JPH0957252A - 透明容器を用いる生活用水の活性化促進装置 - Google Patents
透明容器を用いる生活用水の活性化促進装置Info
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- JPH0957252A JPH0957252A JP7246552A JP24655295A JPH0957252A JP H0957252 A JPH0957252 A JP H0957252A JP 7246552 A JP7246552 A JP 7246552A JP 24655295 A JP24655295 A JP 24655295A JP H0957252 A JPH0957252 A JP H0957252A
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Landscapes
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- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水の接触する面を多くすることにより、金属
酸化物半導体の光触媒作用を効果的に利用して、水道
水、井戸水の有害成分を無害化し、且つ、水のクラスタ
ーを小さくしてまろやかにすることを促進させる。 【構成】 内部に水を満たして用いる透明容器(1、1
1)の内面に光触媒作用をする二酸化チタン薄膜(2、
22)を附着させてなるものであって、外方から水の対
流や攪拌を起こさせる手段(3、5、6)を備えたもの
である。
酸化物半導体の光触媒作用を効果的に利用して、水道
水、井戸水の有害成分を無害化し、且つ、水のクラスタ
ーを小さくしてまろやかにすることを促進させる。 【構成】 内部に水を満たして用いる透明容器(1、1
1)の内面に光触媒作用をする二酸化チタン薄膜(2、
22)を附着させてなるものであって、外方から水の対
流や攪拌を起こさせる手段(3、5、6)を備えたもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、透明容器を用いる生
活用水の活性化促進装置に係り、光触媒作用を利用する
ことにより飲料水や洗顔用水として用いると好適なもの
である。
活用水の活性化促進装置に係り、光触媒作用を利用する
ことにより飲料水や洗顔用水として用いると好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の水道、井戸などの生活用水は、河
川や井戸より取り入れる源水の汚染度合いが悪く、消毒
用化学薬品、有機物、発ガン物資とされるトリハロメタ
ンなどの有害成分が多くなっており、社会的な問題とな
っている。
川や井戸より取り入れる源水の汚染度合いが悪く、消毒
用化学薬品、有機物、発ガン物資とされるトリハロメタ
ンなどの有害成分が多くなっており、社会的な問題とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような水道水、井
戸水の有害成分の除去、あるいは分解して無害化するこ
とが大きな課題としてクローズアップされている。この
発明の目的は、上記事情に鑑み、水と接触する面を多く
することにより金属酸化物半導体の光触媒作用を効果的
に利用して、水道水、井戸水の有害成分を無害化し、且
つ、水のクラスターを小さくさせてまろやかな生活用水
を提供しようとするものである。
戸水の有害成分の除去、あるいは分解して無害化するこ
とが大きな課題としてクローズアップされている。この
発明の目的は、上記事情に鑑み、水と接触する面を多く
することにより金属酸化物半導体の光触媒作用を効果的
に利用して、水道水、井戸水の有害成分を無害化し、且
つ、水のクラスターを小さくさせてまろやかな生活用水
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、請求
項1に示す発明のように、内部に水を満たして用いる透
明容器の内面に光触媒作用をする金属酸化物半導体薄膜
を附着させてなるものであって、この金属酸化物半導体
薄膜と水の接触を多くするための手段を備えたもので達
成できる。前記手段は、請求項2に示すように水の対流
を促進するために透明容器の外部から超音波振動を与え
るように構成したものでも達成できる。また、前記手段
は、請求項4に示すように水の対流を起こすために透明
容器の内部に磁石を入れ、この磁石を外部から回転させ
る磁界を与えるように構成したものでも達成できる。さ
らに、前記手段は、請求項5に示すように水の対流を起
こすために透明容器自体を外部から回転させるように構
成したものでも達成できる。さらにまた、前記透明容器
は、請求項5に示すようにガラス製にするのがよい。こ
の透明容器は、請求項6に示すように美顔用洗面器にし
たものがよい。前記金属酸化物半導体薄膜は、請求項7
に示すように二酸化チタン薄膜であるのがよい。
項1に示す発明のように、内部に水を満たして用いる透
明容器の内面に光触媒作用をする金属酸化物半導体薄膜
を附着させてなるものであって、この金属酸化物半導体
薄膜と水の接触を多くするための手段を備えたもので達
成できる。前記手段は、請求項2に示すように水の対流
を促進するために透明容器の外部から超音波振動を与え
るように構成したものでも達成できる。また、前記手段
は、請求項4に示すように水の対流を起こすために透明
容器の内部に磁石を入れ、この磁石を外部から回転させ
る磁界を与えるように構成したものでも達成できる。さ
らに、前記手段は、請求項5に示すように水の対流を起
こすために透明容器自体を外部から回転させるように構
成したものでも達成できる。さらにまた、前記透明容器
は、請求項5に示すようにガラス製にするのがよい。こ
の透明容器は、請求項6に示すように美顔用洗面器にし
たものがよい。前記金属酸化物半導体薄膜は、請求項7
に示すように二酸化チタン薄膜であるのがよい。
【0005】
【作用】上記請求項1に示す課題解決手段によれば、金
属酸化物半導体薄膜と水の接触が多くなるため、光触媒
作用が効果的となる。上記請求項2に示す課題解決手段
によれば、超音波によって水の対流が効果的に起きる。
上記請求項3に示す課題解決手段によれば、磁石により
水の対流が起き、この対流による水の電位が磁石の磁力
により変化し、水質の低下を防ぐことができる。上記請
求項4に示す課題解決手段によれば、透明容器自体の動
きにより水の対流が生ずることになる。上記請求項5に
示す課題解決手段によれば、透明容器をガラス製にする
ことによって光透過率がよいものとなる。上記請求項6
に示す課題解決手段によれば、水質が改善され、洗顔時
に肌の荒れを防ぐことができる。上記請求項7に示す課
題解決手段によれば、人体に無害で最も効果的な光触媒
作用をすることができる。
属酸化物半導体薄膜と水の接触が多くなるため、光触媒
作用が効果的となる。上記請求項2に示す課題解決手段
によれば、超音波によって水の対流が効果的に起きる。
上記請求項3に示す課題解決手段によれば、磁石により
水の対流が起き、この対流による水の電位が磁石の磁力
により変化し、水質の低下を防ぐことができる。上記請
求項4に示す課題解決手段によれば、透明容器自体の動
きにより水の対流が生ずることになる。上記請求項5に
示す課題解決手段によれば、透明容器をガラス製にする
ことによって光透過率がよいものとなる。上記請求項6
に示す課題解決手段によれば、水質が改善され、洗顔時
に肌の荒れを防ぐことができる。上記請求項7に示す課
題解決手段によれば、人体に無害で最も効果的な光触媒
作用をすることができる。
【0006】
【第1の実施例】次に、この発明の第1の実施例として
図1に示す概略要部断面図で説明する。同図において、
1は飲用容器としてのガラス製コップで内側に二酸化チ
タン薄膜2が蒸着等によって塗布されている。この二酸
化チタン薄膜2は非常に薄く、多層に塗布されたもので
も1ミクロン以下になっているので、外方からはほとん
ど透明になっている。このため光(通常の室内光)は外
方から容易に通過して内部にためた水の接触面に到達す
る。二酸化チタンは金属酸化物半導体の内で最も効果的
に光触媒作用を果たすものとして知られている。光触媒
とは、太陽光などの光が当ると、その表面にプラスの電
荷を帯びた正孔とマイナスの電荷を帯びた電子が発生
し、その強い酸化還元力によって酸化還元反応を起こす
がこのように光を吸収してその光エネルギーを反応物に
与えて化学反応を起こさせる物質をいう。光触媒物質表
面に生じた正孔、電子が有機物を分解する反応を起こ
す。また水道水のカルキ臭をなくし、発ガン物質とされ
るトリハロメタンを無害な炭酸ガスに分解する働きがあ
り、水のクラスターを小さくすることによりまろやかな
水にする機能を有する他、防菌、防カビ、脱臭能力もあ
る。さて、このような機能を有する二酸化チタン薄膜を
附着させたコップはこのままでは接触している面の部分
の水にしか作用しないので、水の対流を起こさせ接触面
を大にする、すなわち、内部にためた水を萬辺なく、作
用させるためにこの実施例では水の対流を起こさせる手
段として超音波発振装置3を組み合わせたものである。
すなわち、飲用水あるいは洋酒の水割りを入れたコップ
1を超音波発振装置3の受皿4に載置し、超音波発振さ
せると水Wは対流を起こして二酸化チタン薄膜2に萬辺
なく接触するので、光触媒作用を促進させることができ
る。このような超音波装置は装飾的に構成してスナック
のカウンタなどに配置しておけば、商売的効果も大とな
る。
図1に示す概略要部断面図で説明する。同図において、
1は飲用容器としてのガラス製コップで内側に二酸化チ
タン薄膜2が蒸着等によって塗布されている。この二酸
化チタン薄膜2は非常に薄く、多層に塗布されたもので
も1ミクロン以下になっているので、外方からはほとん
ど透明になっている。このため光(通常の室内光)は外
方から容易に通過して内部にためた水の接触面に到達す
る。二酸化チタンは金属酸化物半導体の内で最も効果的
に光触媒作用を果たすものとして知られている。光触媒
とは、太陽光などの光が当ると、その表面にプラスの電
荷を帯びた正孔とマイナスの電荷を帯びた電子が発生
し、その強い酸化還元力によって酸化還元反応を起こす
がこのように光を吸収してその光エネルギーを反応物に
与えて化学反応を起こさせる物質をいう。光触媒物質表
面に生じた正孔、電子が有機物を分解する反応を起こ
す。また水道水のカルキ臭をなくし、発ガン物質とされ
るトリハロメタンを無害な炭酸ガスに分解する働きがあ
り、水のクラスターを小さくすることによりまろやかな
水にする機能を有する他、防菌、防カビ、脱臭能力もあ
る。さて、このような機能を有する二酸化チタン薄膜を
附着させたコップはこのままでは接触している面の部分
の水にしか作用しないので、水の対流を起こさせ接触面
を大にする、すなわち、内部にためた水を萬辺なく、作
用させるためにこの実施例では水の対流を起こさせる手
段として超音波発振装置3を組み合わせたものである。
すなわち、飲用水あるいは洋酒の水割りを入れたコップ
1を超音波発振装置3の受皿4に載置し、超音波発振さ
せると水Wは対流を起こして二酸化チタン薄膜2に萬辺
なく接触するので、光触媒作用を促進させることができ
る。このような超音波装置は装飾的に構成してスナック
のカウンタなどに配置しておけば、商売的効果も大とな
る。
【0007】
【第2の実施例】この発明の第2の実施例としては図2
に示す概略要部断面図のようなものがある。すなわち、
ガラス製コップ1の内面に二酸化チタン薄膜2を附着さ
せておくのは、上記と同様であるが、本例では底部に非
円盤形の焼結セラミック磁石5を入れておくのが特徴で
ある。このセラミック磁石5の表面はニッケルメッキあ
るいは二酸化チタン粉末塗料を塗布しておくのがよい。
このようにしたガラスコップ1に飲用水あるいは水割り
洋酒を満たし前記磁石5に磁力を与えるマグネット回動
装置6に載置し、このマグネット回動装置6を駆動させ
てガラスコップ内のセラミック磁石5を回動させると内
部に満たした飲用水の対流と攪拌を起こすことができ
る。したがって、二酸化チタン薄膜2と水の接触が効果
的になる。なお、上記マグネット回動装置6は小型直流
モータ6aとその出力軸に配し、前記のセラミック磁石
5に臨ませた駆動マグネット6bおよびこれらを格納し
たハウンジング6c、および前記コップ1を載置する受
皿4よりなる。このように構成すると、セラミック磁石
5は水の対流を起こさせる機能の他に対流する水の電位
を変化させる働きを有し、水質の低下を防ぐことができ
る。
に示す概略要部断面図のようなものがある。すなわち、
ガラス製コップ1の内面に二酸化チタン薄膜2を附着さ
せておくのは、上記と同様であるが、本例では底部に非
円盤形の焼結セラミック磁石5を入れておくのが特徴で
ある。このセラミック磁石5の表面はニッケルメッキあ
るいは二酸化チタン粉末塗料を塗布しておくのがよい。
このようにしたガラスコップ1に飲用水あるいは水割り
洋酒を満たし前記磁石5に磁力を与えるマグネット回動
装置6に載置し、このマグネット回動装置6を駆動させ
てガラスコップ内のセラミック磁石5を回動させると内
部に満たした飲用水の対流と攪拌を起こすことができ
る。したがって、二酸化チタン薄膜2と水の接触が効果
的になる。なお、上記マグネット回動装置6は小型直流
モータ6aとその出力軸に配し、前記のセラミック磁石
5に臨ませた駆動マグネット6bおよびこれらを格納し
たハウンジング6c、および前記コップ1を載置する受
皿4よりなる。このように構成すると、セラミック磁石
5は水の対流を起こさせる機能の他に対流する水の電位
を変化させる働きを有し、水質の低下を防ぐことができ
る。
【0008】
【第3の実施例】この発明の第3の実施例としては、図
3に示す概略要部断面図のようなものがある。すなわ
ち、ガラスコップ1自体を回動させるようにしたもの
で、小型モータ6aの出力軸に受皿44を取り付け、小
型モータ6aを駆動させることにより受皿44に載置し
たガラスコップ自体を回動させ、内部に満たした水Wを
対流させて二酸化チタン薄膜2と水の接触を多くするよ
うにしたものである。
3に示す概略要部断面図のようなものがある。すなわ
ち、ガラスコップ1自体を回動させるようにしたもの
で、小型モータ6aの出力軸に受皿44を取り付け、小
型モータ6aを駆動させることにより受皿44に載置し
たガラスコップ自体を回動させ、内部に満たした水Wを
対流させて二酸化チタン薄膜2と水の接触を多くするよ
うにしたものである。
【0009】
【第4の実施例】この発明の第4の実施例は、図4の概
略要部断面で示す美顔用洗面器に採用したものである。
最近の化粧品業界にも有害物質の含有量の少ない良質な
水を使用した化粧品が増加している。通常の水道水は消
毒して飲料水にしているが不純物資が入っていて素肌に
とってはあまり適したものでないといわれている。本実
施例では、この水道、あるいは井戸水を洗顔用水に適し
たものにするためのもので、すなわち、ガラスあるいは
光透過率の高い透明な樹脂製の洗面容器11の内面に二
酸化チタン薄膜22を蒸着又は塗布し、内部に水道水な
どを満たし、これを超音波加振器33に載置したもので
ある。この超音波加振器33には、下方から洗面容器を
通過して二酸化チタン薄膜22に効果的に光があたるよ
う蛍光灯33dがセットされている。上方からも太陽光
や室内光が当たり、光触媒作用をするのはもちろんであ
る。本実施例の変形としては上述した各実施例例えばセ
ラミック磁石方式の対流発生手段が採用できる。また光
触媒として効果的な二酸化チタンを用いたものを示した
が他の金属酸化物半導体薄膜も利用できるのもちろんで
ある。
略要部断面で示す美顔用洗面器に採用したものである。
最近の化粧品業界にも有害物質の含有量の少ない良質な
水を使用した化粧品が増加している。通常の水道水は消
毒して飲料水にしているが不純物資が入っていて素肌に
とってはあまり適したものでないといわれている。本実
施例では、この水道、あるいは井戸水を洗顔用水に適し
たものにするためのもので、すなわち、ガラスあるいは
光透過率の高い透明な樹脂製の洗面容器11の内面に二
酸化チタン薄膜22を蒸着又は塗布し、内部に水道水な
どを満たし、これを超音波加振器33に載置したもので
ある。この超音波加振器33には、下方から洗面容器を
通過して二酸化チタン薄膜22に効果的に光があたるよ
う蛍光灯33dがセットされている。上方からも太陽光
や室内光が当たり、光触媒作用をするのはもちろんであ
る。本実施例の変形としては上述した各実施例例えばセ
ラミック磁石方式の対流発生手段が採用できる。また光
触媒として効果的な二酸化チタンを用いたものを示した
が他の金属酸化物半導体薄膜も利用できるのもちろんで
ある。
【0010】
【発明の効果】この発明は上述のように、金属酸化物半
導体、特に二酸化チタンのもつ光触媒作用、すなわち、
水道、井戸水のトリハロメタンなどの有害物質の無害化
し、カルキ臭をなくし、水のクラスターを小さくしてま
ろやかにする作用を、外部から水の対流や攪拌を起こさ
せることにより一層効果的にしたもので、生活用水の活
性化促進装置として極めて有用なものである。
導体、特に二酸化チタンのもつ光触媒作用、すなわち、
水道、井戸水のトリハロメタンなどの有害物質の無害化
し、カルキ臭をなくし、水のクラスターを小さくしてま
ろやかにする作用を、外部から水の対流や攪拌を起こさ
せることにより一層効果的にしたもので、生活用水の活
性化促進装置として極めて有用なものである。
【図1】本発明の透明容器を用いる生活用水の活性化促
進装置の第1の実施例の概略要部断面図である。
進装置の第1の実施例の概略要部断面図である。
【図2】同第2の実施例の概略要部断面図である。
【図3】同第3の実施例の概略要部断面図である。
【図4】同第4の実施例の概略要部断面図である。
1 ガラスコップ 2、22 二酸化チタン薄膜 3 超音波発振装置 4、44 受皿 5 セラミック磁石 6 マグネット回動装置 11 洗面容器 33 超音波加振器
Claims (7)
- 【請求項1】 内部に水を満たして用いる透明容器の内
面に光触媒作用をする金属酸化物半導体薄膜を附着させ
てなるものであって、この金属酸化物半導体薄膜と水の
接触を多くするための手段を備えた透明容器を用いる生
活用水の活性化促進装置。 - 【請求項2】 前記手段は、水の対流を促進するために
透明容器の外部から超音波振動を与えるように構成した
ものである請求項1または2に記載の透明容器を用いる
生活用水の活性化促進装置。 - 【請求項3】 前記手段は、水の対流を起こすために透
明容器の内部に磁石を入れ、この磁石を外部から回転さ
せる磁界を与えるように構成したものである請求項1ま
たは2に記載の透明容器を用いる生活用水の活性化促進
装置。 - 【請求項4】 前記手段は、水の対流を起こすために透
明容器自体を外部から回転させるように構成したもので
ある請求項1または2に記載の透明容器を用いる生活用
水の活性化促進装置。 - 【請求項5】 透明容器はガラス製である請求項1乃至
5のいずれか一つに記載の透明容器を用いる生活用水の
活性化促進装置。 - 【請求項6】 透明容器は、美顔用洗面器にしたもので
ある請求項1乃至5のいずれか一つに記載の透明容器を
用いる生活用水の活性化促進装置。 - 【請求項7】 金属酸化物半導体薄膜は二酸化チタン薄
膜である請求項1乃至6のいずれか一つに記載の透明容
器を用いる生活用水の活性化促進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7246552A JPH0957252A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 透明容器を用いる生活用水の活性化促進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7246552A JPH0957252A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 透明容器を用いる生活用水の活性化促進装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957252A true JPH0957252A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17150119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7246552A Pending JPH0957252A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 透明容器を用いる生活用水の活性化促進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0957252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11251659A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Hiroshi Kiguchi | 電磁波発生複合体 |
WO2001034300A1 (fr) * | 1999-11-12 | 2001-05-17 | Yugen Kaisha Kankyogijyutsu Kenkyusho | Procede permettant de renforcer une reaction de catalyseur |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP7246552A patent/JPH0957252A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11251659A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Hiroshi Kiguchi | 電磁波発生複合体 |
WO2001034300A1 (fr) * | 1999-11-12 | 2001-05-17 | Yugen Kaisha Kankyogijyutsu Kenkyusho | Procede permettant de renforcer une reaction de catalyseur |
US6632332B1 (en) | 1999-11-12 | 2003-10-14 | Yugen Kaisha Kankyogijyutsu Kenkyusho | Method of reinforcing catalyst reaction |
KR100770422B1 (ko) * | 1999-11-12 | 2007-10-26 | 카부시키가이샤 티에이에스 프로젝트 | 촉매반응의 강화방법 |
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