JPH0955322A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JPH0955322A
JPH0955322A JP7205718A JP20571895A JPH0955322A JP H0955322 A JPH0955322 A JP H0955322A JP 7205718 A JP7205718 A JP 7205718A JP 20571895 A JP20571895 A JP 20571895A JP H0955322 A JPH0955322 A JP H0955322A
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JP
Japan
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cooling liquid
winding
spacers
flow path
flow
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JP7205718A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Nakahama
敬文 中濱
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒を封入した中空の導体により巻線を構成
したものの特性を充分に発揮させ得て、冷却液に対する
導体の放熱面積の削減や冷却液量の削減を図り得るよう
にする。 【解決手段】 冷媒を封入した中空の導体から成る巻線
23の間にスペーサ24を配設し、それによって形成し
た巻線23間のスペースに冷却液29を流すことによ
り、必要な冷却をするようにしたものにおいて、スペー
サ24を巻線23の巻回方向の一部の領域23aを除い
て残りの領域23bの全面に配設し、このスペーサ24
を配設しない巻線23の上記一部の領域23aを冷却液
29の流路30とすることにより、巻線23を冷却液2
9の流路30側と反流路30側とに明確に区分し、その
反流路30側で発生した熱が、導体内の冷媒によって流
路30側に搬送されて、巻線23の巻回方向における熱
流速が多くなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線が冷媒を封入
した中空の導体から成る、液冷タイプの変圧器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の変圧器の従来構造を図21に示
す。すなわち、容器1内に、鉄心2と、この鉄心2に装
設された巻線3、及びこの巻線3の間に配設されたスペ
ーサ4が収められている。又、容器1にはポンプ5と熱
交換器6とが配管7により接続されており、これらには
冷却液8が充填されている。
【0003】この構成で、ポンプ5が運転されることに
より、冷却液8が配管7から容器1内に流入され、スペ
ーサ4により図22に示すごとく形成された巻線3間の
スペース(冷却液流路)9を通って、巻線3等から熱を
奪う。そして、その熱を奪った冷却液8が容器1から熱
交換器6に至って冷却され、ポンプ5に吸入されて再び
容器1内に送られるということを繰返す。
【0004】しかして、この場合、巻線3は図22に示
すように中空の導体10から成っており、その内部の空
洞部11には図23に示すように冷媒12が封入されて
いる。この冷媒12は液体の状態から加熱されると熱を
吸収して蒸発し、その蒸気が冷却部に移動して放熱し凝
縮するもので、凝縮した冷媒12は加熱部に戻って再び
蒸発されるということを繰返す。
【0005】従って、巻線3はヒートパイプ化されてい
るもので、このものの等価熱伝導率は導体10の物性の
熱伝導率を上回る。等価熱伝導率λe{単位は例えば
[W/(m・K)]}は下式で求められる。
【0006】λe=q・l/(A・Δt) qは熱流束(単位は例えば[W]) lは熱伝導距離(単位は例えば[m]) Aは導体の空洞部を含む断面積(単位は例えば
[m]) Δtはlにおける温度差(単位は例えば[K]) この式から明らかなように、冷媒12を封入した中空の
導体10から成る巻線3の巻回方向の熱流速が大きい場
合には、導体10の等価熱伝導率は導体10の物性の熱
伝導率を大きく上回り、導体10の温度差は小さくな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の変圧器にお
いて、導体10を中実とした場合の、この導体10につ
いての冷却液8流入側から流出側までの冷却液8の温度
分布を図24に特性線で示し、導体10の温度分布を
同図に特性線で示す。この場合、導体10がその物性
で冷却液8と熱交換を行なうため、導体10には冷却液
8の流入側と流出側とである程度の温度差がみられる。
すなわち、導体10の巻回方向の熱流速は大きくない。
【0008】これに対して、導体10を中空として冷媒
12を封入した場合の、導体10の温度分布を同図に特
性線で示す。この場合、上述のケースと比して冷媒1
2を封入した中空の導体10で巻線3を構成した効果が
あまり出ておらず、むしろ、導体10を中空にした分、
巻線3が大きくなって変圧器の全体が大きくなるだけ
で、冷媒封入導体を採用した意味がないという問題点を
有していた。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、冷媒封入導体の特性を充分
に発揮させ得て、冷却液に対する導体の放熱面積の削減
や冷却液量の削減を図ることのできる変圧器を提供する
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の変圧器においては、第1に、鉄心と、冷媒
を封入した中空の導体から成り鉄心に装設された巻線
と、この巻線の間に配設されたスペーサとを具備し、こ
れらを容器に収めて、上記スペーサで形成された巻線間
のスペースに冷却液を流すことにより、必要な冷却をす
るようにしたものにあって、上記スペーサを上記巻線の
巻回方向の一部の領域を除いて残りの領域の全面に配設
し、このスペーサを配設しない巻線の上記一部の領域を
冷却液の流路としたことを特徴とする。
【0011】この第1の手段によれば、巻線がスペーサ
の配置によって冷却液の流路側と反流路側とに明確に区
分され、その反流路側で発生した熱が、巻線導体の空洞
部に封入された冷媒によって流路側に搬送されるように
なり、巻線の巻回方向における熱流速が多くなって、等
価熱伝導率が導体の物性の熱伝導率を大きく上回るよう
になる。
【0012】本発明の変圧器においては、第2に、鉄心
と、冷媒を封入した中空の導体から成り鉄心に装設され
た巻線と、この巻線の間に配設されたスペーサとを具備
し、これらを容器に収めて、上記スペーサで形成された
巻線間のスペースに冷却液を流すことにより、必要な冷
却をするようにしたものにあって、上記スペーサを上記
巻線の巻回方向の複数の領域を除いて残りの領域の全面
に配設し、このスペーサを配設しない巻線の上記複数の
領域を冷却液の直列の流路としたことを特徴とする。
【0013】この第2の手段によれば、巻線がスペーサ
の配置によって複数の各流路側と流路間の中心部側とに
明確に区分され、その流路間の中心部側で発生した熱
が、巻線導体の空洞部に封入された冷媒によって各流路
側に搬送されるようになり、巻線の巻回方向における熱
流速が多くなって、等価熱伝導率が導体の物性の熱伝導
率を大きく上回るようになる。
【0014】本発明の変圧器においては、第3に、鉄心
と、冷媒を封入した中空の導体から成り鉄心に装設され
た巻線と、この巻線の間に配設されたスペーサとを具備
し、これらを容器に収めて、上記スペーサで形成された
巻線間のスペースに冷却液を流すことにより、必要な冷
却をするようにしたものにあって、上記スペーサを上記
巻線の巻回方向の複数の領域を除いて残りの領域の全面
に配設し、このスペーサを配設しない巻線の上記複数の
領域を冷却液の並列の流路としたことを特徴とする。
【0015】この第3の手段によれば、基本的には第2
の手段同様の作用が得られるのに加えて、第2の手段の
ものより冷却液の流路抵抗が小さくなり、冷却液の流量
が増す。
【0016】本発明の変圧器においては、第4に、上記
各冷却液の流路に千鳥状にスペーサを配設したことを特
徴とする。この第4の手段によれば、各冷却液の流路で
の冷却液の流速が大きくなり、熱伝達率が大きくなる。
【0017】本発明の変圧器においては、第5に、上記
各冷却液の流路にここの巻線の巻回方向と平行にスペー
サを配設したことを特徴とする。この第5の手段によれ
ば、上記第4の手段のものに比して、各冷却液の流路の
流動抵抗が小さくなり、冷却液の流量が増して、冷却液
の温度上昇が小さくなる。
【0018】本発明の変圧器においては、第6に、上記
各冷却液の流路に配設したスペーサを良熱伝導材とした
ことを特徴とする。この第6の手段によれば、導体から
冷却液への伝熱面積が増す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図4を参照して説明する。まず図1には
容器21を示しており、これの内部に、鉄心22と、こ
の鉄心22に装設した巻線23、及びこの巻線23の間
に配設したスペーサ24を収めている。
【0020】巻線23は図2に示すように中空の導体2
5から成っており、その内部の空洞部26には図3に示
すように冷媒27を封入している。この冷媒27は液体
の状態から加熱されると熱を吸収して蒸発し、その蒸気
が冷却部に移動して放熱し凝縮するもので、凝縮した冷
媒27は加熱部に戻って再び蒸発されるということを繰
返す。
【0021】一方、スペーサ24は、図4にも示すごと
く、巻線23の巻回方向の一部である図中左側部の領域
23aを除いて残りの領域23bの全面に配設してお
り、このスペーサ24を配設しない巻線23の上記一部
の領域23aに対しては、容器21に配管28を接続し
て、この巻線23の一部の領域23aを冷却液29が流
れる流路30としている。
【0022】なお、流路30に対しては、冷却液29を
図1に矢印で示すように図中下側より上側へ流すポンプ
と熱交換器(図21参照)を配管28により接続して設
けている。
【0023】この構成で、ポンプが運転されることによ
り、冷却液29が配管28から容器21内の流路30に
流入され、この流路30でスペーサ24により図4に示
すごとく形成された巻線23間のスペースを通って、巻
線23等から熱を奪う。そして、その熱を奪った冷却液
29が流路30から熱交換器に至って冷却され、ポンプ
に吸入されて再び容器21内の流路30に送られるとい
うことを繰返す。
【0024】このとき、巻線23はスペーサ24の配置
によって流路30側(一部の領域23a)と反流路30
側(残りの領域23b)とに明確に区分され、その反流
路30側で発生した熱が、巻線23を構成する導体25
の空洞部26に封入した冷媒27によって流路30側に
搬送される。かくして、本構成のものの場合、巻線23
の巻回方向における熱流速が多くなり、等価熱伝導率が
導体25の物性の熱伝導率を大きく上回るようになる。
このため、流路30側から反流路30側までの導体25
の温度分布は図24に特性線で示すようになり、導体
25における温度差が小さくなる。
【0025】ここで、冷却液29に対する導体25の放
熱面積をS(単位は例えば[m])とし、熱流速をq
(単位は例えば[W])、熱通過率をK{単位は例えば
[W/(m・K)]}、導体25と冷却液29との温
度差をΔt(単位は例えば[K])とした場合、 q=K・S・Δt であり、 Δt=q/(K・S) である。
【0026】又、導体25の温度はその最高値が問題で
あり、上述の流路30側から反流路30側までの温度差
が小さいもので図24に示すようにその最高値を従来
(特性線参照)のそれと同等にすれば、導体25の平
均温度と冷却液29の平均温度との差(Δt)を大きく
とることができるため、熱流速qを一定とするならば、
上述の式から、熱通過率Kと放熱面積Sとの積(K・
S)を小さくでき、更にそれについて、熱通過率Kを一
定とするならば、放熱面積Sを小さくすることができ
る。
【0027】しかして、このように冷却液29に対する
導体25の放熱面積を小さくできることから、流路30
の容積を小さくすることができ、冷却液29の量も少な
くすることができる。更に、それによって、冷却液29
の流速も小さくでき、圧力損失を減少させ得るため、ポ
ンプを小形化することもできる。
【0028】以上に対して、図5及び図6は本発明の第
2実施例を示すもので、上記第1実施例の流路30にス
ペーサ31を千鳥状に配設したものを示している。この
ものによると、流路30での冷却液29の流速が大きく
なり、熱伝達率が大きくなるので、冷却液29に対する
導体25の放熱面積を更に小さくでき、流路30の容
積、冷却液29の量も更に少なくすることができる。
【0029】図7及び図8は本発明の第3実施例を示す
もので、上記第1実施例の流路30にここの巻線23の
巻回方向と平行にスペーサ32を配設したものを示して
いる。このものによると、上記第2実施例のものに比し
て、流路30の流動抵抗が小さくなり、冷却液29の流
量が増して、冷却液29の温度上昇が小さくなるため、
熱交換器出口での温度を高くすることができ、その分、
熱交換器を小形化することができる。
【0030】図9及び図10は本発明の第4実施例を示
すもので、スペーサ24を、巻線23の巻回方向の複数
(この場合、左右の両側部)の領域23a,23cを除
いて、残り(この場合、中央部)の領域23dの全面に
配設し、このスペーサ24を配設しない巻線23の上記
左右両側部の領域23a,23cを冷却液29が矢印で
示すように順に流れる直列の流路33,34としたもの
を示している。
【0031】このものによると、巻線23はスペーサ2
4の配置によって流路33,34側(左右両側部の領域
23a,23c)と流路33,34間の中心部側(中央
部の領域23d)とに区分が変わるものの、その区分は
明確で、流路33,34間の中心部側で発生した熱が、
巻線23を構成する導体25の空洞部26に封入した冷
媒27によって流路33,34側に搬送されることによ
り、巻線23の巻回方向における熱流速が多くなって、
等価熱伝導率が導体25の物性の熱伝導率を大きく上回
るようになるから、流路33,34側から流路33,3
4間の中心部側流路30側までの導体25の温度分布は
第1実施例のもの同様になり、導体25における温度差
が小さくなる。よって、第1実施例同様に冷却液29に
対する導体25の放熱面積を小さくでき、流路33,3
4の容積、冷却液29の量も少なくできて、冷却液の流
速も小さくできる。
【0032】図11及び図12は本発明の第5実施例を
示すもので、上記第4実施例の流路33,34にそれぞ
れスペーサ31を千鳥状に配設したものを示しており、
第2実施例同様の作用効果を得ることができる。図13
及び図14は本発明の第6実施例を示すもので、上記第
4実施例の流路33,34にそれぞれそこの巻線23の
巻回方向と平行にスペーサ32を配設したものを示して
おり、第3実施例同様の作用効果を得ることができる。
【0033】図15及び図16は本発明の第7実施例を
示すもので、スペーサ24を、第4実施例同様に、巻線
23の巻回方向の複数(左右の両側部)の領域23a,
23cを除いて、残り(中央部)の領域23dの全面に
配設し、このスペーサ24を配設しない巻線23の上記
左右両側部の領域23a,23cを冷却液29が矢印で
示すように並行に流れる並列の流路35,36としたも
のを示している。このものによると、基本的には第4実
施例同様の作用が得られるのに加えて、第4実施例のも
のより冷却液29の流路抵抗が小さくなることにより、
冷却液29の流量が増し、導体25の放熱面の熱伝達率
を大きくすることができる。
【0034】図17及び図18は本発明の第8実施例を
示すもので、上記第7実施例の流路35,36にそれぞ
れスペーサ31を千鳥状に配設したものを示しており、
第2実施例同様の作用効果を得ることができる。図19
及び図20は本発明の第9実施例を示すもので、上記第
7実施例の流路35,36にそれぞれそこの巻線23の
巻回方向と平行にスペーサ32を配設したものを示して
おり、第3実施例同様の作用効果を得ることができる。
このほか、図示はしないが、スペーサ31,32を良熱
伝導材とすることにより、導体25から冷却液29への
伝熱面積を増すことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の変圧器によれば、巻線
の巻回方向における熱流速を多くできて、等価熱伝導率
が導体の物性の熱伝導率を大きく上回るようになり、導
体の温度差を小さくできることから、冷却液に対する導
体の放熱面積を小さくでき、流路の容積を小さくするこ
とができる。又、それにより、冷却液の量も少なくする
ことができ、冷却液の流速も小さくできて、圧力損失を
減少させ得るため、ポンプを小形化することができる。
【0036】請求項2の変圧器によれば、上述同様に冷
却液に対する導体の放熱面積を小さくでき、流路の容
積、冷却液の量を少なくできて、冷却液の流速も小さく
でき、ポンプを小形化することができる。請求項3の変
圧器によれば、上述の効果に加えて、更に冷却液の流路
抵抗を小さくできることにより、冷却液の流量を増し得
て、導体の放熱面の熱伝達率を大きくすることができ
る。
【0037】請求項4の変圧器によれば、冷却液に対す
る導体の放熱面積を更に小さくでき、流路の容積、冷却
液の量も更に少なくすることができる。請求項5の変圧
器によれば、上述のものに比して、流路の流動抵抗を小
さくできることにより、冷却液の流量を更に増して、冷
却液の温度上昇を小さくできることから、熱交換器出口
での温度を高くすることができ、その分、熱交換器を小
形化することができる。請求項6の変圧器によれば、導
体から冷却液への伝熱面積を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の横断面図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】一部の拡大断面図
【図4】図1のB−B線に沿う断面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】図5のC−C線に沿う断面図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】図7のD−D線に沿う断面図
【図9】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図10】図9のE−E線に沿う断面図
【図11】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図12】図11のF−F線に沿う断面図
【図13】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図14】図13のG−G線に沿う断面図
【図15】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図16】図15のH−H線に沿う断面図
【図17】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図18】図17のI−I線に沿う断面図
【図19】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図20】図19のJ−J線に沿う断面図
【図21】従来例を示す全体の横断面図
【図22】図21のK−K線に沿う断面図
【図23】図3相当図
【図24】特性図
【符号の説明】
21は容器、22は鉄心、23は巻線、23aは巻線の
一部の領域、23bは巻線の残りの領域、23cは巻線
の他の一部の領域、23dは巻線の残りの領域、24は
スペーサ、25は導体、26は空洞部、27は冷媒、2
9は冷却液、30は流路、31,32はスペーサ、3
3,34,35,36は流路を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心と、冷媒を封入した中空の導体から
    成り前記鉄心に装設された巻線と、この巻線の間に配設
    されたスペーサとを具備し、これらを容器に収めて、前
    記スペーサで形成された巻線間のスペースに冷却液を流
    すことにより、必要な冷却をするようにしたものにおい
    て、前記スペーサを前記巻線の巻回方向の一部の領域を
    除いて残りの領域の全面に配設し、このスペーサを配設
    しない巻線の前記一部の領域を冷却液の流路としたこと
    を特徴とする変圧器。
  2. 【請求項2】 鉄心と、冷媒を封入した中空の導体から
    成り前記鉄心に装設された巻線と、この巻線の間に配設
    されたスペーサとを具備し、これらを容器に収めて、前
    記スペーサで形成された巻線間のスペースに冷却液を流
    すことにより、必要な冷却をするようにしたものにおい
    て、前記スペーサを前記巻線の巻回方向の複数の領域を
    除いて残りの領域の全面に配設し、このスペーサを配設
    しない巻線の前記複数の領域を冷却液の直列の流路とし
    たことを特徴とする変圧器。
  3. 【請求項3】 鉄心と、冷媒を封入した中空の導体から
    成り前記鉄心に装設された巻線と、この巻線の間に配設
    されたスペーサとを具備し、これらを容器に収めて、前
    記スペーサで形成された巻線間のスペースに冷却液を流
    すことにより、必要な冷却をするようにしたものにおい
    て、前記スペーサを前記巻線の巻回方向の複数の領域を
    除いて残りの領域の全面に配設し、このスペーサを配設
    しない巻線の前記複数の領域を冷却液の並列の流路とし
    たことを特徴とする変圧器。
  4. 【請求項4】 冷却液の流路に千鳥状にスペーサを配設
    したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の変圧器。
  5. 【請求項5】 冷却液の流路にここの巻線の巻回方向と
    平行にスペーサを配設したことを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の変圧器。
  6. 【請求項6】 冷却液の流路に配設したスペーサを良熱
    伝導材としたことを特徴とする請求項4又は5に記載の
    変圧器。
JP7205718A 1995-08-11 1995-08-11 変圧器 Pending JPH0955322A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10438734B2 (en) 2015-08-14 2019-10-08 Abb Schweiz Ag Cooling of a static electric induction system
WO2022201574A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社アドテックス 冷凍回路

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