JPH0953350A - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JPH0953350A
JPH0953350A JP7206988A JP20698895A JPH0953350A JP H0953350 A JPH0953350 A JP H0953350A JP 7206988 A JP7206988 A JP 7206988A JP 20698895 A JP20698895 A JP 20698895A JP H0953350 A JPH0953350 A JP H0953350A
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JP
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signal
remote control
input terminal
receiver
switching
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JP7206988A
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Hideji Nakamura
秀二 中村
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Original Assignee
Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる種類の遠隔操作信号を受信する受信機
を遠隔操作装置に選択的に装着する。 【解決手段】この発明による遠隔操作装置は、外部から
の遠隔操作信号を受信する受信機(2、30)と、受信機
(2、30)に接続された駆動制御回路(3)とを備えてい
る。駆動制御回路(3)は、信号入力端子(4)に接続さ
れた入力コード記憶手段(53)と、信号入力端子(4)
に接続されかつ入力コード記憶手段(53)に供給される
遠隔操作信号とは異なる信号形態を有する比較信号に遠
隔操作信号を変換した後、入力コード記憶手段(53)に
遠隔操作信号を供給する信号変換手段(54)と、信号入
力端子(4)に供給される遠隔操作信号を送出すべき入
力コード記憶手段(53)と信号変換手段(54)とを選択
的に切り換える切換手段(5、51、52)とを備え、異な
る形態の遠隔操作信号を受信する第1の受信機(2)と
第2の受信機(30)とのいずれかを選択的に信号入力端
子(4)に接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠隔操作装置、特に
異なる種類の遠隔操作信号を選択的に使用するために必
要な受信機を装着できる遠隔操作装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公昭63−11509号公報
に示されるように、所定のコ−ド番号を含む赤外線を使
用してロック装置を解錠する遠隔操作ロック制御装置は
公知である。この遠隔操作ロック制御装置は、手動操作
されるスイッチを含む発信装置と、スイッチを押圧した
ときに発信装置から発射される赤外線を受信して赤外線
中に含まれる所定のコ−ド番号を検出したときにロック
装置に解錠信号を供給する受信装置とを有する。この遠
隔操作ロック制御装置は受光装置のセンサ部に対し約1
m以上離れた位置から赤外線を発射してロック装置を解
錠することができる。このため、発信装置のスイッチ押
圧による解錠操作の簡易化と迅速化を図れる利点があ
る。
【0003】例えば特開昭60−138190号公報に
示されるように所定のコ−ド番号を含む電波を発生して
ドアの解錠又は施錠を行う電波錠は公知である。この電
波錠は、携帯可能に形成されたキー信号発生回路と、ロ
ック制御対象物に固定されたロック制御回路とを有す
る。ロック制御回路は、固定受信回路に接続された固定
中央制御回路と、固定中央制御回路の作動出力を受ける
ドアロックアクチュエータ回路とを有する。固定受信回
路にはロック制御対象物の外部に配置された受信機が設
けられ、キー信号発生回路は移動送信回路に接続された
移動中央制御回路を有し、移動送信回路は、特定コード
の電波信号を発生し、その電波信号が固定受信回路に印
加されたときドアロックアクチュエータが作動される。
この電波錠では、特定のコードを含む電波を発生するカ
ード式キー信号発生回路をロック制御回路に接近させ
て、カード所有者がドアに接近してドアハンドルに触れ
れば自動的にドアロックが解錠又は施錠することができ
る。
【0004】また、例えば特開平6−58031号公報
に示されるように、電磁誘導を利用する遠隔操作信号に
よりロック装置を制御する操作制御装置が提案されてい
る。この操作制御装置は、ロック装置と、ロック装置を
機械的に解錠するキーと、キーのキーヘッドに固定され
かつコンデンサ及びコイルアンテナの直列回路からなる
第1の共振回路と、ロック装置に取り付けられかつコン
デンサとコイルアンテナとを含む発振回路と、ロック装
置に取り付けられコンデンサとコイルアンテナを含む第
2の共振回路と、発振回路及び第2の共振回路に接続さ
れた操作制御回路と操作制御回路の出力により駆動され
かつロック装置を解錠又は施錠する被制御体とを備えて
いる。この操作制御装置では、コアのないコイルアンテ
ナ−コンデンサ回路によって電磁誘導結合を行うので、
装置の構造を簡素化かつ小型化し、遠隔操作距離を拡大
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、赤外線、電波、電磁場を利用する種々の遠隔操作装
置が提案されているが、受信機が受信した遠隔操作信号
から特定のコード信号を検出して、ロック装置内に記憶
されたコード信号と比較し、これらが一致したときに比
較器から駆動信号を発生し、被駆動体を作動する構造は
同じである。にも拘らず、製造の際には、赤外線、電
波、電磁波等の遠隔操作装置では、信号媒体が相違すれ
ば、個別に遠隔操作装置を製造していたため、電子部品
の共用化を図ることができなかった。例えば、赤外線信
号を使用する場合に、赤外線受信機で受信する太陽光に
よるノイズをカットしなければならないのに対し、無線
信号を使用する場合、空間ノイズをカットしなければな
らない。また、赤外線信号と無線信号とでは電磁波の周
波数帯域が相違する。赤外線を使用する場合、赤外線受
光機を常時オンに保持しなければならないが、電波受信
機は300μ秒毎に2回オンとなるため、赤外線受光機
の電力消費量を10とすると、電波は1又は2となり、
赤外線の5〜10分の1である。このため、赤外線を使
用する場合、節電回路を設けなければならない。更に、
「0」「1」を表す単位長さ当たりの信号長さも相違
し、赤外線では1ミリ秒であるのに対して、電波では5
60ミリ秒となり相違するので、信号パターンのフォー
マットも相違する。
【0006】この発明は、異なる種類の遠隔操作信号を
受信する受信機を選択的に装着できる遠隔操作装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】この発明による遠隔操作
装置は、外部からの遠隔操作信号を受信する受信機
(2、30)と、受信機(2、30)に接続された駆動制御回
路(3)とを備えている。駆動制御回路(3)は、受信機
(2、30)により受信した遠隔操作信号を受ける信号入
力端子(4)と、所定のキーコードを記憶するコード記
憶手段(50)と、信号入力端子(4)を通じて供給され
る比較信号として遠隔操作信号に含まれるキーコードと
コード記憶手段(50)に記憶するキーコードとを比較
し、これらが一致したときに被駆動装置(18、19)に作
動信号を付与する比較手段(57)とを備えている。駆動
制御回路(3)は、信号入力端子(4)に接続された入力
コード記憶手段(53)と、信号入力端子(4)に接続さ
れかつ入力コード記憶手段(53)に供給される遠隔操作
信号とは異なる信号形態を有する比較信号に遠隔操作信
号を変換した後、入力コード記憶手段(53)に遠隔操作
信号を供給する信号変換手段(54)と、信号入力端子
(4)に供給される遠隔操作信号を送出すべき入力コー
ド記憶手段(53)と信号変換手段(54)とを選択的に切
り換える切換手段(5、51、52)とを備え、異なる形態
の遠隔操作信号を受信する第1の受信機(2)と第2の
受信機(30)とのいずれかを選択的に信号入力端子
(4)に接続できる。
【0008】この発明による実施の態様では、切換手段
(5、51、52)は、信号入力端子(4)と入力コード記憶
手段(53)との間及び信号入力端子(4)と信号変換手
段(54)との間のそれぞれに設けられたゲート回路(5
1、52)と、ゲート回路(51、52)に接続されかつゲー
ト回路(51、52)を切り替える信号を供給する切換入力
端子(5)とを備えている。切換入力端子(5)は第1の
受信機(2)又は第2の受信機(30)のいずれかの識別
端子(42)に接続される。切換手段の信号識別手段(6
0)は入力コード記憶手段(53)に記憶された遠隔操作
信号の信号形態を識別し、遠隔操作信号が基準となる信
号形態を有するとき、比較手段(57)に遠隔操作信号を
送出し、遠隔操作信号が異なる信号形態を有するとき遠
隔操作信号を信号変換手段(54)に送出する。
【0009】この発明の他の実施態様では、切換手段
(5、51、52)は、遠隔操作信号が基準となる信号形態
を有するとき信号変換手段(54)を消勢すると共に、比
較手段(57)へのゲート回路(51)を導通させ、遠隔操
作信号が異なる信号形態を有するとき信号変換手段(5
4)を付勢すると共に、比較手段(57)へのゲート回路
(51)を非導通とする。例えば、第1及び第2の遠隔操
作信号は互いに異なる赤外線、電波及び電磁誘導波から
選択され、第1及び第2の受信機(2、30)は赤外線受
光機、無線受信機及び電磁誘導受信機から選択される。
【0010】駆動制御回路(3)は信号入力端子(4)に
接続されかつ第1の遠隔操作信号を比較信号の信号形態
に変換する第1の信号変換手段(54a)と、信号入力端
子(4)に接続されかつ第1の遠隔操作信号とは異なる
信号形態を有する第2の遠隔操作信号を比較信号の信号
形態に変換する第2の信号変換手段(54b)と、信号入
力端子(4)に供給される遠隔操作信号を送出すべき第
1及び第2の信号変換手段(54a、54b)とを選択的に切
り換える切換手段(60)を備えている。切換入力端子
(5)の入力信号により第1の信号変換手段(54a)と第
2の信号変換手段(54b)の作動を選択的に区別する。
【0011】切換手段(60)は信号入力端子(4)と第
1の信号切換手段(54a)との間及び信号入力端子(4)
と第2の信号切換手段(54b)との間に接続されたゲー
ト回路(51、52)の作動を選択的に切り換える。
【0012】駆動制御回路(3)は信号入力端子(4)に
接続されかつ遠隔操作信号を記憶する入力コード記憶手
段(53)と、入力コード記憶手段(53)に記憶された遠
隔操作信号が第1の遠隔操作信号か第2の遠隔操作信号
かを判別して第1の信号変換手段(54)と第2の信号変
換手段(54)とを選択的に作動させて比較信号に変換す
る信号判別手段(60)とを備えている。
【0013】切換手段(5、51、52)は、遠隔操作信号
が基準となる信号形態を有するとき一方の信号変換手段
(54a)を消勢すると共に、他方の信号変換手段(54b)
を付勢し、遠隔操作信号が異なる信号形態を有するとき
一方の信号変換手段(54a)を付勢すると共に、他方の
信号変換手段(54b)を消勢する。
【0014】
【作用】異なる信号形態を有する遠隔操作信号を受信す
る第1の受信機(2)及び第2の受信機(30)を共通の
駆動制御回路(3)に選択的に接続して、遠隔操作装置
を構成することができる。
【0015】
【実施の態様】以下、この発明による遠隔操作装置の実
施の態様を図1〜図16について説明する。
【0016】図1〜図5は遠隔操作信号として赤外線を
使用する遠隔操作装置を示す。図1に示すように、遠隔
操作装置1は、外部からの遠隔操作信号としてキーコー
ド信号を含む赤外線信号を受信する第1の受信機として
の赤外線受光機2と、赤外線受光機2に駆動制御回路3
とを備えている。駆動制御回路3は、信号入力端子4
と、切換入力端子5と、リセット端子6と、電源端子7
と、グランド端子8と、ロック出力端子9と、アンロッ
ク出力端子10と、状態入力端子11と、登録切換端子
12とを備えている。赤外線受光機2は信号入力端子4
に接続され、切換入力端子5は無接続状態に保持され
る。電源13に接続された電源IC15の出力端子は電
源端子7に接続されると共に、電源監視回路16を介し
てリセット端子6に接続される。ロック出力端子9及び
アンロック出力端子10はそれぞれリレー17を介して
被駆動装置としてのロック側巻線18及びアンロック側
巻線19に接続される。リレー17は電源13にも接続
される。
【0017】状態入力端子11にはドアロック装置のロ
ック検出スイッチ20が接続される。ロック検出スイッ
チ20はドアロック装置がアンロック状態のときオンと
なり、ドアロック装置がロック状態のときオフとなる。
登録切換端子12には登録スイッチ21が接続される。
登録スイッチ21がオンのとき、駆動制御回路3には新
たなキーコードを登録することができ、登録スイッチ2
1がオフのとき、駆動制御回路3ではキーコードを読み
出すことができる。
【0018】図2〜図5は駆動制御回路3、電源IC1
5、電源監視回路16及びリレー17を実装するプリン
ト基板22を示す。また、プリント基板22には入出力
用のコネクタ22が取り付けられる。
【0019】図6は信号入力端子4に第2の受信機とし
ての無線受信機30が接続される。無線受信機30は、
アンテナ31に接続された帯域フィルタ32と、帯域フ
ィルタ32の出力を増幅する電波増幅器33と、電波増
幅器33の出力と局部発振器(LO)40との出力を混
合するミキサ34と、帯域フィルタ35及び中間周波数
フィルタ36を介してミキサ34の出力をクエンチング
発振器(QO)41の出力で復調する超再生復調回路3
7と、超再生復調回路37の出力を振幅増幅するAF増
幅器38と、AF増幅器38の出力を増幅して信号入力
端子4に付与するコンパレータ39とを有する。また、
無線受信機30に設けられた識別端子42は切換入力端
子5に接続し、識別端子42は切換入力端子5を接地す
る。
【0020】図7〜図10に示すように、同一のプリン
ト基板23に無線受信機30を実装した状態を示す。
【0021】図11は、赤外線の信号形態を基準として
ゲート及び信号変換手段を通じて無線の信号形態を変換
する場合の駆動制御回路3の詳細の一例を示す。駆動制
御回路3は、所定のキーコードを記憶するE2ROMに
より構成されたコード記憶手段50と、第1のゲート回
路51及び第2のゲート回路52をそれぞれ介して回路
信号入力端子4に接続された入力コード記憶手段53及
び信号変換手段54に接続される。第1のゲート回路5
1の入力制御端子55及び第2のゲート回路52の反転
制御端子56には切換入力端子5が接続される。切換入
力端子5、第1のゲート回路51及び第2のゲート回路
52は切換手段を構成する。信号変換手段54は、信号
入力端子4から入力コード記憶手段53に供給される赤
外線信号とは異なる信号形態を有する無線信号を赤外線
信号と同一の信号形態を有する比較信号に変換した後、
比較手段57に変換した信号を付与する。比較手段57
は入力コード記憶手段53から受信した比較信号とコー
ド記憶手段50に記憶されたキーコードとを比較し、こ
れらが一致すると、アンドゲート58、59の各入力端
子に出力を生ずる。アンドゲート58の他方の反転入力
端子及びアンドゲート59の他方の入力端子にはロック
検出スイッチ20が接続される。コード記憶手段50の
R/W端子には登録スイッチ21が接続される。
【0022】赤外線受光機2を信号入力端子4に接続す
ると、切換入力端子5は無接続状態に保持される。この
ため、第1のゲート回路51はイネーブル状態となり、
第2のゲート回路52はディスエーブル状態となる。信
号入力端子4を通じて赤外線受光機2からの赤外線信号
は入力コード記憶手段53に直接入力された後、比較手
段57に比較信号として送出される。このとき、登録ス
イッチ21がオフ状態であれば、コード記憶手段50は
読み出しモードに保持されているから、コード記憶手段
50に記憶されたキーコードは記憶手段57に送られ、
記憶手段57は比較信号とキーコード信号とを比較す
る。比較手段57はこれらが一致したとき、アンドゲー
ト58、59に出力を発生する。このとき、ドアロック
装置がアンロック状態のとき、ロック検出スイッチ20
はオフとなるので、アンドゲート58が導通状態とな
り、アンドゲート59が非導通状態となる。このため、
比較手段57の出力が発生すると、アンドゲート58が
出力を発生し、リレー17を介してアクチュエータのロ
ック側巻線18が付勢され、ロック装置がロック状態に
切り換えられる。ロック装置がロック状態になると、ロ
ック検出スイッチ20はオンとなるので、アンドゲート
58が非導通状態となり、アンドゲート59が導通状態
となる。このため、その後、赤外線受光機2が赤外線信
号を受信して比較手段57から出力が生ずると、アンド
ゲート59から出力を発生し、ロック装置がアンロック
状態に切り換えられる。登録スイッチ21がオンになる
と、コード記憶手段50が書き込みモードに切り換えら
れ、コード記憶手段50は赤外線受光機2及び信号入力
端子4から供給される赤外線信号を記憶する。
【0023】信号入力端子4に無線受信機30を接続す
ると、無線受信機30の端子42は切換入力端子5に接
続される。このため、第1のゲート回路51はディスエ
ーブル状態となり、第2のゲート回路52はイネーブル
状態となる。信号入力端子4に付与された無線信号は第
2のゲート回路52を通じて信号変換手段54に送られ
る。信号変換手段54では無線信号は赤外線信号と同一
の信号形態の比較信号に変換された後、比較手段57に
送られ、比較手段57では比較信号とコード記憶手段5
0に記憶されたキーコードとが比較される。
【0024】図1では、赤外線信号を基準信号としてコ
ード記憶手段50に記憶する例を示したが、逆に、無線
信号を基準信号としてコード記憶手段50に記憶すると
共に、信号変換手段54を通じて赤外線信号を所定の信
号形態を有する比較信号に変換してもよい。このよう
に、本実施例では、赤外線信号を受信する赤外線受光機
2と赤外線とは異なる信号形態を有する無線信号を受信
する無線受信機30を共通の駆動制御回路3の信号入力
端子4に選択的に接続して、遠隔操作装置を構成するこ
とができる。
【0025】図11に示すこの発明の実施の態様は種々
の変更が可能である。図12〜図14はこの発明の他の
実施態様を示すが、図12〜図14では図11に示す箇
所と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0026】図12は2つの信号変換手段を使用する駆
動制御回路3を示す。第1のゲート回路51を介して信
号入力端子4に接続されかつ第1の遠隔操作信号である
赤外線信号を比較信号の信号形態に変換する第1の信号
変換手段54aと、第2のゲート回路52を介して信号
入力端子4に接続されかつ赤外線信号とは異なる信号形
態を有する第2の遠隔操作信号である無線信号を比較信
号の信号形態に変換する第2の信号変換手段54bとを
備えている。切換入力端子5からの制御信号により第1
のゲート回路51と第2のゲート回路52が選択的に切
り換えられ、第1の信号変換手段54aと第2の信号変
換手段54bの比較信号は比較手段57に送出され、コ
ード記憶手段50に記憶されたキーコードと比較され
る。図示しないが、比較手段57には入力コード記憶手
段が設けられる。
【0027】図13は、入力信号の形態を判別する信号
識別手段の出力により信号変換手段を付勢・消勢する駆
動制御回路3を示す。
【0028】信号入力端子4に接続された入力コード記
憶手段53は信号入力端子4から供給される遠隔操作信
号を記憶する。信号識別手段60は入力コード記憶手段
53内に記憶された遠隔操作信号の形態を識別し、遠隔
操作信号が赤外線信号の形態を有するとき、第1の信号
変換手段54aにのみイネーブル信号を付与して、赤外
線信号を所定の比較信号に変換した後、比較手段57に
送出する。遠隔操作信号が無線信号の形態を有すると
き、第2の信号変換手段54bにのみイネーブル信号を
付与して、無線信号を所定の比較信号に変換した後、比
較手段57に送出する。
【0029】図14は信号識別手段の出力によりゲート
回路を開閉する駆動制御回路3を示す。信号識別手段6
0は入力コード記憶手段53内に記憶された遠隔操作信
号の形態を識別し、遠隔操作信号が赤外線信号の形態を
有するとき、第1のゲート回路51を付勢する信号を付
与して、比較手段57に比較信号を付与する。遠隔操作
信号が無線信号の形態を有するとき、第2のゲート回路
52を付勢する信号を付与して、信号変換手段54を通
じて無線信号の信号形態を変換した後、比較手段50に
送出する。
【0030】図15は切換入力端子5からの制御信号に
より第1の信号変換手段54a及び第2の信号変換手段
54bをイネーブル状態又はディスエーブル状態に選択
的に制御する例を示す。図16は図14の回路から第2
のゲート回路52を除去して、入力コード記憶手段53
を直接信号変換手段54に接続し、信号変換手段54を
信号識別手段60の出力によりイネーブル状態又はディ
スエーブル状態に切り換える駆動制御回路3を示す。
【0031】前記の実施の態様では、信号形態の具体例
として赤外線及び電波を使用する例を示したが、可視光
線又は電磁誘導波等他の電磁波も使用することができ
る。また、3つ以上のゲート回路又は2つ以上の信号変
換手段を使用して3種の異なる形態の遠隔操作信号を受
信する受信機に対してもこの発明を適用することができ
る。
【0032】
【発明の効果】異なる信号形態を有する遠隔操作信号を
受信する第1の受信機及び第2の受信機を共通の駆動制
御回路に接続することにより、遠隔操作装置を構成する
ことができるので、製造が容易となりかつ部品の共用化
を図ることができるので、遠隔操作装置の製造価格を大
幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 赤外線を使用するこの発明による遠隔操作装
置の回路図
【図2】 駆動制御回路、電源IC、電源監視回路及び
リレーを実装するプリント基板の平面図
【図3】 図2の正面図
【図4】 図2の左側面図
【図5】 図2の右側面図
【図6】 電波を使用するこの発明による遠隔操作装置
の回路図
【図7】 無線受信機、駆動制御回路、電源IC、電源
監視回路及びリレーを実装するプリント基板の平面図
【図8】 図7の正面図
【図9】 図7の左側面図
【図10】 図7の右側面図
【図11】 駆動制御回路の第1の例を示す回路図
【図12】 駆動制御回路の第2の例を示す回路図
【図13】 駆動制御回路の第3の例を示す回路図
【図14】 駆動制御回路の第4の例を示す回路図
【図15】 駆動制御回路の第5の例を示す回路図
【図16】 駆動制御回路の第6の例を示す回路図
【符号の説明】
2・・第1の受信機、 3・・駆動制御回路、 4・・
信号入力端子、 5・・切換入力端子(切換手段)、
18・・(被駆動装置)、 19・・(被駆動装置)、
30・・第2の受信機、 50・・コード記憶手段、
51・・第1のゲート回路(切換手段)、 52・・
第2のゲート回路(切換手段)、 53・・入力コード
記憶手段、 54・・信号変換手段、 54a・・第1
の信号変換手段、 54b・・第2の信号変換手段、
57・・比較手段、 60・・信号識別手段(切換手
段)、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311Q 311T

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの遠隔操作信号を受信する受信
    機と、受信機に接続された駆動制御回路とを備え、駆動
    制御回路は、受信機により受信した遠隔操作信号を受け
    る信号入力端子と、所定のキーコードを記憶するコード
    記憶手段と、信号入力端子を通じて供給される比較信号
    として遠隔操作信号に含まれるキーコードとコード記憶
    手段に記憶するキーコードとを比較し、これらが一致し
    たときに被駆動装置に作動信号を付与する比較手段とを
    備えた遠隔操作装置において、 駆動制御回路は、信号入力端子に接続された入力コード
    記憶手段と、信号入力端子に接続されかつ入力コード記
    憶手段に供給される遠隔操作信号とは異なる信号形態を
    有する比較信号に遠隔操作信号を変換した後、入力コー
    ド記憶手段に遠隔操作信号を供給する信号変換手段と、
    信号入力端子に供給される遠隔操作信号を送出すべき入
    力コード記憶手段と信号変換手段とを選択的に切り換え
    る切換手段とを備え、 異なる形態の遠隔操作信号を受信する第1の受信機と第
    2の受信機とのいずれかを選択的に信号入力端子に接続
    できることを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 切換手段は、信号入力端子と入力コード
    記憶手段との間及び信号入力端子と信号変換手段との間
    のそれぞれに設けられたゲート回路と、ゲート回路に接
    続されかつゲート回路を切り替える信号を供給する切換
    入力端子とを備え、切換入力端子は第1の受信機又は第
    2の受信機のいずれかの出力端子に接続される請求項1
    に記載の遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 切換手段は入力コード記憶手段に記憶さ
    れた遠隔操作信号の形態を識別し、遠隔操作信号が基準
    となる信号形態を有するとき、比較手段に遠隔操作信号
    を送出し、遠隔操作信号が異なる信号形態を有するとき
    遠隔操作信号を信号変換手段に送出する請求項1に記載
    の遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】 切換手段は、遠隔操作信号が基準となる
    信号形態を有するとき信号変換手段を消勢すると共に、
    比較手段へのゲート回路を導通させ、遠隔操作信号が異
    なる信号形態を有するとき信号変換手段を付勢すると共
    に、比較手段へのゲート回路を非導通とする請求項1に
    記載の遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の遠隔操作信号は互いに異
    なる赤外線、電波及び電磁誘導波から選択され、第1及
    び第2の受信機は赤外線受光機、無線受信機及び電磁誘
    導受信機から選択される請求項1に記載の遠隔操作装
    置。
  6. 【請求項6】 外部からの遠隔操作信号を受信する受信
    機と、受信機に接続された駆動制御回路とを備え、駆動
    制御回路は、受信機により受信した遠隔操作信号を受け
    る信号入力端子と、所定のキーコードを記憶するコード
    記憶手段と、信号入力端子を通じて供給される比較信号
    として遠隔操作信号に含まれるキーコードとコード記憶
    手段に記憶するキーコードとを比較し、これらが一致し
    たときに被駆動装置に作動信号を付与する比較手段とを
    備えた遠隔操作装置において、 駆動制御回路は信号入力端子に接続されかつ第1の遠隔
    操作信号を比較信号の信号形態に変換する第1の信号変
    換手段と、信号入力端子に接続されかつ第1の遠隔操作
    信号とは異なる信号形態を有する第2の遠隔操作信号を
    比較信号の信号形態に変換する第2の信号変換手段と、
    信号入力端子に供給される遠隔操作信号を送出すべき第
    1及び第2の信号変換手段とを選択的に切り換える切換
    手段を備え、 互いに信号形態の異なる遠隔操作信号を受信できる第1
    の受信機及び第2の受信機を駆動制御回路の信号入力端
    子に接続できることを特徴とする遠隔操作装置。
  7. 【請求項7】 切換手段は、第1の受信機及び第2の受
    信機のいずれかの識別端子と接続される切換入力端子を
    有し、切換入力端子の入力信号により第1の信号変換手
    段と第2の信号変換手段の作動を選択的に区別する請求
    項6に記載の遠隔操作装置。
  8. 【請求項8】 切換手段は信号入力端子と第1の信号切
    換手段との間及び信号入力端子と第2の信号切換手段と
    の間に接続されたゲート回路の作動を選択的に切り換え
    る請求項6に記載の遠隔操作装置。
  9. 【請求項9】 駆動制御回路は信号入力端子に接続され
    かつ遠隔操作信号を記憶する入力コード記憶手段と、入
    力コード記憶手段に記憶された遠隔操作信号が第1の遠
    隔操作信号か第2の遠隔操作信号かを判別して第1の信
    号変換手段と第2の信号変換手段とを選択的に作動させ
    て比較信号に変換する信号判別手段とを備えた請求項6
    に記載の遠隔操作装置。
  10. 【請求項10】 切換手段は、遠隔操作信号が基準とな
    る信号形態を有するとき一方の信号変換手段を消勢する
    と共に、他方の信号変換手段を付勢し、遠隔操作信号が
    異なる信号形態を有するとき一方の信号変換手段を付勢
    すると共に、他方の信号変換手段を消勢する請求項6に
    記載の遠隔操作装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の遠隔操作信号は互いに
    異なる赤外線、電波及び電磁誘導波から選択され、第1
    及び第2の受信機は赤外線受光機、無線受信機及び電磁
    誘導受信機から選択される請求項6に記載の遠隔操作装
    置。
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