JPH0955676A - 受信信号有無検出回路 - Google Patents
受信信号有無検出回路Info
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- JPH0955676A JPH0955676A JP7229634A JP22963495A JPH0955676A JP H0955676 A JPH0955676 A JP H0955676A JP 7229634 A JP7229634 A JP 7229634A JP 22963495 A JP22963495 A JP 22963495A JP H0955676 A JPH0955676 A JP H0955676A
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Abstract
ず、受信信号の有無を判別するのに要する受信信号レベ
ルの変動率を一定にした受信信号有無検出回路を提供す
る。 【解決手段】 受信機の中間周波信号を整流し平滑化し
た整流回路1からの出力を受信信号レベルに対応する電
圧として送出し、可変抵抗器2によって受信信号検出レ
ベル設定値に基づくレベルの電圧を出力し、シュミット
回路6の帰還抵抗を可変抵抗器2と連動する可変抵抗器
4で構成して可変抵抗器2からの出力電圧の増加に基づ
いてシュミット回路6のヒステリシス幅を増加させるよ
うにし、可変抵抗器2からの出力電圧と前記受信信号レ
ベルに対応する電圧とをシュミット回路6においてレベ
ル比較し、レベル比較出力を受信信号有無検出出力とし
た。
Description
用できる受信信号有無検出回路に関する。
によって受信信号出力のオン・オフを行うスケルチ回路
はFM検波器の雑音レベルによって制御されることが多
いが、雑音レベルの検出が困難な場合や受信信号レベル
の検出精度が要求される場合には、受信信号レベルを検
出することによって受信信号の有無を判別し、受信信号
出力のオン・オフが行われる。
は図4に示すごとく、FM受信機などの中間周波信号
(IF信号)を整流回路1において整流し平滑化するこ
とによって受信信号レベルを検出し、検出した受信信号
レベルと受信信号の有無を判別するために可変抵抗器2
の設定に基づく電圧値(以下、受信信号検出レベル設定
値とも記す)とを、比較器3と抵抗5と抵抗7とを含む
シュミット回路8に供給し、シュミット回路8の出力を
受信信号有無検出出力として送出し、受信信号の有無を
検出していた。しかし、受信信号レベルを一点の受信信
号検出レベル設定値とのみの比較で行うときは、受信信
号レベルが受信信号検出レベル設定値付近にあると、受
信信号レベルの僅かな変動によって不必要に受信信号有
無検出出力が変化する。
ことを避けるために、上記従来例のように、シュミット
回路8には抵抗5および抵抗7の抵抗値によって設定さ
れる幅Aのヒステリシスを設けている。幅Aのヒステリ
シスを設けたシュミット回路8を備えた受信信号有無検
出回路9では、受信信号検出レベル設定値対受信信号レ
ベル特性は例えば図5に示すようになる。図5において
VHはヒステリシスの上限側の値を、VLはヒステリシ
スの下限側の値を示している。これらが受信信号の有無
判別のための設定値になる。
出回路9では、受信信号レベルが増加していくときには
受信信号レベルが値VH以上になったときに受信信号が
存在するとの判別出力を送出し、受信信号レベルが低下
していくときには、受信信号レベルが値VL以下になっ
たときに受信信号が無くなったとの判別出力を送出す
る。
ス幅Aが1μVであり、受信信号検出レベル設定値が1
μVであるとき、受信信号がない状態から受信信号有無
検出回路9によって受信信号が存在すると判別されるた
めには2.0μV以上の受信信号レベルが必要になる。
受信信号レベルが2.0μV以上あるときから、受信信
号レベルが下がって1.0μV以下になると受信信号有
無検出回路9によって受信信号が無くなったと判別され
る。
μVであり、受信信号検出レベル設定値が10μVであ
るとき、受信信号が無い状態から受信信号有無検出回路
9によって受信信号が存在すると判別されるためには1
1.0μV以上の受信信号レベルが必要になる。受信信
号レベルが11.0μV以上あるとき、受信信号レベル
が下がって10.0μV以下になると受信信号有無検出
回路9によって受信信号が無くなったと判別される。
号検出レベル設定値が1μVのときも、10μVのとき
も、1μVの受信信号レベルの変動によって受信信号の
有無が判別されるわけであるが、電波伝搬による受信信
号レベルの変化は直線的ではなく対数的に生ずる。図6
の受信信号検出レベル設定値対受信信号の有無を判別す
るのに必要な受信信号レベルの変動率特性に示すごと
く、受信信号検出レベル設定値が1μVのときには受信
信号レベルの変動率は6dB(100%)であるのに対
して、受信信号検出レベル設定値が10μVのときには
受信信号レベルの変動率は0.83dB(10%)とな
り、シュミット回路8のヒステリス幅を固定にしたとき
は、受信信号検出レベル設定値が小さいときには受信信
号レベルの大きな変動がないと受信信号の有無を検出で
きず、かつ受信信号検出レベル設定値が大きくなるほど
受信信号レベルの僅かな変動で受信信号レベル検出出力
が変化してしまって、受信信号レベル検出出力の変化が
激しいという問題点があった。
Vのときの受信信号レベル検出出力を安定させるために
ヒステリシス幅Aを10μVに設定すると、受信信号レ
ベルの変動率は6dB(100%)の変動率となって受
信信号検出レベル設定値が大きいときの受信信号有無検
出出力は安定するが、受信信号検出レベル設定値が1μ
Vと小さいときは、受信信号レベルの変動率が20dB
(1000%)もの非常に大きい受信信号レベル変動が
ないと受信信号の有無の検出ができなくなって実用にな
らないという問題点があった。
号レベルを検出し受信信号の有無を検出する従来の受信
信号有無検出回路では、受信信号検出レベル設定値の大
小によって受信信号の有無を判別するのに要する受信信
号レベルの変動率が変わり、受信信号の有無の検出のた
めに、受信信号検出レベル設定値が小さいときに非常に
大きな受信信号レベルの変動を必要としたり、受信信号
検出レベル設定値が大きいときに僅かな受信信号レベル
の変動で受信信号有無の検出出力が不安定に変化する等
の問題点があった。
小にかかわらず、受信信号の有無を判別するのに要する
受信信号レベルの変動率を一定にした受信信号有無検出
回路を提供することを目的とする。
有無検出回路は、受信機の中間周波信号を整流し平滑化
して受信信号レベルに対応する電圧として送出する整流
回路と、受信信号検出レベル設定値に基づくレベルの電
圧を出力する受信信号検出レベル設定手段と、受信信号
検出レベル設定値の増加に基づいてヒステリシス幅を増
加させかつ受信信号検出レベル設定手段からの出力電圧
と前記受信信号レベルに対応する電圧とをレベル比較し
て受信信号有無検出出力を送出するシュミット回路とを
備えたことを特徴とする。
れば、受信機の中間周波信号を整流し平滑化した電圧が
受信信号レベルに対応する電圧として整流回路から送出
され、受信信号検出レベル設定値に基づくレベルの電圧
が受信信号検出レベル設定手段から出力され、シュミッ
ト回路において受信信号検出レベル設定手段からの出力
電圧と前記受信信号レベルに対応する電圧とがレベル比
較されてシュミット回路から受信信号有無検出出力が送
出される。しかるにシュミット回路のヒステリシス幅は
受信信号検出レベル設定値の増加に基づいて増加させら
れるために、受信信号検出レベル設定値の大小にかかわ
らず、受信信号の有無を判別するのに要する受信信号レ
ベルの変動率は一定となる。
回路の実施の形態について説明する。図1は本発明にか
かる受信信号有無検出回路の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。
の実施の一形態においては、FM受信機などのIF信号
を整流回路1において整流し平滑化することによって受
信信号レベルを検出し、検出した受信信号レベルと受信
信号の有無を判別するために可変抵抗器2の設定に基づ
く電圧値(以下、受信信号検出レベル設定値とも記す)
とを、比較器3、抵抗5および可変抵抗器2と連動して
ヒステリシス幅を設定する可変抵抗器4を含むシュミッ
ト回路6に供給し、シュミット回路6の出力を受信信号
有無検出出力として送出する。
信号有無検出回路10の実施の一形態による場合の作用
について説明する。
設定値が設定されることは従来例の場合と同様である
が、本形態では可変抵抗器2と可変抵抗器4とは連動し
て設定され、可変抵抗器2による受信信号検出レベルの
設定に基づき可変抵抗器4の抵抗値も変化し、受信信号
検出レベル設定値の増加に基づいてシュミット回路6の
ヒステリシス幅が広げられる。
ては、受信信号検出レベル設定値対受信信号レベル特性
は図2に示すように、受信信号検出レベル設定値の増加
に基づいてヒステリシス幅が広がっている。図2におい
てヒステリシス幅をBとして示してある。図2において
VHはヒステリシスの上限側の値を、VLはヒステリシ
スの下限側の値を示し、これらが受信信号の有無判別の
ための設定値になる。勿論ヒステリシス幅Bは可変抵抗
器2の出力電圧値の増加に基づいて増加する。
受信信号の有無を判別するのに必要な受信信号レベルの
変動率特性は図3に示すごとく受信信号検出レベル設定
値に対して受信信号の有無を判別するのに必要な受信信
号レベルの変動率は一定となる。
において、例えば、受信信号検出レベル設定値が1μV
のときにシュミット回路6のヒステリシス幅が0.41
4μVであるとすると、受信信号が無い状態から受信信
号有無検出回路10によって受信信号が存在すると判別
されるためには、1μVの受信信号検出レベル設定値に
対して3dB増加の1.414μVの受信信号レベルが
必要になる。受信信号レベルが1.414μV以上ある
とき、受信信号レベルが1.414μVから3dB下が
って1μV以下になると受信信号有無検出回路10によ
って受信信号なしと判別される。
倍の10μVのときにシュミット回路6のヒステリシス
幅が同様に10倍の4.14μVであるとすると、受信
信号が無い状態から受信信号有無検出回路10によって
受信信号が存在すると判別されるためには、10μVの
受信信号検出レベル設定値に対して3dB増加の14.
14μVの受信信号レベルが必要になる。受信信号レベ
ルが14.14μV以上あるとき、受信信号レベルが1
4.14μVから3dB下がって10μV以下になると
受信信号有無検出回路10によって受信信号なしと判別
される。
無検出回路10によれば、受信信号検出レベル設定値に
かかわらず受信信号の有無を検出するための受信信号レ
ベルの変動率は一定となる。
信号有無検出回路によれば、受信信号検出レベル設定値
にかかわらず受信信号の有無を検出するための受信信号
レベルの変動率を一定とすることができる。
一形態における構成を示すブロック図である。
一形態の作用の説明に供する受信信号検出レベル設定値
対受信信号レベル特性図である。
一形態の作用の説明に供する受信信号検出レベル設定値
対受信信号レベル変動率特性図である。
ック図である。
する受信信号検出レベル設定値対受信信号レベル特性図
である。
する受信信号検出レベル設定値対受信信号レベル変動率
特性図である。
Claims (1)
- 【請求項1】受信機の中間周波信号を整流し平滑化して
受信信号レベルに対応する電圧として送出する整流回路
と、受信信号検出レベル設定値に基づくレベルの電圧を
出力する受信信号検出レベル設定手段と、受信信号検出
レベル設定値の増加に基づいてヒステリシス幅を増加さ
せかつ受信信号検出レベル設定手段からの出力電圧と前
記受信信号レベルに対応する電圧とをレベル比較して受
信信号有無検出出力を送出するシュミット回路とを備え
たことを特徴とする受信信号有無検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07229634A JP3088273B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 受信信号有無検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07229634A JP3088273B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 受信信号有無検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955676A true JPH0955676A (ja) | 1997-02-25 |
JP3088273B2 JP3088273B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16895276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07229634A Expired - Fee Related JP3088273B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 受信信号有無検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088273B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007506299A (ja) * | 2003-09-16 | 2007-03-15 | ノースロップ グルムマン コーポレイション | ウルトラワイドバンド(uwb)通信ネットワークのためのバイポーラ波形変調 |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP07229634A patent/JP3088273B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007506299A (ja) * | 2003-09-16 | 2007-03-15 | ノースロップ グルムマン コーポレイション | ウルトラワイドバンド(uwb)通信ネットワークのためのバイポーラ波形変調 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3088273B2 (ja) | 2000-09-18 |
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