JPH0956269A - スポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置 - Google Patents
スポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置Info
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- JPH0956269A JPH0956269A JP21375295A JP21375295A JPH0956269A JP H0956269 A JPH0956269 A JP H0956269A JP 21375295 A JP21375295 A JP 21375295A JP 21375295 A JP21375295 A JP 21375295A JP H0956269 A JPH0956269 A JP H0956269A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 できるだけ労力を削減して、遮光,遮熱によ
り芝草を保護する。 【解決手段】 芝生地Sの外側に、走行路11を略平行に
配置する。この走行路11に複数の台車14を移動可能に設
ける。台車14は、遮光,遮熱膜1を吊設する吊設部25を
備えている。台車14を所定の位置に移動させ、吊設部25
で遮光,遮熱膜1を吊設するだけで、労力を削減して、
芝生地Sの芝草の保護を行なえる。
り芝草を保護する。 【解決手段】 芝生地Sの外側に、走行路11を略平行に
配置する。この走行路11に複数の台車14を移動可能に設
ける。台車14は、遮光,遮熱膜1を吊設する吊設部25を
備えている。台車14を所定の位置に移動させ、吊設部25
で遮光,遮熱膜1を吊設するだけで、労力を削減して、
芝生地Sの芝草の保護を行なえる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッカー場,ゴルフ
場,陸上競技場などのスポーツフィールドにおける寒地
型芝草の遮光,遮熱装置に関する。
場,陸上競技場などのスポーツフィールドにおける寒地
型芝草の遮光,遮熱装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、緑色植物は光
合成により生長しているため、太陽光線による光エネル
ギーは欠かせないものであるが、光エネルギーのもつ熱
は過分なものは有害になる。植物には生育に適した種類
毎の温度があり、光エネルギーによる過熱に対しては、
自らの蒸散作用によって葉面の保護を行なっている。こ
うした過度の熱エネルギーを避けるため、人為的に植物
に遮光を行ない、生育の促進保護を行なっている事例は
多く、具体的にはランの栽培などが有名である。
合成により生長しているため、太陽光線による光エネル
ギーは欠かせないものであるが、光エネルギーのもつ熱
は過分なものは有害になる。植物には生育に適した種類
毎の温度があり、光エネルギーによる過熱に対しては、
自らの蒸散作用によって葉面の保護を行なっている。こ
うした過度の熱エネルギーを避けるため、人為的に植物
に遮光を行ない、生育の促進保護を行なっている事例は
多く、具体的にはランの栽培などが有名である。
【0003】しかし、例えばサッカー場,ゴルフ場,陸
上競技場などの天然芝を備えたスポーツフィールドで
は、常緑(エバグリーン)を競技場の条件としているに
も拘らず、我が国では従来、冬場に枯れる暖地型芝草を
使用し、秋に寒地型芝草の種子を播く手法(オーバーシ
ーディング)を用いて冬場の競技に対応していたが、メ
ンテナンスに多大な労力とコストが掛かり、また、年を
経る毎に寒地型芝草が残り、寒地型芝草を大量の薬剤を
用いて枯らしたりし、環境問題にも発展する問題を生じ
ていた。
上競技場などの天然芝を備えたスポーツフィールドで
は、常緑(エバグリーン)を競技場の条件としているに
も拘らず、我が国では従来、冬場に枯れる暖地型芝草を
使用し、秋に寒地型芝草の種子を播く手法(オーバーシ
ーディング)を用いて冬場の競技に対応していたが、メ
ンテナンスに多大な労力とコストが掛かり、また、年を
経る毎に寒地型芝草が残り、寒地型芝草を大量の薬剤を
用いて枯らしたりし、環境問題にも発展する問題を生じ
ていた。
【0004】一方、寒地型芝草は、適性生育温度が25
度以下であるため、夏場の高温時における管理が困難な
状況にあり、大量の散水を行なって維持を図っているケ
ースもあるが、こちらもメンテナンスに多大な労力とコ
ストが掛かる問題を生じていた。
度以下であるため、夏場の高温時における管理が困難な
状況にあり、大量の散水を行なって維持を図っているケ
ースもあるが、こちらもメンテナンスに多大な労力とコ
ストが掛かる問題を生じていた。
【0005】そこで本発明は上記問題点に鑑み、できる
だけ労力を削減して、遮光,遮熱により芝草を保護する
ことのできるスポーツフィールドにおける寒地型芝草の
遮光,遮熱装置を提供することをその目的とする。
だけ労力を削減して、遮光,遮熱により芝草を保護する
ことのできるスポーツフィールドにおける寒地型芝草の
遮光,遮熱装置を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明のスポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮
熱装置は、略平行に設置された各々の走行路に複数の台
車を移動可能に設け、前記各台車に遮光,遮熱膜を吊設
状態で支持する吊設部を設けたものである。
明のスポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮
熱装置は、略平行に設置された各々の走行路に複数の台
車を移動可能に設け、前記各台車に遮光,遮熱膜を吊設
状態で支持する吊設部を設けたものである。
【0007】また、請求項2に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1の構成に加え、前記吊設部が隣り合う前記
遮光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有
するものである。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1の構成に加え、前記吊設部が隣り合う前記
遮光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有
するものである。
【0008】また、請求項3に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1または2の構成に加え、前記走行路に台車
収納部を形成し、この台車収納部における前記台車の移
動速度を他の部位よりも遅くする駆動機構を配設したも
のである。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1または2の構成に加え、前記走行路に台車
収納部を形成し、この台車収納部における前記台車の移
動速度を他の部位よりも遅くする駆動機構を配設したも
のである。
【0009】また、請求項4に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
伸縮可能なポール部材を複数配設し、このポール部材に
遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊設部を設けたもの
である。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
伸縮可能なポール部材を複数配設し、このポール部材に
遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊設部を設けたもの
である。
【0010】また、請求項5に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項4構成に加え、前記吊設部が隣り合う前記遮
光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有す
るものである。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項4構成に加え、前記吊設部が隣り合う前記遮
光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有す
るものである。
【0011】台車収納部における台車の移動速度を他の
部位よりも遅くする手段としては、例えば異なる減速比
を有する減速機構付きモータや、異なる回転数を有する
モータを備えた駆動機構がこれに相当する。また、ポー
ル部材を伸縮させる手段として、油圧やモータなどを利
用した各種機構が適用できる。さらに、遮光,遮熱膜
は、寒冷紗,防虫ネット,不織布など、遮光性及び遮熱
性を有するあらゆる材料が適用される。
部位よりも遅くする手段としては、例えば異なる減速比
を有する減速機構付きモータや、異なる回転数を有する
モータを備えた駆動機構がこれに相当する。また、ポー
ル部材を伸縮させる手段として、油圧やモータなどを利
用した各種機構が適用できる。さらに、遮光,遮熱膜
は、寒冷紗,防虫ネット,不織布など、遮光性及び遮熱
性を有するあらゆる材料が適用される。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の各実施例を添付図面
を参照して説明する。図1乃至図7は本発明の第1実施
例を示すものであり、同図において、1は陸上競技場や
サッカー場などの芝生地S上に複数張設される可撓性部
材からなる遮光,遮熱膜である。この遮光,遮熱膜1
は、図2にも示すように、ビニロン糸を原料とする遮光
率40〜60%の寒冷紗2を複数枚縫着して得られたも
のである。寒冷紗2は遮光性および防霜性を有し、隣接
する寒冷紗2の合せ目には、寒冷紗2の長手方向に沿っ
て縫着部3が形成される。また、遮光,遮熱膜1の外周
には、ベルト生地を縫着した補強体4が、30mm〜5
0mmの幅で設けられている。この補強体4は、遮光,
遮熱膜1を芝生地S上に張設した場合に、寒冷紗2が張
力により裂けないようにするためのものである。遮光,
遮熱膜1の長手方向の両端部には、補強体4と同一部材
のベルト生地を折り返して縫着した被連結部5が複数設
けられる。また、6は被連結部5と後述する第1および
第2のチェーン26,27の一端とを連結する紐体である。
こうして得られた遮光,遮熱膜1は、例えば全長L1が
約70m、幅L2が約8mに形成される。なお、本実施
例では遮光,遮熱膜1として、網状の寒冷紗2を用いて
いるが、これに限定されるものではなく、防虫ネット,
不織布など、遮光性及び遮熱性を有するあらゆる材料が
適用される。
を参照して説明する。図1乃至図7は本発明の第1実施
例を示すものであり、同図において、1は陸上競技場や
サッカー場などの芝生地S上に複数張設される可撓性部
材からなる遮光,遮熱膜である。この遮光,遮熱膜1
は、図2にも示すように、ビニロン糸を原料とする遮光
率40〜60%の寒冷紗2を複数枚縫着して得られたも
のである。寒冷紗2は遮光性および防霜性を有し、隣接
する寒冷紗2の合せ目には、寒冷紗2の長手方向に沿っ
て縫着部3が形成される。また、遮光,遮熱膜1の外周
には、ベルト生地を縫着した補強体4が、30mm〜5
0mmの幅で設けられている。この補強体4は、遮光,
遮熱膜1を芝生地S上に張設した場合に、寒冷紗2が張
力により裂けないようにするためのものである。遮光,
遮熱膜1の長手方向の両端部には、補強体4と同一部材
のベルト生地を折り返して縫着した被連結部5が複数設
けられる。また、6は被連結部5と後述する第1および
第2のチェーン26,27の一端とを連結する紐体である。
こうして得られた遮光,遮熱膜1は、例えば全長L1が
約70m、幅L2が約8mに形成される。なお、本実施
例では遮光,遮熱膜1として、網状の寒冷紗2を用いて
いるが、これに限定されるものではなく、防虫ネット,
不織布など、遮光性及び遮熱性を有するあらゆる材料が
適用される。
【0013】11は、芝生地Sの外側に沿って略平行に埋
設された一対の走行路である。この走行路11は、断面が
I字型をなす第1および第2のレール部材12,13により
構成され、これらの各レール部材12,13に沿って、前記
遮光,遮熱膜1を芝生地Sの約2m上方に吊設する複数
の台車14が移動可能に設けられる。また、図3および図
4に示す走行路11の左側には、不使用時に台車14を収納
する台車収納部15が形成されるとともに、この台車収納
部15以外の走行路11には、使用時に台車14が所定間隔毎
に移動する台車移動部16が形成される。なお、走行路11
の設置間隔や台車14の台数などは、芝生地Sの面積など
に応じて適宜変更すればよい。
設された一対の走行路である。この走行路11は、断面が
I字型をなす第1および第2のレール部材12,13により
構成され、これらの各レール部材12,13に沿って、前記
遮光,遮熱膜1を芝生地Sの約2m上方に吊設する複数
の台車14が移動可能に設けられる。また、図3および図
4に示す走行路11の左側には、不使用時に台車14を収納
する台車収納部15が形成されるとともに、この台車収納
部15以外の走行路11には、使用時に台車14が所定間隔毎
に移動する台車移動部16が形成される。なお、走行路11
の設置間隔や台車14の台数などは、芝生地Sの面積など
に応じて適宜変更すればよい。
【0014】次に、各台車14の構成を詳細に説明する。
先ず、台車14の側面上部のみを示した図5を参照に説明
すると、21は基台、22はこの基台21に立設した支柱であ
り、支柱22を一側から支える補助柱23が基台21上に斜設
される。また、基台21の下部には複数の合せ板24が配設
され、この合せ板24の底面に、図6および図7に示す台
車14の車輪装置41,42が設けられる。
先ず、台車14の側面上部のみを示した図5を参照に説明
すると、21は基台、22はこの基台21に立設した支柱であ
り、支柱22を一側から支える補助柱23が基台21上に斜設
される。また、基台21の下部には複数の合せ板24が配設
され、この合せ板24の底面に、図6および図7に示す台
車14の車輪装置41,42が設けられる。
【0015】基台21の上部には、遮光,遮熱膜1の被連
結部5に連結して、この遮光,遮熱膜1を芝生地S上に
吊設状態で支持する吊設部25が設けられる。この吊設部
25は、各々独立した第1および第2のチェーン26,27
を、支柱22に対し異なる高さに設けられた従動スプロケ
ット28,29と、同軸に配置された主動スプロケット30,
31とに係合させ、この主動スプロケット30,31を共通す
る減速機構付きモータ32で回動させることにより、第1
および第2のチェーン26,27の一端に連結する別々の遮
光,遮熱膜1に、所定の張力を付与する構造を有してい
る。すなわち、本実施例では、第1のチェーン26および
従動スプロケット28とからなる第1の支持部33と、第2
のチェーン27および従動スプロケット29とからなる第2
の支持部34とにより支持部を構成し、これらの第1およ
び第2の支持部33,34の各従動スプロケット28,29を異
なる高さに配置することで、隣り合う遮光,遮熱膜1の
被連結部5を異なる高さで支持するようにしている。そ
して、図1または図3に示すように、遮光,遮熱膜1が
吊設状態になると、遮光,遮熱膜1と芝生地Sとの間に
は空間層7が形成されるとともに、各遮光,遮熱膜1の
側部間には、空間層7から外部への空気の流通を可能と
する好ましくは20cm程度の開口幅を有する通気口8
が形成される。また、前記モータ32は、第1および第2
のチェーン26,27に必要以上の張力が加わらないよう
に、トルクリミッターとしてのクラッチ機構(図示せ
ず)を備えている。なお、35は各チェーン26,27の他端
に取付けられる錘、36はモータ32の回転力を主動スプロ
ケット30,31に伝達する無端状チェーンである。
結部5に連結して、この遮光,遮熱膜1を芝生地S上に
吊設状態で支持する吊設部25が設けられる。この吊設部
25は、各々独立した第1および第2のチェーン26,27
を、支柱22に対し異なる高さに設けられた従動スプロケ
ット28,29と、同軸に配置された主動スプロケット30,
31とに係合させ、この主動スプロケット30,31を共通す
る減速機構付きモータ32で回動させることにより、第1
および第2のチェーン26,27の一端に連結する別々の遮
光,遮熱膜1に、所定の張力を付与する構造を有してい
る。すなわち、本実施例では、第1のチェーン26および
従動スプロケット28とからなる第1の支持部33と、第2
のチェーン27および従動スプロケット29とからなる第2
の支持部34とにより支持部を構成し、これらの第1およ
び第2の支持部33,34の各従動スプロケット28,29を異
なる高さに配置することで、隣り合う遮光,遮熱膜1の
被連結部5を異なる高さで支持するようにしている。そ
して、図1または図3に示すように、遮光,遮熱膜1が
吊設状態になると、遮光,遮熱膜1と芝生地Sとの間に
は空間層7が形成されるとともに、各遮光,遮熱膜1の
側部間には、空間層7から外部への空気の流通を可能と
する好ましくは20cm程度の開口幅を有する通気口8
が形成される。また、前記モータ32は、第1および第2
のチェーン26,27に必要以上の張力が加わらないよう
に、トルクリミッターとしてのクラッチ機構(図示せ
ず)を備えている。なお、35は各チェーン26,27の他端
に取付けられる錘、36はモータ32の回転力を主動スプロ
ケット30,31に伝達する無端状チェーンである。
【0016】次いで、車輪装置41,42周辺の構成を図
4,図6,および図7に基づき詳述する。図6に示す車
輪装置41は、台車14の支柱22側の下方に共通の取付板43
を介して設けられ、第1のレール部材12に沿って移動走
行するものである。具体的には、基台21の下方に取付け
られる一対のL型金具44,45と、このL型金具44,45の
内方に各々設けられる回動自在な車輪46と、一方のL型
金具43の内方にのみ設けられるカム部材47とにより構成
される。また、図7に示す車輪装置42は、台車14の補助
柱23側の下方に設けられ、第2のレール部材13に沿って
移動走行するものである。この車輪装置42は、基台21の
下方に取付けられるL型金具48と、L型金具48の内方に
設けられる回動自在なローラ49とにより構成される。
4,図6,および図7に基づき詳述する。図6に示す車
輪装置41は、台車14の支柱22側の下方に共通の取付板43
を介して設けられ、第1のレール部材12に沿って移動走
行するものである。具体的には、基台21の下方に取付け
られる一対のL型金具44,45と、このL型金具44,45の
内方に各々設けられる回動自在な車輪46と、一方のL型
金具43の内方にのみ設けられるカム部材47とにより構成
される。また、図7に示す車輪装置42は、台車14の補助
柱23側の下方に設けられ、第2のレール部材13に沿って
移動走行するものである。この車輪装置42は、基台21の
下方に取付けられるL型金具48と、L型金具48の内方に
設けられる回動自在なローラ49とにより構成される。
【0017】第1のレール部材12には、各台車14を所定
の移動速度で走行させる駆動機構51が設けられる。この
駆動機構51は、図4に示すように、台車収納部15に設け
られる第1の駆動部52と、台車移動部16に設けられる第
2の駆動部53とからなり、いずれも無端状チェーン54を
主動スプロケット55および従動スプロケット56に懸架し
た構成を有している。また、第1および第2の駆動部5
2,53の各主動スプロケット55を回動させる手段とし
て、共通のモータ50を有する減速機構57,58と、別の無
端状チェーン59が各々配設される。このチェーン59は、
主動スプロケット55と同軸に設けられた駆動伝達用のス
プロケット60に係合する。前記各チェーン54には、車輪
装置41のカム部材47に係止して、台車14を一側方向に押
し出す係止体61が複数設けられており(図6参照)、チ
ェーン54は係止体61とともに、第1のレール部材12に設
けられた一対の上部案内部材62および下部案内部材63に
沿って、主動スプロケット55と従動スプロケット56との
間を回動するようになっている。この場合、第1および
第2の駆動部52,53の各チェーン54は、いずれも同一方
向に回転するが、第1の駆動部52を構成するチェーン54
の移動速度は、第2の駆動部53を構成するチェーン54の
移動速度の約15分の1となるように、各モータ57,58
の減速比を設定してある。すなわち、本実施例では、少
なくとも台車収納部15における台車14の走行速度が、他
の部位である台車移動部16における台車14の走行速度よ
りも遅くなるように、駆動機構51を構成している。ま
た、各チェーン54に対する係止体61の設置間隔は、第1
の駆動部52のほうが第2の駆動部53よりも狭くなってい
る。この係止体61の設置間隔により、台車収納部15およ
び台車移動部16における台車14間の走行間隔が設定され
る。
の移動速度で走行させる駆動機構51が設けられる。この
駆動機構51は、図4に示すように、台車収納部15に設け
られる第1の駆動部52と、台車移動部16に設けられる第
2の駆動部53とからなり、いずれも無端状チェーン54を
主動スプロケット55および従動スプロケット56に懸架し
た構成を有している。また、第1および第2の駆動部5
2,53の各主動スプロケット55を回動させる手段とし
て、共通のモータ50を有する減速機構57,58と、別の無
端状チェーン59が各々配設される。このチェーン59は、
主動スプロケット55と同軸に設けられた駆動伝達用のス
プロケット60に係合する。前記各チェーン54には、車輪
装置41のカム部材47に係止して、台車14を一側方向に押
し出す係止体61が複数設けられており(図6参照)、チ
ェーン54は係止体61とともに、第1のレール部材12に設
けられた一対の上部案内部材62および下部案内部材63に
沿って、主動スプロケット55と従動スプロケット56との
間を回動するようになっている。この場合、第1および
第2の駆動部52,53の各チェーン54は、いずれも同一方
向に回転するが、第1の駆動部52を構成するチェーン54
の移動速度は、第2の駆動部53を構成するチェーン54の
移動速度の約15分の1となるように、各モータ57,58
の減速比を設定してある。すなわち、本実施例では、少
なくとも台車収納部15における台車14の走行速度が、他
の部位である台車移動部16における台車14の走行速度よ
りも遅くなるように、駆動機構51を構成している。ま
た、各チェーン54に対する係止体61の設置間隔は、第1
の駆動部52のほうが第2の駆動部53よりも狭くなってい
る。この係止体61の設置間隔により、台車収納部15およ
び台車移動部16における台車14間の走行間隔が設定され
る。
【0018】64は従動スプロケット56の取付け位置を横
方向に移動するスライド部材であり、このスライド部材
64によりチェーン54の張力を調節できる。また、65は第
1のレール部材12に設けられた一対の載置部材であり、
この上部に車輪装置41の車輪46が走行可能に載置され
る。同様の載置部材65は、別の形状ではあるが、第2の
レール部材13にもローラ49を走行可能に載置する手段と
して設けられている。
方向に移動するスライド部材であり、このスライド部材
64によりチェーン54の張力を調節できる。また、65は第
1のレール部材12に設けられた一対の載置部材であり、
この上部に車輪装置41の車輪46が走行可能に載置され
る。同様の載置部材65は、別の形状ではあるが、第2の
レール部材13にもローラ49を走行可能に載置する手段と
して設けられている。
【0019】次に、上記構成の装置に関しその作用を説
明する。先ず遮光,遮熱膜1の使用時において、図示し
ない操作手段を操作して、駆動機構51のモータ50を正方
向に回転させると、係止体61はカム部材47の一側に係止
し、各台車14はチェーン54の回転に伴って走行路11の台
車収納部15から台車移動部16に順次押し出される。この
際、第1および第2の駆動部52,53のチェーン54は、そ
の移動速度が各々異なっているため、台車収納部15にお
ける台車14の走行速度は比較的遅いものの、台車移動部
16に台車14が移動すると、その走行速度は約15倍に速
くなる。また、台車14が台車収納部15から台車移動部16
に移動すると、台車14間の走行間隔が広くなり、遮光,
遮熱膜1は特に走行路11の長手方向に沿って引張られ
る。そして、全ての台車14が台車移動部16の所定の位置
まで移動したら、前記操作手段を介してモータ50の回転
を止める。
明する。先ず遮光,遮熱膜1の使用時において、図示し
ない操作手段を操作して、駆動機構51のモータ50を正方
向に回転させると、係止体61はカム部材47の一側に係止
し、各台車14はチェーン54の回転に伴って走行路11の台
車収納部15から台車移動部16に順次押し出される。この
際、第1および第2の駆動部52,53のチェーン54は、そ
の移動速度が各々異なっているため、台車収納部15にお
ける台車14の走行速度は比較的遅いものの、台車移動部
16に台車14が移動すると、その走行速度は約15倍に速
くなる。また、台車14が台車収納部15から台車移動部16
に移動すると、台車14間の走行間隔が広くなり、遮光,
遮熱膜1は特に走行路11の長手方向に沿って引張られ
る。そして、全ての台車14が台車移動部16の所定の位置
まで移動したら、前記操作手段を介してモータ50の回転
を止める。
【0020】その後、各台車14に設けられた吊設部25の
モータ32を回転させ、第1および第2のチェーン26,27
を引張ることにより、遮光,遮熱膜1を所定の張力で吊
設状態に支持する。この場合、モータ32にはクラッチ機
構が設けられているため、遮光,遮熱膜1の張力が所定
のレベルを越えるとモータ32が空転し、遮光,遮熱膜1
に過度の張力が加わることを防止できる。こうして各遮
光,遮熱膜1に適度な張力を与えることにより、遮光,
遮熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成され、か
つ、遮光,遮熱膜1の側部間に通気口8が形成される。
モータ32を回転させ、第1および第2のチェーン26,27
を引張ることにより、遮光,遮熱膜1を所定の張力で吊
設状態に支持する。この場合、モータ32にはクラッチ機
構が設けられているため、遮光,遮熱膜1の張力が所定
のレベルを越えるとモータ32が空転し、遮光,遮熱膜1
に過度の張力が加わることを防止できる。こうして各遮
光,遮熱膜1に適度な張力を与えることにより、遮光,
遮熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成され、か
つ、遮光,遮熱膜1の側部間に通気口8が形成される。
【0021】このようにして芝生地S上に設置された遮
光,遮熱膜1は、その遮光,遮熱作用によって過度の太
陽光線を遮光および遮熱し、芝生地Sの高温化を防ぐこ
とができる。また、遮光,遮熱膜1と芝生地Sとの間の
遮光された空間層7内で空気の対流が起こり、遮光,遮
熱膜1の内側と外側とで5℃以上の温度差が生じる。し
たがって、夏場に外気温が寒地型芝草の限界温度である
37〜38℃に上昇しても、遮光,遮熱膜1内の温度は
30℃を越えない程度に維持されるため、日中でも散水
を行なうことが可能となり(シリンジング)、発芽の促
進を図ることができる。また、対流による空気の流れで
蒸れを防ぐことができることから、芝生地Sの芝草は適
度に蒸散作用を行ない、健全な生育を続けることができ
る。特に本実施例では、遮光,遮熱膜1の側部間に通気
口8が形成されるため、この通気口8が空気の逃げ口と
なって、空間層7内の空気の流れが一層良好になる。
光,遮熱膜1は、その遮光,遮熱作用によって過度の太
陽光線を遮光および遮熱し、芝生地Sの高温化を防ぐこ
とができる。また、遮光,遮熱膜1と芝生地Sとの間の
遮光された空間層7内で空気の対流が起こり、遮光,遮
熱膜1の内側と外側とで5℃以上の温度差が生じる。し
たがって、夏場に外気温が寒地型芝草の限界温度である
37〜38℃に上昇しても、遮光,遮熱膜1内の温度は
30℃を越えない程度に維持されるため、日中でも散水
を行なうことが可能となり(シリンジング)、発芽の促
進を図ることができる。また、対流による空気の流れで
蒸れを防ぐことができることから、芝生地Sの芝草は適
度に蒸散作用を行ない、健全な生育を続けることができ
る。特に本実施例では、遮光,遮熱膜1の側部間に通気
口8が形成されるため、この通気口8が空気の逃げ口と
なって、空間層7内の空気の流れが一層良好になる。
【0022】一方、初秋の播種に際しては、残暑光を遮
光,遮熱膜1で遮光することにより、地面温度を低下さ
せ、苗立枯病を防ぎ、発芽の促進を図ることができる。
さらに、遮光,遮熱膜1は防霜性を有することから、冬
期には夜間に本装置を霜除け対策として用い、霜による
芝生地Sの黄変を防止することもできる。
光,遮熱膜1で遮光することにより、地面温度を低下さ
せ、苗立枯病を防ぎ、発芽の促進を図ることができる。
さらに、遮光,遮熱膜1は防霜性を有することから、冬
期には夜間に本装置を霜除け対策として用い、霜による
芝生地Sの黄変を防止することもできる。
【0023】遮光,遮熱膜1を使用しない場合は、使用
時と逆の操作を行なえばよい。この際、各台車14が台車
移動部16から台車収納部15に移動すると、その走行速度
は約15分の1に減速されるので、走行する台車14が他
の部位に激しく当接する虞れがなく、台車14の故障や破
損などを回避することができる。
時と逆の操作を行なえばよい。この際、各台車14が台車
移動部16から台車収納部15に移動すると、その走行速度
は約15分の1に減速されるので、走行する台車14が他
の部位に激しく当接する虞れがなく、台車14の故障や破
損などを回避することができる。
【0024】以上のように、上記実施例によれば、略平
行に設置された各々の走行路11に複数の台車14を移動可
能に設け、これらの各台車14に遮光,遮熱膜1を吊設状
態で支持する吊設部25を設けているので、各台車14を走
行路11に沿って所定の位置に移動させ、これらの台車14
の吊設部25により遮光,遮熱膜1を吊設するだけで、労
力を削減して、遮光,遮熱膜1の遮光,遮熱により芝生
地Sの芝草の保護を行なうことが可能となる。このた
め、夏場の暑さに弱い寒地型芝草を敷設した場合であっ
ても、本装置を用いることにより一年を通して良好な芝
生地Sの状態が容易に得られ、かつ、そのメンテナンス
や労力についても省力化を図ることができる。
行に設置された各々の走行路11に複数の台車14を移動可
能に設け、これらの各台車14に遮光,遮熱膜1を吊設状
態で支持する吊設部25を設けているので、各台車14を走
行路11に沿って所定の位置に移動させ、これらの台車14
の吊設部25により遮光,遮熱膜1を吊設するだけで、労
力を削減して、遮光,遮熱膜1の遮光,遮熱により芝生
地Sの芝草の保護を行なうことが可能となる。このた
め、夏場の暑さに弱い寒地型芝草を敷設した場合であっ
ても、本装置を用いることにより一年を通して良好な芝
生地Sの状態が容易に得られ、かつ、そのメンテナンス
や労力についても省力化を図ることができる。
【0025】また、各台車14の吊設部25は、隣り合う遮
光,遮熱膜1の端部すなわち被連結部5を異なる高さで
支持する第1および第2の支持部33,34を有しているの
で、遮光,遮熱膜1を吊設した場合には、隣り合う遮
光,遮熱膜1間の側部に段差ができ、ここに空気の流通
を可能にする通気口8が形成される。したがって、この
通気口8により空間層7内の空気の流れが一層良好にな
り、芝生地Sの健全な生育が促進される。
光,遮熱膜1の端部すなわち被連結部5を異なる高さで
支持する第1および第2の支持部33,34を有しているの
で、遮光,遮熱膜1を吊設した場合には、隣り合う遮
光,遮熱膜1間の側部に段差ができ、ここに空気の流通
を可能にする通気口8が形成される。したがって、この
通気口8により空間層7内の空気の流れが一層良好にな
り、芝生地Sの健全な生育が促進される。
【0026】さらに、本実施例では、走行路11の一側に
台車収納部15を形成し、この台車収納部15における台車
14の移動速度を他の台車移動部16よりも遅くする駆動機
構51を配設したことから、台車14は台車収納部15を走行
する際にその移動速度が遅くなり、台車14を収納する際
に台車14が故障したり破損したりする不具合を防止する
ことができる。
台車収納部15を形成し、この台車収納部15における台車
14の移動速度を他の台車移動部16よりも遅くする駆動機
構51を配設したことから、台車14は台車収納部15を走行
する際にその移動速度が遅くなり、台車14を収納する際
に台車14が故障したり破損したりする不具合を防止する
ことができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図8乃至図1
1を参照して説明する。なお、前記第1実施例と同一部
分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明
は重複するため省略する。
1を参照して説明する。なお、前記第1実施例と同一部
分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明
は重複するため省略する。
【0028】先ず、図8に基づき遮光,遮熱膜1の構成
を説明すると、寒冷紗2の材質などは第1実施例と同一
であるが、遮光,遮熱膜1の外周部は補強用のロープ71
を寒冷紗2で折り返した袋加工が施されている。このロ
ープ71は3.8mm程度の直径を有し、遮光,遮熱膜1
の端部の四隅からその一部が外方に突出している。ま
た、このロープ71の外端には、各々被連結輪72が形成さ
れる。遮光,遮熱膜1の四隅には、ロープ71とともに張
力による寒冷紗2の裂けを防止する補強生地73が縫着さ
れる。なお、本実施例における遮光,遮熱膜1の全長L
1は約70m、幅L2は約4mである。
を説明すると、寒冷紗2の材質などは第1実施例と同一
であるが、遮光,遮熱膜1の外周部は補強用のロープ71
を寒冷紗2で折り返した袋加工が施されている。このロ
ープ71は3.8mm程度の直径を有し、遮光,遮熱膜1
の端部の四隅からその一部が外方に突出している。ま
た、このロープ71の外端には、各々被連結輪72が形成さ
れる。遮光,遮熱膜1の四隅には、ロープ71とともに張
力による寒冷紗2の裂けを防止する補強生地73が縫着さ
れる。なお、本実施例における遮光,遮熱膜1の全長L
1は約70m、幅L2は約4mである。
【0029】本実施例における遮光,遮熱装置は、図9
にも示すように、伸縮可能な油圧シリンダー式のポール
部材74を、芝生地Sの外側に所定の間隔を置いて複数配
設し、このポール部材74の上部に遮光,遮熱膜1を吊設
状態で支持する吊設部25を設けて構成される。ポール部
材74は、図10に示す遮光,遮熱膜1の不使用時には、
地面に埋設されたポール収納部75内に収納されるが、図
9に示す遮光,遮熱膜1の使用時にはこのポール収納部
75より上昇して、芝生地Sより上方約2mに遮光,遮熱
膜1を吊設する。なお、76はポール収納部75の上面開口
部を開閉可能に閉塞する蓋、77はポール部材74に油を注
入または排出する油圧配管であり、ポール部材74の最外
部には、図示しない油圧タンクユニットが埋設される。
にも示すように、伸縮可能な油圧シリンダー式のポール
部材74を、芝生地Sの外側に所定の間隔を置いて複数配
設し、このポール部材74の上部に遮光,遮熱膜1を吊設
状態で支持する吊設部25を設けて構成される。ポール部
材74は、図10に示す遮光,遮熱膜1の不使用時には、
地面に埋設されたポール収納部75内に収納されるが、図
9に示す遮光,遮熱膜1の使用時にはこのポール収納部
75より上昇して、芝生地Sより上方約2mに遮光,遮熱
膜1を吊設する。なお、76はポール収納部75の上面開口
部を開閉可能に閉塞する蓋、77はポール部材74に油を注
入または排出する油圧配管であり、ポール部材74の最外
部には、図示しない油圧タンクユニットが埋設される。
【0030】ポール部材74の構成を図11に基づき詳細
に説明すると、このポール部材74は、いずれも油圧によ
って上下動する略円筒状の第1のポール81と第2のポー
ル82とを有し、第2のポール82の上部には、前記吊設部
25を構成する第3のポール83が設けられる。第2のポー
ル82は径大な第1のポール81の内部に設けられており、
これらは共に第2のポール82内に設けられた送油管84を
軸中心として上下動するようになっている。
に説明すると、このポール部材74は、いずれも油圧によ
って上下動する略円筒状の第1のポール81と第2のポー
ル82とを有し、第2のポール82の上部には、前記吊設部
25を構成する第3のポール83が設けられる。第2のポー
ル82は径大な第1のポール81の内部に設けられており、
これらは共に第2のポール82内に設けられた送油管84を
軸中心として上下動するようになっている。
【0031】吊設部25は、一端に連結輪85を設けた各々
独立した第1および第2のワイヤーロープ86,87を、ポ
ール部材74に対し異なる高さに設けられた固定プーリ8
8,89と、可動杆90の上部に設けられた移動プーリ91と
に掛け渡し、この第1および第2のワイヤーロープ86,
87の他端を第3のポール83の上面に固定して構成され
る。なお、図示してはいないが、固定プーリ88および移
動プーリ91は、いずれも4個のプーリから構成され、第
1および第2のワイヤーロープ86,87は、この固定プー
リ88および移動プーリ91間で二重に掛け渡されている。
また、固定プーリ89は第2のワイヤーロープ87のみに当
接している。固定プーリ88,89および移動プーリ91の個
数などは、これに限定されるものではない。
独立した第1および第2のワイヤーロープ86,87を、ポ
ール部材74に対し異なる高さに設けられた固定プーリ8
8,89と、可動杆90の上部に設けられた移動プーリ91と
に掛け渡し、この第1および第2のワイヤーロープ86,
87の他端を第3のポール83の上面に固定して構成され
る。なお、図示してはいないが、固定プーリ88および移
動プーリ91は、いずれも4個のプーリから構成され、第
1および第2のワイヤーロープ86,87は、この固定プー
リ88および移動プーリ91間で二重に掛け渡されている。
また、固定プーリ89は第2のワイヤーロープ87のみに当
接している。固定プーリ88,89および移動プーリ91の個
数などは、これに限定されるものではない。
【0032】本実施例では、第1のワイヤーロープ86と
固定プーリ88が第1の支持部33に相当し、第2のワイヤ
ーロープ87と固定プーリ89が第2の支持部34に相当す
る。各ワイヤーロープ86,87の連結輪85には、別々の遮
光,遮熱膜1の被連結輪72が連結されるが、このワイヤ
ーロープ86,87を案内する固定プーリ88,89が異なる高
さに設けられているため、隣り合う遮光,遮熱膜1の被
連結輪72は異なる高さで支持される。このため、遮光,
遮熱膜1が吊設状態になると、第1実施例と同様に、遮
光,遮熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成される
とともに、各遮光,遮熱膜1の側部間に通気口8が形成
される。
固定プーリ88が第1の支持部33に相当し、第2のワイヤ
ーロープ87と固定プーリ89が第2の支持部34に相当す
る。各ワイヤーロープ86,87の連結輪85には、別々の遮
光,遮熱膜1の被連結輪72が連結されるが、このワイヤ
ーロープ86,87を案内する固定プーリ88,89が異なる高
さに設けられているため、隣り合う遮光,遮熱膜1の被
連結輪72は異なる高さで支持される。このため、遮光,
遮熱膜1が吊設状態になると、第1実施例と同様に、遮
光,遮熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成される
とともに、各遮光,遮熱膜1の側部間に通気口8が形成
される。
【0033】前記可動杆90の下部には、フランジ部92に
その内面が密着するシリンダ93が設けられており、この
シリンダ93内に油を注入することにより、可動杆90と共
に移動プーリ91を下方に移動させることができる。ま
た、ポール部材74が上昇する際には、連結輪85に連結し
た遮光,遮熱膜1の自重により、可動杆90が上方に持ち
上がるが、この場合、シリンダ93内が真空状態とならな
いように、シリンダ93と外部とを連通する連通孔94が可
動杆90内に設けられる。したがって、ポール部材74が上
昇した時点で油圧により可動杆90を下方に移動させる
と、固定プーリ88と移動プーリ91間の距離が延び、第1
および第2のワイヤーロープ86,87に連結した遮光,遮
熱膜1に張力が与えられる構造となっている。なお、ポ
ール部材74に対する油圧操作は、管理室などに設置され
た図示しない制御装置および操作ボックスにより行なわ
れる。
その内面が密着するシリンダ93が設けられており、この
シリンダ93内に油を注入することにより、可動杆90と共
に移動プーリ91を下方に移動させることができる。ま
た、ポール部材74が上昇する際には、連結輪85に連結し
た遮光,遮熱膜1の自重により、可動杆90が上方に持ち
上がるが、この場合、シリンダ93内が真空状態とならな
いように、シリンダ93と外部とを連通する連通孔94が可
動杆90内に設けられる。したがって、ポール部材74が上
昇した時点で油圧により可動杆90を下方に移動させる
と、固定プーリ88と移動プーリ91間の距離が延び、第1
および第2のワイヤーロープ86,87に連結した遮光,遮
熱膜1に張力が与えられる構造となっている。なお、ポ
ール部材74に対する油圧操作は、管理室などに設置され
た図示しない制御装置および操作ボックスにより行なわ
れる。
【0034】次に、上記構成の装置に関しその作用を説
明する。遮光,遮熱膜1の使用時には、先ずポール収納
部75の蓋76を開けた後、操作ボックスを操作すると、油
圧によりポール部材74の第1のポール81は、第2および
第3のポール82,83と共に次々と上昇して停止する。こ
の第1のポール81の上昇時間は、1本のポール部材74に
つき約1分である。第1のポール81の上昇が停止したポ
ール部材74から、遮光,遮熱膜1を順次取り付ける。こ
の取り付けは、遮光,遮熱膜1の被連結輪72をポール部
材74の一方の連結輪85に連結することにより行なわれ
る。次いで、操作ボックスを再度操作して、油圧により
第1のポールから第2および第3のポール82,83を順次
上昇させる。この第2および第3のポール82,83の上昇
時間も、1本のポール部材74につき約1分である。第2
および第3のポール82,83の上昇が全て停止した後、操
作ボックスを操作して、油圧により可動杆90を下方に移
動させると、固定プーリ88と移動プーリ91との間隔が広
がって、第1および第2のワイヤーロープ86,87に連結
した遮光,遮熱膜1の端部が引張られる。これにより、
各遮光,遮熱膜1には適度な張力が与えられ、遮光,遮
熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成される。
明する。遮光,遮熱膜1の使用時には、先ずポール収納
部75の蓋76を開けた後、操作ボックスを操作すると、油
圧によりポール部材74の第1のポール81は、第2および
第3のポール82,83と共に次々と上昇して停止する。こ
の第1のポール81の上昇時間は、1本のポール部材74に
つき約1分である。第1のポール81の上昇が停止したポ
ール部材74から、遮光,遮熱膜1を順次取り付ける。こ
の取り付けは、遮光,遮熱膜1の被連結輪72をポール部
材74の一方の連結輪85に連結することにより行なわれ
る。次いで、操作ボックスを再度操作して、油圧により
第1のポールから第2および第3のポール82,83を順次
上昇させる。この第2および第3のポール82,83の上昇
時間も、1本のポール部材74につき約1分である。第2
および第3のポール82,83の上昇が全て停止した後、操
作ボックスを操作して、油圧により可動杆90を下方に移
動させると、固定プーリ88と移動プーリ91との間隔が広
がって、第1および第2のワイヤーロープ86,87に連結
した遮光,遮熱膜1の端部が引張られる。これにより、
各遮光,遮熱膜1には適度な張力が与えられ、遮光,遮
熱膜1と芝生地Sとの間に空間層7が形成される。
【0035】このようにして芝生地S上に設置された遮
光,遮熱膜1は、第1実施例と同様に、芝生地Sの高温
化を防いで、日中の散水を可能にする。また、対流によ
る空気の流れで蒸れを防ぐことができ、しかも、通気口
8が空気の逃げ口となって、空間層7内の空気の流れが
一層良好になる。さらに、初秋の播種に際し、苗立枯病
を防ぎ、発芽の促進を図ることができるとともに、冬期
には夜間に本装置を霜除け対策として用いることができ
る。
光,遮熱膜1は、第1実施例と同様に、芝生地Sの高温
化を防いで、日中の散水を可能にする。また、対流によ
る空気の流れで蒸れを防ぐことができ、しかも、通気口
8が空気の逃げ口となって、空間層7内の空気の流れが
一層良好になる。さらに、初秋の播種に際し、苗立枯病
を防ぎ、発芽の促進を図ることができるとともに、冬期
には夜間に本装置を霜除け対策として用いることができ
る。
【0036】一方、遮光,遮熱膜1を使用しない場合に
は、使用時と逆の操作を行なう。すなわち、シリンダ93
内の油圧を解き、可動杆90を自然に上方に移動させて、
遮光,遮熱膜1に対する張力を解いた後、第2および第
3のポール82,83を下降させて第1のポール81に順次収
納する。そして、この状態になったポール部材74から遮
光,遮熱膜1を順次取り外し、第2および第3のポール
82,83とともに第1のポール81をポール収納部75内に収
納して、蓋76を閉じる。遮光,遮熱膜1の不使用時に
は、ポール部材74が全て地中に収納されるため、これら
のポール部材74が邪魔にならないという利点がある。
は、使用時と逆の操作を行なう。すなわち、シリンダ93
内の油圧を解き、可動杆90を自然に上方に移動させて、
遮光,遮熱膜1に対する張力を解いた後、第2および第
3のポール82,83を下降させて第1のポール81に順次収
納する。そして、この状態になったポール部材74から遮
光,遮熱膜1を順次取り外し、第2および第3のポール
82,83とともに第1のポール81をポール収納部75内に収
納して、蓋76を閉じる。遮光,遮熱膜1の不使用時に
は、ポール部材74が全て地中に収納されるため、これら
のポール部材74が邪魔にならないという利点がある。
【0037】以上のように本実施例では、伸縮可能なポ
ール部材74を複数配設し、このポール部材74に遮光,遮
熱膜1を吊設状態で支持する吊設部25を設けているの
で、各ポール部材74を所定の高さにまで伸ばして、この
ポール部材74の吊設部25に遮光,遮熱膜1を吊設するだ
けで、労力を削減して、遮光,遮熱膜1の遮光,遮熱に
より芝生地Sの芝草の保護を行なうことが可能となる。
したがって、夏場の暑さに弱い寒地型芝草を敷設した場
合であっても、本装置を用いることにより一年を通して
良好な芝生地Sの状態が容易に得られ、かつ、そのメン
テナンスについても省力化を図ることができる。
ール部材74を複数配設し、このポール部材74に遮光,遮
熱膜1を吊設状態で支持する吊設部25を設けているの
で、各ポール部材74を所定の高さにまで伸ばして、この
ポール部材74の吊設部25に遮光,遮熱膜1を吊設するだ
けで、労力を削減して、遮光,遮熱膜1の遮光,遮熱に
より芝生地Sの芝草の保護を行なうことが可能となる。
したがって、夏場の暑さに弱い寒地型芝草を敷設した場
合であっても、本装置を用いることにより一年を通して
良好な芝生地Sの状態が容易に得られ、かつ、そのメン
テナンスについても省力化を図ることができる。
【0038】また、吊設部25は隣り合う遮光,遮熱膜1
の被連結輪72を異なる高さに支持する第1および第2の
支持部33,34を有するので、遮光,遮熱膜1を吊設した
場合には、隣り合う遮光,遮熱膜1間の側部に段差がで
き、ここに空気の流通を可能にする通気口8が形成され
る。したがって、この通気口8により空間層7内の空気
の流れが一層良好になり、芝生地Sの健全な生育が促進
される。
の被連結輪72を異なる高さに支持する第1および第2の
支持部33,34を有するので、遮光,遮熱膜1を吊設した
場合には、隣り合う遮光,遮熱膜1間の側部に段差がで
き、ここに空気の流通を可能にする通気口8が形成され
る。したがって、この通気口8により空間層7内の空気
の流れが一層良好になり、芝生地Sの健全な生育が促進
される。
【0039】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば、遮光,遮熱膜の形状や材質な
どは、上記実施例に限定されるものではなく、また、こ
の遮光,遮熱膜を冬芝以外の植物に適用することもでき
る。さらに、第2実施例におけるポール部材の伸縮は油
圧式に限らず、電動モータとギアを組み合わせたものな
どを用いてもよい。
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば、遮光,遮熱膜の形状や材質な
どは、上記実施例に限定されるものではなく、また、こ
の遮光,遮熱膜を冬芝以外の植物に適用することもでき
る。さらに、第2実施例におけるポール部材の伸縮は油
圧式に限らず、電動モータとギアを組み合わせたものな
どを用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明のスポーツフィ
ールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、略平行
に設置された各々の走行路に複数の台車を移動可能に設
け、前記各台車に遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊
設部を設けたものであり、できるだけ労力を削減して、
遮光,遮熱により芝草を保護することが可能となる。
ールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、略平行
に設置された各々の走行路に複数の台車を移動可能に設
け、前記各台車に遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊
設部を設けたものであり、できるだけ労力を削減して、
遮光,遮熱により芝草を保護することが可能となる。
【0041】また、請求項2に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1の構成に加え、前記吊設部が隣り合う遮
光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有す
るものであり、この場合には、隣り合う遮光,遮熱膜間
の側部に通気口が形成されるので、この通気口により遮
光,遮熱膜内の空気の流れが一層良好になり、植物の健
全な生育が促進される。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1の構成に加え、前記吊設部が隣り合う遮
光,遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有す
るものであり、この場合には、隣り合う遮光,遮熱膜間
の側部に通気口が形成されるので、この通気口により遮
光,遮熱膜内の空気の流れが一層良好になり、植物の健
全な生育が促進される。
【0042】また、請求項3に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1または2の構成に加え、前記走行路に台車
収納部を形成し、この台車収納部における前記台車の移
動速度を他の部位よりも遅くする駆動機構を配設したも
のであり、台車を収納する際に台車が故障したり破損し
たりする不具合を防止することができる。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項1または2の構成に加え、前記走行路に台車
収納部を形成し、この台車収納部における前記台車の移
動速度を他の部位よりも遅くする駆動機構を配設したも
のであり、台車を収納する際に台車が故障したり破損し
たりする不具合を防止することができる。
【0043】また、請求項4に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
伸縮可能なポール部材を複数配設し、このポール部材に
遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊設部を設けたもの
であり、できるだけ労力を削減して、遮光,遮熱により
芝草を保護することが可能となる。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
伸縮可能なポール部材を複数配設し、このポール部材に
遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊設部を設けたもの
であり、できるだけ労力を削減して、遮光,遮熱により
芝草を保護することが可能となる。
【0044】また、請求項5に記載した本発明のスポー
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項4構成に加え、前記吊設部が隣り合う遮光,
遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有するも
のであり、この場合には、隣り合う遮光,遮熱膜間の側
部に通気口が形成されるので、この通気口により遮光,
遮熱膜内の空気の流れが一層良好になり、植物の健全な
生育が促進される。
ツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置は、
前記請求項4構成に加え、前記吊設部が隣り合う遮光,
遮熱膜の端部を異なる高さに支持する支持部を有するも
のであり、この場合には、隣り合う遮光,遮熱膜間の側
部に通気口が形成されるので、この通気口により遮光,
遮熱膜内の空気の流れが一層良好になり、植物の健全な
生育が促進される。
【図1】本発明の第1実施例を示す使用時における装置
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図2】同上遮光,遮熱膜の斜視図である。
【図3】同上装置の正面図である。
【図4】同上走行路の正面図である。
【図5】同上台車の上部を示す側面図である。
【図6】同上台車の車輪装置を示す図4のA−A線断面
図である。
図である。
【図7】同上台車の車輪装置を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す遮光,遮熱膜の斜視
図である。
図である。
【図9】同上使用時における装置の全体斜視図である。
【図10】同上不使用時における装置の断面図である。
【図11】同上要部の断面図である。
1 遮光,遮熱膜 11 走行路 14 台車 15 台車収納部 33 第1の支持部(支持部) 34 第2の支持部(支持部) 51 駆動機構 74 ポール部材
フロントページの続き (72)発明者 福添 隆二 東京都港区白金1丁目29番9号 ライオン ズマンション白金東801号室 株式会社緑 のネットワーク内
Claims (5)
- 【請求項1】 略平行に設置された各々の走行路に複数
の台車を移動可能に設け、前記各台車に遮光,遮熱膜を
吊設状態で支持する吊設部を設けたことを特徴とするス
ポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装
置。 - 【請求項2】 前記吊設部は隣り合う前記遮光,遮熱膜
の端部を異なる高さに支持する支持部を有することを特
徴とする請求項1記載のスポーツフィールドにおける寒
地型芝草の遮光,遮熱装置。 - 【請求項3】 前記走行路に台車収納部を形成し、この
台車収納部における前記台車の移動速度を他の部位より
も遅くする駆動機構を配設したことを特徴とする請求項
1または2記載のスポーツフィールドにおける寒地型芝
草の遮光,遮熱装置。 - 【請求項4】 伸縮可能なポール部材を複数配設し、こ
のポール部材に遮光,遮熱膜を吊設状態で支持する吊設
部を設けたことを特徴とするスポーツフィールドにおけ
る寒地型芝草の遮光,遮熱装置。 - 【請求項5】 前記吊設部は隣り合う前記遮光,遮熱膜
の端部を異なる高さに支持する支持部を有することを特
徴とする請求項4記載のスポーツフィールドにおける寒
地型芝草の遮光,遮熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21375295A JPH0956269A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | スポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21375295A JPH0956269A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | スポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956269A true JPH0956269A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16644445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21375295A Pending JPH0956269A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | スポーツフィールドにおける寒地型芝草の遮光,遮熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956269A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010087556A (ko) * | 2000-03-07 | 2001-09-21 | 김두환 | 피복에 의한 잔디관리 방법 |
JP2003018442A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Canon Inc | 電子カメラ装置、撮影可能枚数表示方法、プログラム、及び記憶媒体 |
US7523584B2 (en) * | 2001-10-31 | 2009-04-28 | Reinhard Voehringer | Weather protection device for the protection of special plant cultures sensitive to moisture |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21375295A patent/JPH0956269A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010087556A (ko) * | 2000-03-07 | 2001-09-21 | 김두환 | 피복에 의한 잔디관리 방법 |
JP2003018442A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Canon Inc | 電子カメラ装置、撮影可能枚数表示方法、プログラム、及び記憶媒体 |
US7523584B2 (en) * | 2001-10-31 | 2009-04-28 | Reinhard Voehringer | Weather protection device for the protection of special plant cultures sensitive to moisture |
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