JPH0959943A - 出会い頭事故防止装置 - Google Patents
出会い頭事故防止装置Info
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- JPH0959943A JPH0959943A JP7215574A JP21557495A JPH0959943A JP H0959943 A JPH0959943 A JP H0959943A JP 7215574 A JP7215574 A JP 7215574A JP 21557495 A JP21557495 A JP 21557495A JP H0959943 A JPH0959943 A JP H0959943A
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Abstract
手前で車両の一時停止を効果的に促すことのできる出会
い頭事故防止装置を提供する。 【解決手段】交差点1手前の路面Gに埋設され発光体2
2を発光させて車両3の停止すべき位置を表す発光路面
標示体2と、前記発光路面標示体2近傍の道路側縁上方
に取付けられ一時停止を表す標示42が施されると共に
発光体44が取付けられた発光標識板4と、発光路面標
示体2と発光標識板4とに電力を供給して発光させる電
源装置5と、交差点1に進入してくる車両3を検出する
車両感知センサー6と、昼夜を検出する昼夜検出センサ
ー7と、昼夜検出センサー7が一定の暗さを検出し且つ
車両感知センサー6が車両3を検出したときに前記発光
路面標示体2と発光標識板4とを連動させて発光または
点滅させるための制御回路8とから構成する。
Description
されていない副線と主線とが交差する交差点において、
副線から交差点に進入しようとする車両に対して一時停
止を促すために、交差点手前に設置される出会い頭事故
防止装置に関するものである。
副線と主線とが交差する交差点における出会い頭事故防
止を図るために、一般には交差点の手前に、ガラスビー
ズ等の再帰性反射材の混入された樹脂製の標示材で白色
の停止線が路面に描かれていると共に、反射シート等の
再帰性反射材により「止まれ」等の文字を標示した標識
板が道路側縁に立設されている。そしてこれら停止線と
標識板により、副線から交差点に進入しようとする車両
に対して一時停止を促している。
かれた停止線は、夜間や雨の日等ではドライバーにとっ
て見にくく、見落とされる場合があり、特にこの停止線
がタイヤ等により磨耗してくると、著しく見にくくなっ
ていた。また「止まれ」等の文字を標示した標識板は、
車両のヘッドライト等で照射されて初めて明るく輝くも
のであり、従ってヘッドライトの角度が低く、光の到達
する範囲が短いロービームの場合は、車両がこの標識板
にかなり接近しないと標識板が照射されないため、見落
とされる場合があり、またこの標示板は正面から入射さ
れた光に対してはうまくドライバーの方に反射して明瞭
に視認されるものの、特にカーブ地点等、そのヘッドラ
イトの光が斜め方向から標識板に入射される場合は、う
まくドライバーの方に反射せず、ドライバーにとっては
見にくい場合があった。かように上記の如き理由から、
従来の停止線および標識板では車両の一時停止を効果的
に促すことのできない場合があった。
夜間や雨の日等においても見やすく、交差点の手前で車
両の一時停止を効果的に促すことのできる出会い頭事故
防止装置を提供せんとするものである。
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る出会い頭事故防止装置は、交差点の手前で車
両に一時停止を促すための出会い頭事故防止装置であっ
て、交差点手前の路面に埋設され発光体を発光させて車
両の停止すべき位置を表す発光路面標示体と、前記発光
路面標示体近傍の道路側縁上方に取付けられ一時停止を
表す標示が施されると共に発光体が取付けられた発光標
識板と、発光路面標示体と発光標識板とに電力を供給し
て発光させる電源装置と、交差点に進入してくる車両を
検出する車両感知センサーと、昼夜を検出する昼夜検出
センサーと、昼夜検出センサーが一定の暗さを検出し且
つ車両感知センサーが車両を検出したときに前記発光路
面標示体と発光標識板とを連動させて発光または点滅さ
せるための制御回路とを有することを特徴とするもので
ある。
て図面を参照し、具体的に説明する。すなわち図1は本
発明の実施の一形態を示す説明図、図2は図1の構成を
示すブロック図、図3は本発明に使用される発光路面標
示体の一形態を示す構成図、図4は発光路面標示体の他
の形態を示す構成図、図5は本発明に使用される発光標
識板の一形態を示す正面図、図6は発光標識板の他の形
態を示す断面図である。
2とが交差する交差点の一例であり、2は発光路面標示
体であり、発光面21を地表に顕した状態で交差点1手
前の停止線に沿ってまたは停止線の代わりに路面Gに埋
設され、発光体22を発光させて車両3の停止すべき位
置を表すものである。4は発光標識板であって、前記発
光路面標示体2近傍の道路側縁に立設された支柱41の
上部に取付けられ、その表面には一時停止を表す「止ま
れ」等の標示42が施されると共に、発光体44が取付
けられて発光されるようになされている。5は前記発光
路面標示体2と発光標識板4とに電力を供給して発光さ
せるための電源装置である。
を検出する車両感知センサーであり、7は昼夜を検出す
る昼夜検出センサーである。車両感知センサー6は進入
する車両3と対向して前記発光標識板4の上端に取付け
られ、また昼夜検出センサー7も発光標識板4の上端に
取付けられ、これら車両感知センサー6および昼夜検出
センサー7により検出された検出信号は、それぞれ制御
ボックス81内の制御回路8に入力されるようになされ
ている。そして昼夜検出センサー7が暗さを検出し且つ
車両感知センサー6が車両3を検出し、これら両検出信
号が制御回路8に入力されたときに、電源装置5より電
力が発光路面標示体2と発光標識板4とに供給され、発
光路面標示体2と発光標識板4とが連動されて所定時間
発光または点滅されるようになされている。
サー7が一定の暗さを検出し且つ車両感知センサー6が
車両3を検出したときに発光路面標示体2と発光標識板
4とを連動させて発光または点滅させるようになされ、
副線11から交差点1に進入しようとする車両3のドラ
イバーにとって、車両3が感知センサー6の検出エリア
内に進入すると、突然発光路面標示体2と発光標識板4
とが連動して発光または点滅を開始することから、ドラ
イバーに対して注意を効果的に喚起することができ、確
実に一時停止を促すことができる。また夜間や雨の日等
においてもこれら発光路面標示体2および発光標識板4
は見やすいものである。
出し且つ車両感知センサー6が車両3を検出したときの
み、発光路面標示体2と発光標識板4とを発光または点
滅させているため、電源装置の電力を節約できる。
例えば図3の如く、発光ダイオードやエレクトロルミネ
ッセンス等の発光体22を透明長尺保護体23内に点状
または線状に封入すると共に前記透明長尺保護体23の
上側面を発光面21とし、その発光面21を地表に顕し
た状態で、透明長尺保護体23を交差点1手前の停止線
に沿ってまたは停止線の代わりに路面Gに埋設させ、発
光体22からの光を前記発光面21から点状または線状
に出射させることにより、車両3の停止すべき位置を表
すようなものでもよいし、図4の如く、透明長尺保護管
24内にチューブ状の発光体22を嵌挿すると共にその
透明長尺保護管24の上側面を発光面21とし、その発
光面21を地表に顕した状態で、透明長尺保護管24を
交差点1手前の停止線に沿ってまたは停止線の代わりに
路面Gに埋設させ、チューブ状の発光体22の外周面か
ら出射された光を前記発光面21より線状に出射させる
ことにより、車両の停止すべき位置を表すようなもので
もよい。
チューブ25と、その可撓性チューブ25の中に収容さ
れ、可撓性チューブ25よりも屈折率の高いコアー26
とからなる発光体であって、発光ダイオードや高輝度ラ
ンプ等の光源27からフイルター28等を介してコアー
26の一端面に光を入射させると、入射された光は可撓
性チューブ25とコアー26との境界面で反射し、この
反射の繰り返しにより、コアー26の他端に伝わりつ
つ、一部は可撓性チューブ25の外側面から線状に出射
されるものである。このように線状に発光されるチュー
ブ状の発光体22を使用すれば、停止線を明瞭に表すこ
とができる。
は図5の如く、標識板本体43の表面に一時停止を表す
「止まれ」等の標示42が施されると共に、その周囲等
に多数の発光ダイオード等の発光体44を配列し、その
発光体44を発光させるものであってもよいし、図6の
如く、透明板からなる標識板本体43の裏面にV形溝加
工または粗面加工により「止まれ」等の標示42が刻設
され、該標識板本体43の周囲に発光ダイオード等の発
光体44が配置されると共に、該発光体44の光が標識
板本体43の端部から標識板本体43内に照射され、前
記標示42が発光されるようになされたものでもよく、
またエレクトロルミネッセンス等の面状の発光体が用い
られたものでもよい。
電力を供給して発光させるための電源装置5としては、
商用電源でもよいし太陽電池でもよい。なお太陽電池が
使用される場合は、太陽電池の起電力を充電する充電器
や、過充電防止や逆流防止を行うコントローラーが併用
される。
手前の検出エリア内に車両3が進入してきたときに、そ
の車両3を検出し、その検出信号を出力するものであれ
ば特にその種類は限定されるものではなく、例えば車両
3が接近してくる状態をその車両3の発生している熱に
より検出する感熱式のもの、車両3に光線を発射してそ
の反射や遮断により検出する光電式のもの、車両3に電
波を発射し、車両3による反射電波の周波数変位、また
は変位量を検出するドップラーレーダー式のもの、車両
3に超音波を発射し、車両3による反射波の帰着時間の
差を検出する超音波式のもの、等が適宜適用される。
検出する等して、昼夜の判別を行い、その検出信号を出
力するものであればよく、例えば光ダイオードや光電池
等を使用した照度感知センサーが好適に使用される。
が暗さを検出し且つ車両感知センサー6が車両3を検出
し、これら両検出信号がこの制御回路8に入力される
と、電源装置5より電力を発光路面標示体2と発光標識
板4とに供給させ、発光路面標示体2と発光標識板4と
を連動させて所定時間発光または点滅させるべく、制御
を行うものであり、点灯開始回路、点消灯回路、点滅回
路等により構成されている。なおこの発光または点滅
は、例えば車両3が停止し、次いで通過するであろう時
間を想定すると、20秒前後連続させて発光または点滅
させるのが好ましい。
ンサーが一定の暗さを検出し且つ車両感知センサーが車
両を検出したときに発光路面標示体と発光標識板とを連
動させて発光または点滅させるようになされているの
で、副線から交差点に進入しようとする車両のドライバ
ーに対して注意を効果的に喚起することができ、確実に
一時停止を促すことができ、また夜間や雨の日等におい
ても発光路面標示体および発光標識板は見やすいもので
ある。
示す構成図である。
る。
正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 交差点の手前で車両に一時停止を促すた
めの出会い頭事故防止装置であって、交差点手前の路面
に埋設され発光体を発光させて車両の停止すべき位置を
表す発光路面標示体と、前記発光路面標示体近傍の道路
側縁上方に取付けられ一時停止を表す標示が施されると
共に発光体が取付けられた発光標識板と、発光路面標示
体と発光標識板とに電力を供給して発光させる電源装置
と、交差点に進入してくる車両を検出する車両感知セン
サーと、昼夜を検出する昼夜検出センサーと、昼夜検出
センサーが一定の暗さを検出し且つ車両感知センサーが
車両を検出したときに前記発光路面標示体と発光標識板
とを連動させて発光または点滅させるための制御回路と
を有することを特徴とする出会い頭事故防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21557495A JP3453725B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 出会い頭事故防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21557495A JP3453725B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 出会い頭事故防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0959943A true JPH0959943A (ja) | 1997-03-04 |
JP3453725B2 JP3453725B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=16674695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21557495A Expired - Fee Related JP3453725B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 出会い頭事故防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453725B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1143909A (ja) * | 1997-03-28 | 1999-02-16 | Nikko Denki Kogyo Kk | 道路標識 |
JP2012012916A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 歩道システム |
JP2020177626A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | ヨセブ ホン | 発光点字ブロックを利用した横断歩道信号表示システム |
JP2021130961A (ja) * | 2020-02-19 | 2021-09-09 | 古河電気工業株式会社 | 路面表示材および路面発光材 |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP21557495A patent/JP3453725B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1143909A (ja) * | 1997-03-28 | 1999-02-16 | Nikko Denki Kogyo Kk | 道路標識 |
JP2012012916A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 歩道システム |
JP2020177626A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | ヨセブ ホン | 発光点字ブロックを利用した横断歩道信号表示システム |
JP2021130961A (ja) * | 2020-02-19 | 2021-09-09 | 古河電気工業株式会社 | 路面表示材および路面発光材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3453725B2 (ja) | 2003-10-06 |
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