JPH095975A - フィルム分離装填装置 - Google Patents
フィルム分離装填装置Info
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- JPH095975A JPH095975A JP15460495A JP15460495A JPH095975A JP H095975 A JPH095975 A JP H095975A JP 15460495 A JP15460495 A JP 15460495A JP 15460495 A JP15460495 A JP 15460495A JP H095975 A JPH095975 A JP H095975A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 1台の装置で分離も装填もでき、安価軽量に
できて、設置場所もとらないフィルム分離装填装置の提
供。 【構成】 フィルム収容部2と、カートリッジ装着部4
と、フィルム案内部5と、駆動手段により往復回動させ
られる揺動軸にそれぞれ軸方向変位可能に設けられ、変
位操作手段によって一方を揺動軸と回動方向に一体的に
係合するフィルム通路の下方位置に変位させると、他方
が揺動軸の回動に対して滑る前記下方位置から外れた退
避位置に変位するように、両方が切り換え変位させられ
る連結外し部材と連結させ部材とを有する解除連結手段
7を備えて、カートリッジの装填フィルムをフィルム収
容部に分離するときは連結外し部材の方を前記下方位置
に切り換え、フィルム収容部2のフィルムをカートリッ
ジに装填するときは連結させ部材の方を前記下方位置に
切り換えるフィルム分離装填装置1。
できて、設置場所もとらないフィルム分離装填装置の提
供。 【構成】 フィルム収容部2と、カートリッジ装着部4
と、フィルム案内部5と、駆動手段により往復回動させ
られる揺動軸にそれぞれ軸方向変位可能に設けられ、変
位操作手段によって一方を揺動軸と回動方向に一体的に
係合するフィルム通路の下方位置に変位させると、他方
が揺動軸の回動に対して滑る前記下方位置から外れた退
避位置に変位するように、両方が切り換え変位させられ
る連結外し部材と連結させ部材とを有する解除連結手段
7を備えて、カートリッジの装填フィルムをフィルム収
容部に分離するときは連結外し部材の方を前記下方位置
に切り換え、フィルム収容部2のフィルムをカートリッ
ジに装填するときは連結させ部材の方を前記下方位置に
切り換えるフィルム分離装填装置1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真現像所等で現像ま
たは焼き増し等のために露光フィルムまたは現像フィル
ムをカートリッジから分離したり、顧客に現像フィルム
を返却するためにカートリッジに装填したりするのに用
いられるフィルム分離装填装置に関する。
たは焼き増し等のために露光フィルムまたは現像フィル
ムをカートリッジから分離したり、顧客に現像フィルム
を返却するためにカートリッジに装填したりするのに用
いられるフィルム分離装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジから装填フィルムを分離す
るにはフィルム分離装置を用い、カートリッジに現像フ
ィルムを装填するにはフィルム装填装置を用いているの
が一般である。それでは写真現像所等が両方の装置の設
備費や設置場所を必要とする。
るにはフィルム分離装置を用い、カートリッジに現像フ
ィルムを装填するにはフィルム装填装置を用いているの
が一般である。それでは写真現像所等が両方の装置の設
備費や設置場所を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、本発明者ら
が上述の問題を解消するためにフィルム分離装置と装填
装置には同時に使用する必然性はないことに着目した結
果、完成したものであり、1台の装置で分離も装填もで
き、しかも単に共通の装置フレームに分離装置の機能と
装填装置の機能を併設したものよりも安価軽量にでき
て、設置場所も取らないフィルム分離装填装置の提供を
目的とする。
が上述の問題を解消するためにフィルム分離装置と装填
装置には同時に使用する必然性はないことに着目した結
果、完成したものであり、1台の装置で分離も装填もで
き、しかも単に共通の装置フレームに分離装置の機能と
装填装置の機能を併設したものよりも安価軽量にでき
て、設置場所も取らないフィルム分離装填装置の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートリッジ
から分離したフィルム及びカートリッジに装填するフィ
ルムを収容するフィルム収容部と、カートリッジが巻軸
を正逆回転手段に係合させて装着されるカートリッジ装
着部と、フィルム収容部とカートリッジ装着部の間でフ
ィルムを案内するフィルム案内部と、フィルム案内部の
カートリッジ装着部側の下方でフィルム案内方向と直交
する方向に伸びて駆動手段により往復回動させられる揺
動軸にそれぞれ軸方向変位可能に設けられ、変位操作手
段によって一方を揺動軸と回動方向に一体的に係合する
フィルム通路の下方位置に変位させると、他方が揺動軸
の回動に対して滑る前記下方位置から外れた退避位置に
変位するように、両方が前記下方位置と退避位置に切り
換え変位させられる連結外し部材と連結させ部材とを有
する解除連結手段を備えて、カートリッジの装填フィル
ムをフィルム収容部に分離するときは連結外し部材の方
を前記下方位置に切り換え、フィルム収容部のフィルム
をカートリッジに装填するときは連結させ部材の方を前
記下方位置に切り換えることを特徴とするフィルム分離
装填装置にあり、この構成によって前記目的を達成す
る。
から分離したフィルム及びカートリッジに装填するフィ
ルムを収容するフィルム収容部と、カートリッジが巻軸
を正逆回転手段に係合させて装着されるカートリッジ装
着部と、フィルム収容部とカートリッジ装着部の間でフ
ィルムを案内するフィルム案内部と、フィルム案内部の
カートリッジ装着部側の下方でフィルム案内方向と直交
する方向に伸びて駆動手段により往復回動させられる揺
動軸にそれぞれ軸方向変位可能に設けられ、変位操作手
段によって一方を揺動軸と回動方向に一体的に係合する
フィルム通路の下方位置に変位させると、他方が揺動軸
の回動に対して滑る前記下方位置から外れた退避位置に
変位するように、両方が前記下方位置と退避位置に切り
換え変位させられる連結外し部材と連結させ部材とを有
する解除連結手段を備えて、カートリッジの装填フィル
ムをフィルム収容部に分離するときは連結外し部材の方
を前記下方位置に切り換え、フィルム収容部のフィルム
をカートリッジに装填するときは連結させ部材の方を前
記下方位置に切り換えることを特徴とするフィルム分離
装填装置にあり、この構成によって前記目的を達成す
る。
【0005】
【作用】すなわち、本発明のフィルム分離装填装置は、
連結外し部材と連結させ部材がそれぞれ分離と装填に専
用である以外は殆ど共用であるから、安価軽量にでき
て、設置場所もとらず、カートリッジからのフィルム分
離とカートリッジへのフィルム装填の両方に用いられ
る。
連結外し部材と連結させ部材がそれぞれ分離と装填に専
用である以外は殆ど共用であるから、安価軽量にでき
て、設置場所もとらず、カートリッジからのフィルム分
離とカートリッジへのフィルム装填の両方に用いられ
る。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示例によって説明する。
【0007】図1は本発明のフィルム分離装填装置の例
を示す外形斜視図、図2はフィルム案内部と解除連結手
段部分を示す概略部分斜視図、図3は解除連結手段の動
作を説明するための部分斜視図である。
を示す外形斜視図、図2はフィルム案内部と解除連結手
段部分を示す概略部分斜視図、図3は解除連結手段の動
作を説明するための部分斜視図である。
【0008】図示例のフィルム分離装填装置1で現像フ
ィルムをカートリッジに装填する場合は、先にフィルム
収容部2並びにフィルム案内部5及び解除連結手段7と
カートリッジ装着部4を以下のように準備する。
ィルムをカートリッジに装填する場合は、先にフィルム
収容部2並びにフィルム案内部5及び解除連結手段7と
カートリッジ装着部4を以下のように準備する。
【0009】フィルム収容部2並びにフィルム案内部5
の準備は、フィルム8を図2や図3に示した送り係合穴
81や巻き取り係合穴82の穿設されている巻き取り先
端部はフィルム収容部2からフィルム案内部5側に引き
出した状態でフィルム収容部2に収容し、収容したフィ
ルム8の本体側を必要に応じて用いられる不図示の押さ
え蓋で飛び出さないように軽く押さえ、フィルム案内部
5の蓋案内側51を図1や図2に矢線で示したように固
定案内側50に対して開放回動させて図2に示したよう
にフィルム通路を開放し、それと共に蓋案内側51の作
用腕51aによる押さえを解放された先端位置規制部材
10が固定案内側50に植設された支承軸50a周りに
フィルム通路から退避した位置からフィルム8に干渉す
る図2に示した位置に不図示のばねによる付勢によって
変位するから、フィルム8の巻き取り先端部を引き出し
てその先端を先端位置規制部材10に当接させ、蓋案内
側51を元の図1に示した位置に閉じ回動させることで
終了する。それによって、フィルム8がフィルム案内部
5に設けられた固定案内側50の一方向積極回転ローラ
60と蓋案内側51の従動ローラ61とから成る案内部
ローラ6に挟圧され、先端位置規制部材10が固定案内
側51の作用腕51aに押さえられフィルム通路から退
避されてフィルム8の移動に支障を与えないようにな
る。
の準備は、フィルム8を図2や図3に示した送り係合穴
81や巻き取り係合穴82の穿設されている巻き取り先
端部はフィルム収容部2からフィルム案内部5側に引き
出した状態でフィルム収容部2に収容し、収容したフィ
ルム8の本体側を必要に応じて用いられる不図示の押さ
え蓋で飛び出さないように軽く押さえ、フィルム案内部
5の蓋案内側51を図1や図2に矢線で示したように固
定案内側50に対して開放回動させて図2に示したよう
にフィルム通路を開放し、それと共に蓋案内側51の作
用腕51aによる押さえを解放された先端位置規制部材
10が固定案内側50に植設された支承軸50a周りに
フィルム通路から退避した位置からフィルム8に干渉す
る図2に示した位置に不図示のばねによる付勢によって
変位するから、フィルム8の巻き取り先端部を引き出し
てその先端を先端位置規制部材10に当接させ、蓋案内
側51を元の図1に示した位置に閉じ回動させることで
終了する。それによって、フィルム8がフィルム案内部
5に設けられた固定案内側50の一方向積極回転ローラ
60と蓋案内側51の従動ローラ61とから成る案内部
ローラ6に挟圧され、先端位置規制部材10が固定案内
側51の作用腕51aに押さえられフィルム通路から退
避されてフィルム8の移動に支障を与えないようにな
る。
【0010】解除連結手段7の準備は、変位操作手段7
0の操作つまみ70aを図に示した押し込んだ位置にす
ると、操作つまみ70aと一体のフック軸70bに植設
したフック70cが連結させ部材71を図3に示した駆
動手段73によって往復回動させられる揺動軸74と例
えばキー係合によって回動方向に関し一体的に係合する
フィルム通路の下方位置にもたらすと共に、連結外し部
材72を固定案内側50に設けられた図3に示した係止
部材50bによって係止されて揺動軸74の回動に対し
て滑るようになるフィルム通路の下方位置から外れた退
避位置にもたらすことで終了する。
0の操作つまみ70aを図に示した押し込んだ位置にす
ると、操作つまみ70aと一体のフック軸70bに植設
したフック70cが連結させ部材71を図3に示した駆
動手段73によって往復回動させられる揺動軸74と例
えばキー係合によって回動方向に関し一体的に係合する
フィルム通路の下方位置にもたらすと共に、連結外し部
材72を固定案内側50に設けられた図3に示した係止
部材50bによって係止されて揺動軸74の回動に対し
て滑るようになるフィルム通路の下方位置から外れた退
避位置にもたらすことで終了する。
【0011】カートリッジ装着部4の準備は、カートリ
ッジ装着部4の図1に示した押さえ蓋41を開放して、
空のカートリッジ9を装着部4内に収容し、正逆回転手
段3の駆動軸を図1の矢線方向の軸方向に変位させてカ
ートリッジ9の巻軸91に係合させ、そして押さえ蓋4
1を閉じることで終了する。
ッジ装着部4の図1に示した押さえ蓋41を開放して、
空のカートリッジ9を装着部4内に収容し、正逆回転手
段3の駆動軸を図1の矢線方向の軸方向に変位させてカ
ートリッジ9の巻軸91に係合させ、そして押さえ蓋4
1を閉じることで終了する。
【0012】以上の準備終了の前後で電源スイッチをオ
ンし、そして全部の準備終了後に装填始動スイッチをオ
ンすることにより、先ず解除連結手段7の駆動手段73
が揺動軸74を図2や図3の位置より時計方向に回動し
て、連結させ部材71が先端中央部の送り突起71aを
フィルム8の巻き取り先端部中央の送り係合穴81に係
合させてフィルム8の巻き取り先端部をカートリッジ9
内に送り込み、巻軸91の弾性周部92と係合突起93
を形成している剛性周部94の間に挿入して、先端両側
の係合補助突起71bの助けも借りフィルム8の巻き取
り先端部の巻き取り係合穴82を係合突起93に係合さ
せる。このとき案内部ローラ6はフィルム8の移動に従
動回転する。
ンし、そして全部の準備終了後に装填始動スイッチをオ
ンすることにより、先ず解除連結手段7の駆動手段73
が揺動軸74を図2や図3の位置より時計方向に回動し
て、連結させ部材71が先端中央部の送り突起71aを
フィルム8の巻き取り先端部中央の送り係合穴81に係
合させてフィルム8の巻き取り先端部をカートリッジ9
内に送り込み、巻軸91の弾性周部92と係合突起93
を形成している剛性周部94の間に挿入して、先端両側
の係合補助突起71bの助けも借りフィルム8の巻き取
り先端部の巻き取り係合穴82を係合突起93に係合さ
せる。このとき案内部ローラ6はフィルム8の移動に従
動回転する。
【0013】連結させ部材71がフィルム8の巻き取り
係合穴82を巻軸91の係合突起93に係合させたら、
そこから駆動手段73が揺動軸74を反時計方向に回動
して、連結させ部材71を元の図2や図3の位置に戻し
て停止する。この間フィルム8は巻軸91に連結された
状態で静止している。なお、図2の例の変位操作手段7
0は、揺動軸74と独立して平行に設けられているか
ら、揺動軸74が往復回動しても動かないが、図3の例
の変位操作手段70は、フック軸70bが揺動軸74と
同心で、フック70cを揺動軸74の管壁に設けた軸方
向溝を通して外側に突出させ連結させ部材71や連結外
し部材72と係合させているから、揺動軸74の往復回
動と一緒に往復回動する。
係合穴82を巻軸91の係合突起93に係合させたら、
そこから駆動手段73が揺動軸74を反時計方向に回動
して、連結させ部材71を元の図2や図3の位置に戻し
て停止する。この間フィルム8は巻軸91に連結された
状態で静止している。なお、図2の例の変位操作手段7
0は、揺動軸74と独立して平行に設けられているか
ら、揺動軸74が往復回動しても動かないが、図3の例
の変位操作手段70は、フック軸70bが揺動軸74と
同心で、フック70cを揺動軸74の管壁に設けた軸方
向溝を通して外側に突出させ連結させ部材71や連結外
し部材72と係合させているから、揺動軸74の往復回
動と一緒に往復回動する。
【0014】駆動手段73が揺動軸74を反時計方向に
回動させた以後に、正逆回転手段3が巻軸91を時計方
向に回転させる。それによって巻軸91によるフィルム
8の巻き取りが始められ、不図示のタイマーの情報また
はフィルム検出センサーによるフィルム後端すなわちリ
ード側先端の検出情報に基づき巻軸91がフィルム8の
巻き取りを終了した時点で、正逆回転手段3が停止す
る。この間、案内部ローラ6はフィルムの移動に従動回
転してフィルム8に張力を与え、フィルム8が巻軸91
に弛み無く円滑に巻き取られるようにする。これによっ
てカートリッジ9へのフィルム8の装填が終了する。
回動させた以後に、正逆回転手段3が巻軸91を時計方
向に回転させる。それによって巻軸91によるフィルム
8の巻き取りが始められ、不図示のタイマーの情報また
はフィルム検出センサーによるフィルム後端すなわちリ
ード側先端の検出情報に基づき巻軸91がフィルム8の
巻き取りを終了した時点で、正逆回転手段3が停止す
る。この間、案内部ローラ6はフィルムの移動に従動回
転してフィルム8に張力を与え、フィルム8が巻軸91
に弛み無く円滑に巻き取られるようにする。これによっ
てカートリッジ9へのフィルム8の装填が終了する。
【0015】あとは正逆回転手段3の駆動軸を巻軸91
から外してカートリッジ9をカートリッジ装着部4から
取り出すことによって装填作業が完了する。次のカート
リッジ9へのフィルム8の装填は上述の動作を繰り返し
て行えばよい。
から外してカートリッジ9をカートリッジ装着部4から
取り出すことによって装填作業が完了する。次のカート
リッジ9へのフィルム8の装填は上述の動作を繰り返し
て行えばよい。
【0016】また、図示例のフィルム分離装填装置1で
カートリッジから装填フィルムを分離する場合は、先ず
解除連結手段7とカートリッジ装着部4を以下のように
準備する。
カートリッジから装填フィルムを分離する場合は、先ず
解除連結手段7とカートリッジ装着部4を以下のように
準備する。
【0017】解除連結手段7の準備は、変位操作手段7
0の操作つまみ70aを図示の押し込み位置から一杯に
引き出すと、連結外し部材72が揺動軸74と一体的に
回動するように係合するフィルム通路下方位置にもたら
され、それと共に、連結させ部材71がフィルム通路下
方から外れ固定案内側50に設けられた不図示の係止部
材によって係止されて揺動軸74の回動に対して滑るよ
うになる退避位置にもたらされることで終了する。
0の操作つまみ70aを図示の押し込み位置から一杯に
引き出すと、連結外し部材72が揺動軸74と一体的に
回動するように係合するフィルム通路下方位置にもたら
され、それと共に、連結させ部材71がフィルム通路下
方から外れ固定案内側50に設けられた不図示の係止部
材によって係止されて揺動軸74の回動に対して滑るよ
うになる退避位置にもたらされることで終了する。
【0018】カートリッジ装着部4の準備は、カートリ
ッジ装着部4に装着するカートリッジ9がフィルム8を
巻き込んだものであること以外は、フィルム8を装填す
る場合と同様に行われる。フィルム案内部5は蓋案内側
51を閉じたままでよい。フィルム収容部2に押さえ蓋
を用いていて、フィルム8がフィルム収容部2に入り込
むのに押さえ蓋が邪魔になるようなときは、押さえ蓋を
除いて置くようにすることは言うまでもない。
ッジ装着部4に装着するカートリッジ9がフィルム8を
巻き込んだものであること以外は、フィルム8を装填す
る場合と同様に行われる。フィルム案内部5は蓋案内側
51を閉じたままでよい。フィルム収容部2に押さえ蓋
を用いていて、フィルム8がフィルム収容部2に入り込
むのに押さえ蓋が邪魔になるようなときは、押さえ蓋を
除いて置くようにすることは言うまでもない。
【0019】以上の準備の終了の前後で電源スイッチを
オンし、そして準備終了後に分離始動スイッチをオンす
る。それにより正逆回転手段3が巻軸91を反時計方向
に回転し、巻軸91に巻かれたフィルム8は、巻軸91
から巻解かれてカートリッジ9から吐き出され、リード
側先端がフィルム案内部5内に入り込んで案内部ローラ
6に咬み込まれるようになる。それ以前に案内部ローラ
6の一方向積極回転ローラ60が不図示の駆動手段によ
り反時計方向に積極回転されるから、フィルム8は案内
部ローラ6によって搬送されてフィルム収容部2に送り
込まれるようになる。このとき正逆回転手段3は駆動を
停止されて、巻軸91は従動回転になる。
オンし、そして準備終了後に分離始動スイッチをオンす
る。それにより正逆回転手段3が巻軸91を反時計方向
に回転し、巻軸91に巻かれたフィルム8は、巻軸91
から巻解かれてカートリッジ9から吐き出され、リード
側先端がフィルム案内部5内に入り込んで案内部ローラ
6に咬み込まれるようになる。それ以前に案内部ローラ
6の一方向積極回転ローラ60が不図示の駆動手段によ
り反時計方向に積極回転されるから、フィルム8は案内
部ローラ6によって搬送されてフィルム収容部2に送り
込まれるようになる。このとき正逆回転手段3は駆動を
停止されて、巻軸91は従動回転になる。
【0020】最後にフィルム8の巻き取り先端部が巻軸
91に係合しているだけでフィルム8が巻軸91に巻か
れていない状態になったときに、一方向積極回転ローラ
60の反時計方向積極回転が停止する。その停止は、不
図示の例えばフィルムの感光しない赤外線によるセンサ
ーが図3に示した被検出穴83を検出した情報あるいは
巻軸91にフィルム8が巻き付いていないようになった
ことを検出するセンサーの検出情報等に基いて行われ
る。
91に係合しているだけでフィルム8が巻軸91に巻か
れていない状態になったときに、一方向積極回転ローラ
60の反時計方向積極回転が停止する。その停止は、不
図示の例えばフィルムの感光しない赤外線によるセンサ
ーが図3に示した被検出穴83を検出した情報あるいは
巻軸91にフィルム8が巻き付いていないようになった
ことを検出するセンサーの検出情報等に基いて行われ
る。
【0021】一方向積極回転ローラ60が停止すると、
駆動手段73が揺動軸74を図2や図3の時計方向に回
動させる。それによって連結外し部材72が先端の浮か
せ突起72aでフィルム8の巻き取り先端部を浮かせて
巻き取り係合穴82を巻軸91の係合突起93から外
す。その状態で一方向積極回転ローラ60が再び駆動手
段に駆動されて反時計方向に回転する。それによってフ
ィルム8は巻軸91を離れて巻き取り先端部が案内部ロ
ーラ6から外れるまでフィルム収容部2内に送り込まれ
る。この一方向積極回転ローラ60の回転はタイマーの
情報等によってフィルム8の巻き取り先端部が案内部ロ
ーラ6から外れた後に停止させられる。
駆動手段73が揺動軸74を図2や図3の時計方向に回
動させる。それによって連結外し部材72が先端の浮か
せ突起72aでフィルム8の巻き取り先端部を浮かせて
巻き取り係合穴82を巻軸91の係合突起93から外
す。その状態で一方向積極回転ローラ60が再び駆動手
段に駆動されて反時計方向に回転する。それによってフ
ィルム8は巻軸91を離れて巻き取り先端部が案内部ロ
ーラ6から外れるまでフィルム収容部2内に送り込まれ
る。この一方向積極回転ローラ60の回転はタイマーの
情報等によってフィルム8の巻き取り先端部が案内部ロ
ーラ6から外れた後に停止させられる。
【0022】上述の一方向積極回転ローラ60の再回転
開始後に駆動手段73が揺動軸74を反時計方向に回動
させて、連結外し部材72が元の図2や図3の位置に戻
ったときに停止する。そしてフィルム8を取り上げ、空
になったカートリッジ9をカートリッジ装着部4から取
り出すことで分離作業は完了し、次のカートリッジ9の
フィルム8を分離するときは上述の動作を繰り返せばよ
い。
開始後に駆動手段73が揺動軸74を反時計方向に回動
させて、連結外し部材72が元の図2や図3の位置に戻
ったときに停止する。そしてフィルム8を取り上げ、空
になったカートリッジ9をカートリッジ装着部4から取
り出すことで分離作業は完了し、次のカートリッジ9の
フィルム8を分離するときは上述の動作を繰り返せばよ
い。
【0023】本発明のフィルム分離装填装置は、上述の
例に限らず、案内部ローラ6が一対の従動ローラから成
るものでも、案内部ローラ6を省略したものでも、先端
位置規制部材10を省略して先端位置が分かるようにし
たものでも、フィルム案内部5の蓋案内側51が上げ下
ろしのような直線移動させられるものや取り外しのでき
るもの、さらには省略されたものでもよく、フィルム収
容部2やカートリッジ装着部4が押さえ蓋を用いないも
のでもよいことは言うまでもない。なお、案内部ローラ
6を消極回転ローラにしたり省略したような場合は、フ
ィルム8をカートリッジ9から送り出す駆動は殆ど正逆
回転手段3による巻軸91の回転で行うことになり、フ
ィルム8の巻き取り先端部を最後に巻軸91との係合か
ら外すときは手で引き出すようにすればよい。
例に限らず、案内部ローラ6が一対の従動ローラから成
るものでも、案内部ローラ6を省略したものでも、先端
位置規制部材10を省略して先端位置が分かるようにし
たものでも、フィルム案内部5の蓋案内側51が上げ下
ろしのような直線移動させられるものや取り外しのでき
るもの、さらには省略されたものでもよく、フィルム収
容部2やカートリッジ装着部4が押さえ蓋を用いないも
のでもよいことは言うまでもない。なお、案内部ローラ
6を消極回転ローラにしたり省略したような場合は、フ
ィルム8をカートリッジ9から送り出す駆動は殆ど正逆
回転手段3による巻軸91の回転で行うことになり、フ
ィルム8の巻き取り先端部を最後に巻軸91との係合か
ら外すときは手で引き出すようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明のフィルム分離装填装置は、カー
トリッジからのフィルム分離とカートリッジへのフィル
ム装填の両方に用いられて、しかも安価軽量にできて、
設置場所もとらないと言う優れた効果を奏する。
トリッジからのフィルム分離とカートリッジへのフィル
ム装填の両方に用いられて、しかも安価軽量にできて、
設置場所もとらないと言う優れた効果を奏する。
【図1】本発明のフィルム分離装填装置の例を示す外形
斜視図である。
斜視図である。
【図2】フィルム案内部と解除連結手段部分を示す概略
部分斜視図である。
部分斜視図である。
【図3】解除連結手段の動作を説明するための部分斜視
図である。
図である。
1 フィルム分離装填装置 2 フィルム収容部 3 正逆回転手段 4 カートリッジ装着部 5 フィルム案内部 50 固定案内側 51 蓋案内側 6 案内部ローラ 60 一方向積極回転ローラ 61 従動ローラ 7 解除連結手段 70 変位操作手段 70a 操作つまみ 70b フック軸 70c フック 71 連結させ部材 72 連結外し部材 73 駆動手段 74 揺動軸 8 フィルム 81 送り係合穴 82 巻き取り係合穴 83 被検出穴 9 カートリッジ 91 巻軸 92 弾性周部 93 係合突起 94 剛性周部 10 先端位置規制部材
Claims (4)
- 【請求項1】 カートリッジから分離したフィルム及び
カートリッジに装填するフィルムを収容するフィルム収
容部と、カートリッジが巻軸を正逆回転手段に係合させ
て装着されるカートリッジ装着部と、フィルム収容部と
カートリッジ装着部の間でフィルムを案内するフィルム
案内部と、フィルム案内部のカートリッジ装着部側の下
方でフィルム案内方向と直交する方向に伸びて駆動手段
により往復回動させられる揺動軸にそれぞれ軸方向変位
可能に設けられ、変位操作手段によって一方を揺動軸と
回動方向に一体的に係合するフィルム通路の下方位置に
変位させると、他方が揺動軸の回動に対して滑る前記下
方位置から外れた退避位置に変位するように、両方が前
記下方位置と退避位置に切り換え変位させられる連結外
し部材と連結させ部材とを有する解除連結手段を備え
て、カートリッジの装填フィルムをフィルム収容部に分
離するときは連結外し部材の方を前記下方位置に切り換
え、フィルム収容部のフィルムをカートリッジに装填す
るときは連結させ部材の方を前記下方位置に切り換える
ことを特徴とするフィルム分離装填装置。 - 【請求項2】 前記フィルム案内部が、フィルムをカー
トリッジ装着部側から引き出す方向には駆動手段により
回転されて反対方向には従動回転される一方向積極回転
ローラを備えた固定案内側と、固定案内側の一方向積極
回転ローラとの間でフィルムを挟圧して従動する従動ロ
ーラを備え固定案内側から離間移動可能の蓋案内側とか
ら成ることを特徴とする請求項1に記載のフィルム分離
装填装置。 - 【請求項3】 前記フィルム案内部の固定案内側に蓋案
内側の前記離間移動に連動してフィルム通路から退避し
た位置からフィルム通路に干渉する位置に回動変位する
ばね付勢された先端位置規制部材が設けられていること
を特徴とする請求項2に記載のフィルム分離装填装置。 - 【請求項4】 前記フィルム案内部の固定案内側からの
蓋案内側の離間移動が回動変位であることを特徴とする
請求項2または請求項3に記載のフィルム分離装填装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15460495A JPH095975A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | フィルム分離装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15460495A JPH095975A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | フィルム分離装填装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH095975A true JPH095975A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15587818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15460495A Pending JPH095975A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | フィルム分離装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH095975A (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15460495A patent/JPH095975A/ja active Pending
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