JPH0952841A - トリグリセリド生合成阻害剤 - Google Patents
トリグリセリド生合成阻害剤Info
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- JPH0952841A JPH0952841A JP7204618A JP20461895A JPH0952841A JP H0952841 A JPH0952841 A JP H0952841A JP 7204618 A JP7204618 A JP 7204618A JP 20461895 A JP20461895 A JP 20461895A JP H0952841 A JPH0952841 A JP H0952841A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 血中のトリグリセリド濃度を低下させる作用
を有する薬剤を提供する。 【解決手段】 (1)抗生物質PD124,966を有
効成分として含有するトリグリセリド生合成阻害剤。 (2)抗生物質PD124,966を有効成分として含
有するアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤。 (3)抗生物質PD124,966を有効成分として含
有する血中トリグリセリド低下剤。PD124,966
を有する薬剤を提供する。 【解決手段】 (1)抗生物質PD124,966を有
効成分として含有するトリグリセリド生合成阻害剤。 (2)抗生物質PD124,966を有効成分として含
有するアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤。 (3)抗生物質PD124,966を有効成分として含
有する血中トリグリセリド低下剤。PD124,966
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗生物質PD12
4,966を有効成分として含有するトリグリセリド生
合成阻害剤、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、
および血中トリグリセリド低下剤に関するものである。
4,966を有効成分として含有するトリグリセリド生
合成阻害剤、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、
および血中トリグリセリド低下剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、血液中のコレステロールやトリ
グリセリド(中性脂肪)は、それ自体では血液に溶けな
いため、アポリポタンパクと結合することによりリポタ
ンパクとして存在している。トリグリセリドは、体内で
は主として肝臓において、糖などを原料に生成されたア
セチルCoAを出発物質として、6種の酵素と1種の酵
素群(アセチルCoAカルボキシラーゼ、脂肪酸合成酵
素群、脂肪酸アシルCoA合成酵素、グリセロリン酸ア
シルトランスフェラーゼ、リソホスファチジン酸アシル
トランスフェラーゼ、ホスファチジン酸ホスファター
ゼ、ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ)
によって生合成され、リポタンパクとして肝臓から血中
に分泌される。
グリセリド(中性脂肪)は、それ自体では血液に溶けな
いため、アポリポタンパクと結合することによりリポタ
ンパクとして存在している。トリグリセリドは、体内で
は主として肝臓において、糖などを原料に生成されたア
セチルCoAを出発物質として、6種の酵素と1種の酵
素群(アセチルCoAカルボキシラーゼ、脂肪酸合成酵
素群、脂肪酸アシルCoA合成酵素、グリセロリン酸ア
シルトランスフェラーゼ、リソホスファチジン酸アシル
トランスフェラーゼ、ホスファチジン酸ホスファター
ゼ、ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ)
によって生合成され、リポタンパクとして肝臓から血中
に分泌される。
【0003】血液中のコレステロールおよび/またはト
リグリセリドが標準値より高い状態を高脂血症と呼ぶ。
高脂血症と呼ばれる病態は、fredrickson 分類(WHO
分類)によると、血液中リポタンパクにより6種に分類
される。このうち、I、IV、V型はトリグリセリドのみ
が、IIa型はコレステロールが、IIb、III 型は両方が
増加している(総合臨床、43,871(199
4))。このことから、現存する高脂血症薬(コレステ
ロールのみ低下させるものや、コレステロールとトリグ
リセリドの両方を低下させるもの)では必ずしもすべて
の高脂血症に適切に対応できない。特に、IV型は、男性
高脂血症患者の40〜50%を占めている(臨床と研
究、69,318(1992))。また、糖尿病などに
伴って二次的に発症する場合、その多くはIV型である
(総合臨床、43,878(1994))。
リグリセリドが標準値より高い状態を高脂血症と呼ぶ。
高脂血症と呼ばれる病態は、fredrickson 分類(WHO
分類)によると、血液中リポタンパクにより6種に分類
される。このうち、I、IV、V型はトリグリセリドのみ
が、IIa型はコレステロールが、IIb、III 型は両方が
増加している(総合臨床、43,871(199
4))。このことから、現存する高脂血症薬(コレステ
ロールのみ低下させるものや、コレステロールとトリグ
リセリドの両方を低下させるもの)では必ずしもすべて
の高脂血症に適切に対応できない。特に、IV型は、男性
高脂血症患者の40〜50%を占めている(臨床と研
究、69,318(1992))。また、糖尿病などに
伴って二次的に発症する場合、その多くはIV型である
(総合臨床、43,878(1994))。
【0004】いわゆる高トリグリセリド血症は、血液中
のトリグリセリド量が増加している病態であるが、ここ
数年来、動脈硬化症、虚血性心疾患のリスクファクター
として臨床医、製薬メーカーの間で注目されるようにな
ってきた。
のトリグリセリド量が増加している病態であるが、ここ
数年来、動脈硬化症、虚血性心疾患のリスクファクター
として臨床医、製薬メーカーの間で注目されるようにな
ってきた。
【0005】高トリグリセリド血症を含む高脂血症の分
野では、これまで動脈硬化症に直接関連があると考えら
れるコレステロールばかりが注目されてきたため、トリ
グリセリド低下を目的とした薬剤は未だに少なく、高ト
リグリセリド血症の治療には、抗脂血剤として存在する
クロフィブラート系抗脂血剤やニコチン酸製剤が利用さ
れているに過ぎない。また、利用される際にも高用量で
あり、従っていくつかの副作用(J.Lipid ,5,64〜
72(1994))も懸念される。さらに、これらの薬
剤の確固たる作用機作も明らかにはなっていない。これ
らのことから、低用量でトリグリセリド低下作用があ
り、副作用がなく、かつ作用機作が明らかである新しい
タイプの薬剤が待ち望まれている。高トリグリセリド血
症は、遺伝的背景がある場合や、前述したように糖尿病
などから二次的に発症する場合などさまざまな原因で起
きるが(総合臨床、43,878(1994))、さら
に突き詰めると、 A.肝におけるトリグリセリド合成(分泌)亢進 B.合成されたトリグリセリド(リポタンパクとして血
中に存在)のリポタンパクリパーゼ(LPL)による分
解遅延(臨床と研究、69,340(1992)) であると考えられる。特に、糖尿病に伴う高トリグリセ
リド血症においては、インシュリン非依存性糖尿病(N
IDDM)の場合にはA.が、インシュリン依存性糖尿
病(IDDM)の場合にはB.が原因であるといわれて
いる(臨床と研究、69,379(1992))。従っ
て、高トリグリセリド血症の治療薬の作用機作として
は、肝におけるトリグリセリド合成(分泌)を阻害する
こと、および/または合成されたトリグリセリド(リポ
タンパクとして血中に存在)のリポタンパクリパーゼ
(LPL)による分解を促進することが考えられる。
野では、これまで動脈硬化症に直接関連があると考えら
れるコレステロールばかりが注目されてきたため、トリ
グリセリド低下を目的とした薬剤は未だに少なく、高ト
リグリセリド血症の治療には、抗脂血剤として存在する
クロフィブラート系抗脂血剤やニコチン酸製剤が利用さ
れているに過ぎない。また、利用される際にも高用量で
あり、従っていくつかの副作用(J.Lipid ,5,64〜
72(1994))も懸念される。さらに、これらの薬
剤の確固たる作用機作も明らかにはなっていない。これ
らのことから、低用量でトリグリセリド低下作用があ
り、副作用がなく、かつ作用機作が明らかである新しい
タイプの薬剤が待ち望まれている。高トリグリセリド血
症は、遺伝的背景がある場合や、前述したように糖尿病
などから二次的に発症する場合などさまざまな原因で起
きるが(総合臨床、43,878(1994))、さら
に突き詰めると、 A.肝におけるトリグリセリド合成(分泌)亢進 B.合成されたトリグリセリド(リポタンパクとして血
中に存在)のリポタンパクリパーゼ(LPL)による分
解遅延(臨床と研究、69,340(1992)) であると考えられる。特に、糖尿病に伴う高トリグリセ
リド血症においては、インシュリン非依存性糖尿病(N
IDDM)の場合にはA.が、インシュリン依存性糖尿
病(IDDM)の場合にはB.が原因であるといわれて
いる(臨床と研究、69,379(1992))。従っ
て、高トリグリセリド血症の治療薬の作用機作として
は、肝におけるトリグリセリド合成(分泌)を阻害する
こと、および/または合成されたトリグリセリド(リポ
タンパクとして血中に存在)のリポタンパクリパーゼ
(LPL)による分解を促進することが考えられる。
【0006】ところで、PD124,966は既知の抗
生物質であるが、これがトリグリセリド合成阻害作用、
アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害作用、あるいは血
中トリグリセリド低下作用を有することはこれまで知ら
れていない。
生物質であるが、これがトリグリセリド合成阻害作用、
アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害作用、あるいは血
中トリグリセリド低下作用を有することはこれまで知ら
れていない。
【0007】また、トリグリセリド生合成酵素を阻害
し、トリグリセリド合成阻害作用が期待できる抗生物質
としては、脂肪酸合成酵素群を阻害するセルレニン(Ba
cteriol. Rev.,40,681〜697(1976))の
存在が知られているのみである。
し、トリグリセリド合成阻害作用が期待できる抗生物質
としては、脂肪酸合成酵素群を阻害するセルレニン(Ba
cteriol. Rev.,40,681〜697(1976))の
存在が知られているのみである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、トリグリセリド生合成を阻害する薬剤、ア
セチルCoAカルボキシラーゼを阻害する薬剤、さらに
は血中のトリグリセリドを低下させる作用を有する薬剤
を得ることである。
する課題は、トリグリセリド生合成を阻害する薬剤、ア
セチルCoAカルボキシラーゼを阻害する薬剤、さらに
は血中のトリグリセリドを低下させる作用を有する薬剤
を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述した
高トリグリセリド血症の治療薬の作用機作のうち、肝に
おけるトリグリセリド合成を阻害することに焦点をあ
て、上記課題を解決すべく鋭意研究したところ、目的と
する活性を有する物質を見いだした。
高トリグリセリド血症の治療薬の作用機作のうち、肝に
おけるトリグリセリド合成を阻害することに焦点をあ
て、上記課題を解決すべく鋭意研究したところ、目的と
する活性を有する物質を見いだした。
【0010】すなわち、本発明は、下記式
【0011】
【化1】
【0012】で表される抗生物質PD124,966を
有効成分として含有するトリグリセリド生合成阻害剤で
ある。本発明はまた、上記式で表される抗生物質PD1
24,966を有効成分として含有するアセチルCoA
カルボキシラーゼ阻害剤である。本発明はさらに、上記
式で表される抗生物質PD124,966を有効成分と
して含有する血中トリグリセリド低下剤である。
有効成分として含有するトリグリセリド生合成阻害剤で
ある。本発明はまた、上記式で表される抗生物質PD1
24,966を有効成分として含有するアセチルCoA
カルボキシラーゼ阻害剤である。本発明はさらに、上記
式で表される抗生物質PD124,966を有効成分と
して含有する血中トリグリセリド低下剤である。
【0013】本発明のトリグリセリド生合成阻害剤、ア
セチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、および血中トリ
グリセリド低下剤は、血中のトリグリセリドが標準値よ
り高い病態、すなわち、高TG血症の治療剤として、さ
らには動脈硬化の予防剤として有用である。
セチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、および血中トリ
グリセリド低下剤は、血中のトリグリセリドが標準値よ
り高い病態、すなわち、高TG血症の治療剤として、さ
らには動脈硬化の予防剤として有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明薬剤は、上記目的のため
に、経口的に、あるいは直腸内、皮下、筋肉内、静脈
内、経皮などの非経口的に投与されるが、経口投与ある
いは静脈内投与が好ましい。
に、経口的に、あるいは直腸内、皮下、筋肉内、静脈
内、経皮などの非経口的に投与されるが、経口投与ある
いは静脈内投与が好ましい。
【0015】経口投与のためには、固形製剤あるいは液
体製剤とすることができる。固形製剤としては、例えば
錠剤、丸剤、散剤あるいは顆粒剤がある。このような固
形製剤においては活性物質が薬学的に許容しうる担体、
例えば重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、バレイショ
でんぷん、ショ糖、マンニトール、カルボキシメチルセ
ルロースなどと混合される。製剤操作は、常法によって
行われるが、上記担体以外の製剤化のための添加剤、例
えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ
ウムのような潤滑剤を含有してもよい。また、例えば上
記のような固形製剤に、例えばセルロースアセテートフ
タレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレ
ート、ポリビニルアルコールフタレート、スチレン無水
マレイン酸共重合体、あるいはメタクリル酸、メタクリ
ル酸メチル共重合体のような腸溶性物質の有機溶媒によ
る溶液、あるいは水溶液を噴霧することにより腸溶性被
覆を施して腸溶性製剤とすることもできる。散剤、顆粒
剤などの固形製剤は、腸溶性カプセルで包むこともでき
る。
体製剤とすることができる。固形製剤としては、例えば
錠剤、丸剤、散剤あるいは顆粒剤がある。このような固
形製剤においては活性物質が薬学的に許容しうる担体、
例えば重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、バレイショ
でんぷん、ショ糖、マンニトール、カルボキシメチルセ
ルロースなどと混合される。製剤操作は、常法によって
行われるが、上記担体以外の製剤化のための添加剤、例
えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ
ウムのような潤滑剤を含有してもよい。また、例えば上
記のような固形製剤に、例えばセルロースアセテートフ
タレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレ
ート、ポリビニルアルコールフタレート、スチレン無水
マレイン酸共重合体、あるいはメタクリル酸、メタクリ
ル酸メチル共重合体のような腸溶性物質の有機溶媒によ
る溶液、あるいは水溶液を噴霧することにより腸溶性被
覆を施して腸溶性製剤とすることもできる。散剤、顆粒
剤などの固形製剤は、腸溶性カプセルで包むこともでき
る。
【0016】経口投与のための液体製剤は、例えば、乳
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤あるいはエリキシル
剤を含む。これらの製剤は一般的に用いられる薬学的に
許容される担体、例えば水あるいは流動パラフィンを含
む、ココナッツ油、分画ココナッツ油、大豆油、とうも
ろこし油などの油性基剤を担体として用いることができ
る。薬学的に許容される担体には、その他必要に応じて
通常用いられる補助剤、芳香剤、安定化剤、あるいは防
腐剤を含む。また、液体製剤は、ゼラチンのような吸収
される物質で作られたカプセルにいれて投与してもよ
い。直腸内投与のための固形製剤としては、活性成分を
含む通常の方法により製造される座薬が含まれる。
濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤あるいはエリキシル
剤を含む。これらの製剤は一般的に用いられる薬学的に
許容される担体、例えば水あるいは流動パラフィンを含
む、ココナッツ油、分画ココナッツ油、大豆油、とうも
ろこし油などの油性基剤を担体として用いることができ
る。薬学的に許容される担体には、その他必要に応じて
通常用いられる補助剤、芳香剤、安定化剤、あるいは防
腐剤を含む。また、液体製剤は、ゼラチンのような吸収
される物質で作られたカプセルにいれて投与してもよ
い。直腸内投与のための固形製剤としては、活性成分を
含む通常の方法により製造される座薬が含まれる。
【0017】非経口投与の製剤は、無菌の水性あるいは
非水性液剤、懸濁液または乳濁剤として投与される。非
水性の溶液または懸濁剤は、例えばプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、オリーブ油または大豆油
のような植物油、オレイン酸エチルのような注射しうる
有機エステルを薬学的に許容しうる担体とする。このよ
うな製剤はまた、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安
定化剤のような補助剤を含むことができる。これらの溶
液剤、懸濁剤および乳濁剤は、例えばバクテリア保留フ
ィルターを通す濾過、加熱、殺菌剤の配合あるいは紫外
線照射などの処理を適宜行うことによって、無菌化でき
る。また、無菌の固形製剤を製造し、使用直前に無菌水
または無菌の注射用溶媒に溶解して使用することもでき
る。また、大豆油などの植物油とレシチンなどのリン脂
質、有効成分の均一溶液に水を加え、例えば、加圧噴射
ホモジナイザー、超音波ホモジナイザーなどのホモジナ
イザーにより均質化を行った脂肪乳剤なども注射剤とし
て使用できる。
非水性液剤、懸濁液または乳濁剤として投与される。非
水性の溶液または懸濁剤は、例えばプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、オリーブ油または大豆油
のような植物油、オレイン酸エチルのような注射しうる
有機エステルを薬学的に許容しうる担体とする。このよ
うな製剤はまた、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安
定化剤のような補助剤を含むことができる。これらの溶
液剤、懸濁剤および乳濁剤は、例えばバクテリア保留フ
ィルターを通す濾過、加熱、殺菌剤の配合あるいは紫外
線照射などの処理を適宜行うことによって、無菌化でき
る。また、無菌の固形製剤を製造し、使用直前に無菌水
または無菌の注射用溶媒に溶解して使用することもでき
る。また、大豆油などの植物油とレシチンなどのリン脂
質、有効成分の均一溶液に水を加え、例えば、加圧噴射
ホモジナイザー、超音波ホモジナイザーなどのホモジナ
イザーにより均質化を行った脂肪乳剤なども注射剤とし
て使用できる。
【0018】経皮投与の剤型としては、例えば軟膏剤、
クリーム剤などが挙げられる。これらは、通常の方法に
より製造される。
クリーム剤などが挙げられる。これらは、通常の方法に
より製造される。
【0019】本発明で示される有効成分を高TG血症の
治療剤、さらには、動脈硬化の予防剤として用いる場
合、患者の病状の程度、年令、性別、体重、投与経路な
どにより異なるが、通常成人1日あたり1μg〜1mg
程度投与することができる。かかる投与量は1日に1回
ないし数回、例えば2〜6回に分けて投与することもで
きる。
治療剤、さらには、動脈硬化の予防剤として用いる場
合、患者の病状の程度、年令、性別、体重、投与経路な
どにより異なるが、通常成人1日あたり1μg〜1mg
程度投与することができる。かかる投与量は1日に1回
ないし数回、例えば2〜6回に分けて投与することもで
きる。
【0020】
[実施例1]細胞の調製 24穴プレート(Costar No.3524)にH
epG2細胞を1×105 cells/wellで播種
し、1mlの培地(10%牛血清を含むeRDF培地
(極東化学))を用いて37℃、5%CO2 下で5日間
培養した。上清の培地を吸引した後、新たに1mlのP
BS(−)緩衝液(宝酒造)で細胞を洗浄し、吸引し
た。この操作を2回繰り返した後、新たに1mlの培地
(eRDF培地)を加え、培地交換した。
epG2細胞を1×105 cells/wellで播種
し、1mlの培地(10%牛血清を含むeRDF培地
(極東化学))を用いて37℃、5%CO2 下で5日間
培養した。上清の培地を吸引した後、新たに1mlのP
BS(−)緩衝液(宝酒造)で細胞を洗浄し、吸引し
た。この操作を2回繰り返した後、新たに1mlの培地
(eRDF培地)を加え、培地交換した。
【0021】サンプルの調製 PD124,966(m.w.776.9)は、ジメチ
ルスルホキシド(以下DMSOとする)に溶解し2×1
0-2Mのサンプル原液を作成した。希釈液はDMSOで
サンプル溶液を希釈することにより得た。
ルスルホキシド(以下DMSOとする)に溶解し2×1
0-2Mのサンプル原液を作成した。希釈液はDMSOで
サンプル溶液を希釈することにより得た。
【0022】TGの産生 先に作成した細胞に、1well当たりこれらのサンプ
ル原液またはその希釈液を5μlおよび14C―酢酸溶液
(アマシャムCode No.CFA13をPBS
(−)緩衝液で4.3倍希釈したもの)を10μl添加
し、37℃、5%CO2 下で1日間培養した。
ル原液またはその希釈液を5μlおよび14C―酢酸溶液
(アマシャムCode No.CFA13をPBS
(−)緩衝液で4.3倍希釈したもの)を10μl添加
し、37℃、5%CO2 下で1日間培養した。
【0023】TGの定量 培養終了後、培養液を除き、1mlの抽出液(n―ヘキ
サンとイソプロピルアルコールを2:1で混合した)を
加え、室温で1時間放置し、細胞中の脂質成分を抽出処
理した。処理後、得た脂質成分を含む抽出液を風乾し
た。さらに、得た残留物質を20μlのn―ヘキサンと
酢酸エチルを9:1で混合した展開液に再溶解し、薄層
クロマトグラフィー用プレート(東京化成S319)に
プロットし、先に示した展開液中で薄層クロマトグラフ
ィーを実施した。風乾後、ヨウ素蒸気中で脂質成分を発
色させ、TGに相当する部分を切り取り、生合成された
TG量を液体シンチレーションカウンターで測定した。
結果を表1に示す。これにより、抗生物質PD124,
966にはトリグリセリド生合成阻害活性があることが
わかる。
サンとイソプロピルアルコールを2:1で混合した)を
加え、室温で1時間放置し、細胞中の脂質成分を抽出処
理した。処理後、得た脂質成分を含む抽出液を風乾し
た。さらに、得た残留物質を20μlのn―ヘキサンと
酢酸エチルを9:1で混合した展開液に再溶解し、薄層
クロマトグラフィー用プレート(東京化成S319)に
プロットし、先に示した展開液中で薄層クロマトグラフ
ィーを実施した。風乾後、ヨウ素蒸気中で脂質成分を発
色させ、TGに相当する部分を切り取り、生合成された
TG量を液体シンチレーションカウンターで測定した。
結果を表1に示す。これにより、抗生物質PD124,
966にはトリグリセリド生合成阻害活性があることが
わかる。
【0024】
【表1】
【0025】[実施例2]ヒト肝ガン細胞HepG2か
らのアセチルCoAカルボキシラーゼの調製 セメンコヴィッチ(CF.Semenkovich)らの報告[J. Bio
l. Chem., 268,6961(1993)]により、ヒ
ト肝ガン細胞HepG2からアセチルCoAカルボキシ
ラーゼの粗酵素液を調製した。10cmデイッシュにH
epG2細胞4×105 cellsを播種し、10%の
牛血清を含むeRDF培地を培地として37℃、5%C
O2 条件下で6日間培養した。細胞を集めて3mlの緩
衝液A(100mM K3 PO4 (pH7.0)、1m
M EDTA(pH8)、250mMショ糖、5mM
2―メルカプトエタノールに懸濁し、超音波破砕機によ
って破砕し、遠心分離により粗酵素液を上清として取得
した。
らのアセチルCoAカルボキシラーゼの調製 セメンコヴィッチ(CF.Semenkovich)らの報告[J. Bio
l. Chem., 268,6961(1993)]により、ヒ
ト肝ガン細胞HepG2からアセチルCoAカルボキシ
ラーゼの粗酵素液を調製した。10cmデイッシュにH
epG2細胞4×105 cellsを播種し、10%の
牛血清を含むeRDF培地を培地として37℃、5%C
O2 条件下で6日間培養した。細胞を集めて3mlの緩
衝液A(100mM K3 PO4 (pH7.0)、1m
M EDTA(pH8)、250mMショ糖、5mM
2―メルカプトエタノールに懸濁し、超音波破砕機によ
って破砕し、遠心分離により粗酵素液を上清として取得
した。
【0026】サンプルの調製 PD124,966をDMSOに溶解し、2×10-3M
の原液を調製した。希釈液はDMSOで希釈することに
より得た。
の原液を調製した。希釈液はDMSOで希釈することに
より得た。
【0027】アセチルCoAカルボキシラーゼ活性の測
定 タナベ(T.Tanabe)らの報告[Methods In Enzymology,
71,5(1981)]によりアセチルCoAカルボキ
シラーゼ活性の測定を行った。反応液(50mM Tr
is・HCl(pH7.5)、10mMクエン酸カリウ
ム、10mM塩化マグネシウム、0.75mg/ml牛
血清アルブミン、0.5mMホスホエノールピルビン酸
カリウム、3.75mMグルタチオン、0.125mM
アセチルCoA、6μg/mlラクテートデヒドロゲナ
ーゼ、ピルペートキナーゼ15μg/ml)735μl
に10mMアセチルCoA(和光純薬)10μl、10
mM NADPH(オリエンタル酵母)10μl、He
pG2細胞粗酵素液100μlとサンプル10μlを添
加した。37℃で10分インキュベート後、150mM
ATPを20μl添加して室温で2分間放置し、1M
炭酸水素カリウムを20μl添加して反応を開始した。
340nmの吸光度変化量を測定した。1ユニットは1
μmolのNADPHが1分間に酸化される量とした。
結果を表2に示す。これにより、抗生物質PD124,
966にはヒトアセチルCoAカルボキシラーゼを阻害
する活性があることがわかる。
定 タナベ(T.Tanabe)らの報告[Methods In Enzymology,
71,5(1981)]によりアセチルCoAカルボキ
シラーゼ活性の測定を行った。反応液(50mM Tr
is・HCl(pH7.5)、10mMクエン酸カリウ
ム、10mM塩化マグネシウム、0.75mg/ml牛
血清アルブミン、0.5mMホスホエノールピルビン酸
カリウム、3.75mMグルタチオン、0.125mM
アセチルCoA、6μg/mlラクテートデヒドロゲナ
ーゼ、ピルペートキナーゼ15μg/ml)735μl
に10mMアセチルCoA(和光純薬)10μl、10
mM NADPH(オリエンタル酵母)10μl、He
pG2細胞粗酵素液100μlとサンプル10μlを添
加した。37℃で10分インキュベート後、150mM
ATPを20μl添加して室温で2分間放置し、1M
炭酸水素カリウムを20μl添加して反応を開始した。
340nmの吸光度変化量を測定した。1ユニットは1
μmolのNADPHが1分間に酸化される量とした。
結果を表2に示す。これにより、抗生物質PD124,
966にはヒトアセチルCoAカルボキシラーゼを阻害
する活性があることがわかる。
【0028】
【表2】
【0029】[実施例3]ラット肝ホモジネートの調製 タナベ(T.Tanabe)らの報告[Methods In Enzymology,
71,5(1981)]により、ラット肝ホモジネート
を調製した。Wistar系ラット雄、9週齢をネンブ
タール麻酔し、脱血後、肝臓を摘出した。重量の2倍量
の緩衝液B(100mMリン酸カリウム(pH7.
4)、4mM EDTA、10mM 2―メルカプトエ
タノール、0.2mM PMSF、250mMショ糖)
を添加し、ホモジナイザー(ポリトロン)で破砕した。
超遠心(100,000×g)により上清を取得し、固
形硫酸アンモニウムを添加することにより30%飽和と
し、遠心により沈殿物を回収した。得られた沈殿物を
0.1倍量の上記緩衝液Bに懸濁し、粗酵素液とした。
71,5(1981)]により、ラット肝ホモジネート
を調製した。Wistar系ラット雄、9週齢をネンブ
タール麻酔し、脱血後、肝臓を摘出した。重量の2倍量
の緩衝液B(100mMリン酸カリウム(pH7.
4)、4mM EDTA、10mM 2―メルカプトエ
タノール、0.2mM PMSF、250mMショ糖)
を添加し、ホモジナイザー(ポリトロン)で破砕した。
超遠心(100,000×g)により上清を取得し、固
形硫酸アンモニウムを添加することにより30%飽和と
し、遠心により沈殿物を回収した。得られた沈殿物を
0.1倍量の上記緩衝液Bに懸濁し、粗酵素液とした。
【0030】アセチルCoAカルボキシラーゼ活性の測
定 タナベ(T.Tanabe)らの報告[Methods In Enzymology,
71,5(1981)]によりアセチルCoAカルボキ
シラーゼ活性の測定を行った。反応液50mMTris
・HCl(pH7.5)、10mMクエン酸カリウム、
10mM塩化マグネシウム、0.75mg/ml牛血清
アルブミン、0.5mMホスホエノールピルビン酸カリ
ウム、3.75mMグルタチオン、0.125mMアセ
チルCoA、6μg/mlラクテートデヒドロゲナー
ゼ、ピルベートキナーゼ15μg/ml)735μlに
10mMアセチルCoA(和光純薬)10μl、10m
MNADPH(オリエンタル酵母)10μl、ラット肝
粗酵素液50μlとサンプル10μlを添加した。37
℃で10分インキュベート後、150mM ATP20
μlを添加して室温で2分間放置し、1M炭酸水素カリ
ウム20μlを添加して反応を開始した。340nmの
吸光度変化量を測定した。1ユニットは1μmolのN
ADPHが1分間に酸化される量とした。その結果を表
3に示す。これにより抗生物質PD124,966には
ラットアセチルCoAカルボキシラーゼを阻害する活性
があることがわかる。
定 タナベ(T.Tanabe)らの報告[Methods In Enzymology,
71,5(1981)]によりアセチルCoAカルボキ
シラーゼ活性の測定を行った。反応液50mMTris
・HCl(pH7.5)、10mMクエン酸カリウム、
10mM塩化マグネシウム、0.75mg/ml牛血清
アルブミン、0.5mMホスホエノールピルビン酸カリ
ウム、3.75mMグルタチオン、0.125mMアセ
チルCoA、6μg/mlラクテートデヒドロゲナー
ゼ、ピルベートキナーゼ15μg/ml)735μlに
10mMアセチルCoA(和光純薬)10μl、10m
MNADPH(オリエンタル酵母)10μl、ラット肝
粗酵素液50μlとサンプル10μlを添加した。37
℃で10分インキュベート後、150mM ATP20
μlを添加して室温で2分間放置し、1M炭酸水素カリ
ウム20μlを添加して反応を開始した。340nmの
吸光度変化量を測定した。1ユニットは1μmolのN
ADPHが1分間に酸化される量とした。その結果を表
3に示す。これにより抗生物質PD124,966には
ラットアセチルCoAカルボキシラーゼを阻害する活性
があることがわかる。
【0031】
【表3】
【0032】[実施例4]1錠が次の組成よりなる錠剤
を製造した。 活性成分 200μg 乳糖 180mg バレイショデンプン 50mg ポリビニルピロリドン 10mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 活性成分、乳糖、およびバレイショデンプンを混合し、
これをポリビニルピロリドンの20%エタノール溶液で
均等に湿潤させた。これを20mmメッシュのふるいに
通し、45℃にて乾燥させ、再び15mmのメッシュを
通した。こうして得た顆粒をステアリン酸マグネシウム
と混和し、錠剤に圧縮した。
を製造した。 活性成分 200μg 乳糖 180mg バレイショデンプン 50mg ポリビニルピロリドン 10mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 活性成分、乳糖、およびバレイショデンプンを混合し、
これをポリビニルピロリドンの20%エタノール溶液で
均等に湿潤させた。これを20mmメッシュのふるいに
通し、45℃にて乾燥させ、再び15mmのメッシュを
通した。こうして得た顆粒をステアリン酸マグネシウム
と混和し、錠剤に圧縮した。
【0033】[実施例5]1カプセルが次の組成を含有
する硬質ゼラチンカプセルを製造した。 活性成分 100μg 微晶セルロース 195mg 無定形珪酸 5mg 活性成分、微晶セルロース、および未プレスの無定形珪
酸を十分に混和し、硬質ゼラチンカプセルに詰めた。
する硬質ゼラチンカプセルを製造した。 活性成分 100μg 微晶セルロース 195mg 無定形珪酸 5mg 活性成分、微晶セルロース、および未プレスの無定形珪
酸を十分に混和し、硬質ゼラチンカプセルに詰めた。
【0034】[実施例6]活性成分を分画ココナッツ油
に溶解した。また下記処方による剤皮成分に加温溶解
し、1カプセル中に活性成分を100μg含有するよう
に軟カプセル製造機を用いて、常法により軟カプセル剤
を製造した。 剤皮処方 ゼラチン 10重量部 グリセリン 5重量部 ソルビン酸 0.08重量部 精製水 14重量部
に溶解した。また下記処方による剤皮成分に加温溶解
し、1カプセル中に活性成分を100μg含有するよう
に軟カプセル製造機を用いて、常法により軟カプセル剤
を製造した。 剤皮処方 ゼラチン 10重量部 グリセリン 5重量部 ソルビン酸 0.08重量部 精製水 14重量部
【0035】
【発明の効果】本発明の薬剤は、血中のトリグリセリド
を低下させる効果を有し、高トリグリセリド血症の治療
剤、さらには動脈硬化症の予防剤として用いることがで
きる。
を低下させる効果を有し、高トリグリセリド血症の治療
剤、さらには動脈硬化症の予防剤として用いることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北井 一男 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人 株式会社東京研究センター内 (72)発明者 杉本 圭則 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人 株式会社東京研究センター内
Claims (3)
- 【請求項1】 抗生物質PD124,966を有効成分
として含有するトリグリセリド生合成阻害剤。 - 【請求項2】 抗生物質PD124,966を有効成分
として含有するアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害
剤。 - 【請求項3】 抗生物質PD124,966を有効成分
として含有する血中トリグリセリド低下剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204618A JPH0952841A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | トリグリセリド生合成阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204618A JPH0952841A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | トリグリセリド生合成阻害剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952841A true JPH0952841A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16493466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7204618A Pending JPH0952841A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | トリグリセリド生合成阻害剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0952841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020954A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Food Industry Research & Development Inst | ウコギ属植物(Eleutherococcusspp.)の抽出物、並びにその調製方法及び使用 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7204618A patent/JPH0952841A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020954A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Food Industry Research & Development Inst | ウコギ属植物(Eleutherococcusspp.)の抽出物、並びにその調製方法及び使用 |
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