JPH05322507A - 真円度測定機のコラム駆動装置 - Google Patents

真円度測定機のコラム駆動装置

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JPH05322507A
JPH05322507A JP13267992A JP13267992A JPH05322507A JP H05322507 A JPH05322507 A JP H05322507A JP 13267992 A JP13267992 A JP 13267992A JP 13267992 A JP13267992 A JP 13267992A JP H05322507 A JPH05322507 A JP H05322507A
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JP
Japan
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column
detector
nut
gravity
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP13267992A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Yagi
慎一郎 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication of JPH05322507A publication Critical patent/JPH05322507A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出器にコラム沿ってスムーズに昇降すると
共にコラムの小型化を図る。 【構成】 検出器40が設けられて重心位置が軸線から
オフセット状態に設定された上下台34をコラム32に
昇降自在に設け、ねじ棒50にはナット44が螺合され
ている。ナット44と上下台34の重心位置はロープ4
2A、42B、44A、44Bで連結されていて、ロー
プ42A、42B、44A、44Bはコラム32の上下
端部に軸支されたプーリ42A、42B、44A、44
Bに張設されている。そして、ナット44には同軸上に
バランスウエイト54が設けられている。従って、ねじ
棒50が正逆方向に回動すると検出器40がコラム32
に沿ってスムーズに昇降する。また、バランスウエイト
54がナット44に同軸上に固定されたのでコラム駆動
装置の小型化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真円度測定機のコラム駆
動装置に係り、特に装置本体に立設されたコラムに沿っ
て検出器を上下方向に移動する真円度測定機のコラム駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】真円度測定機は測定テーブルに載置され
たワークに測定子を接触した状態でワークを回転して、
測定子の変位量に基づいてワーク形状や真円度等を測定
する。この測定子は図4上において符号4で示されてい
て、測定子4は検出器6に設けられている。検出器6は
アーム8を介して上下台10に取り付けられている。上
下台10は図3に示すように、コラム12に昇降自在に
支持されると共に、ワイヤ14を介してナット16に連
結されている。
【0003】ナット16はボールねじ17にねじ結合さ
れている。ボールねじ17はコラム12内に回動自在に
支持されている。また、上下台10にはワイヤ18を介
してバランスウエイト20が連結されていて、ワイヤ1
8はプーリ22に掛けられている。従って、駆動モータ
でボールねじ17を回動すると、ナット16及びワイヤ
14を介して上下台10が昇降する。
【0004】ところで、図4に示すように上下台10に
はアーム8が片持ち梁状に取り付けられていて、アーム
8の先端に検出器6が設けられている。従って、上下台
10、アーム8及び検出器6を一体とした重心位置は、
上下台10の軸線Cからアーム8が伸長されている側に
オフセットされた位置G(図4参照)に存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、上下台10を吊
下げているワイヤ18は、軸線C上のP点で上下台10
に連結されている。従って、ワイヤ18の吊下げ位置P
と重心位置Gとが一致しないので、上下台10の昇降移
動、すなわち測定子4の昇降移動がスムーズに行われな
いという問題がある。
【0006】さらに、バランスウエイト20がコラム1
2内の後方に独立して設けられているので、コラム12
が前後方向の寸法Lが大きくなり、コラム12の小型化
が図れないという問題がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、測定子をスムーズに昇降移動
することができると共にコラムの小型化を図ることがで
きる真円度測定機のコラム駆動装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、装置本体に立設されたコラムに沿って検出
器を上下方向に移動する真円度測定機のコラム駆動装置
において、前記検出器が設けられると共に前記コラムに
昇降自在に設けられ、重心位置が軸線からオフセット状
態に設定された上下台と、前記コラムに鉛直方向に配設
されたねじ部材と、該ねじ部材に螺合されたナット部材
と、前記上下台の重心位置に連結されると共に前記ナッ
ト部材に連結されて無端状に形成され、前記コラムの上
下端部に軸支されたプーリに張設されたワイヤ部材と、
前記ナット部材の回動を防止する手段と、前記ナット部
材に同軸上に設けられて、前記上下台の自重を相殺する
バランスウエイトと、を備え、前記ねじ部材の正逆方向
への回動で前記検出器がコラムに沿って昇降することを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、検出器が設けられて重心位置
が軸線からオフセット状態に設定された上下台をコラム
に昇降自在に設け、ねじ部材がコラムに鉛直方向に配設
されている。ねじ部材にはナット部材が螺合されてい
て、ナット部材と上下台の重心位置にはワイヤ部材が連
結されている。これにより、ワイヤ部材が無端状に連結
され、ワイヤ部材はコラムの上下端部に軸支されたプー
リに張設されている。また、ナット部材の回動を防止す
る手段が設けられ、さらに、ナット部材に同軸上に設け
られたバランスウエイトは、その重量が上下台の自重を
相殺するように設定されている。
【0009】従って、ねじ部材が正逆方向に回動する
と、ナット部材、ワイヤ部材及び上下台等を介して検出
器がコラムに沿って昇降する。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る真円度測
定機のコラム駆動装置について詳説する。図1は真円度
測定機のコラム駆動装置の断面図であり、図2は真円度
測定機のコラム駆動装置の平面図である。図1に示すよ
うに真円度測定機のコラム駆動装置30はコラム32を
備えていて、コラム32は真円度測定機の装置本体(図
示せず。)に立設されている。コラム32は図2に示す
ように矩形筒状体に形成されていて、コラム32には上
下台34が昇降自在に支持されている。上下台34はコ
ラム32の矩形筒状体より1回り大きな矩形筒状体に形
成されている。
【0011】上下台34の前端部には支持部材36が取
り付けられていて、支持部材36にはアーム38が片持
ち梁状に支持されている。アーム38の先端部には検出
器40が設けられている。従って、アーム38、検出器
40、支持部材36及び上下台34を一体とした重心位
置Gは、上下台34の軸線Cからオフセットした位置に
設定される(図2参照)。
【0012】上下台34の上端部の重心位置Gには一対
のワイヤ42A、42Bの一端部が連結されていて、一
対のワイヤ42A、42Bの他端部は後述するナット4
4の上端部に連結されている。また、上下台34の下端
部の重心位置Gには一対のワイヤ44A、44Bの一端
部が連結されていて、一対のワイヤ44A、44Bの他
端部は後述するナット44の下端部に連結されている。
【0013】そして、ワイヤ42Aとワイヤ44Aが無
端状に形成されると共に、ワイヤ42Bとワイヤ44B
が無端状に形成されている。ワイヤ42Aとワイヤ44
Aはプーリ46A、46B、46C、46Dに張設され
ている。ここで、プーリ46A、46Bはコラム32の
上端部に回動自在に支持されていて、プーリ46C、4
6Dはコラム32の下端部に回動自在に支持されてい
る。
【0014】また、ワイヤ42Bとワイヤ44Bはプー
リ48A、48B、48C、48Dに張設されている。
ここで、プーリ48A、48Bはコラム32の上端部に
回動自在に支持されていて、プーリ48C、48Dはコ
ラム32の下端部に回動自在に支持されている。この場
合、コラム32の上端部に設けられた上部プーリ台47
を介して、プーリ46Aとプーリ48Aが同軸上に軸支
されると共にプーリ46Bとプーリ48Bが同軸上に軸
支されている。また、コラム32の下端部に設けられた
下部プーリ台49を介して、プーリ46Cとプーリ48
Cが同軸上に軸支されると共にプーリ46Dとプーリ4
8Dが同軸上に軸支されている。さらに、上部プーリ台
47又は下部プーリ台49のいずれか一方は、ワイヤの
張力を調整可能に構成されている。
【0015】一方、コラム32の上下端部にはそれぞ
れ、ボールねじ状に構成されたねじ棒50の上下端部が
固着されている。これにより、ねじ棒50がコラム32
内に鉛直方向に配設されている。ねじ棒50には前述し
たナット44がねじ結合されている。また、ナット44
には同軸上にバランスウエイト54が固定されている。
バランスウエイト54の重量は上下台34の自重を相殺
するように設定されている。
【0016】バランスウエイト54には鉛直方向にガイ
ド溝54Aが形成されていて、ガイド溝54Aにはレー
ル56が嵌入されている。レール56は鉛直方向に配設
された状態で、コラム32の後壁部に固着されている。
従って、ガイド溝54Aがレール56に沿って移動する
ので、バランスウエイト54及びナット44の回転が防
止される。
【0017】尚、図2上で40Aは測定子であり、60
は摺動材である。前記の如く構成された本発明に係る真
円度測定機のコラム駆動装置の作用について説明する。
先ず、図示しないモータを駆動してねじ棒50を回動す
る。この場合、モータは正逆回転可能な機能を備えてい
るので、ねじ棒50は正逆方向に回転することができ
る。ねじ棒50が正逆方向に回転すると、ナット44が
バランスウエイト54と共に上下方向に移動する。
【0018】そして、ナット44が上方向に移動する場
合、ナット44の下端部に連結されているワイヤ44
A、44Bの他端部がナット44と共に上方向に移動す
る。従って、ワイヤ44A、44Bの一端部が下方向に
移動するので上下台34がコラム32に沿って下降す
る。一方、ナット44が下方向に移動する場合、ナット
44の上端部に連結されているワイヤ42A、42Bの
他端部がナット44と共に下方向に移動する。従って、
ワイヤ42A、42Bの一端部が上方向に移動するので
上下台34がコラム32に沿って上昇する。
【0019】この場合、ワイヤ42A、42B及びワイ
ヤ44A、44Bは上下台34の重心位置に連結されて
いるので、上下台34がスムーズに昇降する。従って、
上下台34に設けられている検出器40はコラム32に
沿ってスムーズに昇降する。また、バランスウエイト5
4がナット44に同軸上に固定されているので、コラム
の前後方向の寸法を小さく設定することができる。従っ
て、コラム駆動装置の小型化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る真円度
測定機のコラム駆動装置によれば、検出器が設けられて
重心位置が軸線からオフセット状態に設定された上下台
をコラムに昇降自在に設け、ねじ部材にはナット部材が
螺合されている。ナット部材と上下台の重心位置にはワ
イヤ部材が連結されていて、ワイヤ部材はコラムの上下
端部に軸支されたプーリに張設されている。また、バラ
ンスウエイトはナット部材に同軸上に設けられている。
【0021】従って、ねじ部材が正逆方向に回動する
と、ナット部材、ワイヤ部材及び上下台等を介して検出
器がコラムに沿って昇降する。この場合、ワイヤ部材は
上下台の重心位置に連結されているので、上下台がスム
ーズに昇降する。従って、上下台に設けられた検出器を
コラムに沿ってスムーズに昇降させることができる。ま
た、バランスウエイトがナット部材に同軸上に固定され
ているので、コラムの前後方向の寸法を小さく設定して
コラム駆動装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真円度測定機のコラム駆動装置の
断面図
【図2】本発明に係る真円度測定機のコラム駆動装置の
平面図
【図3】従来の真円度測定機のコラム駆動装置の断面図
【図4】図3のA−A断面図
【符号の説明】
30…真円度測定機のコラム駆動装置 32…コラム 34…上下台 40…検出器 42A、42B、44A、44B…ワイヤ 44…ナット 46A乃至46D、48A乃至48D…プーリ 50…ねじ棒 54…バランスウエイト 54A…ガイド溝 56…レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に立設されたコラムに沿って検
    出器を上下方向に移動する真円度測定機のコラム駆動装
    置において、 前記検出器が設けられると共に前記コラムに昇降自在に
    設けられ、重心位置が軸線からオフセット状態に設定さ
    れた上下台と、 前記コラムに鉛直方向に配設されたねじ部材と、 該ねじ部材に螺合されたナット部材と、 前記上下台の重心位置に連結されると共に前記ナット部
    材に連結されて無端状に形成され、前記コラムの上下端
    部に軸支されたプーリに張設されたワイヤ部材と、 前記ナット部材の回動を防止する手段と、 前記ナット部材に同軸上に設けられて、前記上下台の自
    重を相殺するバランスウエイトと、 を備え、前記ねじ部材の正逆方向への回動で前記検出器
    がコラムに沿って昇降することを特徴とする真円度測定
    機のコラム駆動装置。
JP13267992A 1992-05-25 1992-05-25 真円度測定機のコラム駆動装置 Pending JPH05322507A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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