JPH095623A - プラスチックレンズを用いたレンズ系 - Google Patents

プラスチックレンズを用いたレンズ系

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JPH095623A
JPH095623A JP15421095A JP15421095A JPH095623A JP H095623 A JPH095623 A JP H095623A JP 15421095 A JP15421095 A JP 15421095A JP 15421095 A JP15421095 A JP 15421095A JP H095623 A JPH095623 A JP H095623A
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薫 礒嵜
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ゲートが1箇所しか無いプラスチックレンズ
を複数枚使用しているレンズに於いて、サジタル方向M
TFとメリディオナル方向MTFのピーク位置の差を小
さくし、ピントの合わせやすいレンズを提供する。 【構成】 ゲートが1箇所しか無いアスのあるプラスチ
ックレンズを複数枚使用しているレンズ系で、レンズを
組んだ状態において一部のプラスチックレンズ52のゲ
ート55の位置を他のプラスチックレンズ51,53の
ゲート位置54,56が異なる方向になるように組み込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートが1箇所しか無
いプラスチックレンズを2枚以上使用して構成されてい
る複写機用レンズ、写真用レンズ、ビデオカメラ用レン
ズ、FAX用レンズ等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は3枚のプラスチックレンズ1
1,12,13により構成されるレンズ系にあって、ゲ
ート位置を同一方向に揃えて組む構造を示す。この構成
にあっては、図14に示すようにMTF(Modulation T
ransfer Function)でみた場合に、サジタル方向MTF
とメリディオナル方向MTFのピーク位置の差が大きす
ぎる為、ピントが合わせにくいという欠点があった。な
おメリディオナル方向、サジタル方向とは図13に示す
ように横方向をメリディオナル方向、縦方向をサジタル
方向とする。
【0003】図15、図16は図13に示すレンズ系の
うち第2のレンズ12の面精度のグラフを示す。一般的
にレンズ面の形状精度の違いによる非対称性のことをア
スと称する。図15はゲート15の0°方向メリディオ
ナル方向の面精度グラフであり、図16はゲート15の
90°方向サジタル方向の面精度グラフである。なおゲ
ート0°方向、ゲート90°方向とはそれぞれ図15、
図16に示すように、プラスチックレンズの射出成形の
際の金型のプラスチック注入口の方向である。ゲート0
°方向とゲート90°方向とでは射出成形時の樹脂流動
の違いによりアスが発生する。
【0004】特にレンズ系全体での外形寸法において縦
を横よりも小さくする必要がある場合には、レンズ外形
形状を円にすることが出来ず、図13に示すように円を
上下でカットした外形形状とせざるをえない。外形形状
が円でないプラスチックレンズにおいては前記アスの発
生は特に顕著になる。このレンズ系の第2のレンズ12
においては図15,図16に示すように設計値との面精
度ズレ量a,bが有り、(a−b)のアスが有る。又、
図13に示す第1のレンズ11、第3のレンズ13にも
同様の面精度ズレ及びアスが有る。
【0005】レンズにアスがある場合、そのアスの量に
応じてサジタル方向とメリディオナル方向とでピント位
置がズレる。よってレンズ系全体としてのMTF性能に
於いては、レンズにアスがある場合、サジタル方向MT
Fのピーク位置とメリディオナル方向MTFのピーク位
置とがズレる。図13に示すように同じようなアスのあ
るプラスチックレンズのゲート位置が同一方向に揃って
組まれている場合には、サジタル方向のピント位置とメ
リディオナル方向のピント位置のズレ方が、第1のレン
ズ11、第2のレンズ12、第3のレンズ13共同じよ
うにズレる為、各レンズによるピント位置ズレ量が同一
方向のピントズレとして加算されることになる。そのた
め図14に示すようにMTFでサジタル方向MTFとメ
リディオナル方向MTFのピーク位置の差が大きくな
り、ピント合わせが非常にやりづらい問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特開平6−3
47713号公報は、プラスチックレンズがゲートの存
在によって脈理や複屈折領域の影響が生ずることによっ
て、プラスチックレンズのゲート位置を180度異なる
位置に配設するレンズ系を開示する。本発明はプラスチ
ックレンズが設計値と実際に射出成形された面のズレ量
に基づくアスの発生が不可避であることに着目し、アス
のあるプラスチックレンズにより構成されるレンズ系に
あって、MTFでのサジタル方向MTFとメリディオナ
ル方向MTFのピーク位置の差が小さくてピントが合わ
せやすいレンズを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するに
は、本発明のレンズ系は、アスのあるプラスチックレン
ズのうちの一部のプラスチックレンズのゲート位置を他
のプラスチックレンズとは異なる位置にするか、又はゲ
ート位置が異なる方向になるように構成される。
【0008】
【作用】上記構成とすれば、アスのある一部のプラスチ
ックレンズにより発生しているサジタル方向とメリディ
オナル方向とのピント位置ズレを、前記プラスチックレ
ンズとはゲート位置が異なるアスのあるプラスチックレ
ンズによりキャンセルすることが出来るので、サジタル
方向MTFとメリディオナル方向MTFのピーク位置の
差を小さくすることができ、ピント合わせがしやすいレ
ンズにすることが出来る。
【0009】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の実施例に係るレンズ系を示す。本実施例
のレンズ系は、3個のプラスチックレンズ51,52,
53で構成される。レンズ51は、上下方向をカットし
たカット面51aを有し、レンズ52,レンズ53もそ
れぞれ上下方向のカット面52a,53aを有する。第
1のプラスチックレンズ51は、1個のゲート54を有
し、第2のプラスチックレンズ52は1個のゲート55
を有する。同様に第3のプラスチックレンズ53は1個
のゲート56を有する。第1のレンズ51と第3のレン
ズ53は、ゲート54,56が横方向にセットされ、第
2のレンズ52はゲート55が縦方向にセットされる。
【0010】図3は、第1のレンズ51の面精度のグラ
フを示す。このグラフはゲート54を図1の横方向であ
るメリディオナル方向にセットした場合の面精度の変化
のカーブ71を示す。符号72で示す寸法a1は、設計
値と実際の面精度のズレ量を示す。
【0011】図4は第1のレンズ51のゲート54を図
1のたて方向にセットした場合の面精度の変化のカーブ
81を示す。符号82で示す寸法b1は、設計値と実際
の面精度のズレ量を示す。
【0012】図5は第2のレンズ52のメリディオナル
方向の面精度の変化を示すカーブ91と、ズレ量92を
示すグラフ。
【0013】図6は第2のレンズ52のサジタル方向の
面精度の変化を示すカーブ101と、ズレ量102を示
すグラフである。第2のレンズ52にあっては、メリデ
ィオナル方向において、ゲート55は90度の方向にセ
ットされる。
【0014】図7は第3のレンズ52のサジタル方向の
面精度の変化を示すカーブ121と、ズレ量122を示
すグラフである。レンズ51,レンズ52,レンズ53
は、射出成形時の樹脂流動の違いによりアスが生じ、ゲ
ート0°方向の面精度ズレ量a1、a2、a3はゲート9
0°方向の面精度ズレ量b1、b2、b3よりも大きな値
となっている。そして第2のレンズ52のみがゲート位
置が90°異なっていることから、レンズ51,レンズ
52,レンズ53におけるメリディオナル方向の面精度
ズレ量はa1、b2、a3、サジタル方向の面精度ズレ量
はb1、a2、b3となる。
【0015】よって、各レンズのアスを (アス)=(メリディオナル方向の面精度ズレ量) −(サジタル方向の面精度ズレ量) ・・・(1) と定義すると、レンズ51のアスは(a1−b1)で
(+)符号、レンズ52のアスは(b2−a2)で(−)
符号、レンズ53のアスは(a3−b3)で(+)符号と
なる。
【0016】本実施例1では前記アスの(+)(−)の
符号と、メリディオナル方向とサジタル方向とのピント
ズレの方向とが各レンズ共同じになっているものとすれ
ば、レンズ51により、サジタル方向のピントがメリデ
ィオナル方向のピントよりも後側、(+)方向となり、
レンズ52により、メリディオナル方向のピントがサジ
タル方向のピントよりも前側、(−)方向となり、レン
ズ53により、サジタル方向のピントがメリディオナル
方向のピントよりも後側、(+)方向となる。よって、
レンズ51とレンズ53とによるサジタル方向とメリデ
ィオナル方向とのピントズレがレンズ52によりキャン
セルされることになり、レンズ系全体としてのサジタル
方向とメリディオナル方向とのピントズレ量を小さくす
ることが出来る。
【0017】図2は、本実施例1によるレンズ系全体で
のMTFのグラフを示す。本発明によりサジタル方向と
メリディオナル方向とのMTFのピーク位置の差をずっ
と小さくすることが出来たことは、先の図13と図2と
を見比べてみれば一目瞭然である。またレンズ外形寸法
においては縦が横よりも小さくすることが出来ているこ
とは図1より明らかである。
【0018】実施例2 図9は、本発明の第2の実施例のレンズ系を示す。本実
施例のレンズ系は3個のプラスチックレンズ131,1
32,133で構成され、第1のレンズ131は1個の
ゲート134を有し、第2のレンズ132は、1個のゲ
ート135を有し、第1のレンズ133は1個のゲート
136を有する。
【0019】第1のレンズ131は、円形のレンズに対
して対向する両面をカットしたカット面131aを有
し、ゲート134はカット面131aに対して90度の
位置に設けられる。第2のレンズ132も同様にカット
面132aを有し、ゲート135はカット面132aに
対して90度の位置に設けられる。第3のレンズ133
も同様にカット面133aを有し、ゲート136はカッ
ト面133aに対して90度の位置に設けられる。以上
のように、本実施例のレンズ系を構成するレンズ13
1,132,133は、いずれもカット面に対してゲー
トが90度の位置に設けられるものである。
【0020】そして、第1のレンズ131,第3のレン
ズ133はゲートの位置をメリディオナル方向にセット
され、第2のレンズ132は、ゲートの位置が90度異
なるサジタル方向にセットされる。
【0021】図9のレンズ131、レンズ133は実施
例1と同じプラスチックレンズであるので、各レンズの
面精度ズレ量及びアスは実施例1と同じである。図9の
第2のレンズ132の面精度グラフを図10、図11に
示す。図14、図15に於いて141はゲート90°方
向メリディオナル方向の面精度グラフ、符号で142の
寸法b4はゲート90°方向メリディオナル方向の設計
値との面精度ズレ量、151はゲート0°方向サジタル
方向の面精度グラフ、符号152の寸法a4はゲート0
°方向サジタル方向の設計値との面精度ズレ量である。
【0022】本実施例のレンズ132も樹脂流動の違い
によるアスが生じている為、ゲート0°方向の面精度ズ
レ量a4はゲート90°方向の面精度ズレ量b4よりも大
きな値となっている。(1)式よりアスを求めるとレン
ズ2のアスは(b4−a4)で(−)符号となり実施例1
のレンズ52と同じアスになる。よって、実施例1と同
様な効果を得ることが出来る為レンズ131とレンズ1
33とによるサジタル方向とメリディオナル方向とのピ
ントズレがレンズ132によりキャンセルされることに
なり、レンズ系全体としてのサジタル方向とメリディオ
ナル方向とのピントズレ量を小さくすることが出来る。
【0023】本実施例2によるレンズ系全体でのMTF
のグラフを図12に示す。また第2のレンズ132の最
大外径は第1のレンズ131の最大外径よりも小さいも
のとすればレンズ系全体での外形寸法においては縦が横
よりも小さくなっている。
【0024】以上の実施例1及び実施例2で説明したよ
うに、アスのあるプラスチックレンズ複数枚から構成さ
れているレンズに於いて全てのプラスチックレンズのゲ
ート位置を揃えて組まずに、一部のプラスチックレンズ
のゲート位置を90°異なる位置にするか、又はゲート
位置が90°異なる方向に組み込むことでピントズレを
キャンセルすることが出来、サジタル方向とメリディオ
ナル方向とのMTFのピーク位置の差を小さくすること
が出来た。又、前記実施例では他のプラスチックレンズ
のゲート位置と異なるレンズの角度は90°にしたが、
アスの出方に応じてサジタル方向とメリディオナル方向
のピントズレをキャンセル出来るようにゲート位置の角
度を設定してやれば、本発明の効果を得ることが出来
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、アスのあるゲートが1
箇所しか無いプラスチックレンズを使用しているレンズ
において、プラスチックレンズのゲート位置を全て同一
方向に揃えて組み込まずに、一部のプラスチックレンズ
については他のプラスチックレンズとゲート位置方向が
異なるように組む事により、各プラスチックレンズのア
スによるサジタル方向とメリディオナル方向のピントズ
レ量をキャンセルすることが出来、MTFでのメリディ
オナル方向MTFピーク位置とサジタル方向MTFのピ
ーク位置の差を小さくすることが出来、ピント合わせが
しやすいという効果がある。
【0026】また、レンズ系の縦寸法を横寸法に比べて
小さく構成することもできるので、レンズ系を組込む機
器を小型化できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるレンズの斜視図。
【図2】本発明の実施例1によるレンズのMTFグラ
フ。
【図3】本発明の実施例1によるレンズ51のゲート0
°方向メリディオナル方向の面精度グラフ。
【図4】本発明の実施例1によるレンズ51のゲート9
0°方向サジタル方向の面精度グラフ。
【図5】本発明の実施例1によるレンズ52のゲート9
0°方向メリディオナル方向の面精度グラフ。
【図6】本発明の実施例1によるレンズ52のゲート0
°方向サジタル方向の面精度グラフ。
【図7】本発明の実施例1によるレンズ53のゲート0
°方向メリディオナル方向の面精度グラフ。
【図8】本発明の実施例1によるレンズ53のゲート9
0°方向サジタル方向の面精度グラフ。
【図9】本発明の実施例2によるレンズの斜視図。
【図10】本発明の実施例2によるレンズ132のゲー
ト90°方向メリディオナル方向の面精度グラフ。
【図11】本発明の実施例2によるレンズ132のゲー
ト0°方向サジタル方向の面精度グラフ。
【図12】本発明の実施例2によるレンズのMTFグラ
フ。
【図13】全てのレンズのゲート方向が揃っているレン
ズの斜視図。
【図14】全てのレンズのゲート方向が揃っているレン
ズのMTFグラフ。
【図15】レンズ2のゲート0°方向メリディオナル方
向の面精度グラフ。
【図16】レンズ2のゲート90°方向サジタル方向の
面精度グラフ。
【符号の説明】
11 第1のレンズ 12 第2のレンズ 13 第3のレンズ 14 レンズ11のゲート位置 15 レンズ12のゲート位置 16 レンズ13のゲート位置 21 メリディオナル方向MTF 22 サジタル方向MTF 31 レンズ12のゲート0°方向メリディオナル方向
の面精度グラフ 32 ゲート0°方向メリディオナル方向の設計値との
面精度ズレ量 41 レンズ12のゲート90°方向サジタル方向の面
精度グラフ 42 ゲート90°方向サジタル方向の設計値との面精
度ズレ量 51 第1のレンズ 52 第2のレンズ 53 第3のレンズ 54 レンズ51のゲート位置 55 レンズ52のゲート位置 56 レンズ53のゲート位置 61 メリディオナル方向MTF 62 サジタル方向MTF 71 レンズ51のゲート0°方向メリディオナル方向
の面精度グラフ 72 ゲート0°方向メリディオナル方向の設計値との
面精度ズレ量 81 レンズ51のゲート90°方向サジタル方向の面
精度グラフ 82 ゲート90°方向サジタル方向の設計値との面精
度ズレ量 91 レンズ52のゲート90°方向メリディオナル方
向の面精度グラフ 92 ゲート90°方向メリディオナル方向の設計値と
の面精度ズレ量 101 レンズ52のゲート0°方向サジタル方向の面
精度グラフ 102 ゲート0°方向サジタル方向の設計値との面精
度ズレ量 111 レンズ53のゲート0°方向メリディオナル方
向の面精度グラフ 112 ゲート0°方向メリディオナル方向の設計値と
の面精度ズレ量 121 レンズ53のゲート90°方向サジタル方向の
面精度グラフ 122 ゲート90°方向サジタル方向の設計値との面
精度ズレ量 131 第1のレンズ 132 第2のレンズ 133 第3のレンズ 134 レンズ131のゲート位置 135 レンズ132のゲート位置 136 レンズ133のゲート位置 141 レンズ132のゲート90°方向メリディオナ
ル方向の面精度グラフ 142 ゲート90°方向メリディオナル方向の設計値
との面精度ズレ量 151 レンズ132のゲート0°方向サジタル方向の
面精度グラフ 152 ゲート0°方向サジタル方向の設計値との面精
度ズレ量 161 メリディオナル方向MTF 162 サジタル方向MTF

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個のゲートを有する金型を用いて射出
    成形されるプラスチックレンズを2枚以上使用して構成
    されるレンズ系において、 該プラスチックレンズのうちの一部又は全部がレンズ面
    の形状精度の違いによる非対称性(アス)を有し、前記
    プラスチックレンズのうちの一部のレンズのゲート位置
    は他のレンズのゲート位置とは異なる方向に配設される
    ことを特徴とするプラスチックレンズを用いたレンズ
    系。
  2. 【請求項2】 前記プラスチックレンズのうちの一部の
    ゲート位置は他のレンズのゲート位置とは光軸線まわり
    に90度の角度位置に配設されることを特徴とする請求
    項1記載のプラスチックレンズを用いたレンズ系。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックのうちの一部又は全部
    が、円以外の外形形状を有する請求項1または2記載の
    プラスチックレンズを用いたレンズ系。
  4. 【請求項4】 前記プラスチックのうちの一部又は全部
    が、円の上又は下、もしくは上下を切り落した外形形状
    を有する請求項1,2又は3記載のプラスチックレンズ
    を用いたレンズ系。
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