JPH0956765A - 首筋マッサージ機 - Google Patents

首筋マッサージ機

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Publication number
JPH0956765A
JPH0956765A JP21627195A JP21627195A JPH0956765A JP H0956765 A JPH0956765 A JP H0956765A JP 21627195 A JP21627195 A JP 21627195A JP 21627195 A JP21627195 A JP 21627195A JP H0956765 A JPH0956765 A JP H0956765A
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JP
Japan
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rings
massage
gear
shaft
rubbing
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Application number
JP21627195A
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English (en)
Inventor
Toshio Hirozawa
俊夫 廣澤
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MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 両肩と首筋の両側周辺を効果的にマッサージ
するようにした首筋マッサージ機を提供する。 【解決手段】 電動モータ4により回転駆動される送り
ネジ2に沿って移動する送り台6にドライブシャフト3
が設けられ、ドライブシャフト3の回転駆動によって送
り台6の両端に設けられたギヤ群13が回転すると共
に、ギヤ群13が収容されたギヤケース14を送り台6
の支点位置で回動することによりギヤ群13の最上端ギ
ヤ13aに連結された一対の揉みシャフト18を所定位
置で立ち上げるようにした首筋マッサージ機において、
一対の揉みリング17、17が、互いに所定幅だけ離間
された状態で揉みシャフト18に支持されると共に、揉
みシャフト18に対して対称的に傾斜し、かつ偏心回転
するように設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータによっ
て作動する揉みリングによって両肩と首筋の両側周辺を
マッサージするようにした首筋マッサージ機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用者がマ
ッサージ機に身体をもたせかけた状態で、マッサージ機
に設けられた一対の揉みリングが自動的に移動し、かつ
所定の停止位置で立上り、この立上り状態で一対の揉み
リングが離間幅を変化させながら偏心回転を行うことに
より、両肩と首筋の両側周辺を効果的にマッサージする
ようにした首筋マッサージ機を提供することを目的とす
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の首筋マッサージ機は、電動モータにより
回転駆動される送りネジに沿って移動する送り台にドラ
イブシャフトが設けられ、該ドライブシャフトの回転駆
動によって前記送り台の両端に設けられたギヤ群が回転
すると共に、該ギヤ群が収容されたギヤケースを前記送
り台の支点位置で回動することにより前記ギヤ群の最上
端ギヤに連結された一対の揉みシャフトを所定位置で立
ち上げるようにした首筋マッサージ機において、前記一
対の揉みリングが、互いに所定幅だけ離間された状態で
揉みシャフトに支持されると共に、該揉みシャフトに対
して対称的に傾斜し、かつ偏心回転するように設けられ
たことを特徴としている。
【0004】また、前記揉みリングの立ち上げ機構は、
前記ギヤケースの下端に扇形ギヤが形成されると共に、
前記ガイドレールに沿って所定の長さで固設されたラッ
クに対して前記扇形ギヤが噛合された構成としてもよ
い。
【0005】さらに、前記揉みリングの立ち上げ機構
は、前記ギアケースが前記送り台の第1支持部に揺動自
在に軸支され、該第1支持部に離間して前記送り台に固
設された第2支持部に枢設されたピニオンが前記ガイド
レールに沿って所定の長さで固設されたラックに噛合す
ると共に、前記ピニオンに結合された回動アームの先端
に枢設された支持アームの先端が前記ギアケースに枢設
された支持アームによって支持されたリンク機構により
構成してもよい。
【0006】
【従来の技術】従来、電動モータによって作動する揉み
玉を身体各部に当てて筋肉のこりをほぐしたり、血行を
促進するようにしたマッサージ機が種々開発されてい
る。
【0007】ところが、首筋をマッサージする専用の装
置がなく、使用者は足部用のマッサージ機や肩部用のマ
ッサージ機を用いて、首筋が揉み玉に当たる位置まで身
体をずらすことによって、首筋をマッサージするように
していた、しかしながら、従来のマッサージ機では、背
中から窪んだ位置にある首筋を両側から適度の押圧力で
挟持した状態でマッサージすることが困難であるという
問題点があった。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0009】(実施例1)図1は本発明による実施例1
の首筋マッサージ機の全体平面図である。図2は図1の
送り台周辺の横断面図である。図3は図2の送り台周辺
の部分拡大断面図である。図4は図1の縦断面図であ
る。図5は実施例1の首筋マッサージ機の作動状況を示
す図である。図6は図1の送り台の内部を示す部分拡大
図である。図7は本発明の首筋マッサージ機に用いられ
た揉みリングの一部断面図である。
【0010】この実施例1は、揉みリング17、17の
起立動作を扇形のギヤ15を用いて行うようにしたもの
である。
【0011】図1において、外ケース10内には、両端
を保持板31、31で固設された一対のガイドレール
1、1が間隔を開けて並設されている。これらのガイド
レール1、1間には、送りネジ2とドライブシャフト3
とが離間してガイドレール1、1に対して平行に設けら
れると共に、両側の保持板31、31に配設されたベア
リング32、32…に対して回動自在に取り付けられて
いる。
【0012】外ケース10内には、ガイドレール1の外
方に正逆両回転を行う電動モータ4が固設されている。
この電動モータ4の出力軸4aに固設されたプーリ33
aとドライブシャフト3の端部に固設されたプーリ33
bとがベルト33で連結されたことにより、電動モータ
4によってドライブシャフト3を正逆両方向に回転する
ことができる。
【0013】また、ドライブシャフト3の端部には連結
軸34が固設され、連結軸34に対してクラッチ機構5
を備えた減速ギヤ機構35の一方のギヤ35aを接続ま
たは切り離し自在にすると共に、減速ギヤ機構35の他
方のギヤ35bを送りネジ2の端部に固定してあり、ク
ラッチ機構5の操作によって、電動モータ4の回転駆動
を送りネジ2に伝達したり切り離したりすることができ
る。
【0014】ガイドレール1、1間には送り台6が設け
られている。この送り台6の支持枠6aには送りネジ2
とドライブシャフト3が回動自在に挿通されている。
【0015】図6において、送りネジ2は、送り台6の
支持枠6a内に固設された送りナット7に螺合され、送
りネジ2の正逆回転により送り台6が送りネジ2の軸方
向に往復移動するようにされている。
【0016】また、ドライブシャフト3は、送り台6の
支持枠6a内に設けられたリニヤベアイリング11と該
リニヤベアリング11に結合されたウォーム12とボス
22との各軸孔内に対して回動自在に挿通されている。
【0017】リニヤベアリング11としては周知のリニ
ヤモーションボールベアリングを用いてあり、その外筒
の内側には、ドライブシャフト3の外周に摺接した多数
のボールベアリング11aを軸方向に循環する通路11
bが形成されている。このため、送り台6が移動する
際、リニヤベアリング11内でドライブシャフト3は軸
方向に自由に移動するが、ドライブシャフト3が回転す
る際には、リニヤベアリング11はこれに従動して回転
するため、リニヤベアリング11に結合されたウォーム
12をドライブシャフト3と同方向に回転することとな
る。
【0018】さらに、図3に示すように、送り台6には
回転軸9が回動自在に支持され、この回転軸9に固設さ
れたウォームホイール8が上記のウォーム12に噛合さ
れているため、上記のドライブシャフト3が回転する
と、ウォーム12の回転とウォームホイール8の回転を
経て回転軸9が回動される。
【0019】図3に示すように、回転軸9の両端には複
数のギヤ13a、13b…を並列して成るギヤ群13の
最下方ギヤ13a、13aが連結され、最上方ギヤ13
b、13b間には揉みシャフト18が連結されている。
【0020】また、図4に示すように、これらのギヤ群
13を支持するギヤケース14がギヤ群13の外周を包
囲するように形成されると共に、このギヤケース14の
下端外周には扇形ギヤ15が形成され、該扇形ギヤ15
が一対のガイドレール1、1の夫々の内側に沿って固設
されたラック16、16に噛合されている。
【0021】ただし、夫々のラック16は扇形ギヤ15
の円弧長さと略同様の長さを有するもので、ラック16
が両側のガイドレール1、1の略中間位置に固設された
ことにより、ラック16に対する扇形ギヤ15の噛合位
置がこの位置に特定された構成とされている。
【0022】図7に示すように、揉みリング17は、揉
みシャフト18に対して夫々間隔を開けた二か所の位置
で傾斜状に偏心回転するように設けられている。即ち、
揉みリング17は、その偏心位置に対して傾斜状にボス
40が設けられ、ボス40の外周に伸びるアーム41が
周状に二分され、その間にベアリング42が設けられる
と共に、アーム41の外周に固設されたリム43にはゴ
ム製リング44が固設されて成り、二個の揉みリング1
7、17のボス40、40が所定の離間幅をもって揉み
シャフト18に挿入固定されたことにより、揉みシャフ
ト18を回動すると、揉みリング17、17の互いの離
間幅を狭めたり広げたりする揺動運動を行うことができ
る。そして、揉みリング17、17間に首筋を挟持する
と、揉みリング17、17が首筋の両側から押圧と弛緩
を繰り返す。
【0023】なお、二個の揉みリング17、17はベア
リング42により揉みシャフト18に対して回動自在に
設けられているため、揉みリング17、17が首筋等に
当たっているときは、揉みシャフト18が回動しても、
揉みリング17、17は従動せず、上記の偏心動作によ
る揉みリング17、17間の離間幅を広げたり狭めたり
する揺動動作を繰り返すだけである。
【0024】次に、図3に示すように、揉みシャフト1
8の両端にはガイドレール1、1の上端フランジ部に当
接可能な上方位置にコロ19、19が回動自在に設けら
れている。これらのコロ19、19は、図5に示すよう
に、扇形ギヤ15がラック16に噛合するまでは、ギヤ
ケース14が二点鎖線で示す倒伏状態にあって、ガイド
レール1、1に当接して転動し、これにより揉みリング
17、17の水平移動位置を一定に保つ。送り台6がさ
らに移動して扇形ギヤ15がラック16に噛合し始める
と、ギヤケース14が回転軸9を中心にして立上り、こ
のときコロ19、19はガイドレール1、1から離間し
て、揉みリング17、17が立上り位置に移動する。
【0025】さらに、図1において、上記のように移動
する送り台6の軌道上の両端にはリミットスイッチ2
1、21が設けられ、送り台6がリミットスイッチ2
1、21に当たることにより、これらのリミットスイッ
チ21、21の開閉を行うようにしてある。
【0026】また、外ケース10内にはリミットスイッ
チ21、21から送られる開閉信号やスイッチ類46か
ら送られる種々の電気信号を制御する制御回路45が設
けられ、この制御回路45の制御信号が電動モータ4に
送られて、電動モータ4の正逆回転と停止とを行い、さ
らにはクラッチ機構5を制御して、ドライブシャフト3
の回転中にも送りネジ2の停止を行うことができるよう
にしてある。なお、図1、図5等において、46は制御
回路45に接続された操作パネルである。
【0027】なお、図5に示すように、揉みリング1
7、17を包囲する可撓性のカバー47が外ケース1の
上方を包囲して固定され、使用者は揉みリング17、1
7の揺動動作をカバー47を介して享受することができ
る。
【0028】次に、以上のように構成された実施例1の
首筋マッサージ機の動作について説明する。使用に際し
て使用者は、ガイドレール1、1に沿ってラック16の
ある中央位置に首筋を置くとよい。この状態で、図5の
二点鎖線で示すように、送り台6がクラッチ機構5側に
あるとき、倒伏した揉みリング17、17上に使用者の
背中が位置することとなる。
【0029】このような定位置で揉みリング17、17
を作動させたいときは、クラッチ機構5を切り離した状
態にして電動モータ4を回転すると、送りネジ2が回転
せずに、ドライブシャフト3だけが回転するため、揉み
シャフト17、17がこの定位置で相互の離間幅を拡縮
する揺動動作を繰り返し、これに当てた背中に対して揉
みリング17、17の揺動動作によるマッサージを行う
ことができる。
【0030】また、揉みリング17、17を移動したい
ときは、クラッチ機構5を接続することにより、送りネ
ジ2が回転を始める。この際も常に揉みリング17、1
7は揺動動作を行うため、揉みリング17、17は背中
のマッサージ位置を移動しながら揺動動作を続ける。
【0031】次いで、送りネジ2の回転によって送り台
6が移動し、扇形ギヤ5がラック6に噛合すると、図5
に示すように、ギヤケース14が起立し始め、揉みリン
グ17、17が立ち上がった状態で揺動動作を行う。こ
の立上り状態または立上りの途中の状態を維持したいと
きは、クラッチ機構5を切り離して送りネジ2の回転を
停止するとよい。
【0032】上記のように、使用者が首筋を揉みリング
17、17が立ち上がり位置に置いている場合、両側の
揉みリング17、17は首筋を挟持した状態で揺動動作
を行うため、首筋には揉みリング17、17の押圧と弛
緩によるマッサージ効果が与えられる。
【0033】また、揉みリング17、17の移動は、リ
ミットスイッチ21、21の範囲内であれば、送りネジ
2を作動しているかぎり行われる。この送りネジ2を作
動し続けて、送り台6がいずれかのリミットスイッチ2
1に当たると、送りネジ2は電動モータ4の逆回転によ
って反対方向に回転して送り台6を反対方向に移動し、
揉みリング17、17を往復移動することができる。
【0034】(実施例2)図8は本発明による実施例2
の首筋マッサージ機の全体平面図である。図9は図8の
送り台周辺の横断面図である。図10は図8の送り台に
設けられた送りネジとドライブシャフトの構成を示す部
分拡大図である。図11は図8の縦断面図である。図1
2は揉みリングの起立開始時の作動状況を示す図であ
る。図13は揉みリングの起立途中の作動状況を示す図
である。図14は揉みリングの起立完了時の作動状況を
示す図である。
【0035】なお、この実施例2の説明において、実施
例1の図面で用いたと同機能の部材には同様の数字が付
してある。
【0036】この実施例2は、揉みリング17、17の
起立動作をリンク機構50を用いて行うようにしたもの
であり、外ケース10内に両端を保持板31、31で固
設された一対のガイドレール1、1が所定間隔を開けて
並設されたこと、これらのガイドレール1、1間に沿っ
て送りネジ2とドライブシャフト3とが離間して平行に
設けられたこと、ガイドレール1、1の両端が保持板3
1、31に設けられたベアリング32、32…に対して
回動自在に取り付けられたことは実施例1と同様であ
る。
【0037】また、外ケース10内に設けられた電動モ
ータ4によってドライブシャフト3を正逆両方向に回転
可能であること、クラッチ機構5の操作によって、電動
モータ4の回転駆動を送りネジ2に伝達または切り離し
可能であることも実施例1と同様である。
【0038】図9に示すように、送り台6には左右対称
に第1支持部6b、6bが設けられ、さらにこの第1支
持部6bに間隔をあけて、図11に示す第2支持部6
c、6cが左右対称に設けられ、これらの第1支持部6
bと第2支持部6cとはその底部で一体的に結合される
と共に、左右の第1支持部6b、6b間には支持枠6a
が固設されている。
【0039】送り台6の支持枠6aには、図10に示す
ように、送りネジ2とドライブシャフト3が回動自在に
挿通されている。
【0040】送りネジ2は、支持枠6aに両端を固定し
た送りナット7に螺合され、送りネジ2の正逆回転によ
って軸方向に送り台6を往復移動することができる。
【0041】また、ドライブシャフト3は、送り台6の
支持枠6a内に一端を固定したリニヤベアリング11と
このリニヤベアリング11に結合されたウォーム12と
このウォーム12に対して回動自在に設けられたボス2
2の各軸孔内に対して回動自在に挿通されている。ただ
し、リニヤベアリング11のボール部11aは、送り台
6側の固定部11bに対して回動自在にされている。
【0042】このリニヤベアリング11としては、実施
例1と同様にリニヤモーションボールベアリングを用い
てあるため、実施例2においても、送り台6が移動する
際、リニヤベアリング11内でドライブシャフト3は軸
方向に自由に移動するが、ドライブシャフト3が回転す
る際には、リニヤベアリング11はこれに従動して回転
するため、リニヤベアリング11に結合されたウォーム
12をドライブシャフト3と同方向に回転することとな
る。
【0043】さらに、図9に示すように、送り台6の両
側の第1支持部6b、6bには回転軸9がベアリング9
a、9a…を介して回動自在に支持され、この回転軸9
の略中間に固設されたウォームホイール8が上記のウォ
ーム12に噛合されているため、上記のドライブシャフ
ト3が回転すると、ウォーム12の回転とウォームホイ
ール8の回転を経て回転軸9が回動される。
【0044】さらに、回転軸9の両端には複数のギヤを
ギヤケース14内に配列して成るギヤ群13の最下方ギ
ヤ13bが連結され、最上方ギヤ13aには揉みシャフ
ト18が連結されている。従って、揉みシャフト18
は、ドライブシャフト13の回転駆動によって回転軸9
を回転することにより、ギヤ群13を介して回転するこ
とができる。
【0045】ギヤケース14は、上記の回転軸9を中心
にして揺動自在(ただし、後述するように支持アーム5
3を連結することにより、この揺動は規制される)であ
り、両側のギヤケース14間を支持板14aで連結する
と共に、この支持板14aに対して両側の揉みシャフト
18の両端を支持する補助アーム14bが立設され、両
側の各揉みシャフト18はその両端がギヤ群13側のギ
ヤケース14の上端に設けられたベアリング18aと補
助アーム14bの上端に設けられたベアリング18bに
支持されて、支持強度を確保するようにしてある。
【0046】上記の夫々の揉みシャフト18、18に
は、実施例1と同様に揉みリング17、17が傾斜状に
偏心回転するように設けられ、これらの揉みリング1
7、17は所定の離間幅を有するため、揉みシャフト1
8が回動される、揉みリング17、17の互いの離間幅
を狭めたり広げたりする揺動運動を行うことができる。
そして、揉みリング17、17間に首筋を挟持すると、
揉みリング17、17が首筋の両側から押圧と弛緩を繰
り返す。
【0047】なお、揉みリング17、17が首筋等に当
たっているとき、揉みシャフト18が回動しても、揉み
リング17、17は従動せず、上記の偏心動作による揉
みリング17、17間の隙間幅を広げたり狭めたりする
揺動動作を繰り返すのは、実施例1と同様である。
【0048】また、図11に示すように、送り台6の第
1支持部6bに対して所定間隔をあけた第2支持部6c
に対してピン56で連結されたピニオン55が一対のガ
イドレール1、1の夫々の内側に沿って固設されたラッ
ク16、16に噛合可能とされている。さらに、このピ
ニオン55に結合されたされた回動アーム52の先端に
支持アーム53がピン57で連結されると共に、支持ア
ーム53の先端が上記のギヤケース14の上方付近に対
してピン58で連結されて成るリンク機構50を構成し
ている。
【0049】次に、以上のように構成された実施例2の
首筋マッサージ機の動作について説明するが、実施例2
の一対の揉みリング17、17の効果は実施例1と同様
であるため、実施例2のリンク機構50の作用を中心に
説明する。
【0050】図12に示すように、リンク機構50のピ
ニオン55がラック16に噛合する以前は、回動アーム
52は垂下した状態にされ、この状態で支持アーム53
を介してギヤケース14を倒伏した状態にするから、揉
みリング17も低い位置を保ったまま、送りネジ2の回
転によって移動する。
【0051】次いで、送りネジ2がさらに回転して送り
台6を移動することにより、ピニオン55をラック16
に噛合させると、ピニオン55は回転しはじめ、図13
に示すように、回動アーム52を図示の右回りに回転さ
せるため、これに支持アーム53が従動してギアケース
14を起立させる方向、即ち揉みリング17を立ち上げ
る方向に支持する。
【0052】このとき、送りネジ2の回転を止めると共
に、ドライブシャフト3を回転すると、揉みリング17
は立ち上げられた停止位置で、実施例1と同様の偏心動
作を行う。
【0053】さらに、送りネジ2が回転して送り台6を
移動することにより、図14に示すように、ピニオン5
5がラック16に沿って進み、回動アーム52を図示の
右回りにさらに回動し、これに従動して支持アーム53
を傾倒させて、ギヤケース14を倒伏させる結果、揉み
リング17は元の低い位置に復帰する。
【0054】また、送りネジ2を反対方向に回転する
と、送り台6が上記とは反対の方向に移動して逆の動作
を行うことができる。
【0055】なお、この実施例2においては、送り台6
がリミットスイッチ21、21に当たることにより、こ
れらのリミットスイッチ21、21の開閉を行うこと、
外ケース10内にはリミットスイッチ21、21から送
られる開閉信号やスイッチ類46から送られる種々の電
気信号を制御する制御回路45が設けられ、電動モータ
4の正逆回転と停止とを行うこと、さらにはクラッチ機
構5を制御して、ドライブシャフト3の回転中にも送り
ネジ22の停止を行うことが可能であることは実施例1
と同様である。
【0056】実施例2においては、リンク機構50を用
いて一対の揉みリング17、17を立上げる構成にした
ことにより、各支持アーム53を交換してその長さを調
整することにより、揉みリング17、17の立上げ高さ
を変化させることが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の首筋マッ
サージ機は、一対の揉みリングの位置を直線状に移動し
つつ肩等をマッサージしたり、所定の停止位置で首筋の
凹みに沿って一対の揉みリングを立ち上げた状態で偏心
回転させることができるため、肩と後頭部の線から凹ん
だ位置にある首筋に対して一対の揉みリングを効率良く
当ててマッサージすることが可能となる。
【0058】さらに、一対の揉みリングが対称的に傾斜
し且つ偏心回動するため、これら一対の揉みリングは互
いに離間幅を変化しながら偏心回転を行い、この間に挟
んだ首筋、肩等の押圧と弛緩運動を繰り返して行うこと
が可能となり、マッサージ効果をより良く向上すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による実施例1の首筋マッサージ
機の全体平面図である。
【図2】図2は図1の送り台周辺の横断面図である。
【図3】図3は図2の送り台周辺の部分拡大断面図であ
る。
【図4】図4は図1の縦断面図である。
【図5】図5は実施例1の首筋マッサージ機の作動状況
を示す図である。
【図6】図6は図1の送り台の内部を示す部分拡大図で
ある。
【図7】図7は本発明に用いられた揉みリングの一部断
面図である。
【図8】図8は本発明による実施例2の首筋マッサージ
機の全体平面図である。
【図9】図9は図8の送り台周辺の横断面図である。
【図10】図10は図8の送り台に設けられた送りネジ
とドライブシャフトの構成を示す部分拡大図である。
【図11】図11は図8の縦断面図である。
【図12】図12は揉みリングの起立開始時の作動状況
を示す図である。
【図13】図13は揉みリングの起立途中の作動状況を
示す図である。
【図14】図14は揉みリングの起立完了時の作動状況
を示す図である。
【符合の説明】
1…ガイドレール 2…送りネジ 3…ドライブシャフト 4…電動モータ 5…クラッチ機構 6…送り台 6a…支持枠 6b…第1支持部 6c…第2支持部 7…送りナット 8…ウォームホイール 9…回転軸 11…リニヤベアリング 12…ウォーム 13…ギヤ群 13a…最下方ギヤ 13b…最上方ギヤ 14…ギヤケース 15…扇形ギヤ 16…ラック 17…揉みリング 18…揉みシャフト 19…コロ 21…リミットスイッチ 50…リンク機構 52…回動アーム 53…支持アーム 55…ピニオン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにより回転駆動される送りネ
    ジに沿って移動する送り台にドライブシャフトが設けら
    れ、該ドライブシャフトの回転駆動によって前記送り台
    の両端に設けられたギヤ群が回転すると共に、該ギヤ群
    が収容されたギヤケースを前記送り台の支点位置で回動
    することにより前記ギヤ群の最上端ギヤに連結された一
    対の揉みシャフトを所定位置で立ち上げるようにした首
    筋マッサージ機において、 前記一対の揉みリングが、互いに所定幅だけ離間された
    状態で揉みシャフトに支持されると共に、該揉みシャフ
    トに対して対称的に傾斜し、かつ偏心回転するように設
    けられたことを特徴とする首筋マッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記揉みリングの立ち上げ機構は、前記
    ギヤケースの下端に扇形ギヤが形成されると共に、前記
    ガイドレールに沿って所定の長さで固設されたラックに
    対して前記扇形ギヤが噛合された構成であることを特徴
    とする請求項1記載の首筋マッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記揉みリングの立ち上げ機構は、前記
    ギアケースが前記送り台の第1支持部に揺動自在に軸支
    され、該第1支持部に離間して前記送り台に固設された
    第2支持部に枢設されたピニオンが前記ガイドレールに
    沿って所定の長さで固設されたラックに噛合すると共
    に、前記ピニオンに結合された回動アームの先端に枢設
    された支持アームの先端が前記ギアケースに枢設された
    支持アームによって支持されたリンク機構により構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の首筋マッサージ
    機。
JP21627195A 1995-08-24 1995-08-24 首筋マッサージ機 Pending JPH0956765A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197991A (ja) * 2000-01-21 2001-07-24 Fuji Iryoki:Kk
JP2001224477A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Purotec Fuji:Kk マッサージ枕
CN110169860A (zh) * 2019-05-18 2019-08-27 青岛大学附属医院 一种用于疼痛科的可穿戴式颈椎辅助治疗装置

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