JPH0954823A - 2値画像用ノイズ除去フィルタ装置 - Google Patents

2値画像用ノイズ除去フィルタ装置

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JPH0954823A
JPH0954823A JP7227339A JP22733995A JPH0954823A JP H0954823 A JPH0954823 A JP H0954823A JP 7227339 A JP7227339 A JP 7227339A JP 22733995 A JP22733995 A JP 22733995A JP H0954823 A JPH0954823 A JP H0954823A
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浩亮 川角
Hiroshi Sekii
弘志 関井
Naoki Hashimoto
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Toshifumi Kanai
稔文 金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のノイズ除去処理方法では、円錐反射鏡
を用いた360度全方位カメラにより撮像された画像か
ら確実にノイズを除去することができなかった。 【解決手段】 処理対象画素を中心とするN×N(Nは
3以上の奇数)画素の方形ブロック内に含まれる画素で
あって、基準点から処理対象画素を通る線分に重なる画
素をマスクの構成要素として選択し、選択された構成要
素を用いて処理対象画素について膨張処理または/およ
び収縮処理をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全方位カメラ等に
より撮像された画像から実画像の画素を除去することな
くノイズのみを除去することができる2値画像用ノイズ
除去フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラにより撮像された2値画像信号中
には、撮影環境の光の微妙な変動や、A/D変換の際の
量子化誤差のためノイズが含まれる。通常、これらのノ
イズは、画像上にごま塩状に散在する。そこで、このノ
イズを除去するために、従来は、図22に示すXY座標
軸上の3×3サイズの参照ブロックを用いて、図23に
示すように収縮処理と膨張処理を2値画像に施してい
た。ここで行われる収縮処理は、処理対象画素の値をI
5および参照画素の値をI1〜I4,I6〜I9とする
と、次式に示す論理により処理対象画素の値が求められ
る。
【0003】
【数1】
【0004】なお、式中の&は論理積を、|は論理和を
表す。また同様に、膨張処理は次式に示す論理により行
われる。
【0005】
【数2】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ような円錐反射鏡とカメラにより構成される周囲360
度全方位を撮像可能な監視カメラがある。このカメラに
より撮像した画像は、図24のように、全方位を見渡す
円形の画像として表示され、監視範囲に存在する物体
は、この画像の中で細長くかつ放射状に配置され、特に
遠方の物体になるほどその幅は小さくなる。従来のノイ
ズ除去を用いると物体までもが消失してしまい、これが
有効監視範囲を著しく狭めている要因であった。
【0007】また、他にも、メータの指針値などを読み
取る場合の画像処理においては、幅の狭い指針が十分な
大きさの画像となるように、メータ自体を大きく撮像す
る必要があった。そのため、一度にカメラに撮像される
メータの数が限られてしまい、撮像されないメータにつ
いては、カメラをパンさせて再度撮像するか、または別
にカメラを用意しておかねばならなかった。本発明は上
記問題点を解決するためになされたもので、その目的と
するところは、2値画像から、放射状に撮像され幅の狭
い対象物を残してノイズのみを除去することができる2
値画像用ノイズ除去フィルタ装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、2値画像上の処理対象画素と基
準点の相対位置により、基準点から処理対象画素を通る
線分が示す角度方向に連なる処理対象画素の周辺の画素
からマスクの構成要素を決定する手段と、この周辺画素
を論理の構成要素とし、膨張処理または/および収縮処
理する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇
数)画素の方形ブロック内に含まれる画素であって、基
準点から処理対象画素を通る線分に重なる画素をマスク
の構成要素として選択する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇
数)画素の方形ブロック内に含まれる各画素の中心点
を、基準点を原点とした極座標に変換する手段と、ブロ
ック内の各画素を原点からの距離が処理対象画素よりも
原点に近い画素群と遠い画素群とに二分する手段と、両
画素群ごとに、処理対象画素と各画素の極座標の角度を
比較し、処理対象画素の角度に近い順に上位K個の画素
をそれぞれマスクの構成要素として選択する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、処理対象画像を基準点を原点とした極座標に変換す
る手段と、処理対象画素に隣接する8近傍画素の中か
ら、処理対象画素よりも基準点に近い画素群を隣接画素
群として選別する手段と、選別した隣接画素群と処理対
象画素の角度値を比軟し、隣接画素群の中で処理対象画
素に最も近い角度値をもつ画素をマスクの構成要素とし
て選択する手段と、選択したマスク構成要素に隣接する
8近傍画素の中から、基準点に近い画素群を隣接画素群
として選別し、更に隣接画素群の中で処理対象画素に最
も近い角度値を持つ画素をマスクの構成要素として選択
する手段を有し、マスク構成要素があらかじめ設定した
L個になるまで繰返し要素画素を選択することを特徴と
する。
【0012】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇
数)画素の方形ブロック内に含まれる各画素の中心点位
置を、基準点を原点とした極座標に変換する手段と、処
理対象画素の角度値に対するブロック内の各画素の角度
差分値を算出する手段と、ブロック内の各画素で処理対
象画素の角度値に最も近い値を持つ画素を選択し、その
画素の角度値を比較対象にしてブロック内の各画素の角
度値との角度差分値を算出する手段と、前記処理対象画
素に対する角度差分値と選択した画素に対する角度差分
値を加算した角度差加算値を算出する手段と、処理画像
デ一タに応じて論理処理のための要素画素を決定するた
めに、この角度差加算値の小さい順から画素の1、0を
調べる手段と、前記手段において画素値が1であった場
合においては、その画素をマスク要素画素としてその数
を計数し、その画素を角度差分値を求めるための基準画
素に置き換える手段と、1でなかった場合においては、
その画素を論理要素画素から除外し、除外した画素数を
計数する手段と、フィルタの効果の強弱を調整するため
に、マスク要素画素上限数Pと除外画素上限数Qをあら
かじめ設定し、前述の要素画素数および除外画素数を計
数する手段により計数された結果から、要素画素数がP
に達しない場合には、前記の処理対象画素の角度値に最
も近い値を持つ画素の角度値を規準にしてブロック内の
各画素の角度値との角度差分値を算出する手段にフィー
ドバックし、または、除外画素数を計数した際に、その
除外した画素数がQに達するまで、角度差加算値の小さ
い順から画素のl、0を調べる手段へフィードバックす
る手段とを備え、要素画素数がPに先に達した場合に
は、処理対象画素を1にし、除外画素数が先にQに達し
た場合には、処理対象画素を0にすることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は請求項2記載の発明にかかる2値
画像用フィルタのマスクパターンの説明図である。ここ
で図(a)は、3×3サイズからなるマスクパターンの
画素番号を示す。図(b)は、このマスクパターンの外
周に位置する正方形画素の外周上の各境界点とパターン
中心点を結ぶ線および四隅の角とパターン中心点を結ぶ
線により区分したことを示す。図(c)は図(b)で区
分された角度を用いて撮像画像をその中心点からの半径
方向の線分により扇形に区分したことを示す。
【0014】図(d)は図(c)で得られた対角線上の
1対の扇形パターンに対応するマスクパターンpt1〜
pt6を示す。図中のθは、図(c)における各扇形を
区切る境界線の角度である。ここで、図(d)中のマス
クパターンpt1は、2値画像が上下方向から圧縮され
て左右方向に長い扁平な画像である場合のマスク処理に
用いられる。また、マスクパターンpt4は、2値画像
が左右方向から圧縮されて上下方向に長い扁平な画像で
ある場合のマスク処理に用いられる。他のパターンは、
それぞれ斜め方向に圧縮された画像をマスク処理するの
に用いられる。
【0015】図2は、マスクパターンpt1、pt2に
よるマスク処理を示し、収縮処理の場合の対象画素I5
の値は、それぞれ次式に示す論理により求められる。
【0016】
【数3】
【0017】
【数4】
【0018】なお、膨張処理の場合は、数式3、数式4
の&(論理積)が|(論理和)に置き換えられ同様に処
理される。
【0019】図3は、図7の全方位カメラにより撮像さ
れた2値画像の処理例を示す。円形画像中の左右方向の
線状画像および右上がりの線状画像の右端部の画素に注
目し、それぞれの画像の長手方向と平行なマスクパター
ンpt1、pt2によりマスク処理を行ったものであ
る。各画像は、その幅がいずれもほぼ1画素分であるた
め、従来の3×3サイズのマスクパターンでは画像を構
成する全ての画素がノイズとして除去されるが、この実
施形態では端部の×印の画素のみが除去されるだけで、
画像全体ではほぼそのまま残されることを示している。
【0020】図4は、図24の従来例にこの実施形態の
処理を適用した場合を示す。処理対象の画像は圧縮され
ており、その長手方向が約45度であるからマスクパタ
ーンpt2またはpt3により処理され、処理対象画素
の値は1となって消去されずにそのまま残る。
【0021】図5は、請求項2の発明を全方位カメラが
撮像した画像の処理に適用した場合の実施形態を示すブ
ロック図である。図において、1は撮像部であり、図7
に示した円錐反射鏡を備えた全方位カメラであり、周囲
を撮像して得られた円形画面の画像信号をA/D変換部
2へ送る。A/D変換部2は、入力された画像信号をA
/D変換して、差分2値化部3へ送る。また、基準画像
メモリ4には、画面内の変化のない正常な状態の基準画
像が予め保持されている。画像信号が入力された差分2
値化部3は、基準画像メモリ4に保持されている基準画
像と入力画像信号との輝度差分あるいは色差分を求め、
予め設定しておいた閾値と比較して、画像信号を2値化
する。ここで2値化された画像信号は、撮像画像中の変
化を抽出した値を表し、その信号中にはノイズ成分が混
在している。
【0022】次に、2値化された画像信号は画像メモリ
5に送られていったん格納されてからノイズ処理部6内
の入力画像レジスタ61へ送られる。同じく、ノイズ処
理部6内のアドレスコントロール部62は、処理対象の
画素を指定するアドレス信号を、入力画像レジスタ61
とマスクパターンメモリ63へ送る。入力画像レジスタ
61は、指定されたアドレスの画素およびその周辺の画
素の値を論理演算処理部64へ送る。また、メモリ63
は、図1(c)に示した画素の位置に対応するパターン
分類と図1(d)に示したマスクパターンpt1〜pt
6が格納されており、コントロール部62からのアドレ
ス信号が指定した画像位置に対応するマスクパターンを
選択して論理演算処理部64へ送る。
【0023】論理演算処理部64は、処理対象の画素に
ついて、入力されたマスクパターンに該当する周辺の画
素を用いて膨張または収縮処理を実行し、得られた値を
画像メモリ7へ送る。1枚の画像に対し複数回の処理を
行う場合は、画像メモり7の演算結果は画像メモリ5へ
送られ、同様の処理を繰り返す。画像メモリ7に格納さ
れた最終的な処理結果は、画像信号に含まれるノイズが
除去された撮像対象の変化を検出した画像であり、検出
判定処理部8へ送られる。検出判定処理部8は、画像信
号中の検出された変化部の面積等から実際に対象物の変
化であるか否かを判別し、変化と判別された画像または
変化の検出位置データを判定結果として出力する。その
結果、図示しないがこの出力結果にもとづいて、カメラ
を制御して変化の検出された位置を含む領域をモニタ上
に映して、対象を目視確認することもできる。
【0024】図6は、図5に示した全方位カメラの画像
の処理例を、従来の処理と比較して示した説明図であ
る。図(a)は、フィルタ処理前の2値化画像である。
画面上部に人物の像が検出されており、カメラの特性と
して細長い画像として表示されている。その他はノイズ
である。図(b)は、図(a)の画像を従来の収縮フィ
ルタで処理した場合を示し、ノイズも除去されるが、人
物像も周囲の画素が除去されて細くなってしまい、ノイ
ズとの判別が困難である。図(c)は、図(a)の画像
を本発明のフィルタにより1回処理した結果であり、人
物像は消去されずに他のノイズの大半が消去されてい
る。
【0025】図(d)は、同じく2回処理したものであ
り、ほとんどのノイズが除去されるものの人物像は明確
に残っている。その結果、全方位カメラで撮像した画像
をレファレンス画像として対象を監視するような用途で
は、画像が一方向に圧縮されているためノイズの除去処
理が困難な場合でも、実画像とノイズとが明確に分離さ
れて、実画像の変化のみを検出することが可能になる。
【0026】図8は、請求項2記載の発明の2値画像ノ
イズ除去フィルタのマスクパターンの他の実施形態を示
す説明図である。ここでは、マスクパターンのサイズを
5×5に拡張したものを示している。マスクサイズの拡
張が行われると、処理対象画素の論理フィルタ処理はよ
り広範囲な周辺画素の状態から処理される。このため、
収縮処理を例にあげると、3×3マスク処理の場合に比
べて5×5の場合には、多くの周辺画素を処理判断に用
いるので、これらの周辺画素が1でない場合において
は、処理対象画素が1であっても処理結果は0となる。
すなわち目的の対象物らしさをより厳しい条件にて論理
処理するため相対的に強いフィルタ効果を表わす。
【0027】図(a)は5×5サイズによるマスタパタ
ーンの作成方法を説明する図である。基準点から処理対
象画素を結ぶ線分が重なる周辺画素をマスクの要素画素
とする場合、あらゆる角度の線分が引けるが、有限のサ
イズのマスク画素において表現可能な角度パターンには
限りがある。このため、5×5サイズのマスクを図8
(a)に示すように画素一つ一つを格子に見立てて、格
子の四隅の点(図中の黒点)を隣り合う画素の境界とし
て考え、この境界点と処理対象画素の中心を結ぶ線分を
マスクパターンを割り当てるための指標として考える。
基準点から処理対象画素の中心を通る線分は、処理対象
画素を中心とした5×5の格子からみると、処理対象画
素を中心として回転する線分として捕えられるので、こ
の黒点を通る線分を角度分割の境界線(角度分割線)と
して考えることができる。図8(b)は、隣り合う角度
分割線からこの範囲の角度を示す線分が通る画素をマス
ク画素とする例を示している。すなわち基準点と処理対
象画素を結ぶ線分がこの範囲の角度域に相当する処理対
象画素は、このマスクパターンにてフィルタ処理がなさ
れるものである。
【0028】図9(a)は上記考えに従い角度分割線に
よってマスクパターンの分類をした例を示している。図
9(b)は5×5マスクサイズの各画素に番号づけを施
した図である。図10は、図9(a)に示した分類によ
り構成したマスクパターンであり、pt1〜pt14の
各画素の番号は、図9(b)の番号に対応しており、図
9(a)とともに各マスクパターンの構成画素と角度分
割線との関連づけを示している。図8(c)は画像上に
おけるマスクパターンの割り当てを示すものである。こ
のように角度分割線で示す角度に囲まれた扇形領域に対
して、それぞれマスクパクーンが割り当てられる。この
マスクパターンにより、処理対象画素の周辺画素が参照
されて前記3×3マスクサイズの場合同様に論理処理が
行われる。
【0029】図11は、図1に示した3×3サイズのマ
スクパターンを用いたマスク処理の一例を示し、実画像
の線幅が狭い場合は同一の角度領域であっても、その領
域に該当する単一のマスクパターンだけでは、実画像を
抽出することができずにノイズとして除去してしまうこ
とを示している。図では、太枠で示した部分がそれぞれ
2種類、3種類の画素配列であることを示している。そ
のため、これらの線分を示す実画像を構成する画素をノ
イズとして除去しないためには、それぞれの画素配列に
対応したマスクパターンを必要とする。
【0030】図12は、請求項3の発明についての実施
形態の説明図である。この実施形態は画面上の各画素ご
とに最適なマスクパターンを作成して処理するものであ
り、例えば、反射鏡撮像画面上の対象物を表示する画像
中の1画素に注目し処理対象画素とすると、円中心であ
る基準点から処理対象画素までの水平距離(175)と
垂直距離(100)から、対象画素の基準点に対する角
度θおよび距離rを次式のように算出する。
【0031】
【数5】
【0032】次に、対象画素を中心とするN×N画素の
方形ブロック内の画素についても、同様な手順で基準点
に対する角度および距離を求める。さらに、対象画素の
角度とブロック内画素の角度との差を算出する。これら
の値を用い、ブロック内各画素を対象画素のrより小さ
いrとなる画素群と大きいrとなる画素群に2分する。
それぞれの画素群の中から、対象画素のθに近いθとな
る画素を順にマスクパターンの構成要素として選択す
る。この場合、構成要素数を4(処理対象はこの数から
除く)とするとそれぞれの画素群から2個ずつ選択する
こととなる。
【0033】図13は、図12の方法により作成される
マスクパターンpt1〜pt12を示す。これらのマス
クパターンは画面中心に対する処理対象画素の位置によ
り、一義的に決定されるものであり、あらかじめ処理対
象画素の位置を示す座標データとともにマスクパターン
メモリに格納される。実際の処理に際しては、入力され
た2値画像の座標データに応じて、マスクパターンメモ
リから該当するマスクパターンが読み取られる。このよ
うに、画素ごとにその角度位置に応じたマスクパターン
が用いられることにより、図11のような画面中心から
の放射状直線であって線幅が1画素である場合に、これ
らマスクパターンを用いた処理が有効に機能して、各構
成画素が除去されることなく実画像として認知される。
なお、図13に示されたマスクパターンを用いた場合の
具体的な装置構成は、図5に示される実施形態と共通で
あるので説明を省略する。
【0034】次に、請求項4の発明の実施形態について
説明する。図14はこの実施形態の説明図である。この
実施形態では、論理要素画素決定のために基準画素Sを
設け、この基準画素の隣接画素の中から論理要素画素T
kを選択し、収縮・膨張処理を行う。まず第一の処理で
は、処理対象画素Gが基準画素Sとなる。この基準画素
Sの8近傍画素のなかから、数式6、数式7及び数式8
により論理要素画素の候補となる隣接画素群riを選択
する。ここで、x,yは基準点Oの座標値、xs,ys
は基準画素Sの座標値、ex,eyは隣接画素群選択の
ための補助数、xri,yriは、隣接画素群riの座
標値である。
【0035】
【数6】
【0036】
【数7】
【0037】
【数8】
【0038】次に、基準画素Sと隣接画素群riのそれ
ぞれについて、基準点Oを原点とした時の極座標を求
め、基準画素Sの角度値に最も近い角度値をとる隣接面
素を論理要素画素Tkとして選択する。さらに、このT
kを基準画素Sとし同じ処理を繰り返す。
【0039】それにより、図14(b)のように処理対
象画素に隣接する画素を周囲の画素まで拡張できる。こ
の拡張回数(フィードバック回数)を、あらかじめmと
して設定することにより、それぞれの数が大きくなるほ
ど収縮処理効果は大きくなり、相反する膨張効果は効果
が小さくなるため、フィルタの効きめを調整できる特徴
がある。
【0040】また、本処理をフローチャートに表わすと
図15のようになる。図中のステップs7以降の式中の
iは、複数の隣接画素の番号を示す添字であり、jはΔ
θiの最小値iを示す数であり、kは複数の隣接画素r
iから1つだけ選択された要素画素を順番に番号付けし
た数である。なお、本処理は入力画像毎にmが変わらな
いのであれば処理の都度、論理要素を決定しなくとも、
あらかじめ処理画像の全画素について論理要素を確定
し、その情報を記録した手段から読出すことで処理可能
であるため高速処理化も可能である。
【0041】次に、請求項5の発明の実施形態について
説明する。図16は、この実施形態の処理を示すフロー
チャートである。図16に示されるように、この実施形
態の処理は、処理対象画素を中心にM×M画素のブロッ
ク内画素について、各画素の基準画素からの角度を算出
し、最も処理対象画素と基準画素がなす角に近い角度値
を示す画素から順に画素が1であるか否かを調べて、ブ
ロック内で最も処理対象画素に近い角度値を持つ画素を
探索する。この探索においては、最も近い角度値の画素
が存在すれば、1回の探索で良いが、この探索回数が増
える毎にその画素は、基準点から見た同一角度方向に連
なる画素である可能性が低くなることを意味する。
【0042】従って、ブロック内画素について処理対象
画素の角度値に近い順に探索を行うために、探索して論
理フィルタのマスク要素画素になった画素数と、探索し
たがその画素が1でないために除外されてマスク要素画
素数にならなかった画素数を計数することで、その処理
対象画素が放射状に伸びる対象物画素の一部であるかど
うかを判断しうる材料となる。つまり、本処理では、こ
のマスク要素画素になった画素数と除外された画素数の
制限値を設定することで、フィルタ効果を調整できるこ
とが特徴となる。
【0043】なお、ステップs26の角度差加算値と
は、処理対象画素の角度を基準にブロック内各画素の角
度差を算出し、この角度差の絶対値が最も小さい値が、
処理対象画素の角度値に近い画素を意味するので、この
角度差分値の小さい順で、ブロック内の実際の画像デー
タを調べ1である画素、すなわち抽出されている画素を
選出し、今度は選出した画素を基準値としてブロック内
の各画素の角度差分値を算出し、先の角度差分値とここ
で算出した角度差分値を加算した値をいう。
【0044】図17は、上述した請求項5の発明の実施
形態において、ブロックサイズを3×3とした場合のマ
スク要素画素(処理対象画素の周辺画素)を決定する過
程の一例を示す。先ず、同図(1)に示すように処理対
象画像を中心にした3×3サイズのブロック内の各画素
について、基準点からの角度値を算出する。次に、図
(2)では、図(1)の処理対象画素の角度値を基準と
してブロック内画素の角度差分値を算出する。算出され
た角度差分値から処理対象画素の角度値に最も近い角度
値を示す(角度差分値の最小値を示す)順に画素の順位
づけを行う。
【0045】図(3)では順位づけされた画素の順番に
基づいて画素値が1であるかどうかを調べ、この探索中
に1である画素(要素画素)と、1でなかった画素(除
外画素)をカウントする。この際、それぞれカウントし
た数が所定の数を満たしたかどうかによって処理を切り
替えていく。図(4)ではこの探索で最初に1であった
画素の角度値を基準に角度差分値を算出した例である。
本例では図(3)での画素が1であったとして、の
画素の角度値を基準として図(1)で求めた角度値から
角度差分値を求め、その後各差分値を加算している。
【0046】図(5)では、角度差分値の加算が終了し
た時点で、探索順位を再構成する。ここで2つの角度差
分値を求めたのは、基準点を中心に放射状に抽出される
対象物画像であれば、同一角度値近傍の画素に画素が存
在するが、場合によっては2次元サンプリングのために
画素の位置がとなりにずれることがありうるので、この
ような場合でも、処理対象画素が対象物の一部である可
能性を評価するために、最初に存在した周辺画素の角度
値を基準とした角度差分値を算出しておき、この両者の
差分値を加算評価することにより、より確かな画素のつ
ながり関係が把握できるものである。
【0047】従って、放射状に抽出された画素の場合に
は、除外画素数が少なくなり、要素画素数が除外画素数
よりも先に所定の数をカウントし終わることになる。逆
に放射状に抽出されない画素の場合には、探索過程で除
外画素数が、要素画素数よりも増加する傾向となり、先
に除外画素数が所定の数をカウントすることになるた
め、これらそれぞれの数を設定することにより、本フィ
ルタ処理の効果を調整することが可能となる。同じく、
図18は、ブロックサイズを5×5と大きくした場合の
マスク要素画素を決定する過程の一例を示す。このよう
にブロックサイズを変更しても同様に処理が可能であ
る。
【0048】図19は、同一処理対象画素において対象
物の抽出状況により、理想的な論理処理が異なる場合の
例を示している。すなわち、図(a)、図(b)では、
異なる角度を示す線分が同一の処理対象画素を通ってい
る例を示している。また、図(c)、図(d)では、同
一対象物が2値化時において異なる欠けの様相を呈する
場合を示している。この内で図(a)は、図17の例に
より、角度差分値の最小画素の順に画素の値を調査した
結果、図17の(3)のの位置に画素が存在する(1
である)ため、図17の(4)の処理での画素が選出
される。
【0049】図19(b)の例では、同一処理対象画素
の処理であっても、の位置に画素が存在しないため、
次のを調査し、画素が存在するため図20の(4)の
処理での画素を選出することになる。図19の
(a)、(b)の例では、要素画素の候補順位は、それ
ぞれ図17(6)、図20(6)のようになり、要素画
素数Pを2とした場合においても、ともに対象画素は収
縮処理によっても除去されずに残る。
【0050】同様に、図19の(c)、(d)のよう
に、2値化時に一部に欠けが生じたことによってノイズ
として除去されやすくなる場合においても、例えば
(c)は図17の処理、(d)は図20の処理が行わ
れ、除去されずに残る。このように、請求項5の発明の
実施形態では実画像のデータを勘案して処理が行われる
ため、きめ細かな処理に対応可能である。
【0051】次に、上述した各実施形態の他の用途につ
いて説明する。図21は、回転指針軸を備えた複数の計
器盤が並列配置された状態を撮像した2値画像を処理対
象画像とした場合の説明図である。図(a)は、処理対
象とする指針式計器の集約画像であり、8個の計器盤が
並列配置された状態を撮像したものである。この撮像画
像を2値化して得られたのが図(b)である。この画像
中にはノイズが混在しているため、従来のノイズ除去方
法を用いてノイズ除去をした場合、幅の狭い指針先端の
画像もノイズとして消去されてしまい、正確な検針がで
きない。
【0052】そこで、図(c)に破線で示したように、
各指針軸を中心とした円形の領域を設定し、各領域につ
いて上述したいずれかの発明による2値画像用ノイズ除
去フィルタ装置を用いてノイズ除去処理をすることによ
り、指針の先端画像を除去することなく表示させること
が可能となる。その結果、見かけの画面の解像度が向上
し、その分、同一画面に複数の計器盤を撮像して遠隔検
針することが可能となり、カメラの設置台数の削減が可
能になる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、処理
対象の2値画像の特徴に応じて処理対象画素ごとにマス
クの構成要素が決定されて膨張処理または/および収縮
処理が行われることにより、実画像がノイズとして消去
されることが少なくなり、処理後の画像の品質が向上す
る。
【0054】また、本発明に係る2値画像用ノイズ除去
フィルタ装置を用いて、円錐反射鏡を用いた全方位カメ
ラにより円形状に撮像された2値画像を処理対象画像と
した場合、実画像を損なうことなくノイズのみを確実に
除去することが可能となる。その結果、ノイズ除去処理
後の画質が向上し、カメラの使用制限も少なくなり用途
が拡大される。さらに、遠くの対象物が小さく写り、幅
がせまいため従来のノイズ処理では削除さてしまう場合
においても、本発明を用いたことで、遠方、すなわち広
範囲を撮像した2値画像の画質の向上が得られて監視範
囲が拡大し、その分、使用カメラ数の削減がはかられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明にかかる実施形態の説明図であ
る。
【図2】図1の実施形態の処理例を示す説明図である。
【図3】図1の実施形態の具体的な処理例を示す説明図
である。
【図4】図1の実施形態の処理例を示す説明図である。
【図5】図1の実施形態の電気的な構成を示すブロック
図である。
【図6】図5の実施例の処理例を示す説明図である。
【図7】図5の撮像部の具体的な構成を示す説明図であ
る。
【図8】請求項2の発明に係る他のマスクパターンの説
明図である。
【図9】図8に表示された扇形と各画素に付された画素
番号の対応を示す図である。
【図10】図9より作成されたマスクパターンを示す図
である。
【図11】図1に示したマスクパターンを用いたマスク
処理の一例を示す図である。
【図12】請求項3の発明の実施形態におけるマスクパ
ターン作成の説明図である。
【図13】図12により作成されたマスクパターンを示
す説明図である。
【図14】請求項4の発明にかかる実施形態の説明図で
ある。
【図15】請求項4の発明にかかる実施形態のフローチ
ャートである。
【図16】請求項5の発明にかかる実施形態のフローチ
ャートである。
【図17】請求項5の発明にかかる実施形態の具体的な
処理例を示す説明図である。
【図18】請求項5の発明にかかる実施形態の具体的な
処理例を示す説明図である。
【図19】請求項5の発明にかかる実施形態の具体的な
処理例を示す説明図である。
【図20】請求項5の発明にかかる実施形態の具体的な
処理例を示す説明図である。
【図21】各発明の具体的な使用例を示す説明図であ
る。
【図22】従来のフィルタマスクを示す説明図である。
【図23】従来のフィルタ処理を示す説明図である。
【図24】従来のフィルタ処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 A/D変換部 3 差分2値化部 4 基準画像メモリ 5 画像メモリ 6 ノイズ処理部 7 画像メモリ 8 検出判定処理部 61 入力画像レジスタ 62 アドレスコントロール部 63 マスクパターンメモリ 64 論理演算処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関井 弘志 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町4番1号 東京電力株式会社システム研究所内 (72)発明者 橋本 直樹 東京都千代田区有楽町一丁目7番1号 東 光電気株式会社内 (72)発明者 金井 稔文 東京都千代田区有楽町一丁目7番1号 東 光電気株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像上の処理対象画素と基準点の相
    対位置により、基準点から処理対象画素を通る線分が示
    す角度方向に連なる処理対象画素の周辺の画素からマス
    クの構成要素を決定する手段と、 このマスクの構成要素より、膨張処理または/および収
    縮処理する手段と、 を備えたことを特徴とする2値画像用ノイズ除去フィル
    タ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマスクの構成要素を決定
    する手段において、 処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇数)
    画素の方形ブロック内に含まれる画素であって、基準点
    から処理対象画素を通る線分に重なる画素をマスクの構
    成要素として選択する手段と、 を備えたことを特徴とする2値画像用ノイズ除去フィル
    タ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマスクの構成要素を決定
    する手段において、 処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇数)
    画素の方形ブロック内に含まれる各画素の中心点を、基
    準点を原点とした極座標に変換する手段と、 ブロック内の各画素を原点からの距離が処理対象画素よ
    りも原点に近い画素群と遠い画素群とに二分する手段
    と、 両画素群ごとに、処理対象画素と各画素の極座標の角度
    を比較し、処理対象画素の角度に近い順に上位K個の画
    素をそれぞれマスクの構成要素として選択する手段と、 を備えたことを特徴とする2値画像用ノイズ除去フィル
    タ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマスクの構成要素を決定
    する手段において、 処理対象画素を基準点を原点とした極座標に変換する手
    段と、 処理対象画素に隣接する8近傍画素の中から、処理対象
    画素よりも基準点に近い画素群を隣接画素群として選別
    する手段と、 選別した隣接画素群と処理対象画素の角度値を比較し、
    隣接画素群の中で処理対象画素に最も近い角度値をもつ
    画素をマスクの構成要素として選択する手段と、 選択したマスク構成要素に隣接する8近傍画素の中か
    ら、基準点に近い画素群を隣接画素群として選別し、更
    に隣接画素群の中で処理対象画素に最も近い角度値を持
    つ画素をマスクの構成要素として選択する手段を有し、 マスク構成要素があらかじめ設定したL個になるまで繰
    り返し要素画素を選択することを特徴とする2値画像用
    ノイズ除去フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマスクの構成要素を決定
    する手段および、膨張処理または/および収縮処理する
    手段において、 処理対象画素を中心とするN×N(Nは3以上の奇数)
    画素の方形ブロック内に含まれる各画素の中心点位置
    を、基準点を原点とした極座標に変換する手段と、 処理対象画素の角度値に対するブロック内の各画素の角
    度差分値を算出する手段と、 ブロック内の各画素で処理対象画素の角度値に最も近い
    値を持つ画素を選択し、その画素の角度値を比較対象に
    してブロック内の各画素の角度値との角度差分値を算出
    する手段と、 前記、処理対象画素に対する角度差分値と選択した画素
    に対する角度差分値を加算した角度差加算値を算出する
    手段と、 処理画像デ一タに応じて論理処理のための要素画素を決
    定するために、この角度差加算値の小さい順から画素の
    1、0を調べる手段と、 前記手段において画素値が1であった場合においてはそ
    の画素をマスク要素画素としてその数を計数し、その画
    素を角度差分値を求めるための基準画素に置き換える手
    段と、 1でなかった場合においては、その画素を論理要素画素
    から除外し、除外した画素数を計数する手段と、 フィルタの効果の強弱を調整するために、マスク要素画
    素上限数Pと除外画素上限数Qをあらかじめ設定し、前
    述の要素画素数および除外画素数を計数する手段により
    計数された結果から、要素画素数がPに達しない場合に
    は、前記の処理対象画素の角度値に最も近い値を持つ画
    素の角度値を規準にしてブロック内の各画素の角度値と
    の角度差分値を算出する手段にフィードバックし、また
    は、除外画素数を計数した際に、その除外した画素数が
    Qに達するまで、角度差加算値の小さい順から画素の
    l、0を調べる手段へフィードバックする手段と、 を備え、要素画素数がPに先に達した場合には、処理対
    象画素を1にし、除外画素数が先にQに達した場合に
    は、処理対象画素を0にすることを特徴とする2値画像
    用ノイズ除去フィルタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980086812A (ko) * 1997-05-07 1998-12-05 샤운 엘. 맥클린토크 비디오 화상 데이터를 필터링 하기 위한 방법 및 장치
US7260241B2 (en) 2001-06-12 2007-08-21 Sharp Kabushiki Kaisha Image surveillance apparatus, image surveillance method, and image surveillance processing program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19980086812A (ko) * 1997-05-07 1998-12-05 샤운 엘. 맥클린토크 비디오 화상 데이터를 필터링 하기 위한 방법 및 장치
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