JPH0958793A - 回転式充填装置 - Google Patents
回転式充填装置Info
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- JPH0958793A JPH0958793A JP20808095A JP20808095A JPH0958793A JP H0958793 A JPH0958793 A JP H0958793A JP 20808095 A JP20808095 A JP 20808095A JP 20808095 A JP20808095 A JP 20808095A JP H0958793 A JPH0958793 A JP H0958793A
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- filling
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充填バルブ毎の液量差の発生を迅速に検出し
て記録あるいは表示することにより、かかる流量差の是
正処置を速やかに実行可能として、充填製品の安定した
品質を保持するとともに、運転、整備性を向上した回転
式充填装置を提供する。 【解決手段】 下側機械固定部分に回転可能に支持され
た上側機械部分に製品液が収容される環状の液体貯槽が
設けられ、同液体貯槽の下部外周に、周囲に流量計を備
えた多数の充填バルブが配設されてなる回転式充填装置
において、上記各充填バルブの流量計より出力される製
品液流量の検出信号に基づいて、各充填バルブ毎の時間
当りの流量を記録するとともに、表示装置に表示せしめ
る制御装置を備え、各充填バルブ毎に流量のばらつきの
発生を検知可能とする。
て記録あるいは表示することにより、かかる流量差の是
正処置を速やかに実行可能として、充填製品の安定した
品質を保持するとともに、運転、整備性を向上した回転
式充填装置を提供する。 【解決手段】 下側機械固定部分に回転可能に支持され
た上側機械部分に製品液が収容される環状の液体貯槽が
設けられ、同液体貯槽の下部外周に、周囲に流量計を備
えた多数の充填バルブが配設されてなる回転式充填装置
において、上記各充填バルブの流量計より出力される製
品液流量の検出信号に基づいて、各充填バルブ毎の時間
当りの流量を記録するとともに、表示装置に表示せしめ
る制御装置を備え、各充填バルブ毎に流量のばらつきの
発生を検知可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転テーブル上の
容器内に製品液を充填する回転式充填装置に関する。
容器内に製品液を充填する回転式充填装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】多数の容器に同時にま
たは順次に液体を注入する液体充填装置の１例として、
特開昭５９−３２４６０号にて提案されているものの概
要を図３に示す。
たは順次に液体を注入する液体充填装置の１例として、
特開昭５９−３２４６０号にて提案されているものの概
要を図３に示す。
【０００３】図３において、０１は圧力タンクであり、
その内部には原液（薬液）０２が貯えられている。上記
圧力タンク０１には高圧のクリーンエアが調圧弁０４を
備えた配管０３により供給されており、かくして、圧力
タンク０１内の圧力はほぼ一定圧力に保持されている。
その内部には原液（薬液）０２が貯えられている。上記
圧力タンク０１には高圧のクリーンエアが調圧弁０４を
備えた配管０３により供給されており、かくして、圧力
タンク０１内の圧力はほぼ一定圧力に保持されている。
【０００４】上記圧力タンク０１内の薬液は、導管０５
によって、充填機に装備された密閉式サービスタンク０
６に導かれている。また、同サービスタンク０６の出口
には、導管０７、分配管０８、ニードル弁０９、導管０
１０、充填針０１１が接続されている。上記ニードル弁
０９は上記各充填針０１１から吐出される液体流量が一
定になるよう調節する。上記導管０１０はゴムホース等
の柔らかい材料からなり、固定押枠０１２と移動押枠０
１３で挿み付けられることによって閉塞可能とされてい
る。
によって、充填機に装備された密閉式サービスタンク０
６に導かれている。また、同サービスタンク０６の出口
には、導管０７、分配管０８、ニードル弁０９、導管０
１０、充填針０１１が接続されている。上記ニードル弁
０９は上記各充填針０１１から吐出される液体流量が一
定になるよう調節する。上記導管０１０はゴムホース等
の柔らかい材料からなり、固定押枠０１２と移動押枠０
１３で挿み付けられることによって閉塞可能とされてい
る。
【０００５】上記移動押枠０１３はエアシリンダ０１４
に接続されており、該エアシリンダ０１４には高圧空気
源０１５が電磁弁０１６を介して接続されている。そし
て、上記電磁弁０１６が開いている時には、移動押枠０
１３を固定押枠０１２に押しつけて導管０１０を閉塞
し、また、電磁弁０１６が閉じている時には、図示しな
いばねにより移動押枠０１３を固定押枠０１２から引き
離し導管０１０を開くように構成されている。
に接続されており、該エアシリンダ０１４には高圧空気
源０１５が電磁弁０１６を介して接続されている。そし
て、上記電磁弁０１６が開いている時には、移動押枠０
１３を固定押枠０１２に押しつけて導管０１０を閉塞
し、また、電磁弁０１６が閉じている時には、図示しな
いばねにより移動押枠０１３を固定押枠０１２から引き
離し導管０１０を開くように構成されている。
【０００６】尚、上記電磁弁０１６は制御装置０１７に
より開閉制御されており、同制御装置０１７にはサービ
スタンク０６の圧力を検出する圧力検出器０１８からの
検出信号が入力されている。
より開閉制御されており、同制御装置０１７にはサービ
スタンク０６の圧力を検出する圧力検出器０１８からの
検出信号が入力されている。
【０００７】上記電磁弁０１６は、通常は開いており、
これによって、導管０１０は両押枠０１２，０１３に挿
まれて閉じている。上記サービスタンク０６内の圧力は
圧力検出器０１８で電気信号に変換されて制御装置０１
７に入力され、同制御装置０１７からの制御信号により
電磁弁０１６を開閉する。
これによって、導管０１０は両押枠０１２，０１３に挿
まれて閉じている。上記サービスタンク０６内の圧力は
圧力検出器０１８で電気信号に変換されて制御装置０１
７に入力され、同制御装置０１７からの制御信号により
電磁弁０１６を開閉する。
【０００８】上記制御装置０１７には、種々の圧力に対
して一定の充填量を得るための充填時間を設定する数表
が内蔵されている。充填されるべき容器が充填針０１１
の下方に搬送され、充填針０１１が降下して液体注入の
準備が完了すると、充填機から充填開始指令が発信され
て、電磁弁０１６が閉塞される。これにより導管０１０
が開き、容器０２０への薬液の注入が開始される。制御
装置０１７は、その内部に設定された充填時間をカウン
トすることにより、弁開放信号を電磁弁０１６に送り、
これにより同電磁弁０１６が開き、薬液の注入が終了す
る。
して一定の充填量を得るための充填時間を設定する数表
が内蔵されている。充填されるべき容器が充填針０１１
の下方に搬送され、充填針０１１が降下して液体注入の
準備が完了すると、充填機から充填開始指令が発信され
て、電磁弁０１６が閉塞される。これにより導管０１０
が開き、容器０２０への薬液の注入が開始される。制御
装置０１７は、その内部に設定された充填時間をカウン
トすることにより、弁開放信号を電磁弁０１６に送り、
これにより同電磁弁０１６が開き、薬液の注入が終了す
る。
【０００９】上記特開昭５９−３２４６０号にて提案さ
れている手段にあっては、容器充填装置に供給された容
器への充填量は、制御装置０１７に、製品液毎に一定量
の充填量を得るための充填時間が設定入力され、液体貯
槽（圧力タンク１）内の圧力を一定に保つための圧力検
出信号により、定められた充填時間で充填バルブを開閉
することにより、液体貯槽より容器に一定量の製品液が
充填されるように構成されているが、各充填バルブ毎に
制御する手段を備えていないため、各充填バルブを同一
条件で開閉作動することは不可能である。
れている手段にあっては、容器充填装置に供給された容
器への充填量は、制御装置０１７に、製品液毎に一定量
の充填量を得るための充填時間が設定入力され、液体貯
槽（圧力タンク１）内の圧力を一定に保つための圧力検
出信号により、定められた充填時間で充填バルブを開閉
することにより、液体貯槽より容器に一定量の製品液が
充填されるように構成されているが、各充填バルブ毎に
制御する手段を備えていないため、各充填バルブを同一
条件で開閉作動することは不可能である。
【００１０】このため、各充填バルブ毎に流量差が発生
し、容器０２０によって充填量の過不足が発生し、製品
不良となる。また、上記従来のものは、充填バルブ毎に
流量を計測する手段を備えていないため、上記不具合発
生が発生した充填バルブを確認することも困難となり、
メンテナンス面からも、人手と時間を要すると言う問題
点を抱えている。
し、容器０２０によって充填量の過不足が発生し、製品
不良となる。また、上記従来のものは、充填バルブ毎に
流量を計測する手段を備えていないため、上記不具合発
生が発生した充填バルブを確認することも困難となり、
メンテナンス面からも、人手と時間を要すると言う問題
点を抱えている。
【００１１】本発明の目的は充填バルブ毎の流量差の発
生を迅速に検出して記録あるいは表示することにより、
かかる流量差の是正処理を速やかに実行可能として、充
填製品の安定した品質を保持するとともに、運転、整備
性を向上せしめることにある。
生を迅速に検出して記録あるいは表示することにより、
かかる流量差の是正処理を速やかに実行可能として、充
填製品の安定した品質を保持するとともに、運転、整備
性を向上せしめることにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その第１の手段は、下側機械固定部分
と、同固定部分に回転可能に支持された上側機械部分と
よりなり、同上側機械部分には製品液が収容される環状
の液体貯槽が設けられ、同液体貯槽の下部外周に、流量
計を備えた多数の充填バルブが配設されてなる回転式充
填装置において、上記各充填バルブの流量計より出力さ
れる製品液流量の検出信号に基づいて、各充填バルブ毎
の時間当りの流量を記録するとともに、表示装置に表示
せしめる制御装置を備えたことにある。
決するもので、その第１の手段は、下側機械固定部分
と、同固定部分に回転可能に支持された上側機械部分と
よりなり、同上側機械部分には製品液が収容される環状
の液体貯槽が設けられ、同液体貯槽の下部外周に、流量
計を備えた多数の充填バルブが配設されてなる回転式充
填装置において、上記各充填バルブの流量計より出力さ
れる製品液流量の検出信号に基づいて、各充填バルブ毎
の時間当りの流量を記録するとともに、表示装置に表示
せしめる制御装置を備えたことにある。
【００１３】また第２の手段は、上記第１の手段におい
て、上記制御装置が、上記複数の充填バルブのうち、予
め設定された基準流量から外れた流量が検出された充填
バルブについて、当該バルブの充填状態を上記表示装置
に表示せしめるとともに、警報装置に警報を発信せしめ
るように構成されたことにある。
て、上記制御装置が、上記複数の充填バルブのうち、予
め設定された基準流量から外れた流量が検出された充填
バルブについて、当該バルブの充填状態を上記表示装置
に表示せしめるとともに、警報装置に警報を発信せしめ
るように構成されたことにある。
【００１４】さらに第３の手段は、上記第２の手段にお
いて、上記制御装置に設定される上記基準流量が、上記
各充填バルブ毎の正常充填時の計測流量データを基準と
して設定されるとともに、同基準流量を任意に変更可能
に構成されたことにある。
いて、上記制御装置に設定される上記基準流量が、上記
各充填バルブ毎の正常充填時の計測流量データを基準と
して設定されるとともに、同基準流量を任意に変更可能
に構成されたことにある。
【００１５】上記第１〜第３の手段によれば、流量計に
よる計測信号が制御装置のコンピュータで演算カウント
され、その結果が上記制御装置の記録手段に記録される
とともに、表示装置に、任意に指定された充填バルブの
充填状況が波形等で表示される。これにより、リアルタ
イムに各充填バルブから容器への充填量および製品液の
充填状況を把握・監視することができる。
よる計測信号が制御装置のコンピュータで演算カウント
され、その結果が上記制御装置の記録手段に記録される
とともに、表示装置に、任意に指定された充填バルブの
充填状況が波形等で表示される。これにより、リアルタ
イムに各充填バルブから容器への充填量および製品液の
充填状況を把握・監視することができる。
【００１６】また、いずれかの充填バルブにおいて計測
流量が予め設定された基準流量値から外れるような異常
状態が連続して繰り返される場合には、該当する充填バ
ルブの充填状態を表示するとともに警告を発信すること
によって、通常運転状態の充填バルブまたは流量計等の
作動不良の早期発見が可能となる。
流量が予め設定された基準流量値から外れるような異常
状態が連続して繰り返される場合には、該当する充填バ
ルブの充填状態を表示するとともに警告を発信すること
によって、通常運転状態の充填バルブまたは流量計等の
作動不良の早期発見が可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の１形態につき詳細に説明する。図１には本発明の実施
形態に係る容器充填機械の構成を示す斜視図が、図２に
は全体の構成図が夫々示されている。
の１形態につき詳細に説明する。図１には本発明の実施
形態に係る容器充填機械の構成を示す斜視図が、図２に
は全体の構成図が夫々示されている。
【００１８】図１，２において、１０は回転式充填装
置、１は同装置１０の下部機械部分、２は同下部機械部
分１の上部に回動可能に支持された上部機械部分であ
る。
置、１は同装置１０の下部機械部分、２は同下部機械部
分１の上部に回動可能に支持された上部機械部分であ
る。
【００１９】上記上部機械部分２には製品液および炭酸
ガス等の不活性ガスを貯える環状の液体貯槽３が備えら
れ、同液体貯槽３の下部外周部に多数の充填バルブ４が
円周方向等間隔に配設されている。
ガス等の不活性ガスを貯える環状の液体貯槽３が備えら
れ、同液体貯槽３の下部外周部に多数の充填バルブ４が
円周方向等間隔に配設されている。
【００２０】また、上記上部機械部分２と下部機械部分
１との間に設けられて、同上部機械部分２と一体になっ
て回転する回転テーブル５には、上記充填バルブ４の下
部の対応位置に、容器２０が載置された容器台６が配設
されている。上部機械部分２の中心上部には、電気信号
を伝達するロータリージョイント１２が備えられてお
り、同ロータリージョイント１２の出力端は、配線ダク
ト１３によって制御装置３１に連結され、上記ロータリ
ージョイント１２と制御装置３１とは同配線ダクト１３
内のケーブルにより、結線されている。
１との間に設けられて、同上部機械部分２と一体になっ
て回転する回転テーブル５には、上記充填バルブ４の下
部の対応位置に、容器２０が載置された容器台６が配設
されている。上部機械部分２の中心上部には、電気信号
を伝達するロータリージョイント１２が備えられてお
り、同ロータリージョイント１２の出力端は、配線ダク
ト１３によって制御装置３１に連結され、上記ロータリ
ージョイント１２と制御装置３１とは同配線ダクト１３
内のケーブルにより、結線されている。
【００２１】上記制御装置３１には、流量計８により計
測された流量の検出信号を入力する入力装置３４と、上
記流量計８で計測された流量データを表示する表示装置
３２と、流量計８での計測結果が異常であったとき、こ
れを知らせる警告装置３３とが備えられている。
測された流量の検出信号を入力する入力装置３４と、上
記流量計８で計測された流量データを表示する表示装置
３２と、流量計８での計測結果が異常であったとき、こ
れを知らせる警告装置３３とが備えられている。
【００２２】上部機械部分２の液体貯槽３には、図２に
示されるように、炭酸ガス等の不活性ガスを供給する配
管２１と、製品液を供給する配管２２とが連結される。
また上記液体貯槽３には、同液体貯槽３内の製品液高さ
を制御する液面制御機構９と、炭酸ガス等不活性ガスの
圧力を制御するために液体貯槽３内の圧力を検出する圧
力センサ１１を備えている。
示されるように、炭酸ガス等の不活性ガスを供給する配
管２１と、製品液を供給する配管２２とが連結される。
また上記液体貯槽３には、同液体貯槽３内の製品液高さ
を制御する液面制御機構９と、炭酸ガス等不活性ガスの
圧力を制御するために液体貯槽３内の圧力を検出する圧
力センサ１１を備えている。
【００２３】また、上記充填バルブ４には、同充填バル
ブ４を開閉する液弁７および容器２０の口部をシールす
るシール部材４ａが装着されている。
ブ４を開閉する液弁７および容器２０の口部をシールす
るシール部材４ａが装着されている。
【００２４】８１は上記液体貯槽３の底部と上記各充填
バルブ４の液弁７入口とを接続する製品液管であり、同
製品液管路８１には、充填バルブ４への製品液の流量を
検出するための流量計８が設けられている。
バルブ４の液弁７入口とを接続する製品液管であり、同
製品液管路８１には、充填バルブ４への製品液の流量を
検出するための流量計８が設けられている。
【００２５】８２は上記液体貯槽３内の上部気体空間と
充填バルブ４の液弁７の上部空間とを接続する気体管、
４ｂは同気体管路８２を開閉する作動弁である。また４
ｃ，４ｄは上記容器２０に連通する管路８３を開閉する
作動弁である。
充填バルブ４の液弁７の上部空間とを接続する気体管、
４ｂは同気体管路８２を開閉する作動弁である。また４
ｃ，４ｄは上記容器２０に連通する管路８３を開閉する
作動弁である。
【００２６】上記のように構成された回転式充填装置１
０の運転時において、容器２０に充填される製品液の充
填量は液種・容器・容量等により相違する。この充填量
は、各充填バルブ４の正常充填時の流量計による計測デ
ータを基準充填量として設定する。この充填量の設定量
即ち設定流量は、予め制御装置３１の入力装置３４から
同制御装置３１内のコンピュータ（ＣＰＵ）に入力され
る。尚、上記入力される流量設定値は上記に限定される
ことなく、充填結果に基づいて随時変更が可能である。
０の運転時において、容器２０に充填される製品液の充
填量は液種・容器・容量等により相違する。この充填量
は、各充填バルブ４の正常充填時の流量計による計測デ
ータを基準充填量として設定する。この充填量の設定量
即ち設定流量は、予め制御装置３１の入力装置３４から
同制御装置３１内のコンピュータ（ＣＰＵ）に入力され
る。尚、上記入力される流量設定値は上記に限定される
ことなく、充填結果に基づいて随時変更が可能である。
【００２７】密閉された上記液体貯槽３には、配管２１
を介して炭酸ガス等の不活性ガスが一定圧力まで供給加
圧されるとともに、製品液が配管２２を介して定められ
た高さの液面まで供給される。その後は上記液面制御機
構９および圧力センサ１１の検知信号を制御装置３１に
入力し、同制御装置３１からの制御信号により配管２２
路中に設けられたコントロールバルブを開閉して補給供
給され、これにより、一定の充填条件が保持される。
を介して炭酸ガス等の不活性ガスが一定圧力まで供給加
圧されるとともに、製品液が配管２２を介して定められ
た高さの液面まで供給される。その後は上記液面制御機
構９および圧力センサ１１の検知信号を制御装置３１に
入力し、同制御装置３１からの制御信号により配管２２
路中に設けられたコントロールバルブを開閉して補給供
給され、これにより、一定の充填条件が保持される。
【００２８】一方、前工程より回転される回転テーブル
５の容器台６上に連続して供給される容器２０は、把持
手段（図示せず）により把持され充填バルブ４の下降に
より容器２０の口部がシールされると、作動弁４ｂ，４
ｃ，４ｄの作動により容器２０内の空気は上記不活性ガ
スに置き換えられる。このため、液体貯槽３と容器２０
内は同圧となり、上記充填バルブ４の液弁７が上昇作動
し、これにより充填バルブ４は開けられ、液体貯槽３内
の製品液は流量計８によって流量を計測されながら、各
容器２０に連続して定量充填される。
５の容器台６上に連続して供給される容器２０は、把持
手段（図示せず）により把持され充填バルブ４の下降に
より容器２０の口部がシールされると、作動弁４ｂ，４
ｃ，４ｄの作動により容器２０内の空気は上記不活性ガ
スに置き換えられる。このため、液体貯槽３と容器２０
内は同圧となり、上記充填バルブ４の液弁７が上昇作動
し、これにより充填バルブ４は開けられ、液体貯槽３内
の製品液は流量計８によって流量を計測されながら、各
容器２０に連続して定量充填される。
【００２９】上記液体貯槽３内より容器２０への充填過
程において、充填バルブ４に設けられている流量計８で
の流量計測による流量の検出信号（正弦波）は、ロータ
リージョイント１２を介して制御装置３１に伝送され、
同制御装置３１内のコンピュータ（ＣＰＵ）でカウント
可能なパルス信号に変換され、図示されないカウンタで
カウントしたデータをコンピュータに記録する。同コン
ピュータにおいては、表示装置３２の画面に、指定され
た充填バルブ８の充填状況の波形をリアルタイムに表示
せしめる。
程において、充填バルブ４に設けられている流量計８で
の流量計測による流量の検出信号（正弦波）は、ロータ
リージョイント１２を介して制御装置３１に伝送され、
同制御装置３１内のコンピュータ（ＣＰＵ）でカウント
可能なパルス信号に変換され、図示されないカウンタで
カウントしたデータをコンピュータに記録する。同コン
ピュータにおいては、表示装置３２の画面に、指定され
た充填バルブ８の充填状況の波形をリアルタイムに表示
せしめる。
【００３０】上記制御装置３１においては、これに入力
されている各充填バルブ４毎の設定流量値と、流量計８
での計測値とを比較演算し、この流量偏差が一定の許容
範囲を外れるような異常数値がカウントされたときは、
該当する充填バルブ８の充填状況を表示装置３２の画面
にリアルタイムに表示せしめる。上記異常数値が連続し
てカウントされたら、制御装置３１内の警告装置３３よ
り警告信号を出すことにより、不具合充填バルブ４を摘
出することができる。
されている各充填バルブ４毎の設定流量値と、流量計８
での計測値とを比較演算し、この流量偏差が一定の許容
範囲を外れるような異常数値がカウントされたときは、
該当する充填バルブ８の充填状況を表示装置３２の画面
にリアルタイムに表示せしめる。上記異常数値が連続し
てカウントされたら、制御装置３１内の警告装置３３よ
り警告信号を出すことにより、不具合充填バルブ４を摘
出することができる。
【００３１】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
請求項１〜３の発明によれば、容器充填機械の、回動可
能な上部機械部に配設された多数の充填バルブ毎に設け
られた流量計の計測信号によって、任意に指定した各充
填バルブの充填状況を制御装置よりリアルタイムに表示
することができる。
請求項１〜３の発明によれば、容器充填機械の、回動可
能な上部機械部に配設された多数の充填バルブ毎に設け
られた流量計の計測信号によって、任意に指定した各充
填バルブの充填状況を制御装置よりリアルタイムに表示
することができる。
【００３２】そして、この表示結果に基づき、容器への
充填量を監視することによって、各充填バルブ毎に製品
液の充填状況をリアルタイムに把握することができる。
また、充填バルブ毎に、稼動時間等により微細に変化す
る流量値を、随時変更することが可能となり、供給され
る容器に安定した充填量を供給することができ、これに
より、製品の品質精度の向上を実現することができる。
充填量を監視することによって、各充填バルブ毎に製品
液の充填状況をリアルタイムに把握することができる。
また、充填バルブ毎に、稼動時間等により微細に変化す
る流量値を、随時変更することが可能となり、供給され
る容器に安定した充填量を供給することができ、これに
より、製品の品質精度の向上を実現することができる。
【００３３】さらに、いずれかの充填バルブの流量が設
定した範囲を外れた場合には、該当する充填バルブの充
填状況を表示装置に画面表示することにより、容器への
充填量過不足が出たことを検出して出力し、この状況が
連続してカウントされた際には、警告信号を出して充填
バルブの異常を知らせることができる。
定した範囲を外れた場合には、該当する充填バルブの充
填状況を表示装置に画面表示することにより、容器への
充填量過不足が出たことを検出して出力し、この状況が
連続してカウントされた際には、警告信号を出して充填
バルブの異常を知らせることができる。
【００３４】また、上記検知により、充填バルブが作動
不良となった場合の処置を即時に行うことを可能とする
ことにより、製品の不良充填を最小限とし安定した充填
を行うことができる。
不良となった場合の処置を即時に行うことを可能とする
ことにより、製品の不良充填を最小限とし安定した充填
を行うことができる。
【図１】本発明の実施形態に係る回転式充填機械の外観
斜視図。
斜視図。
【図２】上記実施形態における全体構成図。
【図３】従来の液体充填装置の１例を示す系統図。
１ 下部機械部分 ２ 上部機械部分 ３ 液体貯槽 ４ 充填バルブ ５ 回転テーブル ６ 容器台 ７ 液弁 ８ 流量計 ９ 液面制御機構 １０ 回転式充填装置 １１ 圧力センサ １２ ロータリージョイント ２０ 容器 ３１ 制御装置 ３２ 表示装置 ３３ 警報装置
Claims (3)
- 【請求項１】 下側機械固定部分と、同固定部分に回転
可能に支持された上側機械部分とよりなり、同上側機械
部分には製品液が収容される環状の液体貯槽が設けら
れ、同液体貯槽の下部外周に流量計を備えた多数の充填
バルブが配設されてなる回転式充填装置において、上記
各充填バルブの流量計より出力される製品液流量の検出
信号に基づいて、各充填バルブ毎の時間当りの流量を記
録するとともに、表示装置に表示せしめる制御装置を備
えたことを特徴とする回転式充填装置。 - 【請求項２】 上記制御装置が、上記複数の充填バルブ
のうち、予め設定された基準流量から外れた流量が検出
された充填バルブについて、当該バルブの充填状態を上
記表示装置に表示せしめるとともに、警報装置に警報を
発信せしめるように構成された請求項１記載の回転式充
填装置。 - 【請求項３】 上記制御装置に設定される上記基準流量
が、上記各充填バルブ毎の正常充填時の計測流量データ
を基準として設定されるとともに、同基準流量を任意に
変更可能に構成された請求項２記載の回転式充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20808095A JPH0958793A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 回転式充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20808095A JPH0958793A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 回転式充填装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958793A true JPH0958793A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16550316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20808095A Pending JPH0958793A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 回転式充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958793A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023879A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Kirin Brewery Co Ltd | 流体充填装置 |
| JP2020189667A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | アサヒビール株式会社 | 充填状況監視装置及び充填状況監視方法 |
| JP2021041986A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | アサヒビール株式会社 | 液体自動充填機の故障部品特定方法及び装置 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP20808095A patent/JPH0958793A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023879A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Kirin Brewery Co Ltd | 流体充填装置 |
| JP2020189667A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | アサヒビール株式会社 | 充填状況監視装置及び充填状況監視方法 |
| JP2021041986A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | アサヒビール株式会社 | 液体自動充填機の故障部品特定方法及び装置 |
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