JPH09522A - 超音波プローブ及び超音波診断装置 - Google Patents

超音波プローブ及び超音波診断装置

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Publication number
JPH09522A
JPH09522A JP15778395A JP15778395A JPH09522A JP H09522 A JPH09522 A JP H09522A JP 15778395 A JP15778395 A JP 15778395A JP 15778395 A JP15778395 A JP 15778395A JP H09522 A JPH09522 A JP H09522A
Authority
JP
Japan
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ultrasonic
vibration frequency
probe
transducer
vibrator
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JP15778395A
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English (en)
Inventor
Nobuki Kudo
信樹 工藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カテーテルの径を小さくする。 【構成】 この超音波プローブは、カテーテル130内
の先端側に配置された第1の超音波振動子110aと、
この第1の超音波振動子110aに対してカテーテル1
30内の長手方向に配置され、第1の超音波振動子11
0aよりも低い振動周波数の第2の超音波振動子110
bと、第1及び第2の超音波振動子の回転駆動用の回転
力を伝達するためのトルク伝達材120bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カテーテル状の形状を
もち、血管内に挿入するための超音波プローブと、この
超音波プローブを用いた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に超音波振動子を設けたカテーテル
を血管内に通して血管内壁の断層像をより良く観察する
ようにしようとするものとして、血管内超音波診断法
(IVUS)がある。
【0003】図20は、このIVUSにもちいられるプ
ローブの一例として、周波数の異なる複数の振動子を表
裏に張り合わせた構造のプローブを示したものである。
(a)は斜視図、(b)は断面図である。このような超
音波プローブとして、例えば、次のようなものがある。
【0004】まず、表裏に7.5MHzと12MHzの
2つの振動子を張り合わせた構造のものが「特開平04
−2335」公報に記載されている。この超音波プロー
ブでは、Dualシングル振動子が例としてあがってお
り、また、音響レンズ表面にCVD,プラズマCVD,
スパッタリング,イオン注入等の方法で厚さλ/4程度
のAl2 3 ,BN,SiCのセラミックコーティング
を行うことにより、ガス滅菌などによる経年変化を防ぐ
ようになっているという。
【0005】また、表裏に2つの振動子を走査方向を軸
方向にずらして張り合わせ、低周波側の振動子の音響窓
を厚くした構造のものが「特開平05−42155」公
報に記載されている。表裏に周波数の異なる振動子を設
け、その低周波振動子の開口面積を高周波振動子の開口
面積よりも小さくする事で内溶液の減衰量及び生体の減
衰量を同じくし、切り替えのごとに装置調整を必要とし
ている。
【0006】そして、周波数の異なる2の振動子を表裏
に張り合わせ、低周波振動子の開口面積を高周波振動子
よりも小さくした構造のものが「特開平05−4964
1」公報に記載されている。これによって、高周波側の
感度低下を防ぎ、さらに窓強度の確保にもつながるとい
う。
【0007】IVUSにもちいられるプローブを用いた
超音波診断装置では、図21に示すように、カテーテル
の軸方向に回転するようにトルクワイヤを介してモータ
ーによって回転駆動され、超音波ビームはカテーテルの
回りを機械的に走査されるようになっている。
【0008】図22は、振動子の超音波送受信のための
回路の一部を示したものである。
【0009】この超音波送受信回路は、超音波振動子を
駆動するための電気信号を与えるパルサーを有し、トラ
ンスを介して駆動用の電気的パルスが超音波振動子に与
えられるようになっている。そして、振動子で受信され
たエコーは、トランスを介して増幅器で増幅され、受信
信号として次段の回路に与えられるようになっている。
【0010】送受信回路からの振動子を駆動するための
信号線は、トルクワイヤの内腔を通すようになってお
り、カテーテルの口径を小さくする必要があることか
ら、例えば、トルクワイヤの内径0.4mmに対して信号
線の配線材に0.3mmの往復線が用いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、振動子をカ
テーテル内に設けた構造を持つカテ先プローブは、血管
内に挿入した場合に、血栓により狹搾した血管に入れる
場合にも血流を阻害することが無いようになるべく径が
細い事が望ましい。したがって、径を細くした場合に方
位方向の分解能を落とさないように高周波化されている
場合が多い。すなわち、高周波化することにより方位方
向の空間分解能を悪化させること無く、プローブの径を
細くすることが可能になるようにするのが望ましい。
【0012】しかし、前述したように、2つの振動子を
持ち、2つの周波数で駆動するという従来例において
は、いずれも2の振動子を表裏に張り合わせるという構
造である事から、その2枚の振動子をカテーテルに入れ
ることになり、カテーテルの径が太くなってしまうとい
う問題があった。しかも、カテーテルの径は、サイズが
大きい低い方の周波数の振動子の口径によって決まって
しまい、口径を小さくするのに制限があるという問題が
ある。
【0013】また、IVUSにもちいられるプローブ
で、上述のように異なる周波数の2つの振動子を用いた
場合にも送受信回路からの振動子を駆動するための信号
線は、トルクワイヤの内腔を通ることになり、信号線の
本数の増加はトルクワイヤの太さ、ひいてはカテーテル
の口径の増大につながる。カテーテルの口径を小さくす
る必要があることから、太さが限界であることから、本
数を増やす事ができず、非常に少なくするのが望まし
い。また、そのように配線に対応した超音波送受信回路
である必要がある。
【0014】そこで、上述の問題点に鑑み、2つの周波
数で駆動できる超音波プローブにおいて、よりカテーテ
ルの径を小さくするとともに、この超音波プローブを駆
動するための超音波診断装置を提供する事をその目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1にかかる
超音波プローブは、カテーテル内の先端側に配置された
第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子に対し
てカテーテル内の長手方向に配置され、第1の超音波振
動子よりも低い振動周波数の第2の超音波振動子と、第
1及び第2の超音波振動子の回転駆動用の回転力を伝達
するためのトルク伝達材とを備える。
【0016】本発明請求項2にかかる超音波プローブ
は、請求項2の構成に加えて、第1の超音波振動子は、
カテーテルの先端側に配置されていることを特徴とす
る。
【0017】本発明請求項3にかかる超音波プローブ
は、請求項1乃至2の構成に加えて、第1の超音波振動
子は、第2の超音波振動子よりも小さく、カテーテルの
先端側が細くなっていることを特徴とする。
【0018】本発明請求項4にかかる超音波プローブ
は、請求項1乃至3の構成に加えて、第1の超音波振動
子は、第2の超音波振動子とはトルク伝達材からの回転
力を伝達するトルクワイヤで繋がれていることを特徴と
する。
【0019】本発明請求項5にかかる超音波診断装置
は、超音波ビームをカテーテルの回りに機械的に走査さ
せて超音波像を得るための超音波診断装置において、第
1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも低
い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、第1及び
第2の超音波振動子が並列に接続された超音波プローブ
と、第1及び第2の超音波振動子に幅の狭い駆動パルス
を与えるパルサーと、超音波プローブからのエコーのう
ち第1の超音波振動子の振動周波数の成分を受信して画
像データに変換するとともに、第2の超音波振動子の振
動周波数の成分を受信して画像データに変換する送受信
部とを有し、画像データをビデオ信号に変換し、第1の
超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、第2の
超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
るための手段とを有する事を特徴とする。
【0020】本発明請求項6にかかる超音波診断装置
は、超音波ビームをカテーテルの回りに機械的に走査さ
せて超音波像を得るための超音波診断装置において、第
1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも低
い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、第1及び
第2の超音波振動子が並列に接続された超音波プローブ
と、第1の超音波振動子の振動周波数に最適化された第
1の駆動パルスを与える第1のパルサーと、第2の超音
波振動子の振動周波数に最適化された第2の駆動パルス
を与える第2のパルサーと、超音波プローブからのエコ
ーのうち第1の超音波振動子の振動周波数の成分を受信
して画像データに変換するとともに、第2の超音波振動
子の振動周波数の成分を受信して画像データに変換する
送受信部とを有し、画像データをビデオ信号に変換し、
第1の超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、
第2の超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを
表示するための手段とを有する事を特徴とする。
【0021】本発明請求項7にかかる超音波診断装置
は、請求項6の構成に加えて、第1の駆動パルスと第2
の駆動パルスとを切り替えて超音波プローブに与えるた
めのスイッチをさらに有し、第1の駆動パルスと第2の
駆動パルスとは交互に切り替えて超音波プローブに与え
られる事を特徴とする。
【0022】本発明請求項8にかかる超音波診断装置
は、超音波ビームをカテーテルの回りに機械的に走査さ
せて超音波像を得るための超音波診断装置において、第
1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも低
い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、第1及び
第2の超音波振動子の端子の一方が共通のラインに接続
された超音波プローブと、第1の超音波振動子の振動周
波数に最適化された第1の駆動パルスを与えるための第
1のパルサーと、第2の超音波振動子の振動周波数に最
適化された第2の駆動パルスを与えるための第2のパル
サーと、超音波プローブからのエコーのうち第1の超音
波振動子の振動周波数の成分を受信して画像データに変
換するとともに、第2の超音波振動子の振動周波数の成
分を受信して画像データに変換する送受信部とを有し、
画像データをビデオ信号に変換し、第1の超音波振動子
の振動周波数の成分の超音波像と、前記第2の超音波振
動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示するための
手段とを有する事を特徴とする。
【0023】本発明請求項9にかかる超音波診断装置
は、請求項8の構成に加えて、第1の駆動パルスと第2
の駆動パルスとは、交互に切り替えて前記超音波プロー
ブに与えられる事を特徴とする。
【0024】本発明請求項10にかかる超音波診断装置
は、超音波ビームをカテーテルの回りに機械的に走査さ
せて超音波像を得るための超音波診断装置において、第
1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも低
い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、第1及び
第2の超音波振動子の端子の一方が共通のラインに接続
された超音波プローブと、第1の超音波振動子のもう一
方の端子と共通のラインを介して第1の超音波振動子の
振動周波数に最適化された第1の駆動パルスを与えるた
めの第1のパルサーと、第2の超音波振動子のもう一方
の端子と共通のラインを介して第2の超音波振動子の振
動周波数に最適化された第2の駆動パルスを与えるため
の第2のパルサーと、超音波プローブからのエコーのう
ち第1の超音波振動子の振動周波数の成分を受信して画
像データに変換するとともに、第2の超音波振動子の振
動周波数の成分を受信して画像データに変換する送受信
部とを有し、画像データをビデオ信号に変換し、第1の
超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、第2の
超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
るための手段とを有する事を特徴とする。
【0025】本発明請求項11にかかる超音波診断装置
は、超音波ビームをカテーテルの回りに機械的に走査さ
せて超音波像を得るための超音波診断装置において、第
1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも低
い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、第1及び
第2の超音波振動子の端子の一方が共通のラインに接続
された超音波プローブと、第1の超音波振動子のもう一
方の端子と共通のラインを介して第1の超音波振動子の
振動周波数に最適化された第1の駆動パルスを与えるた
めの第1のパルサーと、第2の超音波振動子のもう一方
の端子と共通のラインを介して第2の超音波振動子の振
動周波数に最適化された第2の駆動パルスを与えるため
の第2のパルサーと、第1の駆動パルス及び第2の駆動
パルスを超音波プローブに与える為のトランスと、第1
の超音波振動子及び第2の超音波振動子とトランスとの
接続を切り替える第1のスイッチと、第1のパルサー及
び第2のパルサーとトランスとの接続を切り替える第2
のスイッチと、超音波プローブからのエコーを受信して
画像データに変換する送受信部とを有し、画像データを
ビデオ信号に変換し、第1の超音波振動子の振動周波数
の超音波像と、第2の超音波振動子の振動周波数の超音
波像とを表示するための手段とを有する事を特徴とす
る。
【0026】
【作用】本発明請求項1にかかる超音波プローブによれ
ば、カテーテル内の先端側に第1の超音波振動子及び第
2の超音波振動子をカテーテル内の長手方向に配置する
ことにより、より細く形成する事ができる。これによっ
てプローブを差し替えること無く、狭いところでも超音
波プローブを差し込んで、高分解能で深部観察を一本の
プローブで実現することができる。
【0027】本発明請求項2にかかる超音波プローブに
よれば、第1の超音波振動子をカテーテルの先端側に配
置することにより、先端部を細くすることが可能になる
ので、狭搾の観察が可能となる。
【0028】本発明請求項3にかかる超音波プローブに
よれば、カテーテルの先端側を細くすることにより、先
端硬性部を小さくする事ができる。
【0029】本発明請求項4にかかる超音波プローブに
よれば、高度狭搾の曲がった部分に入りやすくし、より
長い区間の高度狭搾の観察が可能となる。
【0030】本発明請求項5にかかる超音波診断装置に
よれば、第1及び第2の超音波振動子に幅の狭い駆動パ
ルスを与えることにより、第1及び第2の超音波振動子
からはそれに応じた振動周波数の超音波が出力される。
第1及び第2の超音波振動子でエコーを受信するわけで
あるが、受信したエコーには、第1及び第2の超音波振
動子の振動周波数の成分が混ざっており、送受信部で第
1の超音波振動子の振動周波数の画像データ及び第2の
超音波振動子の振動周波数の画像データに変換される。
【0031】そして、第1の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像と、第2の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像とが表示される。この様に、複数の振
動周波数の超音波像を得ることができる。
【0032】本発明請求項6にかかる超音波診断装置に
よれば、第1及び第2のパルサーそれぞれから第1及び
第2の駆動パルスをともに第1及び第2の超音波振動子
に与え、第1及び第2の超音波振動子でエコーを受信す
る。受信したエコーには、第1及び第2の超音波振動子
の振動周波数の成分が混ざっており、送受信部で第1の
超音波振動子の振動周波数の画像データ及び第2の超音
波振動子の振動周波数の画像データに変換される。
【0033】そして、第1の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像と、第2の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像とが表示される。この様に、複数の振
動周波数の超音波像を得ることができる。
【0034】本発明請求項7にかかる超音波診断装置
は、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとは交互に切
り替えることにより、クロストークを抑えることができ
る。
【0035】本発明請求項8、10、11にかかる超音
波診断装置によれば、超音波プローブの第1及び第2の
超音波振動子の端子の一方が共通のラインに接続し、第
1の駆動パルス及び第2の駆動パルスをそれぞれ別々に
第1及び第2の超音波振動子に与えるようにすることに
より、複数の振動周波数の超音波像を得ることができ
る。
【0036】本発明請求項9にかかる超音波診断装置に
よれば、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとは、交
互に切り替えることにより、クロストークを抑えること
ができる。
【0037】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、同一または同等の構成要素については、同一の符
号を用いると共にその説明は省略するものとする。
【0038】図1は、本発明の超音波プローブの第1の
実施例を示したものである。
【0039】図1の超音波プローブは、カテーテル13
0内に、超音波振動子110a、110bをカテーテル
130の長手方向に配置し、超音波振動子110aをカ
テーテル130の先端側に配置した構造になっている。
【0040】カテーテル130は、血管などの生体内管
腔臓器に挿入されるものであり、細径で柔軟性のあるプ
ラスチックを用いて、管状に構成されている。
【0041】超音波振動子110aには30MHzの振
動周波数のものを、超音波振動子110bには10MH
zの振動周波数のものが用いれられ、カテーテル130
の先端部の径を1F(1Fは0.33mm)、超音波振動子1
10bの近傍の径3F程度の大きさにしている。超音波
振動子110a及び110bが回転駆動用のトルクワイ
ヤ120aによって結合され一緒に回転するようになっ
ており、その回転は、後述する超音波診断装置のモータ
から超音波振動子110bにつながれたトルクワイヤ1
20bを介して伝達されるようになっている。
【0042】高周波側の超音波振動子110aを超音波
振動子110bよりもサイズの小さいものにして、方位
方向の空間分解能が同じようになるようにしている。ま
た、これによって、カテーテル130の先端側が細くな
るようにしている。
【0043】この様に、超音波振動子110a、110
bをカテーテル130の長手方向に配置することによ
り、振動子を重ねる構造になっていないため、前述した
従来例よりもカテーテル130を細くすることができ
る。これによって、先端硬性部を小さくする事ができ
る。トルクワイヤ120aで繋ぐようにしていることか
ら、カテーテル130の先端側を細くし、かつ長くする
ことが可能になる。
【0044】通常は、超音波振動子110bの方を使っ
て超音波像を見るが、狭搾率が高い部分では超音波振動
子110aを突っ込んで超音波像を見るようになってい
る。この様に先端硬性部を短く小さくすることにより、
図2のように直径約2〜3mmの冠動脈105の狭搾部位
106の観察、図3のように大血管の血管壁107の観
察をこのIVUS用超音波プローブ1本で行うことが可
能となる。特に、トルクワイヤ120aで繋いで、曲が
りやすくしていることから、高度狭搾の曲がった部分に
入りやすくし、より長い区間の高度狭搾の観察が可能と
なる。
【0045】このように、本発明の超音波プローブによ
れば、プローブを差し替えること無く、狭いところでも
超音波プローブを差し込んで、高分解能で深部観察を一
本のプローブで実現することができる。
【0046】図4は、本発明の超音波プローブの第2の
実施例を示したものである。
【0047】図4の超音波プローブは、カテーテル13
0内に、超音波振動子110a、110bをカテーテル
130の長手方向に配置した構造になっている点は第1
の実施例と同じであるが、超音波振動子110a、11
0bを密着させた構造になっている点に特徴がある。そ
して、第1の実施例と同様、超音波振動子110a及び
110bを回転駆動用のトルクワイヤ120bによって
回転させるようになっている。
【0048】図5はA断面、図6はB断面を示したもの
である。この様に、先端硬性部を超音波振動子110
a、110bを長手方向に配置した構成することで、第
1実施例と同様、前述した従来例よりもカテーテル13
0を細くすることができる。この実施例の場合、トルク
ワイヤ120aがないため構成は簡単になる。
【0049】図6は、本発明の超音波プローブの第3の
実施例を示したものであり、図7はその側面図を示した
ものである。
【0050】この超音波プローブは、カテーテル130
内に、超音波振動子110a、110bをカテーテル1
30の長手方向に配置した構造になっている点及び超音
波振動子110a、110bを密着させた構造になって
いる点は第2の実施例と同じであり、上記各実施例と同
様、超音波振動子110a及び110bを回転駆動用の
トルクワイヤ120bによって回転させるようになって
いる。そして、カテーテル130の先端側にある超音波
振動子110aを超音波振動子110bよりもサイズの
小さいものにしている点に特徴があり、第2の実施例よ
りも、カテーテル130の先端側が細くなるようにして
いる。先端部を細径にすることにより、狭搾率の高い血
管にプローブを入れることが可能になる。
【0051】また、図8(a)に示すように超音波振動
子の口径Dとし、図8(b)に示すように超音波の集束
点をF0 とすると、音速C,超音波の周波数fを用い
て、集束点でのビーム幅Wは次の式(1)で示される。
【0052】 W=2F0 ・C/(D・f) ……(1) このことから、超音波の周波数fが高くなると、より小
さい口径で、同じ超音波ビーム幅を作ることができる。
したがって、周波数が高い場合は、低い場合に比べて口
径が細くても包囲方向の分解能を確保することができる
ので、方位方向の空間分解能が同じようになるようにす
ることができる。これによって、比較的血管の近い断面
を異なる周波数で観察すること可能になり、ほぼ同じ位
置に関して深部と浅部を同時に高分解能の像として得る
ことができる。この点に付いては第1実施例についても
同じである。
【0053】図9は、上記プローブを用いた本発明の超
音波診断装置について第1の実施例の構成例を示したも
のである。
【0054】超音波プローブ210は、上述したよう
な、カテーテル130内に、超音波振動子110a、1
10bをカテーテルの長手方向に配置した構造を有する
ものが用いられ、トルクワイヤ120bを介してモータ
290からの回転力が伝達されるようになっている。そ
して、超音波振動子110a、110bは電気的に並列
に接続されており、本実施例はこの点に特徴がある。
【0055】送受信部220は、超音波振動子110
a、110bを2つの周波数f1 ,f2 で超音波駆動す
ると共に、エコーを受信してデジタル値の画像データに
変換するためのものであり、トランス222、パルサー
224、バッファアンプ226a,b、フィルター22
7a,b、A/D変換器228a,bで構成されてい
る。パルサー224は、超音波振動子110a、110
bを駆動するためのパルスを出力するためのものであ
り、このパルス幅は非常に短いものになっている。バッ
ファアンプ226a、フィルター227a、A/D変換
器228aは、エコーのうち周波数f1 の成分を受信し
て画像データに変換するための回路であり、バッファア
ンプ226b、フィルター227b、A/D変換器22
8bは、エコーのうち周波数f2 の成分を受信して画像
データに変換するための回路である。
【0056】デジタルスキャンコンバータ240は、画
像データを内部のイメージメモリーに転送すると共に、
この画像データを順次読みだされたデジタルのビデオ信
号として出力するための回路である。D/A変換器25
0は、このデジタルのビデオ信号をアナログのビデオ信
号に変換し、モニタ260で超音波像を表示するように
なっている。これらデジタルスキャンコンバータ24
0、D/A変換器250、モニタ260が、上記画像デ
ータをビデオ信号に変換し、振動周波数f1 の成分の超
音波像と、振動周波数f2 の成分の超音波像とを表示す
るための手段を成す。
【0057】システムクロック回路270は、装置各部
に同期して動作するようにシステムクロックを与える回
路である。メカコントロール部280はモータ290の
回転を駆動制御するための回路である。モータ290で
超音波振動子110a、110bを回転させることによ
ってプローブ210の周囲に超音波を出力するように、
メカニカルスキャンが行われる。
【0058】図10(a)は、パルサー224から出力
される超音波振動子駆動用のパルスの波形を示し、イン
パルス状になっている。(b)は超音波振動子110b
から出力される超音波の波形を、(c)は超音波振動子
110aから出力される超音波の波形を示している。
【0059】パルサー224から出力されるパルスは、
図11(a)のように広い帯域に周波数成分が分布し、
超音波振動子110a、110bは、その共振特性に応
じた周波数の超音波を出力する。すなわち、超音波振動
子110bからは、共振する周波数成分即ち周波数f2
の成分の超音波が出力される。また、超音波振動子11
0aからは、共振する周波数成分即ち周波数f1 の成分
の超音波が出力される。そして、超音波振動子110
a、110bは共振特性に応じた周波数の超音波を受信
する。(b)は超音波振動子110bの受信スペクトル
を、(c)は超音波振動子110bの受信スペクトルを
示したものである。プローブ210で受信したエコー
は、(d)のスペクトルに示すように、これらの超音波
振動子110a、110bの受信した信号を加算したも
のになっており、いわば周波数多重化されたようになっ
ている。
【0060】この受信したエコーは、トランス222を
介してバッファアンプ226a,226bに与えられ、
増幅されてバンドパスフィルター227aで周波数f1
の成分が分離され(図11(e))、バンドパスフィル
ター227bで周波数f2 の成分が分離される(図11
(f))。これらの超音波エコーはA/D変換器228
a,228bで画像データに変換され、デジタルスキャ
ンコンバータ240およびD/A変換器250でアナロ
グのビデオ信号に変換され、周波数f1 の成分の超音波
像及び周波数f2 の成分の超音波像がモニタ260に表
示される。
【0061】この様に、超音波振動子110a、110
bを並列に接続して広帯域のパルスをこれらに同時に与
え、受信した信号から各超音波振動子の共振特性に応じ
た周波数の成分を取り出すことにより、2つの周波数f
1 ,f2 の超音波像を同時に得ることができる。
【0062】そして、この実施例の場合では、プローブ
210の超音波振動子110a、110bを並列に接続
している事から、プローブ210と送受信部220との
間は1往復の配線材(2本)ですみ、カテーテルの口径
を最も小さくする事ができる。
【0063】なお、上記実施例は2つの超音波振動子を
並列に接続した例を示したが、より多くの超音波振動子
を並列に接続するようにしても良い(この場合、バッフ
ァアンプ、フィルター、A/D変換器は超音波振動子の
数だけ設ける)。この点については以下の実施例も同様
である。
【0064】図12は、上記プローブを用いた本発明の
超音波診断装置について第2の実施例の構成例を示した
ものである。
【0065】この実施例において、各構成要素は上記第
1の実施例とほぼ同じである。前述の第1の実施例で
は、1つの広帯域パルサーで駆動していたのに対し、こ
の実施例では、超音波振動子110a、110bそれぞ
れに最も駆動効率が大きくなるように最適化されたパル
サーとして周波数f1 を出力するもの(符号224
a),周波数f2 を出力するもの(符号224b)の2
つを有する。また、これらのパルサー224a,224
bの切り替用のスイッチS1を有し、この実施例はこの
点に特徴がある。
【0066】パルサー224a,224bからの信号は
スイッチS1によって時間的に切り替えられ、超音波振
動子110a、110bの駆動が行われる。スイッチS
1が周波数f2 のパルサー224bの側にある場合、超
音波振動子110a、110bの両方が駆動されるが、
駆動波形は周波数f2 に最適化されているため、図13
(a)のように、共振周波数f2 の超音波振動子110
bの送受信感度が高くなり、図13(b)のように、周
波数f1 の超音波振動子110aについての送受信感度
は低くなる。したがって、プローブ210bの受信信号
のスペクトルは、図13(c)のように、周波数f2
成分は周波数f1 と比べてはるかに大きくなる。バンド
パスフィルター227bで十分に周波数f1 の成分が抑
えられる事から、良好な周波数f2 の超音波像が得られ
る。
【0067】同様に、スイッチS1が周波数f1 のパル
サー224aの側にある場合は、周波数f1 の成分は周
波数f2 と比べてはるかに大きくなる。バンドパスフィ
ルター227aで十分に周波数f2 の成分が抑えられる
事から、良好な周波数f1 の超音波像が得られる。
【0068】このように、スイッチS1で駆動周波数を
変えることにより、周波数f1 の超音波像の分離度と周
波数f2 の超音波像の分離度を向上させることができ
る。プローブと送受信部220との間を1往復の配線材
(2本)ですみ、カテーテルの口径を最も小さくする事
ができるのは同様であるが、第1実施例では、複数の振
動子からの送受信信号の弁別能が不足である場合には効
果的である。
【0069】図14は、上記プローブを用いた本発明の
超音波診断装置について第3の実施例の構成例を示した
ものである。
【0070】この実施例において、各構成要素は上記第
1及び第2の実施例とほぼ同じである。この実施例で
は、プローブ210bの超音波振動子110a、110
bを並列に繋ぐのではなくグランドライン110cを共
通に接続している。そして、超音波振動子110aに駆
動信号を与えるためのトランス222aと、超音波振動
子110bに駆動信号を与えるためのトランス222b
という2つのトランスが設けられている。そして、トラ
ンス222aを介して超音波振動子110aに駆動波形
が周波数f1 に最適化されたパルスを与えるためのパル
サー224aと、トランス222bを介して超音波振動
子110bに駆動波形が周波数f2 に最適化されたパル
スを与えるためのパルサー224bとを有している。こ
れによって、超音波振動子110a、110bを別々に
駆動しており、この実施例は、この点に特徴がある。
【0071】図15は、超音波振動子110a、110
bを駆動するための周波数f1 ,f2 のパルスを与える
タイミングの時間シーケンスを示したものである。図1
5(a)のように、パルサー224aから周波数f1
パルスを与えて超音波振動子110aを駆動し(同図
(b))、周波数f1 のパルスのエコーを受信した後
(同図(b’))、パルサー224bから周波数f2
パルスを与えて超音波振動子110aを駆動し(同図
(c))、周波数f2 のパルスのエコーを受信する(同
図(c’))、ということ繰り返す。
【0072】そして、周波数f1 のパルスのエコーは、
バッファアンプ226aで増幅後フィルター227aで
周波数f1 の成分が分離され、A/D変換器228a画
像データに変換される。また、周波数f2 のパルスのエ
コーは、バッファアンプ226bで増幅後フィルター2
27bで周波数f2 の成分が分離されA/D変換器22
8bで画像データに変換される。これら周波数f1 の成
分及び周波数f2 の成分は、デジタルスキャンコンバー
タ240およびD/A変換器250でアナログのビデオ
信号に変換され、周波数f1 の成分の超音波像及び周波
数f2 の成分の超音波像がモニタ260に表示される。
【0073】この様に、周波数f1 ,f2 で駆動するの
を交互に行うことで、2つの周波数f1 ,f2 の超音波
像を同時に得ることができる。
【0074】グランドライン110cのインピーダンス
がゼロであれば、周波数f1 ,f2で同時に超音波振動
子110a、110bを駆動し、これらの超音波像を同
時に得ることができる。実際にはグランドライン110
cには僅かながら存在するインピーダンスによって点A
の電位が変動し、僅かであるがクロストークが生じる。
これによって、周波数f1 ,f2 の超音波像の分離度の
低下のおそれがある場合、周波数f1 ,f2 での駆動を
交互に行うことで、周波数f1 ,f2 の超音波像の分離
度を向上させる事ができる。
【0075】なお、この実施例では、2個の振動子を3
本の配線(1.5往復)で駆動しているが、N個の振動
子を(N/2+1)本の配線((N/4+1/2)往
復)で駆動することが可能であり(単にN個の振動子を
それぞれ繋ぐと2N本必要であるが)、配線材を減少さ
せる事が可能となる。
【0076】図16は、上記プローブを用いた本発明の
超音波診断装置について第4の実施例の構成例を示した
ものである。
【0077】この実施例において、各構成要素は上記第
1乃至第3の実施例とほぼ同じである。この実施例で
は、プローブ210bの超音波振動子110a、110
bをグランドライン110cを共通に接続するととも
に、これらの振動子とトランス222との接続を切り替
えるスイッチS2と、パルサー224a,224bとト
ランス222との接続を切り替えるスイッチS2とを有
する点に特徴がある。
【0078】図17は、上記スイッチの構成の一例を示
したものである。
【0079】(a)の符号225は、スイッチS1又は
S2をオンにするためのパルス発生回路を示し、スイッ
チS1又はS2にはアナログスイッチを用いる。このパ
ルス発生回路225からのパルスはパルサー224aま
たは224bからのパルスに重畳されてスイッチS1又
はS2に与えられる。(b)は、スイッチング素子とし
てトランジスタTR1と抵抗,コンデンサC1を用いて
スイッチS1又はS2を構成した場合の例である。
【0080】パルス発生回路225からのパルスにパル
サー224aまたは224bからのパルスを重畳する
と、スイッチS1又はS2には図18(a)のような波
形の信号が与えられる。コンデンサC1には高周波成分
が除去された波形が現れ、パルス発生回路225からの
パルスがある間トランジスタTR1がオンになり、スイ
ッチがオン状態になる。
【0081】図19は、超音波振動子110a、110
bを駆動するための周波数f1 ,f2 のパルスを与える
タイミングの時間シーケンスを示したものである。図1
8(a)のように、パルサー224aから周波数f1
パルスを与えて超音波振動子110aを駆動し、周波数
1 のパルスのエコーを受信した後、パルサー224b
から周波数f2 のパルスを与えて超音波振動子110a
を駆動し、周波数f2のパルスのエコーを受信する、と
いうことを繰り返す。即ち、超音波振動子110aの送
受信、超音波振動子110bの送受信を繰り返す。
【0082】そして、上記実施例同様、周波数f1 のパ
ルスのエコーは、バッファアンプ226a、フィルター
227a、A/D変換器228aで周波数f1 の成分が
分離後画像データに変換し、また、周波数f2 のパルス
のエコーは、バッファアンプ226a、フィルター22
7a、A/D変換器228aで周波数f1 の成分が分離
後画像データに変換しされる。そして、デジタルスキャ
ンコンバータ240およびD/A変換器250でアナロ
グのビデオ信号に変換され、周波数f1 の成分の超音波
像及び周波数f2 の成分の超音波像がモニタ260に表
示される。
【0083】この様に、上記実施例同様、周波数f1
2 で駆動するのを交互に行うことで、2つの周波数f
1 ,f2 の超音波像を同時に得ることができ、配線材を
減少させる事が可能となる。
【0084】
【発明の効果】本発明請求項1にかかる超音波プローブ
によれば、カテーテル内の先端側に第1の超音波振動子
及び第2の超音波振動子をカテーテル内の長手方向に配
置することにより、より細く形成する事ができる。これ
によってプローブを差し替えること無く、狭いところで
も超音波プローブを差し込んで、高分解能で深部観察を
一本のプローブで実現することができる。
【0085】本発明請求項2にかかる超音波プローブに
よれば、第1の超音波振動子をカテーテルの先端側に配
置することにより、先端部を細くすることが可能になる
ので、狭搾の観察が可能となる。
【0086】本発明請求項3にかかる超音波プローブに
よれば、カテーテルの先端側を細くすることにより、先
端硬性部を小さくする事ができる。
【0087】本発明請求項4にかかる超音波プローブに
よれば、高度狭搾の曲がった部分に入りやすくし、より
長い区間の高度狭搾の観察が可能となる。
【0088】本発明請求項5にかかる超音波診断装置に
よれば、第1及び第2の超音波振動子に幅の狭い駆動パ
ルスを与えることにより、第1及び第2の超音波振動子
からはそれに応じた振動周波数の超音波が出力される。
第1及び第2の超音波振動子でエコーを受信するわけで
あるが、受信したエコーには、第1及び第2の超音波振
動子の振動周波数の成分が混ざっており、送受信部で第
1の超音波振動子の振動周波数の画像データ及び第2の
超音波振動子の振動周波数の画像データに変換される。
【0089】そして、第1の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像と、第2の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像とが表示される。この様に、複数の振
動周波数の超音波像を得ることができる。
【0090】本発明請求項6にかかる超音波診断装置に
よれば、第1及び第2のパルサーそれぞれから第1及び
第2の駆動パルスをともに第1及び第2の超音波振動子
に与え、第1及び第2の超音波振動子でエコーを受信す
る。受信したエコーには、第1及び第2の超音波振動子
の振動周波数の成分が混ざっており、送受信部で第1の
超音波振動子の振動周波数の画像データ及び第2の超音
波振動子の振動周波数の画像データに変換される。
【0091】そして、第1の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像と、第2の超音波振動子の振動周波数
の成分の超音波像とが表示される。この様に、複数の振
動周波数の超音波像を得ることができる。
【0092】本発明請求項7にかかる超音波診断装置
は、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとは交互に切
り替えることにより、クロストークを抑えることができ
る。
【0093】本発明請求項8、10、11にかかる超音
波診断装置によれば、超音波プローブの第1及び第2の
超音波振動子の端子の一方が共通のラインに接続し、第
1の駆動パルス及び第2の駆動パルスをそれぞれ別々に
第1及び第2の超音波振動子に与えるようにすることに
より、複数の振動周波数の超音波像を得ることができ
る。
【0094】本発明請求項9にかかる超音波診断装置に
よれば、第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとは、交
互に切り替えることにより、クロストークを抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波プローブの第1の実施例を示し
た図。
【図2】冠動脈105の狭搾部位106の観察を示した
図。
【図3】大血管の血管壁107の観察を示した図。
【図4】本発明の超音波プローブの第2の実施例を示し
た図。
【図5】第2の実施例のA断面を示した図。
【図6】第2の実施例のB断面を示した図。
【図7】本発明の超音波プローブの第3の実施例を示し
た図。
【図8】集束点でのビーム幅Wを求めるための図。
【図9】本発明の超音波診断装置の第1の実施例の構成
例を示した図。
【図10】超音波振動子駆動用のパルスの波形(a)、
超音波振動子110bから出力される超音波の波形
(b)、超音波振動子110aから出力される超音波の
波形(c)を示した図。
【図11】各部のスペクトラムを示す図。
【図12】第2の実施例の構成例を示した図。
【図13】第2の実施例の場合の各部のスペクトラムを
示す図。
【図14】第3の実施例の構成例を示した図。
【図15】第3の実施例の場合のパルスを与えるための
タイミングチャートを示した図。
【図16】第4の実施例の構成例を示した図。
【図17】スイッチの構成の一例を示した図。
【図18】スイッチS1又はS2に与える信号波形を示
した図。
【図19】第4の実施例の場合のパルスを与えるための
タイミングチャートを示した図。
【図20】IVUSにもちいられるプローブの一例を示
す図。
【図21】IVUSにもちいられるプローブを用いた超
音波診断装置を示す図。
【図22】振動子の超音波送受信のための回路の一部を
示した図。
【符号の説明】
130 カテーテル 110a,110b 超音波振動
子 120a,120b トルクワイヤ 210 超音波プ
ローブ 220 送受信部、 224,224a,224b パ
ルサー 240 デジタルスキャンコンバータ 250 D/A
変換器、260 モニタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテル内の先端側に配置された第1
    の超音波振動子と、 この第1の超音波振動子に対して前記カテーテル内の長
    手方向に配置され、第1の超音波振動子よりも低い振動
    周波数の第2の超音波振動子と、 前記第1及び第2の超音波振動子の回転駆動用の回転力
    を伝達するためのトルク伝達材とを備えてなる超音波プ
    ローブ。
  2. 【請求項2】 前記第1の超音波振動子は、前記カテー
    テルの先端側に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 前記第1の超音波振動子は、前記第2の
    超音波振動子よりも小さく、前記カテーテルの先端側が
    細くなっていることを特徴とする請求項1乃至2記載の
    超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 前記第1の超音波振動子は、前記第2の
    超音波振動子とは前記トルク伝達材からの回転力を伝達
    するトルクワイヤで繋がれていることを特徴とする請求
    項1乃至3記載の超音波プローブ。
  5. 【請求項5】 超音波ビームを前記カテーテルの回りに
    機械的に走査させて超音波像を得るための超音波診断装
    置において、 第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも
    低い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、前記第
    1及び第2の超音波振動子が並列に接続された超音波プ
    ローブと、 前記第1及び第2の超音波振動子に幅の狭い駆動パルス
    を与えるパルサーと、 前記超音波プローブからのエコーのうち前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分を受信して画像データに変
    換するとともに、前記第2の超音波振動子の振動周波数
    の成分を受信して画像データに変換する送受信部とを有
    し、 前記画像データをビデオ信号に変換し、前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、前記第2の
    超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
    るための手段とを有する事を特徴とする超音波診断装
    置。
  6. 【請求項6】 超音波ビームを前記カテーテルの回りに
    機械的に走査させて超音波像を得るための超音波診断装
    置において、 第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも
    低い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、前記第
    1及び第2の超音波振動子が並列に接続された超音波プ
    ローブと、 前記第1の超音波振動子の振動周波数に最適化された第
    1の駆動パルスを与える第1のパルサーと、 前記第2の超音波振動子の振動周波数に最適化された第
    2の駆動パルスを与える第2のパルサーと、 前記超音波プローブからのエコーのうち前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分を受信して画像データに変
    換するとともに、前記第2の超音波振動子の振動周波数
    の成分を受信して画像データに変換する送受信部とを有
    し、 前記画像データをビデオ信号に変換し、前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、前記第2の
    超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
    るための手段とを有する事を特徴とする超音波診断装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の駆動パルスと前記第2の駆動
    パルスとを切り替えて前記超音波プローブに与えるため
    のスイッチをさらに有し、 前記第1の駆動パルスと第2の駆動パルスとは交互に切
    り替えて前記超音波プローブに与えられる事を特徴とす
    る請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 超音波ビームを前記カテーテルの回りに
    機械的に走査させて超音波像を得るための超音波診断装
    置において、 第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも
    低い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、前記第
    1及び第2の超音波振動子の端子の一方が共通のライン
    に接続された超音波プローブと、 前記第1の超音波振動子の振動周波数に最適化された第
    1の駆動パルスを与えるための第1のパルサーと、 前記第2の超音波振動子の振動周波数に最適化された第
    2の駆動パルスを与えるための第2のパルサーと、 前記超音波プローブからのエコーのうち前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分を受信して画像データに変
    換するとともに、前記第2の超音波振動子の振動周波数
    の成分を受信して画像データに変換する送受信部とを有
    し、 前記画像データをビデオ信号に変換し、前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、前記第2の
    超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
    るための手段とを有する事を特徴とする超音波診断装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の駆動パルスと第2の駆動パル
    スとは、交互に切り替えて前記超音波プローブに与えら
    れる事を特徴とする請求項8記載の超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 超音波ビームを前記カテーテルの回り
    に機械的に走査させて超音波像を得るための超音波診断
    装置において、 第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも
    低い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、前記第
    1及び第2の超音波振動子の端子の一方が共通のライン
    に接続された超音波プローブと、 前記第1の超音波振動子のもう一方の端子と前記共通の
    ラインを介して前記第1の超音波振動子の振動周波数に
    最適化された第1の駆動パルスを与えるための第1のパ
    ルサーと、 前記第2の超音波振動子のもう一方の端子と前記共通の
    ラインを介して前記第2の超音波振動子の振動周波数に
    最適化された第2の駆動パルスを与えるための第2のパ
    ルサーと、 前記超音波プローブからのエコーのうち前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分を受信して画像データに変
    換するとともに、前記第2の超音波振動子の振動周波数
    の成分を受信して画像データに変換する送受信部とを有
    し、 前記画像データをビデオ信号に変換し、前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の成分の超音波像と、前記第2の
    超音波振動子の振動周波数の成分の超音波像とを表示す
    るための手段とを有する事を特徴とする超音波診断装
    置。
  11. 【請求項11】 超音波ビームを前記カテーテルの回り
    に機械的に走査させて超音波像を得るための超音波診断
    装置において、 第1の超音波振動子と、この第1の超音波振動子よりも
    低い振動周波数の第2の超音波振動子とを有し、前記第
    1及び第2の超音波振動子の端子の一方が共通のライン
    に接続された超音波プローブと、 前記第1の超音波振動子のもう一方の端子と前記共通の
    ラインを介して前記第1の超音波振動子の振動周波数に
    最適化された第1の駆動パルスを与えるための第1のパ
    ルサーと、 前記第2の超音波振動子のもう一方の端子と前記共通の
    ラインを介して前記第2の超音波振動子の振動周波数に
    最適化された第2の駆動パルスを与えるための第2のパ
    ルサーと、 前記第1の駆動パルス及び前記第2の駆動パルスを前記
    超音波プローブに与える為のトランスと、 前記第1の超音波振動子及び前記第2の超音波振動子と
    前記トランスとの接続を切り替える第1のスイッチと、 前記第1のパルサー及び前記第2のパルサーと前記トラ
    ンスとの接続を切り替える第2のスイッチと、 前記超音波プローブからのエコーを受信して画像データ
    に変換する送受信部とを有し、 前記画像データをビデオ信号に変換し、前記第1の超音
    波振動子の振動周波数の超音波像と、前記第2の超音波
    振動子の振動周波数の超音波像とを表示するための手段
    とを有する事を特徴とする超音波診断装置。
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