JPH0957148A - 除鉄用棒磁石及び除鉄装置 - Google Patents

除鉄用棒磁石及び除鉄装置

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JPH0957148A
JPH0957148A JP7235942A JP23594295A JPH0957148A JP H0957148 A JPH0957148 A JP H0957148A JP 7235942 A JP7235942 A JP 7235942A JP 23594295 A JP23594295 A JP 23594295A JP H0957148 A JPH0957148 A JP H0957148A
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Tokuhiro Sugaya
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棒磁石21の一側の軸方向に形成した外開き
V状凹溝26に、流体中に混在する微量の鉄粉等を長期
間に旦って吸着でき、構造が簡単で廉価に製造でき、し
かも、ランニングコストの低い鉄粉等の除鉄用棒磁石及
び除鉄装置を提供する。 【構成】 複数の短柱状磁石22をそれらと同断面形の
薄鉄板23を介して、相隣る短柱状磁石22の互いに対
向する端面が同極性N、N又はS、Sで、同心状に配設
すると共に、それらを非磁性薄板24で被覆した除鉄用
棒状磁石21の一側に、その軸方向に延びる外開きV状
凹溝26を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は除鉄用棒磁石及び除鉄
装置、殊に、気体、液体、粉流体等の各種流体中に混在
する微量の鉄粉、鉄屑、磁性粉体等を、当該流体の流動
中に吸着して除鉄する鉄粉等の除鉄用棒磁石及び除鉄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気体、液体、粉流体等の各種流体
中に混在する微量の鉄粉、鉄屑、磁性粉体等(以下、こ
れらを「鉄粉等」という)を、当該流体の流動中に吸着
して除鉄する鉄粉等の除鉄用棒磁石及び除鉄装置として
は、例えば、図10〜図12に示すようなものがある。
【0003】図10は鉄粉等を吸着して収集する除鉄用
棒磁石1の模式平面説明図で、同図10ではカバ−とし
ての非磁性薄板4を横断し、また、一部の短柱状磁石2
2まわりの磁力線2F及び強磁界領域2FFを模式的に
略示した。図11は図10の矢印C−C線に沿う横断面
図、図12は気体、液体、粉流体などの流体6を流動さ
せる導管9の膨出部9aに鉄粉等F1、F2、F3・・・
を吸着して除鉄する除鉄用棒磁石1を横設した鉄粉等の
除鉄装置5の模式縦断説明図である。
【0004】図10〜12において、棒磁石1は複数の
短柱状磁石2、2をそれらと同断面形の薄鉄板3、3を
介して同心状に配列し、互いに対向する短柱状磁石2、
2の対向面を同極性N、N又はS、Sとし、磁力線2
F、2Fの反発力により薄鉄板3、3まわりを強磁界領
域2FF、2FFとする。4は短柱状磁石2、2及び薄
鉄板3、3まわりを被覆した非磁性薄板としてのステン
レス薄鋼板である。
【0005】9は気体、液体、粉流体等の流体6を流動
させる導管、9aは該導管9の適所に形成した膨出部
で、該膨出部9aに前記棒磁石1が横設される。導管9
の一側(図12では左側)から流体6を流入させると、
同膨出部9aの内側と棒磁石1まわりとの狭い隙間を通
過する間に、同流体6中に混在する鉄粉等F1、F2、F
3・・・が棒磁石1まわりに吸着され、殊に、同流路A
の下流側(図12では右側)に多量の鉄粉等Fn、Fn
が吸着され、流体の抵抗により移動蓄積する。なお、7
は導管9内を層状に流れる流体6の想定される流線であ
る。
【0006】導管9内を流動する流体6中に混在する鉄
粉等F1、F2、F3・・・の除鉄装置の他の従来例とし
いては、図示しないが、例えば、本発明の実施例として
後述する図5、6に例示する流路D、Eの適所に、複数
の除鉄用棒磁石(この除鉄用棒磁石は前記図10、11
に略示した棒磁石1と同構造のもの)を並設した円板状
除鉄層(30)又は長方形状除鉄層(40)を設けるこ
とにより、当該流路D、E内を通過する流体6中に混在
する微量の鉄粉等F1、F2、F3・・・を、前記図12
とほぼ同要領で(ただし複数の棒磁石1、1が並設され
る)、それぞれの棒磁石(図5、6の符号31、31、
41、41で示された位置に設けられるが、該棒状磁石
の何れにも外開き凹溝は形成されない)により吸着して
収集するものも知られている。なお、図5、6における
円板状除鉄層(30)及び長方形状除鉄層(40)が、
丸導管39及び長方形状導管49にほぼ直交するように
配設される。
【0007】また、導管内を流動する流体6中に混在す
る鉄粉等F1、F2、F3・・・の除鉄装置の他の従来例
としいては、図示しないが、例えば、本発明の実施例と
して後述する図7の(A)、(B)に略示するように、
流路F、Gの膨出部(59A)、(69A)等の適所
に、複数の除鉄用棒磁石(この除鉄用棒磁石は前記図1
0、11の棒磁石1と同構造)を並設した円板状又は長
方形状等の適宜形状の第1除鉄層(50A)、(60
A)及び第2除鉄層(50B)、(60B)等の複数の
除鉄層を適宜間隔を存して設け、当該流路F、G内を流
動する流体6中に混在する微量の鉄粉等F1、F2、F3
・・・を、前記図12とほぼ同要領でそれぞれの棒磁石
(図7の符号51a、51a、51b、51b、61
a、61a、61b、61bで示される位置に設けら
れ、外開き凹溝は形成されない)により吸着して収集す
るものも知られている。
【0008】なお、前記流路F、Gを構成する導管(5
9)、(69)の膨出部(59A)、(69A)に、鉄
粉等の第1、第2の除鉄層(50A、50B)、(60
A、60B)を適宜間隔を存して設けるに当り、該第
1、第2の除鉄層(50A、50B)、(60B、60
B)に設ける棒磁石(51aと51b)、(61aと6
1b)とが互いに適宜角度で交叉するものも既に提案さ
れている。
【0009】また、導管9、(39、49、59、6
9)の膨出部9a(59a、69a)等の適所に、鉄粉
等の除鉄用棒磁石1、リング状枠体(38)、長方形状
枠体(48)、第1、第2の除鉄層(50A、50B、
60A、60B)を設けた従来の除鉄装置5(30、4
0、50、60、ただし、これらの棒磁石31、41、
51、61には凹溝36、46、56a、56b、66
a、66bは形成されない)等によれば、棒磁石1、円
板状除鉄層(30A)、長方形状除鉄層(40A)、又
は第1、第2除鉄層(50A、50B、60A、60
B)等に、適宜間隔を存して配設した複数の棒磁石(3
1、41、51a、51b、61a、61b)等によ
り、同導管9、(39、49、59、69)内を流動す
る流体6が、それらの棒磁石1、(31、41、51
a、51b、61a、61b)まわりに近接し、流体6
中に混在する鉄粉等F1、F2、F3・・・を吸着し、除
鉄する。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】ところが、前記のような従来の除鉄用棒磁
石1及び除鉄装置5にあっては、流路Aを通過する流体
6中に混在する鉄粉等F1、F2、F3・・・が棒磁石1
に近接して吸着され、収集されるものの、当然のことな
がら、時間の経過と共に当該棒磁石1への鉄粉等F1
2、F3・・・の吸着量が増し、遂には同棒磁石1に吸
着された鉄粉等F1、F2、F3・・・の一部、殊にその
周縁部の鉄粉等Fnが流体6と共に出口側へ流出し、同
流体6中へ再び混入する鉄粉等Fpとなるなど、当該棒
磁石1の吸着力の低下を招き、ひいては、当該棒磁石1
に吸着された鉄粉等Fnの除去を要する等、その保守に
相応のコスト増を招くきらいがあった。
【0011】前記図5〜図7の(A)、(B)等を参照
して略説した他の従来例の除鉄装置(ただし、何れの除
鉄層30、40、50a、50b、60a、60bの棒
磁石31、41、51a、51b、61a、61bに
も、外開き凹溝36、46、56a、56b、66a、
66bは形成されない)にあっても、時間の経過ともに
それぞれの棒磁石へ吸着された鉄粉等Fn、Fnの一部
が、当該棒磁石まわりから遊離して流体6中に再び混入
する等、前者と同様な問題の生ずるきらいがあった。
【0012】この発明は、このような従来例における課
題、すなわち、気体、液体、粉流体などの流体6中に混
在する微量の鉄粉等F1、F2、F3・・・を除去する除
鉄用棒磁石及び除鉄装置に、大量の鉄粉等F1、F2、F
3・・・を長時間に旦って安定的に吸着でき、しかも構
造が簡単で、維持コストの低減を図れる鉄粉等の除鉄用
棒磁石及び除鉄装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な課題を解決するため、棒磁石21、21a、21b、
31、41、51a、51b、61a、61b、71、
81、91の一側に、その軸方向に延びる外開き凹溝2
6、26a、26b、36、46、56a、56b、6
6a、66b、76、86、96を形成した除鉄用棒磁
石であり、また、複数の短柱状磁石22、32、42、
52a、52b、62a、62b、72、82、92
を、当該短柱状磁石22、32、42、52a、52
b、62a、62b、72、82、92と同断面形の複
数の薄鉄板23、93を介して、相隣る短柱状磁石2
2、32、42、52a、52b、62a、62b、7
2、82、92の対向面が同極性N、N又はS、Sで、
同心状をなすように配設すると共に、該短柱状磁石2
2、32、42、52a、52b、62a、62b、7
2、82、92及び薄鉄板23、93まわりを、非磁性
薄板24、74、84、94により被覆し、かつ、その
長さ方向の一側に横断面がV状、孤状、U状等の外開き
凹溝26、26a、26b、36、46、56a、56
b、66a、66b、76、86、96を、その軸方向
に形成したものである。
【0014】さらに、この発明は、各種の気体、液体、
粉流体等の流体6の流路B〜Gを構成する導管29、2
9A、39、49、59、69の適所に、当該流路B〜
Gを横断するように除鉄用棒磁石21、21a、21
b、31、41、51a、51b、61a、61bを配
設した鉄粉等の除鉄装置において、前記除鉄用棒磁石2
1、21a、21b、31、41、51a、51b、6
1a、61bの長さ方向の一側縁に、横断面がほぼV
状、半円孤状、U状等の外開き凹溝26、26a、26
b、36、46、56a、56b、66a、66b、7
6、86、96をその軸方向に形成すると共に、該外開
き凹溝26、26a、26b、36、46、56a、5
6b、66a、66b、76、86、96を、前記流路
B〜Gの下流側に開口させた鉄粉等の除鉄装置であり、
また、流体6の流路C、F、Gを構成する導管29A、
59、69の膨出部29b、29c、59a、69a等
の適所に、適宜間隔を存して複数の除鉄用棒磁石21
a、21b又は複数の除鉄用棒磁石51a、51a、5
1b、51b、61a、61a、61b、61bを適宜
間隔を存して設けた複数の除鉄層50A、50B、60
A、60B等を、それぞれ適宜間隔を存して配設し、か
つ、前記除鉄用棒磁石21a、21b、51a、51
a、51b、51b、61a、61a、61b、61b
の長さ方向の一側に延びる外開き凹溝26a、26b、
56a、56a、56b、56b、66a、66a、6
6b、66bを、当該流路C、F、Gの下流側に開口さ
せたものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る鉄粉等の除鉄用棒磁石
の第1〜4実施例及び除鉄装置の第1〜第6実施例を、
図1〜図9を参照して説明する。なお、ここでは各実施
例の概略構造を略示する図1〜図9を通して、共通ない
し対応する部分には同一名称を用い、また、各部の符号
については共通ないし対応する部分の符号の1位数を一
致させ、それらの10位数の2〜9により除鉄用棒磁石
の第1〜4実施例と、除鉄装置の第1〜6実施例とを区
別して説明し、また、除鉄装置の第1〜6実施例を略示
する図3〜図7の(A)、(B)における棒磁石は、前
記第1実施例の棒磁石21と共通のものを設ける例を略
示した。ただし、第2除鉄装置の実施例の符号は、第1
除鉄装置20の符号に「A」を付加して「20A」とし
た。
【0016】(除鉄用棒磁石の第1実施例)図1、図2
はこの発明に係る鉄粉、鉄屑等の除鉄用棒磁石の第1実
施例を略示すもので、図1は鉄粉等の除鉄用棒磁石21
の第1実施例の模式平面説明図、図2は図1のA−A線
に沿う縦断側面図である。
【0017】図1、2において、21は除鉄用棒状磁
石、22は一側にV状凹部22aを形成した短柱状磁
石、23は一側にV状凹部23aを形成した薄鉄板で、
該薄鉄板23はそのV形凹部23aを含め、V形凹部2
2a付短柱状磁石22の断面形と同形同大に構成され
る。24は前記短柱状磁石22、22及び薄鉄板23、
23まわりを被覆するカバ−としての非磁性薄板で、例
えばステンレス薄鋼板により構成され、この非磁性薄板
24にも前記V形凹部22a、23aと同形のV形凹部
24aが形成され、このV形凹部24aが外開きV状凹
溝26となる。
【0018】なお、この除鉄用棒磁石21を構成する短
柱状磁石22の材質としては、例えば、高磁界型除鉄用
棒磁石21としてはネオジウム磁石、サマリウムコバル
ト磁石等を、また、通常磁界型除鉄用棒磁石21として
は異方性フェライト磁石をそれぞれ使用することがで
き、また、カバ−としての非磁性薄板24はステンレス
スチ−ルなどの非磁性鋼板により構成することができ
る。
【0019】(除鉄装置の第1実施例)図3は前記除鉄
用棒磁石21を、気体、液体、粉流体などの流体6の流
路Bを構成する導管29の膨出部29aに、同流路Bを
横断するように横設した鉄粉等の除鉄装置の第1実施例
の模式縦断説明図である。
【0020】図3において、7は導管B内における流体
6の想定される層状流れの仮想流線で、同流体6中に微
量混在する鉄粉等F1、F2、F3・・・が同流線7に沿
うように流れ、棒磁石21の周縁部と膨出部29aの内
側とを通過する間に、棒磁石21の周面近傍の強磁界領
域22FFまわりに特に多量吸着され、同流体6の流れ
に従って次第にその下流側に位置する外開き凹溝26部
に吸着され、鉄粉等Fn、Fnとして収集される。
【0021】(除鉄用棒磁石及び除鉄装置の各第1実施
例の作用)まず、仮に、この除鉄用棒磁石21を鉄粉等
1、F2、F3・・・(図3参照)が混在する流体6中
に挿入すれば、当該除鉄用棒磁石21まわりの強磁界領
域22FFを中心として同鉄粉等F1、F2、F3・・・
を吸着され、この限りでは従来例の除鉄用棒磁石1と同
様であるが、その際この実施例では、鉄粉等F1、F2
3・・・が、棒磁石21の一側の軸方向に延びる外開
きV状凹溝26内に吸着され、又は粘性流体の抵抗によ
り移動、蓄積される。同V形凹溝26内に吸着された大
量の鉄粉等Fn、Fnは流体6の流れに沿って引張られ
ることなく安定的に収集、確保される。
【0022】なお、この棒棒石21の左側(図3)まわ
りに吸着された鉄粉等F1、F2、F3・・・の一部が流
体6と共にその下流側へ流動しても、流路Bの下流側に
開口する外開きV状凹溝26内に吸着され、収集され、
同V状凹溝26内の強磁界領域22FFまわりに鉄粉等
Fn、Fnが積極的に吸着され、同V状凹溝26部に大
量に収集される。
【0023】(除鉄装置の第2実施例)図4はこの発明
に係る鉄粉等の除鉄装置の第2実施例20Aの模式縦断
説明図で、導管29Aに設けた2つの膨出部29b、2
9cのそれぞれに、前記棒磁石21と同構造の棒磁石2
1a、21bを、それぞれの外開きV状凹溝26a、2
6bが流路Cの下流側に開口するように設ける。なお、
図3に示した前記除鉄装置の第1実施例20と共通する
部分には同一名称及び同一符号を用いる。
【0024】(除鉄装置の第2実施例の作用)この除鉄
装置20Aは、まず、導管29Aの適所に形成した第1
の膨出部29b内の第1棒磁石21aにより、同導管2
9A内を流動する流体6中に混在する鉄粉等F1、F2
3・・・が吸着され、同V状凹溝26aに鉄粉等F
n、Fn・・・として吸着されて除鉄される。なお、こ
の吸着作用は前記除鉄装置の第1実施例20とほぼ同様
である。
【0025】次に、第1の棒磁石21aにより除鉄した
流体6が導管29Aの第1の膨出部29bを越えて流下
すると、同流体6中になお混在して残留する鉄粉等F
n、Fnが、同導管29Aの適所に形成された第2の膨
出部29c内の第2の棒磁石21bにより前記と同様に
吸着され、そのV状凹溝26b内に鉄粉等Fm、Fmと
して吸着されて除鉄される。
【0026】この除鉄装置の第2実施例20Aによる流
体6中に混在する鉄粉等F1、F2、F3・・・の除鉄作
用は、第1の除鉄用棒磁石21aと第2の除鉄用棒磁石
21bにより再度行なわれるので、前記第1実施例の除
鉄装置20より一層確実で、しかも長期間に旦って安定
した除鉄作用を期待できる。その余の構造及び作用は前
記第1実施例20とほぼ同様である。
【0027】(除鉄装置の第3実施例)図5はこの発明
に係るの鉄粉等の除鉄装置の第3実施例30の要部をな
す円板状除鉄層30Aの模式平面説明図で、リング状枠
体38内に鉄粉等の吸着用棒磁石31、31・・・を複
数本ほぼ等間隔に配設し、そのリング状枠体38を丸導
管39内の適所に配設、固定してこの円板状除鉄層30
Aを取付ける。
【0028】なお、棒磁石31、31は前記棒磁石21
とほぼ同様に構成され、その一側の軸方向にに延びる外
開き凹溝36、36(図5ではその形成位置を一点鎖線
36で略示した)が、当該流路Dの下流側に開口するよ
うに配設される。また、図5では流路Dを構成する丸導
管39を一点鎖線で横方向に略示したが、実際には紙面
と平行する円板状除鉄層30A面と直交するように配設
される。
【0029】また、図5では円板状除鉄層30Aを構成
するリング状枠体38の外径を丸導管39の内径とほぼ
等径にしたものを例示したが、両者の寸法関係をこのよ
うに構成れば、円板状除鉄層30Aの丸導管39への装
着個所の選択が容易になる。このリング状枠体38の内
径を丸導管39の内径とほぼ等径に構成すれば、丸導管
39内を流動する粘性流体等6と、同リング状枠体38
との当接部における流動低抗が軽減される反面、係る円
板状除鉄層30Aの装着個所は特定される。他の構成及
び作用は前記第2実施例の除鉄装置20Aとほぼ同様で
ある。
【0030】(除鉄装置の第4実施例)図6はこの発明
に係る鉄粉等の除鉄装置の第4実施例40の要部をなす
長方形状除鉄層40Aの模式平面説明図で、長方形状枠
体48に複数の除鉄用棒磁石41、41をほぼ等間隔に
横設し、この長方形状除鉄層40Aを長方形状導管49
の適所又は適宜形状の導管の適所に形成された長方形状
部に内装、固定する。なお、除鉄用棒磁石41、41は
複数の短柱状磁石32で構成されることを含め、前記棒
磁石21とほぼ同様に構成され、その一側の軸方向に伸
びる外開き凹溝46(図6では同凹溝46の形成位置を
一点鎖線46で略示した)が、流路Eを構成する長方形
状導管49の下流側に開口する。他の構造及び作用は、
前記第3実施例の除鉄装置の30とほぼ同様である。
【0031】(除鉄装置の第5実施例)図7の(A)は
この発明に係る鉄粉等の除鉄装置の第5実施例50の要
部の模式縦断説明図で、流路Fを構成する導管59の膨
出部59aに第1、第2の円板状除鉄層50A、50B
を適宜間隔を存して配設すると共に、第1の円板状除鉄
層50Aの除鉄用棒磁石51a、51aの中間部に第2
の円板状除鉄層50Bの除鉄用棒磁石51b、51bを
配設することにより、同膨出部59a内を流動する粘性
流体6の想定される流線を積極的に湾曲させ、第1、第
2の円板状除鉄層50A、50Bに両除鉄用棒磁石51
a、51a、51b、51bによる鉄粉等の吸着して除
鉄する作用の促進を図ったものである。なお、この棒磁
石51a、51bは複数の短柱状磁石52a、52bで
構成されることを含め、前記棒磁石21とほぼ同様に構
成される。前記両除鉄用棒磁石51a、51aと51
b、51bとの相対的配設位置は、他の配列状態の選択
もできる。その他の構造及び作用は、前記第4実施例の
除鉄装置40とほぼ同様である。
【0032】(除鉄装置の第6実施例)図7の(B)は
この発明に係る鉄粉、鉄屑等の除鉄装置の第6実施例6
0の要部の模式縦断説明図で、流路Gを構成する導管6
9の膨出部69aに第1、第2の除鉄層60A、60B
を適宜間隔を存して配設し、第1除鉄層60Aの除鉄用
棒磁石61a、61aと第2除鉄層60Bの除鉄用棒磁
石61b、61bとの配設方向を90°ずらすことによ
り、同膨出部69Aを流動する流体6の想定される流線
を積極的に湾曲させ、第1、第2除鉄層60A、60B
部における除鉄作用の促進を図ったものである。
【0033】なお、棒磁石61a、61bは複数の短柱
状磁石62a、62bで構成されることを含め、前記棒
磁石21とほぼ同様に構成される。66a、66a、6
6b、66bは第1、第2の棒磁石61a、61a、6
1b、61bの一側軸方向に設けた外開き凹溝で、該凹
溝66a、66a、66b、66bは当該流路Gを構成
する導管69の下流方向に開口する。
【0034】前記第1、第2の除鉄層60A、60Bの
除鉄用棒磁石61a、61bの交叉角は、図示例の直角
以外の角度を選択することができる。また、第1、第2
除鉄層60a、60bに併せて、それらと同様な構造を
備える第3、第4の除鉄層(図示省略)を適宜間隔を存
して配設することもできる。その余の構造及び作用は前
記除鉄装置の第5実施例とほぼ同様である。
【0035】(除鉄装置の変形例)なお、図示しない
が、前記図7の(A)、(B)に略示した流路59、6
9の膨出部59a、69aの断面形を長方形状又は円形
状に構成し、該長方形状又は円形状膨出部に、それらと
同形の長方形状又は円形状のの除鉄層を、適宜間隔を存
して複数層配設することにより、前記とほぼ同様な除鉄
装置を構成できる。
【0036】また、図示しないが、前記図7の(A)、
(B)における第1、第2の除鉄層50A、50B:6
0A、60Bをそれぞれ同構造にすると共に、同第1、
第2除鉄層50A、50B:60A、60Bの中間部に
位置する膨出部59a、69aの適所、例えば、図7の
(A)、(B)に丸破線(59D)、(69D)を付し
た部分に、粘性流体6を流入させる図示しない導管を連
結し、同導管から流入する粘性流体6を前記第1、第2
除鉄層50A、50B:60A、60Bを通過そせて鉄
粉等を吸着させ後、それらの上下に位置する導管59、
59:69、69部から排出させるように構成すること
もできる。
【0037】ただし、係る変形例においては、それらの
第1除鉄層50A、60Aの除鉄用棒磁石51a、51
a:61a、61aの一側軸方向に形成する外開き凹溝
56a、56a:66a、66aを、同図7の(A)、
(B)の下側、すなわち、当該流路F、Gの下流側に開
口させる。
【0038】(除鉄用棒磁石の第2実施例)図8の
(A)はこの発明に係る鉄粉等の除鉄用棒磁石の第2実
施例71の要部の模式縦断説明図で、この棒磁石71の
一側にはその軸方向に延びる断面が半円孤状等の外開き
孤状の凹溝76が形成される。72は棒磁石71を構成
する短柱状磁石、72aは該短柱状磁石72の一側に形
成した孤状の凹部、74は短柱状磁石72とそれに隣接
して配置される、それと同断面形の図示しない薄鉄板と
を被覆する非磁性薄板である。
【0039】この棒磁石71はその一側の軸方向に延び
る外開き孤状凹溝76部に、大量の鉄粉等を吸着して除
鉄、収集する外、前記棒磁石21とほぼ同様な作用を
し、また、前記図3〜図7の(A)、(B)の何れの流
路B〜Gにも前記とほぼ同様に装着され、それらと同様
な鉄粉等の吸着作用をする。
【0040】(除鉄用棒磁石の第3実施例)図8の
(B)はこの発明に係る除鉄用棒磁石の第3実施例81
の要部の模式縦断説明図で、この棒磁石81の一側には
その軸方向に延び、断面がU状をなす外開き凹溝86が
形成される。82は棒磁石81を構成する短柱状磁石、
82aは短柱状磁石82の一側に形成したU状凹部、8
4は短柱状磁石82と、それに隣接して配置され、それ
と同断面形の図示しない薄鉄板とを被覆する非磁性薄板
である。
【0041】この棒磁石81は、その一側に形成された
外開きU状凹溝86に、大量の鉄粉等を吸着して収集す
る外、前記棒磁石21とほぼ同様な作用をし、前記流路
B〜Gの何れにも前記とほぼ同様に装着され、同様な作
用をする。
【0042】(除鉄用棒磁石の第4実施例)図9は除鉄
用棒磁石の第4実施例91の模式縦断説明図で、92は
棒磁石91を構成する短柱状磁石、93は短柱状磁石9
2と同断面形の薄鉄板、92a、93aは短柱状磁石9
2、薄鉄板93の一側に形成した凹部、94は2個の短
柱状磁石92、92の間とそれらの両外側に隣接配置し
た3枚の薄鉄板93まわりを被覆する非磁性薄板、96
は除鉄用棒磁石91の一側の軸方向に形成した外開き凹
溝である。
【0043】この除鉄用棒磁石91は比較的細径導管等
に横設され、当該細径導管内を通過する流体6中に混在
する鉄粉等を吸着し、除鉄する。92Fは磁力線の模式
説明図、92FFは強磁界領域で、短柱状磁石92、9
2の互いに対向する同極性S、S(又はN、N)間に配
設された薄鉄板93まわりを占める。
【0044】
【発明の効果】
(1) 除鉄用棒磁石21、21a、21b、31、4
1、51a、51b、61a、61b、71、81、9
1の一側に、その軸方向に延びる外開き凹溝26、26
a、26b、36、46、56a、56b、66a、6
6b、76、86、96を形成したから、同外開き凹溝
26、26a、26b、36、46、56a、56b、
66a、66b、76、86、96部に大量の鉄粉等F
1、F2、F3・・・を吸着し、同外開き凹溝内に一時的
に収容する。
【0045】(2) 除鉄用棒磁石21、21a、21
b、31、41、51a、51b、61a、61b、7
1、81、91の長さ方向の一側に、当該棒状磁石の軸
方向に延び、横断形がほぼV状、孤状、U状等の適宜形
状の外開き凹溝26、26a、26b、36、46、5
6a、56b、66a、66b、76、86、96を形
成したから、この棒磁石21、21a、21b、31、
41、51a、51b、61a、61b、71、81、
91の外径寸法を、従来の除鉄装置の除鉄用棒磁石とほ
ぼ同径に構成すれば、流路に設けられた既存の除鉄装置
の棒磁石に代えてこの棒磁石21、21a、21b、3
1、41、51a、51b、61a、61b、71、8
1、91を装着して、この発明を容易に実施できる。
【0046】(3) 導管29A、59、69の適所に
設けた複数の膨出部29b、29c、59a、59b、
69a、69bに、複数の除鉄用棒磁石21a、21b
又は複数の除鉄用棒磁石51a、51a、51b、51
b、61a、61a、61b、61bを適宜間隔を存し
て設けた複数の除鉄層50a、50b、60a、60b
を、適宜間隔を存して複数層配設することにより、流体
6中に微量混在する鉄粉等の除鉄精度、保守期間等を広
範囲に旦って調整可能な鉄粉等の除鉄装置を提供でき
る。
【0047】(4) 単数又は複数の棒磁石若しくは複
数の棒磁石を具備する単層又は複数層の除鉄層を備える
除鉄装置を流路B〜Gの適所に、それらを横断するよう
配設することにより、当該流路B〜Gを通過する各種流
体6、例えば、製粉、製糖、製塩、粉乳、粉末コ−ヒ
−、グラタンソ−ス、清涼飲料、精米、香辛料、調整
料、製茶、飼料、肥料、医薬品、化学薬品、塗料、顔
料、染料、プラスチックペレット、コンパウンド、セラ
ミック材料、セメント、陶磁器、その他の各種の粉体、
液体、粉流体等中に混在する微量の鉄粉等F1、F2、F
3・・・を、それぞれの棒磁石の外開き凹溝内に大量安
定的に吸着して除鉄できる。
【0048】(5) 除鉄用棒磁石の構造が簡単で、し
かも、単数又は複数の除鉄用棒磁石を装着した除鉄装置
の構造が簡単であるから比較的廉価に提供できる外、棒
磁石の一側の軸方向に形成した外開き凹溝に大量の鉄粉
等を吸着して収容できるからその保守が容易となり、低
ランニングコストで作動する鉄粉等の除鉄装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る鉄粉等の除鉄用棒磁石の第1
実施例の模式平面説明図である。
【図2】 図1の矢印A−A線に沿う模式縦断説明図で
ある。
【図3】 この発明に係る鉄粉等の除鉄装置の第1実施
例の模式縦断説明図である。
【図4】 この発明に係る鉄粉、鉄屑等の除鉄装置の第
2実施例の模式縦断説明図である。
【図5】 この発明の鉄粉等の除鉄装置の第3実施例の
要部の模式平面説明図である。
【図6】 この発明の鉄粉等の除鉄装置の第4実施例の
要部の模式平面説明図である。
【図7】 この発明の鉄粉等の除鉄装置の実施例の要部
の模式縦断説明図で、同図(A)及び(B)はその第5
実施例及び第6実施例の模式縦断説明図である。
【図8】 この発明の除鉄用棒磁石の他の実施例を略示
すもので、図8の(A)及び(B)はこの発明の除鉄用
棒磁石の第2及び第3実施例の模式横断説明図で、何れ
も前記図1の矢印A−A線と同様な位置におけ模式横断
説明図である。
【図9】 この発明の除鉄用棒磁石の第4実施例の非磁
性薄板(カバ−部)を横断すると共に、その凹溝部を上
側にした状態における模式平面説明図である。
【図10】 従来の除鉄用棒磁石の非磁性薄板を横断し
て示す、模式平面説明図である。
【図11】 従来の除鉄用棒磁石の図10の矢印C−C
線に沿う模式縦断説明図である。
【図12】 従来の鉄粉等の除鉄装置の模式縦断説明で
ある。
【符号の名称】
1、21、21a、21b、31、41……棒磁石 2、22、32、42、52a、52b……短柱状磁石 2F、22F、92F……磁力線 2FF、22FF、92FF……強磁界領域 3、23、93……薄鉄板 4、24、74、84、94……非磁性薄板(カバ−) 5、20、20A、30、40、50、60……除鉄装
置 6……(気体、液体、粉流体等の各種)流体 7……(想定される)流線 9、29、29A、39、49、59、69……導管 9a、29a、29b、29c、59a、69a……膨
出部 22a、23a、24a、72a、82a、93a……
凹部 26、26a、26b……V状凹溝 30A……円板状除鉄層 36、46、56a、56b、66a、66b、96…
…凹溝 38……リング状枠体 40A……長方形状除鉄層 50A、60A……第1の除鉄層 50B、60B……第2の除鉄層 51a、51b、61a、61b、71、81、91…
…棒磁石 62a、62b、72、82、92……短柱状磁石 76……孤状凹溝 86……U状凹溝 A〜G……流路 F1、F2、F3、Fn、Fm、Fp……鉄粉、鉄屑、磁
性粉体等 N、S……磁石の極性

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒磁石21、21a、21b、31、4
    1、51a、51b、61a、61b、71、81、9
    1の一側に、その軸方向に延びる外開き凹溝26、26
    a、26b、36、46、56a、56b、66a、6
    6b、76、86、96を形成したことを特徴とする除
    鉄用棒磁石。
  2. 【請求項2】 複数の短柱状磁石22、32、42、5
    2a、52b、62a、62b、72、82、92を、
    当該短柱状磁石22、32、42、52a、52b、6
    2a、62b、72、82、92と同断面形の複数の薄
    鉄板23、93を介して、相隣る短柱状磁石22、3
    2、42、52a、52b、62a、62b、72、8
    2、92の対向面が同極性N、N又はS、Sで、同心状
    をなすように配設すると共に、該短柱状磁石22、3
    2、42、52a、52b、62a、62b、72、8
    2、92及び薄鉄板23、93まわりを、非磁性薄板2
    4、74、84、94により被覆し、かつ、その長さ方
    向の一側に横断面がV状、孤状、U状等の外開き凹溝2
    6、26a、26b、36、46、56a、56b、6
    6a、66b、76、86、96を、その軸方向に形成
    したことを特徴とする除鉄用棒状磁石。
  3. 【請求項3】 各種の気体、液体、粉流体等の粘性流体
    6の流路B〜Gを構成する導管29、29A、39、4
    9、59、69の適所に、当該流路B〜Gを横断するよ
    うに除鉄用棒磁石21、21a、21b、31、41、
    51a、51b、61a、61bを配設した鉄粉等の除
    鉄装置において、前記除鉄用棒磁石21、21a、21
    b、31、41、51a、51b、61a、61bの長
    さ方向の一側縁に、横断面がほぼV状、半円孤状、U状
    等の外開き凹溝26、26a、26b、36、46、5
    6a、56b、66a、66b、76、86、96をそ
    の軸方向に形成すると共に、該外開き凹溝26、26
    a、26b、36、46、56a、56b、66a、6
    6b、76、86、96を、前記流路B〜Gの下流側に
    開口させたことを特徴とする鉄粉等の除鉄装置。
  4. 【請求項4】 粘性流体6の流路C、F、Gを構成する
    導管29A、59、69の膨出部29b、29c、59
    a、69a等の適所に、適宜間隔を存して複数の除鉄用
    棒磁石21a、21b又は複数の除鉄用棒磁石51a、
    51a、51b、51b、61a、61a、61b、6
    1bを適宜間隔を存して設けた複数の除鉄層50A、5
    0B、60A、60B等を、それぞれ適宜間隔を存して
    配設し、かつ、前記除鉄用棒磁石21a、21b、51
    a、51a、51b、51b、61a、61a、61
    b、61bの長さ方向の一側に延びる外開き凹溝26
    a、26b、56a、56a、56b、56b、66
    a、66a、66b、66bを、当該流路C、F、Gの
    下流側に開口させたことを特徴とする鉄粉等の除鉄装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269006A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Magnet Plan:Kk 棒を備える磁選機
JP2012240019A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Hitachi Chemical Co Ltd 磁力選別機、磁性不純物の除去方法及びリチウムイオン二次電池の製造方法
CN104437844A (zh) * 2014-11-19 2015-03-25 中国地质科学院郑州矿产综合利用研究所 提高磁场分选区磁场强度的方法及磁选设备
CN105840855A (zh) * 2016-05-12 2016-08-10 陕西科技大学 一种防止铁质杂物进入磨浆机的自动清除装置及方法

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CN105840855B (zh) * 2016-05-12 2018-02-23 陕西科技大学 一种防止铁质杂物进入磨浆机的自动清除装置及方法

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