JPH0953969A - 振動式測定装置 - Google Patents

振動式測定装置

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JPH0953969A
JPH0953969A JP21069695A JP21069695A JPH0953969A JP H0953969 A JPH0953969 A JP H0953969A JP 21069695 A JP21069695 A JP 21069695A JP 21069695 A JP21069695 A JP 21069695A JP H0953969 A JPH0953969 A JP H0953969A
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JP
Japan
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fluid
tubes
bubbles
measured
sensor tubes
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JP21069695A
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English (en)
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Minoru Tanabe
稔 田辺
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は被測流体に混入した気泡が一方のセ
ンサチューブに多く流入して計測精度が低下するといっ
た課題を解決するものである。 【解決手段】 質量流量計1は、加振器ユニット19に
より振動するセンサチューブ7,8に流体を通過させ、
ピックアップユニット20,21により流量に応じたセ
ンサチューブ7,8の流入側と流出側との変位を検出す
る。流入側マニホールド6の流路6dには、気泡細分化
手段としての羽根車27が回転自在に設けられている。
被測流体中の気泡は、流量に応じて回転する羽根車27
の羽根27bの剪断力により拡散されて小さな気泡に細
分化される。このように細分化された気泡は、均一な分
布量となるように流出口6b,6cへ分流され、センサ
チューブ7,8を通過する気泡の混入量が均一になる。
その結果、一対のセンサチューブ7,8の質量が均一と
なり、流量計測精度を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動式測定装置に係
り、特に一対のセンサチューブに流れる被測流体に混入
した気泡が均等に分散されるよう構成した振動式測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測流体が流れる管路を振動させて流体
の物理量を測定する振動式測定装置として、例えばコリ
オリ式質量流量計又は振動式密度計がある。このコリオ
リ式質量流量計では、振動するセンサチューブの流入側
と流出側との流量に比例した変位をピックアップにより
検出し、その位相差から質量流量を求めようになってい
る。
【0003】また、振動式密度計では、センサチューブ
の固有振動数より流体の密度を測定するようになってい
る。このコリオリ式質量流量計と振動式密度計は、同一
構成であるので、以下コリオリ式質量流量計について説
明することにする。この種の従来の質量流量計の一例と
しては、特開昭63−30721号公報により開示され
た流量計がある。この公報の質量流量計は、被測流体が
通過する際の圧力損失を低減するため直線状に延在する
一対のセンサチューブを加振器により半径方向に振動さ
せ、流量に比例したコリオリ力による一対のセンサチュ
ーブの相対変位をピックアップにより検出するよう構成
されている。
【0004】そして、一対のセンサチューブは互いに平
行に延在するように両端をマニホールドの取付孔に嵌合
させてろう付け等により固定され、且つマニホールドの
近傍で支持板に支持される。そのため、被測流体は流入
側マニホールドで一対のセンサチューブに分流され、セ
ンサチューブを通過した後流出側マニホールドで合流し
て下流へ流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように一対のセンサチューブの相対変位をピックアップ
により検出する構成とされた振動式測定装置では、一対
のセンサチューブが同じ条件で振動することにより相対
変位が変動せず、外部振動の影響が少ないといった利点
がある反面、被測流体に気泡が混入していた場合に様々
な大きさの気泡が一対のセンサチューブを流れることに
なり、一方のセンサチューブに大きい気泡が流れ、他方
のセンサチューブに小さい気泡が流れた場合には、一対
のセンサチューブを流れる被測流体の流量が均等でなく
なる。
【0006】このように、従来の振動式測定装置は、一
方のセンサチューブに多くの気泡が流入することがある
ため、一対のセンサチューブの質量が不均一になり、こ
れにより一対のセンサチューブの流入側と流出側で生ず
るコリオリ力が流量に比例しなくなって計測精度が低下
するといった問題がある。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決した振動
式測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、被測流体が流れる一対のセンサチューブをハ
ウジング内に収納し、加振器により加振された該一対の
センサチューブの相対変位をピックアップにより検出す
る振動式測定装置において、前記一対のセンサチューブ
に流入する被測流体に混入した気泡を細分化する気泡細
分化手段を前記ハウジング内に設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】従って、請求項1によれば、ハウジング内
に設けられた気泡細分化手段が被測流体に混入した気泡
を細分化して小さな気泡が一対のセンサチューブに流入
することになり、一対のセンサチューブに流入する気泡
の流入量を均一化することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、前記気泡細分化
手段が、被測流体の流れにより回転しながら前記気泡を
剪断して細分化する回転体であることを特徴とするもの
である。従って、請求項1によれば、ハウジング内に設
けられた回転体が被測流体の流れにより回転して被測流
体に混入した気泡を剪断して細分化するため、小さな気
泡となって一対のセンサチューブに流入することにな
り、一対のセンサチューブに流入する気泡の流入量を均
一化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1は振動式測定装置として
のコリオリ式質量流量計を示す縦断面図である。質量流
量計1は密閉されたハウジング2内に被測流体が通過す
る管路3を挿通してなる。管路3は、軸方向に変位可能
なベローズ4A,4Bと、流入管5と、流入側マニホー
ルド6と、一対のセンサチューブ7,8と、流出側マニ
ホールド9と、流出管10とより構成されている。
【0012】一対のセンサチューブ7,8は流体の流れ
方向(X方向)に直線状に延在するステンレス製の直管
よりなり、上記流入側マニホールド6と流出側マニホー
ルド9との間で平行に設けられている。また、センサチ
ューブ7,8の両端近傍には、センサチューブ7,8が
貫通して固定されるサポート板11,12が横架されて
いる。従って、センサチューブ7,8は、サポート板1
1,12により平行となるように支持されており、計測
時にはサポート板11,12を支点として振動すること
になる。
【0013】ハウジング2は円筒状のハウジング本体1
3の両端開口を蓋部材14,15により閉蓋した密閉構
造になっており、ハウジング2内の収納室16に挿入さ
れた上記管路3表面に結露が発生することが防止され
る。さらに、密閉された収納室16には、乾燥した保護
気体(例えば、アルゴンガス等)が所定圧力に充填され
ている。
【0014】上記流入管5は、流入側端部に上流側配管
(図示せず)に連結されるフランジ5aを有し、流入管
5の他端はハウジング2の蓋部材14を貫通してハウジ
ング2の内部に延出している。流入側マニホールド6
は、上流側がベローズ4Aに接続固定され、下流側がセ
ンサチューブ7,8の上流側端部に接続固定されてい
る。
【0015】流出側マニホールド9は、上流側がセンサ
チューブ7,8の下流側端部に接続され、下流側がベロ
ーズ4Bの上流側端部に接続されている。流出管10
は、上流側端部が流出側マニホールド9に接続固定さ
れ、下流側端部がハウジング2の蓋部材15を貫通して
下流側(X方向)へ突出している。尚、流出管10の下
流側端部には下流側配管(図示せず)に連結されるフラ
ンジ10aが設けられている。
【0016】上流側のベローズ4Aは、軸方向に伸縮自
在な構造でセンサチューブ7,8が熱膨張あるいは収縮
した場合、センサチューブ7,8の長手方向の伸縮のみ
を吸収する。そのため、ハウジング2の蓋部材14と流
入側マニホールド6との間には、流入側マニホールド6
が振動しないように保持する防振機構17が設けられて
いる。
【0017】この防振機構17は、一端が蓋部材14に
固定され他端がハウジング2内に延在する複数の支柱1
7aと、複数の支柱17aの他端間に横架されて流入側
マニホールド6に結合された金属ダイヤフラム17bと
よりなる。従って、流入側マニホールド6は、防振機構
17により軸方向に移動可能に支持されるとともに、横
方向への移動を規制される。
【0018】また、下流側のベローズ4Bも上記上流側
のベローズ4Aと同様に伸縮自在な構造でセンサチュー
ブ7,8が熱膨張あるいは収縮した場合、センサチュー
ブ7,8の長手方向の伸縮を吸収する。そのため、ハウ
ジング2の側壁2cと流出側マニホールド9との間に
は、流入側マニホールド9が振動しないように保持する
防振機構18が設けられている。
【0019】この防振機構18は、上記防振機構17と
同様に一端が蓋部材15に固定され他端がハウジング2
内に延在する複数の支柱18aと、複数の支柱18aの
他端間に横架されて流出側マニホールド9に結合された
金属ダイヤフラム18bとよりなる。従って、流出側マ
ニホールド9は、防振機構18により軸方向に移動可能
に支持されるとともに、横方向への移動を規制される。
【0020】19は加振器ユニットで、励振信号が入力
される励振コイル19aと磁石19bとを対向させた実
質電磁ソレノイドと同様な加振器を有する構成であり、
一対のセンサチューブ7,8の略中間部間に設けられて
いる。20は上流側ピックアップユニットで、センサチ
ューブ7,8の振幅に応じた検出信号を出力するセンサ
コイル20aと磁石20bとを対向させたピックアップ
を有する構成であり、上記加振器ユニット19より上流
側に位置するように配設されている。
【0021】21は下流側ピックアップユニットで、セ
ンサチューブ7,8の振幅に応じた検出信号を出力する
センサコイル21aと磁石21bとを対向させたピック
アップを有する構成であり、上記加振器ユニット19よ
り下流側に位置するように配設されている。即ち、上記
各ピックアップユニット20,21は、夫々電磁ソレノ
イドと同様な構成であり、加振器ユニット19により加
振されたセンサチューブ7,8の変位に応じたセンサコ
イル20a,21aと磁石20b,21bとの相対変位
により発生する電圧値を出力する。
【0022】また、加振器ユニット19,ピックアップ
ユニット20,21は、後述するように環状に形成され
たコイル19a,20a,21aと、コイル19a,2
0a,21a内に挿入された棒状の磁石19b,20
b,21bとを有する構成であり、センサチューブ7,
8の振動によりコイル19a,20a,21aと磁石1
9b,20b,21bとの相対位置が変化するようにな
っている。そして、加振器ユニット19,ピックアップ
ユニット20,21は、夫々センサチューブ7,8に固
定された支持板23,24に支持されている。
【0023】流量計測時、上記構成になる質量流量計1
において、一対のセンサチューブ7,8は加振器19に
より近接、離間する方向(Y方向)に加振される。上流
側配管(図示せず)から供給された被測流体は流入管5
より上流側のベローズ4Aを通ってマニホールド6に至
り、さらにマニホールド6の流路を通過して振動するセ
ンサチューブ7,8内に流入する。そして、センサチュ
ーブ7,8を通過した流体はマニホールド9の流路より
下流側のベローズ4Bを通って流出管10より下流側配
管(図示せず)に流出する。
【0024】このように、振動するセンサチューブ7,
8に流体が流れると、その流量に応じた大きさのコリオ
リ力が発生する。そのため、直管状のセンサチューブ
7,8の流入側と流出側で動作遅れが生じ、これにより
上流側のピックアップユニット20の出力信号と下流側
のピックアップユニット21の出力信号とでは位相差が
あらわれる。
【0025】このように流入側と流出側との位相差が流
量に比例するため、流量計測制御回路(図示せず)は、
ピックアップユニット20からの出力信号とピックアッ
プユニット21からの出力信号の位相差に基づいて流量
を演算する。図2は流入側マニホールド6の内部を拡大
して示す縦断面図である。
【0026】流入側マニホールド6の内部には、ベロー
ズ4Aの端部が嵌合固定される流入口6aと、センサチ
ューブ7,8の上流側端部が筒状のスリーブ25,26
を介して嵌合固定される流出口6b,6cと、流入口6
aと流出口6b,6cとを連通する流路6dとが設けら
れている。
【0027】流路6dは流出口6b,6c間に設けられ
た隔壁6eにより仕切られており、流入口6aから流入
した被測流体は隔壁6eに沿って分流されて流出口6
b,6cからセンサチューブ7,8に吐出される。27
は気泡細分化手段としての羽根車(回転体)で、流入側
マニホールド6の流路6dで回転自在に取り付けられて
いる。この羽根車27はハブ27aの外周に複数の羽根
27bを有する。この複数の羽根27bは、回転しなが
ら被測流体に混入した気泡を剪断して細分化するための
ものである。
【0028】羽根車27のハブ27aには、筒状の軸受
28が挿通されており、軸受28には軸29が挿通され
ている。軸29は流路6dの中央で流体の流れ方向に延
在するように軸承されている。従って、軸29の上流側
端部は、流入口6aに嵌合する軸受け部材30に挿通さ
れて軸承され、軸29の下流側端部は、隔壁6eの先端
に設けられた凹部31に嵌合されて軸承されている。
【0029】従って、羽根車27は軸受28により回転
抵抗が軽減されており、低負荷で回転することができ、
被測流体の損失をできるだけ小さく抑えるように軸承さ
れている。また、軸29の上流側には、被測流体が流れ
る際の損失を軽減するため、円錐状のコーン32が設け
られている。そして、軸29の下流側には、軸受28を
押さえるブッシュ33が設けられている。
【0030】また、上記軸29は上流側端部に軸受け部
材30に当接して軸方向の位置を規制する大径なストッ
パ部29aを有し、軸受け部材30より上流側に突出す
る端部にはナット34が螺合されている。そして、この
ナット34が軸29の上流側端部に螺合することによ
り、軸29は軸受け部材30に固定されると共に羽根車
27が所定の取付位置に保持される。
【0031】図3は上流側からみた羽根車27の取り付
け状態を示す図である。上記軸受け部材30は、流入側
マニホールド6の流入口6aに嵌合するリング部30a
と、軸29が挿通される中央部30bと、中央部30b
から半径方向に延在してリング部30aに接続された4
本の支柱30cとからなる。そのため、被測流体は、各
支柱30c間に形成された通路30dを通過して羽根車
27に至る。
【0032】また、羽根車27は複数の羽根27bが放
射状に突出し、各羽根27bの先端が流路6dの内壁に
近接する位置まで延在している。各羽根27bは被測流
体の流れ方向に対して所定角度傾斜しているため、被測
流体が各羽根27b間を通過するとき各羽根27bに回
転力が付与される。そのため、羽根車27は流路6d内
を流れる被測流体の流量に応じた回転数で回転すること
ができる。
【0033】このように流量に応じた回転数で回転する
羽根車27が流入側マニホールド6の流路6dに設けら
れているので、被測流体に気泡が混入されている場合に
は、気泡が回転する羽根車27の各羽根27b間を通過
することになる。そのため、被測流体中の気泡は、不規
則な大きさのまま流路6dに流入するが、回転する羽根
車27の羽根27bの剪断力により拡散されて小さな気
泡に細分化される。従って、気泡が混入された被測流体
の流量を計測する場合でも、羽根車27の回転により細
分化された微小な気泡が隔壁6eに沿って分流されてセ
ンサチューブ7,8に流入する。
【0034】このように細分化された気泡は、流入側マ
ニホールド6の流路6d全体に拡散されるため、隔壁6
eにより均一な分布量となるように流出口6b,6cへ
分流され、センサチューブ7,8を通過する気泡の混入
量が均一になる。その結果、一対のセンサチューブ7,
8の質量が均一となり、一方のセンサチューブにだけ気
泡が多量に流入することが防止されるため、気泡の大き
さのバラツキによるセンサチューブ7,8のコリオリ力
の変動が抑えられ、流量計測精度を確保することができ
る。
【0035】すなわち、従来の振動式測定装置のよう
に、一方のセンサチューブに多くの気泡が流入すること
を防止して、一対のセンサチューブ7,8の質量が不均
一になり、これにより一対のセンサチューブ7,8の流
入側と流出側で生ずるコリオリ力が流量に比例して計測
精度の低下が防止される。
【0036】尚、上記実施例では、被測流体の流速に応
じた回転数で回転する構成とされた羽根車27が気泡細
分化手段として設けられた構成を一例として説明した
が、これに限らず、例えば羽根車27の代わりに多数の
細管を平行に延在させて気泡を細分化するもの、あるい
は目の細かい金網を複数枚重ね合わせたもの等を気泡細
分化手段として設けるようにすることも考えられる。
【0037】また、上記実施例では、気泡細分化手段と
しての羽根車27を流入側マニホールド6の流路6dに
設けた構成としたが、これに限らず、羽根車27がハウ
ジング2内に設けられていれば、センサチューブ7,8
に流入する気泡を細分化することができるので、流入側
マニホールド6より上流の流入管5等に羽根車27を設
けた構成としても良い。
【0038】また、振動式密度計の場合は上記実施例の
質量流量計と同様な構成であるので、その説明は省略す
る。振動式密度計の場合、センサチューブの固有振動数
が流体の密度によって変化することを利用して密度を測
定するようになっており、上記ノイズを除去することに
より密度測定がより正確に行える。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、ハ
ウジング内に設けられた気泡細分化手段が被測流体に混
入した気泡を細分化して小さな気泡が一対のセンサチュ
ーブに流入することになり、一対のセンサチューブに流
入する気泡の流入量を均一化することができる。そのた
め、大きな気泡が一方のセンサチューブにのみに流入す
ることを防止でき、気泡の大きさのバラツキによるセン
サチューブのコリオリ力の変動が抑えられ、流量計測精
度を確保することができる。
【0040】また、請求項2によれば、ハウジング内に
設けられた回転体が被測流体の流れにより回転して被測
流体に混入した気泡を剪断して細分化するため、小さな
気泡となって一対のセンサチューブに流入することにな
り、一対のセンサチューブに流入する気泡の流入量を均
一化することができる。すなわち、回転体が被測流体の
流れにより回転して被測流体に混入した気泡を細分化す
ることにより、大きな気泡が一方のセンサチューブにの
みに流入することを防止でき、気泡の大きさのバラツキ
によるセンサチューブのコリオリ力の変動が抑えられ、
流量計測精度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる振動式測定装置の一実施例のコリ
オリ式質量流量計を示す縦断面図である。
【図2】流入側マニホールドの内部を拡大して示す縦断
面図である。
【図3】上流側からみた羽根車の取り付け状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 質量流量計 2 ハウジング 5 流入管 6 流入側マニホールド 6d 流路 6e 隔壁 7,8 センサチューブ 19 加振器ユニット 20,21 ピックアップユニット 27 羽根車 27a ハブ 27b 羽根 28 軸受 29 軸 30 軸受け部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測流体が流れる一対のセンサチューブ
    をハウジング内に収納し、加振器により加振された該一
    対のセンサチューブの相対変位をピックアップにより検
    出する振動式測定装置において、 前記一対のセンサチューブに流入する被測流体に混入し
    た気泡を細分化する気泡細分化手段を前記ハウジング内
    に設けたことを特徴とする振動式測定装置。
  2. 【請求項2】 前記気泡細分化手段は、被測流体の流れ
    により回転しながら前記気泡を剪断して細分化する回転
    体であることを特徴とする請求項1の振動式測定装置。
JP21069695A 1995-08-18 1995-08-18 振動式測定装置 Pending JPH0953969A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1345013A1 (de) * 2002-03-14 2003-09-17 Endress + Hauser Flowtec AG Gemäss dem Coriolisprinzip arbeitendes Massendurchflussmessgerät mit einer Wirbelmischvorrichtung

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