JPH0953550A - 始動発電装置 - Google Patents

始動発電装置

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Publication number
JPH0953550A
JPH0953550A JP20949395A JP20949395A JPH0953550A JP H0953550 A JPH0953550 A JP H0953550A JP 20949395 A JP20949395 A JP 20949395A JP 20949395 A JP20949395 A JP 20949395A JP H0953550 A JPH0953550 A JP H0953550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
ring gear
input shaft
power generation
pinion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20949395A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayoshi Kajino
梶野  定義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Publication of JPH0953550A publication Critical patent/JPH0953550A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】全体の体格縮小を図るとともに組付け及び加工
の簡素化を実現可能な始動発電装置を実現する。 【解決手段】ハウジング1には発電部(オルタネータ)
4と電動部(スタータ)3とが収容され、スタータ3の
ピニオン36は、発電部4の入力軸41に装着されたリ
ングギア6に噛合可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの始動と
エンジンによる発電とを行う始動発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人の出願になる特公昭60−53
788号公報は、クランク軸に嵌着、固定されたフライ
ホイール(リングギヤ)を有し、このフライホイールに
噛合するピニオンを有するスタータと、このフライホイ
ールと摩擦結合する弾性輪をもつオルタネータとを共通
のハウジングに収容することにより、体格縮小及び取り
付け工数の低減を図ることを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スタ−タのピニオンと
オルタネータの入力軸との両方が、エンジン側の共通回
転体であるフライホイールに連結されるために、フライ
ホイールに対してピニオンとオルタネータの入力軸とを
それぞれ回転自在に支持する共通のハウジングの位置決
めが難しかった。
【0004】具体的に説明すれば、ピニオンをフライホ
イールに良好に噛合可能としつつ、オルタネータの入力
軸の弾性輪とフライホイールとの間の摩擦力を所定の許
容範囲内に保持するべく弾性輪とフライホイールとの押
接力を精密に調節する手間を生じた。また、フライホイ
ールに弾性輪との摩擦結合面及びリングギアとを形成す
る必要があり、加工が面倒であった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、全体の体格縮小を図るとともに組付け及び加工の
簡素化を実現可能な始動発電装置を提供することを、そ
の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
第1の構成は、エンジンに固定されるハウジングと、前
記ハウジングに回転自在に支持される入力軸を有して前
記ハウジングに収容されるとともにエンジンのクランク
軸により駆動されて発電する発電部と、前記入力軸に固
定されたリングギアと、前記ハウジングに回転自在に支
持されて前記リングギアに着脱自在に噛合するピニオン
を有して前記ハウジングに収容される電動部とを備える
ことを特徴とする始動発電装置である。
【0007】本構成によれば、全体の体格縮小を図ると
ともに組付け及び加工の簡素化を実現可能な始動発電装
置を実現することができる。詳しく説明すると、本構成
では、発電部いわゆるオルタネータと電動部いわゆるス
タ−タが一体に構成されているので全体としてコンパク
トとなり、取り付け及び調整も一度で済ますことができ
る。更に、発電部の入力軸だけがエンジンのクランク軸
に連結され、スタ−タのピニオンは発電部の入力軸に設
けられたリングギヤに着脱自在に噛合するので、上記後
方の2点同時位置合わせに比べて格段に位置合わせを簡
素化することができる。
【0008】本発明の第2の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記入力軸が前記クランク軸から所定の増
速手段を介して駆動されることを特徴としている。本発
明によれば、発電部を高速回転するための上記増速手段
(例えばプーリとベルト)を電動部の始動トルクを増倍
するための手段として共用することができるので、電動
部の残りの減速手段の減速比を圧縮することができ、減
速機構を簡素化することができる。
【0009】本発明の第3の構成は、上記第1の構成に
おいて更に、前記発電部及び前記電動部が共通ケーブル
を通じてバッテリと電力を授受することを特徴としてい
る。本発明によれば、始動発電装置の内部配線や端子構
造を簡素化することができるとともに、バッテリとの間
の電力授受ケーブル本数を節約することができる。本発
明の第4の構成は、上記第1の構成において更に、前記
リングギアが、前記発電部を冷却する冷却ファンを兼ね
ることを特徴としている。本発明によれば、発電部の構
成を一層簡素化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施態様を
実施例に基づいて説明する。
【0011】
【実施例】本発明の始動発電装置の一実施例を図1及び
図2を参照して説明する。1はハウジングであって、図
示しないスルーボルトにより互いに締結されたフロント
ハウジング11、センターハウジング12及びリアハウ
ジング13からなり、図示しない締結ボルトによりエン
ジンブロック2に締結されている。
【0012】センターハウジング12は、図2に示すよ
うに、それぞれ略コラム状の電動部収容室12aと発電
部収容室12bとを有しており、電動部収容室12aに
はスタータモータ(電動部)3が収容され、発電部収容
室12bには発電部(オルタネータ)4が収容されてい
る。31は永久磁石からなる直流モータ型のスタータモ
ータ3の界磁極であってコアを介してセンタハウジング
12の内周面に固定されている。32は界磁極の内周面
にギャップg1を挟んで対面しつつ回転するアーマチャ
であり、アーマチャ32はハウジング1に軸受33など
を介して回転自在に支持される出力軸34に装着されて
いる。出力軸34はフロントハウジング11内に形成さ
れたピニオン室を貫通して前方に突出しており、出力軸
34には一方向性クラッチ35と一体のピニオン36が
駆動方向相対回転不能、反駆動方向回転可能に、更に軸
方向相対変位可能にヘリカルスプライン嵌着されてい
る。37はピニオン36を初期位置に付勢するリターン
スプリング、38はリターンスプリング37の基端を係
止するサークリップである。上述したDCモータタイプ
のスタータモータ3により駆動されるピニオン36はヘ
リカルスプラインに沿って慣性により前進して後述する
リングギヤ6に噛合し、このリングギヤ6及びベルト7
を通じて図示しないエンジンのクランク軸を駆動する。
なお、電動部収容室12aの後方に隣接してリアハウジ
ング13内にはスタータモータ3のブラシ及びコンミテ
ータ(図示せず)が収容されているが、この種のスター
タモータ3及びスタータ構造とその動作自体は周知であ
るので、これ以上の説明は省略する。
【0013】一方、センターハウジング内の発電部収容
室12b及びその前後に位置してフロントハウジング1
1及びリアハウジング13内の空間には発電部をなすオ
ルタネータ4が収容されている。オルタネータ4のラン
デル型回転子40は入力軸41に装着されており、入力
軸41は図示しない軸受けを通じてハウジング1に回転
自在に支持されるとともに、前方に突出した入力軸41
の前端部にはプーリ5及びリングギヤ6が嵌着、固定さ
れている。プーリ5はエンジンのクランク軸(図示せ
ず)とベルト7にてトルク授受可能に連結されている。
42、43はランデル型回転子40の爪状磁極であり、
44はセンタハウジング12の内周面に固定されて爪状
磁極42、43に径方向にギャップg2を介して対面す
る固定子コアである。固定子コア44には固定子巻線
(図示せず)が巻装されている。その他、この発電部
(オルタネータ)の詳細構造は通常の整流器及びレギュ
レータ内蔵式の三相同期発電機(オルタネータ)と同じ
であるので、これ以上の説明を省略する。
【0014】なお、リングギヤ6は、外周に円筒状のシ
ュラウドを有する軸流ファンであって、それが生起した
冷却風はフロントハウジング11の前端壁に開口された
空気流入孔(図示せず)を通じてハウジング1の内部に
送入される。8はバッテリ端子であって、バッテリ端子
8にはナット81により給電ケーブル9の一端が締結さ
れ、給電ケーブル9の他端は図示しないバッテリの高位
端に接続されている。バッテリ端子8は発電部(オルタ
ネータ)4の整流出力端及び電動部(スタータモータ)
の3のブラシ及びマグネットスイッチ(図示せず)に連
結されている。
【0015】以下、この始動発電装置の動作を説明す
る。キースイッチ(図示せず)をオンすると、図示しな
いマグネットスイッチがオンしてスタータモータ3のア
ーマチャ32に通電され、出力軸34が回転し、ピニオ
ン36が前進してリングギヤ6に噛合し、入力軸41を
回転させる。入力軸41のプーリ5はベルト7を通じて
クランク軸(図示せず)を回転させ、エンジンが始動さ
れる。始動完了後、リターンスプリング37、一方向性
クラッチ35の作用及び図示しないヘリカルスプライン
の作用によりピニオン36がリングギヤ6から離脱し、
始動が完了する。エンジン回転が更に上昇すると、入力
軸41が充分な回転数となり、発電部(オルタネータ)
4の発電電流によりバッテリが充電される。なお、プー
リ5の直径はクランク軸(図示せず)に装着したプーリ
径より小さく設定され、これによりリングギア6とピニ
オン36との間の減速比を圧縮することができ、リング
ギヤの径小化を図ることができる。また、リングギヤ6
が軸流ファンを兼ねるので部品点数の節減もでき、上記
したバッテリ給電回路系の共用化により一層の構造簡素
化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の始動発電装置の一実施例を示す部分
断面正面図である。
【図2】図1のセンターハウジング12の径方向部分断
面図である。
【符号の説明】
1はハウジング、2はエンジンブロック、41は入力
軸、4は発電部(オルタネータ)、6はリングギア、3
6はピニオン、6はプーリ、7はベルト(増速手段)、
3はスタータモータ(電動部)、9は給電ケーブル(共
通ケーブル)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに固定されるハウジングと、 前記ハウジングに回転自在に支持される入力軸を有して
    前記ハウジングに収容されるとともにエンジンのクラン
    ク軸により駆動されて発電する発電部と、 前記入力軸に固定されたリングギアと、 前記ハウジングに回転自在に支持されて前記リングギア
    に着脱自在に噛合するピニオンを有して前記ハウジング
    に収容される電動部と、 を備えることを特徴とする始動発電装置。
  2. 【請求項2】前記入力軸は前記クランク軸から所定の増
    速手段を介して駆動される請求項1記載の始動発電装
    置。
  3. 【請求項3】前記発電部及び前記電動部は共通ケーブル
    を通じてバッテリと電力を授受する請求項1記載の始動
    発電装置。
  4. 【請求項4】前記リングギアは、前記発電部を冷却する
    冷却ファンを兼ねる請求項1記載の始動発電装置。
JP20949395A 1995-08-17 1995-08-17 始動発電装置 Pending JPH0953550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20949395A JPH0953550A (ja) 1995-08-17 1995-08-17 始動発電装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20949395A JPH0953550A (ja) 1995-08-17 1995-08-17 始動発電装置

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Publication Number Publication Date
JPH0953550A true JPH0953550A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16573730

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20949395A Pending JPH0953550A (ja) 1995-08-17 1995-08-17 始動発電装置

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JP (1) JPH0953550A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023743A1 (en) * 1997-10-31 1999-05-14 Mitsuhiro Fukada Permanent magnet generator
EP1079103A2 (en) * 1999-08-27 2001-02-28 Hitachi, Ltd. Starting system for internal combustion engine

Cited By (4)

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EP1079103A2 (en) * 1999-08-27 2001-02-28 Hitachi, Ltd. Starting system for internal combustion engine
US6378479B1 (en) 1999-08-27 2002-04-30 Hitachi, Ltd. Starting system for internal combustion engine
EP1079103A3 (en) * 1999-08-27 2003-04-02 Hitachi, Ltd. Starting system for internal combustion engine

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

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Effective date: 20040629