JPH095337A - カンチレバーチップ及びその作製方法 - Google Patents

カンチレバーチップ及びその作製方法

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JPH095337A
JPH095337A JP15617995A JP15617995A JPH095337A JP H095337 A JPH095337 A JP H095337A JP 15617995 A JP15617995 A JP 15617995A JP 15617995 A JP15617995 A JP 15617995A JP H095337 A JPH095337 A JP H095337A
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JP15617995A
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Katsuhiro Matsuyama
克宏 松山
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】SEM測定を行うこと無く、簡単且つ短時間に
所定部位の形状寸法を推察することができる再利用可能
なカンチレバーチップを提供する。 【構成】カンチレバーチップ2は、先端に探針4を有す
る三角形状のカンチレバー6と、このカンチレバーの基
端を支持する支持部8と、カンチレバーの所定部位の形
状寸法を推察可能な推察手段とを備える。この推察手段
は、一般的な触針式段差計によってカンチレバーの厚さ
を測定することができるように、カンチレバーの基端側
であって且つ支持部上に形成された一対の矩形穴10に
よって構成されている。一対の矩形穴は、カンチレバー
の基端側に所定距離だけ近接した位置であって且つ支持
部上に、活性層16及び酸化シリコン膜14を矩形状に
シリコン基板12上までエッチングして形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料を原子オーダーの
分解能で観察するために用いられるカンチレバーチップ
及びその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、試料を原子オーダーの分解能で観
察するための装置として、走査型プローブ顕微鏡(SPM;S
canning Probe Microscope) が知られている。このよう
なSPMの一例として、ビニッヒ(Binnig)やローラー
(Rohrer)等によって、走査型トンネル顕微鏡(STM;Sc
anning Tunneling Microscope)が発明された。しかし、
このSTMでは、観察できる試料は導電性の試料に限ら
れている。そこで、サーボ技術を始めとするSTMの要
素技術を利用し、絶縁性の試料を原子オーダーの分解能
で観察できる装置として原子間力顕微鏡(AFM;AtomicFo
rce Microscope)が提案された(特開昭62−1303
02号公報参照)。
【0003】AFM構造は、STMに類似しており、走
査型プローブ顕微鏡の一つとして位置付けられる。この
ようなAFMは、鋭く尖った突起部(探針)を自由端に
持つプローブを備えている。この探針を試料に近づける
と、探針先端の原子と試料表面の原子との間に働く相互
作用力(原子間力)によりプローブの自由端が変位す
る。この自由端に生じる振動振幅の変化を電気的あるい
は光学的に測定しながら、探針を試料表面に沿ってXY
方向に走査することによって、試料の凹凸情報等を三次
元的にとらえることができる。
【0004】SPM測定用のカンチレバーチップは、ア
ルブレヒト(Albrecht)等が半導体ICプロセスを応用
して作製した二酸化シリコンカンチレバーチップを提案
して以来(Thomas R.Albrecht Calvin F.Quate:Atomic
resolution Imaging of a nonconductor by Atomic for
ce Microscopy J.Appl.Phys,62(1987)2599参照)、マイ
クロメータ(μm)の精度で非常に再現性の良いものを
作製できるようになった。しかも、バッチプロセスを用
いることにより大量に作製することができるため、作製
コストを低減させることが可能となった。従って、現
在、半導体ICプロセスを応用して作製するカンチレバ
ーチップが主流となっている。
【0005】また、例えば、J.Vac.Sci.Technol.A8(4)3
386 1990:T.Albrecht,S.Akamine,T.E.Caver and C.F.Qu
ate に示されているように、二酸化シリコン膜の代わり
に窒化シリコン膜を使用したカンチレバーチップが知ら
れているが、このカンチレバーチップの寸法は、長さ約
50〜200μm、厚さ約0.5〜1μmであり、その
形状は、中抜き三角形や長方形である。
【0006】また、例えば、Appl.Phys.Lett.57(3)316
1990:S.Akamine,R.C.Barrett andC.F.Quate に示されて
いるように、単結晶シリコンで形成した三角錐形状の探
針が知られているが、この探針は、KOH水溶液等を用
いた湿式異方性エッチングによって形成される。このよ
うな探針先端は、3本の稜線が一点で交わるように形成
されているため、原理的には構造上安定した鋭く尖った
探針を提供することが可能となる。
【0007】また、例えば、T.Bayer 等によるU.S.Pate
nt 5051379に示されているように、全体が単結晶シリコ
ンで形成されたカンチレバーチップも知られている。こ
のようなSPM測定用のカンチレバーチップは、そのバ
ネ定数や共振周波数等の特性値がSPM測定に大きな影
響を与えるため、その特性値を正確に把握することが望
ましい。このような特性値は、カンチレバーの形状に起
因しており、特に、カンチレバーの厚さは、機械的特性
値を決定するための重要なファクタの1つである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
ICプロセスを応用して作製されたカンチレバーチップ
は、非常に小さく、特に、カンチレバーチップのカンチ
レバーの厚さを評価する方法としては、走査型電子顕微
鏡(SEM)で測定する以外に有効な測定法はなかっ
た。しかも、このようなSEM測定を行う場合には、シ
リコンウェハ内に多数作製されたカンチレバーチップの
1つを測定用として切り出さなければならなかった。そ
して、SEM測定が行われる際には、そのカンチレバー
先端の探針へ測定用の電子ビームが照射されると共に、
カンチレバーチップの導電処理のため、カンチレバーや
探針表面にカーボン等のゴミが付着してしまう。このた
め、SEM測定用に切り出されたカンチレバーチップ
は、SPM測定に使用することができなくなってしま
う。この結果、SEM測定毎に再利用不可能なカンチレ
バーチップが発生してしまうといった問題があった。更
に、T.Bayer 等によって提案されたシリコン製カンチレ
バーチップは、シリコンウェハをエッチングして形成さ
れるため、エッチングレートの相違によって、その厚さ
にバラツキが生じる場合がある。このようにバラツキが
生じている場合には、切り出された1枚のカンチレバー
チップにのみSEM測定を行っても、他のカンチレバー
チップは、測定結果と同様の値をとらないないため、測
定誤差を残したままSPM測定が行われることになり、
高精度なSPM測定を行うことができないといった問題
もある。
【0009】また、カンチレバー先端の探針の形状を評
価する方法としても、上記SEM測定法以外に有効な測
定方法はない。SEM測定が行われる際には、探針へ電
子ビームが照射されるため、探針表面にカーボン等のゴ
ミが付着してしまう。この場合、探針の尖鋭度が鈍くな
ってしまうため、SEM測定が施された探針を備えたカ
ンチレバーチップは、SPM測定に使用することができ
なくなってしまう。この結果、SEM測定毎に再利用不
可能なカンチレバーチップが発生してしまうといった問
題があった。
【0010】本発明は、このような課題を解決するため
になされており、その目的は、SEM測定を行うこと無
く、簡単且つ短時間に所定部位の形状寸法を推察するこ
とができる再利用可能なカンチレバーチップを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のカンチレバーチップは、先端に探針
を有するカンチレバーと、このカンチレバーの基端を支
持する支持部と、前記カンチレバーの所定部位の形状寸
法を推察可能な推察手段とを備えている。
【0012】また、本発明において、前記推察手段は、
所定の測定手段によって前記カンチレバーの所定部位の
形状寸法が測定されるように、前記カンチレバーの基端
側であって且つ前記支持部上に設けられている。
【0013】また、本発明は、先端に探針を有するカン
チレバーと、このカンチレバーの基端を支持する支持部
とを備えたカンチレバーチップの作製方法であって、こ
の作製方法には、前記カンチレバー若しくは前記探針を
作製する際に、前記カンチレバーの所定部位の形状寸法
を推察可能な推察手段を同時に作製する工程が包含され
ている。
【0014】
【作用】カンチレバー若しくは探針を作製する際に同時
に作製された推察手段によってカンチレバーの所定部位
の形状寸法が推察される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係るカンチレ
バーチップについて、図1を参照して説明する。図1
(a),(b)に示すように、本実施例のカンチレバー
チップ2は、先端に探針4を有する三角形状のカンチレ
バー6と、このカンチレバー6の基端を支持する支持部
8と、カンチレバー6の所定部位の形状寸法を推察可能
な推察手段とを備えている。
【0016】本実施例に適用された推察手段は、一般的
な触針式段差計(図示しない)によってカンチレバー6
の厚さを測定することができるように、カンチレバー6
の基端側であって且つ支持部8上に形成された一対の矩
形穴10によって構成されている。
【0017】このような構成において、支持部8は、そ
の下部に配置されたシリコン基板12上に酸化シリコン
膜14を介して活性層(即ち、シリコン基板)16を積
層して構成されており、カンチレバー6は、活性層16
を三角形状に突出させて一体的に形成されている。
【0018】一対の矩形穴10は、カンチレバー6の基
端側に所定距離だけ近接した位置であって且つ支持部8
上に、活性層16及び酸化シリコン膜14を矩形状にエ
ッチングして形成されている。具体的には、図1(b)
に示すように、これら矩形穴10は、夫々、活性層16
及び酸化シリコン膜14を貫通してシリコン基板12ま
で到達している。
【0019】次に、カンチレバー6の厚さを測定する方
法について説明する。カンチレバー6は、活性層16を
突出させて一体的に形成されているため、その厚さは、
活性層16の厚さと同一である。また、一対の矩形穴1
0の深さ寸法は、夫々、活性層16の厚さと酸化シリコ
ン膜14の厚さを加えた段差値T(図1(b)参照)と
同一である。
【0020】この場合、一対の矩形穴10の段差値Tを
触針式段差計(図示しない)によって測定すると、測定
された段差値Tは、活性層16と酸化シリコン膜14の
厚さの合計になる。酸化シリコン膜14の厚さは、カン
チレバーチップ2の作製に用いられるSOI基板の形状
寸法に基づいて、既に確定した値が得られている。この
ため、測定された段差値Tから酸化シリコン膜14の厚
みを差し引くことによって、カンチレバー6の厚みが算
出されることになる。
【0021】このように本実施例のカンチレバーチップ
2によれば、一対の矩形穴10の深さ寸法を一般的な触
針式段差計によって測定するだけで、簡単且つ短時間に
カンチレバー6の厚さを測定することができる。更に、
本実施例によれば、カンチレバー6の厚さ測定に際し
て、従来のようなSEM測定を行う必要がないため、カ
ンチレバー6や探針4表面にカーボン等のゴミが付着す
ることもない。この結果、厚さ測定が施されたカンチレ
バーチップ2を再利用即ちSPM測定に使用することが
可能となる。しかも、本実施例によれば、従来のように
測定用にカンチレバーチップ2を切り出す必要もないた
め、カンチレバーチップ2に対する形状寸法の測定効率
を向上させることが可能となる。更に、本実施例によれ
ば、シリコンウェハに多数形成されたカンチレバーチッ
プ2が、エッチングレートの相違によって、その厚さに
バラツキが生じている場合でも、個々のカンチレバーチ
ップ2のカンチレバー6の厚さを個別に短時間且つ高精
度に測定することができる。この結果、SPM測定に使
用するカンチレバーチップ2自体のバネ定数や共振周波
数等の特性値を個別に且つ高精度に算出することができ
るため、高分解能なSPM測定を実現することが可能と
なる。
【0022】次に、このような本実施例のカンチレバー
チップ2の作製方法について、図2を参照して説明す
る。まず、2(a)に示すように、スタートウェハとし
て、面方位(100)のシリコン基板12の表面に酸化
シリコン膜14を形成した後、この酸化シリコン膜14
上に活性層となるべき面方位(100)のシリコン基板
16を貼り合わせた貼り合わせSOI(Silicon On Ins
ulator)基板を用意する(第1の作製プロセス)。
【0023】次に、図2(b),(g)に示すように、
シリコン基板12の裏面に支持部8(図1参照)を形成
する際に、エッチングマスクとして機能する酸化シリコ
ン膜又は窒化シリコン膜等のマスク18を形成すると共
に、活性層(シリコン基板)16の一部にカンチレバー
6(図1参照)の形状にエッチングを施した後、エッチ
ングされた活性層(シリコン基板)16の内面上に酸化
シリコン製の壁20を形成する(第2の作製プロセ
ス)。
【0024】続いて、図2(c)に示すように、活性層
(シリコン基板)16に湿式異方性エッチングを施す
と、活性層(シリコン基板)16が所定の厚さまでエッ
チングされる間に、面方位(111)を成す面が壁20
に隣接して残留する。具体的には、カンチレバー6の先
端部分に対応する壁20に隣接した箇所に、面方位(1
11)の面が露出するように活性層(シリコン基板)1
6が残留する。この結果、活性層(シリコン基板)16
には、カンチレバー6(図1参照)を成す部分6aが所
定の厚さまでエッチングされると共に、壁20に隣接し
て探針4(図1参照)を成す部分4aが残留することに
なる(第3の作製プロセス)。
【0025】次に、図2(d),(h)に示すように、
活性層(シリコン基板)16の表面にフォトレジスト膜
(図示しない)を塗布し、紫外線を照射した後、所定の
現像処理を施して、フォトレジスト膜に一対の開口(図
示しない)を形成する。そして、これら開口を介してエ
ッチングを施すことによって、カンチレバー6を成す部
分6aの基端側に一対の矩形穴10aを形成する。な
お、これら矩形穴10aは、夫々、活性層(シリコン基
板)16を貫いて形成されている(第4の作製プロセ
ス)。また、本実施例では、ドライエッチング処理によ
って矩形穴10aを形成した。
【0026】この後、図2(e)に示すように、熱拡散
炉等(図示しない)を用いて、活性層(シリコン基板)
16の表面に酸化シリコン膜22を形成する(第5の作
製プロセス)。
【0027】続いて、図2(f)に示すように、マスク
18を介してシリコン基板12の裏面から湿式異方性エ
ッチングを施して支持部8を形成した後、フッ化水素水
溶液等(図示しない)を用いて露出している酸化シリコ
ン膜14,22を除去することによって、カンチレバー
6の基端側であって且つ支持部8上に一対の矩形穴10
を備えたカンチレバーチップ2が形成される(第6の作
製プロセス)。
【0028】このように本実施例の作製方法によれば、
カンチレバーチップ2の一対の矩形穴10は、従来のカ
ンチレバーチップの作製プロセス中に、上記第4の作製
プロセス(図2(d)参照)を加えるだけで簡単且つ所
望の位置に形成することができる。また、この第4の作
製プロセスは、半導体IC製造プロセスにおいて一般的
に行われる手法と同様であり何等特別のプロセスではな
い。従って、カンチレバーチップ2に一対の矩形穴10
を形成しても、それによるカンチレバー6自体への悪影
響は全くない。
【0029】なお、本実施例の作製方法では、三角形状
のカンチレバー6を形成したが、第3の作製プロセス
(図2(c)参照)において、矩形状のカンチレバー6
を形成することも可能である。また、第6の作製プロセ
ス(図2(f)参照)において、カンチレバー6の裏面
即ち探針4が設けられている面とは反対側の面上にSP
M測定用の金属反射膜をコーティングしてもよい。
【0030】また、本実施例では、触針式段差計を用い
て一対の矩形穴10の段差値T(図1(b)参照)を測
定したが、段差値Tを測定することができる手段であれ
ば、特に限定されることはなく、例えば、光干渉を利用
した段差計等を用いることも可能である。
【0031】また、本実施例では、カンチレバー6の長
手方向に直交する方向に一対の矩形穴10を並列形成し
たが、カンチレバー6の長手方向に沿って一対の矩形穴
10を形成しても本実施例と同様の作用効果を奏する。
【0032】また、一対の矩形穴10の代わりに1個の
矩形穴を形成し、その矩形穴の深さを測定してもよい。
なお、本実施例に適用された探針4の形状は、三角錐形
状であるが、例えば円錐形状等、その探針形状には特に
拘らない。
【0033】次に、本発明の第2の実施例に係るカンチ
レバーチップについて、図3(a)を参照して説明す
る。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一
の構成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0034】図3(a)に示すように、本実施例のカン
チレバーチップ2は、先端に探針4を有する矩形状のカ
ンチレバー6と、このカンチレバー6の基端を支持する
支持部8と、カンチレバー6の所定部位の形状寸法を推
察可能な推察手段とを備えている。
【0035】本実施例に適用された推察手段は、一般的
な触針式段差計(図示しない)によってカンチレバー6
の厚さと幅とを同時に測定することができるように、カ
ンチレバー6の基端側であって且つ支持部8上に形成さ
れた一対の矩形穴10によって構成されている。
【0036】このようなカンチレバーチップ2は、第1
の実施例の作製方法によって作製されている。そして、
一対の矩形穴10は、第4の作製プロセス(図2(d)
参照)を介して形成され、矩形状のカンチレバー6は、
第3の作製プロセス(図2(c)参照)を介して形成さ
れる。
【0037】また、本実施例のカンチレバーチップ2に
適用された一対の矩形穴10は、その間隔Bがカンチレ
バー6の幅Aと同一寸法を成すように形成されている。
なお、他の構成は、第1の実施例と同一であるため、そ
の説明は省略する。
【0038】このような構成によれば、一対の矩形穴1
0を横断するように触針式段差計(図示しない)を例え
ば1ライン走査させるだけで、カンチレバー6の厚さが
測定(即ち、第1の実施例と同様の手法で測定)される
と共に、一対の矩形穴10相互の走査幅Bに基づいてカ
ンチレバー6の幅Aも同時に測定されることになる。
【0039】従って、本実施例によれば、シリコンウェ
ハに多数形成されたカンチレバーチップ2を切り出すこ
と無く個々のカンチレバー6の厚さと幅Aを短時間且つ
高精度に測定することが可能となる。しかも、本実施例
の場合も第1の実施例と同様に、カンチレバー6の厚さ
及び幅Aの測定に際して、従来のようなSEM測定を行
う必要がないため、カンチレバー6や探針4表面にカー
ボン等のゴミが付着することもない。この結果、厚さ及
び幅Aの測定が施されたカンチレバーチップ2を再利用
即ちSPM測定に使用することが可能となる。更に、本
実施例に適用されるカンチレバー6の厚さ測定用の一対
の矩形穴10は、カンチレバー6を形成するプロセスで
同時に作製することができ、その作製プロセスの変更は
全く必要がない。なお、本実施例における矩形穴10
は、図3(a)に示されるような矩形のカンチレバー作
製時に同時に形成することが好ましい。このため、カン
チレバー6の厚さ及び幅測定用の一対の矩形穴10を形
成したことによるカンチレバー6自体の劣化等は全く生
じない。なお、他の効果並びに変形例の構成等について
は、第1の実施例と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0040】次に、本発明の第3の実施例に係るカンチ
レバーチップについて、図3(b)を参照して説明す
る。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一
の構成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0041】図3(b)に示すように、本実施例のカン
チレバーチップ2は、先端に探針4を有する三角形状の
カンチレバー6と、このカンチレバー6の基端を支持す
る支持部8と、カンチレバー6の所定部位の形状寸法を
推察可能な推察手段とを備えている。
【0042】本実施例に適用された推察手段は、従来か
ら適用されているSEM測定法によってカンチレバー6
の先端に設けられた探針4の形状寸法を測定することが
できるように、カンチレバー6の基端両側領域に対応し
た支持部8の縁側面上に形成された一対の探針形状評価
部24によって構成されている。
【0043】このようなカンチレバーチップ2は、第1
の実施例の作製方法によって作製されており、一対の探
針形状評価部24は、第2〜第3の作製プロセス(図2
(b)〜(c)参照)中に探針4と同時に形成される。
【0044】従って、本実施例のカンチレバーチップ2
に適用された一対の探針形状評価部24は、その断面形
状が探針4と同一形状を成すように形成されている。な
お、他の構成は、第1の実施例と同一であるため、その
説明は省略する。
【0045】このような構成によれば、一対の探針形状
評価部24に対してSEM測定を施すことによって、シ
リコンウェハに多数形成されたカンチレバーチップ2の
夫々の探針4の高さや形状等の寸法を高精度に測定する
ことができる。しかも、本実施例に適用された一対の探
針形状評価部24は、探針4から離れた位置に形成され
ており、SEM測定時において探針4に測定用電子ビー
ムが照射されることがないため、SPM測定に用いられ
る探針4の表面にカーボン等のゴミが付着することはな
い。このため、探針4の高さや形状等の寸法測定が行わ
れたカンチレバーチップ2をSPM測定に再利用するこ
とができる。この結果、種々のSPM測定の中から例え
ば摩擦力顕微鏡(LFM)やノンコンタクトモードAF
M測定等、使用するカンチレバー6の探針4の高さに応
じた測定法を選択することができる。更に、本実施例に
適用される探針4の高さや形状等の寸法測定用の一対の
探針形状評価部24は、探針4を形成するプロセスで同
時に作製することができ、その作製プロセスの変更は全
く必要がない。このため、一対の探針形状評価部24を
形成したことによるカンチレバー6自体の劣化等は全く
生じない。なお、他の効果並びに変形例の構成等につい
ては、第1の実施例と同様であるため、その説明は省略
する。
【0046】次に、本発明の第4の実施例に係るカンチ
レバーチップについて、図3(c)を参照して説明す
る。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一
の構成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0047】図3(c)に示すように、本実施例のカン
チレバーチップ2は、先端に探針4を有する矩形状のカ
ンチレバー6と、このカンチレバー6の基端を支持する
支持部8と、カンチレバー6の所定部位の形状寸法を推
察可能な推察手段とを備えている。
【0048】本実施例に適用された推察手段は、一般的
な触針式段差計(図示しない)よってカンチレバー6の
先端に設けられた探針4の形状寸法を測定することがで
きるように、カンチレバー6の基端側であって且つ支持
部8上にカンチレバー6の長手方向に沿って並列形成さ
れた一対の探針形状評価部24aによって構成されてい
る。
【0049】このようなカンチレバーチップ2は、第1
の実施例の作製方法によって作製されており、一対の探
針形状評価部24aは、第2〜3の作製プロセス(図2
(b)〜(c)参照)中に探針4と同時に形成される。
【0050】従って、本実施例のカンチレバーチップ2
に適用された一対の探針形状評価部24aは、その断面
形状が探針4と同一形状を成すように形成されている。
なお、他の構成は、第1の実施例と同一であるため、そ
の説明は省略する。
【0051】このような構成によれば、一対の探針形状
評価部24aを横断するように触針式段差計(図示しな
い)を例えば1ライン走査させるだけで、シリコンウェ
ハに多数形成されたカンチレバーチップ2の夫々の探針
4の高さや形状等の寸法を高精度且つ短時間に測定する
ことができる。しかも、本実施例では、SEM測定用電
子ビームを照射させる必要がないため、SPM測定に用
いられる探針4の表面にカーボン等のゴミが付着するこ
ともない。このため、探針4の高さや形状等の寸法測定
が行われたカンチレバーチップ2をSPM測定に再利用
することができると共に、シリコンウェハに多数形成さ
れたカンチレバーチップ2を切り出すこと無く夫々の探
針4の寸法を高精度に測定することが可能となる。この
結果、種々のSPM測定の中から例えば摩擦力顕微鏡
(LFM)やノンコンタクトモードAFM測定等、使用
するカンチレバー6の探針4の高さに応じた測定法を選
択することができる。更に、本実施例に適用される探針
4の高さや形状等の寸法測定用の一対の探針形状評価部
24aは、探針4を形成するプロセスで同時に作製する
ことができ、その作製プロセスの変更は全く必要がな
い。このため、一対の探針形状評価部24aを形成した
ことによるカンチレバー6自体の劣化等は全く生じな
い。なお、他の効果並びに変形例の構成等については、
第1の実施例と同様であるため、その説明は省略する。
【0052】次に、本発明の第5の実施例に係るカンチ
レバーチップについて、図4を参照して説明する。な
お、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成
には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0053】図4(a)に示すように、本実施例のカン
チレバーチップ2は、先端に探針4を有する三角形状の
カンチレバー6と、このカンチレバー6の基端を支持す
る支持部8と、カンチレバー6の所定部位の形状寸法を
推察可能な推察手段とを備えている。
【0054】本実施例に適用された推察手段は、一般的
な触針式段差計(図示しない)よってカンチレバー6の
厚さと共にカンチレバー6先端に設けられた探針4の形
状寸法を同時に測定することができるように、カンチレ
バー6の基端側であって且つ支持部8上にカンチレバー
6の長手方向に沿って並列形成された一対の探針形状評
価部24bによって構成されている。
【0055】このようなカンチレバーチップ2は、第1
の実施例の作製方法によって作製されており、一対の探
針形状評価部24bは、第2〜3の作製プロセス(図2
(b)〜(c)参照)中に探針4と同時に形成される。
【0056】また、本実施例のカンチレバーチップ2に
適用された一対の探針形状評価部24bは、その断面形
状が探針4と同一形状を成すように形成されている。な
お、他の構成は、第1の実施例と同一であるため、その
説明は省略する。
【0057】まず、本実施例のカンチレバーチップ2の
作製方法について、図4(b)及び図2を参照して説明
する。本実施例の作製方法は、第1の実施例と同様であ
るが、その第2の作製プロセス(図2(b),(g)参
照)において、活性層(シリコン基板)16の一部にカ
ンチレバー6(図4(a)参照)の形状にエッチングを
施した後、エッチングされた活性層(シリコン基板)1
6の側面上に酸化シリコン製の壁20を形成する。続い
て、この壁20で囲まれた活性層(シリコン基板)16
に湿式異方性エッチングを施すと、活性層(シリコン基
板)16が所定の厚さまでエッチングされる間に、面方
位(111)を成す面が壁20に隣接して残留する。具
体的には、カンチレバー6の先端部分に対応する壁20
に隣接した箇所に、面方位(111)の面が露出するよ
うに活性層(シリコン基板)16が残留すると共に、カ
ンチレバー6の長手方向に沿った部分に対応する壁20
に隣接した箇所に、面方位(111)の面が露出するよ
うに活性層(シリコン基板)16が残留する。この結
果、活性層(シリコン基板)16には、カンチレバー6
を成す部分が所定の厚さまでエッチングされると共に、
壁20に隣接して探針4及び一対の探針形状評価部24
bを成す部分が残留することになる。なお、他の作製方
法は、第1の実施例と同様であるため、その説明は省略
する。
【0058】このように形成された一対の探針形状評価
部24bは、カンチレバー6の長手方向に沿って互いに
並列しており、その断面形状は探針4と同一である。ま
た、カンチレバー6は、活性層16を突出させて一体的
に形成されているため、その厚さは、活性層16の厚さ
と同一である。また、酸化シリコン膜14の厚さは、カ
ンチレバーチップ2の作製に用いられるSOI基板の形
状寸法に基づいて、既に確定した値が得られている。
【0059】このような構成によれば、一対の探針形状
評価部24bを横断するように触針式段差計(図示しな
い)を走査させるだけで、シリコンウェハに多数形成さ
れたカンチレバーチップ2の夫々の探針4の高さや形状
等の寸法と共にカンチレバー6の厚さを高精度且つ短時
間に測定することができる。
【0060】この場合、この触針式段差計によって測定
された段差値T(図1(b)参照)は、活性層16と酸
化シリコン膜14の厚さの合計になる。酸化シリコン膜
14の厚さは、カンチレバーチップ2の作製に用いられ
るSOI基板の形状寸法に基づいて、既に確定した値が
得られている。このため、測定された段差値Tから酸化
シリコン膜14の厚みを差し引くことによって、カンチ
レバー6の厚みが算出されることになる。
【0061】また、本実施例によれば、SEM測定用電
子ビームを照射させる必要がないため、SPM測定に用
いられる探針4の表面やカンチレバー6にカーボン等の
ゴミが付着することもない。このため、所定部位の形状
寸法測定が行われたカンチレバーチップ2をSPM測定
に再利用することができると共に、シリコンウェハに多
数形成されたカンチレバーチップ2を切り出すこと無く
夫々のカンチレバー6の厚さ及び探針4の高さや形状等
の寸法を高精度に測定することが可能となる。この結
果、種々のSPM測定の中から例えば摩擦力顕微鏡(L
FM)やノンコンタクトモードAFM測定等、使用する
カンチレバー6の探針4の高さに応じた測定法を選択す
ることができる。更に、本実施例に適用される探針4の
高さや形状等の寸法やカンチレバー6の厚さ測定用の一
対の探針形状評価部24bは、探針4を形成するプロセ
スで同時に作製することができ、その作製プロセスの変
更は全く必要がない。このため、一対の探針形状評価部
24bを形成したことによるカンチレバー6自体の劣化
等は全く生じない。なお、他の効果並びに変形例の構成
等については、第1の実施例と同様であるため、その説
明は省略する。
【0062】なお、上述した第5の実施例には、同様の
効果を有する種々の変形例が考えられるが、以下には、
その一例として特に簡単な方法で作製することができる
カンチレバーチップ2について、図5を参照して説明す
る。
【0063】図5に示すように、本変形例のカンチレバ
ーチップ2には、図4(a)の三角形状のカンチレバー
6の代わりに、矩形のカンチレバー6が設けられてい
る。なお、本変形例の説明に際し、図4(a)のカンチ
レバーチップ2と同一の構成には、同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0064】本変形例に適用されたような形状にカンチ
レバー6を形成することによって、図4(a)に示され
たカンチレバーチップ2と同様の効果を得ることができ
る。この矩形のカンチレバー6は、図4(a)の三角形
状のカンチレバー6から、図5に示される点線部分をド
ライエッチングで除去することによって作製することが
できる。また、このエッチング処理を行う場合、除去す
るべき部分を残し、カンチレバー6にマスキングを施す
ことは、既に述べた通りである。
【0065】上述した実施例の効果をまとめると、本発
明によれば、推察手段を所定の測定手段によって測定す
るだけで、簡単且つ短時間にカンチレバーの所定部位の
形状寸法を測定することができる。更に、本発明によれ
ば、カンチレバーの所定部位の測定に際して、従来のよ
うなSEM測定を行う必要がないため、カンチレバーや
探針表面にカーボン等のゴミが付着することもない。こ
の結果、測定済みカンチレバーチップを再利用すること
が可能となる。しかも、本発明によれば、従来のように
測定用にカンチレバーチップを切り出す必要もないた
め、カンチレバーの所定部位に対する形状寸法の測定効
率を向上させることが可能となる。更に、本発明によれ
ば、シリコンウェハに多数形成されたカンチレバーチッ
プが、エッチングレートの相違によって、その厚さにバ
ラツキが生じている場合でも、個々のカンチレバーチッ
プのカンチレバーの所定部位の形状寸法を個別に短時間
且つ高精度に測定することができる。この結果、SPM
測定に使用するカンチレバーチップ自体のバネ定数や共
振周波数等の特性値を個別に且つ高精度に算出すること
ができるため、高分解能なSPM測定を実現することが
可能となる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、SEM測定を行うこと
無く、簡単且つ短時間に所定部位の形状寸法を推察する
ことができる再利用可能なカンチレバーチップを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施例に係るカンチ
レバーチップの構成を示す斜視図、(b)は、その断面
図。
【図2】(a)〜(h)は、夫々、本発明の第1の実施
例に係るカンチレバーチップの作製プロセスを示す図。
【図3】(a)は、本発明の第2の実施例に係るカンチ
レバーチップの構成を示す斜視図、(b)は、本発明の
第3の実施例に係るカンチレバーチップの構成を示す斜
視図、(c)は、本発明の第4の実施例に係るカンチレ
バーチップの構成を示す斜視図。
【図4】(a)は、本発明の第5の実施例に係るカンチ
レバーチップの構成を示す斜視図、(b)は、本発明の
第5の実施例に係るカンチレバーチップの作製プロセス
を示す図。
【図5】本発明の第5の実施例の変形例に係るカンチレ
バーチップの構成及び作製プロセスの一部を示す斜視
図。
【符号の説明】
2…カンチレバーチップ、4…探針、6…カンチレバ
ー、8…支持部、10…矩形穴、12…シリコン基板、
14…酸化シリコン膜、16…活性層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に探針を有するカンチレバーと、 このカンチレバーの基端を支持する支持部と、 前記カンチレバーの所定部位の形状寸法を推察可能な推
    察手段とを備えていることを特徴とするカンチレバーチ
    ップ。
  2. 【請求項2】 前記推察手段は、所定の測定手段によっ
    て前記カンチレバーの所定部位の形状寸法が測定される
    ように、前記カンチレバーの基端側であって且つ前記支
    持部上に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のカンチレバーチップ。
  3. 【請求項3】 先端に探針を有するカンチレバーと、こ
    のカンチレバーの基端を支持する支持部とを備えたカン
    チレバーチップの作製方法であって、 この作製方法には、前記カンチレバー若しくは前記探針
    を作製する際に、前記カンチレバーの所定部位の形状寸
    法を推察可能な推察手段を同時に作製する工程が包含さ
    れていることを特徴とする作製方法。
JP15617995A 1995-06-22 1995-06-22 カンチレバーチップ及びその作製方法 Withdrawn JPH095337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060119464A (ko) * 2005-05-20 2006-11-24 한국기계연구원 개구부와 나노 스케일의 팁을 구비하는 다기능 주사 탐침

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060119464A (ko) * 2005-05-20 2006-11-24 한국기계연구원 개구부와 나노 스케일의 팁을 구비하는 다기능 주사 탐침

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