JPH0958838A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JPH0958838A JPH0958838A JP24352695A JP24352695A JPH0958838A JP H0958838 A JPH0958838 A JP H0958838A JP 24352695 A JP24352695 A JP 24352695A JP 24352695 A JP24352695 A JP 24352695A JP H0958838 A JPH0958838 A JP H0958838A
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- Japan
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- bases
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Abstract
(57)【要約】
【目的】搬送装置の高さの低背化により搬送装置の安定
性を高めること,搬送装置設置床面の条件に左右される
ことなく低騒音の搬送装置を提供すること等である。 【構成】基台の外周又は外周の一部に別異の基台を配設
する構成と前記基台の底面と前記別異の基台の底面は非
同一平面とする構成と前記基台の底面を除く一又は二以
上の面から二以上の支持部材を突出介在させて前記基台
と前記別異の基台とを接続固定する構成からなる搬送装
置。 【効果】搬送装置の高さの低背化と拡幅により搬送装置
の安定性が著しく高くなったこと,搬送装置に接続する
他の装置との接続が容易になり狭小空間内にも設置が可
能になったこと及び搬送装置設置床面の条件に左右され
ることなく低騒音の搬送が可能になったことである。
性を高めること,搬送装置設置床面の条件に左右される
ことなく低騒音の搬送装置を提供すること等である。 【構成】基台の外周又は外周の一部に別異の基台を配設
する構成と前記基台の底面と前記別異の基台の底面は非
同一平面とする構成と前記基台の底面を除く一又は二以
上の面から二以上の支持部材を突出介在させて前記基台
と前記別異の基台とを接続固定する構成からなる搬送装
置。 【効果】搬送装置の高さの低背化と拡幅により搬送装置
の安定性が著しく高くなったこと,搬送装置に接続する
他の装置との接続が容易になり狭小空間内にも設置が可
能になったこと及び搬送装置設置床面の条件に左右され
ることなく低騒音の搬送が可能になったことである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気部品,機械部品等の
各種部品,錠剤等の固形細片又は粉体に機械的振動を付
加せしめることによりこれら物品を整列搬送させる搬送
装置に係るものである。
各種部品,錠剤等の固形細片又は粉体に機械的振動を付
加せしめることによりこれら物品を整列搬送させる搬送
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】以下,図5及び図6を用いて従来技術の
説明をする。図5及び図6において1は弾性板の両面に
圧電素子を貼着したいわゆるバイモルフ構造でなる加振
体であり,当該加振体1は基台6に傾斜立設させてその
一端が質量体2及び質量体3に,その他端は連結部材4
の一端にそれぞれねじ止め等の手段によって固定され
る。前記連結部材4の他端は搬送体5の下面に直接又は
搬送体取付け部材7を介して固定される。加振体1への
交流電圧の印加によって加振体1から発生する振動は連
結部材4を介して搬送体5に伝達され,搬送体5上に載
置される物品を搬送させる。
説明をする。図5及び図6において1は弾性板の両面に
圧電素子を貼着したいわゆるバイモルフ構造でなる加振
体であり,当該加振体1は基台6に傾斜立設させてその
一端が質量体2及び質量体3に,その他端は連結部材4
の一端にそれぞれねじ止め等の手段によって固定され
る。前記連結部材4の他端は搬送体5の下面に直接又は
搬送体取付け部材7を介して固定される。加振体1への
交流電圧の印加によって加振体1から発生する振動は連
結部材4を介して搬送体5に伝達され,搬送体5上に載
置される物品を搬送させる。
【0003】次に交流電圧印加によって加振体1から発
生する振動は質量体2及び質量体3にも伝達され,更に
質量体3と基台6との間に介在する板ばね等の弾性部材
8を介して基台6に伝達される。ここで前記弾性部材8
の一端は質量体3の一部所に,その他端は基台6にねじ
止め等の手段によってそれぞれ固定される。前記従来技
術に係る搬送装置9は加振体1の一端を基台6に直接固
定せず質量体3及び弾性部材8を高さ方向に介して固定
する構成が採られているがこれは加振体1から発生する
振動を搬送装置9を設置する床面に伝達すること及び床
面から搬送装置9に伝達される振動を吸収するためであ
る。
生する振動は質量体2及び質量体3にも伝達され,更に
質量体3と基台6との間に介在する板ばね等の弾性部材
8を介して基台6に伝達される。ここで前記弾性部材8
の一端は質量体3の一部所に,その他端は基台6にねじ
止め等の手段によってそれぞれ固定される。前記従来技
術に係る搬送装置9は加振体1の一端を基台6に直接固
定せず質量体3及び弾性部材8を高さ方向に介して固定
する構成が採られているがこれは加振体1から発生する
振動を搬送装置9を設置する床面に伝達すること及び床
面から搬送装置9に伝達される振動を吸収するためであ
る。
【0004】
【従来技術の問題点】前記した従来の搬送装置9が具有
する第一の問題点は搬送装置9が前記構成でなるため装
置自体の高さが高くなり不安定であること,第二の問題
点は搬送装置9に接続される他の装置との高さ調整が容
易でない場合があることである。即ち前記他の装置の中
には搬送装置9の搬送体5の高さよりも相当に低い装置
があり,かかる場合他の装置を搬送装置9の搬送体5の
高さに合わせるべく他の装置の高さを相当程度持ち上げ
るべく高さ調整部材を他の装置に取付けるを要し,その
ため搬送装置9を含む装置全体が大型化し,狭い空間内
での使用が制限されることである。
する第一の問題点は搬送装置9が前記構成でなるため装
置自体の高さが高くなり不安定であること,第二の問題
点は搬送装置9に接続される他の装置との高さ調整が容
易でない場合があることである。即ち前記他の装置の中
には搬送装置9の搬送体5の高さよりも相当に低い装置
があり,かかる場合他の装置を搬送装置9の搬送体5の
高さに合わせるべく他の装置の高さを相当程度持ち上げ
るべく高さ調整部材を他の装置に取付けるを要し,その
ため搬送装置9を含む装置全体が大型化し,狭い空間内
での使用が制限されることである。
【0005】
【本発明が解消しようとする課題】本発明は前記従来の
搬送装置が具有していた問題点を解決すること,即ち搬
送装置の高さを低背化せしめて搬送装置の安定性を高め
ること及び搬送装置に接続する他の装置との接続を容易
ならしめ,かつ狭小空間内にも設置可能とする搬送装置
を提供することである。更に加えて搬送装置から搬送装
置を設置する床面への振動及び前記床面から搬送装置へ
の振動を吸収する部材を介在させて搬送装置設置床面の
条件に左右されない低騒音の搬送装置を提供することも
課題である。
搬送装置が具有していた問題点を解決すること,即ち搬
送装置の高さを低背化せしめて搬送装置の安定性を高め
ること及び搬送装置に接続する他の装置との接続を容易
ならしめ,かつ狭小空間内にも設置可能とする搬送装置
を提供することである。更に加えて搬送装置から搬送装
置を設置する床面への振動及び前記床面から搬送装置へ
の振動を吸収する部材を介在させて搬送装置設置床面の
条件に左右されない低騒音の搬送装置を提供することも
課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題解決の
手段として基台6の外周又は外周の一部に別異の基台6
1を配設する構成と前記基台6の底面と前記別異の基台
61の底面は非同一平面とする構成と前記基台6の底面
を除く一又は二以上の面から二以上の支持部材10を突
出介在させて前記基台6と前記別異の基台61とを接続
固定する構成からなる搬送装置9である。
手段として基台6の外周又は外周の一部に別異の基台6
1を配設する構成と前記基台6の底面と前記別異の基台
61の底面は非同一平面とする構成と前記基台6の底面
を除く一又は二以上の面から二以上の支持部材10を突
出介在させて前記基台6と前記別異の基台61とを接続
固定する構成からなる搬送装置9である。
【0007】
【実施例】以下,本発明の一実施例を図1及び図2を用
いて説明する。図1及び図2において1は弾性板の両面
に圧電素子を貼着したいわゆるバイモルフ構造でなる加
振体であり,当該加振体1は基台6に傾斜立設させてそ
の一端が基台6に,その他端が連結部材4の一端にそれ
ぞれねじ止め等の適宜の手段によって固定される。ここ
で前記圧電素子にはチタン酸ジルコン酸鉛Pb(Tix
Zr1−x)O3を主成分とする圧電磁器組成物等が用
いられ,これを加圧成形し焼成して焼結体を形成し,し
かる後当該焼結体を所定の形状及び寸法に切断して分極
処理を施したものが用いられる。
いて説明する。図1及び図2において1は弾性板の両面
に圧電素子を貼着したいわゆるバイモルフ構造でなる加
振体であり,当該加振体1は基台6に傾斜立設させてそ
の一端が基台6に,その他端が連結部材4の一端にそれ
ぞれねじ止め等の適宜の手段によって固定される。ここ
で前記圧電素子にはチタン酸ジルコン酸鉛Pb(Tix
Zr1−x)O3を主成分とする圧電磁器組成物等が用
いられ,これを加圧成形し焼成して焼結体を形成し,し
かる後当該焼結体を所定の形状及び寸法に切断して分極
処理を施したものが用いられる。
【0008】前記圧電素子貼着の基板となる弾性板は不
銹鋼,ばね鋼,工具鋼等の高弾性及び導電性を具有する
板材でなり所定の形状及び寸法に成形加工された後,エ
ポキシ系接着剤等の適宜の接着剤を用いて圧電素子を貼
着し,圧電素子の表面に形成された電極に給電線(図示
せず)を取着して加振体1が形成される。
銹鋼,ばね鋼,工具鋼等の高弾性及び導電性を具有する
板材でなり所定の形状及び寸法に成形加工された後,エ
ポキシ系接着剤等の適宜の接着剤を用いて圧電素子を貼
着し,圧電素子の表面に形成された電極に給電線(図示
せず)を取着して加振体1が形成される。
【0009】前記連結部材4の他端は搬送体5の下面に
直接又は搬送体取付け部材7を介して固定される。基台
6の長手方向左右の各側面からは棒状,パイプ状,板
状,螺旋状等の適宜の形状の少なくともいずれか一でな
らしめる二又は二以上の支持部材10を突出介在させて
基台6と基台61とを接続固定する。また基台6と基台
61との接続固定の別形態の実施例として基台6の上面
の端部又は端部近傍から一又は二以上の支持部材10を
突出介在させてその接続固定する構成,基台6の端面か
ら一又は二以上の支持部材10を突出介在させてその接
続固定する構成がある。ここで支持部材10はゴム,炭
素繊維,樹脂材(ガラス繊維の入ったものを含む),ば
ね等の弾性部材又はAlとZnをベースとするAl系合
金,NiとCoをベースとするNi系合金,FeとCr
をベースとするFe系合金の少なくともいずれか一でな
らしめる吸振合金で構成される。
直接又は搬送体取付け部材7を介して固定される。基台
6の長手方向左右の各側面からは棒状,パイプ状,板
状,螺旋状等の適宜の形状の少なくともいずれか一でな
らしめる二又は二以上の支持部材10を突出介在させて
基台6と基台61とを接続固定する。また基台6と基台
61との接続固定の別形態の実施例として基台6の上面
の端部又は端部近傍から一又は二以上の支持部材10を
突出介在させてその接続固定する構成,基台6の端面か
ら一又は二以上の支持部材10を突出介在させてその接
続固定する構成がある。ここで支持部材10はゴム,炭
素繊維,樹脂材(ガラス繊維の入ったものを含む),ば
ね等の弾性部材又はAlとZnをベースとするAl系合
金,NiとCoをベースとするNi系合金,FeとCr
をベースとするFe系合金の少なくともいずれか一でな
らしめる吸振合金で構成される。
【0010】前記基台6と基台61との接続固定におい
て基台6の底面と基台61の底面は非同一平面とする構
成の具体的実施例として搬送装置を床面に設置したとき
基台61のみが床面に接触し,基台6は床面から浮上さ
せる構成とする。かかる構成を採ったのは基台6の振動
の床面への直接伝達を回避するためである。
て基台6の底面と基台61の底面は非同一平面とする構
成の具体的実施例として搬送装置を床面に設置したとき
基台61のみが床面に接触し,基台6は床面から浮上さ
せる構成とする。かかる構成を採ったのは基台6の振動
の床面への直接伝達を回避するためである。
【0011】本発明に係る搬送装置は前記図1及び図2
に基づく物品の直線搬送を行う実施例に限定されるもの
ではなく,図3及び図4に示すいわゆるボウルフィーダ
にも適用が可能である。即ち基台6の外周に支持部材1
0を基台6から二又は二以上突出介在させて基台61と
接続固定する構成も本発明に係る搬送装置の一実施例で
ある。
に基づく物品の直線搬送を行う実施例に限定されるもの
ではなく,図3及び図4に示すいわゆるボウルフィーダ
にも適用が可能である。即ち基台6の外周に支持部材1
0を基台6から二又は二以上突出介在させて基台61と
接続固定する構成も本発明に係る搬送装置の一実施例で
ある。
【0012】
【作用】加振体1の一構成要素である圧電素子に交流電
圧を印加するとバイモルフ構造でなる加振体1は圧電素
子の伸縮に伴なって屈曲振動を生じる。即ち交流電圧の
印加によって圧電素子は正の半サイクルで伸長し,負の
半サイクルで収縮する運動を行うことから弾性板への圧
電素子の貼着を一面で伸長,他面で収縮する構成とすれ
ば加振体1からは印加する交流電圧の周波数に応じた周
期の屈曲振動が生じることになる。この屈曲振動は印加
する交流電圧の極性によって正反転することによって生
じるものである。ここで加振体1は傾斜立設させて固定
されているため前記加振体1の屈曲振動を受けて搬送体
5に斜め上方への振動をもたらし搬送体5上に物品が載
置されていれば当該物品に斜め上方への押圧力が付加さ
れ,前記物品を瞬間的に空中に浮上させ,その瞬間に微
小変位した搬送体5をもとの位置に復帰させて物品の搬
送をもたらすのである。
圧を印加するとバイモルフ構造でなる加振体1は圧電素
子の伸縮に伴なって屈曲振動を生じる。即ち交流電圧の
印加によって圧電素子は正の半サイクルで伸長し,負の
半サイクルで収縮する運動を行うことから弾性板への圧
電素子の貼着を一面で伸長,他面で収縮する構成とすれ
ば加振体1からは印加する交流電圧の周波数に応じた周
期の屈曲振動が生じることになる。この屈曲振動は印加
する交流電圧の極性によって正反転することによって生
じるものである。ここで加振体1は傾斜立設させて固定
されているため前記加振体1の屈曲振動を受けて搬送体
5に斜め上方への振動をもたらし搬送体5上に物品が載
置されていれば当該物品に斜め上方への押圧力が付加さ
れ,前記物品を瞬間的に空中に浮上させ,その瞬間に微
小変位した搬送体5をもとの位置に復帰させて物品の搬
送をもたらすのである。
【0013】前記搬送体5の斜め上方への振動は横方向
と縦方向の双方向に変位する振動の台成ベクトルとして
搬送体5上に載置される物品に振動加速度によって生じ
る習慣力と摩擦力との複合作用によって相対すべりと跳
躍現象をもたらす。ここで搬送体5の縦方向にも振動を
必要とするのは搬送体5と搬送物品との接触面の摩擦力
に非対称性をもたせるためである。かかる縦方向の振動
により搬送物品に作用する縦方向の力(以下,法線力と
いう)は時間的に変化し搬送物品は見かけ上重くなった
り軽くなつたりする。ところで前記摩擦力は搬送体5面
の法線力に摩擦係数を乗じたものであるから搬送体5の
振動方向や位相を適宜に選定すれば振動の往路と復路と
で相異なる大きさの摩擦が得られ,その結果として搬相
物品は一方向のみに搬送される。
と縦方向の双方向に変位する振動の台成ベクトルとして
搬送体5上に載置される物品に振動加速度によって生じ
る習慣力と摩擦力との複合作用によって相対すべりと跳
躍現象をもたらす。ここで搬送体5の縦方向にも振動を
必要とするのは搬送体5と搬送物品との接触面の摩擦力
に非対称性をもたせるためである。かかる縦方向の振動
により搬送物品に作用する縦方向の力(以下,法線力と
いう)は時間的に変化し搬送物品は見かけ上重くなった
り軽くなつたりする。ところで前記摩擦力は搬送体5面
の法線力に摩擦係数を乗じたものであるから搬送体5の
振動方向や位相を適宜に選定すれば振動の往路と復路と
で相異なる大きさの摩擦が得られ,その結果として搬相
物品は一方向のみに搬送される。
【0014】加振体1の振動を受けて基台6の振動は支
持部材10に伝達される。ここで支持部材10は振動を
吸収する機能を具有する部材で構成されていることから
支持部材10から基台61への振動及び基台61から床
面への振動はきわめ微小なものとなり,その振幅は基台
6の振動振幅の1/10以下となっている。一方,床面
から基台61及び支持部材10を経由しての基台6への
振動も前記同様,支持部材10において大きく吸収され
るため床面からの振動が基台6にもたらす影響はきわめ
て軽微なものとなる。
持部材10に伝達される。ここで支持部材10は振動を
吸収する機能を具有する部材で構成されていることから
支持部材10から基台61への振動及び基台61から床
面への振動はきわめ微小なものとなり,その振幅は基台
6の振動振幅の1/10以下となっている。一方,床面
から基台61及び支持部材10を経由しての基台6への
振動も前記同様,支持部材10において大きく吸収され
るため床面からの振動が基台6にもたらす影響はきわめ
て軽微なものとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明の第一の効果は搬送装置の高さの
低背化と拡幅により搬送装置の安定性が著しく高くなっ
たことであり,本効果を受けて搬送装置転倒のおそれは
なくなると共に物品搬送が円滑かつ安定的に伝えるよう
になったことである。第二の効果は前記第一の効果を受
けて搬送装置に接続する他の装置との高さの差が大きく
縮小したことから両装置の接続が容易となり,かつ狭小
空間内にも設置が可能になったことである。第三の効果
は搬送装置と当該装置を設置する床面相互からの振動が
支持部材によって著しく吸収されることから搬送装置設
置床面の条件に左右されることなく,低騒音の搬送が可
能になったことである。
低背化と拡幅により搬送装置の安定性が著しく高くなっ
たことであり,本効果を受けて搬送装置転倒のおそれは
なくなると共に物品搬送が円滑かつ安定的に伝えるよう
になったことである。第二の効果は前記第一の効果を受
けて搬送装置に接続する他の装置との高さの差が大きく
縮小したことから両装置の接続が容易となり,かつ狭小
空間内にも設置が可能になったことである。第三の効果
は搬送装置と当該装置を設置する床面相互からの振動が
支持部材によって著しく吸収されることから搬送装置設
置床面の条件に左右されることなく,低騒音の搬送が可
能になったことである。
【図1】は本発明に係る搬送装置の平面図である。
【図2】は本発明に係る前記搬送装置の側面図である。
【図3】は本発明に係る別の搬送装置本体の平面図であ
る。
る。
【図4】は本発明に係る別の搬送装置本体の側面の一部
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図5】は従来の搬送装置の平面図である。
【図6】は従来の搬送装置の側面図である。
1.加振体 2.質量体 3.質量体 4.連結部材 5.搬送体 6.基台 7.搬送体取付け部材 8.弾性部材 9.搬送装置 10.支持部材 61.基台
Claims (6)
- 【請求項1】基台6の外周又は外周の一部に別異の基台
61を配設する構成と前記基台6の底面と前記別異の基
台61の底面は非同一平面とする構成と前記基台6の底
面を除く一又は二以上の面から二以上の支持部材10を
突出介在させて前記基台6と前記別異の基台61とを接
続固定する構成からなる搬送装置。 - 【請求項2】二又は二以上の支持部材10を基台6の長
手方向の各側面から突出介在させて基台6と基台61と
を接続固定する請求項1の搬送装置。 - 【請求項3】一又は二以上の支持部材10を基台6の上
面の端部又は端部近傍から突出介在させて基台6と基台
61とを接続固定する請求項1の搬送装置。 - 【請求項4】支持部材10の形状として棒状,パイプ
状,板状,螺旋状の少なくともいずれか一でならしめる
請求項1の搬送装置。 - 【請求項5】支持部材10としてAlとZnをベースと
するAl系合金,NiとCoをベースとするNi系合
金,FeとCrをベースとするFe系合金の少なくとも
いずれか一の吸振合金でならしめる請求項1の搬送装
置。 - 【請求項6】支持部材10としてゴム,炭素繊維,樹脂
材(ガラス繊維の入ったものを含む),ばねの少なくと
もいずれか一の弾性部材でならしめる請求項1の搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24352695A JPH0958838A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24352695A JPH0958838A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958838A true JPH0958838A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17105221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24352695A Pending JPH0958838A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081160A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 株式会社ダイシン | 回転振動機及びこれを用いた振動式搬送装置 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP24352695A patent/JPH0958838A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081160A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 株式会社ダイシン | 回転振動機及びこれを用いた振動式搬送装置 |
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