JPH095507A - 光偏向部品及び光学ピックアップ - Google Patents

光偏向部品及び光学ピックアップ

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JPH095507A
JPH095507A JP7175407A JP17540795A JPH095507A JP H095507 A JPH095507 A JP H095507A JP 7175407 A JP7175407 A JP 7175407A JP 17540795 A JP17540795 A JP 17540795A JP H095507 A JPH095507 A JP H095507A
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light
optical
optical pickup
deflecting
component
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Hidehiro Kume
英廣 久米
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子からの不要光を除去することによ
り、小型,軽量で且つ信頼性の高い光偏向部品及びこれ
を利用した光学ピックアップを提供すること。 【構成】 光学ピックアップの光源から出射される光ビ
ームまたは光ディスクからの戻り光の光路中に配設さ
れ、光路を折曲げるために、光ビームを偏向する反射部
17aを備えた、光偏向部品17において、光学ピック
アップの動作特性に寄与しない不要光を除去するための
光吸収部17cを備えるように、光偏向部品17を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばミニディスク
(MD)・コンパクトディスク(CD)やこれらの媒体
を利用したコンピュータの記録再生装置等の記録・再生
光ディスク装置のための光学ピックアップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク用の光学ピッ
クアップは、例えば、図5に示すように構成されてい
る。図5において、光学ピックアップ1は、対物レンズ
2を備えたホルダー3と、ベース部4と、ベース部4上
に配設された複合型受発光デバイスとしての受発光素子
5及び光学系6とを備えている。
【0003】光学ピックアップ1は、ホルダー3がフォ
ーカシング方向及びトラッキング方向に移動されること
により、受発光素子5から出射されたレーザ光を光学系
6及び対物レンズ2を介して、ホルダー3の上方で回転
駆動される光ディスク7の信号記録面上のある一点に収
束合焦させ、光ディスク7の信号記録面から反射された
レーザ光(戻り光)を対物レンズ2及び光学系6を介し
て受発光素子5内に入射させる。
【0004】ここで、光学系6は、受発光素子5から出
射されたレーザ光を対物レンズ2に導き、また、光ディ
スク7からの戻り光を対物レンズ2から受発光素子5に
導くもので、立ち上げミラー6aを有している。また、
対物レンズ2を二軸方向に駆動するための図示しない二
軸アクチュエータにより、対物レンズ2がフォーカシン
グ方向及びトラッキング方向に移動調整されることによ
り、受発光素子5から出射されたレーザ光は、立ち上げ
ミラー6a,対物レンズ2を介して、光ディスク7の信
号記録面に収束合焦するようになっている。光ディスク
7の信号記録面で反射されたレーザ光(戻り光)は、対
物レンズ2及び立ち上げミラー6aを介して、受発光素
子5に入射される。
【0005】上記受発光素子5は、図6に示すように、
第一の半導体基板5a上に光出力用の第二の半導体基板
5bが載置され、この第二の半導体基板5b上に発光素
子としての半導体レーザ5cが搭載されている。半導体
レーザ5cの前方の第一の半導体基板5a上には、台形
形状のマイクロプリズム5dが、その半透過面としての
傾斜面を半導体レーザ5c側にして、設置されている。
さらに、受発光素子5は、その全体がカバー8により覆
われていると共に、このカバー8の内面に、立ち上げミ
ラー6aに向いて45度傾斜した反射面8aを備えてい
る。
【0006】これにより、半導体レーザ5cから第二の
半導体基板5bの表面に沿って出射した光ビームは、マ
イクロプリズム5dの傾斜面にて反射されて、上方に向
かって進み、カバー8の反射面8aによって反射され、
立ち上げミラー6aに向かって進むことになる。そし
て、立ち上げミラー6aにより反射された光ビームは、
対物レンズ2を介して、光ディスク7の信号記録面に収
束される。光ディスク7の信号記録面からの戻り光は、
再び、対物レンズ2,立ち上げミラー6aを介して、さ
らにカバー8の反射面8aを介して、マイクロプリズム
5dの傾斜面から、マイクロプリズム5d内に入射し、
マイクロプリズム5dの底面に達する。このマイクロプ
リズム5dの底面に達した戻り光は、一部がこの底面を
透過すると共に、一部がこの底面で反射され、マイクロ
プリズム5dの上面に向かって進む。
【0007】ここで、図6に示すように、マイクロプリ
ズム5dの戻り光入射位置の下部の第一の半導体基板5
a上には、第一の光検出器5eが形成されている。ま
た、上記底面で反射された戻り光は、マイクロプリズム
5dの上面にて内部へ反射されて、再びマイクロプリズ
ム5dの底面に入射される。そして、マイクロプリズム
5dの上面で反射された戻り光の入射されるマイクロプ
リズム5dの底面部分の下部の第一の半導体基板5aに
は、第二の光検出器5fが形成されている。
【0008】上記第一の光検出器5e,第二の光検出器
5fは、それぞれ複数のセンサブロックに分割されてお
り、各センサブロックの検出信号がそれぞれ独立して出
力されるようになっている。尚、第二の半導体基板5b
上には、半導体レーザ5cの出射側とは反対側に、第三
の光検出器5gが備えられている。この第三の光検出器
5gは、半導体レーザ5cの発光強度をモニタするため
のものである。また、受発光素子5は、例えば図7に示
すように、発光素子及び受光素子を一体の光学ブロック
として、パッケージ5hに封止されることにより、一体
化されている。
【0009】このように構成された光学ピックアップ1
によれば、受発光素子5の半導体レーザ5cから出射さ
れたレーザ光は、マイクロプリズム5dの傾斜面に入射
し、この傾斜面で、反射される。マイクロプリズム5d
の傾斜面で反射されたレーザ光は、立ち上げミラー6a
及び対物レンズ2を介して、光ディスク7の信号記録面
の所望のトラック位置のある一点に集束される。光ディ
スク7からの戻り光は、再び、対物レンズ2,立ち上げ
ミラー6aを介して、受発光素子5のマイクロプリズム
5dの傾斜面に入射し、この傾斜面を透過することによ
り、マイクロプリズム5d内に進む。
【0010】マイクロプリズム5d内に入射した戻り光
は、このマイクロプリズム5dの底面に達する。この底
面に入射した戻り光は、一部が透過すると共に、一部が
マイクロプリズム5dの上面方向に反射される。底面を
通過した戻り光は、第一の光検出器5eに入射され、他
方、底面で反射された戻り光は、マイクロプリズム5d
の上面で反射され、マイクロプリズム5dの底面を通過
して、第二の光検出器5fに入射する。
【0011】このように戻り光が、第一の光検出器5e
及び第二の光検出器5fに入射するので、光検出器5e
及び5fの各センサブロックからの検出信号に基づい
て、再生信号や、例えばいわゆる差動3分割法(D−3
DF法)により、フォーカス信号が検出され、また第一
の光検出器5eの各センサ部の検出信号に基づいて、所
謂プッシュプル方等により、トラッキングエラーが検出
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したコンパクトディスク用の光学ピックアップ1にお
いては、受発光素子5の半導体レーザ5cから出射する
光ビームのうち、光ディスク7に達して、光ディスク7
の信号再生に寄与するのは、一部である。即ち、半導体
レーザ5cからマイクロプリズム5dとは反対側の面か
ら出射する光ビームは、一部が第三の光検出器5gに入
射して、その発光強度のモニタに使用されるだけで、他
の光ビームは、図5に斜線で示すように、不要光とし
て、カバー8内に拡散することになる。従って、これら
の不要光の拡散により、迷光が生じ、光学ピックアップ
1の動作特性が低下することになり、光学ピックアップ
1による光ディスク7の再生動作の安定性を損なうこと
になるという問題があった。
【0013】また、上記光学ピックアップ1は、受発光
素子5が図7に示すように、パッケージ化されることに
より、内部の光学部品が外部から遮蔽され、高い信頼性
を得るようにしているが、光学ピックアップのさらなる
小型化やコストダウンに障害になってしまう。
【0014】このため、図8に示すように、受発光素子
が一体化された、所謂集積一体型の光学ピックアップも
考案されている。図8において、光学ピックアップ9
は、光学ピックアップ9の信号処理等の回路が構成され
る基板9a上に、受発光素子5が直接に配設されている
と共に、対物レンズ2を備えたホルダー3をフォーカシ
ング方向及びトラッキング方向に移動調整するための二
軸アクチュエータ9b,光学系6の立ち上げミラー6a
も基板9a上に装着されている。このような構成の集積
一体型光学ピックアップ9の場合、前述した半導体レー
ザ5cからの不要光は、さらに増加することになり、光
学ピックアップ9の動作特性を劣化させることになって
しまう。
【0015】本発明は、以上の点に鑑み、発光素子から
の不要光を除去することにより、小型,軽量で且つ信頼
性の高い光偏向部品及びこれを利用した光学ピックアッ
プを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光源から出射される光ビームまたは外部からの戻
り光の光路中に配設され、前記光路を折曲げるために光
ビームを偏向する反射部を備えた光偏向部品において、
この光偏向部品が備えられる光学機器の動作特性に寄与
しない不要光を除去するための光吸収部を備えているこ
とを特徴とする光偏向部品により、達成される。
【0017】また、上記目的は、本発明によれば、受発
光素子と、前記受発光素子から出射されたレーザ光を光
ディスクの信号記録面上に合焦させて照射するととも
に、前記光ディスクの信号記録面からの戻り光を前記受
発光素子に導入する光学系と、上記光学系の光路中に配
設され、光路を折曲げるために、光ビームを偏向する反
射部を有する光偏向部品とを備え、前記光偏向部品は、
この光偏向部品が備えられる光学ピックアップの動作特
性に寄与しない不要光を、除去するための光吸収部を備
えている光学ピックアップにより、達成される。
【0018】
【作用】上記構成によれば、光偏向部品に、不要光を除
去するための光吸収部が備えられているので、この光偏
向部品が装着される光学機器,例えば光学ピックアップ
の受発光素子から出射された光ビームのうち、この光学
ピックアップの動作特性に寄与しない不要光は、光偏向
部品の光吸収部に入射することにより、吸収されること
になる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において、特に本発明を限定する旨の記載がない限
り、これらの態様に限られるものではない。
【0020】図1は、本発明による光偏向部品を備えた
コンパクトディスク用の光学ピックアップの好適な実施
例を示す図である。図1において、光学ピックアップ1
0は、対物レンズ11を備えたホルダー12と、ベース
部(基板)13と、ベース部13上に配設された受発光
素子14及び光学系15とを含んでいる。これらの構成
において、受発光素子14を包囲するカバー17以外の
構成は図5の光学ピックアップと同様であるから、以
下、相違点を中心に説明する。
【0021】受発光素子14は、図6のものとほぼ同様
であるが、図2に示すように、第一の半導体基板14a
上に光出力用の第二の半導体基板14bが載置され、こ
の第二の半導体基板14b上に発光素子としての半導体
レーザ14cが搭載され、半導体レーザ14cの前方の
第一の半導体基板14a上には、台形形状のマイクロプ
リズム14dが、設置されている。さらに、受発光素子
14は、その全体が光偏向部品として機能するカバー1
7により覆われていると共に、このカバー17の内面
に、立ち上げミラー15aに向いて45度傾斜した反射
面17aを備えている。
【0022】これにより、半導体レーザ14cから出射
した光ビームは、図5の場合とほぼ同様の光路を通って
光ディスク16の信号記録面に進み、また、光ディスク
16の信号記録面からの戻り光は、カバー17の反射面
17aを介して、マイクロプリズム14dの傾斜面を透
過して、マイクロプリズム14dの底面に達する。
【0023】このマイクロプリズム14dの底面に達し
た戻り光は、一部がこの底面を透過すると共に、一部が
この底面で反射され、マイクロプリズム14dの上面に
向かって進む。ここで、マイクロプリズム14dの戻り
光入射位置の下部の第一の半導体基板14a上には、第
一の光検出器14eが形成されている。また、上記底面
で反射された戻り光は、マイクロプリズム14dの上面
にて反射されて、再びマイクロプリズム14dの底面に
入射される。そして、マイクロプリズム14dの上面で
反射された戻り光の入射されるマイクロプリズム14d
の底面部分の下部の第一の半導体基板14aには、第二
の光検出器14fが形成されている。
【0024】尚、上記第一の光検出器14e,第二の光
検出器14fは、それぞれ複数のセンサブロックに分割
されており、各センサブロックの検出信号がそれぞれ独
立して出力されるようになっている。また、第二の半導
体基板14b上には、半導体レーザ14cの出射側とは
反対側に、第三の光検出器14gが備えられている。こ
の第三の光検出器14gは、半導体レーザ14cの発光
強度をモニタするためのものである。
【0025】光偏向部品としてのカバー17は、その内
面のうち、上述した反射面17a及び透光部である前面
17bを除く内面が、光吸収部17cとして構成されて
いる。ここで、カバー17は、例えば透明材料であるプ
ラスチック等から成形されるが、透光部である前面17
b以外は、光透過性を必要としないため、例えばアクリ
ル,ポリエステル,アモルファスポリオレフィン等の透
明な光学プラスチックとポリフェニレンサルファイド
(PPS),熱硬化性エポキシ樹脂等の不透明樹脂によ
る二色成形や、透明ガラスと不透明樹脂による一体成形
等によっても構成される。
【0026】また、上記反射面17aは、例えば誘電体
多層膜や高反射金属膜から構成されている。さらに、上
記光吸収部17cは、不要光を吸収する特性を有するよ
うに、例えば図3に示すように、カバー17の内面に、
SiO2等から成る接着層17d,クロム等の金属吸収
膜17e,TiO2等から成る無反射膜17fを積層
し、さらにその上からSiO2等から成る保護層17g
を形成することにより、構成されるが、黒色塗料を塗布
したり、黒色材料を表面処理することによっても、構成
される。
【0027】本実施例は以上のように構成されており、
本実施例の光学ピックアップ10では、光ディスク16
に入射する光ビームL1は、ホルダー12の開口12a
によって制限されることにより、光ディスク16に対す
る信号の記録または再生に寄与するが、この光ビームL
1の外側に光は、不要光となる。また、半導体レーザ1
4cから後方に向かって出射する出射光制御用光ビーム
L2は、下側部分が、光検出器14gに入射することに
より利用されるが、上側部分は、不要光となる。
【0028】これらの不要光が、直接または間接に第一
及び第二の光検出器14e,14fに入射すると、光学
ピックアップ10の動作特性が不安定になって、最悪の
場合には、誤動作が生ずることになる。しかしながら、
これらの不要光は、光偏向部品であるカバー17の内面
の光吸収部17cによって吸収されることにより、上記
不要光が除去される。これにより、光学ピックアップ1
0は、不要光によって動作特性が不安定になるようなこ
とはなく、正確な信号の記録または再生が行われること
になる。
【0029】図4は、本発明による光偏向部品の第二の
実施例を示している。図4において、光偏向部品である
カバー17は、図1及び図2の実施例とほぼ同様に構成
されており、反射面17a,透光部17b及び光吸収部
17cを備えている。さらに、カバー17は、その前端
部及び後端部にて、それぞれ下方に突出する係合部1
8,19を備えている。各係合部18,19は、下端に
内側に突出した係合爪18a,19aを有している。
【0030】これに対して、ベース部(基板)13に
は、上記各係合部18,19を受容するための取付孔1
3a,13bが設けられている。これらの取付孔13
a,13bは、マイクロプリズム14dの傾斜面で上方
に向かって反射された光ビームの光軸を中心とする弧状
に形成されている。これにより、カバー17は、その係
合部18,19が、ベース部13の取付孔13a,13
bに挿入されたとき、各係合部18,19が外側に変形
することにより、係合爪18a,19aが取付孔13
a,13b内に嵌入する。そして、カバー17がベース
部13の表面に載置された状態で、係合爪18a,19
aは、取付孔13a,13bを通過して、その弾性に基
づいて内側に復元する。これにより、係合爪18a,1
9cは、ベース部13の下面に係合することになり、カ
バー17がベース部13に対して固定保持されることに
なる。
【0031】ここで、取付孔13a,13bは、上述の
ように弧状に形成されていることから、カバー17は、
上記光軸の周りに回動される。従って、カバー17の反
射面17aによる光ビームの偏向方向が、ベース部13
の表面に平行な面内で回動調整されることになる。これ
により、各光学部品の取付誤差による光軸のズレがある
場合には、例えば光学ピックアップ10の光学部の組立
後に、対物レンズ11の出射光ビームの強度分布を測定
しながら、カバー17を上記光軸の周りに回動させるこ
とにより、出射光ビームの強度の最適な状態に、光偏向
部品であるカバー17の反射面17aによる偏向光軸の
調整が行われることになる。
【0032】即ち、光偏向部品であるカバー17が上記
光軸の周りに回動されることにより、カバー17は、ベ
ース部13と平行な面内で偏向方向の調整が行われるこ
とになり、受発光素子14の取付精度が緩和され、組立
が容易に行なわれ、組立コストが低減されることにな
る。
【0033】上記実施例においては、コンパクトディス
ク用の光学ピックアップ10の場合について説明した
が、これに限らず、ミニディスク等の光磁気ディスクを
含む他のタイプの光ディスクのための光学ピックアップ
及びその光偏向部品に対して、本発明を適用できること
は明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、発
光素子からの不要光を除去することにより、小型,軽量
で且つ信頼性の高い光偏向部品及びこれを利用した光学
ピックアップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光偏向部品を備えた光学ピックア
ップの第一の実施例を示す概略図である。
【図2】図1の光学ピックアップの要部を示す拡大断面
図である。
【図3】図2の光偏向部品の光吸収部の構成例を示す拡
大断面図である。
【図4】本発明による光偏向部品を備えた光学ピックア
ップの第二の実施例の要部を示す拡大断面図である。
【図5】従来の光学ピックアップの一例を示す概略図で
ある。
【図6】図5の光学ピックアップにおける受発光素子の
構成を示す拡大斜視図である。
【図7】図6の受発光素子のパッケージを示す斜視図で
ある。
【図8】従来の光学ピックアップの他の例を示す概略図
である。
【符号の説明】
10 光学ピックアップ 11 対物レンズ 12 ホルダー 13 ベース部 14 受発光素子 15 光学系 16 光ディスク 17 カバー(光偏向部品) 17a 反射面 17b 透光部 17c 光吸収部 18 係合部 19 係合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射される光ビームまたは外部
    からの戻り光の光路中に配設され、前記光路を折曲げる
    ために光ビームを偏向する反射部を備えた光偏向部品に
    おいて、 この光偏向部品が備えられる光学機器の動作特性に寄与
    しない不要光を除去するための光吸収部を備えているこ
    とを特徴とする光偏向部品。
  2. 【請求項2】 前記光吸収部が、反射部と一体に成形さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光偏向部
    品。
  3. 【請求項3】 取り付けられるべき基板と平行な面内に
    て、前記反射部による偏向方向が回動可能であるよう
    に、基板に対して配設されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光偏向部品。
  4. 【請求項4】 受発光素子と、 前記受発光素子から出射されたレーザ光を光ディスクの
    信号記録面上に合焦させて照射するとともに、前記光デ
    ィスクの信号記録面からの戻り光を前記受発光素子に導
    入する光学系と、 前記光学系の光路中に配設され、光路を折曲げるため
    に、光ビームを偏向する反射部を有する光偏向部品とを
    備え、 前記光偏向部品は、 この光偏向部品が備えられる光学ピックアップの動作特
    性に寄与しない不要光を、除去するための光吸収部を備
    えていることを特徴とする光学ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記光吸収部が、反射部と一体に成形さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の光学ピック
    アップ。
  6. 【請求項6】 取り付けられるべき基板と平行な面内に
    て、前記反射部による偏向方向が回動可能であるよう
    に、前記光偏向部品が基板に対して配設されていること
    を特徴とする請求項4に記載の光学ピックアップ。
JP7175407A 1995-06-19 1995-06-19 光偏向部品及び光学ピックアップ Pending JPH095507A (ja)

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US08/661,460 US5727111A (en) 1995-06-19 1996-06-11 Optical pick-up and light detecting cover therefor
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CNB021406367A CN1221958C (zh) 1995-06-19 1996-06-19 光学传感装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011164382A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Mitsutoyo Corp ミロー型干渉対物レンズ、及び光学機器

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