JPH0954132A - ガス絶縁電気機器の事故検出装置 - Google Patents

ガス絶縁電気機器の事故検出装置

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JPH0954132A
JPH0954132A JP7210499A JP21049995A JPH0954132A JP H0954132 A JPH0954132 A JP H0954132A JP 7210499 A JP7210499 A JP 7210499A JP 21049995 A JP21049995 A JP 21049995A JP H0954132 A JPH0954132 A JP H0954132A
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JP
Japan
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light
container
accident
gas
vibration
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JP7210499A
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Naohiro Kaneman
直弘 金万
Hirokazu Takei
弘和 武井
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/12Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing
    • G01R31/1209Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing using acoustic measurements

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  • Acoustics & Sound (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス絶縁電気機器の容器内で生じた事故を高感
度で検出する事故検出装置を提供する。 【解決手段】ガス絶縁電気機器の容器10に透光板12
により閉鎖された窓部10cを設ける。透光板12の内
側に振動膜13を設けて、振動膜13を容器10内のガ
スに接触させる。透光板12を通して振動膜13に光を
照射する発光器14と、振動膜13で反射した発光器か
らの出力光を受光する受光器15とを設ける。容器10
内でアーク事故Aが生じたときに発生する圧力振動で振
動膜13を振動させ、受光器15の出力信号から振動膜
13の振動を検知して事故の発生を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ガス遮断器やガス絶縁開閉装
置等のガス絶縁電気機器の内部の事故の発生の有無を検
出する事故検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス遮断器やガス絶縁開閉装置等のガス
絶縁電気機器の事故を検出する装置として、事故時にア
ークの発生により生じる容器内の圧力上昇を検出して、
容器内での事故の発生を検出するようにしたものがあ
る。
【0003】図4は従来のこの種の事故検出装置の構成
を概略的に示したもので、同図において1はSF6 ガス
が封入された容器1a内に機器1bを収納してなるガス
絶縁開閉装置等のガス絶縁電気機器、2は容器1a内の
圧力上昇を検出する圧力上昇検出器、3は検出器2の検
出出力から事故の発生の有無を判定する事故判定装置で
あり、圧力上昇検出器2と事故判定装置3とにより事故
検出装置が構成されている。圧力上昇検出器2は、止弁
4とガス配管5とイコライザ6とを通して容器1aに接
続されたべローズ7と、容器1a内の圧力が上昇してベ
ローズ7が所定量伸長したときに動作するマイクロスイ
ッチ8とからなり、マイクロスイッチ8につながる信号
線が事故判定装置3に接続されている。図示してない
が、ガス絶縁電気機器1が、ガス区分された容器1aを
複数個有している場合には、各容器毎に圧力上昇検出器
2が取り付けられ、各容器に対して設けられた圧力上昇
検出器2のマイクロスイッチ8から導出された信号線が
事故判定装置3に接続される。
【0004】図4に示した事故検出装置においては、ガ
ス絶縁電気機器1の運転中止弁4が開かれており、容器
1a内の圧力がイコライザ6を通してベローズ7に与え
られている。イコライザ6はベローズ7の内外を連絡す
るガス流路を絞って、ベローズ7の内外の通気状態を調
整するために設けられている。容器1a内で事故が生じ
てアークAが発生すると容器1a内の圧力が上昇するた
め、ベローズ7が所定量伸長してマイクロスイッチ8を
動作させる。このとき事故判定装置3は、事故の発生を
検知して、動作したマイクロスイッチ8がいずれの容器
に対して設けられたものであるかを判別し、事故の発生
箇所を表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
事故検出装置では、ベローズを用いて、容器内の圧力上
昇を検出することにより事故の発生を検出するようにし
ていたが、ベローズはその性能上微小なガスの圧力上昇
では動作しないため、事故を高感度で検出することがで
きないという問題があった。特に地絡事故発生時には、
僅かな圧力上昇しか生じないため、ベローズを用いたの
では、事故の発生を確実に検出することが困難であっ
た。
【0006】本発明の目的は、事故の発生を高感度で検
出することができるようにしたガス絶縁電気機器の事故
検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁ガスが封
入された容器内に機器を収納してなるガス絶縁電気機器
の容器内で生じた事故を検出する事故検出装置に係わる
ものである。
【0008】本発明においては、容器内のガスに接触す
る位置に配置されて容器内で生じた圧力振動に応じて振
動する振動膜を設けるとともに、該振動膜の振動に伴う
変位を検出して振動膜の振動に相応した電気信号を発生
する変位検出器を設け、該変位検出器の出力を事故判定
装置に与えて、容器内での事故の発生の有無の判定を行
わせる。振動膜としては、電気絶縁材料からなるものを
使用する。
【0009】容器内でアーク事故(アークの発生を伴う
事故)が生じると、容器内のガスの圧力振動が発生す
る。この振動はガス中を伝搬して振動膜に伝わるため、
該振動膜が振動を起す。振動膜はその厚さを充分に薄く
しておけば、僅かな圧力振動にも敏感に応答して振動を
起すため、該振動膜の振動に伴う変位を検出するように
しておくことにより、容器内で生じたアーク事故を高感
度で検出することができる。従って、地絡事故のよう
に、アーク発生時に微小な圧力変動しか生じない場合で
も、その事故の検出を確実に行わせることができる。
【0010】上記変位検出器は、振動膜に光を照射する
発光器と、振動膜で反射した発光器の出力光を受光する
受光器とにより構成できる。この場合事故判定装置は、
受光器の出力から事故の有無を判定する。
【0011】上記振動膜の変位の検出は容器の外部から
行わせるのが好ましい。そのため、容器の外壁に圧力振
動検出用開口部を設けるとともに、光を透過させる材料
からなっていて圧力振動検出用開口部を気密に閉鎖する
透光板を設けて、該透光板を通して振動膜の振動を検出
するようにするのが好ましい。この場合、振動膜は、透
光板の内側に配置する。発光器は透光板を通して振動膜
に光を照射するように設け、受光器は、振動膜で反射し
た発光器の出力光を透光板を通して受光するように設け
る。
【0012】上記透光板は例えば、圧力振動検出用開口
部との間に空間を形成するように、該開口部との間に間
隔を隔てた状態で設ける。この場合、振動膜は、透光板
と圧力振動検出用開口部との間の空間を透光板側の空間
と容器内に開口した空間とに仕切るように設けるのがよ
い。
【0013】上記のように、振動膜に光を照射して、該
振動膜での反射光を検出することにより振動膜の振動を
検出するようにすると、振動膜に非接触で振動を検出す
ることができるため、振動検出器を容器の外部に配置す
ることができ、容器内の電界分布などに影響を与えずに
事故の検出を行わせることができる。また振動膜の振動
を非接触で検出できるため、振動膜としては充分に薄い
ものを用いて、検出感度を高めることができる。更に、
振動膜の変位を拡大して検出できるため、アークの発生
により生じる圧力振動を高感度で検出することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好ましい実施の形
態を示したもので、同図において10はガス絶縁開閉装
置の母線部分を構成する管状の容器、11は容器10内
に収納された母線導体である。ガス絶縁開閉装置は、遮
断器や断路器などの開閉回路の構成機器を収容した他の
容器を更に備えていて、これらの構成機器を収納した複
数の容器を絶縁スペーサを介して接続した構成を有する
が、図1においてはこれら他の容器の図示が省略されて
いる。ガス絶縁開閉装置の構成機器を収容した各容器内
にはSF6 ガスが所定の圧力で封入されている。
【0015】図1の例では、容器10の外壁部の一部を
貫通させて圧力振動検出用開口部10aが設けられ、こ
の開口部10aの周縁部から外側に突出させた状態で円
筒状の突出部10bが形成されている。なお突出部10
bは容器10の外壁部に一体に設けられていてもよく、
該容器10の外壁部と別体に形成されて、適宜の手段に
より外壁部に接続されていてもよい。
【0016】突出部10bの外端部には窓部10cが形
成され、該窓部10cを気密に閉鎖するように透光板1
2が取り付けられている。透光板12は、検出に用いる
波長の光を透過させる性質を有する板状材料からなって
いて、容器10内の圧力に耐えるために充分な厚さを有
している。図示の例では、この透光板12が透明なガラ
ス板からなっている。
【0017】透光板12と圧力振動検出用開口部10a
との間の空間(突出部10b内の空間)は圧力振動検出
用空間となっていて、突出部10b内には、該空間を透
光板12側の空間B1 と容器10内に開口した空間B2
とに仕切るように、振動膜13が取り付けられている。
振動膜13は電気絶縁性と、適度な弾力性と、SF6
スに対して安定な化学的性質とを有する材料の膜からな
っている。振動膜13は、突出部10bの内周面の輪郭
形状に相応した輪郭形状(この例では円形)を有してい
て、その外周縁が突出部10bの内周面に接着などによ
り固定された状態で取り付けられている。なお振動膜1
3は、弛みが生じることがないように、適度の張力を付
与した状態で取り付けるのが好ましい。また圧力振動に
敏感に感応させるようにするため、振動膜13の厚み
は、機械的な強度に支障を来さない範囲で充分に薄く設
定する。
【0018】振動膜13の振動を容易にするため、振動
膜13としては充分に薄いものを用いる。また振動膜1
3の振動を容易にするため、該振動膜13と透光板12
との間の空間B1 にもSF6 ガスを充填して、振動膜1
3の両側の空間B1 及びB2の圧力を等しくしておく。
振動膜13の両側のガス空間の圧力を等しくするには、
振動膜13の一部に孔を設けることにより空間B1 及び
B2 を連通させるようにしてもよく、また振動膜13に
孔を設けることなく、別途設けた連通路により空間B1
とB2 とを連通させるようにしてもよい。空間B1 及び
B2 を連通させる連通路は例えば突出部10bの肉厚部
内に形成するか、または突出部10bに外部から管を接
続することにより形成してもよい。
【0019】透光板12の外側には、発光器14と受光
器15とを備えた変位検出器16が配置されている。発
光器14は発光ダイオード(LED)からなっていて、
透光板12を通して振動膜13に一定量の光を照射する
ように設けられている。受光器15は、フォトトランジ
スタ等の光電変換素子からなっていて、振動膜13で反
射した発光器14の出力光を受光するように設けられて
いる。受光器15は、受光量に相応した大きさの電気信
号を発生する。
【0020】図示の例では、発光器14が振動膜13の
膜面に対して直角な方向から該振動膜に光を照射するよ
うに、発光器14の光軸O1 を振動膜13の膜面と直交
させた状態で配置している。また受光器15は、その光
軸O2 が発光器14の光軸O1 と振動膜13の膜面との
交点Qを通り、かつ該光軸O2 が振動膜13の膜面に対
して一定の角度傾斜した状態になるように位置決めされ
ている。
【0021】振動膜13が振動していないときには、受
光器15の受光量がほぼ一定であるため、受光器15の
出力信号はほぼ一定のレベルを示す。容器10内で地絡
事故が生じて、アークAが生じると、該アークAにより
容器1内の絶縁ガスに圧力振動Pが生じ、この圧力振動
はガス中を伝搬して振動膜13に達する。振動膜13は
容器内のガスに接触しているため、圧力振動Pに応答し
て図に鎖線で示したように振動する。振動膜13が振動
すると、受光器15に達する反射光の光量がその振動に
同期して変化するため、受光器15の出力信号は例えば
図2に示すような振動波形を示す。従って、この振動波
形を判別することにより、容器10内でアークが発生し
たことを検出することができる。
【0022】このように、振動膜13で反射した発光器
の出力光を検出するようにすると、振動膜の振動に伴う
変位を拡大して検出することができ、しかも、受光器1
5の出力信号を増幅することにより感度を高めることが
できるため、振動膜13の振動を高感度で検出すること
ができる。
【0023】受光器15の出力信号は、事故判定装置1
7に入力される。ガス絶縁開閉装置に複数の容器が設け
られている場合には、各容器毎に透光板12により閉鎖
された窓部が設けられ、透光板の内側に振動膜13が設
けられる。また透光板の外側には発光器14及び受光器
15を備えた変位検出装置16が設けられ、受光器15
の出力信号が事故判定装置17に入力される。
【0024】事故判定装置17は、例えば受光器15の
出力信号に含まれる交流分のレベルを弁別する手段と、
ガス絶縁開閉装置の各容器内でのアーク事故の発生の有
無を表示する表示手段とを有していて、特定の容器に対
して設けられた受光器の出力信号に含まれる交流分のレ
ベルが所定のしきい値を超えたときにアーク事故が発生
したと判定して、その容器内で事故が生じたことの表示
を行わせる。
【0025】なお容器10内の圧力は、その内部のガス
の温度変化によっても変動するが、温度変化に伴う圧力
変動はゆっくりとしたものであるので、温度変化に伴う
圧力変動により振動膜が振動することはない。
【0026】また容器1内に収納された機器の動作時に
機械振動が発生すると、該機械振動がガス中を伝搬して
振動膜13に伝わるが、各機器の動作時にガス中を通し
て振動膜に伝わる機械振動の振幅はアーク発生時に生じ
る圧力振動の振幅に比べて充分に小さく、また各機器の
動作時に生じる機械振動とアーク発生時に生じる圧力振
動とでは、それぞれの振動周波数や振動のパターンが異
なるため、両者は容易に識別することが可能である。従
って、事故判定装置17において、例えば受光器の出力
信号の特定の周波数成分を検出するようにしておけば、
容器内の機器の動作に伴って生じる機械振動により誤検
出を生じるおそれはない。
【0027】また遮断器や断路器などの機器の動作指令
が与えられた際に生じる振動膜の振動を無視するよう
に、事故判定装置17での事故判定のアルゴリズムを定
めておくことにより、誤検出を避けることもできる。
【0028】図3は本発明の他の実施の形態を示したも
ので、この例では、容器10の外壁部に設けられた円形
の圧力振動検出用開口部10aの周辺部外面が平坦なフ
ランジ当接面10a1となっている。開口部10aの内周
にはネジが設けられていて、該ネジに円筒状の検出器ケ
ース20の一端側の外周に設けられたネジ部20aが螺
合されている。ケース20の一端寄りの部分の外周には
フランジ20bが設けられ、該フランジ20bと容器1
0の開口部10aの周辺部に形成されたフランジ当接面
10a1との間にパッキン21が配設されて、ケース20
と容器10との接続部の気密保持が図られている。
【0029】検出器ケース20の内周には該ケースの軸
線方向に間隔をあけて内鍔部20cと20dとが設けら
れ、ケース20の一端寄りに設けられた内鍔部20c
と、該内鍔部20cに対してネジ止めなどにより固定さ
れた押えリング22との間に振動膜13の外周部が挟み
込まれた状態で保持されている。また他方の内鍔部20
dにガラス板からなる透光板12が当接され、該透光板
12の外周寄りの部分が環状の押え板23により内鍔部
23に対して押さえられて該内鍔部23に対して固定さ
れている。図示してないが、押え板23と透光板12と
の間にはパッキンが配設されて、透光板12の取り付け
部の気密保持が図られている。またこの例では、ケース
20の肉厚部内に、振動膜13の両側の空間B1 及びB
2 を連通させるための連通孔24が形成されている。ケ
ース20の他端側の開口部は、蓋板25により閉鎖さ
れ、該蓋板25に発光器14と受光器15とが取り付け
られている。
【0030】発光器14に電源を与えるリード線26及
び受光器15の出力を事故判定装置(図3には図示せ
ず。)に与える信号線27が蓋板25を貫通して外部に
導出されている。
【0031】図3のようにケース20内に、振動膜と、
透光板と、発光器及び受光器とを一括して取り付けて、
該ケース20をガス絶縁電気機器の容器に接続する構造
にすると、事故検出装置の要部の取り付けを容易にする
ことができる。
【0032】上記の例では、ガス絶縁開閉装置に本発明
を適用したが、ガス遮断器やガス絶縁母線などの他のガ
ス絶縁電気機器にも本発明を適用することができるのは
もちろんである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガス絶
縁電気機器の容器内で生じるアーク事故を検出する手段
として、該容器内で生じる圧力振動に応答して振動する
振動膜を用いたので、該振動膜の厚さを充分に薄くして
おくことにより、容器内で生じる微小振動を高感度で検
出することができる。従って、地絡事故発生時に生じる
ような微小な圧力変動をも確実に検出することができ、
事故の検出の信頼性を高めることができる。
【0034】また本発明において、振動膜に光を照射す
る発光器と、振動膜で反射した発光器の出力光を受光す
る受光器とを設けて、該受光器の出力信号から圧力振動
の有無を判別する構成をとった場合には、ガス絶縁電気
機器の容器の外部から振動膜の振動を非接触で検出する
ことができるため、ガス絶縁電気機器の容器内には絶縁
材料からなる振動膜を配置するだけでよい。そのため、
ガス絶縁電気機器の容器内の電界分布に悪影響を与えず
にアーク事故の検出を行わせることができ、ガス絶縁電
気機器の信頼性を損なうことなく、事故検出装置をガス
絶縁電気機器に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部の構成を、一部断面
して示した構成図である。
【図2】図1の実施形態において受光器から得られる検
出信号の波形を示した波形図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の要部の構成を一部断
面して示した構成図である。
【図4】従来の事故検出装置の要部の構成を概略的に示
した構成図である。
【符号の説明】
10 容器 11 母線導体 12 透光板 13 振動膜 14 発光器 15 受光器 17 事故判定装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが封入された容器内に機器を収
    納してなるガス絶縁電気機器の容器内で生じた事故を検
    出する事故検出装置において、 電気絶縁材料からなっていて前記容器内のガスに接触す
    るように設けられ、前記容器内で生じた圧力振動に応じ
    て振動する振動膜と、 前記振動膜の振動に伴う変位を検出して振動膜の振動に
    相応した電気信号を発生する変位検出器と、 前記変位検出器の出力から容器内での事故の発生の有無
    を判定する事故判定装置とを具備したガス絶縁電気機器
    の事故検出装置。
  2. 【請求項2】 絶縁ガスが封入された容器内に機器を収
    納してなるガス絶縁電気機器の容器内で生じた事故を検
    出する事故検出装置において、 電気絶縁材料からなっていて前記容器内のガスに接触す
    るように設けられ、前記容器内で生じた圧力振動に応じ
    て振動する振動膜と、 前記振動膜に光を照射する発光器と、 前記振動膜で反射した前記発光器の出力光を受光して前
    記振動膜の振動に相応した電気信号を出力する受光器
    と、 前記振動膜が振動したときに生じる前記受光器の出力か
    ら事故の有無を判定する事故判定装置とを備えたことを
    特徴とするガス絶縁電気機器の事故検出装置。
  3. 【請求項3】 絶縁ガスが封入された容器内に機器を収
    納してなるガス絶縁電気機器の容器内で生じた事故を検
    出する事故検出装置において、 前記容器の外壁に設けられた圧力振動検出用開口部と、 光を透過させる材料からなっていて前記圧力振動検出用
    開口部を気密に閉鎖するように設けられた透光板と、 電気絶縁材料からなっていて前記透光板の内側に配置さ
    れ、前記容器内で生じた圧力振動に応じて振動する振動
    膜と、 前記透光板を通して前記振動膜に光を照射する発光器
    と、 前記振動膜で反射した前記発光器の出力光を前記透光板
    を通して受光する受光器と、 前記受光器の出力から事故の有無を判定する事故判定装
    置とを備えたことを特徴とするガス絶縁電気機器の事故
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記透光板は前記圧力振動検出用開口部
    との間に間隔を隔てた状態で設けられ、 前記振動膜は、前記圧力振動検出用開口部と透光板との
    間の空間を透光板側の空間と容器内に開口した空間とに
    仕切るように設けられている請求項3に記載のガス絶縁
    電気機器の事故検出装置。
JP7210499A 1995-08-18 1995-08-18 ガス絶縁電気機器の事故検出装置 Withdrawn JPH0954132A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110181A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nissin Electric Co Ltd 閃絡検出装置
CN113701958A (zh) * 2021-09-13 2021-11-26 广州小鹏汽车科技有限公司 密封测试装置及基于密封测试装置的测试方法

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