JPH0958875A - ばら物運搬用パイプコンベヤにおける粉塵飛散防止装置 - Google Patents

ばら物運搬用パイプコンベヤにおける粉塵飛散防止装置

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JPH0958875A
JPH0958875A JP23474995A JP23474995A JPH0958875A JP H0958875 A JPH0958875 A JP H0958875A JP 23474995 A JP23474995 A JP 23474995A JP 23474995 A JP23474995 A JP 23474995A JP H0958875 A JPH0958875 A JP H0958875A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/2045Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface
    • B65G21/2063Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface comprising elements not movable in the direction of load-transport
    • B65G21/2072Laterial guidance means
    • B65G21/2081Laterial guidance means for bulk material, e.g. skirts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプコンベヤのベルト拡げ部分でばら物か
ら発生する粉塵を飛散させず、環境汚染などを防止す
る。 【解決手段】 ばら物投入シュート8に連設してベルト
3のパイプ形状部分5に達する左右の側壁12,15,
18および頂壁13,16,19からなるスカート構体
20の側壁12,15,18に取り付けた封止帯片2
2,24,26と、前後両端面に設けた遮蔽部材28,
30とをベルト3の表面に接触させ、シュート8からパ
イプ形状部分5に至るまでばら物を密閉空間に封入させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトを丸めてばら
物を包み込んだ状態で運搬するパイプコンベヤにおい
て、載荷部および脱荷部のいずれかまたは両方に施され
る粉塵対策手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】砂利、石炭、鉱石、穀物、飼料、ウッド
チップなどのばら物を運搬するベルトコンベヤにおい
て、ベルトをフランジ付き或いはトラフ形とする代わり
に、両側端縁部を重ね合わせたパイプ状とし輸送能力を
大幅に増大させることを計ったパイプコンベヤはかなり
以前から知られており(特公昭43−22698号公報
参照)、前記の輸送能力増大に加えて、運搬中にばら物
の逸散や粉塵の飛散がない、露天で風雨の心配なく使用
できる、などの利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のパイプコンベヤ
は、載荷部でシュートを落下するばら物を受け取り、脱
荷部でばら物をシュートに放出するため、載荷部である
テール側および脱荷部であるヘッド側で拡げられる。従
って、テール側ではシュートからベルトに落下したばら
物が粉塵を舞い上がらせ、ヘッド側ではベルトからシュ
ートに放出されたばら物が粉塵を舞い上がらせ、ばら物
の種類によってはそれぞれの周辺を粉塵が高濃度で浮遊
して環境を汚染したり近くの作業者の健康を害する、と
いう心配がある。
【0004】一般に、テール側のシュートにはベルトに
落下したばら物を安定させるためのスカートが設けられ
ており、このスカートは粉塵の飛散をある程度抑制する
ことが可能である。しかし、粉塵の飛散抑制効果を期待
してスカートの長大化を計っても、パイプコンベヤにお
いてはベルトをテールプーリで反転した直後から丸め始
めるので、スカート幅がベルトの両側端縁間隔よりも小
さい範囲での長さに限定され、粉塵の飛散をなくすこと
は不可能である。
【0005】これに対して、ヘッド側は前述のようなス
カートを具えておらず、ヘッドプーリを覆うようにシュ
ート入口部分を形成してシュート内部で発生する粉塵の
飛散を抑制しても、ベルトが拡げられることによって内
部の粉塵が飛散するのを防ぐことはできない。
【0006】本発明はこれらの事情を背景に、パイプコ
ンベヤのテール側においてシュートからベルトに落下し
たばら物が発生させる粉塵が周囲に飛散するのを防止す
ること、或いはヘッド側においてベルトが拡げられるこ
とによって内部で発生していた粉塵が周囲に飛散するの
を防止すること、を課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、テール側の粉塵対
策として、本発明はばら物をベルトに落下させるシュー
トに後端部が連接されてベルトの走行方向へ延びる左右
の側壁およびそれらの間の頂部を塞いだ頂壁からなるス
カート構体と、左右の側壁に沿って設けられたベルトに
接触させた封止帯片と、スカート構体の前後両端の開口
を塞いでベルトに接触させた遮蔽部材とを具えさせ、封
止帯片はベルトが拡げられた状態からなかば丸められた
状態となるまでの区間で内側表面に接し、それより完全
に丸められた状態となるまでの区間で外側表面に接する
ように配置した。
【0008】これにより、シュートからベルトに落下し
たばら物はスカート構体と封止帯片と遮蔽部材とによっ
て密閉された空間を経てパイプ状に丸められたベルトに
包まれ、ばら物から発生する粉塵は密閉空間およびパイ
プ状のベルトに封入されて周囲に飛散することがない。
【0009】次に、ヘッド側の粉塵対策として、本発明
はベルトのばら物を放出させるシュートに前端部が連設
されてベルトの走行方向へ延びる左右の側壁およびそれ
らの間の頂部を塞いだ頂壁からなるスカート構体と、左
右の側壁に沿って設けられベルトに接触させた封止帯片
と、スカート構体の後端開口を塞いでベルトに接触させ
た遮蔽部材とを具えさせ、封止帯片はベルトが丸められ
ている状態からなかば拡げられた状態となるまでの区間
で外側表面に接し、それより完全に拡げられた状態とな
るまでの区間で内側表面に接するように配置した。
【0010】これにより、ばら物放出のためベルトが拡
げられることによって封入されている粉塵が飛散しよう
としても、スカート構体と封止帯片と遮蔽部材とに囲ま
れた空間内にとどめられることとなる。
【0011】また、前記のテール側およびヘッド側の両
方の粉塵対策手段を一つのパイプコンベヤに施す場合が
ある。
【0012】更にまた、テール側およびヘッド側につい
て、封止帯片のベルト内側表面への接触区間と外側表面
への接触区間との境界部分において、スカート構体の内
部空間を前後に区画する遮断部材を設けることにより、
粉塵の飛散防止効果が一段と向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、図1はベルトコンベヤの全体を概略的
に示したものであって、設置区間の後方端に配置された
テールプーリ1と前方端に配置されたヘッドプーリ2と
に無端のベルト3が巻き掛けられており、このベルトは
前記二つのプーリ1,2への巻き掛け部分で扁平形状と
されているが、それ以外の往路部分と復路部分とではそ
れぞれの入口部に配置した集束用の案内ローラによって
トラフ形状を経てパイプ状に丸められ、保形ローラによ
ってパイプ形状を維持しながら走行し、それぞれの出口
部に配置した延展用の案内ローラによってトラフ形状を
経て扁平に拡げられる動作を繰り返して循環する。そし
て、運搬物であるばら物はテール側でホッパ7からシュ
ート8を通ってベルト3のトラフ形状部分4の成形始め
個所に落下し、パイプ形状部分5で完全に包まれた状態
でヘッド側に運搬され、ヘッドプーリ2でベルト3が反
転することによりシュート35に放出される。
【0014】テール側のシュート8およびヘッド側のシ
ュート35には本発明の粉塵対策手段が連設されてい
る。
【0015】先ず、テール側の粉塵対策手段について図
2の(A)に示す概略平面図および(B)、(C)、
(D)、(E)、(F)、(G)、(H)に示す各部の
断面図を参照して説明する。
【0016】一般に、ばら物運搬用のベルトコンベヤに
おいては、シュートから落下したばら物をベルトコンベ
ヤで安定させるためのスカートが設けられている。本発
明ではこのスカートのシュート8の側壁10に連接され
てベルト3の走行方向へ延びる互いに平行な左右の側壁
12を第一側壁とし、次第に丸められて上方への開口幅
が狭くなるトラフ形状部分4に挿入された前方へ向かっ
て間隔が次第に狭くなる左右の第二側壁15を第一側壁
12の前端に連設した。更に、トラフ形状部分4の開口
幅がかなり狭くなった部分からベルト3の両側端縁部が
重なり合ったパイプ形状部分5に亘って前方へ向かって
間隔が次第に狭くなる左右の第三側壁18を第二側壁1
5の前端に後端をほぼ揃え且つベルト3の外側表面上方
に設置した。
【0017】これら第一、第二、第三の側壁12,1
5,18はベルト3を案内する各種のプーリやローラま
たはそれらの支持装置、その他ベルトコンベヤの諸設備
を取り付けて設置区間全長に亘って延びるフレーム40
に固定され、且つそれらの間の頂部は第一、第二、第三
の頂壁13,16,19によって解放可能且つ気密にふ
さがれ、三つの構体ユニット11,14,17からなる
スカート構体20を構成している。第一の頂壁13はシ
ュート8の頂壁9および第二の頂壁16と連続してい
る。
【0018】第一の構体ユニット11の側壁12は、前
述のようにばら物を安定させるスカートをそのまま利用
するものであって、ベルト3のパイプ形状部分5の内側
表面となる上向き表面に接触させたゴム製の柔軟帯板2
1を取り付けている。この第一側壁12は柔軟帯板21
よりも前方へ延びており、その全長に亘って柔軟帯板2
1の外側方に位置させてゴム板製の柔軟な第一の封止帯
片22がベルト3の内側表面に接触させて取り付けられ
ている。
【0019】また、第二の構体ユニット14の側壁15
にはその全長に亘ってゴム板製の柔軟な第二の封止帯片
24がベルト3の内側表面に接触させて取り付けられ、
更に第三の構体ユニット17の側壁18にはその全長に
亘ってゴム板製の柔軟な第三の封止帯片26がベルト3
の外側表面に接触させて取り付けられている。
【0020】これらの封止帯片22,24,26は側壁
12,15,18に全長に亘って気密に且つ取り外し可
能に取り付けられ、またベルト3への接触部分に高柔軟
質のゴム板からなるシール材23,25,27を積層し
てベルト3の中心先を挟んだ対称位置の両側端縁部表面
に面接触させている。
【0021】更に、第一構体ユニット11の後端面に
は、ゴム板製の遮蔽部材28が設けられ、下端縁がベル
ト3に接してスカート構体20の後端を封止している。
更にまた、第三構体ユニット17の後端面には、トラフ
形状部分4の開口幅がかなり狭くなった部位におけるベ
ルト3の上部外側表面に合致する円弧状の下端縁とされ
たゴム板製の遮断部材29が設けられ、ベルト3に接し
てスカート構体20の内部空間を前後に遮断区画してい
るとともに、前端面にはパイプ形状部分5の上部外側表
面に合致する円弧状の下端縁とされたゴム板製の遮蔽部
材30が設けられ、ベルト3に接してスカート構体20
の前端を封止している。
【0022】ホッパ7からシュート8を通って落下する
ばら物は、これを載せたベルトがトラフ形状部分4を経
てパイプ状に完全に丸められるまでの間、シュート8に
連通してベルト3とその上方のスカート構体20とに囲
まれた空間内を通るが、この空間は封止帯片22,2
4,26と遮蔽部材28,30、更に遮断部材29によ
って密閉されている。従って、ばら物の落下によって発
生した粉塵は前記の密閉空間に封入されて周囲に飛散す
ることがない。
【0023】尚、遮断部材29は第二の封止帯片24と
第三の封止帯片26との切り換わり個所に形成される第
二、第三の側壁15,18の間の隙間を塞ぐものである
が、この隙間は狭いので省略しても差し支えない。ま
た、第一の側壁12は既設のスカートを利用することな
く、本発明のために設けてもよく、この場合は封止帯片
22にばら物安定化作用を兼用させる。
【0024】次に、ヘッド側の粉塵対策手段について、
図3の(A)に示す概略平面図および(B)、(C)、
(D)、(E)、(F)、(G)に示す各部の断面図を
参照して説明する。
【0025】この粉塵対策手段はテール側のものと基本
的に同じであり、パイプ形状部分5が拡げられはじめる
部分からベルト3の両側端縁がある程度離れて狭い開口
幅のトラフ形状部分4となる部分に亘って前方へ向かっ
て間隔が次第に大きくなる左右の第一側壁42がベルト
3の外側表面上方に配置されている。これよりトラフ形
状部分4の開口幅がかなり大きくなる部分に亘って前方
へ向かって間隔が次第に大きくなる左右の第二側壁45
が挿入されてベルト3の内側表面上に設置され、第一側
壁42の前端と第二側壁45の後端とは隙間を有して互
いに重なっている。更に、互いに平行な左右の第三側壁
48が第二側壁45の前端にトラフ形状部分4に挿入し
て連接され、その前端はばら物放出用シュート35の左
右の側壁36に連接されている。
【0026】これら第一、第二、第三の側壁42,4
5,48はフレーム40に固定され、且つそれらの間の
頂部は第一、第二、第三の頂壁43,46,49によっ
て解放可能且つ気密に塞がれ、三つの構体ユニット4
1,44,47からなるスカート構体50を構成してい
る。第三の頂壁49はシュート35の頂壁39および第
二の頂壁46と連続している。
【0027】第一の構体ユニット41の側壁42にはそ
の全長に亘ってゴム板製の柔軟な第一の封止帯片51が
ベルト3の内側表面に接触させて取り付けられており、
第二、第三の構体ユニット44,47の各側壁45,4
8にはそれぞれの全長に亘ってゴム板製の柔軟な第二、
第三の封止帯片53,55がベルト3の内側表面に接触
させて取り付けられている。
【0028】これらの封止帯片51,53,55は側壁
42,45,48に全長に亘って気密に且つ取り外し可
能に取り付けられ、またベルト3への接触部分に高柔軟
質のゴム板からなるシール部材52,54,56を積層
してベルト3の中心線を挟んだ対称位置の両側端縁部表
面に面接触させている。
【0029】更に、第一構体ユニット41の後端面には
パイプ形状部分5の上部外側周面に合致する円弧形の下
端縁とされたゴム板製の遮蔽部材58が設けられ、ベル
ト3に接してスカート構体50の後端を封止している。
更にまた、第二構体ユニット44の後端面にはトラフ形
状部分4の上部外側表面に合致する円弧形の下端縁とさ
れたゴム板製の遮断部材59が設けられ、ベルト3に接
して第一の封止帯片51と第二の封止帯片53との切り
換わり個所に形成される第一、第二の側壁42,45の
間の狭い隙間を塞いでいる。
【0030】第三構体ユニット47の側壁48には、ベ
ルト3が拡げられるに従ってばら物が崩れ、振動により
封止帯片55とベルト3との間に食い込むのを防ぐゴム
製の柔軟帯板60が取り付けられている。この帯板60
は後端位置が封止帯片55と同じであって、その内側に
配置されてベルト3の上向き表面に接触しているととも
にヘッドプーリ2の中心軸線上方まで延びている。これ
により、ばら物は安定して運搬され、そのままシュート
35に放出されることとなる。
【0031】ヘッドプーリ2はシュート35の側壁36
の間隔よりも長く作られていて両端部が側壁36の通孔
39を緩く貫通し、これらの隙間は側壁36に取り付け
た環状のシール部材61によって封止されている。
【0032】これは、ヘッドプーリ2がドライビングプ
ーリでなく、従ってプーリドラムが固定軸に回転自由に
支持されていて軸受が粉塵の雰囲気にさらされやすいも
のである場合に特に有効であり、スカート構体50とシ
ュート35とは遮蔽部材58、封止帯片51,53,5
5、シール部材61によって、パイプ形状部分5から連
続する密閉空間を形成し、ばら物から発生する粉塵を封
入して周囲に飛散させることなくシュート35に放出す
ることができる。
【0033】尚、スカート構体50をシュート35に連
続することなく別体とした場合は、その前端面にばら物
が通過できる隙間を有する遮蔽部材を設けることによ
り、ベルト3で運搬中に発生する粉塵を封入しておくこ
とができる。
【0034】尚また、設置場所の状況によってテール側
およびヘッド側のいずれかのみに前述の粉塵対策を施し
てもよいことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、ベルトが拡げられた部分
とパイプ状に丸められた部分との間においてばら物を大
気中に露出させないようにした本発明によると、テール
側でベルトに落下したばら物が発生させる粉塵、或いは
ヘッド側でベルトが拡げられることによって内部に発生
していた粉塵が周囲に飛散しなくなり、環境の汚染や軸
受の損傷が防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパイプコンベヤの概略側面
図。
【図2】テール側の粉塵対策手段を示すものであって、
(A)は平面概略図、(B)、(C)、(D)、
(E)、(F)、(G)、(H)は(A)のB、C、
D、E、F、G、Hにおける拡大断面部分図。
【図3】ヘッド側の粉塵対策手段を示すものであって、
(A)は平面概略図、(B)、(C)、(D)、
(E)、(F)、(G)は(A)のB、C、D、E、
F、Gにおける拡大断面部分図。
【符号の説明】
1 テールプーリ、2 ヘッドプーリ、3 ベルト、4
トラフ形状部分、5パイプ形状部分、8,35 シュ
ート、12,15,18,42,45,48側壁、1
3,16,19,43,46,49 頂壁、20,50
スカート構体、22,24,26,51,53,55
封止帯片、28,30,58 遮蔽部材、29,59
遮断部材、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端のベルトがテール側で拡げられてシ
    ュートから落下するばら物を受け取り、次にばら物を包
    み込んで丸められた状態でヘッド側へ走行するばら物運
    搬用パイプコンベヤにおいて;前記シュートに後端部が
    連設されて前記ベルトの走行方向へ延びる左右の側壁お
    よびそれらの間の頂部を塞いだ頂壁からなるスカート構
    体と、前記左右の側壁に沿って設けられ前記ベルトに接
    触させられた封止帯片と、前記スカート構体の前後両端
    の開口を塞いで前記ベルトに接触させられた遮蔽部材と
    を具え;前記封止帯片は前記ベルトが拡げられた状態か
    らなかば丸められた状態となるまでの区間で内側表面に
    接し、それより完全に丸められた状態となるまでの区間
    で外側表面に接するように配置されている、ことを特徴
    とする粉塵飛散防止装置。
  2. 【請求項2】 無端のベルトがばら物を包み込んで丸め
    られた状態から拡げられ、ヘッドプーリで反転した際に
    ばら物をシュートへ放出するばら物運搬用パイプコンベ
    ヤにおいて;前記シュートに前端部が連接されて前記ベ
    ルトの走行方向へ延びる左右の側壁およびそれらの間の
    頂部を塞いだ頂壁からなるスカート構体と、前記左右の
    側壁に沿って設けられ前記ベルトに接触させられた封止
    帯片と、前記スカート構体の後端開口を塞いで前記ベル
    トに接触させられた遮蔽部材とを具え;前記封止帯片は
    前記ベルトが丸められている状態からなかば拡げられた
    状態となるまでの区間で外側表面に接し、それより完全
    に拡げられた状態となるまでの区間で内側表面に接する
    ように配置されている、ことを特徴とする粉塵飛散防止
    装置。
  3. 【請求項3】 無端のベルトがテール側で拡げられてシ
    ュートから落下するばら物を受け取り、次にばら物を包
    み込んで丸められた状態で走行し、ヘッド側で再び拡げ
    られてばら物をシュートへ放出するばら物運搬用パイプ
    コンベヤにおいて;前記テール側に配置されている請求
    項1に記載したスカート構体、封止帯片、遮蔽部材、お
    よび前記ヘッド側に配置されている請求項2に記載した
    スカート構体、封止帯片、遮蔽部材を具えたことを特徴
    とする粉塵飛散防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1および3のいずれかに記載した
    粉塵飛散防止装置において、前記テール側に配置されて
    いる前記封止帯片が前記ベルトの内側表面に接する区間
    の前端に前記スカート構体の内部空間を前後に区画する
    遮断部材を具えたことを特徴とする粉塵飛散防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項2および3のいずれかに記載した
    粉塵飛散防止装置において、前記ヘッド側に配置されて
    いる封止帯片が前記ベルトの内側表面に接する区間の後
    端に前記スカート構体の内部空間を前後に区画する遮断
    部材を具えたことを特徴とする粉塵飛散防止装置。
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