JPH095365A - 電池電圧表示装置 - Google Patents
電池電圧表示装置Info
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- JPH095365A JPH095365A JP7174500A JP17450095A JPH095365A JP H095365 A JPH095365 A JP H095365A JP 7174500 A JP7174500 A JP 7174500A JP 17450095 A JP17450095 A JP 17450095A JP H095365 A JPH095365 A JP H095365A
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- voltage
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源として乾電池または充電電池を用いる携
帯電子機器に於ける電池電圧表示装置に於いて、機器の
使用中の状態に近い電池電圧値を検出,表示する。 【構成】 電池電圧値が或る設定された値以下の際に出
力を出すリセット部、電池の電圧値を表示する表示部、
電池の電圧値を検出する検出部、或る設定された電流値
i1を流すスイッチング部、検出部にて検出された電圧
値に対応する入力を受け表示部にその対応する表示を表
示するよう制御し、電源ON時にスイッチング部を或る
特定の時間t1だけONするよう制御する制御部を有す
る。 【効果】 容量の減った電池での継続使用に際しても、
電源ON時に予め機器の使用中に近い電池の消耗状態を
事前に知ることができ、使用の途中で電池が消耗し、機
器を使用できなくなることを防止できる。
帯電子機器に於ける電池電圧表示装置に於いて、機器の
使用中の状態に近い電池電圧値を検出,表示する。 【構成】 電池電圧値が或る設定された値以下の際に出
力を出すリセット部、電池の電圧値を表示する表示部、
電池の電圧値を検出する検出部、或る設定された電流値
i1を流すスイッチング部、検出部にて検出された電圧
値に対応する入力を受け表示部にその対応する表示を表
示するよう制御し、電源ON時にスイッチング部を或る
特定の時間t1だけONするよう制御する制御部を有す
る。 【効果】 容量の減った電池での継続使用に際しても、
電源ON時に予め機器の使用中に近い電池の消耗状態を
事前に知ることができ、使用の途中で電池が消耗し、機
器を使用できなくなることを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源として乾電池また
は充電電池を用いる電子機器等に於ける電池電圧表示装
置に関するものである。
は充電電池を用いる電子機器等に於ける電池電圧表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等の電池電圧表示装置は
使用者に使用している電池の消耗状態を知らせるべく、
電池の電圧値を検出し、LCD,LED等の表示部を用
いてその電圧値に対応する表示を行い電池の消耗状態を
使用者に知らせるという方法が一般的に行われている。
使用者に使用している電池の消耗状態を知らせるべく、
電池の電圧値を検出し、LCD,LED等の表示部を用
いてその電圧値に対応する表示を行い電池の消耗状態を
使用者に知らせるという方法が一般的に行われている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
電池電圧表示装置の一例について説明する。
電池電圧表示装置の一例について説明する。
【0004】図3は電源として乾電池または充電電池を
用いる携帯電子機器の従来の電池電圧表示装置のブロッ
ク図を示すものであり、電池1は電源スイッチ2を介し
て、機器の各回路へ電圧を供給する電源部3、入力電圧
が特定の電圧V1より小さい場合にリセット信号を出力
するリセット部4、電池1の電圧を検出する検出部5に
それぞれ接続され、リセット部4および検出部5は、リ
セット信号により機器の動作を停止する信号を出力し、
検出部5の検出信号により電池1の電圧を表示する電圧
表示部6を制御する制御部7にそれぞれ接続されてい
る。
用いる携帯電子機器の従来の電池電圧表示装置のブロッ
ク図を示すものであり、電池1は電源スイッチ2を介し
て、機器の各回路へ電圧を供給する電源部3、入力電圧
が特定の電圧V1より小さい場合にリセット信号を出力
するリセット部4、電池1の電圧を検出する検出部5に
それぞれ接続され、リセット部4および検出部5は、リ
セット信号により機器の動作を停止する信号を出力し、
検出部5の検出信号により電池1の電圧を表示する電圧
表示部6を制御する制御部7にそれぞれ接続されてい
る。
【0005】上記構成の従来の電源電圧表示装置の動作
は、電源スイッチ2が『入り』の場合には電池1から電
圧が供給され、電源部3に於いて電圧安定化がなされて
機器の各回路へ供給され、機器は使用者が操作設定した
所定のモードでの動作を開始することとなる。その場
合、電池1から供給される電圧が特定の電圧V1より小
さくない場合には、リセット部4からリセット信号が出
力されず、制御部7は機器の動作をそのまま継続させ、
検出部5は供給されている電圧値をチェックし、制御部
7はその検出部5の出力を入力し、電圧表示部6にその
電圧値に対応する表示を行うことにより電池1の消耗状
態を使用者に知らせる。
は、電源スイッチ2が『入り』の場合には電池1から電
圧が供給され、電源部3に於いて電圧安定化がなされて
機器の各回路へ供給され、機器は使用者が操作設定した
所定のモードでの動作を開始することとなる。その場
合、電池1から供給される電圧が特定の電圧V1より小
さくない場合には、リセット部4からリセット信号が出
力されず、制御部7は機器の動作をそのまま継続させ、
検出部5は供給されている電圧値をチェックし、制御部
7はその検出部5の出力を入力し、電圧表示部6にその
電圧値に対応する表示を行うことにより電池1の消耗状
態を使用者に知らせる。
【0006】次に、電源スイッチ2が『入り』の場合で
も、電池1が長い時間使用され動作中に電池1が消耗
し、その電圧が特定の電圧V1より小さくなった時、電
池1が入れ換えのため外された時、また電源スイッチ2
が『切り』の場合にはリセット部4からリセット信号が
出力され、制御部7はこの出力を受け機器の動作を停止
する。
も、電池1が長い時間使用され動作中に電池1が消耗
し、その電圧が特定の電圧V1より小さくなった時、電
池1が入れ換えのため外された時、また電源スイッチ2
が『切り』の場合にはリセット部4からリセット信号が
出力され、制御部7はこの出力を受け機器の動作を停止
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の電池電圧表示装置は、検出部5にて検出して
いる電池1の電圧値に対応する表示をそのまま電圧表示
部6に行うことにより電池1の消耗状態を知らせてお
り、機器に流れる消費電流の大きさに従って電池1の電
圧は変化する為、表示も同様に変化する。新しい電池を
用いての使用の際には、使用に従って電池の電圧値も下
がり表示も同様に下がる為、使用者は電池の消耗状態を
正しく認識でき問題はないが、しかし、或る程度の時間
使用してきた電池を継続して使用する場合には、機器の
電源スイッチ2を『切り』にすると電流が流れなくなる
ことにより時間の経過に従って電池の電圧は或る値まで
復帰してしまうという電池自身による特性によって、次
の使用の際の電源スイッチ2の『入り』の際には或る程
度の高い電圧値を示すこととなり、リセット部4はリセ
ット信号を出力せず、かつ、電圧表示部6は高い電圧値
を示すことになり、使用者は電圧表示部6のこの高い電
圧値に対応した電圧表示を見て「電池電圧値が高く消耗
してなく、まだこの電池は十分に使える」と判断しこの
ままの電池で使用し続けることとなる。或る程度の時間
使用してきた電池である為、機器を或るモードで動作し
ている内に、電源スイッチ2の『入り』時には流れなか
った大きな電流が流れ使用の途中で急激に電池の電圧値
が低下し(この電圧値低下は電池の使用された時間と機
器に流れる消費電流値の大きさに比例する)、動作の途
中で機器の動作電圧以下となり突然に動作が不能となる
ことがあるという問題点を有していた。特に電源スイッ
チ2の『入り』の際の消費電流値と、動作中の消費電流
値との間に著しい差異が生じる機器(例えば、通信機器
では一般に消費電流値が大きく異なる《待ち受け/送信
/受信》の3つの動作状態を持つ)では、この現象が顕
著に発生する。近年、機器の複合化,多機能化が進展す
るに従い、各モードでの消費電流値の差異が生じること
が増えており、電池電圧表示に対しての使用者の信頼が
得られず、常に予備の電池を携帯している使用者も現
れ、電源として乾電池または充電電池を用いる携帯電子
機器に於ける使用上の大きな問題点となっていた。
うな従来の電池電圧表示装置は、検出部5にて検出して
いる電池1の電圧値に対応する表示をそのまま電圧表示
部6に行うことにより電池1の消耗状態を知らせてお
り、機器に流れる消費電流の大きさに従って電池1の電
圧は変化する為、表示も同様に変化する。新しい電池を
用いての使用の際には、使用に従って電池の電圧値も下
がり表示も同様に下がる為、使用者は電池の消耗状態を
正しく認識でき問題はないが、しかし、或る程度の時間
使用してきた電池を継続して使用する場合には、機器の
電源スイッチ2を『切り』にすると電流が流れなくなる
ことにより時間の経過に従って電池の電圧は或る値まで
復帰してしまうという電池自身による特性によって、次
の使用の際の電源スイッチ2の『入り』の際には或る程
度の高い電圧値を示すこととなり、リセット部4はリセ
ット信号を出力せず、かつ、電圧表示部6は高い電圧値
を示すことになり、使用者は電圧表示部6のこの高い電
圧値に対応した電圧表示を見て「電池電圧値が高く消耗
してなく、まだこの電池は十分に使える」と判断しこの
ままの電池で使用し続けることとなる。或る程度の時間
使用してきた電池である為、機器を或るモードで動作し
ている内に、電源スイッチ2の『入り』時には流れなか
った大きな電流が流れ使用の途中で急激に電池の電圧値
が低下し(この電圧値低下は電池の使用された時間と機
器に流れる消費電流値の大きさに比例する)、動作の途
中で機器の動作電圧以下となり突然に動作が不能となる
ことがあるという問題点を有していた。特に電源スイッ
チ2の『入り』の際の消費電流値と、動作中の消費電流
値との間に著しい差異が生じる機器(例えば、通信機器
では一般に消費電流値が大きく異なる《待ち受け/送信
/受信》の3つの動作状態を持つ)では、この現象が顕
著に発生する。近年、機器の複合化,多機能化が進展す
るに従い、各モードでの消費電流値の差異が生じること
が増えており、電池電圧表示に対しての使用者の信頼が
得られず、常に予備の電池を携帯している使用者も現
れ、電源として乾電池または充電電池を用いる携帯電子
機器に於ける使用上の大きな問題点となっていた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、乾電
池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて使用時
に問題が生じない、使用者にとって信頼の得られる電池
電圧表示装置を提供することを目的としてなされたもの
である。
池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて使用時
に問題が生じない、使用者にとって信頼の得られる電池
電圧表示装置を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電池電圧表示装置は、電池の電圧値が或る設
定された特定の電圧値V1以下になると出力を出すリセ
ット部と、電池の電圧値を検出する検出部と、或る設定
された電流値i1を電池より電源回路に流すスイッチン
グ部と、電池の電圧値を表示する表示部と、前記リセッ
ト部に於いて出された出力を受けて機器の動作を停止す
るよう制御し、電源スイッチ『入り』後の或る設定され
た時間t1だけ前記スイッチング部をONするよう制御
し、その時前記検出部に於いて検出された電圧値に対応
する表示を前記表示部に行うよう制御する制御部とによ
り、電源スイッチ『入り』の際に動作中の消費電流に相
当する値の電流を或る時間強制的に流し、動作時に近い
電池電圧値を予め検出,表示することにより、使用者に
正しく電池の消耗状態を知らしめるものである。
に本発明の電池電圧表示装置は、電池の電圧値が或る設
定された特定の電圧値V1以下になると出力を出すリセ
ット部と、電池の電圧値を検出する検出部と、或る設定
された電流値i1を電池より電源回路に流すスイッチン
グ部と、電池の電圧値を表示する表示部と、前記リセッ
ト部に於いて出された出力を受けて機器の動作を停止す
るよう制御し、電源スイッチ『入り』後の或る設定され
た時間t1だけ前記スイッチング部をONするよう制御
し、その時前記検出部に於いて検出された電圧値に対応
する表示を前記表示部に行うよう制御する制御部とによ
り、電源スイッチ『入り』の際に動作中の消費電流に相
当する値の電流を或る時間強制的に流し、動作時に近い
電池電圧値を予め検出,表示することにより、使用者に
正しく電池の消耗状態を知らしめるものである。
【0010】また、前記検出部にて検出された電池の電
圧値を記憶するメモリー部と、電源スイッチ『入り』の
間中、前記メモリー部に記憶された電圧値と前記検出部
に於いて検出された電圧値との比較を行い前記検出部に
於いて検出された電圧値が前記メモリー部に記憶された
電圧値より低い場合には前記制御部への出力を出す比較
部と、前記リセット部に於いて出された出力を受けると
機器の動作を停止すると共に前記メモリー部に記憶され
た内容を消去するよう制御し、前記比較部による比較の
結果からの出力を受けると前記メモリー部に記憶された
内容をその低い電圧値に書き換えると共に前記表示部に
その電圧値に対応する表示を行うよう制御する制御部と
により、動作中の機器の電池電圧低下に対しても常に検
出を行い、記憶の更新,表示の更新をすることにより使
用者に常に正しい電池消耗の状態を知らしめるものであ
る。
圧値を記憶するメモリー部と、電源スイッチ『入り』の
間中、前記メモリー部に記憶された電圧値と前記検出部
に於いて検出された電圧値との比較を行い前記検出部に
於いて検出された電圧値が前記メモリー部に記憶された
電圧値より低い場合には前記制御部への出力を出す比較
部と、前記リセット部に於いて出された出力を受けると
機器の動作を停止すると共に前記メモリー部に記憶され
た内容を消去するよう制御し、前記比較部による比較の
結果からの出力を受けると前記メモリー部に記憶された
内容をその低い電圧値に書き換えると共に前記表示部に
その電圧値に対応する表示を行うよう制御する制御部と
により、動作中の機器の電池電圧低下に対しても常に検
出を行い、記憶の更新,表示の更新をすることにより使
用者に常に正しい電池消耗の状態を知らしめるものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、電源として乾
電池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて、或
る程度の時間使用してきた電池を継続して使用する場合
にも、予め使用者に正しく電池の消耗状態を電池電圧の
表示により知らせ、その値が低ければ使用者が事前に新
しい電池に交換する等の対応ができ、動作中の電池消耗
により機器が突然動作が不能となることを防止すること
ができる。特に電源スイッチ『入り』の際の消費電流値
と、動作中の消費電流値との間に著しい差異が生じる機
器では、大きい効果を得ることができる。
電池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて、或
る程度の時間使用してきた電池を継続して使用する場合
にも、予め使用者に正しく電池の消耗状態を電池電圧の
表示により知らせ、その値が低ければ使用者が事前に新
しい電池に交換する等の対応ができ、動作中の電池消耗
により機器が突然動作が不能となることを防止すること
ができる。特に電源スイッチ『入り』の際の消費電流値
と、動作中の消費電流値との間に著しい差異が生じる機
器では、大きい効果を得ることができる。
【0012】また、使用者に正しく動作中の機器の電池
の消耗状態を刻々と知らせることができる。
の消耗状態を刻々と知らせることができる。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、電源
として乾電池または充電電池を用いる携帯電子機器に於
いて、或る程度の時間使用してきた電池を継続して使用
している場合にも、使用者が正しく電池の消耗状態を知
ることができ、使用者にとって信頼の得られる、使用に
於いて問題のない電池電圧表示装置を提供することとな
る。
として乾電池または充電電池を用いる携帯電子機器に於
いて、或る程度の時間使用してきた電池を継続して使用
している場合にも、使用者が正しく電池の消耗状態を知
ることができ、使用者にとって信頼の得られる、使用に
於いて問題のない電池電圧表示装置を提供することとな
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の電池電圧表示装置の実施例につ
いて、図1〜図2を参照しながら詳細に説明する。
いて、図1〜図2を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に於ける電池
電圧表示装置のブロック図を示すものである。
電圧表示装置のブロック図を示すものである。
【0016】図1に於いて、従来例を示す図3と異なる
ところは、電源スイッチ2の『入り』後の或る設定され
た一定時間t1だけ制御部7のON/OFF制御により
或る設定された消費電流i1を流すスイッチング部8を
設けた点だけであり、その他の箇所は図3と同じである
ので説明は省略する。
ところは、電源スイッチ2の『入り』後の或る設定され
た一定時間t1だけ制御部7のON/OFF制御により
或る設定された消費電流i1を流すスイッチング部8を
設けた点だけであり、その他の箇所は図3と同じである
ので説明は省略する。
【0017】以上のように構成された電池電圧表示装置
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【0018】まず電源スイッチ2が『入り』の場合には
電池1から電圧が供給され、電源部3に於いて電圧安定
化がなされた後機器の各回路へ供給され、機器は使用者
が操作設定した所定のモードで動作を開始すると共に、
制御部7により或る設定された時間t1だけスイッチン
グ部8をONし或る設定された消費電流i1を流す。こ
の消費電流i1が流れることにより電池1からの供給さ
れる電圧は下がり(電池自身による特性によって、特に
使用し続けていた電池を継続して使用する際にはその電
圧低下が急激となる)、この時電圧が特定の電圧V1以
下でない場合にはリセット部4からリセット信号が出力
されず制御部7は機器の動作を継続させ、検出部5は下
がった電圧を検出し、その検出された電圧値を入力した
制御部7は電圧表示部6にてその電圧値に対応する表示
を行い電池電圧として電池1の消耗状態を使用者に知ら
せる。
電池1から電圧が供給され、電源部3に於いて電圧安定
化がなされた後機器の各回路へ供給され、機器は使用者
が操作設定した所定のモードで動作を開始すると共に、
制御部7により或る設定された時間t1だけスイッチン
グ部8をONし或る設定された消費電流i1を流す。こ
の消費電流i1が流れることにより電池1からの供給さ
れる電圧は下がり(電池自身による特性によって、特に
使用し続けていた電池を継続して使用する際にはその電
圧低下が急激となる)、この時電圧が特定の電圧V1以
下でない場合にはリセット部4からリセット信号が出力
されず制御部7は機器の動作を継続させ、検出部5は下
がった電圧を検出し、その検出された電圧値を入力した
制御部7は電圧表示部6にてその電圧値に対応する表示
を行い電池電圧として電池1の消耗状態を使用者に知ら
せる。
【0019】次に、電源スイッチ2が『入り』の場合で
も、電池1が長い時間使用され動作中に電池1が消耗
し、その電圧が特定の電圧V1より小さくなった時、電
池1が入れ換えのため外された時、また電源スイッチ2
が『切り』の場合にはリセット部4からリセット信号が
出力され、制御部7はこの出力を受け機器の動作を停止
する。
も、電池1が長い時間使用され動作中に電池1が消耗
し、その電圧が特定の電圧V1より小さくなった時、電
池1が入れ換えのため外された時、また電源スイッチ2
が『切り』の場合にはリセット部4からリセット信号が
出力され、制御部7はこの出力を受け機器の動作を停止
する。
【0020】以上のように本実施例によれば、電源スイ
ッチ2が『入り』の開始後の特別の或る時間t1だけ或
る消費電流i1を流し、その時の電池電圧を表示部に表
示することにより(表示する時間は使用者が認識し易い
時間を制御部によって設定することができる)、機器動
作の際に近い値の電池電圧を使用者が予め確認すること
ができ、電池の交換時期を正しく予測することが可能と
なり、使用の途中での電池消耗による不意の動作不能を
防ぐことができる。更に設定する消費電流i1の値をこ
の機器が有する動作モードの中での最大値に設定するこ
とにより、最も急激な電池消耗を予め知ることができ、
その精度を向上することが可能である。また、無線機器
等では一般に送信時に消費電流が最大の値となる為、機
器の動作開始の最初の或る時間だけ実際に空送信する動
作(キャリアのみを送信することを言う)を行うことに
よっても同様の効果を得ることができ、特別のスイッチ
ング部8を廃止し回路を削減することも可能である。
ッチ2が『入り』の開始後の特別の或る時間t1だけ或
る消費電流i1を流し、その時の電池電圧を表示部に表
示することにより(表示する時間は使用者が認識し易い
時間を制御部によって設定することができる)、機器動
作の際に近い値の電池電圧を使用者が予め確認すること
ができ、電池の交換時期を正しく予測することが可能と
なり、使用の途中での電池消耗による不意の動作不能を
防ぐことができる。更に設定する消費電流i1の値をこ
の機器が有する動作モードの中での最大値に設定するこ
とにより、最も急激な電池消耗を予め知ることができ、
その精度を向上することが可能である。また、無線機器
等では一般に送信時に消費電流が最大の値となる為、機
器の動作開始の最初の或る時間だけ実際に空送信する動
作(キャリアのみを送信することを言う)を行うことに
よっても同様の効果を得ることができ、特別のスイッチ
ング部8を廃止し回路を削減することも可能である。
【0021】次に、図2は本発明の第2の実施例に於け
る電池電圧表示装置のブロック図を示すものである。
る電池電圧表示装置のブロック図を示すものである。
【0022】図2に於いて、第1の実施例を示す図1と
異なることろは、検出部5により検出した電池電圧値を
記憶するメモリー部9と、そのメモリー部9に記憶され
た電圧値と検出部5により検出された電圧値との比較を
行い、検出部5に於いて検出された電圧値がメモリー部
9に記憶された電圧値よりも低い場合に制御部7に出力
を出す比較部10とを設けた点と、制御部7に、検出部
5により検出した電池電圧値をメモリー部9に記憶させ
る機能と、比較部10の出力があった場合のみメモリー
部9に記憶された電圧値をその検出された電圧値に書き
換え、電圧表示部6に書き換えた電圧値に対応する表示
を行わせる機能と、リセット部4からのリセット信号を
受けてメモリー部9に記憶されている内容を消去すると
共に機器の動作を停止させる機能とをそれぞれ持たせた
点であり、それ以外の箇所は図1と同じであるので説明
は省略する。
異なることろは、検出部5により検出した電池電圧値を
記憶するメモリー部9と、そのメモリー部9に記憶され
た電圧値と検出部5により検出された電圧値との比較を
行い、検出部5に於いて検出された電圧値がメモリー部
9に記憶された電圧値よりも低い場合に制御部7に出力
を出す比較部10とを設けた点と、制御部7に、検出部
5により検出した電池電圧値をメモリー部9に記憶させ
る機能と、比較部10の出力があった場合のみメモリー
部9に記憶された電圧値をその検出された電圧値に書き
換え、電圧表示部6に書き換えた電圧値に対応する表示
を行わせる機能と、リセット部4からのリセット信号を
受けてメモリー部9に記憶されている内容を消去すると
共に機器の動作を停止させる機能とをそれぞれ持たせた
点であり、それ以外の箇所は図1と同じであるので説明
は省略する。
【0023】以上のように構成された電池電圧表示装置
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【0024】機器の動作中電池電圧値がV1以下でない
場合にはリセット部4から制御部7への出力はなく制御
部7にて機器の動作は継続され、比較部10は検出部5
にて刻々と検出された電池電圧値とメモリー部9に記憶
された電池電圧値との比較を行う。機器の使用時間の経
過に従って電池の消耗が進みメモリー部9に記憶された
電池電圧値より低い値が検出部5にて検出された場合に
は、比較部10から制御部7へ出力が出力される。この
出力を受けて制御部7はメモリー部9の記憶内容を検出
部5にて検出された低い値へと書き換えると共に、電圧
表示部6の表示を同様に低い値に対応する表示へと変更
する。
場合にはリセット部4から制御部7への出力はなく制御
部7にて機器の動作は継続され、比較部10は検出部5
にて刻々と検出された電池電圧値とメモリー部9に記憶
された電池電圧値との比較を行う。機器の使用時間の経
過に従って電池の消耗が進みメモリー部9に記憶された
電池電圧値より低い値が検出部5にて検出された場合に
は、比較部10から制御部7へ出力が出力される。この
出力を受けて制御部7はメモリー部9の記憶内容を検出
部5にて検出された低い値へと書き換えると共に、電圧
表示部6の表示を同様に低い値に対応する表示へと変更
する。
【0025】以上のように本実施例によれば、機器の動
作の間、変化している電池電圧値の内、常に最も低い電
池電圧値を表示部に表示することとなり、使用者に更に
正しく電池の消耗状態を知らせることができる。
作の間、変化している電池電圧値の内、常に最も低い電
池電圧値を表示部に表示することとなり、使用者に更に
正しく電池の消耗状態を知らせることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、電源として乾電
池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて、或る
程度の時間使用してきた電池を継続して使用する場合に
も、電池の電源スイッチをONする際に、機器の動作中
の消費電流に相当する値の特定電流i1を特定時間t1強
制的に流し、機器の使用中の状態に近い電池電圧値を検
出,表示させることにより、またメモリー部に記憶され
た電池電圧値と検出された電池電圧値と比較することに
より、メモリー部に記憶された電池電圧値よりも検出さ
れた電池電圧値が低い場合に電圧表示部を検出された低
い電池電圧値に書き換えることにより、従来より使用し
てきた容量の減った電池での継続使用に際しても、電源
ON時に予め機器の使用中に近い電池の消耗状態を事前
に知ることができ、使用の途中で電池が消耗し、機器を
使用できなくなることを防止でき、また機器の動作中に
於いても電池の消耗状態を刻々と正しく知らせることが
でき、使用者にとって信頼の得られる電池電圧表示装置
を提供する。
池または充電電池を用いる携帯電子機器に於いて、或る
程度の時間使用してきた電池を継続して使用する場合に
も、電池の電源スイッチをONする際に、機器の動作中
の消費電流に相当する値の特定電流i1を特定時間t1強
制的に流し、機器の使用中の状態に近い電池電圧値を検
出,表示させることにより、またメモリー部に記憶され
た電池電圧値と検出された電池電圧値と比較することに
より、メモリー部に記憶された電池電圧値よりも検出さ
れた電池電圧値が低い場合に電圧表示部を検出された低
い電池電圧値に書き換えることにより、従来より使用し
てきた容量の減った電池での継続使用に際しても、電源
ON時に予め機器の使用中に近い電池の消耗状態を事前
に知ることができ、使用の途中で電池が消耗し、機器を
使用できなくなることを防止でき、また機器の動作中に
於いても電池の消耗状態を刻々と正しく知らせることが
でき、使用者にとって信頼の得られる電池電圧表示装置
を提供する。
【図1】本発明の第1の実施例に於ける電池電圧表示装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例に於ける電池電圧表示装
置のブロック図
置のブロック図
【図3】従来の電池電圧表示装置のブロック図
1 電池 2 電源スイッチ 3 電源部 4 リセット部 5 検出部 6 電圧表示部 7 制御部 8 スイッチング部 9 メモリー部 10 比較部
Claims (2)
- 【請求項1】 電池の電圧値を表示する表示部と、電池
の電圧値が或る設定されたV1以下になると出力を出す
リセット部と、電池の電圧値を検出する検出部と、或る
設定された電流値i1を電池より電源回路に流すスイッ
チング部と、前記リセット部に於いて出された出力を受
けると機器の動作を停止し、電源スイッチ『入り』後の
或る設定された時間t1だけ前記スイッチング部をON
するよう制御し、その時前記検出部に於いて検出された
電圧値を前記表示部にその電圧値に対応する表示を行う
よう制御する制御部とを備えたことを特徴とする電池電
圧表示装置。 - 【請求項2】 検出された電池の電圧値を記憶するメモ
リー部と、電源スイッチ『入り』の間中、前記メモリー
部に記憶された電圧値と前記検出部に於いて検出された
電圧値との比較を行い、前記検出部に於いて検出された
電圧値が前記メモリー部に記憶された電圧値より低い場
合には前記制御部への出力を出す比較部と、前記リセッ
ト部に於いて出された出力を受けると機器の動作を停止
すると共に前記メモリー部に記憶された内容を消去する
ように制御し、前記比較部による比較の結果からの出力
を受けると前記メモリー部に記憶された内容を前記検出
部にて検出された電圧値に書き換えると共に前記表示部
にその電圧値に対応する表示を行うよう制御する制御部
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電池電圧表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17450095A JP3311545B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 電池電圧表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17450095A JP3311545B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 電池電圧表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH095365A true JPH095365A (ja) | 1997-01-10 |
JP3311545B2 JP3311545B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=15979591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17450095A Expired - Fee Related JP3311545B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 電池電圧表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3311545B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105301505B (zh) * | 2015-10-15 | 2018-02-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 检测硬件设备中的电池的方法、装置及系统 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17450095A patent/JP3311545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3311545B2 (ja) | 2002-08-05 |
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