
位置されるインペラ4を取付けてなるスピンドル5と、
上記出力軸とスピンドルとを不図示の渦巻きばねにより
連結して、上記出力軸を所定の速度で回転したとき、前
記渦巻きばねが、ビーカ3内に入れられている粘性液体
の粘度によって巻き込まれ、その角度差によって粘性液
体の粘度を計測表示するものであり、この粘度計本体1
は、スタンド台6によって垂直に保持されている支柱7
に、その支柱7の軸方向のみに移動可能に案内されてい
る支持体8に支持杆9を介して保持されているものであ
る。
図8に示すように、その支持体8には、軸方向にラック
10を形成した支柱7を上下に貫通する貫通孔11を有
するスライダー12と、このスライダー12によって軸
支されると共に、前記のラック10に噛合されるラック
ギヤ13と、このラックギヤ13に固定される操作ノブ
部14と、スライダー12を支柱7の所定位置で位置決
めするための締結ねじ15を有している。
定されている粘度計本体1を、その粘度計本体1の下方
に設けられているインペラ4をビーカ3に対して出し入
れするために、昇降させるには、操作ノブ14の回動操
作でラックギヤ13を回動することによりスライダー1
2は、支柱7に沿って昇降し、そのスライダー12が支
柱7の所望位置に達したとき、締結ねじ15の操作でス
ライダー12と支柱7との締結を行なえば粘度計本体1
の所望位置での位置決めがなされるものである。
1の昇降装置にあっては、その粘度計本体1を昇降させ
るには、操作ノブ14を回動させる操作であるから、粘
度計本体1の昇降をスピーディに行なうことができな
い。またラックとラックギヤによる昇降機構では、支軸
7の軸方向にラック10を加工形成しなければならない
ことから、特にその支軸の製作費が嵩み価格が高くな
る。さらにラックとラックギヤによる結合では昇降装置
の重量バランスの調整が不確実であると粘度計本体が落
下し、この粘度計本体の破損事故が生じる等のことがあ
った。
のである。
ているインペラーをビーカ内に位置させるかまたはビー
カより引き出させるために行なう粘度計本体の昇降操作
をワンタッチ方式によって可能ならしめ、これによって
粘度計本体の昇降を迅速かつ容易ならしめ、さらにはそ
の粘度計本体の昇降機構を簡素化して、その昇降機構の
コストダウンを目的とする。
ワンタッチで容易かつ確実に行なうことができるように
して、その位置決め操作性、作業性を高めることを目的
としている。
に、請求項1では、スタンド台によって起立保持されて
いる支柱に、平行リンクを介して粘度計本体を支持せし
め、さらにその平行リンクを粘度計本体の側面に押圧摩
擦力で位置決めするための位置手段を有している粘度計
昇降装置であることを特徴としている。
計本体の重量バランスを高めるために、平行リンクを構
成している上部リンクと下部リンクとの間に引張りばね
を介在せしめた粘度計昇降装置であることを特徴として
いる。
す実施例に基いて詳細に説明する。
台21には、支柱22が垂直に固定されている。この支
柱22の上端部には、アームベース23が取付けられて
おり、このアームベース23には、上部リンク24と下
部リンク25とからなる平行リンクの一端が各支軸26
により軸支されている。これら上下双方のリンク24,
25の他端は、粘度計本体27の側壁面に、各支軸28
によって軸支されている。
ものと同様であり、しかも本発明の要旨ではないので、
その粘度計本体27の内部構造説明は省略する。
カであって、このビーカ29内には、粘度を測定すべき
粘性液体が入れられている。またこの粘性液体の粘度を
測定するためには、粘度計本体27から下方へ支出され
ているスピンドル30の先端部に取付けられているイン
ペラ31を、そのビーカ29内の粘性液体中に沈める必
要があり、このインペラ31を、粘性液体中に位置させ
るとき、また粘性液体中から引き上げるとき、前記の粘
度計本体27を、スピンドル30及びインペラ31と共
に上下動させる動作が要求される。
間で架設されている引張りばねであって、この引張りば
ね32の張力によって粘度計本体27の重力バランスが
所望位置で保たれている。
上下一対の支軸28間に跨って軸支されている固定プレ
ートであって、この固定プレート33は、粘度計本体の
側面と共同して上部リンク24、下部リンク25を挟む
ように位置されており、さらにこの固定プレート33に
は、粘度計本体27に螺合される締結ねじ34が貫通さ
れている。なお35は締結ねじ34と一体であって、こ
の締結ねじ34を回転せしめることができるハンドルで
ある。
作用について述べると、粘度計本体27に設けられてい
るインペラ31をビーカ29内に位置させるため、また
はビーカ29内に位置されているインペラ31を引き上
げるには、ハンドル35を回動操作して固定プレート3
3による上部リンク24及び下部リンク25の締着力を
緩めた上でそのハンドル35を上下動すれば、粘度計本
体27は垂直位置を保ちながら上下動され、この粘度計
本体27が所望の上下位置となったとき、ハンドル35
をねじ締結方向へ回動すれば、固定プレート33によ
り、上部リンク24及び下部リンク25は粘度計本体2
7の側面に押圧挟持され、その結果粘度計本体27の上
下位置が決められる。
35を回動操作するという極く簡単な操作で粘度計本体
27の上下位置の位置決めを行なうことが迅速かつ容易
に行なえる。しかもその位置決めがねじ34による締結
手段により位置決めが確保されることから、粘度計本体
が不用意にずれ落ちてスピンドル30、インペラ31等
を損傷する事故を未然に防止できる。
は、粘度計本体27の重量バランスを得るための引張り
ばね32を架設していることからこの引張りばね32の
作用によって粘度計本体の位置決め操作が円滑かつ容易
である。また平行リンクの構成部品は、従来の支軸にラ
ックを刻設する構造部品に比較して安価であることから
経済性にも優れた粘度計昇降装置が提供できる。
体27を支柱22に対して上下動可能(昇降可能)に支
持する支持機構が、平行リンク構造であることから、そ
の粘度計本体の上下位置調整がワンタッチ操作で容易か
つ確実に行なえる。さらにはその支持機構が安価にして
経済性に優れたものが提供できる等の効果が得られる。
面説明図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 スタンド台によって起立保持されている
支柱に、平行リンクを介して粘度計本体を支持せしめ、
さらにその平行リンクを粘度計本体の側面に押圧摩擦力
で位置決めするための位置決手段を有していることを特
徴とする粘度計昇降装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の平行リンクにおいて、そ
の上部リンクと下部リンクとの間に引張りばねを介在せ
しめて粘度計本体の重量バランスを高めたことを特徴と
する粘度計昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07220466A JP3112399B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粘度計の昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07220466A JP3112399B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粘度計の昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961334A true JPH0961334A (ja) | 1997-03-07 |
JP3112399B2 JP3112399B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=16751566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07220466A Expired - Fee Related JP3112399B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粘度計の昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112399B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0878230A1 (de) * | 1997-05-17 | 1998-11-18 | GRUNDIG Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum Einstellen der Viskosität von Lacken |
JP2012194164A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-10-11 | Horiba Ltd | センサ支持装置 |
CN103323371A (zh) * | 2013-06-13 | 2013-09-25 | 吴江市物华五金制品有限公司 | 一种能自动升降的粘度计 |
CN108398357A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-08-14 | 浙江国森精细化工科技有限公司 | 一种用于压敏胶性检验的粘度计 |
CN108709829A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-10-26 | 首钢集团有限公司 | 一种耐火浇注料泵送施工性检测装置 |
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JPH0310566U (ja) * | 1989-01-31 | 1991-01-31 | ||
JPH06148054A (ja) * | 1992-11-12 | 1994-05-27 | Toki Sangyo Kk | 粘度測定装置 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP07220466A patent/JP3112399B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3112399B2 (ja) | 2000-11-27 |
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