JPH0954286A - 投射装置 - Google Patents

投射装置

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JPH0954286A
JPH0954286A JP7207192A JP20719295A JPH0954286A JP H0954286 A JPH0954286 A JP H0954286A JP 7207192 A JP7207192 A JP 7207192A JP 20719295 A JP20719295 A JP 20719295A JP H0954286 A JPH0954286 A JP H0954286A
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JP
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light
polarized light
optical element
polarization
pbs
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JP7207192A
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Tetsuo Hattori
徹夫 服部
Shingo Inoue
新吾 井上
Sanpei Ezaki
賛平 江崎
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントラストの良い投射画像が得られる投射
装置の提供。 【解決手段】 光源光を二つの偏光に分離して、透過光
および反射光としてそれぞれ出射する偏光ビームスプリ
ッター10と、書き込み画像が書き込まれ、偏光ビーム
スプリッター10からの反射光を書き込み画像に応じて
変調して出射する光書き込み型空間光変調素子30と、
光書き込み型空間光変調素子30で変調されて偏光ビー
ムスプリッター10に入射して透過する光を透過する偏
光ビームスプリッター12と、偏光ビームスプリッター
12を透過した光をスクリーン50上に投射する投射レ
ンズ40とを備える。偏光ビームスプリッター10と偏
光ビームスプリッター12とを接合して設けるようにし
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間光変調素子お
よび偏光光学素子を用いた投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は光書き込み型空間光変調素子(以
下、SLMと記す)を用いた従来の投射装置の概略構成
を示す図である。光源20から出力された光は、偏光光
学素子である偏光ビームスプリッター(以下、PBSと
記す)10に入射する。PBS10には偏光分離部10
1が形成されており、入射した光源光をS偏光およびP
偏光に分離する。P偏光はそのまま直進してPBS10
を透過するが、S偏光は偏光分離部101で反射され、
SLM30に入射する読み出し光として用いられる。
【0003】図8はSLM30の構造を説明する断面図
である。31はガラス基板であり、片面に透明電導膜3
2が形成されている。33は光導電層(例えば、水素化
非晶質シリコン膜)、34は遮光層(例えば、CdTe
からなる層)、35は誘電体ミラー層、36は配向膜、
38は液晶層である。37はスペーサであり、スペーサ
37により形成された隙間に液晶を封入して液晶層38
が形成される。
【0004】SLM30の一対の透明電導膜32間には
常に交流電圧が印加されている。図のようにSLM30
の右側から入射した読み出し光は、液晶層38を通過し
た後に誘電体ミラー層35で反射され、再び液晶層38
を通過してSLM30より出射される。書き込み光が無
い場合は、液晶層38に分圧される電圧値は液晶分子を
電界方向に配列させる程の大きさになっておらず、液晶
分子は配向膜36にならって配向している。そのため、
読み出し光は複屈折作用を受けず、ツイスト角に依存し
た旋光作用のみを受ける。すなわち、S偏光が入射した
ときにはSLM30によって変調されることなくS偏光
が出射される。
【0005】一方、書き込み光がある場合は、光導電層
33のインピーダンスが低下するため、液晶層38に分
圧される電圧が上昇して液晶分子が電界方向に配列し、
入射した読み出し光は液晶層38で複屈折作用を受け
る。そのため、読み出し光としてS偏光が入射するとP
偏光が出射され、P偏光が入射するとS偏光が出射され
る。以上のように、S偏光がSLM30に入射したとき
は、書き込み光が存在する箇所に対応するS偏光がP偏
光に変調されてSLM30から出射される。
【0006】図7に戻って、上述したように、書き込み
光が入射していない箇所に対応する読み出し光であるS
偏光は、SLM30による複屈折作用を受けることなく
S偏光のままSLM30から出射される。このS偏光は
PBS10に入射され、偏光分離部101で光源20方
向に反射される。一方、書き込み光が入射している箇所
に対応するS偏光は、複屈折作用によりS偏光がP偏光
に変調されてSLM30から出射される。PBS10に
入射したこのP偏光は偏光分離部101を透過してPB
S10から出射され、投射レンズ40によりスクリーン
50に投射される。
【0007】以上では、PBS10は入射光をP偏光と
S偏光とに完全に分離するとして説明したが、実際に
は、P偏光とS偏光が混在した光がPBSに入射した場
合、P偏光とS偏光とを完全に分離することはできな
い。そのため、透過P偏光にはS偏光が混在し、反射S
偏光にはP偏光が混在するのが実情である。例えば、P
BSの分離性能を示す消光比は、入射光に対する透過光
および反射光の割合をそれぞれTi およびRi (i=s
,p)と表わせば、S偏光についてはTs/(Ts+R
s)、P偏光についてはRp/(Tp+Rp) で表わされ
る。一般的には、S偏光で400分の1、P偏光で50
分の1程度である。
【0008】よって、PBS10で反射されSLM30
へ出射されるS偏光には、消光比に応じてP偏光が混在
する。同様に、SLM30で変調されPBS10を透過
するP偏光にも、S偏光が混在する。したがって、スク
リーン50に投射された画像のコントラストが悪化する
という問題点がある。
【0009】図9は、このような問題を解消した第2の
従来例の概略構成を示す図であり、(b)は(a)のA
−A線に沿って見た図である。図7と同一の部分は同一
の符号を付した。光源20とPBS10との間に第2の
PBS11が設けられており、PBS11の偏光分離部
111で分離透過されたP偏光がPBS10の偏光分離
部101で反射されるように配置される。
【0010】PBS11に入射した光源光はP偏光およ
びS偏光に分離され、PBS11を透過したP偏光がP
BS10へ入射する。なお、このP偏光にはPBS11
の消光比に応じてS偏光が混在している。S偏光の混在
するP偏光がPBS10に入射すると、このP偏光はP
BS10に対してはS偏光として反射され、混在するS
偏光はP偏光として透過される。このように、2つのP
BSを用いることによってSLM30に入射するP偏光
に混在するS偏光を小さくすることができる。例えば、
PBS10の消光比が反射光で400分の1、透過光で
50分の1であるとすると、PBS10の反射P偏光に
混在するS偏光は、入射P偏光に混在するS偏光の50
分の1に減少する。そのため、より純度の高いP偏光が
読み出し光としてSLM30に入射する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏光の
乱れはSLM30でも発生する。すなわち、完全なS偏
光またはP偏光が入射しても液晶層を通過する際に偏光
が乱れ、また、誘電体ミラー層35で反射される際にも
偏光状態が乱される。さらに、SLM30の複屈折作用
の不完全さによっても偏光状態が乱される。そのため、
PBS10および11を用いて読み出し光であるP偏光
に混在するS偏光を小さくしても、SLM30によって
偏光が乱され、SLM30から出射される反射読み出し
光はS偏光の中にP偏光が、P偏光の中にS偏光がそれ
ぞれ混在している。そのため、SLM30で変調されP
BS10を透過する光をスクリーン50上に投射した場
合、投射画像の書き込み光が入射していない箇所に対応
する部分に、僅かではあるがS偏光およびP偏光が存在
することになる。本来、書き込み光が入射していない箇
所に対応する部分には光が存在せず黒(白黒画像の場
合)でなければならないが、わずかにS偏光およびP偏
光が存在することになる。
【0012】本発明の目的は、コントラストの良い投射
画像が得られる投射装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,3および5に対応付けて説明する。図1に対応付
けて説明すると、請求項1の発明の投射装置は、光源光
を二つの偏光に分離して、透過光および反射光としてそ
れぞれ出射する第1の偏光光学素子10と、書き込み画
像が書き込まれ、第1の偏光光学素子10からの反射光
を書き込み画像に応じて変調して出射する空間光変調素
子30と、空間光変調素子30で変調されて第1の偏光
光学素子10に入射して透過する光を透過する第2の偏
光光学素子12と、第2の偏光光学素子12を透過した
光をスクリーン50上に投射する投射光学系40とを備
えて上述の目的を達成する。図5に対応付けて説明する
と、請求項2の発明の投射装置は、光源光を二つの偏光
に分離して、透過光および反射光としてそれぞれ出射す
る第1の偏光光学素子10と、書き込み画像が書き込ま
れ、第1の偏光光学素子10からの透過光を書き込み画
像に応じて変調して出射する空間光変調素子30と、空
間光変調素子30で変調されて第1の偏光光学素子10
に入射して反射される光を透過する第2の偏光光学素子
12と、第2の偏光光学素子12を透過した光をスクリ
ーン50上に投射する投射光学系40とを備えて上述の
目的を達成する。図1に対応付けて説明すると、請求項
3の発明の投射装置では、第2の偏光光学素子12は、
第1の偏光光学素子10からの入射光の光軸に沿って設
けられた少なくとも一つの偏光ビームスプリッター12
より成る。請求項4の発明の投射装置では、第1の偏光
光学素子10も偏光ビームスプリッターから成る。図3
に対応付けて説明すると、請求項5の発明の投射装置で
は、第1の偏光光学素子10である偏光ビームスプリッ
ターと第2の偏光光学素子12である偏光ビームスプリ
ッターとは互いに接合されて設けられる。
【0014】請求項1の発明の投射装置では、第2の偏
光光学素子12は、空間光変調素子30から入射して第
1の偏光光学素子10を透過する光に混在する不所望な
一方の偏光を分離して反射し、混在する一方の偏光が分
離された他方の偏光成分をより多く含む透過光を投射光
学系40へ出射する。請求項2の発明の投射装置では、
第2の偏光光学素子12は、空間光変調素子30から入
射して第1の偏光光学素子10で反射される光に混在す
る不所望な一方の偏光を分離して反射し、混在する一方
の偏光が分離された他方の偏光成分をより多く含む透過
光を投射光学系40へ出射する。
【0015】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は、本発明による投射装置の第1の実施の形態を示
す概略構成図である。図1において、図7と同一の部分
は同一の符号を付した。12は、PBS10と投射レン
ズ40との間に設けられた第2のPBSである。なお、
PBS10を透過してPBS12に入射するSLM30
からの光が、PBS12を透過するように偏光分離部1
01および121は配置される。
【0017】光源20を出射した光がPBS10に入射
すると、S偏光が偏光分離部101で反射されてSLM
30へ出射される。SLM30に入射したS偏光は書き
込み光に応じて変調され、PBS10へ出射される。書
き込み光が入射している箇所に対応するS偏光がP偏光
に変調されてPBS10に入射すると、偏光分離部10
1を透過してPBS12に入射する。PBS10を透過
してPBS12に入射するP偏光には、PBS10の消
光比に応じてS偏光が混在している。このS偏光はPB
S12の偏光分離部121によって大部分が図の矢印S
に示すように反射され、PBS12を透過して出射され
るP偏光に混在するS偏光が減少する。例えば、PBS
12の反射光の消光比が400分の1であるとすると、
S偏光は400分の1に減少する。なお、PBS10お
よび12の互いに向い合う面にそれぞれ反射防止膜を施
すことによって、光量損失を小さくするようにしてもよ
い。
【0018】上述したように、本発明の実施の形態の投
射装置では、SLM30からPBS10を透過してPB
S12に入射するP偏光に混在するS偏光を、PBS1
2によって分離して反射しているため、スクリーン50
に投射されるP偏光に混在するS偏光が減少し、コント
ラストの良い投射画像が得られる。
【0019】−第2の実施の形態− 図2は、本発明による投射装置の第2の実施の形態の概
略構成を示す図である。従来、投射装置の小型化等の要
求から、光軸をミラーで曲げて投射する装置があるが、
本発明の実施の形態はこのような装置に本発明を適用し
た例である。図2において、図1と同様の部分には同一
の符号を付した。60は、PBS10から出射される透
過光の方向を変えるミラーである。PBS10からの透
過光はミラー60で反射されてPBS12に入射し、P
BS12の透過光が投射レンズ40によってスクリーン
50上に投射される。ミラー60で反射されると、PB
S10からの透過光、すなわちP偏光は偏光が乱されて
P偏光にS偏光が混在するようになるが、PBS12を
透過させることによって矢印Sに示す方向にS偏光が反
射されるからS偏光の割合を小さくすることができる。
【0020】従来は、ミラーで反射した光を投射レンズ
でスクリーン上に投射しているが、上述したようにミラ
ーによって偏光が乱されて投射画像のコントラストが劣
化するという欠点があった。しかし、本発明の実施の形
態では、ミラー60で反射した光をPBS12で分離し
ているため、PBS12の透過光に混在するS偏光が低
減し、コントラストの劣化を低減することができる。さ
らに、ミラー60によって光軸をまげているため、図1
の投射装置に比べ光軸方向の寸法を小さくすることがで
きる。なお、ミラー60の前のPBSは一個の必要はな
く、複数個であってもかまわないし、ミラー60の後の
PBSも複数であってもよい。
【0021】−第3の実施の形態− 図3は本発明による投射装置の第3の実施の形態であ
り、PBS10とPBS12を接合した投射装置の概略
構成を示す。図3において、図1と同一の部分には同一
の符号を付した。図1にように、PBS10および12
の間に空気層が存在する場合、空気層による光量の損失
や、空気層とPBS10および12との界面による反射
等による光量損失などが生じる。しかし、本発明の実施
の形態ではPBS10とPBS12とを接合しているた
め、このような光量損失を低減することができる。さら
に、接合時にPBS10とPBS12との光軸を一致さ
せるため、装置組立後に光軸のずれが生じないという利
点を有する。
【0022】図4は第3の実施の形態の変形例を示す図
であり、PBS12で反射される光の出射方向が図3の
場合に対して反対の方向、すなわち、図の上向きの方向
である投射装置である。この場合も、第3の実施の形態
と同様の効果が得られる。
【0023】−第4の実施の形態− 図5は本発明による投射装置の第4の実施の形態の概略
構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
のB−B線に沿って光源20方向から見た図である。図
1と同一の部分は同一の符号を付した。光源20,PB
S10およびSLM30は、PBS10に入射する光源
20の光の透過光がSLM30に入射するようにそれぞ
れ配置されている。また、PBS12は、SLM30か
らPBS10に入射する光の反射光がPBS12を透過
するように配置されている。
【0024】光源光はPBS10の偏光分離部101に
よりP偏光とS偏光とに偏光分離され、透過光であるP
偏光が読み出し光としてSLM30に入射する。SLM
30では、書き込み光が入射している箇所のP偏光がS
偏光に変調されてSLM30より出射される。SLM3
0からの出射光に含まれるP偏光はPBS10を透過
し、出射光に含まれるS偏光はPBS10で反射されて
PBS12に入射する。PBS12に入射したS偏光は
PBS12の偏光分離部121を透過し、投射レンズ4
0によってスクリーン50に投射される。
【0025】本発明の実施の形態においても、SLM3
0から入射されてPBS10から出射されるS偏光に混
在するP偏光をPBS12によって低減することができ
るため、第1の実施の形態と同様にスクリーン50上に
投射される画像のコントラストを向上させることができ
る。さらに、SLM30をPBS10を挟んで光源10
と反対側に配置したため、投射方向に関する投射装置の
奥行寸法を小さくすることができる。
【0026】−第5の実施の形態− 図6は本発明による投射装置の第5の実施の形態の概略
構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)
のC−C線に沿ってSLM30方向から見た図である。
図6において、図1と同一の部分には同一の符号を付し
た。本発明の実施の形態において、PBS11はPBS
10に接合して設けられている。図9に示した従来例と
同様に、PBS11は、光源20の光からP偏光を分離
してPBS10に出射するように配置されている。な
お、本発明の実施の形態の説明におけるP偏光またはS
偏光とは、PBS11から見たときの偏光状態であると
する。すなわち、PBS11を透過するP偏光は、PB
S10から見ればS偏光となって偏光分離部101で反
射される。
【0027】光源20からPBS11に入射した光は偏
光分離部111によって分離され、透過光であるP偏光
がPBS10に入射する。そのため、P偏光に混在する
S偏光の少ない、すなわち特性の良い光がPBS10に
入射する。このP偏光は、上述したようにPBS10の
偏光分離部101によって反射され、SLM30へ読み
出し光として出射される。よって、SLM30の読み出
し光(P偏光)に混在するS偏光は、第1の実施の形態
(図1)の読み出し光(S偏光)に混在するP偏光より
小さくなる。この読み出し光がSLM30で変調されて
スクリーン50に投射されるまでは、第3の実施の形態
と同様である。
【0028】上述したように、SLM30に入射する読
み出し光に混在するS偏光が低減されるため、スクリー
ン50上に投射される画像のコントラストがより向上す
る。なお、本発明の実施の形態ではPBS11とPBS
10とが接合されたが、所定間隔を持って配置されても
よく、また、両者の間にミラーを挿入し光学系を曲げて
も良い。
【0029】以上説明した発明の実施の形態において、
PBS10は第1の偏光光学素子を、PBS12は第2
の偏光光学素子を、SLM30は空間光変調素子を、投
射レンズ40は投射光学系をそれぞれ構成している。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の偏光光学素子から出射されてスクリーン上に投射
される光に混在する一方の不所望な偏光成分を第2の偏
光光学素子によって分離して排除しているため、コント
ラストの良い投射画像が得られる。請求項5の発明で
は、第1の偏光光学素子である偏光ビームスプリッター
と第2の偏光光学素子である偏光ビームスプリッターと
の間に空間が無いため、スクリーン上に投射される光の
光量損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投射装置の第1の実施の形態の概
略構成を示す図。
【図2】本発明に係る投射装置の第2の実施の形態の概
略構成を示す図。
【図3】本発明に係る投射装置の第3の実施の形態の概
略構成を示す図。
【図4】図3に示す投射装置の変形例の概略構成を示す
図。
【図5】本発明に係る投射装置の第4の実施の形態の概
略構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)のB−B線に沿って見た図である。。
【図6】本発明に係る投射装置の第5の実施の形態の概
略構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は
(a)のC−C線に沿って見た図である。
【図7】従来の投射装置の第1の例を示す図。
【図8】空間光変調素子の詳細を示す断面図。
【図9】従来の投射装置の第2の例を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線に沿って見
た図である。
【符号の説明】
10、11,12 偏光ビームスプリッター(PBS) 20 光源 30 光書き込み型空間光変調素子(SLM) 40 投射レンズ 50 スクリーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源光を二つの偏光に分離して、透過光
    および反射光としてそれぞれ出射する第1の偏光光学素
    子と、 書き込み画像が書き込まれ、前記第1の偏光光学素子か
    らの前記反射光を前記書き込み画像に応じて変調して出
    射する空間光変調素子と、 前記空間光変調素子で変調されて前記第1の偏光光学素
    子に入射して透過する光を透過する第2の偏光光学素子
    と、 前記第2の偏光光学素子を透過した光をスクリーン上に
    投射する投射光学系とを備えることを特徴とする投射装
    置。
  2. 【請求項2】 光源光を二つの偏光に分離して、透過光
    および反射光としてそれぞれ出射する第1の偏光光学素
    子と、 書き込み画像が書き込まれ、前記第1の偏光光学素子か
    らの前記透過光を前記書き込み画像に応じて変調して出
    射する空間光変調素子と、 前記空間光変調素子で変調されて前記第1の偏光光学素
    子に入射して反射される光を透過する第2の偏光光学素
    子と、 前記第2の偏光光学素子を透過した光をスクリーン上に
    投射する投射光学系とを備えることを特徴とする投射装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の投射装
    置において、 前記第2の偏光光学素子は、前記第1の偏光光学素子か
    らの入射光の光軸に沿って設けられた少なくとも一つの
    偏光ビームスプリッターより成ることを特徴とする投射
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の投射装置において、 前記第1の偏光光学素子も偏光ビームスプリッターから
    成ることを特徴とする投射装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の投射装置において、 前記第1の偏光光学素子である偏光ビームスプリッター
    と前記第2の偏光光学素子である偏光ビームスプリッタ
    ーとは互いに接合されて設けられることを特徴とする投
    射装置。
JP7207192A 1995-08-14 1995-08-14 投射装置 Pending JPH0954286A (ja)

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JP7207192A JPH0954286A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 投射装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100410944B1 (ko) * 2000-06-26 2003-12-18 삼성전기주식회사 편광빔 스플리터를 이용한 프로젝션 시스템

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KR100410944B1 (ko) * 2000-06-26 2003-12-18 삼성전기주식회사 편광빔 스플리터를 이용한 프로젝션 시스템

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