JPS6028559Y2 - マグネツトフイルタ− - Google Patents

マグネツトフイルタ−

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JPS6028559Y2
JPS6028559Y2 JP492682U JP492682U JPS6028559Y2 JP S6028559 Y2 JPS6028559 Y2 JP S6028559Y2 JP 492682 U JP492682 U JP 492682U JP 492682 U JP492682 U JP 492682U JP S6028559 Y2 JPS6028559 Y2 JP S6028559Y2
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JP
Japan
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pipe
fluid
magnetic
magnetic filter
magnetic field
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JP492682U
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登 藤村
茂雄 竹下
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マグネットフィルターに関するものである。
液体に磁界を作用させると、液中の凝集不純物が、微粒
子の状態に分解、分散させられると共に、液体分子の帯
電および活性化がおこることは既に知られている。
最近では、この様な磁界の現象は、燃料油の燃焼効率の
改善や、流体管路のスケール付着防止等に利用されてい
る。
流体が磁界によって活性化される機構は、次の様に考え
られている。
(1)流体は流動すると、自らの相互摩擦によって静電
的に荷電する。
(2)荷電体が磁場で運動すると、進行方向の流速は、
荷電体の回転渦巻運動に一部転換すると共に、荷重体同
志の衝突が激しなり、分子の活性化が起こる。
(3)荷電体が渦巻運動すると、これによって新たに磁
力線が発生することになり、この運動は並替複雑化し、
活性化がより促進される。
従って、活性度を高めるためには、この磁界中での渦巻
流をより活発にすることが必要である。
現在この様な考えを具体化した実例としては、(1)流
体管路のパイプ外周を馬てい型磁石でとり囲んで処理方
法や、 (2)流体管路のパイプの中に、同軸的に永久磁石で作
製したかく押部材を配置して流体を活性化する方法があ
る。
しかしながら、前者の方法では、渦巻運動は余り期待で
きないし、また、後者の方法では複雑な曲面をもつ攪拌
部材を永久磁石で作る必要があり、製造が非常に難しい
問題がある。
本考案は、従来のこの様な問題点を改善したもので、流
体管路の磁界中を通過する液体により活発な渦巻流を起
させる磁気フィルターを提供せんとするものである。
本考案の要旨は、 バウシングパイプと、該パイプの中に同軸的に収納され
た非磁性体から成るマグネット収納用パイプと、該3つ
のパイプの間隙に形成される流体管路用空隙と、該収納
用パイプの中に、該パイプと同軸的にあるいは円周方向
的に、かつ隣り合う相対する面の極性が同極性になる様
に配置された複数個のマグネットから戊り、かつ流体管
路用空隙に、該パイプと同軸的に複数個のリング状ヒネ
リ素子が配置されていることを特徴とするマグネットフ
ィルターである。
次に本考案装置の実施の態様を図面によって説明する。
図1は、本考案装置の断面図である。
1は磁性体から成るハウジングパイプであり、2はパイ
プ1の中に同軸的に収納された、非磁性体から戒るマグ
ネット収納用パイプである。
マグネット収納用パイプ2の中には、となり合うマグネ
ットの相対する面の極性が常に同極性になる様に複数個
のマグネット7が配置収納されている。
これによって磁場の極性は、軸方向に対して交互に変化
する様になる。
流体は、3の方向から入り、ストレーナ−4によって異
物を取り除かれて管路5に入る。
管路5は、ハウジングパイプ1と、マグネット収納パイ
プ2の間隙に形成されるものであり、管路5の中には、
直進する液体に円周方向の回転力を与えて渦巻流をおこ
させる複数個のリング状のヒネリ素子6が取り付けられ
ている。
ヒネリ素子の形状は、図2に示す様に、直進する流体に
円周方向の回転力を与えられる様に、素子リング1に対
して一定のヒネリ角度をもつ羽根2がつけられている。
従って、図1で管路5に直進してきた流体は、ヒネリ素
子6によって円周方向への回転力を与えられることにな
る。
このために流体は、軸方向に対して極性が交互に変化す
る磁場の中を、結果的には、複雑な渦巻運動をしながら
流れることになる。
この結果、流体は磁力線を切りながら、パイプ中を流れ
ることになり、これにより流体分子が活性化される。
なおここで、ヒネリ素子の形状は、本例のものに限られ
るものではなく、用途に応じて適宜自由に決められるべ
きものである。
以上詳記した様に、本考案は、従来のものに比較して非
常に安価に製造することができると共に、その性能も著
しく優れたものである。
なお、本考案のヒネリ素子よびマグネットの数は、必要
に応じて適宜増減できるものであり、何ら実施例のみに
限定されるものではない。
またマグネットは永久磁石でも、あるいは電気的に磁化
したものいずれでもかまわない。
【図面の簡単な説明】
図1は、本考案装置の断面図である。 図2は、ヒネリ素子の形状の説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バウシングパイプと、該パイプの中に同軸的に収納され
    た非磁性体から成るマグネット収納用パイプと、該2つ
    のパイプの間隙に形成される流体管路用空隙と、該収納
    用パイプの中に、該パイプと同軸的にあるいは円周方向
    的に、かつ隣り合う相対する面の極性が同極性になる様
    に配置された複数個のマグネットから戊り、かつ該流体
    管路用空隙に、該パイプと同軸的に複数個のリング状ヒ
    ネリ素子が配置されていることを特徴とするマグネット
    フィルター。
JP492682U 1982-01-17 1982-01-17 マグネツトフイルタ− Expired JPS6028559Y2 (ja)

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JP492682U JPS6028559Y2 (ja) 1982-01-17 1982-01-17 マグネツトフイルタ−

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JPS58171294U JPS58171294U (ja) 1983-11-15
JPS6028559Y2 true JPS6028559Y2 (ja) 1985-08-29

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